2015年5月31日日曜日

メナド港の貨物船を撃沈

1943年3月4日、日本側の空襲は今日も温州とセブ島に対するものだけでした。あの300機以上の重爆隊はどこに行ったのでしょう。充分に休養させてから移動というつもりなのでしょうか。

連合軍はボエラからB-25C Mitchell 46機がメナドの空襲にむかい、Airbase hits 6、Airbase supply hits 3、Runway hits 14、Port hits 7、Port supply hits 1のダメージを与えました。また、港にdisbandしていたxAK Yamazato Maru(6400トン、VP 13)には今日も500ポンド爆弾2発が命中して撃沈することが出来ました。

きのう4隻の駆逐艦の襲撃でPTボート9隻が沈められたビマですが、日本側の艦砲射撃がそろそろある頃かなと感じたので、あらたにPTボート4隻を召喚しました。きのうは日本のTFをみかけなかったマカッサルに、今日は空母2戦艦1重巡1軽巡2駆逐艦4が目撃されています。やはり艦砲射撃が目的でしょうね。空母2とありますが、TFの搭載機は戦闘機0爆撃機0その他9と表示されているので、本物の空母ではないようです。

連合軍はアンボンの北西隣のNamleaに5つのTFを集結させました。5つをあわせると重巡1軽巡9防空巡2駆逐艦24という陣容です。この海域に日本側が配備している水上戦闘艦に比較すると、小さな艦ばかりなので、大人しくアンボンを艦砲射撃すべきかも知れません。でも今夜はmoonlight 0%ですし、またこの5つのTFのうちDLが表示されているのは2つだけで、それも4/6と1/1だけですから、日本側の得ている数や艦種に関する情報はかなり不確かだろうと思います。というわけで、サプライズを狙ってケンダリーに向かわせることにしました。ケンダリーには戦艦2重巡3軽巡2がいるそうです。連合軍水上戦闘艦の多くが沈んでも、日本側に損傷を負わせしばらくドックに入ってもらうことができれば大成功かなという目論見です。沈められるばかりでほとんど戦果がなく、しかも帰り道に陸攻や艦爆の空襲で全滅ということにならないといいのですが。

2015年5月28日木曜日

ビマのPTボート、駆逐艦に一掃される

1943年3月3日、ビマにDD黒潮、夏潮、舞風、磯風の駆逐艦4隻が殴り込みにやって来ました。目的はPTボート退治です。moonlight 10%の昨夜、戦艦や重巡にとっては侮れない相手のPTボートも駆逐艦が相手では勝負になりません。ビマのヘクスで5隻が沈められ、なんとか遁走に成功した4隻も、ビマの北西のヘクスで捕捉されすべて沈められてしまいました。きのうのエントリーではPTボートを退治するには急降下爆撃ではなく戦闘機の機銃掃射をと書きましたが、このてがありましたね。

連合軍はボエラからB-25C Mitchell 47機がメナドに向かい、飛行場と港にAirbase hits 5、Airbase supply hits 7、Runway hits 41、Port hits 6、Port fuel hits 1、Port supply hits 2の被害を与えています。また2月24日、ボエラで揚陸作業中にアルバコアの500ポンド爆弾が2発命中し港にdisbandされていたxAK Yamazato Maruにもまた500ポンド爆弾が2発命中しました。今日の沈没艦船リストには載せられていませんが、沈んでいてもおかしくないと思います。また、メナドからはるか東方のフィリピン海には西に向かって航行する日本の哨戒艇3隻のTFが目撃されています。これは何が目的なのでしょう?

東部ニューギニアではLong IslandからTerapoに二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 76機のsweepがありました。先月は300機ちかくの戦闘機を失い、東部ニューギニアにまでまわす余裕がありません。今日のTerapoにもCAPをあげていなかったので、このsweepは空振り。地上部隊も含めこの方面での攻勢はしばらくお休みするつもりなので、爆撃でもなんでもお好きにどうぞといった感じです。連合軍としては爆撃よりも、日本軍地上部隊がワウにやって来ることの方が怖ろしいのですが、ラエの部隊のアイコンを見ると北西に移動しているようで一安心ではあります。

今日の主な戦闘はこのくらいで、あとは中国の温州とフィリピンのセブ島に空襲があったくらいです。温州とセブ島への空襲はふだんと同じくらいの規模で、参加する爆撃機の数は特に増加してはいませんでした。重慶への空襲が不要になって余裕が出来た日本陸軍の重爆撃機はどこに移動しているのでしょうか?やはりビルマか蘭印でしょうか。

2015年5月27日水曜日

1943年2月の成績

3月も2日になり重慶も陥落した後ですが、1943年2月の成績をまとめました。まず、艦船の沈没数ですが、連合軍31隻対日本側11隻ととんでもない差が付いています。日本側の沈没艦船リストの上位には戦艦山城、重巡加古、タンカー第三図南丸といった大物が並んでいますが、3隻とも沈んでいないと思います。連合軍側の沈没艦船が多かったのは、自軍支配の根拠地上空でも航空優勢を確保できず、それでも輸送を続けなければならない状況にあるからですね。それに今月は機動部隊が出てきましたし。

2月の飛行機の損失機ですが、連合軍580機、日本側706機とこれまでになく多い数でした。1月も双方ともに500機以上でしたが、それを上回り、これまでで最多なのではと思います。また、連合軍の損失機の方が多いものとばかり思っていましたが、あらためて集計してみると日本側の方が多く、驚きました。まあ、数的には日本側の方が多くても、連合軍は四発爆撃機や双発のP-38といった高級な機種の損失数が多いので、ちっとも喜べません。

機体の損失が多かっただけに、パイロットの死傷者数も多く、特に戦死者数はこれまでで最多となりました。連合軍側をプレイすると機体の配給数の少なさと補充の困難に悩まされますが、ことパイロットに関しては不自由を感じません。特にアメリカ軍は人材豊富で、戦闘機ならExp 60以上、Airスキル70以上、Defスキル60以上といったパイロットが多数、後方で待機しています。日本側だとこれほどのスキルのパイロットを前線の部隊に揃えるだけでも夢みたいな話ですけどね。じゃ、なぜ連合軍が空戦で苦労しているのか、理由はかなり明確なのですが、そのあたりはまたいつか。

2015年5月26日火曜日

重慶失陥

1943年3月2日、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 135機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 232機による空襲の後、総勢40万余名の兵員を要する日本軍の第8回の総攻撃によりとうとう重慶が陥落しました。ご覧の通り、日本側のVPグラフはぴょんと跳ね上がっています。きっと今日は日本中が提灯行列でお祝いでしょう。中国軍守備隊は蒋介石とともにすべて殲滅されました。重慶で本隊が消失したユニットのうち、空路で保山に脱出させてあった支隊は本隊に昇格しました。日本側が重慶に駐屯させなければならない守備隊の兵力がどのくらいなのかは知りませんが、40万人の大部分を南方などへ転出できるようになったことは間違いありません。この陸軍の移動にはかなりの日数がかかるでしょうが、これまで重慶を爆撃してきた九七重爆と百式重爆はすぐにでも南方に転用できるはずです。

蘭印ではP-38 68機(P-38E Lightning 18, P-38F Lightning 15, P-38G Lightning 35)と四発爆撃機 57機(B-17E Fortress 10, B-24D Liberator 26, B-24D1 Liberator 21)がアンボンの空襲にむかいました。予想通り、前日より多い88機もの二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていました。昨日のエントリーで心配したように、sweeperにあてた戦闘機の数が少なすぎたようで、ボエラからもsweepさせておくべきでした。sweeperのうち爆撃機よりも先に到着したのは29機だけで、四発爆撃機は72機もの二式戦に迎撃される羽目に陥ったのです。おかげで四発爆撃機を28機(B24D1 14, B24D 12, B-17E 2)、それにP-38も24機(F 12, G 10, E 2)を失う大敗を喫しました。アンボンの飛行場に与えたダメージはAirbase hits 10、Airbase supply hits 5、Runway hits 17だけですから、この敗戦は重慶失陥以上のショックでした。

そのほか、連合軍はボエラからソロンをAlbacore I 10機とB-25C Mitchell 35機で爆撃しPort hits 7とPort supply hits 1、またマノクワリをB-25C Mitchell 12機が爆撃しPort hits 7の被害を与えています。ソロン空襲にはマノクワリ空襲に参加した機数の6倍以上の爆撃機が参加しているのに、戦果が同じくらいになってしまうのはなぜなんでしょう。

日本側はマカッサルの九九艦爆(D3A1 Val) 72機がビマを襲いました。狙いはビマのヘクスでパトロールしているPTボート 9隻でした。戦闘機の護衛はついていませんでしたが、CAPもいなかった(CAPをあげてもsweepされて戦闘機を失うだけなので無防備にしてありました)ので72機すべてが急降下爆撃を敢行。それで命中弾はいくつかというとゼロでした。駆逐艦相手なら猛威を振るう急降下爆撃機も小さな魚雷艇を相手にするのは無理なようで、魚雷艇狩りには高度100フィートに設定した戦闘機に機銃掃射させるのがいいというのが定説です。さて、なぜこんなふうに魚雷艇をねらってきたかですが、久しぶりにビマの艦砲射撃を計画しているのではないでしょうか。今晩はmoonlight 10%ですし、魚雷艇がいては邪魔でしょうから。

