爆撃機が戦闘機より強いことについては、坂井三郎さんの著書や、梅本弘さんのビルマ航空戦の本なども取りあげられ、議論されています。連合軍の4発機に対しては、20mm機関砲を装備していたゼロ戦でも苦戦したのですから、12.7mm機関銃装備の隼では歯が立たないのは理解できるところ。また、日本陸軍航空隊の対爆撃機戦術に問題があったのではとする意見もありました。あと、このB-17は夜間爆撃を専門にしていたこともあって、こんなに大差がついたようです。
ただ、連合軍の戦闘機よりも爆撃機の方が日本の戦闘機をたくさん落とすのはおかしいのではといったことや、戦争の後期になってですが4発機は護衛戦闘機つきよりも護衛なしの時の方が爆撃任務の成績がいいのは修正が必要と思われ、それについては別にSolution for the 4 engine discussionが派生的に建てられています。
WitP AEは発売されて以来、中国戦線で日本の砲兵の威力が強すぎたことや、潜水艦が通商破壊に強力なことなどが明らかになり、パッチで修正されました。時間とともに、多くの人のPBEMも戦争の中期から後期にさしかかり、こんどは連合軍側の4発重爆のしぶとさが明らかになってきたわけで、これも今後のパッチで何かしら修正が入るかも知れません。
それと、このスレでは本題からははずれますが、パイロットのExpとSkillの成長についての議論もされました。学校卒業したての新米パイロットのskillはだいたい3ヶ月のtrainingで70にまで上げることができます。しかし、その新米パイロットを前線の部隊に入れ実際の任務につかせても、3ヶ月ではほとんどskillが上がらないのがおかしいと文句をつけたひとがいました。trainingより実戦の方がskillの上昇につながるべきというわけですね。
それに対しては、devのair teamのleaderは反論しています。しかもかなり率直に反論していて、これまでdevの人の発言で感情むき出しっていうのは読んだことがなかったので驚きました。要点は、
- 新米のパイロットがベテランのいる部隊に配属されると、出撃する機会がより少なくなるので、skillの上昇が遅くなるがち
- 新米パイロットは前線に出す前に後方でtrainingしてSkillを上げておくべき、そのためにパッチ2でパイロットを管理する手段が用意されたのだから
- Skill値と同じく、Exp値も低い時の方が上昇しやすい
- traingよりも実戦の方がSkill値を上げやすくなるのは70過ぎてから
また、50~100機の日本の戦闘機(鍾馗や疾風)がCAPに上げているところに3~6機程度の4発爆撃機が爆撃に来ると、4発機は任務を放棄することはほとんどないし、数機がダメージを受けて、一機落とされるかどうか程度のことがほとんどで、これはおかしいのではという質問もありました。これに対しても、4発爆撃機というものは自衛でき強引に爆撃するのが仕事。また、CAPが50~100機といっても、実際に爆撃機に取り付けるのは一部にしか過ぎないとDevの人は答えていました。私のPBEMでも今後そういう場面がたびたび出現するのでしょうね。
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