2013年8月31日土曜日

ポートモレスビー上空に日本の陸軍機も



1942年1月26日、ウエーク島の東のヘクスで xAK Ming Sang(3700トン、VP 7)が呂66潜の雷撃を受け沈没しました。ウエーク島にはすでに海兵隊守備隊ユニットを2つ増派したので、合計3部隊が守備しています。いまのところ日本の水上戦闘艦隊による妨害や上陸船団の接近はありません。ウエーク島が持ち堪えられるとも思えませんが、歯ごたえある存在となるよう、少しづつサプライや燃料を送り込んでいます。

パレンバンに入港していた日本のTFは南シナ海方面に向かって帰って行きました。途中で、護衛にあたっていたCA高雄・愛宕・鳥海・最上・三隈、CL川内・神通・五十鈴・鬼怒と駆逐艦7隻のTFが米英の魚雷艇TFを夜のフェーズと昼のフェーズの2回攻撃し、魚雷艇2隻を撃沈してゆきました。昨夜はmoonlight 71%ですから魚雷艇に勝ち目はありませんが、それでもこの豪華メンバー相手に5隻中2隻しか撃沈されなかったのは立派です。でも、なんでこんなところに魚雷艇がいたかというと、1月23日にABDAの巡洋艦をMerakに集結させパレンバン殴り込みをしようかと考えたときに、いっしょにパレンバンに突入させようかと思って前進させていたものでした。巡洋艦は東、スラバヤに向け後退させたので、本当ならこの魚雷艇にも後退を指示しなければいけなかったのですが、忘れていました。

この方面ではさらに一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 92機がシンガポールの飛行場を爆撃しました。Airbase hits 4、Runway hits 7と命中弾は少なめで、その日のうちに修復が完了しています。命中弾が少なかったのは、対空砲を気にして高度1万5000フィートからの爆撃だったからだと思うのですが、それでも4機を対空砲火で撃墜しました。1月13日のジョホールバル占領後、もう2週間近くになりますが、日本軍はまだシンガポールに進撃してきていません。コタバルに上陸した増援の到着をまちながら、部隊に休養をとらせて戦闘でdisabledになったdeviceを回復させ、戦力の充実をはかっているのだと思います。ジョホール水道は川ではありませんが、シンガポールへの進軍はこのゲームでは渡河にあたります。渡河するとShocok attackを強制されるルールなので、それに耐える戦力を集める方針なのでしょう。シンガポールのサプライの備蓄は6万6000トンあまりで、これまでの10日間の一日あたり消費量はだいたい350トンです。渡河され戦闘が始まれば、兵糧が尽きる前に占領されることになるでしょう。

しばらくのお休みのあと、今日はポートモレスビーに零戦(A6M2 Zero) 60機のsweepがありました。P-40E Warhawk 24機が迎撃しましたが、零戦 4機(空戦で3、Ops loss 1)の損失に対して、P-40 14機(空戦で12、Ops loss 2)と惨敗でした。そしてsweepの後、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機が飛行場を爆撃しました。P-40は一式戦にも2機撃墜されましたが、飛行場への命中弾はRunway hits 1のみでした。
     
出撃した24機のうち16機も失ったわけですが、これでも運が良かった方だと思います。というのもsweepの零戦 60機は2波に分かれて侵入したのですが、第1波が6機で第2波が54機でした。第1波の方がずっと機数の多いことがふつうで、もしそうだったら零戦を4機も撃墜できなかったでしょう。また16機損失のわりに、パイロットの死傷はKIA 7、WIA 7と少なめでした。自軍の根拠地上空の戦いだったことと、連合軍の戦闘機が頑丈なおかげだと思います。

1月17日の日本軍のポートモレスビー上陸以来、10日たちますが、3万2000トンあったサプライが2万7000トンにまで減ってしまいました。サプライを節約するため、こちらから陸戦は仕掛けていません。しかしポートモレスビー飛行場から戦闘機や哨戒機を運用してきたので、それによるサプライの消費がバカにならないんだと思います。上陸した日本軍の状況を探るため、あした一回だけ砲撃・爆撃をしかけてみて、その後は陸では節約節約。哨戒機に関しては、西海岸とハワイから移動させたB-17Eの数が3部隊になったので、オーストラリア本土のタウンスビルから哨戒飛行させればいいかなと。

戦闘機はどうするか。これは、今後ポートモレスビーをどうするつもりかにもよります。サプライが減っていっても補給の船団を送らないつもりであれば、戦闘機もオーストラリア本土に後退させるべきでしょう。でも、頑張るのであれば、戦闘機は必要。でも日本側もシンガポール空襲には一式戦一型甲 Ki-43-Ia Oscar)が護衛についているのに、このポートモレスビーには陸軍最新鋭一式戦一型丙 (Ki-43-Ic Oscar)を投入していますからかなり本気で、連合軍が戦闘機を配置しても苦戦は免れません。数日後にはシドニーで駆逐艦から改装中のアメリカのAPD(高速輸送艦)が多数竣工します。APDで構成されるFasttransport TFなら空襲や潜水艦にじゃまされずにサプライの補給ができるのかどうか試してみることにします。

南方資源地帯を確保して資源の還送体制を整えてもらわないことにはゲームになりませんから、 マレーやフィリピンや蘭印が占領されてもちっとも気になりません。でもこのポートモレスビーには多少拘りたくなります。プレイヤーによって違うでしょうが、私は方針・戦略を立てるのに史実を参考にしちゃう方です。このゲームがシナリオ1だからというだけではなく、たとえ仮想シナリオであったとしても、日本側なら史実より手広く占領地を拡げる気にはあまりならないし、連合軍側なら史実に近い線でとどまりたい気分。でもこのポートモレスビーにあまりこだわると消耗戦にひきこまれてしまいます。貨物船はいくら沈められても大丈夫かも知れませんが、少なくとも1942年から1943年いっぱいにかけての戦闘機の数に関しては(このゲームでは)連合軍は日本軍に負けます。なので、ポートモレスビーをどうすべきかかなり迷います。いっそまた機動部隊を先頭に立てて大上陸船団を送り込んでくれれば、あきらめがついていいのかも。

数日前から始まった西安の中国軍地上部隊への爆撃は今日も続き、九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 62機が来襲しました。device 10がdisabeldになりましたが、疲労値や混乱値への悪影響はほとんどありませんでした。 また地上でも、西安に日本軍部隊が到着しました。 日本側の部隊は2-3遅れているみたいですが、既に到着している部隊は31と報告されています。後続をまたずに明日陸戦をしかけられても苦戦は必至で、その後長くても一週間程度でしょう。西安を失ったあとは、2ヘクス北西のrough(防御側の地形ボーナス2倍)のヘクスか、その西の森林(3倍)ヘクスで頑張ることになるのかな。

2013年8月29日木曜日

パレンバン占領後初の日本TFが入港


1942年1月24日、トレス海峡のHorn IslandからニューギニアのTerapoに陸兵を輸送していたxAKL Pelton Bank(1050トン、VP 2)が呂33潜の浮上砲撃で損傷し、その後雷撃されて沈没しました。乗っていたのはTorres Strait Bnの一部で、もともとはHorn Islandの守備隊です。ポートモレスビーに日本軍が上陸して陥落必至と思われた頃、陸戦で敗北して逃げていくならTerapoになるだろうと考えました。もちろんTerapoで持久はできないでしょうが、Terapoにサプライを輸送しておけば、敗残兵の士気や疲労にも多少は良い影響がもたらされ、日本のニューギニア南東部平定のささやかな障害となってくれるのではと目論んだわけです。でもTerapoはもともと無人ですから、わずかな空挺部隊が降下するだけでも占領されてしまいます。そこで、そうならないようHorn Islandから陸兵を分派しましたが、その結果、Torres Strait Bnが二つに分かれてしまったので、少しずつ貨物船でTerapoに輸送し、一つの部隊にまとめようと考えました。今日のxAKL Pelton Bankもその一環でしたが、沈没によりdevice 10個ほどが海没してしまいました。あと、今日はポートモレスビーへのsweepはありませんでした。ラバウル航空隊のパイロットもお疲れのようです。

ジャワ海に南下してきていた日本のTFはパレンバンに入港しました。駆逐艦2隻と哨戒艇2隻が護衛したxAK(貨物船)1隻だけと報告されています。貨物船1隻は少なく感じますが、ここ2日ほどの報告を勘案すると、別にいたとしてもあと1隻くらいでしょう。すると輸送してきたのは飛行機整備にあたる部隊一つだけか、またはそれにAir HQが伴っている可能性が若干あるといったところでしょう。支援にあたっていた水上戦闘TFも一緒にパレンバンに入港しました。パレンバンのヘクスは河を遡ったところにあるため戦艦は侵入できないルールがあります。今日の哨戒機は重巡9隻と報告してきているのですが、9隻は多すぎるとしても、巡洋艦+駆逐艦のTFで戦艦はいなかった模様です。

このパレンバンにバタビアからB-339D(オランダのバッファロー)42機がsweepし、日本側は零戦(A6M2 Zero) 10機がCAPしていました。42対10というと数的に優勢のようにみえますが、B-339Dは4波にわかれていて、実際に戦闘できたのは最初の2波12機ずつのみでした。スコアはB-339D 11機(すべて空戦損失)に対して零戦は6機(空戦で4、Ops loss 2)。やはり台南空は強く、昨日危惧した通り、やらなければ良かったという感じの結果でした。CAPが10機(機数的におそらくLRCAP)しかいなかったのですから、バッファロー42機を護衛任務にして、バタビアから水平爆撃機・雷撃機を艦船攻撃に送った方がもっと面白いことになったろうと反省しています。

昨日のエントリーに書いたように、ジャワ島西端のMerakにABDAの巡洋艦を集結させました。日本の哨戒機にしっかり目撃されたので、日本側としてはパレンバンへの殴り込みを警戒するでしょうが、日本側の水上戦闘TFが強力なのでスラバヤ方面に後退させることにしました。しかし後退する前の今日、哨戒機の報告により九六陸攻(G3M2 Nell) 20機がやってきました。Merak上空ではCW-21B Demon 4機と75A-7 Hawk 3機がCAPしていました。2機種とも見慣れない名前ですが、ぐぐるとCW-21B Demonというのはカーチス社製の輸出用の戦闘機で、75A-7 Hawkの方もカーチス社製のP-36のオランダ輸出バージョンなのだそうです。

