2014年3月31日月曜日

重慶防衛線の戦い 第1ラウンド


1942年8月3日、ポートモレスビーを目指して行軍中の1st Medium Regiment(砲兵ユニット)が日本側の空襲を受けました。一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 22機が飛来し、高度1万フィートからの爆撃でdevice 2個が破壊され6個がdisabledになる被害を受けました。これまでTerapoからポートモレスビーに移動中の部隊が爆撃を受けたことがなかったので、move modeにしてありましたが、今後こういった空襲を続けられるようだとdeviceの被害が無視できません。仕方がないのでcombat modeでの移動に変更しましたが、移動中の部隊すべてがポートモレスビーに到着するのは来月になりそうです。

チモール島ディリの飛行場をダーウィンのB-26 Marauder 29機が爆撃しました。前日のクーパン空襲のおかげで、ディリ上空のCAPは心配しなくてもよくなったので、護衛の戦闘機はなしです。高度6千フィートからの爆撃でAirbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 31の命中弾があり、満足な戦果です。オーストラリア西岸航路の安全確認のために昨日ダーウィンを出港したAM(掃海艇)は無事に南下中です。

ビルマではShwebo北東のヘクスの日本軍地上部隊に対して空襲を実施しました。Silcharからハリケーン 31機(Hurricane IIa Trop 7, Hurricane IIb Trop 12, Hurricane IIc Trop 12)がsweepし、その後SilcharのP-40E Warhawk 18機の護衛で、ディマプールから双発爆撃機 63機(Blenheim IV 13, Wellington Ic 18, B-25C Mitchell 17, B-26 Marauder 8, B-26B Marauder 7)が高度6千フィートから爆撃し、第9聯隊、第146聯隊、戦車第8聯隊、偵察第5聯隊のdevice 1個をdisabledにし95個を破壊することができました。今日は四発爆撃機はお休みでしたが、それでこれだけの戦果をあげることができたのは、平地ヘクスでしかも根拠地とは違ってfortificationがなかったからだと思います。昨日までこのヘクスにいた連合軍地上部隊は戦闘を避けるために北上していましたが、ちょうど日本軍と入れ替わりに北側のジャングルヘクスに逃げ込むことができました。ただ、ここ数日の爆撃の戦果を考えると、かえって日本側に攻撃させた方が良かったかなとも感じてしまいました。またビルマ南部Prome北東のヘクスの方ですが、両軍とも陸戦で決定的な優位にたてそうもないと判断し 連合軍はジャングルに、日本軍はPromeに向けて移動を始めています。

本日のメインイベントは重慶の南2ヘクスの地点での日本軍のDeliberate attackです。日本軍は歩兵師団 14、独立混成旅団 1、戦車聯隊 5、砲兵部隊3と司令部ユニットで合計のAVが6704なのに対し中国軍は29ユニットで6150。中国軍には地形のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは2871:8623、オッズ比1:3で防衛成功です。中国軍の死傷者がdevice 201個破壊1107個disabledだったのに対し、日本側は86個破壊3826個disabledと多数のdeviceに損害が出ていました。重慶防衛線の戦い第1ラウンド何とか切り抜けることができほっとしています。「その後重慶の住民は幸せに暮らしましたとさ」っていう風にお話を終えられれば良いのですが、まだまだ安心はできません。
65th Chinese Corps RETREATING towards Chungking
69th Chinese Corps RETREATING towards Chungking
72nd Chinese Corps RETREATING towards Chungking
85th Chinese Corps RETREATING towards Chungking
95th Chinese Corps RETREATING towards Chungking
2nd Chinese Cavalry Corps RETREATING towards Chungking
8th Construction Regiment RETREATING towards Chungking
これは陸戦後に敗走した部隊のリストです。もともと中国軍はどの部隊もサプライの保有量が定数未満だったのですが、戦闘でさらにサプライを消費し、ついにサプライが0になった部隊はサプライの送られて行く方に向けて敗走してしまうようです。今後の日本軍の攻撃の度に、今日はなんとか踏みとどまった他の22部隊の中からも次々と敗走する部隊が出現するはずですから、やはり重慶の防衛は無理ですね。

2014年3月30日日曜日

クーパンの飛行場を制圧

1942年8月2日、アンボンには日本のTFが2つ、軽巡4隻のTFと駆逐艦3隻のTFの存在が報告されていますが、心配していたLautemやBabarへの艦砲射撃はありませんでした。連合軍はクーパンへの空襲を実施しました。一昨日も昨日もクーパンには在地機なしと偵察機が報告していたとおり、今日もクーパン飛行場は空っぽで、P-38E Lightning 26機(定数25の飛行隊なのになぜ26機なのかは謎。FOWなのか、それとも定数以上の33名配属されているパイロットの中で元気の余っている一人が予備機を飛ばしたのか)がsweepしましたが迎撃機はありません。B-17E Fortress 55機とB-24D Liberator 11機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 39、Airbase supply hits 19、Runway hits 97の命中弾がありました。7月23日と今日の爆撃の被害とでクーパンの飛行場はしばらく使用不能でしょう。日本側がチモール島に保有する飛行場はクーパンとディリだけですが、交互に爆撃すればずーっと使用不能の状態を維持できると思います。

ディリはさておき、クーパンの飛行場を制圧できたことは大きな戦果です。というのも、クーパンより西のスンダ列島に日本側の飛行場はなく、最も近い飛行場はジャワ島の東隣の島であるバリ島のデンパサールなのです。飛行場がなくとも大艇は運用可能ですが、陸攻を運用できる飛行場がデンパサールまでないというのは連合軍にとって非常にありがたいことです。これまでダーウィンへのコンボイはトレス海峡経由のものだけでした。しかしクーパンが使用不能になると、パースからオーストラリア西海岸沿いのコンボイも運行できる可能性が高くなります。日本側が大艇による哨戒圏をどこまで拡げているのか不明なので、まずはAM(掃海艇) 1隻だけのTFをダーウィンから出港させてみることにしました。もし日本側の哨戒圏がそれほど広くなければ、クーパンに上陸船団を送るという作戦が可能になるかも知れません。

ビルマではShweboの日本軍地上部隊をレドからのB-17E Fortress 15機とディマプールからの双発爆撃機36機(B-25C Mitchell 19, B-26 Marauder 8, B-26B Marauder 8)が爆撃しました。Silcharの戦闘機にもsweepと護衛の指示をしてありましたが、天候の関係か飛んでくれませんでした。幸いなことに今日は日本のLRCAPがいなかったので、大事には至りませんでした。出撃機数が少なかったので昨日よりは少ない戦果ですが、 第4師団・第21師団・第146歩兵聯隊のdevice 3個を破壊し46個をdsiabeldにすることが出来ました。昨日までShweboの日本軍ユニットに表示されていた移動を示すアイコンはなくなり、Shwebo北東のヘクスの日本軍が6部隊2万8千名に増えています。あしたは日本側の攻撃があるかも知れません。

またShweboから鉄道で南に向かった部隊もあるはずです。Prome北東のヘクスで対峙している日本軍が、このShweboから移動してくる部隊によって増強される前にと、今日は連合軍側からDeliberate attackを仕掛けてみました。素のAVは連合軍 892:日本軍 649。修正AVは462:505、オッズ比1:2で勝利には至りませんでした。死傷者は連合軍のdevice 19個が破壊され276個がdisabledになったのに対し、日本側はdevice 10個が破壊され176個がdisabledになっただけでした。しばらく休養してから攻撃を再開してみてもこの日本軍を撃破できる気がしません。こんなところまでLRCAPを派遣することは無理で空襲も心配ですから、ジャングルヘクスに逃げ込もうかと思います。

2014年3月29日土曜日

Shwebo上空で大きな空戦

1942年8月1日、前日に続いて連合軍はShweboの日本軍地上部隊に空襲を実施しました。最初はSilcahrからハリケーン51機(Hurricane IIa Trop 13, Hurricane IIb Trop 13, Hurricane IIc Trop 25)がsweepします。今日はShwebo上空に零戦(A6M2 Zero) 66機と一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 21機がCAPしていました。マグエからのLRCAPだと思われます。この後にも空戦があったので戦闘機同士の正確なスコアは不明ですが、ハリケーンには合計で17機(被撃墜 15、Ops loss 3)、零戦に19機(被撃墜 15、Ops loss 4)、一式戦に7機(被撃墜 6、Ops loss 1)の損失が報告されています。sweep対CAPの優劣が影響したとはいえ、なかなかの戦果でした。

