2013年9月29日日曜日

ジャワ海と珊瑚海の海空戦に惨敗


真珠湾攻撃によりアメリカが参戦したことを知り、これで戦争に勝ったと感じたイギリスのチャーチル首相も、マレー沖海戦の報告を報告を受けると、”In all the war, I never received a more direct shock...”と感じたのだそうです。今日のリプレイを見ながら、私も彼と同じように、今回のゲームで最悪の日だと感じてしまいました。今回のゲームでも開戦日の損害の方がもっとずっとひどいものだったのですが、あれは自分の采配が原因ではないし防げるものでもありません。それに対して、今日の結果は自分の指示が原因なわけですから。

まずはジャワ島ですが、Kalidjatiの上陸船団に対して、チラチャップから3波の空襲がありました。第1波はPBY-4 Catalina 8機ですが、今日も戦闘機は護衛についてくれず、CAPの零戦(A6M2 Zero) 28機に阻まれ雷撃できませんでした。つづく第2波は戦闘機 35機(B-339D 17, CW-21B Demon 8, 75A-7 Hawk 10)の護衛でA-24 Banshee 13機が向かいました。CAPの零戦は1機減っていて27機。CVL 龍驤とCVE 鳳翔に7機だけが急降下爆撃を敢行しましたが、命中弾はありませんでした。そして第3波は戦闘機18機(B-339D 12, CW-21B Demon 4, 75A-7 Hawk 2)の護衛でA-24 Banshee 8機。護衛の戦闘機は第2波より少なくなっていますが、CAPの零戦も9機とかなり少なくなっていたので期待してしまいました。しかし、CVE 鳳翔に急降下爆撃を実施した6機とも命中弾を与えることはできませんでした。たしかにA-24 BansheeのパイロットのNavBスキルはみんなひどいものですが、一発も当たらないとはね。このあとの陸戦フェーズでKalidjatiは無血占領されました。

ポートモレスビーの方ですが、タウンスビルから急派した水上戦闘TF(CA Pensacola, CA Canberra, CA Cornwall, CL Achilles, DD Vampire, DD Vendetta)は昼のフェーズで日本の上陸船団に遭遇しました。上陸船団の陣容はBB比叡・榛名、CA妙高・羽黒・那智、駆逐艦4隻、DMS 2隻の護衛で、AK(貨物輸送艦) 8隻、xAK(貨物船) 15隻、xAP(客船) 8隻の大船団です。アニメーション画面には昨日の偵察機の報告とは違って戦艦が2隻もいて、これは昼間の戦闘ではかなわないなと感じましたが、戦闘結果もその通り。晴天の日中にお互いを2万2000フィートで視認して戦闘が始まり、戦艦・重巡との砲戦におわれながら、多少は商船に向けての砲戦もありましたが大した戦果はありませんでした。

CA Canberra(9870トン、VP 38), CA Cornwall(9750トン、 VP 39), DD Vendetta(1294トン、VP 5)が撃沈され、CL AchillesがSys 42, Flt 64(33), Eng 7(1)の大破。この水上戦闘のあったヘクスにいるTFがこのCL Achillesとそれを護衛するDD Vampireのescort TFです。DD VampireもSys 16, Flt 0, Eng 1のダメージを受けています。もう1隻のCA PensacolaはSys 12, Flt 7(5), Eng 6(3)で28ノットを出せたので、すでにタウンズビル近くまで遁走していました。戦闘のあったヘクスにいる日本のTFは、heavy damageと報告されているxAK Sydney Maruでしょう。日本の戦闘艦への命中弾は6のみで、そのうち4が戦艦に対するものですから、ほとんど被害を受けていないことでしょう。

この戦闘結果を見ただけでも暗くなってしまうところですが、さらに敗戦の方は続きます。まずポートモレスビーから戦闘機41機(P-39D Airacobra 14, P-40E Warhawk 27)の護衛でA-24 Banshee 3機が上陸船団の南方に発見された機動部隊の攻撃に向かいました。しかし零戦(A6M2 Zero) 53機の迎撃で投弾することはできませんでした。午後になってやはりポートモレスビーから今度はHudson I 3機が護衛をともなわずに機動部隊を攻撃。当然のことながらCAPの零戦に撃退されてしまいました。なぜ、護衛戦闘機のいた午前の空襲に同行しなかったのかは謎です。最後にタウンスビルからB-17E Fortressが上陸船団に向かいます。上陸船団は水上戦闘のあったヘクスから2ヘクスポートモレスビー方向に移動していて、機動部隊からは距離2ヘクス離れています。CAPの零戦は2機だけで、B-17Eは3機とも投弾することができました。しかし、1万1000フィートからの爆撃(四発爆撃機の高度1万フィート以下での艦船攻撃を禁止するHRにしてあります)で、しかも動きの機敏な重巡衣笠が目標だったので、命中弾はありませんでした。

以上のような戦闘の結果、今日の連合軍機の損失数は54機。多数がCAPで戦闘に参加した零戦の損失数はたったの5機で、空母零戦隊パイロットのスキルの高さを実感させられた一日でした。拙劣な采配のせいで散々な目に会いましたが、水上戦闘でダメージを受けた重巡・軽巡・駆逐艦に機動部隊からの空襲がなかったことだけはラッキーでした。B-17Eの報告によると機動部隊のいるヘクスはsevere stormだったそうですから、そのおかげなのでしょう。ただ機動部隊が明日も空襲を控えてくれるとは思えませんから。大破したCL Achillesには酷な話ですが、護衛しているDD Vampireにはフルスピードでタウンスビルに向けて逃げるよう指示しました。

最後の陸戦フェーズではミンダナオ島カガヤンで日本側からDeliberate attackがありました。修正AV 294:163で、fortificationは1まで低下しました。次の戦闘でfortificationが0にされると、そのまま陥落しそうです。

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