2015年5月25日月曜日

原因不明の火災で貨物船が沈没

1943年3月1日、きのうに引き続き連合軍はアンボンの空襲を実施しました。昼前にボエラからのF4F-4 Wildcat 18機がアンボンに上空に到着すると、そこには二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 46機が待ちかまえていたのです。21戦隊と87戦隊の2つで46機という数の多さ、それに二式戦の航続距離とを考えると、LRCAPではなくアンボンに配置された機体だと思われます。いずれにせよ数的にはかなり劣勢な戦いではあり、二式戦4機(被撃墜3、Ops loss 1)と引き替えにワイルドキャット11機(被撃墜9、Ops loss 2)を失う大敗を喫してしまいました。

まあ第一陣のワイルドキャットがやられても、後続するP-38と四発爆撃機が始末してくれるだろうと期待してリプレイを見ていたのですが、悪天候のためクーパンからの部隊は出撃できませんでした。テルナテやバチャン島への輸送船団の安全な航行を確保するためにもアンボンは何とか叩いておかないとまずいので、明日もアンボン空襲を計画たのですが、ご覧の通りボエラのワイルドキャットは今日の戦闘でお疲れ。あしたはクーパンからのP-38と四発爆撃機だけでアンボンへ飛ぶわけですが、日本側がそれを読んで今日に倍する数の二式戦を準備したりするのではとこれを書きながらかなり心配になってきました。

ボエラからはメナドと西部ニューギニア北岸のソロンとマノクワリへも空襲を実施しました。メナドは飛行場を復旧させないため、ソロンは上陸したての日本軍守備隊に飛行場設営用の部隊が含まれているので飛行場を新設させないため。またマノワクリに日本軍部隊の存在は確認されていませんが、知らないうちに部隊を派遣され飛行場を新設されると面倒だと考えたからです。メナドの空襲にはB-17F Fortress 13機と四発爆撃機を奢ったので、 Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 30とまずまずの戦果でした。またマノクワリへはP-39D Airacobra 8機に護衛されたB-25C Mitchell 12機が向かい、Port hits 17、Port supply hits 1とまあまあの成績。しかし、ソロンに向かった戦爆連合55機の大編隊(P-39D Airacobra 10, Albacore I x 10, B-25C Mitchell 35)はわずかにPort hits 1、Port supply hits 1の命中弾を与えるにとどまりました。きのうのソロンへの空襲も乏しい戦果でしたが、Detection Levelが低かったことが影響したのではと考え、今日はきちんと偵察機を派遣しておきました。DLは7/8にも達していたのに、何が不足だったんでしょうか。こまったことです。

きのう日本の船団をフィリピン海で発見し、貨物船1隻をカタリナ飛行艇の雷撃で撃沈したことはすでに紹介しました。あの船団はそのまま航海を続け、今日は昨日の位置から4ヘクス西に発見されました。テルナテからは今日もPBY-5 Catalina 10機が出撃し、雷撃でxAKL Nanko MaruとxAKL Tainichi Maruの2隻(ともに2050トン、VP 3)を撃沈しています。コンバットリポートに死傷者の報告はなく、載せていたのはサプライだけだったようです。小さな貨物船2隻撃沈と引き替えにカタリナ1機を対空砲火で失いましたが、おそらくセレベス島への補給を意図したコンボイだったのでしょうから、阻止できて良かったと思います。

東部ニューギニアでは久しぶりにNadzabで砲撃を実施しました。増強されたNadzabの日本軍守備隊の規模を知ることが目的です。ジャングルヘクスなので双方に死傷者の発生は報告されず、判明した守備隊の兵力は1万6千名でAV 612。対する連合軍のAVは576しかありませんから、防御に有利なジャングルヘクスですし奪還はまず無理ですね。しかもこのところ東部ニューギニアの空戦では二式戦にいいようにやられているので、ここはこのままそっとしておくことにします。連合軍の守りが手薄なことに気づいて、日本側がワウをとりに来たりしなければいいなとは思いますが。

重慶にはいつも通り九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 160機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 206機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 13の被害が出ました。また地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 31個が破壊され、335個がdsiabledになりました。さらに憂うべきことに、重慶西側のヘクスの日本軍が1ユニットに減少していたのです。つまり、残りの26ユニットは本日既に重慶に到着したということになります。明日の第8回総攻撃で、こんどこそ重慶陥落でしょう。

戦闘ではありませんが、不思議な出来事がありました。ターンの処理も終わりに近い、夕方のSHIP CREWS PERFORM DAMAGE CONTROLになって、東太平洋上に”Fires out of control, xAK Benjamin Franklin can not be saved”と表示されました。なにごとかと思って、リプレイ終了後に確認すると、オペレーショナルリポートには上記と同文の”Fires out of control, xAK Benjamin Franklin can not be saved”という記載があり、またコンバットイベンツの書類には”xAK Benjamin Franklin sinks....”と報告されていました。どうやらxAK Benjamin Franklin(6520トン、VP 13)が火災で沈没してしまったようです。

西海岸からシドニーに向かうコンボイはミニマップに示した水色の点線の経路をとらせることがほとんどですが、ここはハワイ島から(このゲームのマップでの)南南東に20ヘクスの南東太平洋のまっただなか。付近で戦闘の報告はなく戦果による火災ではありません。こんなあたりでも水偵を搭載した潜水艦が潜んでいて、偵察を終えた零式小型水偵が帰りがけに爆弾を落としていったという可能性はあります。しかし水偵を見かけたという報告はなく、またxAK Benjamin Franklinの所属していたTFにdetection levelの数値が表示されていないので、これも考えにくいでしょう。報告書類にはこれ以外の情報はなく、原因不明の火災というとやはり失火なんでしょうか。それとも船の名前がBenjamin Franklinなだけに、雷でも落ちたものか。

2015年5月22日金曜日

西部ニューギニアのソロンを空襲

1943年2月28日、昨日の艦砲射撃に続き、今日はアンボンにsweepを実施しました。ボエラからのF4F-4 Wildcat 26機とクーパンからのP-38 68機(P-38G Lightning 35, P-38E Lightning 18, P-38F Lightning 15)、合計で94機もの戦闘機が参加した作戦でしたが日本機の迎撃はありませんでした。本当は爆撃機も飛行場の爆撃に向かわせるべきだったのですが、今月は各地で二式戦にやられていて、今日もケンダリーからLRCAPがあるのではと躊躇してしまったのです。あしたはsweepだけでなく爆撃機も出撃させる予定ですが、日本側もそれを読んでLRCAPトラップを仕掛けてくるかも知れません。

ボエラからはほかにもP-39D Airacobra 25機とFulmar II 3機の護衛でB-17F Fortress 21機とB-25C Mitchell 59機がソロンの空襲にむかいました。ソロンの飛行場は未成状態なので戦闘機が護衛に付く必要はなかったかも知れませんが、昨夜のうちにひそかに機動部隊が接近してきてLRCAPトラップをしかけられることを怖れてのことでした。でも迎撃する日本機はなく存分に爆撃できたはずですが、戦果はというとわずかにPort hits 10、Port supply hits 3のみ。B-25 59機に加えて四発爆撃機が21機も参加した空襲にしてはお粗末な戦果にがっかりです。司偵を装備した偵察機飛行隊を多数もつ日本側と違って、この時期の連合軍にはソロンにまで飛ばす偵察機の余裕がありません。detection levelが低いまま実施した空襲だったので、戦果も乏しかったんだろうと思われます。なお、ソロンには駆逐艦4隻のTFも派遣しましたが、きのうみかけた日本の輸送船はすでに遁走していました。

哨戒機がフィリピン海に日本の船団を発見し、テルナテからPBY-5 Catalina 10機が攻撃に向かいました。CAPがいない状況で10機が雷撃を実施しましたが、撃沈できたのはxAKL Turusima Maru(2050トン、VP 3)のみ。哨戒艇を含む残り4隻がまだ西に向け航行しています。このほか、きのうアンボンの南のヘクスで重巡Vincennesを雷撃した伊33潜の沈没が報告されていました。かなりのダメージを与えておいたはずなので、沈んでいてもおかしくはありませんがどうでしょう。

重慶には九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 170機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 207機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 3、Runway hits 21の被害がありました。また地上部隊の砲撃ともあわせて、守備隊のdevice 24個が破壊され、352個がdisabledになっています。重慶西のヘクスにはまだ日本軍27ユニットが東進中ですが、あしたくらいに到着でしょうか。

2015年5月21日木曜日

アンボンを巡洋艦が艦砲射撃

1943年2月27日、連合軍は巡洋艦主体の3つのTFがアンボンを艦砲射撃しました。一番目は軽巡Capetown、Caradoc、Hobart。2番目は重巡Vincennes、軽巡Concord、Raleigh、Birmingham、防空巡Van Heemskerck。3番目は重巡Hawkins、軽巡Tromp、Sumatra、Java、防空巡Atlanta。3回の合計で、Airbase hits 20、Airbase supply hits 8、Runway hits 84、Port hits 31、Port supply hits 5の命中弾があり、また飛行場の零戦12機と二式戦5機を撃破した模様です。本当はもっと多数の戦闘機を破壊したかったのですが、やむを得ません。