爆撃機の第一波は、SilcharからのP-40E 18機が護衛し、ディマプールからの双発爆撃機 104機とレドからのB-17E 27機が見事にcoordinateしてくれました。しかしこの大編隊が到着したときにもまだ零戦 46機と一式戦 8機がCAPしていたのです。sweeperは活躍してくれましたが、爆撃機にかなり多数の未帰還機がでることを覚悟しなければならないだろうと感じました。しかも護衛のついた爆撃機の編隊は第一波だけで、その後の4波は戦闘機が護衛につきませんでした。それぞれの空戦で何機の被害が出たのかまでは分かりませんが、空襲に参加したBlenheim IV 30機のうち12機、Wellington Ic 27機のうち2機、B-25C Mitchell 12機のうち1機、B-25C Mitchell 11機のうち1機、B-26 Marauder 12機のうち4機、B-26B Marauder 12機のうち3機、そして四発のB-17E Fortress 27機のうち1機の損失が報告されています。

ブレニムIVだけに護衛がつかなかったわけではないのですが、被害はブレニムIVに集中してしまいました。他の双発機のdurabilityが40台でB-17Eは63なのにブレニムIVは30、防御機銃のGun valueも他の双発機が11~18でB-17Eは29なのにブレニムIVは6。他の双発爆撃機は百式重爆相当の性能なのに、ブレニムIVは九九双軽なみの性能だったためにこうなってしまったんでしょうね。ちなみにP-40E Warhawkには1機の損失もありませんでした。護衛戦闘機というものは身を挺して爆撃機を守ろうとしてくれるものだという印象があったのですが...

爆撃の方はというと多数のCAPの存在にもかかわらず、日本軍の第4師団、第21師団のdevcie 10個を破壊し128個をdisabledにすることができました。今日のShweboの空戦では連合軍が41機、日本側が26機と飛行機の損失数では敗北ですが、爆撃の効果が期待していた以上のものだったこと、また飛行機の損失数にもっと差がつきそうな雰囲気だったのにこの程度で済んだことで満足しています。お相手の方も、あれだけ多数のLRCAPを派遣したのだからもっとやれるはずだったのにと感じているのではないでしょうか。

Shweboの日本側部隊は南と北の両方に移動中のアイコンがついています。今日の時点でShwebo北東のヘクスの日本軍は4部隊2万名に増強されていますがあとどれだけ増援が来るのか、また(おそらく鉄道で)南にはどの程度の戦力を派遣するのか、昨日と今日の爆撃の被害は日本側にとってはどの程度のものなのか、かなり気になります。今日の空戦で零戦と一式戦にもかなりの被害が出たので、明日はLRCAPはいないか、いても少数だと考え、もう一日Shwebo空襲を実施することにしました。でも、もしかすると二式戦に機種転換した飛行隊がそろそろCAP任務に就き始める頃かも。

東部蘭印アンボンに日本のTF2個の存在が報告されました。ひとつは軽巡2隻のTFで、もうひとつは駆逐艦2と貨物船1隻のTFです。もともとLautemかBabarへの上陸作戦を心配していたこともあり、この報告からそろそろなのかなと感じました。日本軍によるLautem、Babarの奪還を阻止することは無理かもしれませんが、アンボンからLautemは7ヘクス、Babarへは8ヘクスもありますから明日上陸が始まるということはないわけで、粛々と可能な限りの抵抗手段を準備すればいいかなと思いました。

プレイ中には上陸作戦のことばかりが頭にあってちっとも思い浮かばなかったのですが、軽巡2隻のTFは艦砲射撃を狙っていると判断すべきでした。偵察機と哨戒機は軽巡2隻と報告していますが、重巡数隻であってもちっとも不思議ではありませんし、まずは艦砲射撃で連合軍の戦力を探るというのが順当な作戦に思えます。だとするとまずいことがあります。ダーウィンからBabarにサプライを送るAPDが北上中で今晩のうちにBabarでサプライを揚陸し、明朝にはダーウィンに戻る予定です。日本側の狙いが艦砲射撃だとすると夜中に遭遇して全滅ということが充分にありそうです。

2014年3月27日木曜日

日本軍主力が重慶への前進を開始


1942年7月31日、タウンスビルの東でASW TFのDD Expressが呂67潜(988トン、VP 6)を爆雷攻撃しました。圧壊音は聴取されませんでしたが、船殻に亀裂のメッセージが複数みられたので、撃沈できたものと思います。オーストラリア北西ダーウィンとニューギニアのTerapoへのコンボイはこのタウンスビルから出発するので、このあたりはコンボイの通行が盛んです。潜水艦の被害が心配なのでなるべくグレートバリアリーフの内側を航行させているので、今のところ目立った商船の被害はありません。

このところシドニーが頻繁に零式小型水偵(Glen)の訪問を受けています。連日のように対潜哨戒任務のハドソンが日本の潜水艦の存在を報告し、ASW TFも活動させていたのですが攻撃することができませんでした。ところが昨夜、ASW TFのDD Flusser(1450トン、VP 6)が伊10潜の雷撃を受け、6本中1本が命中して沈没してしまいました。DD FlusserはMahan級で1934年就役とまだ新しい駆逐艦なのに、潜水艦にやられちゃうとは情けない限りですが、6本も発射されると避けられないものなんでしょうか。駆逐艦相手に6本もつかった伊10の艦長が叱責されないかと感じましたが、そんな心配は不要でした。すかさず僚艦のDD Tuckerが爆雷攻撃を加え、強制浮上させて銃撃しました。やはり圧壊音は聴取できませんでしたが、伊10(1970トン、VP 8)は波間に消えて行き、撃沈は確実だと思います。

昼になって、東部ニューギニア南岸のTerapoに空襲がありました。零戦(A6M2 Zero) 44機がsweepし、その後に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機が飛行場を爆撃しました。Airbase hits 7、Airbase supply hits 、Runway hits 31の命中弾があり、またラバウル北方まで哨戒域に収めているカタリナ飛行艇(PBY-5 Catalina)1個飛行隊12機のうち10機が損傷しました。修理フェーズ後に1機がOps lossと判定され、4機が要修理状態のままとなっています。CAPを上げておくとsweeperにいいようにやられるのが嫌で、Terapoにいた戦闘機はオーストラリアに撤収させてありますから、飛行場やカタリナ飛行艇の被害はやむを得ません。でもTerapoへの空襲は久しぶりのことだし、前日にはラバウルにCVE大鷹が来ていたし、日本側がオーストラリア東岸になにか悪事を企んでいないかが気になります。

前日のProme近郊での陸戦を受けて、日本側はProme北東のヘクスの連合軍部隊を爆撃しました。一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 41機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機が高度1万フィートから投弾し、地上部隊のdevice 21個がdisabledになりました。九七重爆には6機(対空砲火で3、Ops loss 3)の損失が報告されています。Terapoにも空襲があったので6機全部がビルマでの損失と断言はできませんが、5機だとして58機のうちの5機ですからまあまあの戦果です。一方、地上部隊の方はdeviceの被害的には大したことがありませんが、爆撃を受けた部隊、例えばアメリカル師団は混乱値が5から40に急上昇していました。今日は砲撃戦を指示してありましたが、砲撃による死傷が日本軍のdevice 3個がdisabledになったのに、連合軍は11個ものdeviceがdisabledになってしまったのは、そのせいだったのかと思います。Deliberate attackにしなくて正解でした。なお素のAVは連合軍871:日本軍594でした。前日と比較すると、連合軍のAVは91%に、日本軍のAVは52%になっています。日本側は連合軍からのDeliberate attackを失敗・躊躇させるため、明日も空襲を実施して来るのではないでしょうか。爆撃機の損失で日本側が空襲を断念してくれるのを待つことにします。

連合軍はビルマ中部Shweboの日本軍部隊に空襲を実施しました。インドのSilcharからハリケーン 42機(Hurricane IIb Trop 16, Hurricane IIc Trop 26)とP-40E Warhawk 36機がsweepし、レドからB-17E Fortress 30機が地上部隊を爆撃しました。今日あたりはCAPがいるんじゃないかなと心配しましたが、今日も迎撃する戦闘機は見当たりません。爆撃の戦果はというと、日本の第4師団と第21師団のdevice 9個が破壊され80個がdsiabledになりました。九七重爆の爆撃に比較してdeviceの損害数が多くなっているのは、爆弾搭載量がほぼ2倍(500ポンド爆弾8個:250kg爆弾4個)、高度が6千フィートと低い、対空砲火による妨害が少ない、などの好条件が重なったからですが、それにしてもかなり多めな印象を受けます。もしかするとそれに加えて日本の第4師団と第21師団がcombat modeから鉄道輸送用のstrategic modeに変換中だったなのかとも想像したくなります。マップ上のアイコンには南下を始めた様子は見て取れませんが、Promeに向けて鉄道に乗り込み始めていておかしくないですからね。

