昭和17年8月13日、アドミラル諸島のManusからラバウルに向かっていたPB Ikunta MaruがSS S-41に発見されました。SS S-41は浮上砲戦を選択しPB Ikunta Maruには4インチ砲弾が2発命中し、PB Ikunta Maruも反撃して一発命中させました。SS S-41の艦長はダメージをみて潜航することとし戦闘は終わりました。PB Ikunta Maruはon fire, heavy damageと報告されていますが、もともとSys 0, Flt 52, Eng 13だったものがSys 10, Flt 57, Eng 13に増え、火災の方はまもなく鎮まりました。
Submarine attack near Kavieng at 105,123
Japanese Ships
PB Ikunta Maru, Shell hits 2, on fire, heavy damage
Allied Ships
SS S-41, hits 1
PB Ikunta Maru is sighted by SS S-41
SS S-41 attacking on the surface
Holley, G.M. decides to submerge SS S-41 due to damage
なんということはない戦闘なのですが、一つ気になった点があります。それはSSがPBを相手に浮上砲戦を選択した点です。そもそもPBはコンボイの護衛を主な任務とする艦種で、PBがいると潜水艦は貨物船に対する浮上砲戦を断念し、高価で積載数が少なく、またはずれや不発の可能性がある魚雷での攻撃を余儀なくされるわけです。それなのに、そのPBに対して浮上砲戦を選択したのはなぜなのか?
PB Ikunta Maruは6月22日にSS Permitの攻撃を受け、魚雷が一本命中してManusで修理を行っていました。minorなダメージは修理が済み、Sysダメージも0になったので、まだ残っているmajorなFlt 52, Eng 13を修理するため大きな港に移動することになりました。本当はトラックに行くべきなのですが、50台の浸水被害を抱えたまま、遠くのトラックまで深海ヘクスばかりを移動させるのが心配で、まずは近めのラバウルへの航海でどのくらい浸水被害が増えるのかみてみることにしたのです。大きなダメージを抱えたPBなので、単艦でEscort TFに仕立てました。SS S-41がPB Ikunta Maruを浮上して攻撃しようとした理由は、Escort TFだったからだろうと思うのですがどうでしょう。
Escort TFに対しては潜水艦が浮上砲戦を挑んでくる仕様だという仮説が正しいとすると、これを利用してみたくなります。幸い、Escort TFにもパトロールを設定・指示することができる仕様ですから、無傷のPBや駆逐艦をEscort TFに仕立てて、損傷艦と誤認した潜水艦が浮上砲戦を挑んでくるところを返り討ちにできたりしないかな、WitP AEにはQシップのルールはないのでgameyではあってもこういう手もありかなと。日頃ASW TFが爆雷で潜航している潜水艦を攻撃してもちっともダメージを与えることができないので、ついついこういう妄想を抱いてしまいます。
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