これらの戦果に加えて、3番目の重巡HawkinsのTFは、アンボンに到着する直前に伊29潜と遭遇し、爆雷直撃2ニアミス3で重篤な損害を与えています。今日の沈没艦リストには伊29潜の名前が載せられていましたが、沈没音は聴取できていないので、確実なところは不明です。そして、2番目の重巡VincennesのTFは砲撃後、アンボンの南で伊33潜と遭遇。重巡Vincennesは魚雷を1本もらってしまい、Sys 15, Flt 26(14) Eng 1の中破です。浸水はかなりのものですが、23ノットで航行可能ですでにアンボンから9ヘクスのBabarのあたりまで南下してきています。この後、シドニーに回航して修理することになりますが、往復の時間も考えると復帰には2~3月かかるでしょう。でも、この程度で済んだのはラッキーだったと思います。また、お返しにDD Mustinが直撃2を含む4個の爆雷を命中させていますから、伊33潜も大破は間違いないと思われます。

日本側はマカッサルからビマに二式戦 66機(Ki-44-IIa Tojo 32, Ki-44-IIc Tojo 34)がsweepにやってきましたが、CAPをあげておかなかったので被害はありません。また連合軍はボエラからニューギニア西北のソロンに空挺作戦を実施しましたが、 Yokosuka 7th SNLF /1と2nd Naval Const Bn /1に阻まれ失敗しました。過去のSIGINTや偵察機の報告では守備隊の存在が確認されていなかったのですが、両部隊とも名称に”/1”が付いているところをみると、今日ソロンに停泊しているTFから下船したばかりだったのかも知れません。

ビルマではマグエからアキャブに二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 62機のsweepがあり、Hurricane IIc Trop  16機とMohawk IV 16機が迎撃しました。ハリケーンは8機中8機、モホークも16機中4機が撃墜されさらに2機がOps lossになっています。二式戦の損失はわずかに2機だけですから、今日も惨敗です。爆撃機がやってこないのならCAPはあげておかない方がいいような感じです。

重慶には九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 163機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 207機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 14の被害が報告されています。また地上部隊の砲撃ともあわせ、重慶の守備隊のdevice 31個が破壊され、280個がdsiabledになっています。さらに困ったことに、重慶西のヘクスで一休みしていた日本軍が東に移動を始めました。重慶も余命3-4日というところでしょう。

個人ブログということで最後に愚痴を少々。AARは前回のエントリーからだいぶ間が空いてしまいました。お相手の方から5月11日以来まったく音沙汰がなく、かといって再度メールするのも催促するみたいでなんだかなと思い静観していたのです。これまでに対戦した外国の方々は都合が悪く返信が遅れる際には必ずといっていいほどその旨メールで報らせてくれていたし、私も同じようにしてきました。でも現在のお相手の方にはそういう習慣はないようで、日本人の間ではそれがあたりまえなんでしょうか?忙しくてプレイできない日があるのは全然OKなのですが、放置プレイされるとモチベーション低下しまくりです。

2015年5月13日水曜日

陽炎級とフレッチャー級


進行中のゲームはそろそろ1943年2月の終わりに近づいてきています。アメリカ海軍ご自慢のフレッチャー級駆逐艦の数が十数隻に達したところで、 陽炎級とフレッチャー級を比較する Kageros versus Fletchersというスレに目を通してみました。 

これは「どっちがより優れていたか」というスレではない。何度かプレイした後、はじめて純粋に陽炎級とフレッチャー級だけの対戦を経験した。私の対戦相手は1943年の後半に6隻の新品のフレッチャー級を、サプライを揚陸中だった私の勢力圏内の港の襲撃に送り込んできた。私は4隻の陽炎級にそのヘクスをパトロールさせていた。昼間の戦闘だった。結果はというと、陽炎級が1隻沈没・2隻小破、フレッチャー級は3隻が沈没し、もう1隻は遁走できないほど破壊がひどく爆撃で沈められた。私はこれをフレッチャー恐怖症EFFS(Extreme Fletcher Fear Syndrome)に悩むすべての日本側プレイヤーに報せたかったんだ。10:1の劣勢ではあっても、それでも... 

そいつは我が軍のフレッチャー級だったので、一体何が起こったのかぜひとも知りたい。フレッチャー級の威力についてはよく聞かされていたので、襲撃してみようと思い立ったんだ。

TFの指揮官と個々の艦の艦長の資質かな。初期のフレッチャー級の乗組員の質はそれほどでもない。これが夜の戦闘の結果だったら理解できるが、昼戦だということで驚いている。

後期のフレッチャー級は素晴らしい駆逐艦だ。一対一なら日本の軽巡より優れている。もちろん、日本の駆逐艦より頑丈だし。

1944年就役のフレッチャー級の乗組員の経験値はもっとずっと高く、本当にうまくやってくれる。

こういった結果が出たことは理解できる。でも、もし同じような戦闘を10回繰り返しても、こういった結果を得ることができるのは10回に1回くらいだということも承知している。その他の9回はもっと違った結果になってしまうだろう。不意をつくことができれば、日本の駆逐艦でもフレッチャー級相手に充分やれる。条件が同じならフレッチャー級にとって日本の駆逐艦を平らげるなんてのは朝飯前。私の体験ではだが ... 

その通り。でも先日、うちの大和はフレッチャー級相手にうまくやってくれた。

たしかに一回の戦闘結果に過ぎない。もしこれが賭け事だったら、フレッチャー級に賭けた私はすっていたところだ...

フレッチャー級相手には重巡を使うことも躊躇してしまう。なんとかしてくれることが分かっている一番小さな艦は金剛級だ。でも金剛級は4隻しかないのに、フレッチャー級はどっさり...

スレ主さん:冒頭で紹介したようなことをどんな危険を冒してでもしろと言うのがこのスレの意図ではなかったんだが... 
射撃レーダーが高度に進歩してしまう大戦後期より前の時期、フレッチャー級と陽炎級にはどのくらいの差があるのだろう?WitP AEのデータベースをみないで、どう答える?
両者はともにほぼ2500トンと同じ規模で、速力も拮抗している(フレッチャー級が1ノットほど優速)。フレッチャー級にはごく薄いが装甲があり、38口径5インチ砲5門と魚雷発射管10。陽炎級は50口径5インチ砲6門と魚雷発射管8。
陽炎級の連装砲塔の発射速度はフレッチャー級の単装砲よりも遅いだろうし、フレッチャー級にあるCICが陽炎級にはない。航続距離、対空装備、対戦装備、レーダーはどの面でもフレッチャー級が優れている。しかしこの2つの駆逐艦の戦闘は前述した射撃レーダーを除くとほとんど対等のようにみえる。射撃レーダーがすべてを決めるようになる前、1943年と1944年初期には乗組員の力量が問題になるのだろう。

乗組員の力量がどうであれ、大戦のあいだずっと、フレッチャー級は日本のどの駆逐艦よりも優れている。フレッチャー級は装甲を持つこのゲームで唯一の駆逐艦だ。日本の駆逐艦の砲弾は貫通しない。日本の駆逐艦の貧弱な対空砲弾も貫通しないのに対し、フレッチャー級の優れた40ミリ機銃弾は装甲のない駆逐艦を近距離から引き裂く。
1943年のフレッチャー級も充分に優秀だ。1944年1月以降は、魚雷が完全に作動するようになり、乗組員の夜間の力量値が60-70に達して、良くなる一方としか言えない。

この件に関してはあなたのいう通りだ。はDevチームのJohn (Symon)さんなんかとは違って、陽炎級とフレッチャー級の違いを本当に理解できるほどの砲に対する知識が私にはない。それでもこのゲームでの戦闘結果が史実の戦闘を密接に反映していることは知っている。フレッチャー級は頑丈なフネだ。私は利根級重巡でさえ対戦させようとはしない。利根級はかけがえのない存在だが、フレッチャー級と戦ったら戦列離脱を一年は覚悟しなければならない。日本側プレイヤーとしては、1-2隻のフレッチャー級を沈めても利根がドックで一年も過ごすなんてことになったらたまらない。最低でも金剛級でないと安心できないし、それでも魚雷が命中したりしたら台無しだ。
本当のところ、1943年以降に望み得る最善の展開は1275さんがAARで示したものや、obvertさんがAARで紹介したようなものだ。できれば、水上戦闘で戦艦・重巡・駆逐艦を失っても、失っただけのことはあったといえるくらいにAP(兵員輸送艦)AKA(攻撃用貨物輸送艦)を叩くことをお望みだろう。となると、上陸船団まで辿り着くために、たくさんのフネを犠牲にすることになる。日本海軍にとって1943年12月以降の水上戦闘は非常に高価なものになるし、かといって犠牲に供せるフネもそうたくさんはないのだが ... 
1942年には陽炎級や夕雲級が海を支配していたことを考えると、こういった新たな状況に適応してゆくのは誰にとっても難しいことだ。1942年当時に同じようなトラブルを起こせる連合軍の軍艦はブルックリン級くらいだが、ブルックリン級はそもそも数が多くはない。あのBOISE(訳注:開戦時フィリピンにいるブルックリン級軽巡)を仕留めておけば大丈夫!! 