中国では貴陽にいた日本軍の大部隊に動きがありました。重慶に向けて最短経路を25部隊が北上を始めたとの報告です。西ルートは中国軍の動きを誘った牽制で、主力は最短のルートをとることにしたようです。このペースだと、3~4日後には中国軍主力の待つヘクスに到着し、重慶の運命を決定する陸戦が行われることになるでしょう。

2014年3月26日水曜日

Banishedのデータ、tipsの続き





一般的に信じられているが、本当は正しくないことが判明した都市伝説
こういった都市伝説はどれも正しくないことがすでに判明したものと思っていたが、今でも時おり発言されるので、もう一度ここで触れておくことも意味があるだろう。
・「輪作は大切だ」- この仕様はこのゲームの最終バージョンに採用されなかった。隣り合った農地で同じ作物が栽培されていれば病気が蔓延するから、 いろいろな作物を組み合わせること自体は大切なことだ。
・「過剰な狩猟・漁獲によりシカやサカナが採り尽くされてしまうこと、耕作を続けることで土壌が疲弊することを心配する必要がある」- この仕様はこのゲームの最終バージョンに採用されなかった。しかし、複数の狩猟小屋(hunting cabin)や複数の魚釣り場を近くに配置すると、従事者一人当たり産出高が減少する。
・「画面に表示されているシカが狩りの獲物だ」- シカが表示されているのは見栄えを良くするために過ぎない。狩人は近くにシカがいるかどうかに関わらず、鹿肉や皮を手に入れているように見える。どんな要素が狩人の生産性に影響しているのか、例えば森林地帯でないとダメなのか、山や川があると生産性が低下するのか、森の古さや木の密度が影響するのかなど、まだ分かってはいない。しかし、森の古さや木の密度が影響し、採集職や薬草採集職と相性がいいことを明らかにすることができると思う。また、チョークポイントの近くに狩猟小屋を建てるべきだというよくみかけるアドバイスは、おそらくは良くないアドバイスだ。チョークポイントは山や川など通過できない地形から形作られるものだから、かえって狩猟小屋の産出高を減少させることになるだろう。
・「鋼鉄製の道具をもつ労働者は鉄製の道具の労働者より効率的だ」- 鉄製の道具に比較して鋼鉄製の道具は2倍長持ちするが、他に優れた点はない。(新しい道具を入手する手間が減るので結果的に能率が上がるが、この効果は微々たるものだ)。
・「薬草採集職には、ゲーム開始時すでにあった森林が必要だ」- hereで徹底的に誤りが明らかにされている。成熟した木ならそれで充分だが、鬱蒼とした森になるようきこり職(forester)に植林だけを指示しておくのが最善手だ。その後、植林だけという指示は取り消していいが、自然の倒木を補充するため、5~10年ごとに植林させるべきだろう。


食品生産に関する数値
・魚釣り・採集などのどれが最善な食糧入手の手段かに関するたくさんの発言を目にしてきた。そこで、数値を上げて簡単に分析してみたい。お示しする数値は道具と教育の有無による増減を考慮に入れたものではなく、また私がプレイ中に得た数字から得た推定値であり検証の結果ではないことを了解しておいてほしい。
・適切に、つまり伐採の手を入れず鬱蒼とした森林の中にある採集小屋は、4人で年間産出高 ~3000、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~750に達する。半径は30なので、面積2800弱を使用する。つまり単位面積あたり年間1.1個の食糧を産出する。ただし、薬草採取職や狩人と共存させれば、土地をより効率的に利用できる。
・適切に、つまり伐採の手を入れず鬱蒼とした森林の中にある狩猟小屋は、4人で年間産出高 ~1200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~400に達する。半径は34なので、面積3600弱を使用する。つまり単位面積あたり年間0.3個の食糧を産出する。ただし、年間で30~40枚の皮を入手でき、また薬草採取職や狩人と共存させれば土地をより効率的に利用できる。
・伐採の手を入れず鬱蒼とした森林に狩猟小屋・採集小屋・薬草小屋を設置し、食糧入手のために4人ずつを配置すると、年間食糧産出高 ~4200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~500、単位面積あたり年間~1.2の食糧を産出し、それに皮と薬草が加わる。成人8人と薬草採取職1~2名でこれだけになる。単位面積あたり食糧産出高が前記の数字の単純な和になっていないのは、狩猟小屋の範囲が採集小屋より広いからだ。
・最適な場所に設置された魚釣り場は4人で年間産出高 ~2400、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~600に達する。設置に必要な面積はたった8に過ぎない(水面と道路は別にして。どっちにせよ道路は敷きたくなるから)。単位面積あたりの年間食糧産出高 ~300になる。
・適切な場所に設置された魚釣り場は4人で年間産出高 ~1800、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~450に達する。設置に必要な面積はたった8に過ぎない(水面と道路は別にして。どっちにせよ道路は敷きたくなるから)。単位面積あたりの年間食糧産出高 ~225になる。
・15x15の農地は4人(定数とみなされている)で年間産出高 ~1200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~300に達する。225の面積が使用されるので、単位面積あたりの年間食糧産出高 ~5.3になる。
・20x20の牧場は2人で年間産出高 ~1000、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~500に達する。400の面積が使用されるので、単位面積あたりの年間食糧産出高 ~1.25になり、皮も入手できる。牧場の食糧産出高は年ごとの変動が大きいことは要注意。子牛の増えるのはランダムのようで、子牛が産まれた時にだけ成牛が一匹屠殺される。
・手元にデータがないが、果樹園は効率が悪いようだ。村人にバラエティに富んだ食品を提供することと、アルコール飲料やコート(訳注:??)などの2次的な利用に役立つだけだ。
・ご覧の通り、最大で一人当たり年間食糧産出高 750にもなる採集職がもっとも効率的にみえる。もっとも、耕作職が農地で仕事をするのは一年の半分だけであることを考慮すると、耕作職の一人当たり年間食糧産出高は~600になる。耕作にあたらない半年間に他の仕事をさせることができる点を考慮すれば耕作職は有利だ。また土地が目下の急務になっている時(small/mountains map)には、釣りが最も有利な食糧調達方法になり、耕作がそれに次ぎ、ウシ・ヒツジ・ニワトリの飼育はずっと劣る。
・すでに採集小屋、狩猟小屋、薬草小屋用の土地を確保してあるのでなければ、単位面積あたりの産出高でも一人当たり産出高でも狩猟小屋はウシの牧場に劣る。ゲームの後半になってから採集小屋、薬草小屋と組み合わせずに狩猟小屋単独で建設するというのは、意味がない。

Other threads with lots of good tips/tricks
Good places for further information
Wiki #1 (recommended wiki)
Wiki #2 (fewer articles/more out of date information)

2014年3月25日火曜日

ビルマProme近郊で大勝


1942年7月30日、リプレイをみているとラバウルに”CVE Taiyo reported in port at Rabaul”と報告がありました。商船改装の護衛空母とはいえ、空母の所在が判明するのは珍しいことだと思います。それにしてもラバウルにやって来たのは何が目的でしょう?本当は数隻の正規空母がオーストラリア空襲のためにやって来ていて、コーストウォッチャーが1隻だけを、それも艦型を誤って認識したなんてことはまさかないでしょうね。また護衛空母大鷹が正解だとしても、コーストウォッチャーのいることの分かっているラバウルにわざわざ停泊したのはなぜなのかとても気になります。明日以降あっといわせられることのないよう祈るのみです。

今日のコンバットリポートには戦闘の報告が3件しかありませんでした。そのうちの2件はチモール島ディリの日本軍地上部隊に対する空襲です。今日は四発爆撃機に休養をとらせ、かわりにダーウィンから2波25機のB-26 Marauderが飛びました。高度6000フィートからの爆撃でしたが、地上部隊のdevice 3個をdsiabledにしただけで、期待はずれに終わりました。曇天だったことも原因かも知れませんが、ジャングルヘクスにいる地上部隊に対する爆撃に多くを期待する方が間違いなのでしょう。

