1943年2月3日、きのうマカッサル海峡を北上していた日本の水上戦闘TFは、テルナテ島の北5ヘクスのフィリピン海に移動していました。哨戒機は戦艦4、巡戦1、重巡3、軽巡1と報告してきましたが、そんな大艦隊ではなく、きのう潜水艦の目撃した戦艦山城などおなじみのメンバーだと思われます。このあたりに出現することを予想し、雷撃でお出迎えしようとカタリナ飛行艇1個飛行隊12機と、アルバコア雷撃機2個飛行隊を昨日テルナテに移動させておきました。バチャン島には奪回したばかりの頃にcommand radius 5のAir HQの配置が済ませてあり、またバチャン島からテルナテまでの距離は2ヘクスしかありませんから、これで雷撃の準備は完了です。日本の水上戦闘TFまでの距離5ヘクスというのは雷撃にはもってこいなので期待しながらリプレイをみましたが、飛んでくれませんでした。実はその東側に日本の機動部隊が出現したのです。この機動部隊と水上戦闘TFとの距離は4ヘクスですが、CAPかLRCAPしている可能性を考慮してカタリナとアルバコア飛行隊のAI指揮官は自重したのだと思われます。アルバコア1機が機動部隊上空でCAPに撃墜されていますから妥当な判断といわざるを得ません。
機動部隊は先日と同じく2つのTFから構成され、ひとつは空母6、戦艦1、水上機母艦1で搭載機が戦闘機114、爆撃機259、その他22。もうひとつは空母2、重巡2、水上機母艦2で搭載機が戦闘機102とその他9。後者の水上機母艦2隻はたぶん軽空母で、軽空母4隻が各27機ずつ戦闘機を搭載しCAPしているのだと思われます。艦砲射撃が来るのは早くてもあしたという予想はその通りでしたが、それより早く機動部隊の方からテルナテの連合軍TF上空に零戦(A6M5b Zero) 71機の護衛で、九七艦攻(B5N2 Kate) 33機と九九艦爆(D3A1 Val) 18機が飛来しました。
迎撃したのは、テルナテ飛行場配備のP-39D Airacobra 8機とテルナテで揚陸中のTFのLRCAPを指示してあったボエラ配備のF4F-4 Wildcat 2機です。一般的にCAP>護衛戦闘機ではありますが、71機対10機では勝負にならず、P-39D 5機(被撃墜 1、Ops loss 1)とF4F-4 1機(被撃墜)を失い、零戦は5機がOps lossになっただけでした。九七艦攻と九九艦爆には被害はなく、各33機と18機が、駆逐艦4隻のASW TFに向けて雷撃、急降下爆撃を敢行しました。さぞや大きな被害が出るだろうと心配しながらアニメを見たのですが、命中したのはDD Tuckerへの250kg爆弾1発のみでした。DD TuckerはSys 34, Flt 17(7), Eng 10(4)の中破ではありますが、26ノットで航行できるので逃走には支障なさそうです。というわけで、機動部隊の航空攻撃を受けましたが、沈没した艦船は0でした。
これまでのプレイ経験から、駆逐艦、特にアメリカの駆逐艦を航空攻撃で沈めるのはかなり難しいことだと感じています。爆撃機を200機以上搭載しているのですから全力で攻撃隊を発進させれば駆逐艦4隻とも沈没していたかも知れませんが、51機では不足でした。また、同じテルナテのヘクスにはこの駆逐艦 4隻のTFのほかに、AP(兵員輸送艦)とAK(貨物輸送艦)各1隻と護衛のSC(駆潜艇)のコンボイがいたので、こちらの方を攻撃していれば3隻とも沈んでいたことでしょう。コンボイからははまだ高射砲3門など積み荷の一部しか降ろせていませんが、このまま留まっていると艦砲射撃TFに沈められてしまうので、DD Tuckerといっしょに避難させることにしました。また、飛行場のP-39D、カタリナ、アルバコアもボエラに避難です。しかし、駆逐艦Cassin、Cummings、Smithの3隻はこのヘクスに留まって艦砲射撃TFを迎え撃とうと思います。今日はmoonlight 0%ですから、もしかするとラッキーヒットが狙えるかもしれないので。
ラッキーヒットといえば11月12日にアンボンに艦砲射撃に出かけてSSX Ha-7の攻撃で被雷した戦艦North Carolina(37484トン)ですが、今日ようやくケープタウンに到着しました。オーストラリア西岸で修理できる分はすべて修理してからケープタウンに向かい、すでにあれから3ヶ月近くが経過しています。ドックに入れて修理にかかる日数の見積もりを表示させてみたところ、135日。1842年11月のアップグレードの15日ともあわせると、5ヶ月ものドック入りです。8万トン分しか容量のないケープタウンのドックをこんなに長く占拠してしまうのはまずいかなとも思いましたが、アメリカ東海岸やイギリスに回航すると往復でさらに2ヶ月近く余分にかかってしまいますから、このままケープタウンで修理することにしました。
連合軍はボエラからメナドにB-25C Mitchell 16機が飛び、地上部隊の爆撃を実施しました。戦果はdevice 5個をdisabledにしただけですが、一番知りたかった守備隊の名前が判明しました。メナドにいたのは1st Sasebo SNLF Coyでした。もう一部隊いると思うのですが、表示されたのは2波とも佐世保第一特別陸戦隊の中隊ということで、もう一つ存在しているとしても、歩兵ではなく飛行場部隊か設営部隊でしょう。守っているのが中隊規模なら、爆撃で叩いた後に空挺作戦で奪回できるかも知れません。とはいっても、機動部隊がいなくなってからの話ですが。
