2015年5月4日月曜日

ビルマと蘭印から悲報

1943年2月19日、あちこちから悲報の続いた一日でした。まずはビルマから。ここしばらくビルマ中部平原の飛行場の爆撃を続けてきましたが、日本の戦闘機の迎撃はありませんでした。そんなわけで、気軽な気持ちでメイクテーラに向かったのですが、今日は52機もの二式戦(Ki-44-IIa Tojo 48, Ki-44-IIc Tojo 4)がCAPしていました。連合軍の第一波と第二波はアキャブからのHurricane IIc Trop各13機でしたが、数が少ないため合計で10機(被撃墜 6、Ops loss 4)も失う羽目になりました。確認戦果は2機のみ。この後もsweeperが続いてくれれば多少はましだったのでしょうが、続いて飛来した4波は双発爆撃機 38(A-29A Hudson 3, DB-3M 3, Blenheim IV 5, Bolingbroke IV 10, B-25C Mitchell 12, B-26 Marauder 5)と四発爆撃機 18機(Liberator II 9, B-17E Fortress 3, B-17F Fortress 6)と爆撃機ばかり。二式戦はまだ46機も残っていましたから、双発爆撃機を20機、四発爆撃機を3機失うことになりました。一番近い飛行場であるShweboからのsweeper36機(H81-A3 18, P-40K Warhawk 18)の到着はその後で、まったくの役立たず。メイクテーラの飛行場に与えたわずかAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 10のダメージと二式戦14機と引き替えに34機を失う大敗となってしまいました。今日はレドやディマプールといった飛行場に配備されている爆撃機がなぜか飛んでくれなかったので爆撃機の損失はこの程度で済んだわけですが、AI司令官が第六感で危険を察知して飛ばさなかったんでしょうかね?

日本側はイラワジ川渡河に向け行軍中の連合軍部隊にマグエから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 68機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 78機が空襲をかけます。高度1万フィートからの爆撃でしたが、隠れる場所のない開豁地でもありdevice 6個が破壊され、40個がdisabledになりました。またこの連合軍部隊の迎撃のため、マグエの日本軍部隊が南下を始めています。今日はラングーンからマグエに二式戦を移動させた日本軍ですが、ラングーンをからっぽにしたまま明日もこの態勢を続けるでしょうか?なんとなく、ラングーンに戻すような気もするのですがどうでしょう。今日の敗戦でも連合軍戦闘機はそれなりに健在なので、あしたはマグエをsweepしてみるつもりです。

蘭印では心配していたビマへの艦砲射撃がありませんでした。そのかわりフィリピンに出現した機動部隊(空母4隻と防空巡2隻を含む10隻のTF、戦闘機160、爆撃機258、その他8)からテルナテで揚陸作業中だった船団に、零戦(A6M5b Zero) 48機、天山(B6N2 Jill) 11機、九九艦爆(D3A1 Val) 25機の空襲がありました。テルナテではSpitfire Vc Trop 5機とP-39D Airacobra 8機が迎撃しましたが、スピットファイアは5機すべてが撃墜され、P-39Dも4機が撃墜され2機がOps lossになるという大敗で、戦果はわずかに零戦2機を撃墜できただけでした。CAPが一掃されれば艦爆と艦攻は何の不安もなく攻撃に専念でき、xAK Mernoo(2750トン、VP 5)、xAKL Prusa(1600トン、VP 3)、xAKL Bisayas(1050トン、VP 2)の貨物船3隻と、護衛に付いていたSC-636とSC-708の駆潜艇2隻(各 121トン、 VP 1)、AM Tamworth(625トン、VP 2)とAM Guysborough(605トン、VP 2)の掃海艇2隻、合計で7隻が沈められてしまいました。設営部隊などを輸送してきた船団でしたが、今日の時点ではサプライ数百トンしか残っていなかったことは不幸中の幸いでした。今日は新鋭艦攻のお披露目でしたが、11機の発射した魚雷のうち命中したのは3本でした。

テルナテを奪還以来、いちばん気になっていたのはこういった空母を利用してのテルナテ増強の妨害です。たとえ輸送船を沈没にまで至らなかったとしても、近くに敵の空母がいるというだけで、船団を送り込むことが出来なくなります。日本側はもっと早い時期から積極的にこれを実施すべきだったのではと感じます。この間、手を緩めていてくれたおかげで、テルナテは飛行場の規模がきのう4になり、サプライの在庫も1万トンを超えました。連合軍は今日もテルナテからメナドへB-25C Mitchell 23機が向かいましたが、飛行場の規模が4になったおかげか、Airbase hits 2、Airbase supply hits 5、Runway hits 24のダメージを与えることが出来ました。きのうまでよりだいぶ良い成績です。あしたもこの調子でメナドを叩きたいところですが、機動部隊がこんなに近くにいたのでは安心できず、哨戒用のカタリナを除いたテルナテの可動状態の飛行機はすべてボエラに後退させ、また運良く生き残った貨物船もフルスピードで南下させました。機動部隊はそこにいるというだけで、テルナテをフリーズさせてしまうのです。

フィリピン海では一式陸攻の爆弾2発が命中してSS S-37(850トン、 VP 6)が沈没しました。ここはパラオから距離5ヘクスで、一式陸攻は機動部隊の前路警戒のために対潜哨戒飛行をしていたのでしょう。このあたりは日本の水上戦闘TFや機動部隊の出現が予想される海域なので、潜水艦にパトロールさせていますが、はかばかしい戦果は得られていません。

ビルマに百式重爆を分派した中国の日本陸軍重爆隊ですが、今日も重慶には九七重爆(Ki-21-IIa Sally)  162機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 116機の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 1、
Runway hits 12の被害と、また地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 25個が破壊され、234個がdisabled(負傷故障)になっています。陸戦再開はいつになるのでしょう。まあ、ゆっくりしてくれれば、その方がありがたいのですが、

今日は戦闘のなかった東部ニューギニアですが、ラエにTF2個が入港していました。ひとつはAP(兵員輸送艦)3隻とPB(哨戒艇)2隻で、もう一つはAP 1隻とxAK(貨物船)1隻と報告されています。また北のLong Islandの戦闘機も16日の119機から174機にまで増強されています。Long Islandの戦闘機はこのラエの船団の上空でLRCAPしているものと思われます。さて、このラエの船団ですが、何をしていると思いますか?少なくともサプライの補給のためにやってきたのでないことだけは確かでしょう。サプライの輸送ならxAKLなどを使いそうなものですし、連合軍の偵察機、哨戒機の艦種の同定に多少のミスはあったとしても、4隻目撃されたAPがすべてxAKだったりはしないでしょう。それに、サプライ輸送の小船団の護衛が目的でLong Islandに戦闘機を174機も配置したりはしないと思うのです。

それでは何が目的か。私はラエの地上部隊を撤退させているのだと思います。連合軍が蘭印東部からフィリピンを狙っている現状では、こんなニューギニアの僻地に守備隊を置いておく余裕はないと感じて当然です。東部ニューギニアが重要なのはラバウルやトラックの前哨としてでしょうが、ラバウルにいる日本軍は遊んでいるようなものですし、トラックだって軍港として機能できる点を除けば、ほとんど働いていないのではないでしょうか。もし私の判断が間違っていて、日本側が増援部隊を送り込んでいるのだとすると、悲報続きの今日の連合軍にとってこれほどうれしいニュースはありませんが。

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