「日本の駆逐艦の砲弾は貫通しない」というのはナンセンス。それに日中で視界が良ければ、フレッチャー級の主砲には同口径の純粋な砲戦用の砲よりも射程距離が短いという欠点がある。

フレッチャー級が陽炎級の砲弾を跳ね返すことができないという点はあなたのいう通りだ。でも、補助的な武器も発砲する。フレッチャー級は陽炎級の25ミリを無視できるが、陽炎級はボフォース40ミリ砲によってずたずたにされてしまう。

駆逐艦対駆逐艦の戦闘で、主砲の射程距離が意味を持つことはないはずだ。どっちも、最大射程から射撃を始めたりはしないだろ。

「日本の駆逐艦の砲弾は貫通しない」というのは、このゲームの仕組みを述べてみただけだ。現実の世界の非装甲艦どうしの戦いでは、斉射を先に叩き込んだ方が勝ちだ。5インチ砲弾が数発貫通すると艦のシステムは破壊され、大混乱だ。そう考えれば、フレッチャー級には優れた射撃管制システムとレーダーがあるから、多くの場合、明らかに有利だった。だからといって、陽炎級の砲弾が先に命中してフレッチャー級をひどい目に遭わせる状況がまったくなかったというわけではない。

たしかに。一つの戦いだけを取り出してみればどちらにも可能性があるが、数々の戦いを積み重ねてみればフレッチャー級はすごいヤツということになる。大戦後期のレーダーが設置されれば、日本側が非常に不利になる。でも、いずれにせよ大戦終盤の水上戦闘はそういうものだ。大戦後期の連合軍レーダーの存在下で、しかも他の条件が等しければ、日本側がやられる以上にやるためには奇襲が必要になる。

その通り。それがあるべき姿だろう。

JWEさん(Devチームの人):お二人で納得しあうのは結構だが、このゲームはそういう仕組みになっていない。時期が進むと連合軍艦がうまくやれるようになるというようなコードはない。一度言っただけでは分からない人がいるだろうから繰り返しておく。連合軍艦がだんだんうまくやれるようになるというようなコードはない。
データを柔軟に扱うことのできない素晴らしきWiTP AE世界にようこそ。

相手と私自身の艦艇の使い方に由来する要素がたくさん含まれている。自分自身の経験にもとづいて発言することしかできない。それでも、フレッチャー級は他のどの駆逐艦よりも貫通する命中弾に対して強いように感じる。長い目で見れば、これはかなり有利な点だ。もちろん、わずかな差なのかもしれないが。

「斉射を先に叩き込んだ方が勝ちだ」というのはその通りで、こういった小艦艇では先に敵弾が命中してしまった方は回復不能な不利を被る可能性がある。「フレッチャー級には優れた射撃管制システムとレーダーがある」という点も、日中の視界の良いという条件下での戦闘を想定すると、陽炎級が先に発砲して命中させる幸運をつかむ可能性もあるだろう。フレッチャー級より砲の数が一つ多いから、レーダーで追従できた際のフレッチャー級の手数の多さという利点を相殺できる。
「駆逐艦対駆逐艦の戦闘で、主砲の射程距離が意味を持つことはないはず」というけれども、射程の長い砲の弾道の方がより直線に近いから命中率が良好になる現代の艦艇が38口径ではなく50口径の両用砲と装備している理由はこれだ。38口径5インチ砲は高い発射速度と水上砲戦能力とを非自動砲に兼ねさせようとしたことによる妥協の産物だ。純粋な砲戦用の砲や対空砲に比較すると弾道学的に劣る。

2015年5月12日火曜日

二式戦のsweepに大敗


1943年2月26日、日本側は蘭印のビマと東部ニューギニアのTerapoにsweepをしかけてきました。ビマにはセレベス島マカッサルから二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 76機が飛来し、P-40K Warhawk 25機が迎撃しました。またTerapoにはビスマルク海のLong Islandから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 66機が飛来し、戦闘機 61機(Beaufighter Ic 16, P-39D Airacobra 5, P-40B Warhawk, P-40K Warhawk 25)が対応しました。

前者はsweeeperに比較して迎撃機の数がかなり少なく、また後者ではP-40BやP-39Dといった旧式機や双発のBeaufighter Icが迎撃機の主体だったという悪条件がありましたが、それにしてもこの2カ所の空戦あわせてのスコアは、日本機10機に対して55機もの連合軍機を失うという大敗でした。この時期、すでにパイロットの質自体は日本側を凌駕しているとは思うのですが、まだまだ二式戦には勝てません。機体の性能差もあるのでしょうが、連合軍最高司令官の指揮・戦術もまずいのでしょうね。困ったものです。

フィリピンのセブ島に始めての空襲がありました。セブにはレーダーがなく、航跡線がごくわずかしか表示されていませんが、おそらくカガヤンから来たもの思われます。やってきたのは百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 27機で、高度6000フィートからの爆撃でしたが今日は嵐という悪天候だったおかげか、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 18の命中弾があったのみです。それでもセブ島には24分隊の工兵しかいないので修復作業後にも飛行場サービス施設に11、滑走路に1のダメージが残っています。今後、この規模の空襲でも継続されると基地機能喪失は間違いありません。セブ島に駐屯しているフィリピン師団には工兵が6分隊しか含まれておらず、開戦後1年以上経過しても防御施設の規模を3に拡張するのがやっとでした。防御施設の拡張を促進するため、1943年1月30日に奪回したテルナテからシービー1ユニットのうちの工兵だけ20分隊(工兵用車輛=ブルドーザは空輸不能)をカタリナ飛行艇で輸送し終えた矢先の空襲でした。日本側も、重慶に目処がつき、また連合軍が蘭印東部を北上してきているので、早めにセブを叩くことにしたのだと思われます。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 165機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 147機の空襲があり、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 13の被害がありました。また守備隊にも日本軍地上部隊の砲撃ともあわせて、device 23個破壊、214個disabledの損害が出ています。

2015年5月11日月曜日

アンボンに戦艦5を含む日本の水上戦闘TF進出


1943年2月25日、蘭印ではテルナテからメナドにSpitfire Vc Trop 26機がsweepしました。メナド上空では今日も大鳳戦闘機隊の零戦(A6M5b Zero) 5機がCAPしていましたが、一掃することができました。このsweepはメナドで揚陸作業中の日本のコンボイに対するアルバコアの仕事をやりやすくしてあげることが目的だったのですが、親の心子知らず。アルバコア飛行隊の指揮官にはメナドの貨物船なんか眼中になかったようです。

バチャン島のアルバコア飛行隊がターゲットに選んだのは、アンボンにやってきた日本の水上戦闘TFでした。哨戒機の報告によると戦艦5隻、重巡1隻だそうですから、貨物船よりもずっとおいしい目標なのは確かです。でもアンボンには多数の戦闘機が常駐しているんですよ。攻撃に向かった6機のAlbacore Iは零戦(A6M5b Zero) 24機と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 36機に迎撃され、攻撃に移れた機体は1機もありませんでした。

日本側がケンダリーからアンボンに水上戦闘TFを移動させたのは、きのうの連合軍のアンボン艦砲射撃をみて、再度の艦砲射撃を防ぐことが目的なのだろうと思われます。今日の偵察機の報告によると、マカッサルのヘクスに戦艦7隻、マカッサル海峡の空母TFにも戦艦1隻の存在が報告されていて、このマップ上だけでも日本の戦艦保有数よりも多くなってしまいます。アンボンのTFに報告されている戦艦5隻の大部分は巡洋艦なのだろうとは思いますが、それでも軽巡主体のTFが艦砲射撃に行くのは無理な話。仕方がないので、この方面の水上戦闘艦を集合させてぶつけてみようと思いますが、その構想が実現するのはあと2日ほど先になります。それまで日本の空母がこっちにやって来ないといいのですが。

連合軍はボエラから空挺作戦でセレベス島のGorontaloを奪回しました。港の規模1で飛行場は規模0の根拠地ですから、すぐに使う予定はありません。きのうのタラウド諸島と同じく、嫌がらせが主目的です。

重慶では今日も九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 165機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 140機による空襲がありました。飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 2、Runway hits 11の被害があり、また日本軍地上部隊による砲撃ともあわせて守備隊のdevice 12個が破壊され、273個がdsiabledになっています。さらに今日の攻撃で、China Command HQ(中国軍最高司令部)ユニットに含まれていた18個の**Chinese Garrison**deviceのうちの1個が破壊されています。空路での後退が可能になるまで、あと残りは17個。

ビルマではイラワジ川渡河後の連合軍部隊に対して二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 71機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 71機の空襲がありました。device 1個が破壊され、23個がdsiabledになっています。あと3日はこれにつきあうかと思うとうんざりです。

