1942年5月14日、中国では常徳を占領した後も日本軍の追撃が厳しく、常徳の西のヘクスDeliberate attackをしかけられました。日本側は歩兵師団12個、戦車聯隊8個、独立混成旅団1個で素のAV 5414なのに対して、敗残兵ばかりの中国軍は793。森林ヘクスなので防御側にプラス修正がありますが、経験不足とサプライ不足のマイナス修正もあって、修正AVは3027:1153。オッズ比2:1で敗退しました。日本側の素のAVは5月11日の常徳戦の時の4824より多いくらいで、まったく戦力に衰えが見えません。こんな内陸に入り込んでも、サプライの補給に支障はないのでしょうか。そうだとするとこのまま重慶まで日本のsteam rollerは停止せずに進みそうです。
ビルマでは、マンダレーの日本軍地上部隊に対して、インパールからハリケーンのsweep、チッタゴンからP-40Eの護衛でブレニムの爆撃、カルカッタからB-17Eの爆撃を計画しました。ビルマ中部にはチッタゴンが一番近いのですが、艦砲射撃を受ける恐れのある沿岸の飛行場にあまりたくさんの飛行機を集めたくないということもあり、3ヶ所の飛行場から出発することになりました。結果はご覧の通り、ぜんぶで7波に分かれてしまいました。第1波と第2波のハリケーンのsweepはまあまあ順調だったのですが、第3波のP-40E 18機が護衛するブレニム 24機がマンダレー上空に達した時、CAPの零戦の数が64機に増えていて、今日の7波の中でももっとも多数のCAPに遭遇する羽目になってしまいました。前の2波の襲来を受けて、マグエとメイクテーラの在地機がようやくマンダレー上空に集合できた頃合いだったのかも知れません。第6波と第7波のB-17Eは午後になりましたが、第7波の方がより多くのCAPに遭遇していますから、CAPが集合するのに時間がかかるのは確かなようです。
そんなわけで、今日の空襲では日本軍地上部隊のdevice 10個をdisabledにしたかわりに、ハリケーン 17機(A2Aで12、Ops loss 5)、ブレニム 16機(A2Aで16)、P-40E 14機(A2Aで13、Ops loss 1)、B-17E 1機(A2Aで1)の合計48機を失う大敗を喫してしまいました。零戦は11機(A2Aで7、Ops loss 4)の損失だけと報告されています。昨日のエントリーではビルマが楽しみと書きましたが、とんでもなく甘い考えでした。それにしてもビルマにこんなにたくさんの零戦がいるとは!護衛のP-40Eはもっと増やすこともできたのですが、たとえ2倍の機数が護衛していても損害が増えただけのような気がします。ベテランプレイヤーの間では大戦前半の日本のベストファイターは二式戦だというのが定評で、私もそう思います。しかしその二式戦が登場する前、しかもコンバットリポートによると日本側にはまだレーダーが配備されていないのにこんなに苦戦するようでは、先が思いやられます。まだ1942年の5月で苦戦するのが当たり前な時期ではありますから、地道にsweepと日本側の飛行場を叩くことを考えるか、それよりも守勢に徹するべきなのかも知れません。