1943年3月1日、きのうに引き続き連合軍はアンボンの空襲を実施しました。昼前にボエラからのF4F-4 Wildcat 18機がアンボンに上空に到着すると、そこには二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 46機が待ちかまえていたのです。21戦隊と87戦隊の2つで46機という数の多さ、それに二式戦の航続距離とを考えると、LRCAPではなくアンボンに配置された機体だと思われます。いずれにせよ数的にはかなり劣勢な戦いではあり、二式戦4機(被撃墜3、Ops loss 1)と引き替えにワイルドキャット11機(被撃墜9、Ops loss 2)を失う大敗を喫してしまいました。
まあ第一陣のワイルドキャットがやられても、後続するP-38と四発爆撃機が始末してくれるだろうと期待してリプレイを見ていたのですが、悪天候のためクーパンからの部隊は出撃できませんでした。テルナテやバチャン島への輸送船団の安全な航行を確保するためにもアンボンは何とか叩いておかないとまずいので、明日もアンボン空襲を計画たのですが、ご覧の通りボエラのワイルドキャットは今日の戦闘でお疲れ。あしたはクーパンからのP-38と四発爆撃機だけでアンボンへ飛ぶわけですが、日本側がそれを読んで今日に倍する数の二式戦を準備したりするのではとこれを書きながらかなり心配になってきました。
ボエラからはメナドと西部ニューギニア北岸のソロンとマノクワリへも空襲を実施しました。メナドは飛行場を復旧させないため、ソロンは上陸したての日本軍守備隊に飛行場設営用の部隊が含まれているので飛行場を新設させないため。またマノワクリに日本軍部隊の存在は確認されていませんが、知らないうちに部隊を派遣され飛行場を新設されると面倒だと考えたからです。メナドの空襲にはB-17F Fortress 13機と四発爆撃機を奢ったので、 Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 30とまずまずの戦果でした。またマノクワリへはP-39D Airacobra 8機に護衛されたB-25C Mitchell 12機が向かい、Port hits 17、Port supply hits 1とまあまあの成績。しかし、ソロンに向かった戦爆連合55機の大編隊(P-39D Airacobra 10, Albacore I x 10, B-25C Mitchell 35)はわずかにPort hits 1、Port supply hits 1の命中弾を与えるにとどまりました。きのうのソロンへの空襲も乏しい戦果でしたが、Detection Levelが低かったことが影響したのではと考え、今日はきちんと偵察機を派遣しておきました。DLは7/8にも達していたのに、何が不足だったんでしょうか。こまったことです。
きのう日本の船団をフィリピン海で発見し、貨物船1隻をカタリナ飛行艇の雷撃で撃沈したことはすでに紹介しました。あの船団はそのまま航海を続け、今日は昨日の位置から4ヘクス西に発見されました。テルナテからは今日もPBY-5 Catalina 10機が出撃し、雷撃でxAKL Nanko MaruとxAKL Tainichi Maruの2隻(ともに2050トン、VP 3)を撃沈しています。コンバットリポートに死傷者の報告はなく、載せていたのはサプライだけだったようです。小さな貨物船2隻撃沈と引き替えにカタリナ1機を対空砲火で失いましたが、おそらくセレベス島への補給を意図したコンボイだったのでしょうから、阻止できて良かったと思います。
東部ニューギニアでは久しぶりにNadzabで砲撃を実施しました。増強されたNadzabの日本軍守備隊の規模を知ることが目的です。ジャングルヘクスなので双方に死傷者の発生は報告されず、判明した守備隊の兵力は1万6千名でAV 612。対する連合軍のAVは576しかありませんから、防御に有利なジャングルヘクスですし奪還はまず無理ですね。しかもこのところ東部ニューギニアの空戦では二式戦にいいようにやられているので、ここはこのままそっとしておくことにします。連合軍の守りが手薄なことに気づいて、日本側がワウをとりに来たりしなければいいなとは思いますが。
重慶にはいつも通り九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 160機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 206機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 13の被害が出ました。また地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 31個が破壊され、335個がdsiabledになりました。さらに憂うべきことに、重慶西側のヘクスの日本軍が1ユニットに減少していたのです。つまり、残りの26ユニットは本日既に重慶に到着したということになります。明日の第8回総攻撃で、こんどこそ重慶陥落でしょう。
戦闘ではありませんが、不思議な出来事がありました。ターンの処理も終わりに近い、夕方のSHIP CREWS PERFORM DAMAGE CONTROLになって、東太平洋上に”Fires out of control, xAK Benjamin Franklin can not be saved”と表示されました。なにごとかと思って、リプレイ終了後に確認すると、オペレーショナルリポートには上記と同文の”Fires out of control, xAK Benjamin Franklin can not be saved”という記載があり、またコンバットイベンツの書類には”xAK Benjamin Franklin sinks....”と報告されていました。どうやらxAK Benjamin Franklin(6520トン、VP 13)が火災で沈没してしまったようです。
西海岸からシドニーに向かうコンボイはミニマップに示した水色の点線の経路をとらせることがほとんどですが、ここはハワイ島から(このゲームのマップでの)南南東に20ヘクスの南東太平洋のまっただなか。付近で戦闘の報告はなく戦果による火災ではありません。こんなあたりでも水偵を搭載した潜水艦が潜んでいて、偵察を終えた零式小型水偵が帰りがけに爆弾を落としていったという可能性はあります。しかし水偵を見かけたという報告はなく、またxAK Benjamin Franklinの所属していたTFにdetection levelの数値が表示されていないので、これも考えにくいでしょう。報告書類にはこれ以外の情報はなく、原因不明の火災というとやはり失火なんでしょうか。それとも船の名前がBenjamin Franklinなだけに、雷でも落ちたものか。
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