1943年3月10日、Waingapoeの戦いは今日も続きます。きのうの戦いの後、駆逐艦2隻のASW TFはWaingapoeの東隣のヘクスに位置し、またWaingapoeには到着したばかりの輸送船団のほか、全滅したPTボートTFとは別のPTボートだけ2隻のTFがいました。この2隻のPTボートは、損傷を修理しようとして僚艇をdisbandしたらアップグレードを兼ねてpoolに戻されて2隻だけになってしまったTFで、数が少なかったおかげか、きのうの戦いには巻き込まれずに済んだのでした。今日はこのTFが「活躍」してくれました。
①昨日の戦いの結果を見てもうWaingapoeにはやってこないだろう、でもビマには艦砲射撃があるかもと考え、このPTボート2隻のTFにはビマのヘクスをパトロールするよう指示してありました。ビマに向かう途中、Waingapoeの北東のヘクスで2隻はスラバヤにむけ航行する日本の駆逐艦4隻と遭遇しました。昨夜はmoonlight 17%の晴で、この海域の視程は5000ヤード。双方が5000ヤードで相手を視認しましたが、PTボートTFの方が有利な位置にあったようで、PT-67が1発被弾しただけでやり過ごすことができました。
②PTボートTFはビマに向けさらに移動を続け、Waingapoeから北へ2ヘクス(迂回しないとここへは行けないので距離的には3ヘクス)のコモド島ヘクスで、CA青葉、CL川内・神通、DD親潮・初風のTFと遭遇しました。この海域での最大視程1万ヤードでPTボートを発見した日本のTFは即座に砲撃を開始しましたが、奇襲されたPTボートは被弾せず逃走することに成功しています。逃げる先は母港に指定してあったWaingapoeです
③CA青葉のTFも目的地が同じWaingapoeだったので、Waingapoeの北東のヘクスで再遭遇しますが、今度も被害はなし。④さらにWaingapoeの東のヘクスでもう一戦。この海域での最大視程は8000ヤードで双方が8000ヤードで相手を発見しました。しかし日本側が有利な位置にいたようで、CA青葉の久宗米次郎艦長はcrosses the 'T'を指示します。PT-68はCA青葉により、またPT-67はDD初風により沈められてしまいました。2隻のPTボートは敵に損害を与えることが出来ずなすすべもなく沈められてしまったようにも見えますが、CA青葉のTFに3回の砲戦を強いて弾薬、そして貴重な夜の時間を消費させた功績は評価されなければならないと思います。
⑤PTボートを始末したCA青葉のTFはWaingapoeに侵入し、距離1万1000ヤードで昨夜の戦闘で損傷したDD Allenとそれを護衛するDD Le TriomphantのEscort TFを発見します。まさか今日もWaingapoeにやって来るとは思っていなかったので、このEscort TFの目的地はクーパンではなく、近くのWaingapoeにしてあり、それが裏目に出てしまいました。日本側は連合軍側が気づく前に1万1000ヤードという遠距離から酸素魚雷を発射しましたが、さすがにこれは命中せず。しかし砲戦によりDD Allenは沈没し、DD Le Triomphantにも砲弾2発が命中して火災発生。しかし幸いこれだけで戦闘から逃れることができ、また命中したのが駆逐艦の12.7cm砲弾だったおかげでDD Le Triomphantの被害はSys 17, Flt 1(1), Eng 3と軽傷で済んでいます。
CA青葉のTFがWaingapoeにやってきたのはやはり艦砲射撃が目的だったろうと思うのです。しかし4回も戦闘を行ったせいで艦砲射撃をする前に夜のフェーズが終わってしまったのでしょう。でも指示はWaingapoe艦砲射撃ですから、次のターンに実行するため帰港せずそのままWaingapoeのヘクスにとどまることになったのかなと想像します。またPTボートが3回も戦闘してくれたりなどのおかげで、きのうWaingapoeに到着したばかりだった連合軍の輸送船団への攻撃も時間切れで実現せず、サプライを満載した貨物船は3ヘクス離れたEndehの文字のあるヘクスまで退避することが出来ました。
