1942年12月6日、今日も重慶には戦爆連合352機(Ki-43-Ic Oscar 71, Ki-21-Ic Sally 42, Ki-21-IIa Sally 188, Ki-49-IIa Helen 51)が飛来しました。前日までとは違って一個飛行隊だけが飛行場を爆撃し、その他の爆撃機の目標は守備隊でした。その結果、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 27に加えて守備隊のdevice 2個破壊、156個disabledという多大な被害が出ています。その後の陸戦フェーズでの日本側の砲撃でも守備隊のdevice 3個破壊、8個disabled(日本側はdevice 3個dsiabledのみ)になり、今日の素のAVは日本軍6648:中国軍8086となっています。守備隊のAVは前日より48減少していますから、こうやって爆撃と砲撃で地道に削るのが正しい攻め方なんだろうなと感じます。
昨日、ソロモン諸島のRussell Islandsに貨物船が目撃されました。おそらくサプライを運んできたのだろうと思われます。史実とは違ってこのゲームのソロモン諸島は平和で、例えばガダルカナル島ルンガ(Russell Islandsの南東2ヘクス、ツラギの対岸)なんかはdot baseのままです。平和な地域ですから、きっとRussell Islandsには戦闘機なんかいないだろうと予想し、NdeniのPBY-5 CatalinaにNaval attackを指示してみました。今日はそのカタリナ飛行艇5機が高度6000フィートで爆撃に向かいましたが、2隻の貨物船(xAK Kunitu Maru、xAK Kogyoku Maru)に爆弾を命中させることは出来ませんでした。Ndeniの7ヘクス南、ルーガンビルにはAir HQユニットがいます。カタリナ飛行艇をルーガンビル(Russell Islandsまで距離14ヘクスなのでカタリナ飛行艇のNormal rangeぎりぎり)に移動させ、雷撃(雷装するにはAir HQが必要)を指示すれば撃沈できていたかも知れません。手間を惜しんではだめということのようです。
さて、本日のメインはビルマのProme。Promeの南西側のヘクスからイラワジ川を渡河しつつあった多数の連合軍部隊が今日ようやくPromeに到着しました。渡河して敵の存在するヘクスに侵入したわけですから連合軍はshock attackを強制されるルールです。また一昨日17th Indian Divisionが北西側からこのPromeのヘクスに前進し、やはりshock attackで大きな被害を受けたことは前々回のエントリーでお報せした通りですが、17th Indian DivisionはそのままPromeに留まっていました。日本側から攻撃があってPromeから叩き出されてもおかしくないと思っていたのですが、昨日は攻撃されず、今日になって日本側の攻撃がありました。一昨日の戦闘による日本側の死傷者は僅かでしたが、それでもshock attackを受けて混乱値や疲労値が多少は上昇したのでしょう。おそらく疲労値・混乱値を下げてからということで今日攻撃することにしたものと思われす。
ということで、Promeでは連合軍側は渡河後のshock attackを強制され、また日本側は弱った17th Indian Divisionを叩き出すためのDeliberate attackを指示し、両軍の攻撃が重なったわけですが、このゲームの陸戦は日本側のものから処理されるルールです。なので、最初は日本側のDeliberate attackから。日本軍守備隊は歩兵師団 1、歩兵聯隊 2、工兵聯隊 1、戦車聯隊 1で2万2千名、素のAVが835。対する連合軍は敗残の17th Indian Divisionに加えてアメリカの歩兵師団 2、中国軍軍団(軍団といっても他の国の師団相当の規模) 2、戦車大隊 1、Base Force(根拠地隊) 2、対空砲連隊 3で5万1千名、素のAVが1769。渡河した連合軍部隊が加わることを日本側は想定していなかったはずなので、2倍以上の相手を攻撃する羽目になってしまいました。結果は表の通りで、日本側に連合軍側の3倍程度の被害が出ました。
ついで、連合軍側のshock attack。この時点で素のAVは連合軍 1695:日本軍 488。連合軍は最初と比較して4%強減っただけですが、日本軍は40%以上減少しています。戦力差が大きな時にはshock attackが有効といわれていますが、この戦いもそうでした。日本側には防御施設のプラスと(相手より)準備不足のマイナス修正、連合軍にはshockのプラス、混乱のマイナス修正がついて、修正AVは1714:156。防御施設の規模は3もありましたが、オッズ比10:1なのでProme奪還に成功です。ご覧の通り、日本側の死傷者は1回目の戦闘よりずっと多くなっていました。特に注目なのは、日本側のEngineerやVehiclesのdisabledになったdeviceが0である点で、おそらくdisabledになれるEngineerやVehicles、つまり健在のdeviceが全くなかったことを意味しているのだろうと思います。
