2012年7月4日水曜日

アルドゥインを倒しました

ようやくアルドゥインを倒してスカイリムのメインクエストを終えることができました。うちではレベル47まで上げていたので、最強のボスであるアルドゥインもあっさり倒せました。他のクエをせずメインクエ一直線でプレイすると、もっと低レベルでの挑戦になって手に汗握る対戦になるのでしょう。スカイリムには長編クエストがこのメインクエストと4つのギルドのクエストがあります。ギルドクエの内、メイジギルドと盗賊ギルドクエも終えているので、それらについての感想を少しだけ述べたいと思います。
まずはメインクエ。オープニングのチュートリアルにドラゴンが現れ、それがアルドゥインなんだと思いますが、アルドゥインは世界を喰らうものとよばれています。世界の破滅を避けるためにはアルドゥインを倒すことが必要です。プレイヤーキャラは、他のギルドのクエに比較しても一番長いクエストラインを通して、スキルを学んで強くなり、諜報活動で情報を入手し、内戦に揺れるスカイリムに休戦をもたらし、過去のドラゴンボーンとも協力してアルドゥインを倒します。この流れの中にプレイヤーをあっといわせる展開も含まれていて、シナリオはよく工夫されているなと感じました。終盤で星霜の書という重要なアイテムを入手しますが、どうみてもこれはElder Scrollです。このシリーズがなぜTES(The Elder Scroll)と呼ばれているのかを考えれば、星霜の書というのはあり得ない翻訳というか冒瀆で、せめてカタカナでエルダースクロールとすべきでしょう。クエストラインのラスト近くでショールの間という過去の英雄たちの集う建物を訪れます。花や料理のならべられた広いホールのまん中で、直列に並べた2頭の牛が長い金串に刺して直火で炙られていました。ブタの丸焼きならぬウシの丸焼き。豊穣とか楽園という雰囲気を醸し出したかっただろうと思いますが、日本人の私の目からするとかえってギャグに見えてしまいました。
Oblivionでは、Thieves Guild(盗賊ギルド)とDark Brotherhood(暗殺ギルド)のクエは経験しませんでした。ゲームとはいえ日常的に盗みをしたりKOSでないNPCを殺すことに抵抗を感じるからです。でもwebからプレイ日記を読んでみると、それなりに練られたストーリーが展開されていて、食わず嫌いは勿体なかったかなという気がしました。そこでスカイリムでは盗賊ギルドクエに挑戦してみました。盗賊ギルドクエも起承転結、特に「転」がかなりはっきりしていて、シナリオライターさんもいい仕事をしていると感じます。ただ残念なのは、盗賊ギルドのクエなのにスリ・解錠・隠密といったスキルを存分に活かす展開になっていない点です。あるアイテムを盗むクエでも、潜入・窃盗ではなくて押し込み強盗すればOKだったので、戦士タイプのキャラの方にふさわしいくらいです。スカイリムのプレイヤーはPCよりもXBOXやPS3の方が多いでしょうから、スリ・解錠・隠密スキル高値を必須なクエにしてしまうと、クリアできずに苦情が出ることを心配したんでしょうかね。
メイジギルド(ウィンターホールド大学)のクエは、遺跡からマグナスの目という異変が発掘され、その解決手段を入手する過程を追ってゆくものです。前2者よりも短めで、あっといわせる点はありませんでした。途中でサイジック会という謎のメイジの組織が登場したり、サルモールが絡んで妨害してきたりするのですが、サイジック会が何ものなのか、サルモールはなぜ絡んで来たのか、はっきりしないままクエは終了してしまいます。この点がとても不消化な印象を残しました。
メインクエを済ませないとすっきりしないので終わらせましたが。今後はmodをみつくろって、新しいキャラでプレイしたいと思います。

0 件のコメント: