2015年4月7日火曜日

戦艦山城に魚雷1命中


1943年2月4日、サイパンの南東でSS Tunnyが日本のコンボイを攻撃し、xAK Wales Maruに命中した魚雷が不発に終わったという一件だけで夜のフェーズの戦闘は終了してしまいました。2日も続けて移動中の様子を哨戒機に目撃されたので、テルナテへの艦砲射撃は中止になったのかなと思いました。

ところが、夜が明けてからやってきたのです。BB陸奥・山城・伊勢、CA三隈・古鷹、CL名取・由良、DD満潮・峯雲・有明・暁という堂々たる布陣で接近し、テルナテでパトロールしていた米駆逐艦DD Cummings、Smith、Cassinの3隻(各1450トン、VP 6)に殴り掛かってきました。昨夜はmoonlight 0%の闇夜でしたから、レーダーで先に発見すればチャンスがあったでしょうが、視程2万7000ヤードの昼戦では手の出しようがありません。日本艦隊は2万6000ヤードで砲門をひらき、DD Smith、Cassinは間もなく沈没。DD CummingsがBB陸奥に一発命中させて逃走することに成功しましたが、駆逐艦の豆鉄砲ですから陸奥にダメージを与えてはいないでしょう。続けてテルナテのヘクスでもう一度戦闘が始まり、DD Cummingsも沈没してしまいました。闇夜という悪条件を避けて昼の艦砲射撃を選ぶとは、敵ながらあっぱれです。

セレベス島の北からテルナテに至る海域でパトロールしていた潜水艦も大した働きをしてくれなかったし、このまま艦砲射撃を済ませ無事に帰還してしまうのかなと思いながらリプレイをみていたところ、午後のフェーズになって最後の罠、雷装のカタリナ飛行艇がバチャン島から出撃しました。機数はわずかに5機。AI指揮官は5機すべてにBB山城を狙わせることにしたようですが、良い判断でした。4機は対空砲火に妨害され攻撃を成功させることは出来ませんでしたが、1機の魚雷がみごとBB山城に命中。これで連合軍側の溜飲も下がったというものです。ただ、以前、戦艦ワシントンに魚雷1命中だが...のエントリーで紹介したように、1943年1月18日に九六陸攻の魚雷の命中したはずのBBワシントンがかすり傷一つ負わなかったような事例もあるので、本当にダメージを与えることができているのか、かなり気になりました。

日本の艦隊は予想通りテルナテに艦砲射撃を実施しました。被害をあらわす黒煙がBB山城から上がっているかどうか注視しましたが、BB山城はアニメに登場しませんでした。ということは、少なくとも艦砲射撃に参加できないくらいのダメージを与えたことは確実なわけで、満足しました。他方、BB伊勢・陸奥、CA古鷹・三隈、CL由良・名取による艦砲射撃の被害はというと、Airbase hits 5、Airbase supply hits 7、Runway hits 26、Port hits 29、Port supply hits 4に加えて、地上部隊のdevice 22個が破壊され、37個がdisbaledになりました。(地上部隊手持ちのサプライ以外に)3124トンあったサプライの在庫は一掃され、今日の時点で飛行場サービス施設に40、滑走路に62、港に37のダメージが残っています。テルナテには工兵分隊69と工兵用車輛14台がいますが、修理には10日くらいかかるのではないでしょうか。

というわけで、手負いのBB山城がどの辺まで移動したか、とどめをさすことができそうか、興味津々でリプレイ後のマップをみてみました。テルナテのヘクスには艦砲射撃を終えたTF一つしかいません。周囲をみまわすと、テルナテから北東距離9ヘクスに艦種不明の1隻が東に向けて航行中です。これがBB山城?でも、山城はフルスピードでも半日で9ヘクスも移動できないはず。リプレイをもう一度確認してみたところ、カタリナ攻撃画面の脇にもこのTFは表示されているので山城ではあり得ません。またリプレイ終了後のマップでこのヘクス85, 98にカーソルをあわせると、艦種不明の1隻と表示されますが、リプレイ中には”PBY-5 Catalina sighting report: Japanese DD at 85,98 near Peleliu , Speed 3 , Moving East ”と表示されていたので、駆逐艦かなにかの小艦艇なのでしょう。

