2010年8月26日木曜日

空母によるCity Attack

ふつうのair groupに攻撃任務を設定する時には、航続距離内の目標しか選べません。しかし、空母のair groupにAirfield AttackやPort Attackを設定する時には航続距離外の目標も選択することができます。空母が高速で目的地に接近し、空襲を行い、反転避退することを可能にするために、こうしているのだろうと思っていました。
しかし、空母のair groupでも航続距離外の目標を選択できない場合のあることが、Ouch!というスレに書かれています。Ouch!という名前はなんだかなですが、航続距離外の目標を設定できないのはCity Attackの場合なのだそうです。そして、これは素のWitPの時からの伝統的なルールなのだそうです。
私のPBEMでは中国の目標に対するCity Attackをハウスルールで禁止しているので、City Attackをしたくなるような目標はほとんどなく(パースの修理ドックを爆撃する手はあるのですが、入渠しているのは小さな艦船でしょうし、ドックはすぐにrepairされるでしょうし、おいしそうに思えない)、こういうルールがあるのを初めて知りました。
だからといって日本側がこのルールに全く無頓着でいていいわけではありません。というのも、パレンバンやバタビア・スラバヤは機動部隊によるインド洋からの空襲を受けやすい位置にあるからです。幸いにこのルールのおかげで、パレンバンの油田・精油所やジャワ島の造船所・油田・精油所などを狙った空襲をするには、いちど航続距離内にまで侵入して、そこでCity Attack任務を設定する必要があり、奇襲はしにくくなっています。ですから、必ずしも常にパレンバンに戦闘機を配置してCAPしなくても、接近を探知してから移動させてもいいのではという意見が出されていました。ただ、パレンバン港にはタンカーが停泊しているターンがほとんどなので、Port Attackの奇襲でタンカーが被害を受ける可能性はありますね。
開戦後8ヶ月以上になりますが、イギリスの空母の所在が全くつかめていません。複数ターンのIntelからDiego Garciaに何らかの艦船が停泊しているのは確かです。スレの中でも触れられていますが、Diego Garciaにせよセイロンにせよイギリスの空母がインド洋にいて、もしパレンパンやジャワへの空襲をするとなると、図の赤いルートで来る可能性が高いのだろうと私も感じていました。なので、Cocos島に配備してある97大艇の役割は重要ですね。



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