Merakにやって来た九六陸攻には護衛戦闘機がついていませんでした。護衛のいない陸攻はCAPにひどい目に遭わされるのが通例ですが、CW-21B Demonと75A-7 Hawkは1機しか撃墜できませんでした。レーダーで30分前に探知し、準備万端で迎撃したはずなのにこの体たらく。がっかりするとともに、何隻かやられるのではとリプレイを見ながらはらはら。18機の陸攻がCL De RuyterとCL Mauritiusなどを狙って雷撃を実施しましたが、幸いなことに命中した魚雷はなく、対空砲火で2機が撃墜することができました。

西安南東の森林ヘクスでは、昨日の陸戦の敗北にも関わらず撤退しなかった中国軍2部隊に対して、日本側からDeliberate attackがありました。素のAVが日本側7679:中国軍 367と圧倒的な戦力差です。修正AV 4755:106、オッズ比44対1で敗北し、2部隊とも西安に撤退しました。敗北自体は当然のことなのですが、戦闘の被害をみてみると、中国側の破壊されたdeviceが545、disabeldになったdeviceが42だったの対し、日本側は破壊されたdeviceが12、disabeldになったdeviceが371でした。負けた中国軍の被害が多いことと、勝った日本側の破壊されたdeviceが少ないことは当たり前ですが、日本側のdisabeldになったdeviceの数が少なくないことには驚きます。この数だと一個師団がしばらく戦闘不能になった感じです。でも、西安の危機がさらに差し迫ったものとなったのも事実です。
Ground combat at 84,42 (near Sian)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 217175 troops, 1800 guns, 1326 vehicles, Assault Value = 7679
Defending force 16793 troops, 75 guns, 0 vehicles, Assault Value = 367
Japanese adjusted assault: 4755 
Allied adjusted defense: 106 
Japanese assault odds: 44 to 1 
Combat modifiers
Defender: terrain(+), fatigue(-), experience(-)
Attacker: 
Japanese ground losses:
      2251 casualties reported
         Squads: 9 destroyed, 318 disabled
         Non Combat: 1 destroyed, 8 disabled
         Engineers: 1 destroyed, 31 disabled
      Guns lost 15 (1 destroyed, 14 disabled)
Allied ground losses:
      8794 casualties reported
         Squads: 352 destroyed, 0 disabled
         Non Combat: 157 destroyed, 14 disabled
         Engineers: 15 destroyed, 10 disabled
      Guns lost 39 (21 destroyed, 18 disabled)
      Units retreated 2
西安には九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 62機の地上部隊爆撃がありました。disabledになったdevice9個で、混乱値や疲労値にも大した影響はありませんでしたが。日本側はすでに西安攻略に目を向けていることがよく分かります。

2013年8月28日水曜日

西安への門、開く



1941年1月23日、前日とは違って多事多難な一日でした。まずハワイの北東でASW TFのDD Andersonが伊168潜に雷撃されました。魚雷ははずれで、爆雷で反撃し一発が命中しました。幸先良いかと思いましたが、さにあらず。ハワイの南西でASW任務に従事していたDD Schley(1190トン、VP 5)が伊171潜に雷撃され、こちらは命中し沈没してしまいました。

ポートモレスビーには今日も零戦(A6M2 Zero) 27機のsweepがありました。36機のP-40E Warhawkが迎撃しましたが、前日の空戦の疲労がたまっているためか、零戦 7機(空戦で5、Ops loss 2)に対しP-40E Warhawk 11機(空戦で9、Ops loss 2)の損失と、前日よりスコアはかなり悪化してしまいました。このペースだとラバウル航空隊についてゆくことができません。あしたはCAPをお休みさせます。ラバウル航空隊の士気値や疲労値もこちらと同様に悪化していて、sweepをお休みしてくれるといいのですが。こちらの弱みを察知して、ポートモレスビー飛行場爆撃に来られたりすると困ります。

ポートモレスビーの西側、ニューギニアの南東岸のTerapoにBase Forceとサプライを陸揚げしていた船団が、午前と午後の2回、9機ずつの一式陸攻(G4M1 Betty)に襲撃され、それぞれPG Warrego(900トン、VP 4)とxAK Johanne Justesen(3700トン、VP 7)が沈没してしまいました。この船団は護衛のPG Warregoをふくめた3隻で、沈んだxAK Johanne Justesenの方はサプライを積んでいました。Bace Forceを載せていた方のxAP Taroonaが見逃してもらえたのはラッキーでした。ただ、Base Forceの陸揚げには時間がかかりそう(Terapoの港の規模はゼロ)なので、ポートモレスビーのなけなしのP-40の中から7機を派遣しました。今日の一式陸攻に護衛の零戦はついていなかったので、明日も護衛戦闘機なしで来るようなら何機か撃墜したいと思います。あと、ニューギニアでは北岸のAitapeにBandasan SNLFが上陸を始めました。ニューギニア北岸には初めての上陸です。ニューギニア北岸の根拠地はどこも守備隊がいないので、あしたには無血占領となるでしょう。

前日、南シナ海に発見された日本の船団は、クチンやSingkawangではなく、パレンバンに向かっているようです。パレンバンにBase ForceやAir HQを輸送し、パレンバン飛行場に陸攻を移動させ、ジャワ島周囲の連合軍の艦船の移動を妨害するつもりなのかと思われます。護衛のTFには重巡6隻が含まれていると報告されていますが、きっとそのうちの1-2隻は戦艦なのではないかとも思われます。このTFにはどう対処すべきでしょうか。いちおう、ABDAの巡洋艦ぜんぶ、重巡1、軽巡たしか8隻くらいをジャワ島西端のMerakに移動・集結させることにしました。明日になれば、パレンバンに突っ込むよう指示することもできますが、パレンバンが日本側に支配されていることと、ジョホールバルに陸攻が配置されていることを考えると、どう考えても無理筋に思えてきました。明日は、東に向けて撤退するよう指示すべきですよね。

また、日本のTF上空にはジョホールバルからのLRCAPがいるだろうと考え、雷撃機の出撃は控えています。明日も、そのままジョホールバルからLRCAPさせるか、またはパレンバン(今日現在はair supportなしでも、これからのよるのフェーズでair supportを含んだ部隊が上陸する)に零戦を移動させパレンバンからCAPさせるかするでしょう。バッファローの護衛でバタビアからSwordfishやVildebeestを攻撃に向かわせても、あまり戦果は期待できなさそうです。などといろいろ考えながら、バタビアのバッファローにパレンバンへのsweepを指示してしまいました。このエントリーを書きながら振り返ると、これもかなりの悪手です。この後で紹介する中国の状況などもあわせて、昨日はかなり冷静さを失なってしまっていて、悪手を選択してしまいました。次のリプレイをみるのが怖い。

中国では、数日前から西安の東南のヘクスに日本の大軍(31ユニットていど)が接近しつつありました。12月26・27日にこのヘクスでの戦闘で中国側の防御に跳ね返された後、休養のために1ヘクス後退していた部隊の状態が改善し、前進を始めたもののようです。とうとう昨日到着し、今日はDeliberate attackをしかけられました。日本側は15個師団、 7個独立混成旅団、1個歩兵聯隊、8個戦車聯隊など35部隊23万3千名、素のAVの合計 8504の大軍です。中国側の13部隊は4万6千名、素のAVの合計1410。中国軍には地形のプラス修正と経験値のマイナス修正がついて、修正AVは4669:1690となり、オッズ比2:1で敗北です。士気値の低い中国軍部隊は敗北即後退となることが多く、たしかに7部隊が西安に後退しましたが、なぜか2部隊(素のAVの合計は365)が踏みとどまりました。

今日の戦闘の結果、中国側の破壊されたdeviceは673、disabledになったdeviceは719と甚大な被害です。弱小中国軍あいての戦闘ですから、日本側で破壊されたdeviceは149とわずかでした。しかしdisabledになったdeviceは1121とそれなりの数で、ざっと3個師団が戦闘不能になった計算になります。とはいっても上記のような大軍を集中させていますから、3個師団をさっぴいてもとんでもない戦力であることに変化はありません。次のターンで、残った中国軍2部隊を一掃し、西安へ向かうことになるのでしょう。西安には今日の敗残兵ばかりで素のAV合計854しかいませんから、このまま四川省に向けて進撃されてしまいそうです。

というように、リプレイをみながら暗い気分になる一日でした。それと、しばらく前から機動部隊とmini KB(CVL龍驤、翔鳳など)の消息が不明です。こういうブルーな日は、何か企んでいるのではと疑心暗鬼に陥ってしまいます。ほんとに、どこにいるんだろ。

Japanese Deliberate attack
Attacking force 232869 troops, 1894 guns, 1358 vehicles, Assault Value = 8504
Defending force 46415 troops, 247 guns, 0 vehicles, Assault Value = 1410
Japanese adjusted assault: 4669 
Allied adjusted defense: 1690 
Japanese assault odds: 2 to 1 
Combat modifiers
Defender: terrain(+), experience(-)
Attacker: 
Japanese ground losses:
      12169 casualties reported
         Squads: 121 destroyed, 810 disabled
         Non Combat: 1 destroyed, 106 disabled
         Engineers: 23 destroyed, 103 disabled
      Guns lost 61 (3 destroyed, 58 disabled)
      Vehicles lost 45 (1 destroyed, 44 disabled)
Allied ground losses:
      16020 casualties reported
         Squads: 296 destroyed, 384 disabled
         Non Combat: 312 destroyed, 220 disabled
         Engineers: 45 destroyed, 64 disabled
      Guns lost 71 (20 destroyed, 51 disabled)
      Units retreated 7
      Units destroyed 1