2015年5月10日日曜日

大鳳の就役を確認

1943年2月24日、青ヶ島の近海でSS Scorpionが駆潜艇2隻のASW TFに発見されました。深海ヘクスでは駆逐艦でもアメリカの潜水艦にダメージを与えることは困難という印象を持っていましたが、SC Ch 31はひと味違い、SS Scorpionが爆雷攻撃による被害で浮上を余儀なくされました。その後も2隻の駆潜艇に砲撃され、Sys 17, Flt 75(59), Eng 11(10)と大破させられてしまいました。Sysダメージが10台なので母港が近ければなんとかなるかもと思うのですが、一番近い連合軍支配下の港はウエーク島。さすがに生還は無理かな。

蘭印では軽巡Capetown、Caradoc、Dauntlessと防空巡Van Heemskerckの4隻がアンボンの艦砲射撃を実施しました。戦果はRunway hits 4だけで、配備されている戦闘機の破壊には至らずがっかりです。この4隻による2月13日のケンダリー艦砲射撃も満足な戦果をあげられなかったのですが、4隻とも水上機が搭載されておらず、弾着観測ができないために戦果が乏しいんでしょうか?ともあれ、無事にボエラに帰ってきてはくれたので、次回は水上機を搭載している巡洋艦を入れて、行かせてみようと思います。

昨日の哨戒機や駆潜艇2隻のASW TFの報告ではアンボンに日本の潜水艦の存在は報告されていませんが、念のために駆逐艦4隻のASW TFを派遣してありました。艦砲射撃TFの方は潜水艦と遭遇することがありませんでしたが、このASW TFは伊175潜(1420トン、VP 8)をみつけてくれました。爆雷の直撃が4発以上あり、アニメが終了する前に圧潰音が流れました。

日本側はメナドにDMS 2隻、貨物船2隻のTFを送ってきました。先日来フィリピン海を西進していたDMS 3隻のTFはこれだったようです。さっそくメナドの飛行場には日本の戦闘機はいないという偵察機の報告に従って、バチャン島の指揮官はAlbacore I 8機を向かわせたのですが、零戦(A6M5b Zero) 5機がCAPしていました。6機が撃墜され、攻撃に移れたのは2機だけ。最初の機体の発射した魚雷は外れましたが、次の機体の攻撃は命中しました。でも2番目の機体の搭載していたのは魚雷ではなく500ポンド爆弾2個だったのです。リプレイ終了後、バチャン島のAIr HQを確認したところ魚雷の在庫はまだ32個ありました。魚雷がなかったから爆装したというわけではありません。一方の飛行隊に雷装、もう片方には爆装させたAI指揮官の判断の理由は見当が付きませんが、500ポンド爆弾は2個とも命中してくれたので、雷撃と遜色ないダメージを与えてくれたと思います。残念ながら撃沈には至らず、またLCUの被害も報告されていないので、積荷はサプライだったようです。しかも攻撃後の2機は零戦に撃墜され、出撃した8機すべてが未帰還という不幸な結果に終わりました。

こんな攻撃でしたが、収穫もありました。コンバットリポートにはCAPに関する情報が満載ということを以前のエントリーでふれたことがあります。今日のコンバットリポートにはCAPの所属する飛行隊がTaiho-1と表示されていたのです。「-1」というのは日本の空母の搭載する飛行隊のうちの戦闘機飛行隊を意味しますから、これは大鳳戦闘機隊ということになります。空母大鳳はもう就役しているのですね。大鳳の加入は飛龍が抜けた穴を補って余りがあり、機動部隊の戦力は開戦時よりも向上していると判断せざるを得ません。今はまだ空母決戦を挑める時期ではないようです。それにしてもこの零戦はどこからLRCAPしていたものか。今日は日本の空母の姿はみえず、メナドに近い飛行場というとやはりマカッサルかアンボンなのでしょうか。

連合軍はボエラからタラウド諸島(Talaud-eilanden)を空挺作戦で奪回しました。降下したのはオーストラリアの2/6 Cavalry Cdo Bn(騎兵コマンド大隊という意味でしょうか)です。オーストラリア軍が占領したのに国籍を示すアイコンは星条旗になっていますが、これは2/6 Cavalry Cdo Bnをrestricted HQ所属からrestricted HQ麾下に変更する際に、Southwest Pacific HQへの所属を選択したことによるのだと思います。Southwest Pacific HQ(SWPA)はアメリカのHQなのです。さて、このタラウド諸島はフィリピンを狙える絶好のロケーションではありますが、大鳳を含んだ日本の機動部隊が活動している現状では、活用はなかなか難しいと思います。それでも、対応せざるを得ない問題が一つ増えたと日本側に感じてもらえればいいかなと思っての作戦、イニシアティブ奪還計画の一環です。

ニューギニアでは、ラエに戦闘機63機(F4U-1 Corsair 13, F4F-3 Wildcat 13, P-40K Warhawk 37)のsweepと、戦闘機32機(P-39D Airacobra 18, P-40B Warhawk 14)の護衛のもと双発爆撃機25機(Beaufort V 13, B-25C Mitchell 12)と四発爆撃機 13機(B-17D Fortress 13)の参加する空襲を計画しました。ラエでは二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 61機の迎撃を受けましたが、ほぼ予定通りsweeper63機のうち45機は爆撃に先行してくれました。これでうまくいくかな期待してリプレイをみたのですが、二式戦19機とひきかえに戦闘機26機、双発爆撃機3機を失う敗北に終わりました。二式戦の方も2ヘクス離れたLong IslandからのLRCAPだと思うので、迎撃の条件は良くないはずなのにこの結果ではトホホです。いちとうラエの飛行場にはAirbase hits 14、Airbase supply hits 4、Runway hits 31のダメージを与えてはいますが、ニューギニアの連合軍空軍にはまたしばらく休養・補充が必要です。

ビルマではイラワジ川渡河後の連合軍地上部隊に対して、ラングーンから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 69機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 71機の空襲があり、device 5個破壊、36個disabled(負傷故障)の被害が出ました。高射砲ユニットを同行させていても、無視できない損害です。これが嫌でマグエではなくToungooに向け南下させていますが、ジャングルの下に逃げ込めるの4日後になりそうです。


2015年5月8日金曜日

ビマへ軽巡神通・川内の奇襲

1943年2月23日、Waingapoeからビマへサプライを輸送する2つのFasttransport TFが軽巡神通・川内、駆逐艦親潮・初風のTFにビマで装遇しました。最初に出会ったAVD Mackinac(1830トン、VP 6)は魚雷1と砲弾8発を浴びてあえなく沈没です。次に出会ったAVD Childsにも14cm砲弾など3発が命中しましたが、逃げることが出来ました。18ノットしかでないAVD Mackinacと違い、AVD Childsは最高速度が26ノットなので振り切ることが出来たのだと思います。クーパンの2ヘクス北西まで逃げて来ているAVD Childsの状態はSys 9, Flt 0, Eng 0と軽巡の砲弾が命中したにしては軽傷です。ただそのSys 9というのはただのSysダメージではなく、3インチ主砲1門が破壊されたというものです。ふつうのSysダメージはどこ(港だけでなく洋上でも)でも修理可能ですが、3インチ主砲の修理だと規模いくつぐらいの港での修理が必要になるでしょうか?クーパンやダーウィンで充分かな?まあ、元々は駆逐艦だった船の砲ですから、Repairshipyardが必要になったりはしないでしょうが。

最近のビマへのサプライ輸送はこの2隻のAVDに依存していただけにショックです。距離4ヘクスのマカッサルにはこのところずっと日本の水上戦闘TFが居座っていますが、ビマにはPTボートを配置してあるのでやってこないだろうと考えていたのです。マカッサルのTFとはべつに身軽な軽巡・駆逐艦だけで襲撃するとは敵ながら見事な采配でした。

フィリピン海の日本空母はテルナテを空襲することもなく、北西に6ヘクスほ移動していました。ただ、このまま去ってくれるかどうかは不明です。連合軍がテルナテに戦闘機を増強するかどうか見極めてから空襲するかどうか決断しようとしただけかも知れないと思うのです。連合軍には百数十機の零戦に対抗できるCAPをテルナテに派遣する余裕はなく、テルナテの戦闘機数はゼロにしてあります。あしたは空襲を受ける可能性大です。

連合軍はテルナテからダバオにB-25C Mitchell 19機が向かい、飛行場にAirbase hits 7、Runway hits 31の被害を与えました。緒戦期の記憶が定かではありませんが、これがミンダナオ島への初空襲かも知れません。また、ボエラから対岸のニューギニア島バボへオーストラリア第一空挺大隊が8機のR4D1(C-47の海兵隊用バージョン)に分乗して降下し、無血占領を果たしました。バボは小なりとはいえ油田のある根拠地です。

