1942年1月29日、前日ウエーク島で空襲を受けて炎上中だったxAK Suva(4220トン、VP 8)が火災のために沈没しました。やはり空襲で炎上中のほかの3隻も、懸命の消火作業に関わらず火の勢いは衰えていません。3隻とも助けることは難しそうです。他方、機動部隊の方は前日の位置から北東に6ヘクス移動して、ウエーク島の東側の海面に達しているとの哨戒機の報告がありました。しかし今日はウエーク島への空襲はありませんでした。
この機動部隊の位置は中途半端な印象を受けます。ミッドウエイ島の空襲を狙うつもりなら、機動部隊の巡航速度からして、もっと東に進出しているはずです。ウエーク島から逃げ出したTFがあるだろうという予想の元に、商船狩りを狙ったものでしょうか?それともやはり上陸作戦を企図しているのでしょうか?ウエーク島の東側に機動部隊の存在をアピールし、パールハーバーから米軍の空母や水上戦闘TFが接近して来るのを牽制しているのかな。
1月27日、28日とポートモレスビーへの空襲はお休みでしたが、今日は満を持してたくさんの日本の戦闘機がsweepにやってきました。午前中は一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 37機が来襲し、P-40E Warhawk 46機が迎撃。リプレイを見ていると、劣勢ではありましたが、それなりに戦った印象でした。しかしこの午前中の戦いでCAPのP-40Eは疲弊しきってしまったようです。午後になって零戦(A6M2 Zero) 58機が来襲した時に迎撃できたP-40E Warhawkは9機だけで、一方的にやられてしまいました。午前と午後にそれぞれ何機ずつ撃墜されたのかは数えていないので分かりませんが、合計で28機(空戦で23、Ops loss 5)を失いました。日本機の方は、一式戦が9機(空戦で8、Ops loss 1)、零戦が1機(Ops loss)のみで、1対3という悪いスコア。また今日はKIA 7名、WIA 11名とパイロットに多数の死傷者が出ました。
日本側が最新鋭の戦闘機を100機ちかくラバウルに集中させている状況では、ポートモレスビー上空の制空権を維持するなんて無理です。このゲームの今月の連合軍戦闘機の生産数を表にしてみると、F(戦闘機)と分類される機種すべての月産生産機数の合計がわずか121機。ソ連は参戦していないし、カナダの飛行隊はアメリカ西海岸でしか使えないし、Texanは練習機だしということで、実質的には月産93機になります。この93機とは別に、増援で登場する飛行隊が装備している飛行機もあるので、本当はここまで少なくはないのですが、それでも今日の23機という損失機数がどのていどのものか、お分かりいただけるでしょう。これに対して日本側は零戦と一式戦を合計で月に200機くらいは生産しているでしょうから、航空消耗戦は連合軍にとってきわめて不利かつ持続不能な戦いなわけです。
仕方がないので、ポートモレスビーにCAPを上げることはやめて、どうぞご自由に爆撃して下さいというスタンスでいくことにします。CAPがいないとポートモレスビーへのTFはラバウルの陸攻の格好の餌食となるので、ニューギニアにサプライを海上輸送することが実質的に不可能になります。先日のエントリーでポートモレスビーのサプライ貯蔵量が減少してきたと書きましたが、私の勘違いでした。パプアニューギニアのうち、部隊のいるのは東南岸のポートモレスビーとTerapoだけですが、この2カ所のサプライ貯蔵量の合計は今日現在で4万8547トンです。このところの一日あたり消費量は150トン程度ですから、貨物船を送らず、爆撃でサプライを燃やされてもしばらくもちそうです。
今日はニューギニア北岸のマダンにも日本の上陸がありました。ブナにはまだ機能する飛行場が増生されていませんが、日に日に圧迫が強まってきています。ポートモレスビーも、このままの兵力で維持→日本側の増強があれば見捨てる方向が妥当なところでしょうか。迷うところです。
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