2013年8月27日火曜日

カムラン湾から大船団の出港



1942年1月22日、カムラン湾の南西のヘクスでパトロールしていたSS KXVIIがPB Nako Maru #2に目撃されました。爆雷による制圧を受け、直撃はありませんでしたが、アニメーションではダメージを受けた旨の表示がありました。しかし、リプレイ終了後にみてみると、幸いなことに被害はありませんでした。まあ、こういうASW戦闘はよくあることで、これ自体は大して興味を惹くものではありません。本当に興味を惹いたのは、日本側のTFを構成する艦船のリストでした。コンバットリポートに載せられていたものを紹介すると、
Japanese Ships
DD Isonami
TB Hiyodori
TB Otori
PB Kantori Maru
DMS W-4
AD Choko Maru
AV Sagara Maru
AO Notoro
APD Hagi
TK Syoyo Maru
AMc Wa 3
xAK Iwaki Maru
xAK Zyunyo Maru
xAK Hakonesan Maru
xAK Atago Maru
xAK Aso Maru
xAK Mikasa Maru
xAK Eihuku Maru
xAK Kaiko Maru
xAK Mexico Maru
xAK Teiyo Maru
xAKL Raizan Maru
xAKL Hidaka Maru
xAKL Kaishi Maru
xAKL Haguro Maru
DD Sagiri
PB Nako Maru #2
27隻もの大船団です。でも、AO(給油艦)やAS(潜水母艦)やAD(駆逐艦母艦)やTK(タンカー)が含まれているので、上陸船団らしくはありません。上陸船団と、上陸・占領後すぐに港を使い始めるために必要な艦船が混ざっていて、このあと2つのTFに分離するつもりでしょうか?または、占領済みのパレンバンに向けて出港したもので、これまで遊ばせてきたパレンバンの飛行場・港を活用するためでしょうか?どちらも可能性としてはありだと思います。でもそれより蓋然性の高そうなストーリーは、昨日の海南島三亜への空襲を見てカムラン湾も安全とはいえないことに気付き、在泊していた全艦船があわてて逃げ出したというものです。もしそうなら、昨日の空襲の戦果自体は大したものではありませんでしたが、たった20機のB-17が仲達を走らせたわけで愉快このうえなし。人間相手のプレイだとこういう気分も味わえる点がいいですね。

逃げ出した27隻の行き先も気になりますが、南シナ海にはそれよりも重要そうなTF発見の報告がありました。哨戒機によると、ボルネオ島クチンの沖に2つのTFが南東に向けて航行していて、ひとつは重巡 4隻を含む6隻のTFで、もうひとつはPB 3隻とAP 1隻を含む6隻のTFとのこと。この2つのTFは何を目的としているのでしょう?パレンバンに整備部隊などを輸送して、これまで遊ばせてきたパレンバンの飛行場を活用するためでしょうか?またはそろそろクチンかSingkawang占領を目指したもの?すでにジョホールバルに陸攻が進出したので、クチンやSingkawangの旬は過ぎた感もなきにしもあらずですが。まさかジャワ島に上陸ということはないですよね。ジャワに向かうには護衛の数が少なすぎる気がします。

今日は4日ぶりにポートモレスビーへ2波27機の零戦(A6M2)がsweepにやってきました。ポートモレスビーにはP-40E Warhawk装備の飛行隊が3つ配置されていて、30機が迎撃しました。1月18日にsweepされた時は散々でしたが、今日はsweepした機数と迎撃した機数がほぼ拮抗していたためか、P-40 Warhawkが16機(空戦で11、Ops loss 5)、零戦が13機(空戦で12、Ops loss 1)の損失でした。 零戦側にラバウルからポートモレスビーまで11ヘクス飛行してからの空戦からの不利があって、機数が同じ程度なら、sweepされてもこの程度。1942年1月にP-40が零戦相手にこのスコアなら大満足です。

2013年8月26日月曜日

ラングーンのB-17Dが海南島三亜を空襲


1942年1月21日、Canton島にサプライを輸送し、パールハーバーに帰る途中だったxAKL Lahaina(1600トン、VP 3)が伊171潜に遭遇しました。まだまだ対潜艦艇は不足していて、このxAKL Lahainaも護衛をつけずに独航していました。伊171潜は小さな貨物船相手に魚雷をつかうのはもったいないと考えたのでしょう、浮上して砲撃で撃沈されてしまいました。

去る1月18日、ジョホールバルに進出してきた零戦がパレンバン上空にLRCAPを実施し、パレンバン飛行場の空襲に向かったオランダ軍の水平爆撃機139WH-3 30機のうち24機が撃墜される事件がありました。スマトラ上空を日本側の手に委ねるのはやむを得ないところではありますが、日本軍の仕事を少しでも面倒にするため、ABDA司令部は重巡Exeterと軽巡 Boise, Marblehead,  Tromp, De Ruyterにジョホールバルの艦砲射撃を命じました。巡洋艦の砲では大したダメージを与えることはできませんが、零戦(A6M2) 2機と九六陸攻(G3M2 Nell) 1機を地上で破壊することができました。問題なのは九六陸攻がジョホールバルに進出してきていることです。陸攻をここに進出させたということは、魚雷の使用を可能にするAir HQも配置したことでしょう。陸攻の雷撃は商船のみならず軍艦にとっても脅威です。増槽をつけた零戦21型(A6M2)の航続距離は14ヘクスですから、ジョホールバルから半径14ヘクスの海域はよほど重要な目的がなければ航行不能と考えておいた方が無難です(今回のようなジョホールバル艦砲射撃も、よほどの覚悟がなければできないということになります)。ジョホールバルから距離15ヘクスのバタビアではオランダ軍の戦闘機(バッファロー)がCAPしているので、ジャワ海東部はまだ航行可能ではありますが。

パレンバン飛行場の爆撃は、CAPが待ち伏せている可能性があって危険です。ABDA司令部は、軽巡Ceres, Durban, Dragon, Danaeの4隻にパレンバン艦砲射撃を指示しました。しかしこちらは命中弾3で、しかも軽巡4隻だけなのでほとんどダメージを与えることができなかったと思われます。パレンバンに日本の戦闘機が進出して来るのも時間の問題でしょう。

開戦時フィリピンのクラークフィールドに配置されていたB-17Dは、PPを支払ってミンダナオ島のカガヤン経由でジャワ島のバタビアに移動させました。バタビアでは時々パレンバン飛行場を爆撃させましたが、バタビア飛行場が規模4と四発爆撃機の運用には小さいこともあって大した戦果は得られていませんでした。四発爆撃機をどんな目的に使うのがいいのかまだよく分からず、とりあえず、ラングーンに移動させ、移動でたまったパイロットや機体のfatigue値を低下させるために休養させていました。すると20日のIntelで、海南島の三亜にheavy volume of radio trafficが聴取されたという報告が2つありました。 ラングーン・三亜間は距離20ヘクスでB-17Dのextended rangeにおさまるので、三亜の港の爆撃を指示してみました。heavy volume of radio trafficというのはTFの存在を示しているだけで、港にdisbandしている艦船の有無とは無関係なのではというご指摘を受けるかもしれません。おっしゃるとおりで、在泊艦船がゼロなら港の施設を爆撃するだけになってしまいますが、ピンポイントに三亜にいるTFを狙うのも非常に困難なのでこうしたわけです。

昼になってから、ラングーンのB-17D 20機が海南島の三亜に向かいました。港にはADなどの数隻が投錨していたそうです。その中からB-17はAO襟裳に2発の500ポンド爆弾を命中させ、アニメではfuel cargo burningが2回表示されました。AO襟裳は大正時代に建造された13ノット、8000トン積める給油艦で、新しい高速給油艦ではありませんが、それでもoilerにダメージを与えることができるのはうれしいことです。またAV神川丸にも3発命中させたそうで、こちらもheavy damegeと表示されました。Trackerによると、E7K2 Elfが1機地上で破壊と報告されていますが、これはAV神川丸の搭載機なのではと皮算用しています。ベトナムのカムラン湾やサイゴンなら在泊艦船のいることは確実でしょうが、CAPに妨害されることが危惧されます。CAPのいない三亜で獲物にありつけ、20機とも無事に帰還できたのは本当にラッキーでした。

2013年8月23日金曜日

パレンバン上空で爆撃機24機を撃墜される


1942年1月18日、ラングーンにサプライを輸送し、カルカッタへの帰り荷としてfuelを積載(せこいようですが、将来のラングーン失陥時に、日本に渡すfuelの量を少しでも減らすため)していたxAKL Oklahoman(1600トン、VP 3)が伊121潜の雷撃で沈没しました。攻撃に値する相手ではないということで一度は見逃してくれたのですが、夜のうちにもう一回攻撃の機会があり、護衛の艦艇が着いていなかったので浮上砲戦で撃沈されました。

海からのラングーンサプライ輸送を始めた頃はラングーンへの入り口のヘクスにASW TFをパトロールさせていたのですが、陸攻の雷撃で撃沈され、その後はパトロールしていませんでした。それでもしばらく日本の潜水艦が出現することもなかったのですが、ついにやって来たわけです。ラングーンへのサプライ輸送はまだ必要なのですが、護衛の艦艇を用意できるまでしばらく中断です。もしかすると、機雷を敷設されているかも知れないし、ちょうどいい中休みかも。日本軍地上部隊はモールメン占領後、渡河せずモールメンにとどまっています。渡河するとshock attackを強制されるので、兵力を揃えてからということなのでしょう。

だいぶ以前から、バタビアのオランダ軍水平爆撃機139WH-3にパレンバンの飛行場爆撃を続けさせていました。パレンバンに日本の戦闘機が進出してくることが嫌だったからです。特に妨害も無く、パレンバンの日本の対空砲火は貧弱なので、高度6000フィートからの爆撃を続け、それなりの線化をあげていました。しかしこういった漫然とした行動は危険です。今日はパレンバン上空に零戦(A6M2 Zero) 19機がCAPしていて、空襲に参加した30機の139WH-3のうち24機が撃墜されてしまいました。迎撃した台南空S-1のパイロットの中にエースが誕生したことでしょう。昨日のエントリでジョホールバルに戦闘機が進出してきたことに触れましたが、これが目的だったとは気づきませんでした。ニューギニアでラバウルからブナ上空へのLRCAPを心配していたのに、なぜジョホールバルからパレンバンへのLRCAPを予測できなかったのか、我ながら不思議に感じます。まあ、中の人の頭の悪さが第一の原因ではありますが。

