2014年10月14日火曜日

スラバヤの艦船に逃げられる


1942年11月15日、先日BBノースカロライナが特殊潜行艇SSX Ha-7に苦杯を喫したアンボンにCA VincennesとSalt Lake Cityが艦砲射撃に出かけました。昨日の月はmoon light 58%と11月12日よりもだいぶ明るくなっていたので決行することにしたのです。艦砲射撃TFは前日をBabarで待機したのですが、日本の哨戒機にみつからずに済みました。おかげで今回は特殊潜行艇の歓待を受けることもなく、Airbase hits 3、Runway hits 23、Port hits 3、Port supply hits 2の命中弾を得て、無事に帰途につくことが出来ました。また砲撃によりアンボンの在地機のうち九七重爆(Ki-21-IIa Sally)、二式戦(Ki-44-IIa Tojo)、零戦(A6M2 Zero)各1機を破壊しています。

ついで、スラバヤへの空襲です。クリスマス島からP-38 62機(P-38E Lightning 30, P-38F Lightning 32)がsweepし、チモール島クーパンからB-17E Fortress 37機が飛行場を爆撃し、B-24D Liberator 18機が港を爆撃しました。スラバヤ上空には日本の戦闘機の姿はなく、Airbase hits 8、Runway hits 16、Port hits 8、Port fuel hits 2の命中弾を得るとともに、CA青葉と加古に各1発500ポンド爆弾が命中しました。また、スラバヤの在地機のうち、九九艦爆(D3A Val) 7機、百式輸送機(Ki-57-I Topsy) 3機、九七大艇輸送機型(H6K2-L Mavis) 2機、九六陸攻(G3M2 Nell) 1機を破壊することが出来ました。

偵察機、哨戒機の報告によると今日のスラバヤ港には重巡2隻しか見当たらなかったそうです。この2隻はCA青葉と加古なのでしょう。その他の艦船はどこに行ったかというと、ボルネオ島南岸のジャワ海に駆逐艦5隻を含む7隻のTFが北西に向かっているそうなので、こちらに逃げられてしまったようです。沈没艦リストには新たにCA羽黒とDD黒潮の名前が載せられていましたが、沈没した場所として報告されていたのがこのボルネオ南岸のヘクスです。こういった場合、まずは誤報と考えるべきで、やはり逃げられてしまったと考えておきます。

これとは別にマカッサルにもTFが3個停泊しています。ひとつはコンボイですが、ひとつはCS(偵察巡洋艦、水上機母艦) 5、重巡 1、軽巡 2と報告されています。スラバヤからマカッサルに行ったものもあるようです。潜水艦にスラバヤ周辺をパトロールさせ、損傷した艦船だからとどめを刺すのは簡単かなと思っていただけに残念です。

中国では今日も重慶に空襲がありました。一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 39機に護衛された双発爆撃機 289機(Ki-21-Ic Sally 48, Ki-21-IIa Sally 190, Ki-49-IIa Helen 51)という大きな空襲でした。お相手の方がこのブログに目を通すことはないものと思います(閲覧を控えていただくよう、お願いしています)が、まるで昨日のエントリーを読んだかのように飛行場を爆撃したのは旧式の九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機だけで、残り264機はすべて守備隊に爆弾の雨を降らせました。その結果、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 14に加えて、守備隊のdevice 56個がdisabled(負傷・故障)になりました。多数機でも守備隊の損害が比較的少なく済んだのは、防禦施設規模6のおかげでしょう。

ウエーク島では、上陸作戦の不首尾が判明してからパールハーバーでサプライの積み込みを始めたコンボイが到着し、サプライの揚陸を始めました。せっかく昨日は戦艦が艦砲射撃をしたのに、まだまだウエーク島守備隊は元気なようで、35門の砲に反撃されました。その中には守備隊の持ついちばん大きな20cm沿岸砲が含まれていませんでした。もしかすると、これまでの艦砲射撃で損傷したのかも知れません。本当に損傷で使用不能になってくれていたらどんなにうれしいことか。もっとも今日はそれに次ぐ12cm沿岸砲がAK Craterに3発も命中させ、Sys 24, Flt 18(10), Eng 0, Fire 29と大きなダメージを受けました。消火に失敗すると沈没なので心配です。もう少し打撃を与えてからでないと揚陸の継続は困難なので、とりあえずサプライの揚陸は中止。あしたはBBメリーランドに艦砲射撃をしてもらいます。

それにしても、連合軍は上陸作戦の不成功が判明してから増援を泥縄的に逐次投入し、それらがようやくウエーク島近辺に集中してきています。ということは、日本側がウエーク島守備隊の健闘をみて、同じように増援を送ることにしていたとしたら、そろそろウエーク島周辺にKBとmini KBが到着してもおかしくはない頃です。もし機動部隊に殴り込まれたら、アメリカの空母、水上戦闘艦隊、サプライ輸送船団、給油艦などなどまとめて一掃されてしまうことになりそうで来て欲しくはないのですが、そんなお願いが通じるでしょうか。毎日とても不安です。

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