そして3件中の最後の1件はビルマのProme北東のヘクスでの陸戦です。7月21日にPromeで海兵隊第2戦車大隊と牽引対戦車砲大隊を一蹴した日本軍は、この米軍2部隊の退却したProme北東のヘクスにむけ追撃を始めていました。Promeとこの北東のヘクスとの間にはイラワジ川が流れているので、日本軍の前進は渡河後のShock attackを誘発します。日本側は第33と38師団に加えて泰国軍師団が2個でAV 1143なのに対し、連合軍はアメリカル師団(史実ではガダルカナルに向かった部隊)、第17インド師団など9ユニットで合計のAVが953と拮抗しています。しかし日本側にはShockのプラス、混乱・疲労のマイナス修正が、連合軍側には経験不足のマイナス修正がついて修正AVは269:871。オッズ比1:3と守備側に有利な戦いとなり、死傷者も日本側のdevice 192個が破壊され713個がdsiabledになったのに対し、連合軍側はdevice 16個が破壊され152個がdsiabeldになるだけで済みました。陸戦としては開戦以来最大の勝利と言えるかと思います。

両軍のAV(白兵戦値)が拮抗していたのに大差がついたのはなぜか。このゲームの陸戦は、射撃・砲撃フェーズがあり、その後に白兵戦が行われる仕様になっています。陸戦開始前の白兵戦値が拮抗していても、射撃・砲撃フェーズでは火力にまさる米軍部隊が日本軍の戦力を効果的に削ぎ、白兵戦が実施される段階ではしっかりした状態の日本兵の数が激減していたということなんだと思います。しかもこの戦いのようなShock attackは、攻者が火力に身をさらすかわりに、白兵戦でのAVを2倍にしてもらうというルールです。優勢な米軍の火力に曝された日本兵は混乱・疲労を来して、AVを下方に修正させることになります。また火力で多数の兵が倒されてしまうと2倍になる元のAV自体が減ってしまうので、修正AVも振るわなかったのでしょう。

日本軍の前進は渡河攻撃になるので多少はやれるかなと思っていましたが、予想以上の大勝でした。この機に乗じて即座に日本軍を叩きたいところで、一度はDeliberate attackを指示してみました。しかしよく考えてみると、日本軍に多数の死傷者が出たからといって第33と38師団が大ダメージを受けたと判断するには早すぎるような気がします。日本軍の死傷者のうち破壊された歩兵分隊deviceは167個でdisabledになったのが547個で、これがすべて日本の師団の歩兵分隊deviceならば、第33と38師団ともに即座には回復することの困難な大ダメージといえます。しかし、これら歩兵分隊deviceの損害の大部分は日本の師団のものではなく、弱兵そろいの泰国軍師団のものという方が考えやすいのではと思います。というわけで明日の指示は日本軍の戦力の偵察を目的として、Bombardment attackに変更しておきました。

今日戦いのあったヘクスの北東側には連合軍2ユニットが数日前からイラワジ川渡河に向け前進を始めています。日本軍の気付かないうちに、ラングーンからマグエへの鉄道線、そして可能ならラングーンからShweboへと続く鉄道線を遮断できないかと思って移動させていたものです。日本軍がProme北東のヘクスに達したので、この2ユニットの存在、渡河への動きはばれてしまったことでしょう。ばれてしまったことは残念ですが、今日の戦いで日本の師団が少なからぬダメージを受けているとすると、交通線遮断への動きを放置することはできないでしょう。実際に渡河できるのはまだ1週間以上先のことなのですが、日本側はいつこの動きが始まったか知らないわけですから、明日にも渡河されるという最悪の事態も考慮せざるを得ません。日本軍はPromeやその北西には1ユニットずつしかおいていないし、きっとラングーンにだってそれほど多数の予備兵力はないでしょう。その状態で中部平原を北上中の部隊との交通線が絶たれることは嫌なはずです。

そのビルマ中部ですが、Shweboから追撃してきていた日本軍のうち1ユニットがShwebo
北東のヘクスに到着しました。Shweboにいる11ユニット7万1千名強も北上中ですが、あした以降この部隊がどう動くかに注目したいと思います。日本側がビルマ南部の状況に危機を感じたようなら北上中止・反転南下となるでしょうから、うまくやれれば中部平原の都市奪還の可能性もないわけではありません。しかしもしそのまま北上を続けるようなら、やはり1942年中はビルマの連合軍にチャンスがないということなんでしょう。

2014年3月24日月曜日

対空砲火で九七重爆14機撃墜


1942年7月29日は空襲の日でした。ビルマでは連合軍がShweboのヘクスで北上中の日本軍部隊の上空を、Silcharからハリケーン52機(Hurricane IIa Trop 13, Hurricane IIb Trop 26, Hurricane IIc Trop 13)とP-40E Warhawk 17機がsweepし、その後レドからB-17E Fortress 30機が爆撃しました。CAPはなく、高度6000フィートからの爆撃で第4師団と第21師団のdevice 2個を破壊し57個をdisabledにしました。連合軍機の損失はありませんでした。

それに対して、ビルマ南部Promeの北東のヘクスで後退中の連合軍部隊に対し、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 129機の爆撃がありました。高度1万フィートからの爆撃だったのですが、連合軍の対空砲火は熾烈で、Trackerによると18機(A2Aで1機、対空砲火で14機、Ops loss 3機)と報告されていました。連合軍地上部隊のdevice 5個が破壊され47個がdisabledになりましたが、出撃機の1割5分に及ぶ損失はサステイナブルとはいい難いのではと感じます。コンバットリポートの方にはこの5波の空襲の合計で47機がdamagedになり、9機がdestroyed by flakとなったと記載されていました。FoWの影響や、帰還途中に墜落したり、着陸後に修理不能と判断された機体もあったはずなので、Trackerの損失機数の値と異なること自体は怪しむにたりません(CAPがいなかったのにA2Aで被撃墜1というのも理解に苦しむところ)。ただ、damagedの数の多さには驚かされます。今月からarmor 1の百式重爆の生産が可能になっているはずなので、百式重爆だったらarmor 0の九七重爆より多少はましな結果だったかも知れません。

ところで最近読んだhttp://Bombers breaking off and morale lossというスレに、(リプレイのアニメーション画面ではなく)コンバットリポートに飛行機がdamagedと表示されるのは対空砲火で損傷し損失機がでた場合だけで、敵機の銃撃による損傷の時にはコンバットリポートにdamgedと表示されることはないとのレスがついていました。経験から帰納した結論とのことですが、そういわれてみればそうかなと感じたので紹介してみました。

連合軍はチモール島ディリへの空襲も実施しました。LautemのKittyhawk IA 4機が護衛に飛びましたが、CAPはいませんでした。ダーウィンからB-17E Fortress 39機とB-24D Liberator 6機が港と飛行場を爆撃し、在泊していたxAKL Oridono MaruとxAKL Jinsan Maruに爆弾各1発、また
Airbase hits 11、Airbase supply hits 2、Runway hits 58、Port hits 5、Port supply hits 1の命中弾がありました。あしたはダーウィンの四発爆撃機を休養させるつもりですが、その後クーパンを爆撃してみたい気がしています。

2014年3月23日日曜日

給油艦早鞆を撃沈

1942年7月28日、ジャワ海東部をパトロールしていたオランダのSS KXVが、バンジェルマシンの南でAO Hayamoto(6860トン、VP 18)に魚雷を2本命中させ撃沈しました。 HayamotoはHayatomo早鞆のことだと思います。積荷の原油・重油が火災を起こしたという表示はなかったので空荷だったようですが、久しぶりに聴く沈没音は格別でした。

ビルマでは昨日に引き続き、Shweboの日本軍部隊に空襲を行いました。まずインドのSilcharからハリケーン76機(Hurricane IIa Trop 16, Hurricane IIb Trop 28, Hurricane IIc Trop 32)がsweepしましたが、今日もCAPはいませんでした。その後レドからB-17E Fortress 15機が爆撃し、地上部隊のdevice 6個を破壊し49個をdisabledにしました。ただ今日は目標となった部隊ははずれで、破壊・disabledにしたdeviceの多くは泰国軍師団のものでした。明日も同じように空襲を行う予定ですが、CAPがいないことを願うばかりです。

中国では貴陽→重慶西ルート上の森林ヘクスで日本軍の砲撃がありました。これにより判明した日本軍の構成は歩兵師団 4、砲兵ユニット 3で素のAVが1843。中国軍は素のAVが1886で、あと2部隊が増援に向かっていますから、簡単に突破を許すことはないはずです。ただ気になるのは、日本側の増援の有無が不明なことです。貴陽からこの森林ヘクスまでの荒れ地3ヘクスには日本軍の存在が報告されていませんが、単に中国軍の偵察能力の低さを考えると、本当に無人のヘクスなのかどうか。なんとか情報収集の途を探りたいと思います。