そのニューギニアではラバウルからポートモレスビーに24機の零戦(A6M2 Zero)がsweepにやってきました。ポートモレスビーには2個飛行隊のP-40E Warhawkが配置されていますが、P-40Eはservice rating 3と整備性が悪く、戦闘が続くと、使える機体の数が激減してしまいます。今日CAPしていたのは5機だけで、5機とも撃墜されてしまいました。これに安心して明日は零戦の護衛で陸攻がポートモレスビーの飛行場を爆撃しに来るのではと思います。

一方、ポートモレスビーのA-24 Banshee 17機はブナの港を爆撃しました。Port hits 2と地上部隊にNon Combatのdeviceを1つdisabledにするささやかな戦果でした。この爆撃行も漫然と続けると、いつ零戦のLRCAPの待ち伏せをくうかもしれません。A-24 Bansheeは急降下爆撃機なので、艦船攻撃という点で139WH-3よりつかいどころのある機種です。あしたはお休みにしてみます。日本側のパレンバンLRCAP作戦は、139WH-3を24機撃墜したことより、こういう風に相手を威嚇し慎重にさせる効果の方が大きな影響がありそうです。

2013年8月22日木曜日

ポートモレスビーの貨物船2隻を陸攻の雷撃で失う


1942年1月17日、ベトナムのカムラン湾近くの南シナ海で、SS SharkがxAP Hikawa Maruを目撃して魚雷を4本発射しました。以前にも書きましたが、潜望鏡画面に表示される空母と客船が好きです。氷川丸もその美しい姿を惜しげもなく曝してくれて戦果を期待したのですが、命中した魚雷は残念ながら不発でした。

SS Sharkが今日雷撃したヘクスは、一昨日のエントリーで触れた、フィリピンのイバから真西にマレー半島のコタバルを結ぶ直線上にあります。日本側はフィリピンの陸兵をやはりコタバルに輸送していると考えていいのでしょうか?昨日までは疑いなくそうだと判断し、コタバルの周囲のヘクスに潜水艦を配置していたのですが、今日になってその判断に少し疑問がわいてきました。というのも、ジョホールバルに38機の戦闘機が進出してきたからです。こんなところに戦闘機を進出させるということは、輸送船団の目的地をMersingに変更したのかなとも思うんですよね。シンガポールには雷撃可能な機体がまだ20機以上残っているので、Mersingに近づく輸送船団にCAPするためにわざわざ戦闘機を進出させたのかなと。ここに戦闘機を進出させたためか、ルソン島のバターンへの爆撃行には護衛戦闘機がつかなくなりました。

ポートモレスビーにBase Forceを輸送してきた3隻の貨物船に対して、ラバウルから零戦(A6M2 Zero) 17機の護衛で一式陸攻(G4M1 Betty) 9機がやってきました。11機のP-40E Warhawkが迎撃しましたが、空戦のスコアはP-40E Warhawk4機に対し、零戦4機と一式陸攻2機の損失と報告されています。8機の一式陸攻が雷撃し、xAK AnshunとxAK Beltana(ともに2750トン、VP 5)が沈没しました。さいわい、乗っていたBase Forceは夜のうちに上陸していて無事でした。一昨日のエントリーで触れたように、本当ならこの3隻の貨物船は昨日のうちに揚陸を済ませ、タウンスビルに戻ることができていたはずでした。しょうもないミスで貨物船2隻を失い残念です。

連合軍はポートモレスビーからA-24 Banshee 17機がブナの港の爆撃に向かいました。急降下爆撃なのですが、Port hits 3、Port supply hits 1と命中弾は期待していたより少なめでした。250kg爆弾の九九艦爆と違って、A-24 Banshee(SBDの陸軍機バージョン)は1000ポンド爆弾を装備できるので、4発でもそれなりのダメージを与えてくれているといいのですが。

2013年8月21日水曜日

連合軍パイロットの訓練


1942年1月16日、 15日の日本軍ブナ無血占領を受けて、ブナへの爆撃を計画しました。ブナにはまだ飛行場がなく、港しかないので港湾爆撃です。しかし日本側が待ち伏せしているかなと考えて今日はP-40E Warhawk 16機にsweepさせてみました。しかし空振りでした。あしたはブナに爆撃機だけで空襲させてみようと思います。でも今日の米軍機のsweepに反応して、明日こそブナ上空にLRCAPが待ち伏せしていたりするでしょうか??

日本側は、ブナへのLRCAPなんていうまだるっこしいことではなく、単刀直入にラバウルからポートモレスビーに零戦(A6M2 Zero) 16機をsweepに送り込んできました。ポートモレスビーには2個飛行隊のP-40E Warhawkを配備してあり、29機が迎撃しました。零戦は11ヘクスという長距離を飛行してからの空戦ですから、疲労もたまるでしょうし、接戦を期待しました。しかし、結果はP-40E Warhawkが9機(空戦で6、Ops loss 3)損失に対し、零戦は3機(空戦で3)と惨敗でした。アメリカ陸軍の現有最強戦闘機が自軍飛行場の上空で戦ってこのスコアでは、この先が思いやられます。

緒戦期の弱体な連合軍空軍でどう戦って行くべきか。先日、フォーラムにPilot training from an allied perspectiveというスレがたてられていました。このスレは、素のWitPの経験者で最近WitP AEを始めたばかりというプレイヤーに連合軍側のパイロットの訓練についてアドバイスするというものです。連合軍側を持つのが初めての私にとってもかなり学ぶ点が多かったので紹介します。

パイロットのスキル一覧
AIr 空戦スキル
NavB 艦船爆撃スキル
NavT 雷撃スキル
NavS 海上哨戒スキル
Recn 偵察スキル
ASW 対潜哨戒スキル
Tran 輸送スキル
GrdB 対地爆撃スキル
LowN 低高度艦船攻撃スキル
LowG 低高度対地爆撃スキル
Staf 機銃掃射スキル
Defn 防御スキル

アメリカ海軍・海兵隊
まず、巡洋艦と戦艦に搭載されているSOC-1 SeagullをOS2U-3 Kingfisherに変更しよう。今後、増援されるKingfisher装備の飛行隊もSeagullに機種変更しよう。こうするとKingfisherを実戦部隊用の予備機とし、Seagullを訓練用につかうことができる。巡洋艦と戦艦が大きな港に寄港するたびにこの機種変更を済ませているかどうか確認してみたらいい。
トレーニングに関するtipsをあれこれする前に、フィリピンのP-40とB-17はオーストラリアに脱出させよう。P-40はひとっ飛びというわけにはいかないよ。でも手遅れになる前に脱出させておこうね。このP-40がポートモレスビーでのどから手が出るほど必要な事態がじきにやって来る。B-17も哨戒機として必要になる。
SOC-1 SeagullとOS2U-3 Kingfisherの飛行隊は護衛任務の訓練にもつかうことができる。緒戦期には何にもましてアメリカ海軍・海兵隊の戦闘機が必要になる。水上機をつかって護衛任務の訓練を完了したパイロットは、Patrol Reserve(哨戒機パイロットの交代要員)に入れられることを忘れてはならない。訓練済みの戦闘機のパイロットが必要になったらPatrol Reserveの中から探すこと。護衛任務の訓練を終了したパイロットをカタリナ飛行艇に乗せたりしたらダメ。海軍・海兵隊の戦闘機のパイロットはAirスキルだけを鍛錬すべきで、Ground attackやNaval attackスキルなんかは必要ない。ただし高度1000フィートでLowGやLowNスキルを訓練するとDefスキルが上昇して生き残りやすくなるという意見もある。いずれにせよ、空母の艦載機で飛行場を攻撃してはダメだ。大した効果がないし、それでいてかけがえのない空母のパイロットの喪失につながる。空母機は、必要に応じて一部を哨戒・対潜・偵察にあて、残りは護衛と艦船攻撃に専念させるべきだ。敵の艦船はどれも攻撃に価する存在だ。港を攻撃しなければならないような際にも一度で済ませ、地上の飛行場や敵の空母や水上艦隊の攻撃から自軍の空母や兵員を載せている輸送船などを守ることを優先すべきだ。陸攻の攻撃圏内に空母を進めなければならない時には、水上戦闘艦隊なんかを囮とすべきかもしれない。
海軍・海兵隊の戦闘機のパイロットの交代要員(Airスキル70以上)の数が充分に充足してきたら、水上機で訓練するパイロットの目的を変更する。水上機を使えば雷撃以外のスキルのどれでも訓練することが可能だ。大戦早期に必要になるのはNaval Searchスキルだと思う。急降下爆撃機のパイロットにもカタリナ飛行艇のパイロットにも、高いNaval Searchスキルが要求される。カタリナ飛行艇は雷撃も可能で、カタリナを使ってNavTスキルを訓練できることは憶えておいた方がいい(もちろん実際に艦船を雷撃させてもいい)。爆弾は潜水艦の攻撃にも必要なので、PBYに哨戒飛行させる時には爆弾の搭載を選択することになり、魚雷を搭載させることはできない。カタリナが配備されている基地で魚雷を利用できることは少ないが、たとえ基地に魚雷がなかったり(魚雷の装備が赤い文字で表示される)、内陸の基地であったとしても魚雷を装備するよう選択すれば、NavT(雷撃)スキルを訓練することができる。内陸の根拠地でもNaval SearchやASWや、すべての種類の艦船攻撃スキルを訓練することができる。ただ個人的には、川に面していない内陸の根拠地に水上機(PBY 4やPBY 5)を配置することが可能なのかどうか試したことがない。
飛行隊に訓練を指示する際には、距離0で100%とすべきだ。またその飛行隊には可能な限り多数(訳注:定数の133%)のパイロットを所属させておくこと。
海軍・海兵隊の飛行隊の機種別に必要なスキルを重要なものから順に列挙してみた。緒戦期にはASWスキルを訓練する余裕がないかもしれないが、やがて雷撃機のパイロットのASWスキルを訓練することは必要になる。どのスキルも70まで上げておこう。
戦闘機 – Air 
急降下爆撃機 – NavB, NavS, (お好みで)Recn 
雷撃機 – NavT, NavB, ASW(緒戦期を過ぎたら) 
水上機 – NavS, ASW, Recn, (お好みで)Tran。カタリナ飛行艇は素晴らしい輸送機でもあり、島から島へとAir HQを輸送するのに重宝する。Air HQは重装備をもたず、根拠地に貯蔵されているサプライから魚雷を作り出す能力をもつかけがえのないユニットだ。
輸送機 – Tranスキルを70かそれ以上にまで上げておく。いずれ空挺部隊を降下させるのは輸送機だ。訓練の不十分なパイロットに空挺部隊を任せないように。
偵察機 – Recnスキル。いずれ海軍の偵察機型リベレーターが入手できる。素晴らしい機種だ。この機種が利用可能になったらすぐに使えるよう、水上機を使って偵察スキルを訓練しておく。リベレータの飛行隊に所属するパイロットはクビにし、偵察スキルを70まで上げてあるパイロットに交代させる。
海軍・海兵隊のパイロットとアメリカ陸軍のパイロットとは別々に管理されていて、お互いに流用できない点に留意してほしい。その他の国のパイロットは、各軍共通になっている。
充分な数の優秀な雷撃機パイロットを揃えることは難しい。雷撃スキルを訓練できる飛行隊を別の目的に使わないようにした方がいい。雷撃機のパイロットのNavBスキルやASWスキルは急降下爆撃機や水上機を使って訓練する。両スキルが70に達したらGeneral Reserveにまわし、雷撃機の飛行隊に空きができたら移動させてNavTスキルを訓練させる。雷撃可能な距離より遠くに敵の艦船がいる場合や空母に予備の魚雷が無くなった際には、雷撃機のパイロットにもNavB(艦船爆撃)スキルが必要なことを銘記しておいてほしい。
言い忘れたが、陸軍機・海軍機に関わらず哨戒機はすべて潜水艦や艦船を攻撃してくれる可能性がある。だから哨戒機のパイロットのNavBやASWスキルを訓練しておくのもいいことだ(訳注:Naval Search任務中に発見した潜水艦を攻撃する際に使われるスキルはNavBスキル、対潜哨戒飛行中に発見した潜水艦を攻撃する際につかわれるスキルはASWスキル)。
哨戒飛行させる際、私は可能な限り複数の飛行隊のサーチアークをダブらせるようにしている。ただし、高度に関しては違えるようにしている。高度6000フィートを選択するプレイヤーが多いが、晴れた日にはもっと高い高度、たとえば1万5000フィートくらいの方が有利じゃないかと感じている。でも、雨や曇りや嵐の日には6000フィートにしておくべきだろう。
機種の自動アップグレードはoffにしておくこと。私には空母ホーネットに搭載していた飛行隊がリベレータに機種変更してしまった経験がある。とんでもない事態だったが、幸いなことにホーネットは港に停泊していた。飛行隊の機種変更を手動で行う際にも、自動アップグレードがonになっている時の機種変更先の機種が表示される。それもoffにしておくこと。
TRACOMに関してだが、パイロットをTRACOMに移動させるのは、そのパイロットを温存する意味しかない。訓練に与える影響はわずかだ。優秀なパイロットをTRACOM所属として温存しておき、優秀な機種(主に戦闘機)が利用可能になったらその飛行隊に移動させ大切な任務に従事させてもいい。また贅沢が許される時期になったら、TRACOMに移動させられるほどの優秀なパイロットにさらに訓練を施すこともできる。こういった優秀なパイロットを前線に放置し、スキル70のパイロットと同じように死なせてしまってはもったいない。
訓練に専念していた飛行隊を実戦に移動させる際にはいつも、0にしてあるrangeの設定がそのままでいいのかどうか確認しておくべきだ。

