1941年1月2日、昨日ソロンでの日本の上陸船団襲撃を逃したCL Caledon, Mauritius, Javaの英蘭軽巡3隻がアンボンの艦砲射撃を実施し、Airbase hits 1、Runway hits 10、Port hits 5の命中弾を得ました。昼になってからもケンダリーのBlenheim IV 7隻がアンボン飛行場の爆撃を行い、Airbase hits 1、Runway hits 14の命中弾を得ましたが、軽巡の砲やブレニムの爆撃では大したダメージを与えてはいないものと思われます。連合軍側としてはアンボンにAir HQと零戦、陸攻を配備されることを怖れているのですが、まだアンボンに日本機が配備されていないことを確認できたことが収穫でした。日本側はルソン島の攻略に力を入れていますが、ルソン島は放っておいてもサプライが減る一方ですから、こちらで零戦や陸攻を使われる方がずっと嫌ですけどね。
ラングーンにはサプライを積んだカルカッタからの貨物船がちょくちょく入港していますが、日本側としてはこれが気になる様子です。12月28日には陸攻だけで雷撃に来て大きな被害を出したことがあり、まずはCAPの制圧をということか、今日は一式戦(Ki-43-Ib Oscar) 32機がsweepにやってきました。迎え撃つのはフライングタイガースのH81-A3 37機(フライングターガース用のP-40)とイギリス空軍のBuffalo I 6機。さぞやたくさん撃墜されてしまうだろうと思いながらリプレイを見ていたのですが、被撃墜を示す赤い文字は一式戦の方に多く表示されたように見受けました。Trackerで確認してみると一式戦の損失20機(A2Aで18、Ops loss 2)に対して、H81-A3はOps loss 1機のみ、Buffalo IはA2AとOps loss各1機ずつだけでした。20対3ですから、緒戦期には珍しい大勝利です。
このゲームの戦闘機同士の空戦には、sweep>CAP>護衛戦闘機の関係と、高度の上の方が有利という定説があります。今日の空戦では一式戦がsweep、連合軍機がCAP。また高度もH81-A3が1万5000フィート、Buffalo Iが6000フィートだったのに対し、一式戦が1万9千フィートと上でした。数的には連合軍機が合計で43機と、一式戦の32機を上回っているように見えますが、ラングーンのレーダーが敵機接近を探知したのが15分前ですから、43機全部が迎撃に間に合ったわけではありません。それでこの成績はなぜか?
理由の一つは距離で、バンコク・ラングーン間は距離9ヘクスもあります。9ヘクスも飛んでからの空戦ではパイロットの疲労が無視できなくなります。そして、もう一つ注目すべき点は一式戦の性能(このゲーム内での性能)です。一式戦は迎撃した2機種より遅く、防弾装甲もありません。また今日sweepした一式戦は一型乙(Ki-43-Ib Oscar)で武装は7.7mmと12.7mm機銃が各一挺の弱武装です(このゲームの序盤に陸軍の主力戦闘機となる一式戦一型丙(Ki-43-Ic Oscar)も12.7mm機銃2挺でやはり武装の貧弱さは否めません)。高高度で侵入し、迎撃に上がって来る連合軍戦闘機に一撃を加えても、一式戦の豆鉄砲では防御のしっかりした連合軍戦闘機を撃墜できず、かえって反撃されて落とされてしまったのかなと想像します。また連合軍戦闘機はH81-A3が1万5000フィート、Buffalo Iを6000フィートとlayerd CAPにしてあったので、バッファローに向けて降下した後に高度6000フィートで飛行している一式戦に向けて、H81-A3が降下して撃墜した例もあったかもしれません。
今日の結果に驚き、日本側は次に零戦でsweepして来るかもしれません。零戦ならもっと良いスコアをあげることができるだろうと思います。ただ、このゲーム的には一式戦や零戦は優秀な戦闘機ではありません。まあ、艦上機どうしの比較では零戦がしばらく優位を保つことも確かですが、陸上機をひっくるめた大戦前半の日本側最優秀戦闘機はなんといっても二式戦です。二式戦の登場は4月くらいかな。この時期の連合軍側は小さな幸せを糧にプレイを続ける毎日なので、大きな戦果にうれしくていろいろ書かせてもらいました。
今日は、ボルネオ島南西に日本のTFの存在が報告されました。駆逐艦2隻を含む4隻のTFで南西に向けて航行しているそうです。ここしばらく南シナ海からジャワ海に向かう日本のTFはありませんでした。久しぶりに南下ですが、何が目的なんでしょう?連合軍の商船がジャワ海を自由に航海しているのでその妨害か?それともそろそろSingkawangやクチンへの上陸を考えているのか?判断するにはもう一日、状況の推移をみまもることが必要そうです。
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