1942年12月3日のリプレイは初っぱなから大物の登場です。トラック島周辺をパトロールしていたSS GrampusがCV瑞鶴に魚雷を6本発射。命中はしたのですが今月いっぱいはまだ不発率80%なので、当然のことながら不発。逆に怒った護衛のDD Hatsushimaの爆雷攻撃でSys 26, Flt 19(6), Eng 0のダメージを受けてしまいました。魚雷が爆発してくれていれば、このくらいのダメージでも胸を張ってパールハーバーに帰還できたのにと思うと残念です。
コンバットリポートにはCV瑞鶴のほかに、CA衣笠、筑摩、CS千歳、DD若葉の名前がありました。DD若葉といっしょに空母の護衛をしていたのはきっと同級艦だと思うので、SS Grampusに爆雷攻撃をしたのはDD HatsushimaではなくDD Hatsushimo初霜ですよね。たしか初島は敷設艇なんかだったかと思うので。あと、瑞鶴以外の空母を確認することは出来ませんでしたが、CS千歳が目撃された点は重要です。CS千歳からCVL千歳への改装は先月解禁されていますが、お相手の方は千歳をCVLに改装せず、CSのまま使うつもりなのでしょうか。とすると、同級艦のCS千代田の方がどうなっているのかも気になるところです。これまでにCV飛龍とCVL龍驤が沈没し、連合軍側ではCVLヘルメスとCVEロングアイランドが沈んでいます。空母勢力の点では日本側の損害の方が大きいのですが、それでもCVLへの改装は不要なんでしょうか。大鳳や雲龍級の建造を急がせているのでそれで充分という判断なのかも知れませんが。
蘭印東部ではBB ValiantとCA HawkinsとCL Caradoc、Sumatra、Javaの英蘭合同艦隊がチモール島のディリを艦砲射撃しました。このTFはクーパンやRotiへのコンボイを日本側の水上戦闘艦隊の襲撃から守るため、ずっとクーパンのヘクスでパトロールしていました。しかし昨日のクーパンへの零戦のsweep作戦大成功に乗じて、陸攻などによる艦船攻撃もあり得るかなと感じ、大事をとってダーウィンに後退させることにしたのです。でも手ぶらで帰るのも何ですし、行きがけの駄賃ということでディリの砲撃を指示したのでした。戦艦を含んだ5隻による砲撃なので大きな戦果が得られるだろうと期待していましたが、守備隊のdevice 2個破壊、10個disabledとAirbase hits 1、Runway hits 2、Port hits 2というわずかな命中弾だけでした。CLスマトラのOS2U-3 Kingfisherがちゃんと弾着観測をしてくれているし、なぜこの程度しか破壊できないのか不思議でしたが、ダーウィンに帰還途中のTFを覗いてみると、かなり弾薬を余らせています。全力を発揮したわけではないので、こうなってしまったのでしょう。弾薬を撃ち尽くすかどうかは、TFの指揮官のスキルや積極性に影響されて、例えば心配性の指揮官は帰り道に敵のTFと遭遇することが気になって、たくさんの砲弾を余らせる傾向にあるとか、そういった仕組みになっているのかも。これまで艦砲射撃TFの指揮官の選考に気を遣ったことがなかったのですが、その都度PPを支払って、まともな人を任命した方がいいのかも知れません。
この艦砲射撃に加えて東部蘭印ではクーパンからアンボンへ、P-38 74機(P-38E Lightning 24, P-38F Lightning 50)のsweepと四発爆撃機 60機(B-17E Fortress 36, B-24D Liberator 24)による飛行場爆撃を実施しました。P-38の機数を充分に揃えたつもりだったのでかなり期待していた作戦だったのですが、二式戦 44機(Ki-44-IIa Tojo 19, Ki-44-IIc Tojo 25)に迎撃され、P-38Fを17機(被撃墜 13、Ops loss 4)も失ってしまいました。今日は他にニューギニアでも二式戦と対戦したので、アンボンでの二式戦の損失数を確定することはできませんが、多めに見積もってもP-38と同程度で作戦失敗といわざるを得ません。ただ、このP-38の犠牲のおかげで四発爆撃機には被害はなく、飛行場にAirbase hits 16、Airbase supply hits 6、Runway hits 43の被害を与えることが出来ました。でも、四発爆撃機 60機ですから飛行場全部を破壊し尽くすくらいでないと満足できず、その点でも作戦不成功。P-38Fは配給数の20日分以上を失ったので、sweepはしばらくお休み。やはりまた艦砲射撃で叩くことにします。
蘭印西部ではジャワ島からクリスマス島に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 31機が飛来しました。連合軍がクリスマス島にCAPをあげていないことを見切って、sweepも護衛戦闘機も省略しての港湾爆撃です。クリスマス島には防御機雷を敷設してあり、そのお世話をするためのACMが2隻、港にdisabandされています。1万フィートからの爆撃で、対空砲に1機撃墜されるなどのアクシデントもありましたが、ACM Barricadeに爆弾が1つ命中しました。ACM Barricadeの被害はSys 45, Flt 83(51), Eng 5, Fire 6とSysダメージが大きく、消火に手間取りそうです。このままだと再度の空襲がなかったとしても、火災により沈没となることも危惧されます。
G3M3 Nell has spotted a Esso Type-T class TK at 33,101
TK William Strachan is reported HIT
TK William Strachan sinks....