アメリカ陸軍航空隊
まず、開戦後一年は哨戒任務にあてられる海軍機の数が不十分なので、陸軍の爆撃機パイロットにNavSスキルの訓練を施すことが必要になるだろう。時には陸軍の爆撃機を輸送任務に従事させることもあるだろうが、Transportスキルを訓練する必要はない。多くの港では周辺の対潜哨戒任務を陸軍機が担うことになるだろうから、ASWスキルを訓練しておくことも必要だ。はじめのうちは、ASWに専念する飛行隊と哨戒任務に専念する飛行隊を分けておき、それぞれにASWスキルを訓練したパイロット、NavSスキルを訓練したパイロットをあてたほうがいいだろう。哨戒機が潜水艦を攻撃することもあるから、ゆくゆくは両方のスキルの訓練を済ませておくように(訳注:哨戒任務で発見した潜水艦を攻撃する時に使うのはASWスキルではなくNavBスキルだったはず)。B-18 Boloを訓練任務以外に使ってはダメ。定数いっぱいの機体が配備されていない飛行隊では訓練の効率が低下するが、それでも飛行隊に最大数のパイロットを詰め込んで訓練させておいた方がいい。少なくとも手持ちの飛行隊の3分の1、できれば2分の1は訓練任務に専念させた方がいい。
パイロットの訓練に関して憶えておくべきことがある。ある飛行隊に所属するパイロットのあるスキルが高い人から低い人までいろいろだと、そのスキルを訓練させた時にスキルが向上するのは、元のスキルの低かった人ばかりで、元のスキルが高かった人たちは足踏みすることになる。満遍なくスキルを向上させようと望むなら、できればパイロット間のスキルのばらつきが10以内におさまるように工夫した方がいい。あるスキルが60台ばかりの飛行隊なら、訓練の結果70になったパイロットは卒業させ、そのスキルが50台か60台の新たなパイロットを加える。withdrawalする飛行隊があるので、general reserveの中には、新人ではないのにスキルが70未満のパイロットが貯まってきているだろう。
いずれ、GrdBスキルをしっかり訓練された爆撃機パイロットの数が不足し、スキル60台のパイロットを前線に送らなければならない時期が来るだろう。出撃して生き残ったパイロットは経験から学ぶ。海軍機が哨戒や偵察任務を担ってくれるようになる頃には、訓練に専念する飛行隊に爆撃機を充当することが可能になるだろう。私はA-20A HavocやB-26 MarauderやB-25をASW任務にあてている。四発爆撃機は訓練にあてるなんてもったいないし、B-25はそれほど丈夫でないので訓練にあてるのがいいんじゃないだろうか。戦闘機パイロットの数が充分たくさんたまったら、戦闘機の飛行隊で爆撃機パイロットの訓練をはじめてもいい。
開戦時、単発の偵察機を装備した飛行隊があるが、どれも実戦で使用に価しない。しかしいずれはF-5E Lightningを装備した偵察飛行隊が増援され攻撃的な偵察任務に使うことになるので、偵察機パイロットが必要になる。開戦時の偵察機飛行隊は、訓練に使っておくのがいい。それら偵察機の補充はないので、大事に扱おう。
やがては戦闘機パイロットにStaf(機銃掃射)スキルとLowG(低高度地上攻撃)スキルを訓練させたくなる時期が来るだろうが、これらスキルの優先順位は低い。これらスキルを訓練した戦闘機パイロットは、それが必要な場面だけに投入しよう。こういったパイロットを対空火器を多数装備している目標に投入するのは、どんなに大きな戦果が望めるとしても、犠牲が非常に多くなり見合わない。戦闘機パイロットは、戦闘機や爆撃機との戦闘に必要とされるだろうし。
緒戦期の戦闘機にCAPさせるならば、range 0で自軍の根拠地の上空だけに限った方がいい。連合軍機には防弾装備があるし、自軍の支配下の土地の上空なら撃墜されても捕虜とならずに生還できる可能性が高い。リスクのある作戦を実施できるほど戦闘機戦力(機体もパイロットも)が充実するのはかなり先のことだ。消耗を避けるために後退しなければならないこともあるだろう。
以下に訓練の優先順位をすっきりまとめてみたい。注意しておくが、私は爆撃機のパイロットにGrdB(対地爆撃スキル)を訓練させるなと言っているわけではない。必要があるようなら、訓練すればいいと思う。GrdBは飛行場や港を爆撃するのに役立つ。港の爆撃は対地攻撃とみなされているので、Airfield attackかGround attackの項目を選択して訓練するといい。敵がこちらの爆撃機の攻撃範囲内の港に艦船をdisbandしているようなら、後悔させてやろう。地上部隊に対する爆撃は、開けた土地(clear)か荒れ地(rough)か砂漠(desert)か農村(cultivated)か町(developed)のヘクスにいるのでないかぎり、やる意味がないと思う。森林(forest)やジャングル(jungle)や山岳(mountain)や根拠地のヘクスにいる地上部隊への爆撃は戦果に乏しい。
戦闘機 – Air, Staf, LowG 
水平爆撃機 – NavS, ASW, GrdB, Recn。双発爆撃機にはNavBも 
急降下爆撃機 – NavB一択。開戦後間もなくA-24 Banshee(SBDの陸軍バージョン)を使えるようになるが、それ用のスキルを訓練し終えた頃にはwithdrawしなければならない。1943年6月になるとまた増援されてきて、前線の港を守るのに威力を発揮する。
輸送機 – 作戦に従事してスキルを伸ばすこともできる。輸送機の大部分が中国か、ときにはビルマへのサプライ輸送にあたることになるが、充分な数が揃うことはない。大戦後半では空挺作戦に輸送機を使用することもあるだろうから、それ用のパイロットのスキルは訓練で上げておくか、または海兵隊の輸送機パイロットに空挺作戦を任せるかしよう。
偵察機 – Recn。偵察機を他の任務(哨戒飛行など)にあてないように。偵察機は貴重だ。