今日のProme会戦はとても幸運だったと思います。最初の戦闘開始前の素のAVが連合軍 1769:日本軍守備隊 835と、連合軍は日本側の2倍程度の兵力でした。この状態で渡河→shock attackをすると、良くても同じくらいの損害を被り、なんとかPromeのヘクスに居残り続けることが出来る程度で、奪還はまず無理だったろうと思うのです。ところが、たまたま渡河当日が日本軍のDeliberate attackと重なったことで、日本軍の攻撃が無理攻めとなる→日本軍に大きな損害→有利な状態でのshock attack→Prome奪還へとつながったわけです。
しかしこの日本軍先攻のルールにはかなり問題ありだとも感じます。渡河が関与しないふつうのヘクスであればいいのかも知れませんが、渡河が絡む場合には渡河によるshock attackを先に処理することにしないと変ですよね。今日の戦いでも、日本軍の攻撃時に連合軍はすでにPromeのヘクスに到着しているのに、そのあとで渡河にともなうshock attackが処理されるというのが非常に理不尽に感じました。
さて、そういったいきさつで奪還したPromeですが、今後の戦局にかなり大きな影響を及ぼしそうな気がします。なんといっても今日はまだ第366ターン。開戦後1年でビルマのこんなところにまで前進できるなんて夢のようです。今日のところは渡河にともない混乱値が40台にまで上昇していて、数日休息を取らせてからでないと動かせませんが、回復後はビルマ中部平原とラングーンを結ぶ鉄道線の遮断を狙ってもいいし、直接ラングーンを狙ってもいいし、やりように困りません。それに対して日本側はラングーンにそれほど多くの守備隊はいないようだし、イラワジ川を突破されるとかなり困った事態なのではと思うのです。ビルマ中部平原と中国を結ぶ道路上の保山(Paoshan)はまだ中国軍が維持しているし、また今日はちょうどラシオ市内に中国軍1個軍団が前進し、マンダレーとラシオを結ぶ鉄道線上にもオーストラリア師団が前進しました。うまくゆけばマグエなどビルマ中部平原の日本軍を袋のネズミ状態にできないかなと夢見てしまいます。
ところで、中部太平洋ではエニウェトク環礁の北に空母1、戦艦1、重巡2を含む5隻のTFが東に向け航行中なのをウエーク島のカタリナ飛行艇が発見しました。搭載機は戦闘機70、爆撃機95、その他11と報告されているので、空母の数は1隻ではなく3隻はいそうな感じです。こんなところを東に向かっているのは、いったい何が目的なんでしょう?見当がつきません。とりあえず、ウエーク島の北東距離6ヘクスにまで接近していたサプライのコンボイを避難させました。でも、ウエーク島にはどうしてもサプライのコンボイを贈る必要があるので、パールハーバーから空母TFを派遣することにしましたが、空母決戦になったりするんでしょうか?ウエーク島、ミッドウェイ島、ジョンストン等の哨戒圏内での対決だったら避けるべきではないのかも。
ジャワ海東部でパトロールさせていたオランダの潜水艦0-19の燃料がゼロになっていることに気付きました。computer controlを指示してあったので、燃料が閾値以下になると自動的に母港に戻ってくれるものだとばかり思っていただけに意外です。このTFがふつうと違うのはSub Patrol TFではなく、Sub Minelaying TFだという点です。だいぶ前、機動部隊がジャワ海に出張して来ていた頃、どこかいいタイミングで機雷を敷設できる海域があれば敷設してやろうと考え、その時期をまつために、マカッサルと小スンダ列島間をパトロールするよう指示したのでした。しかし、その後この海域での日本のTFの活動が不活発(とはいっても、ご覧の通りマカッサルには戦艦4、重巡7、軽巡8の存在が報告されています、もちろんこの艦種と数はかなり割り引く必要はあるでしょうけど)となり、指示したことも忘れてしまっていたのです。燃料が0だと一日に1ヘクスしか進めないしダメージも加わるルールです。 ここから一番近くて燃料の在庫のある連合軍根拠地は5ヘクス離れたWaingapoeですが、かなり損傷した状態での到着となることでしょう。Sub Minelaying TFをcomputer kcontrolでパトロールさせていると、燃料が不足になっても、たとえ0になっても、自動的に母港に戻ってはくれない。大切な教訓でした。
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