今日のSIGINTリポートには連合軍側が保持している蘭印の根拠地3つに対してprepしている日本側の部隊名が報告されていました。ココス諸島には近衛師団、クリスマス島には歩兵第24聯隊、そしてLautemuには第25師団です。近衛師団は6月末のバターン攻略以来、休養中。歩兵第24聯隊は4月下旬にスマトラ北端のSabangを攻略して以来、休養中。第25師団は5月半ば以降に満洲の牡丹江から南保に派遣され、7月はジョホールで過ごしていたようです。3部隊とも休養充分ですが、クリスマス島とココス諸島は連合軍としても防衛準備に余念がありませんから、(サプライの備蓄がなくならないうちに)どうぞ早く来て下さいといいたいところ。きっと華々しい島嶼上陸戦がみられると思います。それに対して奪取したばかりのLautemはまだfortificaitonも0ですし、一個師団に上陸されたら即日陥落間違いなしです。なんとか上陸作戦決行を躊躇させる手段はないものでしょうか。

2014年3月22日土曜日

Shweboの日本軍を爆撃


PBEMをプレイするには、相手の方から受け取ったセーブファイルをSAVEフォルダの中に入れる必要があるので、毎日のようにWitP AEのゲームフォルダを開いています。昨日もexplorerでいつも通りにWitP AEのゲームフォルダを開いたのですが、なんとなくSOUNDフォルダのないことに気付きました。SOUNDフォルダにはBGMや効果音を記録したファイルが収められているので、しばらく前からプレイ中に音の出なかった理由は、SOUNDフォルダがなかったせいではないかと気付き、サウンドフォルダをバックアップから復活させてみました。すると、うちのWitP AEでも音が出るようになりました。まさかこんな理由で音が出なかったとは!?このPCはほぼゲーム専用で私以外の人がいじることはほとんどないはずですから、私が間違ってSAVEフォルダを消してしまったのでしょうが、なぜそんなことをしてしまったのかまったく記憶になく、不思議です。

毎日耳にしていた頃はうっとうしく感じないこともなかった効果音やBGMも、久しぶり(一年以上だと思います)だととても新鮮に感じました。BGMは数曲ありますが、みなさんはどれがお好きですか?私のひいきは1027.SFXです。いい曲かどうかは別にして、Uncommon Valorの頃からのBGMなので懐かしく感じることが理由です。またBGMに加えて、機雷の触雷音や潜水艦の圧壊音も復活したはずなので、そういった効果音で戦果が確認できるような作戦にも励んでゆきたいと思います。

1942年7月27日、連合軍の追撃を始めたビルマのShweboの日本軍地上部隊に対して空襲を実施しました。日本側がマグエの戦闘機をLRCAPに派遣していることが心配だったので、Silcharからハリケーン77機(Hurricane IIa Trop 16, Hurricane IIb Trop 31, Hurricane IIc Trop 30)が5波に分かれてsweepしました。そろそろ二式戦の数も増えてビルマでも二式戦の姿が見られる頃かなと思いましたが、今日はCAPはいませんでした。その後レドからB-17E Fortress 32機が地上部隊を爆撃し、device 3個を破壊し51個をdisabledにしました。B-17Eの損失はありませんでした。

このくらいのdeviceの損害が日本軍地上部隊のパフォーマンスにどの程度の影響を及ぼすのかは不明です。でも追いつかれて攻撃されるとひどい眼に遭わされそうですから、なるべくお手柔らかにしてもらえるよう、あしたも同じように爆撃を実施するつもりです。もしかすると明日は多数の戦闘機がCAPしていて、ハリケーンやB-17Eの方がひどい眼に遭わされることになるかも知れませんが。

中国では、重慶への西ルートの森林ヘクスに日本軍6部隊が到着しました。もう1部隊が続いていますが、分派してあった中国軍も間に合ったので、素通りされることはありません。気になるのは貴陽にいる日本軍17部隊とまた貴陽に行軍中の増援が今後どう動くかです。中国軍は本当に偵察能力が乏しいので、これら大軍が知らないうちに前進を始めていて、接触して初めてそれに気付くということになりかねません。まっすぐ北上するのか、西ルートをとるのか、どちらかを早く知りたいものです。

2014年3月20日木曜日

艦砲射撃TFが3回も潜水艦に遭遇


1942年7月26日、重巡Salt Lake Cityと軽巡Concord、Detroit、Raleighの4隻によるポートモレスビー艦砲射撃を企画しました。この4隻は7月20日にもポートモレスビーを艦砲射撃しています。昨日ポートモレスビーに連合軍地上部隊の先鋒が到着しましたが、主力の歩兵師団の到着は3週間後の予定です。日本側のポートモレスビー守備隊は1個聯隊を主幹とした陣容で、連合軍の先鋒より兵力的には優っています。まあ日本側から陸戦を仕掛けて来ることはないとは思いますが、主力と合流するまでは兵力を温存したいので、日本の攻撃意欲を削ぐ意味で艦砲射撃を計画したわけです。

Horn Islandの東隣のヘクスから出発したTFはポートモレスビーの手前のヘクスで呂68潜を発見し、DD Prestonが爆雷で攻撃しましたが奏功しませんでした。戦果がなかったことはやむを得ないにしても、対潜戦闘で時間を食われてしまうのがつらいところです。その後、OS2U-3 Kingfisherの観測下、巡洋艦4隻がポートモレスビーを砲撃し、Airbase hits 1、Runway hits 6、Port hits 2、Port fuel hits 1と意味があるんだかないんだかという程度の命中弾しかえられませんでした。第144歩兵聯隊に対しても砲撃したそうなので、多少とも疲労度や混乱値に悪影響を与えてくれているといいのですが。

帰路、ポートモレスビーの西隣のヘクスで今度はDD Cushingが伊160潜の雷撃を受けました。命中はしませんでしたが、こちらの駆逐艦の爆雷も命中しませんでした。2回目の対潜戦闘でさらに時間が消費されます。そしてニューギニア南岸を西航中、すでに明るくなってからTerapoの西でDD Smithが伊11の雷撃を受けました。この雷撃も命中はしませんでしたが、3回目の対潜戦闘でさらに時間が経過します。時間切れでHorn Islandに帰還できず昼のフェーズをこのヘクスで過ごすなんてことになると、陸攻の攻撃が心配です。Horn Islandの戦闘機にLRCAPを指示してありましたが、5ヘクス先まで有効なCAPを実施できるのか微妙ですし...やきもきしながらリプレイをみましたが、幸い陸攻の空襲はなく、TFは無事にHorn Islandに到着していました。艦砲射撃に加えて対潜戦闘を3回も実施しても、往復15ヘクスを航行できることが分かったことは収穫でした。

ビルマではProme北東の連合軍部隊に九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 26機による地上部隊爆撃がありました。device 2個がdisabledになっただけで、かわりに4機を撃墜し1機をOps lossにすることができました。今日は1万5千フィートからの爆撃でしたが、連合軍の高射砲はよく働いてくれます。あと、このSSには含まれていませんが、ビルマ中部平原のShweboで敗北した連合軍部隊に対し日本軍が追撃を開始したことが目撃されています。このProme周辺よりも、そちらの方が危機的な状況です。

チモール島のディリにダーウィンから空襲を実施しました。本当はクーパンの方を叩きたいのですが、7月23日のクーパン空襲では痛い目にあったので、堅実にディリの方を選びました。まずは18機のP-38E Lightningがsweepしましたが、ディリにCAPはいませんでした。その後、Kittyhawk IA 4機の護衛でB-17E Fortress 39機とB-24D Liberator 3機が飛行場・港・地上部隊を爆撃します。 Kittyhawk IAはLautemに派遣してあるオーストラリア軍の戦闘機で、CAPを指示してあった関係で隣りのヘクスに飛来した爆撃機を護衛してくれました。戦果はAirbase hits 1、Airbase supply hits 3、Runway hits 46、Port supply hits 2の命中弾、港にdisbandされていたxAKL Yosyu MaruとxAKL Oridono Maruに爆弾各1命中、地上部隊のdevice2個がdisabledになりました。

飛行場への爆撃は、滑走路に46個も命中しているのに、サービス施設に1発というのが残念です。面積的に滑走路の方が被弾しやすいのは分かりますが、こんなに片寄ることも珍しい気がします。disbandしていた2隻の貨物船は、ダーウィン所在の連合軍機が充実した頃ディリに寄港していて帰る機会を逸してしまったのでしょう。そして、今日の地上部隊への爆撃の効果は僅少でしたが、コンバットリポートには被弾した部隊名が2つ、55th Infantry Regiment、46th Const Coと載せられていました。ディリには6ユニットが駐屯しているらしいのですが、守備隊の主力は第55歩兵聯隊のようです。手元にある空挺部隊は、先日Lautemに降下したものの他に海兵隊空挺大隊があと2個ありますが、 1個聯隊強の守備隊を相手だと攻略は無理でしょう。チモール島に客船・貨物船で陸兵を輸送する手だてをなんとかひねり出す必要がありますね、これは。

