2013年8月17日土曜日

ポートモレスビー上空で九六陸攻を12機撃墜


1941年1月12日、ルソン島西岸のIbaでSS KIXが日本の駆逐艦に発見され、爆雷攻撃によりSys 25, Flt 32(10), Eng 9(4)のダメージを受けました。数日前からバターンの哨戒機が、このIbaのヘクスに複数の日本のTFの存在を報告していました。SS KIXはこれらTFの攻撃には失敗しましたが、BB長門・陸奧、CL大井・多摩・球磨が含まれているという貴重な情報をもたらしてくれました。

Ibaのヘクスに日本のTFが停泊しているのは、クラークフィールドの攻略が済んだので、クラークフィールド攻撃に参加した地上部隊の一部を乗船させ、どこか他の戦線へ転進させる目的があるものと推定しています。哨戒機によると、重巡と軽巡が含まれてはいても、戦艦の存在までは報告されていませんでした。巡洋艦が護衛しているだけなら、地上部隊の乗っている輸送船を撃沈することもできるかも知れないと考え、 CL Java、Mauritius、Caledonの3隻を襲撃のために接近させつつあるところでした。軽巡3隻はIbaまであと半日の海域まで進出してきていましたが、護衛が厳重のようなので、後退させることにしました。かわりにバターンで魚雷艇を召喚してみました。召喚直後の魚雷艇は燃料搭載量がゼロで、燃料の補給に半日(OPSポイントを500ポイント、一日は1000ポイント)を消費しました。夜間に襲撃させたいので、Ibaには次の次のターンに赴くことになります。

あいかわらず、バターンの飛行場は爆撃されています。今日は零戦(A6M2 Zero) 45機の護衛で九六陸攻(G3M2 Nell) 36機、一式陸攻(G4M1 Betty) 50機、九七重爆(Ki-21-IIa Sally9 26機が来襲し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 4、Runway hits 17の命中弾がありました。対空砲火を気にしてか、高度1万5000フィートからの爆撃だったので被害は控えめでしたが、バターンのforitification増強を妨害するにはこれでも充分です。

シンガポールには一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 18機が来襲しました。こちらは高度1万9000フィートからの爆撃だったので、飛行場への命中弾はRunway hits 2のみ。これっぽっちだとfortification増強工事の妨害には不十分。日本側も1月10日の空襲で30%以上の損失機を出して慎重になっているのでしょうが、さすがに1万9000フィートは高すぎると思います。

開戦後、シンガポールにHDML(港湾防御用のモーターランチ)が増援されます。きっとシンガポールの造船所で製造された船なのでしょう。港にdisbandしたままだといつかは港湾爆撃で沈められるかもしれないので、2ターン前に2隻のHDMLをASW TFに仕立て、シンガポールのヘクスを対象に対潜哨戒任務につけてみました。するとめざとくこの小艦艇2隻をみつけた九六陸攻(G3M2 Nell ) 18機が一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 17機の護衛で爆撃(雷撃可能な距離ではないのでしょう)にやってきました。でも、ちっちゃすぎて水平爆撃では命中しませんでした。

HDMLは航続距離が500しかなく、パレンバンを失った現在では、連合軍支配下の燃料のある港まで到達できないという事情からシンガポールに配置しました。しかし、シンガポールにはちょくちょくボルネオ島からサプライを積んだ貨物船が入港していて、HDMLのTFをここに配置するのは、貨物船を爆撃させないための囮みたいな感じであまり良くなかったと反省しています。今日もサプライを揚陸中の貨物船がいるので、この貨物船が出港するときにフォローさせることにしました。そうすれば洋上で燃料をわけてもらって、ジャワ島まで到達できます。

数日前にタイランド湾で発見された日本のTFですが、コタバルで揚陸していました。1942年3月末まで日本側にはinitial operations bonus for the Japaneseがあって上陸の速度が速くなっているのですが、これって敵地への上陸作戦だけではなく、自軍支配下の根拠地への揚陸にも適用されるんでしたっけ??もし適用されないようなら、コタバルの港は規模1しかないし、私ならタイランド湾を横断させるようなことをせず、インドシナ半島沿岸をバンコクまで航行させ、バンコクで揚陸させたいと思います。だってその方が安全でしょ。バンコク港なら規模4あるからAmphib TFでなく、Transport TFで輸送するのが効率的になるし。たしかにバンコクはだいぶ遠いけど、コタバルに上陸させたって、前線に送るにはStrategic modeに変更してから鉄道を使うんでしょう。それならもともとStrategic modeにしてから載せなきゃいけないTransport TFでもわるくないと思うんですが、どうでしょう。このあたりはどちらが良い悪いではなくて、プレイヤーの性格やプレイスタイルによって進め方にかなりの違いがあるところでしょうが。

と思うのも、シンガポールの機能が一昨日の空襲から復活しつつあるからでもあります。3波18機のPBY-4 Catalinaが揚陸を終えた日本の貨物船と護衛のCA高雄、CL鬼怒に雷撃を実施し、xAK Tenryu Maruに魚雷を2本命中させました。コンバットリポートに陸兵の損害が載っていないので、揚陸を済ませた貨物船なんだと思います。xAK Tenryu Maruの名前は沈没艦リストにありませんでしたが、on fire,  heavy damageとのことなのできっと沈没することでしょう。

そのはるか南にはクチンでBase Forceを乗船させ、スンダ海峡経由でインド方面に向かう予定の連合軍のTFがいます。日本側はジャワ海上空に哨戒機を飛ばしていないようですし、また潜水艦にもほとんど出会わいません。この時期のジャワ海を商船が安全に航海できるのは、戦略上も戦術上も本当にありがたい限りです。

前日と同様、ポートモレスビーに九六陸攻(G3M2 Nell) 23機が来襲しました。今日はP-40E Warhawk 21機が迎撃して11機を撃墜し、さらにもう1機が対空砲に撃墜されました。ポートモレスビー飛行場への命中弾はAirbase hits 1のみ。このていどではポートモレスビーのfortification増強工事を妨害できません。日本側としては台湾から零戦を連れてくるか、マーシャル諸島の九六艦戦を輸送船でトラックに送り、零戦に機種転換させてからラバウルに送るか。ともかく護衛できる戦闘機をラバウルに配備するまでポートモレスビー空襲はお休みかなと思います。それとも珊瑚海に機動部隊を貼り付けて空襲させるでしょうか?それはそれで、連合軍潜水艦に活躍の機会が増えるわけで望むところです。ただ、オーストラリアからポートモレスビーにもう少し増援を送り込みたいので、その点ではちょっと困るかな。

今日のラストは、ニューアイルランド島南東岸でSS TroutがxAP Kamo Maru(7350トン、VP 15)を襲撃して魚雷を1本命中させました。xAP Kamo maruは前日1月11日にラバウルの北側のヘクスでSS Pickerelが魚雷を1本命中させていた客船です。ラバウルで乗客を降ろし、潜水艦の存在が確認されたルートは避けて、ニューアイルランド島東側を通ってトラックに戻るつもりだったのだと思いますが、天網恢々疎にして漏らさずでした。今日は1942年1月にとしてはまれにみる、連合軍側にとって愉快な一日でした。

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