ダバオへの空襲もバボの奪還も、読者のみなさんの感じる通り、あまり大きな意味のある作戦ではありません。じゃ、なぜそんな意味のない行動をとったかというと、日本側の予測から外れる動きをしてみたかったからです。ここしばらくのエントリーをお読みいただけば分かるように、連合軍は日本側の動きに対応して動くことに終始してしてきました。イニシアティブを失った状態は、個々の戦闘の結果はどうあれ(しかもこのところ負け戦続きですから)、士気振作の点で非常によろしくないのです。日本側の動きへの対応も必要ですが、少しは日本側にも対応させるようにさせたいという希望から今日はこんなふうに動いてみました。

重慶への空襲が再開され、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 181機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 164機の爆撃で飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 7の被害を受けました。また日本軍地上部隊の砲撃ともあわせて、重慶守備隊のdevice 35個が破壊され、202個がdisabledになりました。しかし今日の重慶からはうれしいニュースも届いています。重慶西のヘクスの日本軍が31ユニットに増えているのです。きのうまで重慶の日本軍部隊に移動のアイコンは全く表示されていませんでしたから意外な出来事ですが慶事には違いありません。素直に喜びたいと思います。今日のコンバットリポートによると、重慶に残った日本軍は素のAVが2679と、中国軍の2606とほぼ同じ規模。歩兵師団は第14師団1個を残しただけで、ほかはすべて休養をとりに行ったようです。

2015年5月7日木曜日

staticユニットもその原因となるdeviceの消滅で移動できる


1943年2月22日、きのうは空襲のなかった重慶に百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 26機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 13の被害がありました。守備隊に対する爆撃は2日続けてなしでしたが、もう不要という判断でしょうか。しかし日本軍地上部隊による砲撃は今日も実施され、守備隊のdevice 6個が破壊され、4個がdisabledになっています。

重慶の中国軍守備隊の一部を輸送機で保山に後送する件は中国軍の空路による転進を考えるなどのエントリーで触れました。その際、restrictedの指定がないChina Command HQ麾下の部隊でも、**Chinese Garrison**というアステリスクで囲まれた名称のdeviceを含んでいると移動不能の状態にあること、また日本軍の攻撃でこの**Chinese Garrison**deviceが破壊されてしまえば移動できるようになるはずだがこのdeviceはなかなか破壊されないのではないかと考えていることも付記しました。しかしきのうの第7回重慶総攻撃で、CAF HQ(中国空軍司令部)ユニットに含まれている**Chinese Garrison**deviceを日本軍が破壊してくれたのです。もともとこの CAF HQユニットにはこのdeviceが1個しか含まれていなかったので、晴れて自由の身となれたわけです。インフォメーション画面の左下隅には引き続きStaticという表示がありますが、保山の輸送機に重慶からのpick up troopを指示すると、このCAF HQユニットも選択肢として表示されるので、空輸可能になっているものと思われます。

輸送機で後送したいもう一つの本命ユニット、China Command HQ(中国軍最高司令部)ユニットの方には、この**Chinese Garrison**deviceを18個(TOEでは定数20個ですが、だいぶ以前の日本の攻撃で2個だけ破壊されています)も含まれているので、全部が破壊されるなんて事態は発生しそうにありません。つまり蒋介石の救出はやはり無理そうです。ところで、中国軍HQユニットに添えられている写真の人物は誰だかご存知ですか?やはり蒋介石でしょうか。禿げているから蒋介石でもいいような気もするし、それにしてはあまりに人相が良すぎる気もするし。

今日のビルマでは戦闘がなく、平和な一日でした。連合軍の地上部隊がマグエの南西のヘクスに到着しましたが、ここには日本の部隊の姿はなく。ヘクスの支配権は連合軍側のものとなりました。ヘクスの支配権を握ったので、イラワジ川西岸の部隊が予定している明日の渡河も粛々とすすめることができそうです。なお、このユニット自体は渡河してきたわけではなく、南西側のジャングルから移動してきたものですが、当初は北西側および西側から渡河中の部隊と合流した後にマグエの攻略を考えていました。しかし、制空権が日本側にある状況では爆撃による混乱値や疲労値の上昇が避けられず、開けた土地での地上戦は避けた方が無難なようです。

蘭印でも大きな戦闘はありませんでした。唯一の戦闘はアンボン上空での空戦でクーパンからのB-24D Liberator 4機が零戦(A6M2 Zero) 40機と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 37機に迎撃され、4機(被撃墜 3、Ops loss 1)とも失うというものでした。昨日のアンボン空襲の大きな被害に驚き、今日は全部隊に休養を指示してあったはずだったのですが、一部隊だけ指示がもれていました。でも、この4機の犠牲のおかげで、日本側のアンボン防衛の意思の硬いことが明らかになりました。昨日のアンボン空襲が連合軍機に多数の損失を出したことで分かるように、アンボンを空襲だけで叩くのは難しいと判断しています。そこで艦砲射撃の出番となりますが、しばらく前からアンボンのヘクスには潜水艦のアイコンがしょっちゅう表示されていました。艦砲射撃に出かけた戦艦や巡洋艦が日本の潜水艦や特殊潜航艇の奇襲を受けるのも嫌なので、艦砲射撃の露払いとしてASW TFをアンボンに送りってみました。しかし今日は潜水艦のアイコンは表示されず、またASW TFも潜水艦に遭遇しませんでした。残念。

潜水艦の心配が薄れたこのタイミングに艦砲射撃を実施したいところですが、別の難題が出現です。テルナテの北東4ヘクスに機動部隊が出現したのです。空母3、護衛空母3、戦艦3、重巡1を含む10隻のTF(戦闘機 177、爆撃機 197、その他9)が西に向かって航行中という哨戒機の報告ですが、一昨日ボエラの連合軍TFを空襲した空母TFが燃料や弾薬を補充して戻ってきたのか、それとも前回のとは別の空母TFなのでしょうか?後者、つまり2つの空母TFにかわるがわる圧迫を加えられるという展開になると非常にまずい感じです。

きのう目撃されたDMS(駆逐艦改装掃海艦)3隻のTFは今日もフィリピン海を西進中です。こちらのTFは連合軍の哨戒圈がどの辺まで伸びているかを観測する挺身隊なのではとも思えてきてしまいます。空母でテルナテを制圧し、哨戒圈の外から密かにテルナテ奪還の上陸船団を接近させる準備を整えているなんてことになると、こちらとしてはテルナテ防衛のうまい手だてがありません。とりあえず、アンボンだけでもなんとかしたくても、空母にこんなに近寄られたのではね。困った。


その他、蘭印では一昨日のボエラ空襲で250kg爆弾を受けたxAP St. Mihel(6070トン、VP 12)が火災で沈没しました。この空襲により沈んだ艦船の中で最も大きな船です。こういった暗い話が多い中、唯一の明るい話題はボエラ油田で産出された原油の初荷5513トンのオーストラリア西岸パース港入荷です。オーストラリアには合計で規模55の精油所があります。開戦後しばらくはパースに陸揚げされた蘭印産の原油をつかってフル操業していましたが、それも1942年1月中旬で底をつき、あとは規模10しかないオーストラリの油田産の原油を細々と精製していただけです。今後も、精油所の従業員の職場を確保するため、原油の順調な入荷が望まれるところです。まあ、WitP AE的にはアメリカ産と中東産の重油を送られてきていれば問題はないのですが、連合軍最高司令官だけでなくオーストラリアの首班役も務めるプレイヤー的には原油を確保してあげたくなります。

2015年5月6日水曜日

重慶で日本軍の第7回総攻撃

1943年2月21日、重慶で日本軍の第7回総攻撃がありました。何日も前から、いつ陥落してもおかしくはないのにすぐには攻撃を再開しない日本軍を見てやけに慎重だなと感じていたくらいです。日本側も今日の攻撃で陥落間違いなしと余裕をもって戦闘に臨んだものと思われます。その証拠に重爆隊は休養をとらせていて、陸戦前の空襲がなかったのです。ところがDeliberate attackの結果、日本側の修正AV3318は守備隊の修正AV1835の2倍には達せず、オッズ比1:1なので防衛成功です。WitP AEの神様のおかげもあってか、中国軍が驚異の粘りをみせてくれました。死傷者数はご覧の通りで、中国軍守備隊の死傷者は前回より少し減少しています。会戦に参加した数が前回より減少しているので当たり前ですね。今日のところはほっとできましたが、いつ次の第8回総攻撃があっても、今度こそダメでしょう。

蘭印ではマカッサルの南でSS S-38が伊22潜(2184トン、VP 11)を雷撃しました。沈没音は聴取されていませんが、火災が発生しheavy damageと報告されているので撃沈できたのではと思います。潜水艦は味方の制空権下の海域を浮上航行する仕様になっているようで、こんなふうに雷撃を受けることがあります。

