1941年1月9日、前日マレー半島の東に発見された日本のTFの行方は不明です。1月8日のシンガポール飛行場爆撃により、哨戒飛行に飛び立てる飛行機の数が減ってしまったからです。タイランド湾のどこか、コタバルにでも上陸させるのでしょうか?
他方、ポートモレスビーからの哨戒飛行を再開したことにより、行方不明だった日本のMO機動部隊・MO主隊の位置が判明しました。ニューギニア島の東端をまわってラバウルに後退中のようです。最も遅れているTFでも2日間で8ヘクス移動できているので、ポートモレスビー上陸に参加した貨物船はどれもそれほど大きなダメージは受けなかったようです。6インチ砲が数発命中したくらいだと、大したことはないんですね、残念。
午後になって機動部隊から、零戦(A6M2 Zero) 35機の護衛で、九七艦攻(B5N2 Kate) 18機と九九艦爆(D3A1 Val) 116機がポートモレスビーに来襲しました。飛行場を爆撃したのは九七艦攻18機だけで、九九艦爆は166機ぜんぶが港を爆撃しました。一昨日のエントリーにも書いたように、ポートモレスビーには機雷を敷設したCM BungareeとPG Swanが残っていました。ポートモレスビーに在泊艦船ありを示すイカリのアイコンは日本側のマップにも表示されていて、港への爆撃を優先させたのでしょう。リプレイを見ていると、艦爆が次々と爆弾を命中させます。CM Bungareeには7発命中してheavy fires, heavy damage。PG Swanには3発命中してon fire, heavy damageとなりました。また、 Airbase supply hits 1、Runway hits 1、Port hits 6、Port fuel hits 5の命中弾がありました。
機動部隊に襲われてはひとたまりもなく、せめて艦爆や艦攻が少しでも撃墜されていないかと思ってTrackerをチェックしました。対空砲で艦爆が1機撃墜され、艦爆と艦攻各1機がOps lossになっていました。ついでに沈没艦のリストをみたところ、今日沈没した艦船はひとつもリストされていません。FoWのせいかな、それにしても自軍の沈没艦がリストアップされないなんて珍しいと思いながらポートモレスビーの被害状況をチェックしてみました。港も飛行場も修復工事が完了していてどちらもダメージ0でした。しかしそれ以上に驚いたのは、CM BungareeもPG Swanも沈んでいなかった点です。CM Bungareeの方はSys 89, Flt 51(21), Eng 15(5), Fire 67と大きな火災なのでさすがにダメでしょうが、PG SwanはSys 57, Flt 21(10), Eng 5(1), Fire 6なので助かる可能性かなり大です。
機動部隊が半分本気(九七艦攻は攻撃に参加しなかった機体の方が多い模様、潜水艦が心配で哨戒飛行を濃密に実施しているのかも)で殴り掛かったのに、翌日根拠地に残ったダメージが0で、小艦艇を2隻とも即撃沈できなかった理由は、攻撃距離が7ヘクスあったからだと思います。九九艦爆が250kg爆弾を装備できるのは6ヘクスまでで、7ヘクスだと60kg爆弾2個装備になってしまうんですね。九七艦攻を港の爆撃に振り向け、艦爆の一部を飛行場爆撃にしておけば、2隻とも即沈没していただろうと思います。熟練パイロットを失うに価する戦果は得られないので、空母機を地上目標の攻撃に使うなとよく言われますが、今日の結果はそれを良く裏付ける戦例となりました。
ビルマにも魔の手が迫りつつあります。今日はモールメンで第14戦車聯隊にビルマ軍の2個大隊が惨敗しました。素のAVは日本側 46:連合軍 42で、地形もジャングルなのでしばらく粘れるかと思っていたのですが、Shock attackで修正AVは72:3で惨敗です。ビルマ軍の士気値や経験値の低さが問題のようです。英軍の主力はラングーンとPeguにいます。しかし今後、日本側に歩兵部隊が加わるようになると、地形ボーナスの得られないPeguでの持久は無理そうですから、Peguの南東のジャングルヘクス(いまこのヘクスにいる部隊は、モールメンを叩き出された部隊だけ)に前進させることにしました。でも日本側は戦車師団ですから動きが速く、間に合わないかもしれません。日本側に先行され、このPegu南東のヘクスの支配権を奪われるようだと、Peguからの移動は断念することになります。
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