2010年10月6日水曜日

昭和17年10月の新艦種

今月から新たに使用可能になるShip classは、CL Kuma、CL Agano、SST KD7の三つです。CL Agano級はいずれも建造中で、うちのIJNでは一番艦の阿賀野が10月22日に竣工・就役予定になっています。
CL Kuma級のアップグレードは、Type 93 Mineが撤去され、かわりにType 96 AA Gunが増設されて、AA値が36から90に増えます。WitP AEのゲームデザインにより機雷の供給量が少ないので、機雷装備の撤去には支障を感じないので、早速アップグレードを始めました。
SS KD7級のSSからSSTへのconversionですが、12cm/45 10YT GunとType 88 Mineが撤去され、cargo space30が追加されます。独航する商船と出会うことはほとんどなく、従って浮上砲戦の機会もゼロに近い今日この頃、12cm砲を降ろしてcargo spaceを設置しても問題が少ないのは確かです。でも、先月SS KD6級がSSTへコンバージョン可能となった時にも感じたのですが、将来はSSTを重宝する時が本当に来るんでしょうか?
例えばこのHorn Islandを例に実際のサプライ必要量をチェックしてみました。ここには舞鶴鎮守府第一特別陸戦隊と3rd Naval Construction Battalion(第三設営隊かな)で、合計2617人駐屯しています。工兵部隊はfortification強化作業だけを実施しています(港や飛行場の拡張はしていない)。サプライ要求量は月に250トンと表示されていますが、実際には一日に36~38トンずつ消費されていてます。これはfortification作業をしているからなんでしょうね。今のところ、オーストラリア北東部には連合軍の爆撃機がいない(ビルマに出張中のご様子)ので、Amphib TFでサプライを運び込むこともできるし、訓練も兼ねて輸送機でもサプライを輸送していますが、今後はこれが困難な時期が来るでしょう。その際にSSTを使うとすると、30トンのサプライを積載できるSSTが一週間に8~9隻ずつ入港しないと間に合いません。fortification強化作業を中止すればサプライ消費量は減るでしょうが、それで月のサプライ要求量が250トンに減ったとしても月に8~9隻のSST入港が必要です。これはとても現実的とは思えず、この規模の守備隊の維持ならまだ輸送機での補給の方が可能性がありそうです。
そう考えると、SSTがこの時期に利用可能になるのは、史実でこの時期にソロモン戦が戦われていて、そこでは潜水艦がSST的に使われていたからというだけのことで、実際に使えるよと言っている訳ではないのでしょうね。


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