2014年3月19日水曜日

Shweboの陸戦で大敗


1942年7月25日、スラバヤ近くのジャワ海でオランダのSS KXVが日本のコンボイを攻撃し、xAK Sinsyu Maru(3675トン、VP 7)を撃沈しました。この神州丸は陸軍特殊船の神州丸ではなく同名のふつうの貨物船のようです。ただそれでがっかりだったかというとそうではなく、この神州丸は地上部隊を乗せていました。コンバットリポートにengineerタイプのdevice1個の破壊が報告されていますが、破壊されたのはこのengineerタイプのdeviceだけなので、歩兵などではなく根拠地隊などかなと思います。連合軍にとって今日のうれしいニュースはこれだけで、あとは悲報続き。

ジャワ海西部でパトロールしていたSS SwordfishがDD子日に発見され、爆雷攻撃を受けました。浅海ヘクスなのでかわしきれず、Sys 9, Flt 33(14)のダメージを受けてコロンボに向けて帰還の途につきました。損傷した潜水艦がASW TFやASW任務の飛行機に発見されることってほとんど経験せず、もう一撃されれば沈没というような状態の潜水艦でも帰り着けることが多いような気がします。ところが今日のDD子日は執念深く、2ヘクスも追跡して再度SS Swordfishとの接触に成功しました。ただし攻撃にまでは至らず、SS Swordfishはなんとか子日をまいて、マラッカ海峡を北上しつつあります。

ビルマではShweboから、2ヘクス北の森林ヘクスに向けて退却していた連合軍部隊に対して空襲がありました。まずは零戦(A6M2 Zero) 69機がsweep。連合軍にはLRCAPを差し向ける余裕はなく、空振り。その後、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 41機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 102機が連合軍部隊を爆撃。高度1万フィートからの爆撃でしたが、地上部隊にはdevice 2個破壊、43個disabaledの大きな被害を受けました。これはこの後の陸戦にかなり影響したものと思われます。残念ながら撃墜できた九七重爆は1機だけでした。

その後の陸戦フェーズには日本側からDeliberate attackがあり、オッズ比3:1で敗北し、押し出されてしまいました。連合軍の死傷者はdevice 771個が破壊され353個がdisabledになったのに対し、日本側は7個が破壊され154個がdisabledになっただけでした。敗残の連合軍は森林ヘクス目指して退却していますが、日本軍の追撃があればさらなる被害を出しそうです。それにしても、森林ヘクスにじっとしていればよかったのに、不用意に前進させたばかりに大きな被害を出してしまいました。中国にしてもビルマにしても、現状の苦戦は私の陸戦スキルの乏しさの然らしむるところで、本当に困ったものです。

中国では貴陽から重慶への西ルート上で日本側からDeliberate attackがありました。中国側は素のAVが2しかない部隊なので、オッズ比127:1で敗北しました。しかしこの陸戦のおかげで、日本側が歩兵師団 4、砲兵 3ユニットで素のAVが1841であることが判明しました。これをみると、日本軍の主力が西ルートを選択したとは断定し難いように思えます。とはいえ、これら歩兵師団4個主幹の部隊がこのまま北上して四川盆地に入られては困るので、今日戦闘のあったヘクスの北東隣のヘクスに、合計のAVが1800強になるように中国軍部隊を分派することにしました。日本軍は貴陽で休養中(もしかするとすでに前進を始めているが中国軍が察知できていないだけかも)のようですから、これら17部隊がどちらに向かうのかを注視したいと思います。

2014年3月18日火曜日

インドのSilcharに空襲


1942年7月24日、ビルマ国境に近いインドのSilcharに日本の空襲がありました。SIlcharはレドやディマプールなどと同じく、中国へサプライ空輸を行う飛行場として使用しています。一番大切な輸送機はレドに、それほどでもない双発爆撃機はSIlcharとディマプールに配置しています。日本側は爆撃機を地上で破壊する目的で空襲を計画したのではないかと思います。

第一陣は80機もの零戦(A6M2 Zero)のsweep。32機のHurricane I Tropが迎撃しましたが、ハリケーンは20機(被撃墜 17、Ops 3)という大きな被害を出してしまいました。零戦の方は9機(被撃墜 7、Ops loss 2)ですから大敗です。その後、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機が地上部隊の爆撃をし、device 2個がdisabledになりました。インドに日本の爆撃機がやって来るのは本当に久しぶりのことで、それを思うと地上部隊への爆撃とはちょっと不思議ですが、お相手の方からは飛行場爆撃を指示したつもりだったが、間違えてしまったとのコメントがありました。爆撃の指示を間違えたとはいっても、連合軍側にとってはハリケーン 20機だけでもなかなかの損害です。

その後、Prome北東のヘクスの連合軍部隊を九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 30機が爆撃しました。九九双軽は以前の高度6000フィートからのこの部隊への爆撃で対空砲火による大きな損失を出しました。今日は高度12000フィートからでしたが、それでも高射砲で3機が撃墜されています。地上部隊の損害もdevice 1個が破壊され3個がdisabledになったのみなので、またいらして下さいとお誘いしたいくらいです。

中国では貴陽から重慶に向かう二つのルート(まっすぐ北上ルートと西ルート)のうち、西ルートの日本軍5部隊が前進して中国軍の前哨部隊のいるヘクスに到着しました。ここの中国軍は遅滞戦術のためだけに配置されている敗残の1ユニットだけなので、明日の陸戦で敗北・撃滅されると思います。その敗北自体は予定のうちでいいのですが、問題なのは日本軍の動きです。日本軍の主力はこの西ルートで四川盆地に侵入するつもりなのでしょうか?中国軍の乏しい周辺ヘクス偵察能力から現時点で判明している日本軍の様子は図の通りです。貴陽に17部隊(兵力不明なのがもどかしい)もいて、実は本命は貴陽から重慶にまっすぐ北上するつもりなのではという疑問が残ります。

先頃までは西ルートだと決めつけて、中国軍主力を西ルート上の森林ヘクスに移動させ始めました。このペースだと、あさってには移動が完了します。もし日本軍軍主力、または主力ではなくてもかなりの規模の部隊が貴陽からまっすぐ北上ルートを進むようなら、こちらのルート上の森林ヘクスにも守備隊を残しておかなければなりません(この2ヘクス間の移動には12日かかる)。日本側の意図が不明な現状では、下策ではありますが中国軍を半分ずつに分けて守備につかせるしかないでしょうね。あした日本側から陸戦を仕掛けてもらえば、西ルートの先鋒の戦力が判明するので、それを待ってから決断しようと思います。

2014年3月17日月曜日

クーパン飛行場の制圧に失敗


1942年7月23日、チモール島クーパンの飛行場を制圧するためダーウィンからの空襲を計画しました。P-38E Lightningがsweepし、B-17E Fortressが飛行場を爆撃する作戦です。クーパンでは零戦(A6M2 Zero) 53機の迎撃を受け、sweepに飛んだ18機のP-38Eのうちが8機損失(被撃墜7、Ops loss 1)の大敗を喫しました。CAPの零戦に比較してP-38Eの数が少なく、またP-38Eは12機と6機の2波に分かれてしまったこと、さらに一昨日とその前日にLautemとディリへのsweepを2日続けてまだその疲労が癒えていなかったことなどが原因だと思われます。P-38Eはすでに生産が終了していて、西海岸のrestrictedの飛行隊が装備している30機を転用させる以外に補充の方法がありません。8機の損失はかなり痛い。

B-17E 42機もやはり3波に分かれてしまい、零戦の迎撃で6機(被撃墜4、Ops loss 2)の損失が報告されています。飛行場にはAirbase hits 18、Airbase supply hits 12、Runway hits 62とまあまあの命中弾がありましたが、偵察機の報告によるとクーパン飛行場(規模4)はairfield damage 36とのこと。一時的に爆撃機の運用はできなくなっているかも知れませんが、明日もCAPが飛ぶことは可能だと思われます。連合軍機14機の損失に対し、零戦は5機が撃墜されたのみで、Ops lossも地上での破壊もなかったそうです。

チモール島周辺の日本側根拠地の飛行場は規模1か0のものが多く、規模4はクーパンとディリだけ。アンボンは遠いのでチモール島上空にLRCAPを送るのは無理。ディリは7月19日の爆撃で叩いたので、あとはクーパンさえなんとかすればチモール島の制空権は連合軍のものになり、Lautemへの空輸やディリの日本軍地上部隊への爆撃を安心して実施できるんですけど、なかなか思い通りにはさせてもらえません。期待して送り出しただけにがっかりでした。

Lautemは空挺降下で占領しましたが、以前のエントリーで触れたように、海兵隊の空挺大隊には空輸できないdeviceである工兵が含まれています。このままダーウィンにその工兵が残っていると、ダーウィンの部隊が本隊(プレイヤーの指名したそこそこ優秀な人が指揮官)のままで、人数の多いLautemの部隊が支隊(システム指名の凡庸な人が指揮官)という状態が続くことになります。これからディリの攻略に参加する部隊が支隊のままでは不都合なので、ダーウィンの工兵をTransport TFでLautemに移動させることを考えました。

この部隊の工兵は数が少ないのでAPD1隻で乗りきれました。工兵を載せたAPDはダーウィンからBabarに移動していったん待機。そして今日のターンで夜の闇に紛れてBabarからLautemに移動して工兵を降ろし、夜の明ける前にBabarに戻ることができました。これに味を占めて、Lautemの飛行場(現在の規模1)拡張用にさらに建設部隊をFasttransportで送りたいと思います。BabarにはCAPの戦闘機がいるので、いまのところアンボンからの陸攻も飛来していません。ただBabarには日本の偵察機がやって来ているので、APDがいること自体はばれています。わずかな数のAPDの存在くらいは見逃してほしいものですが、アンボンに多数の零戦を配置され、零戦の護衛付きで陸攻がやって来るようになることが心配ではあります。


今日のSIGINTリポートには、トラックのヘクスにHeavy Volume of Radio transmissionsが3つも報告されていました。6月7月のアップグレードを終えた機動部隊がなにか良からぬことを計画しているんでしょうか??

2014年3月15日土曜日

ニューギニア南でコンボイ全滅

1942年7月22日、Terapoにサプライを輸送するコンボイがTerapoの西のヘクスで零戦(A6M2 Zero) 52機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 24機の攻撃を受けました。護衛のAM Latrobe(625トン、VP 2)には魚雷1本、4隻の貨物船(いずれも1700トン、VP3)はxAKL Darvelに4本、xAKL CoolanaとxAKL Escalante Rに3本、xAKL James Cookに1本が命中して、すべて沈没しました。24機で魚雷12本命中ですから、陸上基地配備の艦攻パイロットの練度もなかなかのものです。 昨日のエントリーに「陸攻の雷撃を防ぐこともできないので、Terapoにサプライを輸送するコンボイも引き返した方が良かったかも」と書きましたが、やはり引き返させておけば良かったと反省しています。Terapoにはすでに5万トン以上のサプライの備蓄があるので、サプライ輸送のコンボイを送るのはしばらく中止です。現在の消費ペースなら5ヶ月程度はもちますから、その間にポートモレスビーを攻略できるでしょう。

今日は貨物船がもう一隻沈没しました。xAKL Chungking(1700トン、VP 3)です。この船は7月11日にジャワ南方のクリスマス島で九七重爆の250kg爆弾1発を受けました。同時に被弾したACMとxAKL各1隻は消火に成功してクリスマス島で修理中ですが、このxAKL Chungkingの火災だけは鎮火しませんでした。それだけならありふれた話なのですが、火災の経過が珍しいので表にしてみました。7月11日には40あった火災ですが、港(規模1)にdisbandして13・14日には15までおさまってきました。ふつうこうなれば火は消えてくれるもの。ところがその後38までまた燃え広がりますが、船員や港の人たちの奮闘でまた18までおさまってきました。頑張ってくれと毎日チェックしていましたが、この後は燃え広がるばかり。火災が続いてSysダメージが増加していますが、これはポンプやホースなどの消火のための機材が使えなくなってきていることを意味します。そしてついに沈没してしまいました。これまで日本側ばかりをプレイしていて、こんな風に消長を繰り返す火災を経験したことがありません。消火には成功しなかったものの、連合軍側のダメコンはそれだけ優れているということなんでしょうかね。ちなみにxAKL Chungkingの船籍は英連邦です。Terapoでの惨事とあわせると、今日は緒戦期の東南アジアから脱出した貨物船を5隻も失ったことになります。

ビルマではPromeに九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 31機の空襲がありました。対空砲火で10機も失った前回の爆撃に懲りてか今日は1万2千フィートからの爆撃だったため、地上部隊のdeviceの損失はありませんでした。しかしその後に行われた日本側のDeliberate attackには、オッズ比9:1で惨敗。戦車大隊と牽引対戦車砲大隊のAFVと砲が合計で46個が破壊され、39個がdisabledになり、Promeのヘクスからたたき出されてしまいました。後続していた歩兵部隊と一緒に、ジャングルヘクスに逃げ込む予定です。

またShweboにも零戦(A6M2 Zero) 33機、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 39機に護衛された九七重爆
(Ki-21-IIa Sally) 103機が地上部隊爆撃に飛来しました。こちらの方はLRCAPを気にしてか、護衛戦闘機がしっかりついていました。1万フィートからの爆撃でしたが、Shweboは開けた耕地ヘクスなので、device 3個が破壊され57個がdisabledになってしまいました。対空機銃と高射砲の部隊もいて、九七重爆16機に損傷を与えましたが、撃墜することは出来ませんでした。

その後、ここでも日本側のDeliberate attackがありました。素のAVは日本側1894:連合軍1015。連合軍には準備不足、経験不足、サプライ不足のマイナス修正、日本側にもサプライ不足がついていました。修正AVは582:351でオッズ比は1:1となりますから、踏みとどまることが出来ました。連合軍はすでに後退を始めていたのですが、陸戦に敗北して叩き出されると大きな損害を出してしまいます。この戦闘では連合軍のdevice 98個が破壊され310個がdisabledになったのに対して、日本側はdevice 7個が破壊され261個がdisabledになっています。連合軍の戦力は日本側の半分より若干多い程度しかなかったので、損害の差がこの程度なら、まだ整然と撤退していると言えるかと思います。でもあしたも爆撃と陸戦を繰り返されると敗走ということになってしまいそうで心配です。今日のビルマの戦いにしても中国の状況にしても、我ながら陸上でのユニットの動かし方がちぐはぐというか、へたくそです。

2014年3月14日金曜日

チモール島Lautemを奪還

1942年7月21日、Terapoにサプライを輸送するコンボイがhorn Islandの南東で日本の哨戒機に発見されました。日本の哨戒機にしては珍しく爆弾を投下し、運悪くxAKL Dumraに命中してしまいました。1700トンの小さな貨物船に250kg爆弾が命中したことを思えば損傷はSys 39, Flt 10(6), Eng 10(3), Fire 15と軽く、Horn Islandがすぐそこですから消火に成功しさえすれば助かるものと思います。この戦闘について、オペレーショナルリポートには日本の雷撃機に発見され爆弾が命中したとなっていますが、コンバットイベントのリポートには九六陸攻を目撃したと報告されています。命中したのが250kg爆弾ですから、九六陸攻が正解なのでしょう。

四発爆撃機のいなくなったオーストラリア東岸の連合軍爆撃機部隊ですが、Portland RoadsのB-25C Mitchell 9機がポートモレスビーの飛行場を爆撃しました。Airbase hits 1、Runway hits 2とささやかな戦果でした。実はTerapoにいた戦闘機部隊はオーストラリアに下げてしまっていて、今日は爆撃前のsweepは行いませんでした。双発爆撃機の爆撃だけを漫然と続けると、日本側はCAPトラップを仕掛けるでしょうから要注意ですが、戦闘機の数が足りないんですよね。陸攻の雷撃を防ぐこともできないので、Terapoにサプライを輸送するコンボイも引き返した方が良かったかも。

ビルマでは、Promeに2nd USMC Tank Battalionに到着しました。渡河なので、前日到着していた641st Towed Tank Destroyer BattalionとともにShock attackを行いました。昨日は日本側が1部隊だけだったので、わずかな期待がありましたが、今日は日本側は歩兵師団2、戦車聯隊1、泰国軍師団1の陣容に増強されていて、素のAVは米軍 92:日本軍1042と大差であり敗北しました。日本側の主力が鉄道で移動してきたばかりで、まだ戦略移動モードだったので、米軍戦車は1輌が破壊され14輌が故障しただけでした。しかし、日本軍部隊が戦闘モードになってから攻撃されると惨敗することでしょう。惨敗されてたたき出された後、ジャングルに逃げ込むことになりますが、戦車以外の後続部隊は後退を始めることにしました。