夜が明けるとチモール島クーパンからアンボンへの空襲が始まりました。やはり日本側はCAPトラップを狙っていて、零戦(A6M2 Zero) 19機と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 72機に迎撃されました。今日はきちんと四波のP-38 73機(P-38G Lightning 17,  P-38E Lightning 18, P-38F Lightning 18, P-38G Lightning 20)が先行してくれましたが、空戦の結果はあまり好ましいものではありません。このあとラエでも空戦があったので正確な数は不明ですが、表にお示しした通りP-38を40機も失う大敗です。しかもこのsweeperの去った後にもまだ零戦10機、二式戦53機が残っていて、空襲に参加した四発爆撃機 56機(B-17E Fortress 13, B-24D Liberator 39, B-24D1 Liberator 4)のうちB-24を15機も失う大損害を出しています。爆撃の戦果はAirbase hits 5、Airbase supply hits 4、Runway hits 43ですから、飛行場に爆弾を1発命中させるために1機を支払うという贅沢な空襲になってしまいました。アンボンを早めに占領するか、占領しなくてもコンスタントに叩いておけばこんなことにはならなかったのにと反省しています。しかも今日の空襲だけではアンボンの息の根を止めるにはまだ不十分と思われ、このあと艦砲射撃部隊を送ることになると思います。

機動部隊は東方に去りました。また飛行機と爆弾・魚雷を補充してまたやって来るのでしょうが、一安心です。その西側にDMS(駆逐艦改装掃海艦)3隻のTFが西に向かっているそうですが、これは何が目的なのか?意図が読めません。

機動部隊が去ることを予想していた連合軍はボエラからメナドにB-25C Mitchell 19機を送り、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 3、Runway hits 13とささやかなダメージをあて得ています。やられっぱなしの戦況ではありますが、こういう未来に繋がることもしておかないとですね。

東部ニューギニアでは予定していたラエのsweepがようやく実行されました。戦闘機 102機(F4U-1 Corsair 18, P-40K Warhawk 50, P-40B Warhawk 14, F4F-3 Wildcat 18)が向かいましたが、CAPは二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 27機しかいませんでした。ラエに輸送船が停泊していた昨日までなら多数のCAPがいたのでしょうが、その船団はすでに北上を始めています。船団の去ったラエにCAPの要はないはずで、この27機は1個戦隊にLRCAPの中止を指示し忘れたために残っていただけなのかもしれません。正確な数は不明ですが、ここでのスコアは悪くはありませんでした。

ビルマではイラワジ川西岸の連合軍部隊に今日もマグエから二式戦 62機(Ki-44-IIa Tojo 1, Ki-44-IIc Tojo 61)と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 78機の空襲がありました。この爆撃による被害はdevice 3個がdisabled(負傷故障)になっただけで、死傷者数という点では被害僅少です。しかし連日の爆撃で混乱値が70台にも達している点が大問題です。あしたには行軍距離が46になる予定なので、あさってか、もしかすると明日渡河することになります。こんなに混乱値が高い状態で渡河後のshock attackを強制されるのは困ったもの。きのうは対岸に日本軍部隊の姿がみとめられたのですが、今日は表示されていません。本当にいなくなったんでしょうか??

2015年5月5日火曜日

蘭印の空襲で12隻沈没

1943年2月20日、今日も蘭印とビルマで大敗を喫しました。まずは蘭印東部の状況ですが、きのうフィリピン海南部に出現した機動部隊から遠ざかるため、ボエラにいた多数のTFに南下を指示してありました。ところが、難を逃れることができたはずのそのTFが攻撃を受けたのです。空襲第一波の零戦(A6M2 Zero) 63機、九六陸攻(G3M3 Nell) 13機、一式陸攻(G4M1 Betty) 13機は、Babarのヘクスに達していたFasttransport TFのAPD 5隻を襲います。しかしAPDは駆逐艦を改装した高速輸送艦ですから、陸攻にとっては目を付けた相手が悪かったというべきでしょう。26本の魚雷はすべてはずれで被害を受けた艦はありませんでした。

空襲第二波は一式陸攻(G4M1 Betty) 16機で、ボエラからフルスピードで6ヘクス南下してきていたコンボイが狙われました。鈍足の貨物船では雷撃を避けることは出来ず、投下された魚雷16本のうち10本が命中。貨物船4隻、xAK Challenger、xAK Missourian、xAK Californian、xAK Americanが沈没してしまいました。このコンボイは各船2650トンのサプライを積んでテルナテに向かう途中ボエラまで来ていたのですが、機動部隊の空襲で船だけでなくサプライも沈められてしまうのはもったいないと考えて避難させたつもりでした。でも避難が避難になりませんでした。

空襲第三波は機動部隊から零戦(A6M5b Zero) 98機、九七艦攻(B5N2 Kate) 11機、天山(B6N2 Jill) 20機、九九艦爆(D3A1 Val) 23機がボエラにやって来ました。ボエラでは連合軍戦闘機 43機(Fulmar II 3, Martlet II 6, Spitfire Vc Trop 9, P-39D Airacobra 14, F4F-4 Wildcat 8)機が迎撃しました。連合軍は戦闘機の数の不足に悩んでいるので、ワイルドキャットやマートレット(F4Fのイギリス使用機)といった単座の艦戦に加えて、複座のフルマーまで参加しています。かき集められた戦闘機もそれなりに奮闘してくれましたが、CAPに倍する護衛の零戦にはばまれ、客船2隻xAP Van Landsberge、xAP Van Neckと貨物船1隻xAK Mundalla、それに掃海艦1隻DMS Chandlerが沈められました。

午後になってからの空襲第四波は零戦(A6M2 Zero) 60機、九六陸攻(G3M3 Nell) 13機、一式陸攻(G4M1 Betty) 13機で、先ほどのFasttransport TFとやはりボエラからBabarに避難してきていた水上戦闘TFに対するものでした。狙われたのは陸攻が不得手とする俊敏なAPDと駆逐艦と軽巡だったので、魚雷の命中した艦はなく、なんとか無事にやり過ごすことが出来ました。

空襲第五波は機動部隊から零戦(A6M5b Zero) 92機、九七艦攻(B5N2 Kate) 18機、天山(B6N2 Jill) 20機、九九艦爆(D3A1 Val) 31機がボエラにやってきました。連合軍戦闘機36機(Fulmar II 2, Martlet II 5, Spitfire Vc Trop 9, P-39D Airacobra 13, F4F-4 Wildcat 7)の奮闘もむなしく、客船4隻xAP Van Rees、xAP Camphuys、xAP Van Imhoff、xAP Rochussenが沈没し、xAP St. Mihelが大破炎上中(Sys 65, Flt 42(25), Eng 11(2), Fire 43)です。xAP St. Mihelは商船で船員の力量も35/39しかありませんから、43にも達している火災の消火に成功するとは思えません。

とこんな感じの5波の空襲により、客船6隻(もうすぐ7隻)、貨物船5隻、掃海艦1隻が沈没し、積荷のサプライ1万600トンが失われました。たしかに客船はたくさん沈みましたが、LCUを載せていた船はありませんでした。ボエラはテルナテやバチャン島への輸送のハブとして使っていました。つまりダーウィンからの大きめの輸送船はここで積荷や乗客をおろし、小さめの輸送船に載せ替えてテルナテに輸送するという仕組みです。そのために係船されていた空っぽの客船・貨物船が今日はたくさん沈められたわけです。オランダ船籍の船がまた数を減らしてしまったのは残念ですが、機動部隊日本機で殴りかかられてこの程度の被害で済んだのはラッキーだったとも言えます。

被害を受けた艦船の中で、唯一お客の乗っていたのは大破炎上中のxAP St. Mihelです。しかしこれに乗っていたのも、以前ダーウィンからテルナテに輸送したBase Forceの残りの小支隊(Amphibious TFでLCUを輸送すると、充分な数の輸送船を用意してやっても、輸送元の港に小さな片割れがのこってしまう現象があります。これもそれです)で、device 17個だけでした。17個のうち空襲で失われたのは4個だけで、残りの13個は火災で沈没する前に下船できるといいなと思っています。

機動部隊が浅海ヘクスの多い多島海に踏み込ませるのはなかなか勇気がいるものですが、実際に入り込まれてみると、対処は困難です。今日の空襲で連合軍戦闘機11機と引き替えに、零戦26機、九九艦爆16機、九七艦攻5機、天山5機が失われていますが、あしたも機動部隊はふみとどまって空襲を続けるでしょうか?できれば早めにお引き取り願いたいのですが。

また今日の空襲の第一波・第二波・第四波の攻撃機は艦攻ではなく陸攻で、機動部隊から発進したものではありません。リプレイをみながらどこから来たんだろうと不思議に感じていました。航跡線をキャプチャーしてたどってみるとアンボンからでした。アンボンは死んだようなものと考えて、飛行場の爆撃も怠っていましたが、これは大失敗。まだかなりのサプライの備蓄があったようで、機動部隊の南下にあわせて陸攻を移動させ攻撃を指示するとは、お相手の方の采配には脱帽するしかありません。このままアンボンに陸攻がいては非常にまずいので、CAPトラップをしかけられることがとても心配ですが、あしたはクーパンから空襲を行う予定です。

