昭和17年11月に沈没したと報告のあった艦船のリストです。先日のウエーク島沖海戦は12月3日の出来事であり、11月には華々しい海空戦はなかったのでこんなものです。目立つのはAS迅鯨はじめ6隻が撃沈された米機動部隊によるクエゼリン空襲です。哨戒機を飛ばしていても事前に察知できなかった点は、史実のトラック空襲なんかに匹敵する不祥事でした。それに加えて、連合軍潜水艦の敷設した機雷による4隻の沈没もそれに次ぐ不祥事でした。それなりに対策はしているつもりなのですが、沈没には至らなかった艦船も含めると大きな被害を出し、今でも数隻が修理中です。また、潜水艦の雷撃による沈没は9隻で、SS I-154が含まれているのはご愛嬌。この時期、月間9隻の潜水艦による被撃沈はふつうのペースでしょうか?米潜水艦の魚雷は不発が多い(80%より多いくらいに感じる)のですが、それでも9隻というのは昭和18年以降が思いやられる数字ではあります。連合軍側のリストにはBB CaliforniaとCA Devonshireが含まれていました。BBカリフォルニアは開戦の日のパールハーバー空襲で
BB California, Bomb hits 4, Torpedo hits 4, on fire, heavy damage
の被害を受けています。沈没した場所はLahaina泊地と報告されているので、修理目的で西海岸に回航する途中に沈没したのかもしれません。CA Devonshireのほうは9月17日にオーストラリア北西のPort Hedlandの艦砲射撃を行い、翌18日にCA摩耶、 CL那珂・神通が迎撃した海戦がありました。日本側ではCL那珂が沈没しましたが、CA Devonshireを道連れにすることができたようです。
飛行機の損失数は今月も日本側が連合軍側の1.5倍ほどになってしまいました。二式戦(Ki-44-IIa Tojo)と百式重爆(Ki-49-IIa Helen)が合計で244機も損失になっているのが痛いところ。ほとんどはビルマへの夜間空襲の被害です。今月は戦闘機のA2Aでの損失数が連合軍側を初めて上回り、しかも1対1.5以上の悪いスコアでした。11月6日にビルマのメイクテーラに連合軍の大規模な昼間の空襲があり、連合軍戦闘機はこの時の空戦で大きな被害を出しました。それ以来、連合軍戦闘機が大挙してやってくることはなくなったままです。しかし、今月後半はmoollight50%以上の夜間空襲解禁の時期でした。その11月15日から30日の日本の飛行機損失数をみてみると、なんと396機(空戦 113機、地上で破壊 159機、対空砲 15機、Ops loss 109機)と今月の損失機数の74%を占めていました。この時期の空戦での損失113機も今月の空戦損失機数の74.8%とほぼ同様の比率です。11月後半には華々しい空母戦も、昼間の大規模な空襲もなかったので、これらの損失機のほとんどが夜間空襲によるものです。
夜間空襲の威力が凄まじく、しかも日本側が迎撃すると戦闘機が多数撃墜されてしまうことはフォーラムでも話題になっています。このNight bombing status update?というスレでもその状況が取りあげられています。キルレシオ1対5といっている人もいるくらいですが、今月の実績の数字はもっと悪かったように読めます。こういった問題の存在はDevの人も認識してはいるけれどもパッチによる修正の予定は当面ないそうで、対策としてはHRしかないという結論です。どんなHRを採用しているかも数人のPBEMプレイヤーから疲労されています。例えば、
- 夜間空襲に飛べるのは、ひとつの飛行場からは一部隊だけ。
- ひとつの目標に対しては一部隊しか空襲できない(日本側はその制限なし)。夜間空襲で目標にできるのはmanpowerだけで、飛行場や港や地上部隊は目標にできない。
- 同一の日に夜間空襲できるのは戦域ごとに一部隊だけ。戦域はマップ上のある4つの戦域のこと。つまり同じ晩に夜間空襲を実施できるのは4部隊だけ。
など。moonlight 50%以上なら夜間空襲し放題といううちのHRは甘過ぎるようです。なので、今月の損失機数を添えて夜間空襲のHRをもっと厳しくするようお願いしてみました。私としては上記のどれかを採用したいところですが、お相手の方の提案で
- 夜間空襲はmoonlight 70%以上の夜だけに制限する。空襲に参加できる部隊数は無制限
- 1944年1月以降はmoonlight 50%の夜だけに緩和(この頃になれば日本側にも夜間戦闘機があるでしょうとこと)。
- B-29はmoonlightにかかわらず、いつでも夜間空襲ができる。
というものに変更しました。B-29がやって来るのは運命なので異論はありませんが、それ以外の爆撃機に関しては嫌がらせ程度の爆撃に制限したいところです。でも、このルールでも現状よりはましなので当面これでプレイすることにしました。
飛行機の損失数が多かったことを思うと、KIA 122名、WIA 63名、MIA 13名とパイロットの死傷はまあまあの数字でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