⑥夜が明けてからビマのAlbacore I 7機がこの日本のTFに攻撃にやってきました。ビマにアルバコアを移動させたのは、昨日の戦闘でダメージを受けた陽炎級駆逐艦への雷撃が目的だったのですが、そちらはすでにスラバヤに帰港していて(偵察機が昨日は空っぽだったスラバヤ港に3隻の駆逐艦がdisbandされているのを目撃)、予想もしていなかったWaingapoeへの攻撃に向かったわけです。ビマには戦闘機が配置されていないので護衛の戦闘機は同行しなかったのですが、WaingapoeにはCAPがいて、戦闘機 7機(Hurricane IIc Trop 1, P-39D Airacobra 2, P-40K Warhawk 4)が護衛の役をかってくれました。しかし日本のTFの上空にはそれを上回る20機もの零戦(A6M2 Zero)がCAPしていました。零戦は非常に強くアルバコアは4機が撃墜され、さらに1機が対空砲火で撃墜され、雷撃できた機はありませんでした。今日のマカッサルには304機もの戦闘機がいると報告されていますが、このうちのかなり多数をWaingapoeのLRCAPに振り向けてあったに違いありません。それに零戦(A6M2 Zero)の増槽付き航続距離14ヘクスという性能もものをいって、距離7ヘクスも離れた地点での20機ものCAPが実現したのでしょう。
⑦今日のWaingapeo戦のラストは、WaingapoeのPBY-5 Catalina 10機による攻撃です。CAPの零戦の数は9機に減り、また護衛に付く戦闘機が37機(Sea Hurricane Ib 4, Hurricane IIc Trop 3, Kittyhawk IA 4, P-39D Airacobra 6, P-40K Warhawk 20)と増えたので、撃墜されたカタリナは2機でした。しかし損傷で引き返したカタリナもあって、雷撃に移れたのは5機。うち1機がCL神通に魚雷を1本たたき込んでくれました。Waingapoeのヘクスには複数の日本のTFの存在を示すアイコンが表示されていますが、ひとつはこのCL神通とそれを護衛する駆逐艦からなるEscort TFなのだと思います。
不思議な展開の戦いでしたが、連合軍はPTボート 2隻とDD Allen(1015トン、VP 4)、それに飛行機 14機(Albacore I 7, PBY-5 Catalina 4, Sea Hurricane Ib 1, Hurricane IIc Trop 1, P-40K Warhawk 1)を失ったのに対し、日本側は零戦7機を失っただけです。CL神通の損傷がどの程度か不明ですが、日本側の辛勝といったところでしょうか。なんとか引き分け、できれば連合軍の勝利に近づけるためにもCA青葉のTFを無事に帰らせたくはないのですが、なかなか難しそうです。
パラオの北側でオランダ潜SS KXVIIIがAO尻矢を雷撃し魚雷2本が命中しました。沈没艦船リストにはまだ名前がありませんが、コンバットリポートにはheavy fires, heavy damageとありますし、リプレイ中に沈没音が流れたので撃沈はまず間違いないと思います。ただ、SS KXVIIIの方も護衛のE真鶴の爆雷攻撃でSys 12, Flt 16(6)のダメージを受け、ダーウィンに帰ることになりました。既にパラオの北東2ヘクまで来ていますが、あまりパラオに近づくと対潜哨戒機にやられてしまうことが心配です。
スクリーンショットの西端近くのセレベス海に南東に向け航行中の日本のTFが目撃されています。構成はDMS(駆逐艦改装掃海艦)3、CM(敷設艦)1、AP(兵員輸送艦)1を含む8隻とのことですが、メナドに増援部隊またはサプライを輸送する船団でしょうか。なんとか退治したいところですが、水上戦闘TFを差し向けると北側から不意に機動部隊が出現しそうな気がします。
ビルマのToungooでは3月7日以来となるDeliberate attackを実施しました。素のAVは連合軍1065:日本軍397。日本側には地形と指揮官のプラス、(相手より)準備不足のマイナス修正があり、修正AVは620:565、オッズ比1:1なのでまだ奪還には至りません。でも防御施設を規模2から1に低下させることに成功し、また死傷者も連合軍のdevice 12個破壊142個disabledに対して日本側守備隊は5個破壊124個disabledとほぼ拮抗してきました。このまま攻撃を繰り返せば、なんとかなりそうです。日本側守備隊は第33師団で、師団ですからできれば殲滅したいと考え、包囲実現に向けユニットを動かしてはいます。でもジャングルの中の道無き道を行軍していて包囲実現にはまだ10日以上かかりそうですから、その前に可能なら奪還してしまおうかとも思っています。
2 件のコメント:
have u ever played this game with american? posting japanese vs american pbem will be interesting
Thanks, but someday after the end of our present game.
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