となると、沈没艦リストのBB Yamashiro、Sunk Device 22in Mk 13 Torpedo、VP 196、Tonnage 38536という記載が俄然、真実味を帯びてきます。でも魚雷1本で戦艦が沈むなんてことがあるんでしょうか?リプレイをみなおすと”Explosion Below Water Line”と表示されています。魚雷や爆弾が命中したからといっていつもこう表示されるわるわけではないので、このexplosionの意味するところは魚雷の爆発ではありません。つまり弾薬庫に火が入って爆発したとかそんな意味なのかなと。弾薬庫で爆発が起きれば陸奥のように沈没してもおかしくはないですよね。

さて、3隻の駆逐艦が犠牲となった2回の戦闘に時間を費やしたため、日本のTFはテルナテのヘクスに留まったままです。フルスピードでもテルナテから距離7~8ヘクスで明日の夜明けを迎えることになります。バチャン島には今日攻撃した飛行隊の他にもう一隊カタリナを移動させました。またちょうど今日、バチャン島の飛行場の規模が1になったので、アルバコア12機も移動させてみました。雷装のアルバコアが攻撃できる距離6ヘクス以内にいてくれるとは思えませんが、カタリナの方は明日も可能性があります。でも、きっと合計300機以上の戦闘機を搭載した空母TFがエアカバーを提供しに出てきて、攻撃敢行までにはいたらないかとは思いますが。

ビルマではペグーに二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 39機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 71機の空襲がありました。ペグーの高射砲ユニットはしっかりしているので、それを怖れてか今日は高度2万フィートからの爆撃でした。それでも百式重爆 6機がダメージを受け、しかも高高度からの水平爆撃ということで飛行場に命中弾はありませんでした。

中国では西域につながる森林ヘクスにいる紅軍のHQユニットを百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 21機が爆撃し、deivce 13個がdisabledになっています。このあたりの中国軍ユニットは完全放置で、まったくいじってないんですが、何が気になったものか?一方、重慶への空襲はお休みで、地上部隊による砲撃のみで守備隊のdevice 5個破壊22個disabledという被害が出ました。また重慶西のヘクスの日本軍が重慶に向けての移動を開始しています。連合軍が楚雄、昆明に手を出し始めたので、実質的な影響はないにしても、せかされている気持ちにはなるでしょうね。

その楚雄(Tsuyung)と昆明ですが、楚雄にはP-43A-1 Lancer 7機がsweepし、双発爆撃機 45機(A-29 Hudson 7, A-29A Hudson 10, Hudson IIIa 16, Wellington Ic 12)と四発爆撃機 20機(B-17F Fortress 5, Liberator II 15)が空襲に向かいました。迎撃する日本戦闘機の姿はなく、心置きなく爆撃できたはずなのですが、戦果はAirbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 18と守備隊のdevice 2個disabledというもの。四発爆撃機の爆撃した飛行場のほうはまあまあにしても、守備隊に与えた損害は微々たるものです。混乱値・疲労値にはダメージを与えていてほしいものですが、実際のところどうなんでしょう。こんなんでは攻略はかなり難しそうです。また昆明にはB-17E Fortress 7機が飛んで飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 2、Runway hits 7のダメージを与えました。わずかな戦果ではありますが、地道に続けて行くしかありません。

東部ニューギニアではラエにオランダ空軍のB-25C Mitchell 12機が飛び、飛行場にAirbase hits 5
、Airbase supply hits 1、Runway hits 22の命中弾がありました。今日はお休みにするつもりで、ニューギニア東岸のTerapoにいた飛行隊には攻撃中止の指示を出しておいたのですが、オーストラリアにいるオランダの飛行隊に指示するのを忘れていたのです。幸いCAPがいなかったので大事には至りませんでした。このB-25Cは蘭印の失陥後、オーストラリアに増援されてきたものです。オランダ空軍用のB-25Cの配給は今後なく、潤沢な在庫は開戦時に使われていた旧式機ばかりrestrictedなのでずっとオーストラリアにいます。

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