オーストラリア空軍
陸でも海でも空でも、オーストラリア軍の規模と質にはいつも感心してしまう。人口が少ないことを考えると、すばらしい。歴史的にもアメリカの最も信頼できる同盟国はイギリスでもカナダでもなくオーストラリアだった。オーストラリア軍の欠点は工兵部隊の不足で、連合軍プレイヤーはインド・ビルマ戦域だけでなく珊瑚海戦域にもアメリカの工兵部隊をなるべく早く移動させた方がいい。
Wirraways – この機種は訓練任務以外では使いものにならない。いずれはこの機種を装備する飛行隊ももっと優秀な機種に転換されてゆく。転換先の機種は飛行隊によって異なるので、転換後のことを考えて、飛行隊ごとに訓練するスキルを選ぶべきだと思う。有用でしかも多数を入手できる機種が二つある。一つはVengeance。これは急降下爆撃機で、もっぱら艦船攻撃にあてるべきだ。私は、目標が非常に価値ある存在で、機体やパイロットがその目標の攻撃に適しているのでなければ、オーストラリア軍のパイロットを死亡率の高い任務に向かわせようとは思わない。Vengeanceは、敵艦船に港や海峡(例えばオーストラリアとニューギニアの間の海峡)の航行を許さなかったり、近くの敵の港(例えばニューギニア南東部の港)への入港を阻止するのに非常に役立つ。もう一つはBeaufortで、素晴らしい機種だ。Beaufortは雷撃が可能(イギリス軍のBeaufort Vは雷撃できない)で、Vengeanceと同じ用途に使えて、しかもVengeanceよりも攻撃可能な距離が長い。Wirrawayの飛行隊は主にNavBとNavTとASWスキルを訓練しておくことをお勧めする。Beaufort VIIIを操縦することになるパイロットにはNavBとNavTの両方を訓練しておくことを忘れずに。Wirrawayの飛行隊にLowNスキルを訓練してポートモレスビーに配置し、ブインやラエなんかに入港しようとする輸送船の攻撃にあてようと思っている人もいるだろう。でも、軍艦に向けて攻撃を仕掛けると、撃墜されるだけだ。
戦闘機 – オーストラリア軍の戦闘機は根拠地の防衛と対地攻撃にだけあてて、護衛任務にはつけない方がいい。いずれにせよ、そのうち増援されてくるスピットファイアは航続距離が短いので他の任務には従事させられないだろう。Beaufighterもまずは戦闘機パイロットの訓練が第一だが、火力があるのでゆくゆくは攻撃機として使うことにもなるだろう。LowGとStafスキルを訓練しておくといいだろう。
爆撃機 – 私はHudsonをおもに哨戒任務につけている。爆撃機として優れた機種だとはいえないが、ASW任務につかってもいいだろう。Empire飛行艇やCatalina飛行艇が入手できた時のために、哨戒任務用のパイロットを訓練しておくといい。消耗率を考えるとオーストラリア軍に飛行場制圧任務をあてるわけにはいかない(そういった任務はアメリカ軍にさせよう)。しかし単発的な港湾攻撃をさせるのなら、GrdBスキルを鍛えておくのもいいだろう。私自身は訓練かASW任務にしかつかわないけど。
輸送機 – ドラゴンやロードスターは航続距離が短すぎてつかえない。でもHudsonやEmpireやCatalinaを空輸目的でつかうことができるから、ドラゴンやロードスターでTransスキルを鍛えておけばいいだろう。
ニュージーランド
オーストラリア空軍とおおむね同じなので、異なる点を記すと
Vildebeests – 雷撃機だから、どう使えばいいのかは分かるよね。でも、実際に雷撃で使う機会は少ないから、ASW任務で使うことになると思う。でも、そのうちAvengerを装備する飛行隊が増援されるから、雷撃スキルを鍛えたパイロットを用意しておこう。
Vincents – 練習機としてしか使えないだろう。増援予定のAvenger装備の飛行隊用のパイロットにNavBとASWスキルを訓練させたり、実際にASW任務をさせる。また増援予定のDauntless装備の飛行隊用のパイロットにNavBとNavSスキルを訓練させてもいい。
戦闘機 – 訓練あるのみ。素敵な戦闘機を装備した、しかもcarrier trainedな飛行隊が手に入るから、それ用にパイロットを訓練しておこう。

フィリピン
戦闘機飛行隊一個と偵察機飛行隊一個が用意されている。どちらもrestrictedなので、尋常な方法じゃ脱出させることはできない。たとえ脱出させたとしても、もともと装備しているP-26よりもましな機種は配給されないし、P-26なんてがらくただし。Beech偵察機の方はいい機種だ。最期を迎える前にdisabandさせれば、60日後にはアメリカだかオーストラリアだかに戻って来るんじゃなかったかな。

オランダ
オーストラリアに脱出できる飛行隊もあったと思うが、いったんオーストラリアに到着したら2度と外には出られない。最期を迎える間にdisbandさせると、蘭印が陥落していればアデンに再登場する。disbandさせる飛行隊のスキルを鍛えてあるパイロットは、スキルの低いパイロットに交代させておくこと。蘭印が陥落すると奪還しない限り、オランダのパイロットの補充はない。パイロットの訓練は保有している機種にふさわしく、しかも消耗の少ない任務のスキルに限定しておく。なにしろパイロットの補充がないんだから。オランダの戦闘機でも後方の根拠地の防衛にはつかえる。その他、偵察、哨戒、ASWや多少は空輸任務につかえるだろう。

インド
この戦域では、インド空軍もアメリカ、イギリスも増援されてくる機体の数が少ない。しかも飛行隊が増援を受け取ったり機種変更できるのはカルカッタに限られていることが多い。どうしてそうなっているのか、または私がなにかへまをしでかしたからそうなったか、分からない。この戦域でもアメリカの行動は活発だが、それも主に空軍と海軍の一部だけのこと。私は海兵隊(地上部隊も飛行隊も)をこの戦域に投入したくはないし、太平洋戦域でつかいたい。それ以外では、この戦域にはなるべく多くの工兵(戦闘工兵以外、アメリカには戦闘工兵が多くない)、純粋に建設に専念する工兵も、Air supportやNaval supportを含むものが必要となるだろう。アメリカ陸軍の兵隊をこの戦域に移動させることをお勧めする。そうでもしないと、彼らは手持ち無沙汰でしょうがないだろうから。毎週太平洋戦線で上陸作戦を行えるほどの支援部隊はないし、フィリピンに上陸するまで陸軍の部隊が必要になることなんてないだろう。太平洋戦域でも前半は、海兵隊ぜんぶと、海兵隊と同数程度の陸軍部隊があれば充分だ。海兵隊の輸送機は除き、輸送機のほとんどをインド戦域に送ることになるだろう。戦闘機もインド戦域に増援される数以上があった方がいいが、爆撃機はシナリオでインド戦域用に設定された数だけで充分だろう。緒戦期の海上哨戒にオーストラリアからB-17をインド戦域に送ってみたくもなるだろうが、数は程々に、しかもwithdraw予定の飛行隊だけにしておいた方がいいだろう。
WapitiとAudaxとLysander – 基本的に練習機だが、空戦と雷撃以外は一通り何でもこなせる。可能になったらすぐに優秀な機種に転換する。インド空軍は一部の機種をイギリス空軍から融通してもらえるし、多少は自軍にも優秀な機種が配給される。将来を見据えて、訓練するスキルを決定しよう。可能なら戦闘機パイロットの訓練をしておきたい。でも戦闘機はイギリス軍も必要とする機種だから、戦闘機パイロットの訓練をするかどうかはよく考えてからにしよう。

イギリス
はっきり言うと、戦闘機パイロットの訓練にたくさんの飛行隊が必要になる。大戦初期のビルマ上空の戦いはきびしいものになる。イギリス空軍は陸上基地の飛行隊と空母の飛行隊をともに扱っていて、パイロットも相互に行き来させることができる。空母の飛行隊は陸上基地の飛行隊用のパイロットの訓練につかい、空母で運用可能な機種は遠い先に搭載機数の大きな空母が増援されてくる日のためにとっておこう。

中国
とっても簡単。爆撃機は訓練と輸送任務以外には使いようがない。大切なのは戦闘機のパイロットを訓練すること。爆撃機もgeneral trainingの設定の訓練につかって、その修了者を戦闘機パイロットの訓練にまわせば、まったくの新人からよりは優れたパイロットになれる。爆撃機でのgeneral trainingの一部は高度1000フィートに設定しておこう。ソ連製の戦闘機を実戦に投入してはだめで、訓練だけに使おう。いずれはアメリカ製の素敵な機体が手に入るから、パイロットを準備しておくこと。


2013年8月20日火曜日

機動部隊がふたたび南下?


1942年1月15日、大きな戦闘はありませんでしたが、ちいさなできごとをいくつか。まず南シナ海でHeavy radio trafficが聴取されました。このヘクスは日本側がクラークフィールド攻略に成功した陸軍部隊を乗船させているイバの真西(このゲームのマップ上の真西)にあたります。イバからこのヘクスを経由してさらにさらに真西にむかうと、マレー半島のコタバルに到達します。日本側はルソン島からマレー半島に地上部隊を移動させるのでしょうか?