ニューギニアでは連合軍がラエに空襲を実施しました。戦闘機59機(F4U-1 Corsair 19, F4F-3 Wildcat 13, P-40K Warhawk 27)がsweepし、その後P-40K Warhawk 19機の護衛で双発爆撃機17機(Beaufort V 9, B-25C Mitchell 8)と四発のB-17D Fortress 9機が飛行場を爆撃しました。ラエ上空では二式戦41機(Ki-44-IIa Tojo 22, Ki-44-IIc Tojo 19)にされ、20機近く(他の地域の空戦もあったので正確な数は不明)の二式戦を撃墜しましたが、連合軍機にも20機(コルセアを6機も)ほどの損害が出ました。爆撃の戦果はAirbase hits 12、Airbase supply hits 2、Runway hits 33で、ラエの飛行場を制圧したとまではいえず、今後も同じような空襲を繰り返す必要がありそうです。もっとも日本側もラエ飛行場を守ることは難しいと判断しているようで、地上で破壊された二式戦は0機。迎撃した二式戦はLong IslandからのLRCAPと思われます。
重慶には今日も九九艦爆(D3A1 Val) 78機、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 169機、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 9の被害と、地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 15個が破壊され、125個がdisabledになっています。
ビルマではイラワジ川右岸を南下中の英第7機甲旅団は今日も二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 72機、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 109機に襲われ、device 11個破壊、43個disabledの被害を受けました。はじめのうちはsupoortのdeviceばかりの被害でしたが、だんだんと戦車にも被害が出てきてもうぼろぼろです。
マグエの日本軍に東への移動を示すアイコンがついています。Taung Gyiの増援に向かうのだと思われますが、マグエの対岸に連合軍ユニットが新たに出現したのをみて、どう感じるでしょうか。この米第43歩兵師団はPromeにむけ南下する予定でしたが、マグエに向けて渡河する動きをみせ反応をみてみようかと思います。
連合軍は雲南省昆明への初空襲を実施しました。第一波で到着したのは保山からのsweeperではなく、レドからのHudson IIIaと A-29A Hudsonでした。前日の偵察では雲南飛行場に機影は見えないと報告されていましたが、一個飛行隊程度を移動させたようで二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 4機がCAPしていました。Hudson IIIaは2機が撃墜されてしまいました。その後、保山から戦闘機39機(Kittyhawk I 15, P-40E Warhawk 24)がsweepし、Kittyhawk 1機がOps lossになったのと引き換えに複数の二式戦を撃墜してくれています。飛行場の方は双発爆撃機38機(A-29A Hudson 3, Hudson IIIa 20, Wellington Ic 15)と四発爆撃機52機(Liberator II 27, B-17E Fortress 13, B-17F Fortress 12)が爆撃し、Airbase hits 56、Airbase supply hits 8、Runway hits 126の被害を与え、地上で5機を破壊することができました。これで昆明の飛行場はかなり長期間使用不能が続くことでしょう。この近辺に日本の飛行場はありませんから、昆明と楚雄を連合軍の空襲から守るのはかなり困難なはずです。もっとも時には本気のLRCAPでCAPトラップを仕掛けたりなどの悪さをしないとも限りませんから、空襲に少数のsweeperか護衛をつけることは必要でしょうが。
ビルマ発の攻勢の次の攻略目標である楚雄(Tsuyung)では、日本側の戦力を見定めるための砲撃を実施してみました。連合軍は2万5千余名で素のAVが1006。日本側守備隊は歩兵聯隊1、歩兵旅団1、戦車聯隊、独立野砲兵聯隊2と建設部隊2で8700名、AV 311。部隊数の割りに兵員数が少ないのは、完全充足している部隊が少ないということでしょうか。ともあれ、山岳地形で防御施設の後ろに立て篭る守備隊を排除するには現状の兵力では難しそう。これから連日の空襲を加え、柔らかくなった頃に攻撃を仕掛けてなんとかなるかな。
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