1942年7月5日、本州南方海上で、SS Plungerが給油艦石廊を、ついでその3ヘクス北方でSS Pollackが給油艦早鞆を雷撃し、ともに魚雷は命中しましたが不発でした。2隻の給油艦は同じTFに所属していて進行方向は北北東ですから、神戸あたりに向けて重油(または原油)を輸送していたのだと思われます。不発でさえなければ積み荷が火災を起こして沈没確実だったんですが、残念です。
今日はマカッサル海峡の北出口をパトロールしているSS KXIIがASW TFに見とがめられてSC Ch 22から爆雷攻撃を受けました。ここはバリクパパンで産出された重油・原油をトラックなど南東方面や本土に搬出するルートにあたっていて、日本側も連合軍潜水艦が潜伏していることを充分に承知しています。しかもここはチョークポイントにしては珍しく深海ヘクスなので、日本の爆雷で連合軍潜水艦にダメージを与えることが難しくなっています。連合軍としては日本側がここを避けてボルネオの南側から南シナ海に迂回してくれれば、それだけでもパトロールの効果ありと判断するところですが、今のところお相手の方はこのルートの利用を忌避してはいません。というのも、実は6月26日にこのヘクスでSS Snapperが給油艦石廊を雷撃し、魚雷は命中したが不発というエピソードがあったのです。給油艦石廊ということは今日本州南方で遭遇したTFなわけで、どうもこのTFへの魚雷は爆発しない運命のようです。
中国では日本軍地上部隊が前進を続けていますが、陸戦はありませんでした。かわりに重慶に零戦(A6M2 Zero) 20機のsweepがありました。7月3日の空戦で中国軍のH81-A3(P-40の輸出バージョン)がいい仕事をしたので、叩いておかなければと感じたのだと思います。重慶上空ではH81-A3 23機が迎撃しましたが、H81-A3の9機(被撃墜 7、Ops loss 2)損失に対して零戦は3機(被撃墜 3)だけと、今日はかなりやられてしまいました。7月3日はLRCAPどうしの対決でしたが、今日はsweeper対CAPだったので、こんな結果になったのだろうと思います。今日の結果からすると、そろそろ重慶爆撃が始まるかも知れません。
東部蘭印では、ダーウィンからB-17E Fortress 3機がSaumlakiの港湾爆撃を実施しました。Saumlakiには飛行場がないので、港を爆撃したわけですが、Port hits 1、Port supply hits 2の命中弾がありました。Doboを占領して、その次はここSaumlakiを空挺作戦(アンボン、クーパンなどに陸攻がいて上陸作戦を行うのはまだ無理)で攻略しようと考えています。その準備として、fortificaitonの増強工事を妨害するために港湾爆撃を実施しました。ダーウィンに配置してあるB-17Eは8機だけと少なく、このままでは効果不十分な感じですので、明日からはBathurst Islandの戦闘機の護衛で、ダーウィンのB-26も爆撃に行かせようと思います。
さて、空挺作戦で占領したDoboですが、降下した海兵隊第2空挺大隊はなるべく早くダーウィンに帰還させたいと思っています。空挺作戦を実施可能なユニットは貴重なので、Doboのような僻地で守備業務につかせておくわけにはいきません。ただ、日本の部隊が残ったまま帰還させると、折角占領したDoboを日本側に奪還されてしまうので、まずは日本軍を処理が必要です。そこで今日はDeliberate attackを指示しておきました。
ところがリプレイのDoboで最初に生起した陸戦は日本側のShock attackでした。このゲームでは日本側の指示の方が先に処理されるルールなので、日本側が攻撃指示を出してあれば、連合軍より先にそれが処理されるのは当然ですが、まさか攻撃されるとは思っていなかったので驚きました。素のAVは日本側 14:海兵隊 25でしたが、修正AVは1:25となり防衛に成功しました。日本側もこのShock attackで奪還できると思っていたわけではないと思います。それではなぜ攻撃したのか?
日本側の部隊はI/19th Naval Guard Unitという、海軍の第19警備隊の片割れのユニットです。このまま海兵隊大隊の再度の攻撃を受けてジャングルヘクスに押し出されると、朽ち果てるまでにかなりの時間がかかってしまいます。それよりいっそのこと全滅させてもう片方のII/19th Naval Guard Unitというユニットに補充を受けさせれば、第19警備隊本体として早めに再建することができ好都合という判断があったのだろうと思います。生身の人間で構成された部隊に自殺目的の突撃を指示するのは非人道的だと思いますが、電子の兵隊さんたちもその家族も文句を言うわけではありませんから、ゲーム的にはありだと思います。
次の連合軍のDeliberate attackの時には、海兵隊側の素のAVは25のままでしたが、日本側は8に減少していました。この戦いも修正AV7:1で連合軍側の勝利で、2回の戦闘で日本側のdevice 2個が破棄され11個がdisabledになりましたが、I/19th Naval Guard UnitはしぶとくDoboのヘクスに踏みとどまり、生き残ってしまいました。海兵隊側も空輸された部隊なので重火器はなく火力に欠けることと、日本側の根性とが、こういった結果をもたらしたのでしょう。連合軍側は明日も攻撃するよう指示しましたが、はたして日本側はどうするつもりでしょう。明日も日本側からの攻撃があると、みなさんは思われますか?
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