1942年11月26日、まずは中国から。今日も貴陽と漢口方向から一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機に護衛された双発爆撃機が重慶にやってきました。爆撃機の数は昨日とぴったり同じ321機(Ki-21-Ic Sally 48, Ki-21-IIa Sally 186, Ki-49-IIa Helen 87)です。この多数機による爆撃で守備隊のdevice 3個が破壊され63個がdisabledになるとともに、飛行場にAirbase hits 27、Airbase supply hits 2、Runway hits 56の被害を受けました。またきのうは重慶の西に22部隊の日本軍がみとめられましたが、今日の報告では1部隊しかいないそうです。ということは21部隊が既に重慶に到着したということなのでしょうから、明日あたり砲撃戦が再開されるのでしょう。
蘭印ではクリスマス島に、バタビアとKalidjatiから零戦153機(A6M2 Zero 81, A6M5b Zero 72)と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 36機のsweepがありました。今日も第一波は高度一万フィートのA6M2 Zero 81機で、残りの2波の高度は3万1千フィートでした。高度が2万フィートも違うと、指定の高度まで上昇するのにかかる時間がだいぶ違うので、A6M2 Zero 81機が最初に飛来するんでしょうね。81機もいると数が多いだけに集合に要する時間が、36機の二式戦よりも多くなりそうですが、高度差の影響の方が大きいようです。
さて、これだけ多数機でのsweepですが、残念ながら今日もクリスマス島にはCAPがいません。しかし今日の日本側の目的はCAPを撃墜することではなく飛行場の爆撃でした。Kalidjatiから飛来した九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 31機の爆撃により、Airbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 18の命中弾があり、またPBY-5 Catalina 6機とB-17E Fortress 4機が損傷したそうです。きのうのパレンバン空襲の後、飛べる機体はすべてチモール島クーパンに移動させてあり、クリスマス島に残っていたB-17Eは損傷して飛べなかった機体です。幸いなことに爆撃によりさらにダメージが加わっても破壊された機体はなかったわけです。カタリナの方は爆撃後の修理のフェーズにすべて修理が完了し、いつも通り哨戒飛行をしてくれていました。また飛行場も同じく工兵が修理してくれていて、サービス施設に4のダメージが残っているだけです。この程度の機数の「重爆」の爆撃ではあまり痛痒を感じません。かえって日本側の零戦3機 (A6M2 Zero 1, A6M5b Zero 2)がOsp lossになっているので、どうぞ毎日来て下さいとお誘いしたいくらいです。
本日のメインイベントはウエーク島です。サプライを揚陸する船団は粛々と仕事をこなし、今日は被害がありませんでした。そして、今日は戦艦が艦砲射撃を実施します。第一陣はBB South Dakotaで守備隊の砲14門を破壊し3門をdisabledにしてくれました。ウエーク島の沿岸砲1門が反撃したそうなので、BBサウスダコタの砲撃はそこに集中してしまったのかも知れません。ついでBB Nevadaの砲撃。BBネバダには守備隊からの反撃はなく、いろいろと万遍なく撃ち込んだようで、守備隊のdevice 20個破壊、6個dsiabled(負傷・故障)とAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 10、Port fuel hits 3、Port supply hits 2の戦果が報告されました。この2隻の戦艦が別々に行動したのは、速度がだいぶ違うので分けてつかってみました。