ブナに陸兵を揚陸させた日本のTFはラバウル方面に去って行きました。ラバウルの北と南でパトロールしている潜水艦が空母艦載機を目撃しました。トラックで補給を終えた機動部隊が近づいているようです。ポートモレスビーにBase Forceを輸送していたTFですが、一昨日到着しました。TFまとめては港にdockできなかったので、TFを2つに分け、Motorised supportのような重装備を積載している輸送船を含むTFをdockさせ、残りをまとめたTFはdockさせないようにしてみました。dockした方のTFは順調に部隊を揚陸させつつあり、後一日くらいで終了の予定。ところがdockさせなかった方のTFは、do not unloadの設定にしたままだったようで、揚陸させずにタウンスビルへの帰途についてしまっていました。こういうミスは少なからずあって、いつもだと出発地(この場合だとタウンスビル)に戻ってから「しまった」と気付くわけですが、幸いにして今回は出発地に戻る前に気付くことができました。とはいっても、機動部隊の接近しつつある中またポートモレスビーに行くわけですから、電子の船員さんたちには決死の覚悟が必要そうです。

2013年8月19日月曜日

ブナに日本軍上陸


1941年1月14日、moonlight 7%という暗夜を利して、ルソン島イバに停泊している日本の貨物船、客船、戦艦長門・陸奥を襲撃する予定だったPTボートですが、駆逐艦に迎撃され襲撃は失敗し、5隻が沈没しました。またイバのヘクスに送ったSS Sargo(1460トン、VP 8)も護衛のDD若葉に発見され、爆雷により撃沈されました。連合軍にとって開戦以来2隻目の潜水艦の喪失です。1月1日のSS Tarponの沈没で、護衛艦艇のうようよいる浅海ヘクスに潜水艦を送ってはいけないという教訓を学んでいたはずですが、同じ愚を繰り返してしまいました。

その後の陸戦フェーズでは、Maubanにいた5部隊が日本側のShock Attackで殲滅されました。まったくいいことのない一日です。Maubanの失陥により、ルソン島で残るはバターンのみです。今日はバターンでも日本側から初めてのBombardment attackがありました。素のAVは日本側428:米比軍583でしたが、日本側のdeviceは2つがdisabeldになったのみだったのに対し、米比軍は5つが破壊され、7つがdisabledになりました。日本側の兵力は1個師団と砲兵部隊17個だけですが、 バターンを早く落とさなければならない必要もないので、この兵力で米比軍のサプライのきれるのを待つつもりでしょう。

ニューギニアでは、予想していたラエではなく、ブナに上陸が始まりました。たしかに、ラエを目指すのならニューブリテン島の北側を航海させてもいいわけですからね。ブナはポートモレスビーから距離2ヘクスで、前日に急降下爆撃機隊に設定した攻撃の範囲内ですが、ポートモレスビーの天候がThunderstormだったためか飛んでくれませんでした。

ブナに上陸したのは兵員740名ほどで、哨戒機の報告によるとブナにいるTFは駆逐艦1隻を含む4隻だけとのことですから、第一陣の上陸はこれで終わりのようです。でもわざわざブナを選んで上陸したということは、飛行場の確保だけではなく、今後ある程度の規模の歩兵部隊をブナに上陸させ、オーエンスタンレー山脈越えでポートモレスビーを狙うつもりなんでしょうか?

2013年8月18日日曜日

ジョホールバル失陥


1941年1月13日、連合軍はジョホールバルの日本側地上部隊に対して、CA Exeter、CL Boise・Marblehead・Tromp・De Ruyterの巡洋艦5隻で艦砲射撃を実施しました。夜間でしたが重巡エクセター搭載機が弾着観測を行い、無事に任務を終えました。しかしコンバットリポートには日本側地上部隊のdeviceの損害の報告がありません。morale値やdisruption値を少しでも上昇させることができているといいのですが。

昼になってから、シンガポールに零戦(A6M2 Zero) 9機と一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 60機が来襲。1万5000フィートからの爆撃だったので地上部隊のNon Combatのdeviceが2つdisabledになったのとRunway hits 4の被害のみでした。連合軍側からは、コタバルの日本TFに向けてPBY-4 Catalina 10機が空襲を実施しました。今日は零戦(A6M2 Zero) 9機がCAPしていました。CAPに撃墜されたPBY-4 Catalinaはありませんでしたが、対空砲により1機が撃墜されました。そして、戦果はなし。その一因は私の失策です。前ターンでも雷撃を実施したので、シンガポールのAir HQに魚雷を補充しておかなければならなかったのに、それを忘れていました。今日は5機が雷撃、5機が爆撃だったのですが、10機とも雷撃なら魚雷が1本くらい命中したかも知れません。

陸戦フェーズになってジョホールバルで日本側からのDeliberate attackがありました。修正オッズ比15:1の大敗でしたが、もともとここで守るつもりはなく、敗北自体はやむを得ないことでした。しかし敗北以外に、大きな失策がありました。ジョホールバルにはIII Indian Corpsがいたのですが、この敗北にともなって殲滅されてしまったのです。III Indian CorpsはCorps HQで、戦闘時に戦力を増強してくれる効果のあるユニットです。マレー戦線にはCorps HQがIII Indian Corpsしかいないのに、その唯一のCorps HQを失ってしまうとは。もっと早くにシンガポールに移動させておけばよかったのに。これだと、1月中にシンガポール陥落もありそうな予感です。

ニューギニアの東に日本のTFが接近してきました。哨戒機の報告によると艦種不明で4隻。ポートモレスビーの連合軍航空戦力を制圧するため、ニューギニア東岸で戦闘機を運用できる飛行場を確保することが目的だと思われます。では上陸予定地はラエ、サラモア、ブナのうちのどれでしょうか。3地点の港と飛行場の現在の規模と、通常の努力で拡張できる規模の上限値(カッコ内)を比較してみると、ラエが港2(0), 飛行場1(4)、サラモアが1(1), 1(3)、ブナが1(1), 0(6)。こうやってブログを書きながら冷静に比較してみると、やはりラエでしょう。すでに港規模が2あるので、占領後にサプライなどの揚陸が容易ですし、飛行場として立派に運用できるようになるまでは、1ヘクスでもポートモレスビーから遠いところを選びたくなりますよね。そう考えるとラエに来るとしか思えない。

でもプレイ中はサラモアに来るような気がしてしょうが無かったんです。なので、サラモアにやって来たら爆撃するつもりで、ポートモレスビーに急降下爆撃機の飛行隊を2個移動させ、Naval attackの指示を距離3にして出してしまいました。ラエも有力候補なんだから距離4にしなければいけなかったとこれを書きながら反省しています。でもそもそもは、日本のTFが接近する前にポートモレスビーに急降下爆撃機の飛行隊を移動させておかなかったことの方がもっと問題。でもポートモレスビーの実情はというと、Air supportの数は戦闘機と哨戒機を運用するだけでも不足気味で、急降下爆撃機隊まで配備するのはためらわれていたのです。それを少しでも緩和するために、Base Forceをポートモレスビーに輸送中で、無事に到着してくれるといいのですが。哨戒機がラバウルに空母が1隻いると報告してきていますが、きっとタンカーなんだろうと思います。周囲に連合軍潜水艦の多いラバウルに空母が寄港するのは、重大なダメージを受けた時くらいでしょう、きっと。

とまあ、こんなふうに今日は大きな失策に気づくことが多く、落ち込む一日でした。ポートモレスビーで炎上中だったPG Swan(900トン、VP 4)も沈没しちゃったし。

2013年8月17日土曜日

ポートモレスビー上空で九六陸攻を12機撃墜


1941年1月12日、ルソン島西岸のIbaでSS KIXが日本の駆逐艦に発見され、爆雷攻撃によりSys 25, Flt 32(10), Eng 9(4)のダメージを受けました。数日前からバターンの哨戒機が、このIbaのヘクスに複数の日本のTFの存在を報告していました。SS KIXはこれらTFの攻撃には失敗しましたが、BB長門・陸奧、CL大井・多摩・球磨が含まれているという貴重な情報をもたらしてくれました。

Ibaのヘクスに日本のTFが停泊しているのは、クラークフィールドの攻略が済んだので、クラークフィールド攻撃に参加した地上部隊の一部を乗船させ、どこか他の戦線へ転進させる目的があるものと推定しています。哨戒機によると、重巡と軽巡が含まれてはいても、戦艦の存在までは報告されていませんでした。巡洋艦が護衛しているだけなら、地上部隊の乗っている輸送船を撃沈することもできるかも知れないと考え、 CL Java、Mauritius、Caledonの3隻を襲撃のために接近させつつあるところでした。軽巡3隻はIbaまであと半日の海域まで進出してきていましたが、護衛が厳重のようなので、後退させることにしました。かわりにバターンで魚雷艇を召喚してみました。召喚直後の魚雷艇は燃料搭載量がゼロで、燃料の補給に半日(OPSポイントを500ポイント、一日は1000ポイント)を消費しました。夜間に襲撃させたいので、Ibaには次の次のターンに赴くことになります。

あいかわらず、バターンの飛行場は爆撃されています。今日は零戦(A6M2 Zero) 45機の護衛で九六陸攻(G3M2 Nell) 36機、一式陸攻(G4M1 Betty) 50機、九七重爆(Ki-21-IIa Sally9 26機が来襲し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 4、Runway hits 17の命中弾がありました。対空砲火を気にしてか、高度1万5000フィートからの爆撃だったので被害は控えめでしたが、バターンのforitification増強を妨害するにはこれでも充分です。

シンガポールには一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 18機が来襲しました。こちらは高度1万9000フィートからの爆撃だったので、飛行場への命中弾はRunway hits 2のみ。これっぽっちだとfortification増強工事の妨害には不十分。日本側も1月10日の空襲で30%以上の損失機を出して慎重になっているのでしょうが、さすがに1万9000フィートは高すぎると思います。

開戦後、シンガポールにHDML(港湾防御用のモーターランチ)が増援されます。きっとシンガポールの造船所で製造された船なのでしょう。港にdisbandしたままだといつかは港湾爆撃で沈められるかもしれないので、2ターン前に2隻のHDMLをASW TFに仕立て、シンガポールのヘクスを対象に対潜哨戒任務につけてみました。するとめざとくこの小艦艇2隻をみつけた九六陸攻(G3M2 Nell ) 18機が一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で爆撃(雷撃可能な距離ではないのでしょう)にやってきました。でも、ちっちゃすぎて水平爆撃では命中しませんでした。

HDMLは航続距離が500しかなく、パレンバンを失った現在では、連合軍支配下の燃料のある港まで到達できないという事情からシンガポールに配置しました。しかし、シンガポールにはちょくちょくボルネオ島からサプライを積んだ貨物船が入港していて、HDMLのTFをここに配置するのは、貨物船を爆撃させないための囮みたいな感じであまり良くなかったと反省しています。今日もサプライを揚陸中の貨物船がいるので、この貨物船が出港するときにフォローさせることにしました。そうすれば洋上で燃料をわけてもらって、ジャワ島まで到達できます。

数日前にタイランド湾で発見された日本のTFですが、コタバルで揚陸していました。1942年3月末まで日本側にはinitial operations bonus for the Japaneseがあって上陸の速度が速くなっているのですが、これって敵地への上陸作戦だけではなく、自軍支配下の根拠地への揚陸にも適用されるんでしたっけ??もし適用されないようなら、コタバルの港は規模1しかないし、私ならタイランド湾を横断させるようなことをせず、インドシナ半島沿岸をバンコクまで航行させ、バンコクで揚陸させたいと思います。だってその方が安全でしょ。バンコク港なら規模4あるからAmphib TFでなく、Transport TFで輸送するのが効率的になるし。たしかにバンコクはだいぶ遠いけど、コタバルに上陸させたって、前線に送るにはStrategic modeに変更してから鉄道を使うんでしょう。それならもともとStrategic modeにしてから載せなきゃいけないTransport TFでもわるくないと思うんですが、どうでしょう。このあたりはどちらが良い悪いではなくて、プレイヤーの性格やプレイスタイルによって進め方にかなりの違いがあるところでしょうが。