リプレイ後にTrackerをみてみると、きのうケープタウンからココス諸島(ヘクス 33, 101)に到着したTK William Strachan(5300トン、VP 15)が250kg爆弾命中で沈没していました。リプレイをみていてもココス諸島に対する空襲はなかったし、コンバットリポートにも空襲の記載はなかったので、最初はSync Bugなのかと思ってしまいました。しかし他のリポート類をみてみると、哨戒任務で飛来した九六陸攻がおみやげに落としていった250kg爆弾が命中したようです。到着したばかりでたくさん積まれていたfuelに引火したことでTK William Strachanは沈没してしまったのでしょう。哨戒機の爆弾で即沈没という例はかなりまれに感じますが、みなさんの経験ではいかがでしょう?
ビルマ戦線では、マグエからアキャブに二式戦 82機(Ki-44-IIa Tojo 41, Ki-44-IIc Tojo x 41)のsweepがありました。連合軍は2日前にアキャブに戦闘機を進出させていて、日本側は偵察機の報告でそれを知りsweeperを差し向けたのだろうと思います。しかし連合軍はCAPをあげていなかったので、sweepは空振りに終わりました。アキャブに戦闘機を進出させたのはPromeをsweepするためです。Promeを戦闘機がsweepし、カルカッタから四発爆撃機がPromeの守備隊を爆撃して、地上部隊の渡河を支援する計画です。昨日の報告ではPromeの守備隊はまだ2部隊だそうですから、北西のヘクスから渡河する歩兵1個連隊でなんとかならないかと思っているのですが、どうでしょう。かなり甘い判断なのは承知ですが、あした渡河する予定です。
中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 72機の護衛で双発爆撃機181機(Ki-21-Ic Sally 21, Ki-21-IIa Sally 109, Ki-49-IIa Helen 51)の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 15、Airbase supply hits 3、Runway hits 10、守備隊のdevice 50個がdsiabledになる被害を受けました。そしてその後の陸戦フェーズでついに陸戦再開で、今日は手始めに砲撃戦をしかけられました。ほとんどの部隊がサプライの切れている中国軍部隊は砲撃で日本側に被害を与えることが出来ず、一方的にdevice 4個破壊12個dsiabledの被害を受けました。そして、今日の戦闘で判明した素のAVは日本側 9188:中国軍守備隊 8131。11月29日のDeliberate attackの時は13180:8599でしたから、日本側は3割減で、中国軍は5%減少くらいです。その点では期待が持てそうにも思えますが、中国軍のサプライ手持ち量は日に日に減少しています。サプライの手持ちが0になった部隊の射撃・砲撃力は通常の4分の1になってしまうので、それも考慮するとちっとも改善していない判断すべきです。日本側は時間をかけて休養させれば負傷・故障したdeviceが治癒・修理完了となりますが、サプライがないと治療・修理が出来ないので、時間の経過は日本側の味方なのです。
今日は各方面で多数の戦闘がありましたが、ニューギニア戦線でも空陸の戦いがありました。連合軍はTerapoに進出させたP-40 72機(P-40B Warhawk 48, P-40K Warhawk 24)でロングアイランドをsweepし、その後オーストラリアのケアンズから四発爆撃機 24機(LB-30 Liberator 12
B-17D Fortress 12)に飛行場を爆撃させる作戦をたてました。昨日までロングアイランドには百式重爆数十機の存在が報告されていたので、それを叩くためです。LB-30 LiberatorとB-17D Fortressはともに四発爆撃機の中では最も旧式の機種で、防御も弱いことからこれまでもっぱら哨戒任務にあてていました。しかし新型の四発爆撃機は主に蘭印方面で運用していて、ニューギニアに割り当てることのできる部隊がなかったので、これらご老体に出撃してもらったわけです。