その後、3日間の休養で士気も回復した第2海兵師団がDeliberate attackをしかけます。ウエーク島守備隊はサプライ不足と艦砲射撃ですり減って、素のAVの時点で294:38と大差になっていました(11月22日は294:50)。守備隊には混乱・準備不足・経験不足・サプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは85:5。攻撃により防禦施設の規模を2から1に低下させることができてもいたのでオッズ比17:1で圧勝することが出来ました。前回はオッズ比1:1でだったので今日奪還できるとは思っておらず、望外の勝利でした。11月5日の上陸以来、ウエーク島周辺に3週間も空母、水上戦闘TF、輸送船団をはりつけ、いつ機動部隊が殴り込みに来るのか心配な毎日を過ごしましたが、ようやく肩の荷が下りました。今後は、飛行場サービス施設に26、滑走路に14、港に19あるダメージの修理が必要なのと、離島のため6000名の駐兵数上限(stacking limit)があるのに10842名もいるので第2海兵師団は撤収させることが必要なのと、サプライ不足なので引き続きサプライの揚陸が必要なことなど、すべきことはいろいろあります。ウエーク島を手にしてほっとした連合軍は空母をパールハーバーに帰還させるだろうと想定して、今度こそ機動部隊か水上戦闘TFで、上記の細々した作業にあたる船団を攻撃してこないとも限りません。でも多少の商船の損害は甘受するつもりで、空母と水上戦闘TFは帰途につかせました。
ウエーク島を奪回して、このあと中部太平洋をどんな風に進むべきでしょうか。トラックは硬いし守備兵力も多いでしょうから問題外かと。それより、いずれはサイパン、グアムを目指すことになるので、南鳥島(マーカス島)を狙いたいところ。でも、南鳥島は本土からもマリアナ諸島からもそう遠くはない(横須賀まで距離24ヘクス、パールハーバーまで68ヘクス)し、トラックやマーシャル諸島といった側面から襲われる心配があるので上陸即占領の自信がないと行けません。となると、まずは定跡通りルオットやクエゼリンと言ったマーシャル諸島からということになるでしょうか。マーシャル諸島は諸島ですから島が一つではなく、上陸した以外の島からの航空攻撃が心配です。それにマーシャル諸島ともなると機動部隊の反撃は必至でしょうから、CVビクトリアス(1943年2月)やCVエセックス(1943年5月)、CVヨークタウン2(1943年6月)を待つことになるのかも。そんな半年も待たなければ行けないなら、それまで空母は蘭印の作戦に協力させた方がいいのか。これからしばらく楽しく悩んでみたいと思います。
東部ニューギニアでは、空き家にしていたため11月22日に日本側のものになってしまったブナに日本軍一部隊の存在が報告されています。哨戒機によるとソロモン海に日本のTFはみあたらないそうなので、おそらく空輸されたのだろうと思います。サプライの補給が空輸頼りだとすると、ブナから爆撃機を運用することは困難でしょうから哨戒機や偵察機用にということでしょうか。連合軍としてもソロモン海を越えてラバウルを攻略するつもりはまったくないので、このまま放置しておくか、それとも空挺作戦で奪還すべきか、迷います。オーストラリア北東部のPortland Roadsに空挺1ユニットがいますが、ブナへのprepをしていないので、降下して奪還できるのかどうか自信がないのです。
仏印カムラン湾とボルネオ島東部ブルネイとのちょうど真ん中あたりの南シナ海で、SS SnapperがTK Kyokuyo Maruを雷撃しました。魚雷は命中したのですが、残念ながら不発でした。このTK極洋丸はWitP AE世界で最も積載容量の大きなタンカー(ちなみに2番目に大きなタンカーは、珊瑚海海戦で有名なOiler(給油艦)のNeosho級で、ウエーク島近海に3週間も多数の艦船を貼り付けておけたのはこのクラスの給油艦を同伴させていたおかげです)であるTonan Whaler級(図南丸型捕鯨母船級)で、私の沈めたい艦船リストでは空母の次に載せられている船です。逆に日本側にとっては沈められたくない船ということで、駆潜艇などではなくDD荒潮が護衛についていました。今日は沈めることは出来ませんでしたが、初めての対面でもあり、お目にかかることができただけで満足しておきます。今日はこの他にも南西諸島近海でSS AlbacoreがTK Hakko Maruを雷撃し、やはり不発でした。撃沈には至っていませんが、このところ連日、タンカーとの接触があります。1943年1月1日からアメリカの艦隊型潜水艦の魚雷の不発率が低下するので、それに期待したいと思います。
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