2010年8月30日月曜日

Barge TF その2

調べもせずにBarge TFをつくって失敗したので、少しのことにも先達はあらまほしきことなり、と考えフォーラムで大発に関する先達たちの意見を見てみました。


まず、Devの人のご意見ですが、
史実でも大発や上陸用舟艇は短距離の輸送に使われていた。日本側は海岸沿いや島と島の間で兵員を輸送するのにつかい、ソロモンやニューギニアでは大発でのサプライ輸送を実現するために一連の基地を設けることまでした。連合軍は短距離の侵攻目的で、主にニューギニアとビルマ沿岸で(ソロモンでも1~2回)使用した。このことを念頭において航続距離は短く、また数日にわたって兵員が舟艇に搭載され続けることにペナルティを与えるようにした。大発や上陸用舟艇は史実の通りに使うことを余儀なくされるだろう。大発と上陸用舟艇に関する要望は開発予定の中に含まれているが、まだ実現していない。
とのことでした。


大発の特徴

  1. 燃料切れによるダメージを受けずに遠くまで移動するためには、xAKL, xAK, E, PBを大発のTFに組み込む。組み込んだ数によってどこまで行けるかが変わる。片道6ヘクスの往復をさせることも可能。またfollow upするTFを設けて、燃料の海上補給を受けるのもいい。
  2. Barge TFは航空攻撃を受けることがない。しかしPBを含めるとbarge TFの特長がなくなって、Nav Strikeを受けることになってしまう。しかし、攻撃目標として優先度が低いのでPBが航空機からの攻撃を受けることは少ないはず。でも、高度100フィートからの攻撃で機銃掃射を受けることはある。
  3. PBを含めると、SSから砲撃を受ける心配がなくなる。
  4. 大発は60 troops+8supplyかまたは28supplyしか搭載できない。
  5. ほとんどのLCUに含まれている車両や大きな砲を大発に載せることはできないので、AKやAPを併用する必要がある。
  6. 数個のBarge TFを編成すると大発が品切れになってしまう。disbandして新たに大発が輸送されて来るのをシミュレートする期間である15日間を待たなければならない。
どこで使うべきか

  1. 緒戦の拡張期にAAAサポートを提供するDDの数が充分にはなかったので、大発を利用した。大発の搭載量は少ないかわりに短時間で降ろすことができ、また航空機からの攻撃を受ける心配がない。基地の確保のために大発で小部隊を降ろし、その後にBase Force、ついで戦闘機、最後にふつうの貨物船で多くの兵員とサプライを輸送した。現在はOostHavenとMerak間の輸送に使っている(訳注 スマトラからジャワへはサプライを輸送してるのかな?)。
  2. サプライ輸送目的や敵の制空権下ではつかわないようにしている。大発は侵攻の尖兵としてよくつかうが、重宝している。兵員は短時間で降りることができ、上陸時の損害は少なく、航空攻撃を含めて敵の行動に起因するdisruptionも少なくて済む。TFにPBを加えても航続距離が非常に限られていることと、車両や砲を積むことができないのが問題。
  3. シンガポールとその1ヘクス南のリソース産地との間で使っている。
  4. ソロモンやフィリピンでサプライや兵員を動かすのに使っている。
大発が役立たないという意見

  1. 素のWitPではもっと航続距離が長くfuelなしでも動き回れたので役に立った。AEでも使い途はあるが、非常に限定された状況でしかつかえない。貨物船と違って余分の燃料を積めないのがつらい。
  2. Bargeを作り出すサプライの量に見合った働きはしない(訳注 Large LB一隻で35サプライ、Small LBで20ポイントが必要とマニュアルには書かれています。大発には14m級と17m級があるようなので、昨日のエントリーで紹介した14m Type LB Daihatsu級はSmall LBにあたるんでしょうね。あと、大発をdisbandしても製作にかかったサプライは戻ってきませんでした)。
  3. 日本側プレーヤーだが、使いどころが分からない。ラバウル/ニューギニア地域で、敵の制空権下のサプライ不足の拠点でつかうのかな。

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