蘭印からの悲報以上に悲惨だったのはビルマの戦いです。今日はアキャブとShweboから戦闘機93機(H81-A3 22, P-40K Warhawk 50, Hurricane IIc Trop 21)でマグエをsweepしたのですが、二式戦83機(Ki-44-IIa Tojo 39, Ki-44-IIc Tojo 44)に迎撃され、52機を失う惨敗を喫しました。二式戦の損失は10機だけですから、1対5という目も当てられないスコアです。93機がまとまってsweepできればもっといい線行くかも知れませんが、連合軍の飛行隊は規模が小さく、一回ごとの空戦はどうしても数的に劣勢になってしまうのです。それにわざわざ相手の強いところに向かって行くというのは得策ではなかったと反省し、しばらく大人しくすることにします。

日本側は今日もイラワジ川西岸の連合軍地上部隊に二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 68機、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 78機が空襲にやって来ました。device 2個が破壊され、20個がdisabledになりましたがこの程度の被害はやむを得ないところ。また今日はイラワジ川の対岸に日本軍部隊の姿が見えます。兵員数340名と表示されるのですが、先行した戦車部隊なんでしょうね。ここも開豁地なので爆撃してやりたいところですが、今日のマグエsweepの惨敗の結果からみて不可能です。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 162機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 113機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 5、Runway hits 13の被害がありました。また地上戦は砲撃のみで、空襲ともあわせて守備隊のdevice 19個が破棄され、180個がdisabledになりました。

さて、今日も戦闘のなかった東部ニューギニアですが、連合軍はTerapoの戦闘機にラエのsweepを指示してありました。天候のせいなのか今日は飛んでくれませんでした。偵察機によるとラエの日本軍地上部隊に北上(ゲームマップでの北上、リアルでは東進かも)を始めたようです。ラエにいるTF2個は撤退のためではなく、増援を送り込んで来たんでしょうか?それとも海路で撤退はしているけれども、連合軍はほぼ全力でNadzapに来ているので、ラエを心配する必要が無くなったと判断して、撤退しない残置部隊の一部を北上させ始めたものでしょうか?

2015年5月4日月曜日

ビルマと蘭印から悲報

1943年2月19日、あちこちから悲報の続いた一日でした。まずはビルマから。ここしばらくビルマ中部平原の飛行場の爆撃を続けてきましたが、日本の戦闘機の迎撃はありませんでした。そんなわけで、気軽な気持ちでメイクテーラに向かったのですが、今日は52機もの二式戦(Ki-44-IIa Tojo 48, Ki-44-IIc Tojo 4)がCAPしていました。連合軍の第一波と第二波はアキャブからのHurricane IIc Trop各13機でしたが、数が少ないため合計で10機(被撃墜 6、Ops loss 4)も失う羽目になりました。確認戦果は2機のみ。この後もsweeperが続いてくれれば多少はましだったのでしょうが、続いて飛来した4波は双発爆撃機 38(A-29A Hudson 3, DB-3M 3, Blenheim IV 5, Bolingbroke IV 10, B-25C Mitchell 12, B-26 Marauder 5)と四発爆撃機 18機(Liberator II 9, B-17E Fortress 3, B-17F Fortress 6)と爆撃機ばかり。二式戦はまだ46機も残っていましたから、双発爆撃機を20機、四発爆撃機を3機失うことになりました。一番近い飛行場であるShweboからのsweeper36機(H81-A3 18, P-40K Warhawk 18)の到着はその後で、まったくの役立たず。メイクテーラの飛行場に与えたわずかAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 10のダメージと二式戦14機と引き替えに34機を失う大敗となってしまいました。今日はレドやディマプールといった飛行場に配備されている爆撃機がなぜか飛んでくれなかったので爆撃機の損失はこの程度で済んだわけですが、AI司令官が第六感で危険を察知して飛ばさなかったんでしょうかね?

日本側はイラワジ川渡河に向け行軍中の連合軍部隊にマグエから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 68機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 78機が空襲をかけます。高度1万フィートからの爆撃でしたが、隠れる場所のない開豁地でもありdevice 6個が破壊され、40個がdisabledになりました。またこの連合軍部隊の迎撃のため、マグエの日本軍部隊が南下を始めています。今日はラングーンからマグエに二式戦を移動させた日本軍ですが、ラングーンをからっぽにしたまま明日もこの態勢を続けるでしょうか?なんとなく、ラングーンに戻すような気もするのですがどうでしょう。今日の敗戦でも連合軍戦闘機はそれなりに健在なので、あしたはマグエをsweepしてみるつもりです。

蘭印では心配していたビマへの艦砲射撃がありませんでした。そのかわりフィリピンに出現した機動部隊(空母4隻と防空巡2隻を含む10隻のTF、戦闘機160、爆撃機258、その他8)からテルナテで揚陸作業中だった船団に、零戦(A6M5b Zero) 48機、天山(B6N2 Jill) 11機、九九艦爆(D3A1 Val) 25機の空襲がありました。テルナテではSpitfire Vc Trop 5機とP-39D Airacobra 8機が迎撃しましたが、スピットファイアは5機すべてが撃墜され、P-39Dも4機が撃墜され2機がOps lossになるという大敗で、戦果はわずかに零戦2機を撃墜できただけでした。CAPが一掃されれば艦爆と艦攻は何の不安もなく攻撃に専念でき、xAK Mernoo(2750トン、VP 5)、xAKL Prusa(1600トン、VP 3)、xAKL Bisayas(1050トン、VP 2)の貨物船3隻と、護衛に付いていたSC-636とSC-708の駆潜艇2隻(各 121トン、 VP 1)、AM Tamworth(625トン、VP 2)とAM Guysborough(605トン、VP 2)の掃海艇2隻、合計で7隻が沈められてしまいました。設営部隊などを輸送してきた船団でしたが、今日の時点ではサプライ数百トンしか残っていなかったことは不幸中の幸いでした。今日は新鋭艦攻のお披露目でしたが、11機の発射した魚雷のうち命中したのは3本でした。

テルナテを奪還以来、いちばん気になっていたのはこういった空母を利用してのテルナテ増強の妨害です。たとえ輸送船を沈没にまで至らなかったとしても、近くに敵の空母がいるというだけで、船団を送り込むことが出来なくなります。日本側はもっと早い時期から積極的にこれを実施すべきだったのではと感じます。この間、手を緩めていてくれたおかげで、テルナテは飛行場の規模がきのう4になり、サプライの在庫も1万トンを超えました。連合軍は今日もテルナテからメナドへB-25C Mitchell 23機が向かいましたが、飛行場の規模が4になったおかげか、Airbase hits 2、Airbase supply hits 5、Runway hits 24のダメージを与えることが出来ました。きのうまでよりだいぶ良い成績です。あしたもこの調子でメナドを叩きたいところですが、機動部隊がこんなに近くにいたのでは安心できず、哨戒用のカタリナを除いたテルナテの可動状態の飛行機はすべてボエラに後退させ、また運良く生き残った貨物船もフルスピードで南下させました。機動部隊はそこにいるというだけで、テルナテをフリーズさせてしまうのです。

フィリピン海では一式陸攻の爆弾2発が命中してSS S-37(850トン、 VP 6)が沈没しました。ここはパラオから距離5ヘクスで、一式陸攻は機動部隊の前路警戒のために対潜哨戒飛行をしていたのでしょう。このあたりは日本の水上戦闘TFや機動部隊の出現が予想される海域なので、潜水艦にパトロールさせていますが、はかばかしい戦果は得られていません。

ビルマに百式重爆を分派した中国の日本陸軍重爆隊ですが、今日も重慶には九七重爆(Ki-21-IIa Sally)  162機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 116機の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 1、
Runway hits 12の被害と、また地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 25個が破壊され、234個がdisabled(負傷故障)になっています。陸戦再開はいつになるのでしょう。まあ、ゆっくりしてくれれば、その方がありがたいのですが、

今日は戦闘のなかった東部ニューギニアですが、ラエにTF2個が入港していました。ひとつはAP(兵員輸送艦)3隻とPB(哨戒艇)2隻で、もう一つはAP 1隻とxAK(貨物船)1隻と報告されています。また北のLong Islandの戦闘機も16日の119機から174機にまで増強されています。Long Islandの戦闘機はこのラエの船団の上空でLRCAPしているものと思われます。さて、このラエの船団ですが、何をしていると思いますか?少なくともサプライの補給のためにやってきたのでないことだけは確かでしょう。サプライの輸送ならxAKLなどを使いそうなものですし、連合軍の偵察機、哨戒機の艦種の同定に多少のミスはあったとしても、4隻目撃されたAPがすべてxAKだったりはしないでしょう。それに、サプライ輸送の小船団の護衛が目的でLong Islandに戦闘機を174機も配置したりはしないと思うのです。

それでは何が目的か。私はラエの地上部隊を撤退させているのだと思います。連合軍が蘭印東部からフィリピンを狙っている現状では、こんなニューギニアの僻地に守備隊を置いておく余裕はないと感じて当然です。東部ニューギニアが重要なのはラバウルやトラックの前哨としてでしょうが、ラバウルにいる日本軍は遊んでいるようなものですし、トラックだって軍港として機能できる点を除けば、ほとんど働いていないのではないでしょうか。もし私の判断が間違っていて、日本側が増援部隊を送り込んでいるのだとすると、悲報続きの今日の連合軍にとってこれほどうれしいニュースはありませんが。