目的地に先に到着したのは、計画とは異なり2波の四発爆撃機でした。コンバットアニメーションではロングアイランド上空に62機もの二式戦(Ki-44-IIa Tojo)がCAPしていると表示されたので、防御の弱いLB-30 Liberator、B-17D Fortressともにひどい目に遭わされるのではと心配しながら観戦しました。第1波のLB-30 12機、第2波のB-17D 12機ともCAPと空戦に至らずに済み、合計で Airbase hits 28、Airbase supply hits 2、Runway hits 45を残して無事に帰還することができました。ただ2波とも対空砲火でダメージを受け、B-17Dが3機ほどOps lossになりました。
CAPとの空戦をせずに終わった経緯をコンバットリポートでみてみると、第1波はレーダーで14分前に探知され、滞空していた52機の二式戦が向かいましたが間に合わず。第2波はレーダーで10分前に探知され、滞空していた62機の二式戦が向かいましたがやはり間に合わなかったということのようです。第1波の時よりも第2波の時の二式戦の数が増えているのは、スクランブルした機が加わったからなのだと思われます。二式戦はラエに配備されていて、ロングアイランドにもCAPの傘をさしかけるためにrangeを3(またはそれ以上)に指定したのだろうと思います。ただラエとロングアイランドは距離3ヘクス(138マイル)もありますから、10分や14分前の探知では駆けつけても何会わなかったのでしょう。
今日のロングアイランド空襲もこれで終わってくれていれば作戦成功だったわけですが、この後がよくありませんでした。はるばるオーストラリアから飛んできた四発爆撃機に続いて、ずっと近いTerapoからの戦闘機 72機(第1波 P-40B Warhawk 24機、第2波 P-40B Warhawk 24機、第3波 P-40K Warhawk 24機)が到着したのです。これらP-40が到着した時には二式戦もロングアイランドに達していて、激しい空戦が繰り広げられました。sweeperはCAPより有利なはずなのですが、P-40は散々に負かされ、P-40Bが25機(被撃墜 21、Ops loss 4)、P-40Kが11機(被撃墜9、Ops loss 2)の大損害を受けました。新型のP-40Kも最も旧式のP-40Bと同じように悪いスコアです。また先述したように今日はアンボンでも二式戦と対戦したのでここでの二式戦の損失数を確定することはできませんが、両地点の合計で二式戦二型乙(Ki-44-IIc)が13機(被撃墜 5、地上破壊 5、Ops loss 3)、二式戦二型甲(Ki-44-IIa)が10機 (被撃墜 8、地上破壊 1、Ops loss 1)の23機。コンバットリポートによるとアンボンで7機撃墜、ロングアイランドで2機撃墜ですから、P-40のあげた戦果は本当にわずかだけだと思われます。
今日のリプレイの最後は、サラモアでの連合軍側からのDeliberate attackでした。素のAVは連合軍 418:日本軍守備隊 201。日本側には地形のプラス、(相手より)準備不足と疲労のマイナス修正がついて、修正AVは270:277。オッズ比を1:1にするにはわずかに7不足で、1:2とスコアは悪く、規模1だった防御施設の破壊もできませんでした。そういう意味では順調な戦いだったとは言えませんが、死傷者数をみてみると連合軍のdevice 25個破壊・41個disabledに対し、日本側守備隊はdevice 19個破壊・49個disabledと、ほぼ同数の戦力を削ることができました。兵力的には連合軍の方が2倍ほどなので、同数の死傷者を出す戦いを続ければいつかは奪取できるだろうと思います。南東隣のヘクスから増援の戦車大隊が1ユニット接近中で、3日後くらいには到着します。次回のDeliberate attackはそれを待ってからにしようと思います。できれば次回は空からも支援したいと思っていましたが、今日のP-40の大敗でそちらは実現しそうにありません。
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