と思うのも、シンガポールの機能が一昨日の空襲から復活しつつあるからでもあります。3波18機のPBY-4 Catalinaが揚陸を終えた日本の貨物船と護衛のCA高雄、CL鬼怒に雷撃を実施し、xAK Tenryu Maruに魚雷を2本命中させました。コンバットリポートに陸兵の損害が載っていないので、揚陸を済ませた貨物船なんだと思います。xAK Tenryu Maruの名前は沈没艦リストにありませんでしたが、on fire,  heavy damageとのことなのできっと沈没することでしょう。

そのはるか南にはクチンでBase Forceを乗船させ、スンダ海峡経由でインド方面に向かう予定の連合軍のTFがいます。日本側はジャワ海上空に哨戒機を飛ばしていないようですし、また潜水艦にもほとんど出会わいません。この時期のジャワ海を商船が安全に航海できるのは、戦略上も戦術上も本当にありがたい限りです。

前日と同様、ポートモレスビーに九六陸攻(G3M2 Nell) 23機が来襲しました。今日はP-40E Warhawk 21機が迎撃して11機を撃墜し、さらにもう1機が対空砲に撃墜されました。ポートモレスビー飛行場への命中弾はAirbase hits 1のみ。このていどではポートモレスビーのfortification増強工事を妨害できません。日本側としては台湾から零戦を連れてくるか、マーシャル諸島の九六艦戦を輸送船でトラックに送り、零戦に機種転換させてからラバウルに送るか。ともかく護衛できる戦闘機をラバウルに配備するまでポートモレスビー空襲はお休みかなと思います。それとも珊瑚海に機動部隊を貼り付けて空襲させるでしょうか?それはそれで、連合軍潜水艦に活躍の機会が増えるわけで望むところです。ただ、オーストラリアからポートモレスビーにもう少し増援を送り込みたいので、その点ではちょっと困るかな。

今日のラストは、ニューアイルランド島南東岸でSS TroutがxAP Kamo Maru(7350トン、VP 15)を襲撃して魚雷を1本命中させました。xAP Kamo maruは前日1月11日にラバウルの北側のヘクスでSS Pickerelが魚雷を1本命中させていた客船です。ラバウルで乗客を降ろし、潜水艦の存在が確認されたルートは避けて、ニューアイルランド島東側を通ってトラックに戻るつもりだったのだと思いますが、天網恢々疎にして漏らさずでした。今日は1942年1月にとしてはまれにみる、連合軍側にとって愉快な一日でした。

2013年8月16日金曜日

ジョホールバルに日本軍到着


1941年1月11日、ラバウルの北側のヘクスでSS PickerelがxAP加茂丸を雷撃し、魚雷を1本命中させました。火災が発生しheavy damageとのことです。ラバウルまで1ヘクスですから、沈没することはないでしょうが、うれしいのは地上部隊が乗船していたらしいことです。Non Combatのdeviceが一つ破壊されたと報告されていました。今回のゲーム、これまでのところ潜水艦の活躍が目立ちません。潜水艦による沈没が少ないだけでなく、潜水艦の雷撃が成功すること自体あまり多くない印象です。相手の主な海上通商路と潜水艦の哨戒域がマッチしていないのか。それともお互いに潜水艦の使い方が消極的なのか。連合軍側の戦果が少ないのは後者が原因かも。

2日続けてポートモレスビーを爆撃した機動部隊は姿をくらませました。きっとトラックで燃料と艦載機のsorty数を補充するのかなと思います。かわりにラバウルから24機の九六陸攻(G3M2 Nell)が飛行場の爆撃にやって来ました。Airbase hits 7、Runway hits 7の命中弾があり、オーストラリア軍のCatalina Iが1機地上で破壊されました。簡単にポートモレスビーを手放すつもりはないので、ポートモレスビーに初めての戦闘機、P-40B1個飛行隊を進出させました。今日の戦果に味をしめて、明日も護衛戦闘機なしで爆撃に来てくれるといいのですが。でもそろそろ台湾からの零戦が到着する頃かな。ポートモレスビー港では機動部隊による空襲の犠牲者であるCM Bungaree(3700トン、VP 8)が火災で沈没しました。

戦闘という意味ではほかに大きな動きはありませんでした(小さな戦闘はいくつかあり)が、今日の最大のニュースはマレー半島のジョホールバルに日本の地上部隊が到着したことです。まだ1ユニットだけなので、機械化部隊が先行して到着しただけでしょうが、このあと続々とやって来るのでしょう。ジョホールバルには3rd SSVF Battalion(素のAV 22)とIII Indian Corps HQがいるだけなので、数日で陥落すると思います。シンガポール攻城戦の開始は予想よりずっと早く1月20日頃で、ひょっとすると史実より早く紀元節の新聞にシンガポール陥落の詳報が掲載されたりするのかも知れません。

2013年8月15日木曜日

シンガポールへの高度6000フィートの爆撃


1942年1月10日、トラック島の南東のヘクスでSS S-23がAS 靖国丸を雷撃し、魚雷1本が命中しました。靖国丸はもともと1万トン以上の大きな客船を改装したものですし、火災発生やheavy damageの表示もなかったので、それほど大きなダメージは与えていないと思います。それでも本土に回航しての修理は必要でしょう。潜水艦母艦が1-2ヶ月でも戦列から離れてくれるのはうれしいことです。このTFにはほかにAD Shintoku Maru(駆逐艦母艦)も含まれていて、PB 5隻が護衛していました。ラバウルを潜水艦や駆逐艦の前進基地にするための船団なのだと思います。

またトラックの南西のヘクスではSS PerchがTK Kaizyo Maruを雷撃し、魚雷が1本命中しましたが不発でした。こちらのTFにはTK Kaizyo Maruともう1隻のタンカーが含まれ、E Kunashiriが護衛していました。やはりラバウルを前進基地として利用するために、燃料を輸送する船団なのだと思われます。トラックのヘクスの周囲には2カ所珊瑚礁があって、出口は4カ所しかありません。その4カ所にはすでに潜水艦を哨戒させています。まだまだ魚雷不発の多い時期ですから、攻撃にはあまり期待しませんが、トラックを出入りするTFについての情報が得られればと思っています。

前日に引き続き、ポートモレスビーには機動部隊からの空襲がありました。やってきたのは零戦(A6M2 Zero) 35機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 18機と九九艦爆(D3A1 Val) 113機でした。前日より艦爆の数が5機減少していますが、前日の空襲で九九艦爆は2機失われていますし、損傷した機体もあったからだろうと想像します。前日と同じく攻撃距離は7ヘクスで、攻撃の設定も前日と同じで九七艦攻は飛行場爆撃、九九艦爆は港の爆撃でした。在泊中のPG Swanに爆弾2発、Airbase hits 2、Runway hits 2、Port hits 5、Port fuel hits 1、Port supply hits 1の合計13発の命中弾がありましたが、131機の空襲としてはさびしい戦果なんじゃないでしょうか。今日爆弾が命中したPG Swan、前日の爆撃でダメージを受けたCM Bungareeもまだ浮いています。とはいっても、前者はSys 82, Flt 50(26), Eng 12(1), Fire 51、後者もSys 99, Flt 84(21), Eng 30(5), Fire 88と火災がひどいのでじきに沈むでしょう。またポートモレスビーの港に4、飛行場サービス施設に15、滑走路に27のダメージが残ったので、しばらくforitificationの増強はお預けです。

シンガポールにも一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 28機の護衛で九六陸攻(G3M2 Nell) 9機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 62機の飛行場爆撃がありました。これまでの高度1万フィート以上からの爆撃と違って、今日は高度6000フィートからだったために効果抜群。Airbase hits 18、Airbase supply hits 2、Runway hits 39の命中弾があり、Vildebeest III、Hudson I、PBY-4 Catalinaが各2機、合計6機が地上で破壊されてしまいました。また飛行場のサービス施設に38、滑走路に14のダメージが残りました。シンガポールのfortificationは規模3で、4まで31%まで来ていますが、港や飛行の修復工事完了までしばらく増強工事が中断となります。

地上目標の爆撃をする際、高度6000フィートが最も効果的です。5000フィート以下もありなんですが、5000フィート以下はLowG(低空地上爆撃)スキルをつかうことになるので。6000フィート以上はふつうのGrdBスキルを使いますが、高度が高くなるほど命中率は低下します。それなら高度は6000フィートで決まりかというとそうともいえません。それは対空砲による被害があるからです。高度5000フィート以下の低空からの爆撃に対しては、高射砲・高射機関砲をもたないふつうの地上部隊も充分に反撃できます。高度を上げるほど、対空砲火による被害は減ります。爆撃の戦果と対空砲による被害とを勘案して爆撃高度を決めることになります。私の経験では、中国軍地上部隊に対しては高度6000がいいと思います。しかしその他の連合軍部隊に対しては6000は低すぎで、1万1000以上が妥当なところでしょう。

このシンガポールのように対空砲の数がある程度以上揃っている拠点に対して高度6000フィートからの爆撃は、決死の覚悟がないと実施できません。実際、今日のシンガポール爆撃に参加した九六陸攻 9機と九七重爆 62機のうち、前者はなんと8機、後者も10機が対空砲火で撃墜されています。それに加えて前者は1機、後者は5機がOps lossになっていて、これも対空砲火により修理できないほどの損傷を受けたということなんだろうと思われます。まとめると71機のうち24機が失われたわけで、シュヴァインフルトやプロエシュティ空襲に匹敵する被害ですね。シンガポールのforitificaition増強を妨害するという点では大成功ですが、sustainableではないですよね。連合軍側としてはsustainしてほしいくらいです。