2010年4月19日月曜日

CD 対 TF の問題点

一昨日のエントリーでウェーク島のCDを取り上げましたが、ちょうど今、フォーラムでCDのスレが盛り上がっています。スレ主さんはPBEMの日本側をもっているのですが、漢気があるというべきか、1942年4月にソ連と開戦。樺太の対岸にあるSovetskaya GavanにAmphib TFを送りました。CDからの砲撃に対する壁の役割をさせるため、Amphib TFには長門、陸奥、高雄、鳥海が含まれていました。



Sovetskaya Gavanにはご覧の通りCDが2部隊いて、180mm砲8門などが装備されています。条約型重巡の高雄と鳥海が沈没したのはやむを得ないかとも思われますが、長門と陸奥もそれぞれ100発以上の命中弾を受けて沈没してしまいました。多数の命中弾があれば大被害は避けられないでしょうが、180mm砲は重巡の主砲よりも口径が小さいので、戦艦が2隻とも沈んでしまうというのはおかしいというのがスレ主さんの主張です。

そして、やはりこのスレ主さんは漢気がある人なのでしょう、伊勢、日向、山城、扶桑で実験も兼ねてSovetskaya Gavanに艦砲射撃を行いました。こんどは日向と扶桑が沈み、伊勢と山城も大きなダメージを受けています。

連合軍側でMiriやSaipanなどの島を長期にわたって空爆・封鎖した後、戦艦を艦砲射撃に送り込んで大きな被害を受けたというポストもありました。また、現実にあった、第一次大戦時のガリポリでの戦艦の喪失や、 オスロでのドイツ巡洋艦ブリュッヒャーの沈没、そしてアメリカ東海岸やポーランドなどの海岸砲台の様子など、多くのポストで大繁盛のスレとなっています。

CDからの砲撃で艦船に大きな被害が出そうならTFが戦場を離脱するようにCD対TFの戦闘ルーチンが変更されることが希望されていて、もしかするとパッチ4以降で実現するかもですね。それまでは、Amphib TFに壁をさせるためにBBを入れるのは避けるべきというあたりが結論のよう。

ただし、CD対TFに関しては、これまでにもおかしな結果を報告するポストがいくつもあった気がします。例えば、日本軍のオアフ島上陸をあつかったこのスレ。Amphib TFに入っているPBが沈没までに20発以上の命中弾を吸収して、輸送船を守ったりしています。パールハーバーは太平洋の要塞の中でも最も堅固なのに、どうしてこうなるのか、不思議。ちょっとずれますが、これのAARは、開戦からオアフ島上陸までに至る経過が名人芸で一見の価値ありです。

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