きのうShweboに到着した連合軍部隊ですが、今日は日本側の戦力を偵察するためBombardment attackを実施しました。連合軍側の素のAV 1045に対し、日本側守備隊は歩兵師団1、歩兵聯隊3、旅団1、戦車聯隊1、捜索聯隊2、泰国軍師団2で1482。連合軍には英軍1個師団が後続していますが、Shwebo守備隊の規模は予想より大きく、合流しても撃破することは困難です。ここも後退して、後日を期すこととしました。この感じだとビルマ戦線を打開するのは1943年になってからのことになりそうです。そもそも中国を失いそうな情勢ですから、中国を支援することが主目的のビルマを獲得するために努力する意味があまりないかなとも感じています。

東部蘭印ではチモール島のLautemにP-38E Lightning 19機がsweepし、その後、輸送機と飛行艇合計43機(R4D-1 Skytrain 19, PBY-5 Catalina 10, Catalina I 8, C-33 6)が2nd USMC Parachute Battalionを降下させました。以前の偵察機の報告通りLautemには守備隊はいなかったので、無事に奪還することが出来ました。Lautemはオーストラリアからはかなり遠く、海路での補給が困難です。まずは飛行機整備と飛行場拡張のための部隊とサプライを空輸することが必要ですが、クーパンの零戦にLRCAPで妨害されると困るので、オーストラリア軍のキティホーク(英軍向けP-40)1個飛行隊を派遣しました。

今後はこのLautemをあしがかりにクーパンまで順次攻略してゆきたいと思いますが、難題が山積しています。米軍戦闘機は供給が潤沢ではないし、英軍・英連邦軍はパイロットの数が十分ではないし。また地理的にもチモール島はオーストラリアから遠いだけでなく、Lautemにしてもディリにしてもクーパンにしても、みんな北岸にあるのが困った点です。連合軍のコンボイや艦砲射撃TFがアクセスしにくいのに対して、さらに北に根拠地をもつ日本側の水上戦闘TFや艦砲射撃TFは比較的接近しやすい位置なのです。まだしばらく空母の支援を望めない状況で、どこまでやれるのか、難しいところです。

2014年3月13日木曜日

Banishedのデータ、tips


先日のエントリーで触れたBanishedを引き続きプレイしています。redditでみつけたhBanished discoveries, data and tipsが勉強になったので、内容の一部(時間があれば、そのうち残りも)を紹介します。



自分と友人がみつけたtipsを紹介したいと思う。その多くはsubredditの他のtipsのスレでもまだ触れられてはいないものだ。tipsに関する良スレはたくさんある(以下にそのリンクを貼っておいた)が、同じ情報(それに都市伝説、私も都市伝説については少し触れる)を繰り返しているだけのようにもみえる。このスレの情報の多くがあなたにとって新規なものになっていれば幸いだ。
目次:
1. 一般的なtips/ワザ/発見
2.  モノの重さと容量
3. 一般的に信じられているが、本当は正しくないことが判明した都市伝説
4. 食品生産に関する数値
5. 多くのtipsやワザを紹介した他のスレへのリンク
6. ゲームに関する情報や議論のサイトへのリンク
一般的なtips/ワザ/発見
・最初に大切なことをいっておくが、あなたが新人さんならこういったtipsのスレは読まない方がいい!しばらくは自分自身で試行錯誤してみる方がずっと楽しい。しばらくプレイした後でぜひこのスレやwikiに戻ってきてほしいが、まずはプレイすることが先決だ。最初の村から最適化を求めたりしない方が、ずっと楽しいと思うよ...
・特別な要望を出しておかなければ、食糧商(Food merchant)はほとんどの食品を1:1のレートで取引してくれる。食糧商を利用して食品のバラエティーを増やして、村人を幸せにして上げよう。たとえば余分の魚を売って、ピーカンを手に入れてみよう。
・単身の高齢者が木造住宅(Wooden House)に住んでいるのに気付いたら、名前を憶えておこう。その人の死亡が表示されたら、誰かが引っ越して来る前にすばやくゲームを一時停止させて、石造住宅(Stone House)に改装しよう。こうすれば、住人がしばらくホームレスになったりせずに木造から石造住宅に改装することができる。
・木造住宅は一冬でだいたい薪(firewood)を30消費するが、石造住宅なら15程度で済む。取引価格を基準にして節約できた薪の価値を計算すると、木造住宅ではなく石造住宅を建築することでかかる費用を5年以内に償還できる(薪を販売して建材を購入した際の材料費のみ考慮した場合。なおトレーダーを利用するコストを含めるともう少し長くなる)。
・子供は50単位、実は子供も100単位だった、大人は100単位、トレーダー(trader)は一輪車を使って500単位を運ぶことができる。
・ 交易所(Trading Post)はモノを細かく管理するのにも役立つ。たとえば、交易所に保管する石、鉄製道具の希望の数を9999に設定すると、トレーダーはマップ上のあちこちから運び込んでくれる。そこで希望の数を0に戻すと、トレーダーは最寄りの倉庫(Storage Barn)や資材置き場(Stock Pile)にすべて運び出してくれる。トレーダーは一般労働者(Laborer)の5倍の量のモノを運ぶことができるので、遠くの伐採所(Forester Lodge)から大量のモノを輸送したりするには、これが効率的なやり方だ。また、その最寄りの倉庫に取り壊しの指示をすれば、在庫のモノはすべて2番目に近い貯蔵場所に運ばれる。私はこんな風に、数年置きに薪割り場に隣接する資材置き場に数百の材木を補充するようにしている。
・橋を架けることで、他のやり方では不可能な、川沿いの道を建設することができる。Screenshot
・木造住宅を取り壊すと材木8と石材4を入手できるが、これは建築に必要だった建材のちょうど半分にあたる。どの建物も取り壊すと建材が半分戻って来ると考えていいだろう。
・子供が学生になると彼/彼女は親から独立して一家を構えることができるようになる。しかし、学校(School House)から空き家への距離が現在の住居からよりも遠い場合、独立しようとはしないようだ(成人とは違って、職種(Profession)を変更することができないから)。新たなカップルのうちの一人だけがこの条件にあてはまるだけでも、そうなるようだ。すでに働き始めている成人と一緒になる時には、学生の方にだけこの制限が適用されるようだ。ただし、この件に関してはもう少し検討が必要だ。
・本業が暇な時に労働者としてはたらくトレーダーには一輪車が表示されていないが、モノを運ぶ能力はトレーダーの優れた状態のままなので、一般労働者よりも効率的に輸送することができる(これにもさらなる検討が必要で、おそらくバグなのだろう)。
・魚釣り場(Fishing Dock)は軽視されている。半島や川の屈曲部に設置された魚釣り場(近場に住居と倉庫がある)は魚の一人当たり年間産出高が500~600になる。最適配置された採集従事者(Gatherer)の一人当たり年間産出高750に比較してもそれほど劣らないし、採集従事者よりも少ないスペースしか使わないで済む。ゲーム開始地点から、効率的な魚釣り場を設置できる場所に移ることも考慮した方がいい(特にハード設定の場合で、開始地点にそれほど愛着がなければ)。他に魚釣り場に好適な場所は、湖の中の小島や、小さな川と大きな川の合流地点などがある。これについては後述の食糧生産の章でも扱われている。 Example of a good fishing location
・教育は信じ難いほど重要だ。はっきりした数値が明らかになった職種は少ないが、仕事を進める速度や一回の動作で得られるモノの数量に33~50%ほどの改善がみられる。教育を受けた薪割り職(Woodcutter)は3つでなく4つの薪を産出する(重要な資源でありこのゲームの交易でもっとも役立つモノでもる薪の産出高を大きく改善する)。また鍛冶職(Blacksmith)は同じ数量の資源から一回に1個ではなく2個の道具を製造する(製造速度が2倍で必要な資源は半分、本来は仕立て職と同じように扱われるべきはずで、これはバグなのかもしれない)。教育を受けた人が鍛冶職と薪割り職にあたっていることを常に確認しておくことは、充分のその価値がある。
・商人は交易所一つにつきおおむね年に一回やって来るようだ。しかしはっきりさせるためにはさらなる検証が必要だ。商人はきっかり1シーズン(3ヶ月)だけ交易所に滞在する。初夏の間にやって来た商人は初秋の間に去る。交易画面を開いたままにしておけば、商人を1シーズン(3ヶ月)より長くとどめておくことができるかもしれないが、この点に関しては検証が必要だ。またこのゲームではやって来た商人の専門分野と手持ちの商品が、商人がマップ上に出現したときではなく交易所に舟をつけた時に決定されるので、商人が舟をつける前にセーブして欲しい商品が見当たらなかったらセーブファイルをロードする手法を使うことができる。個人的にはこのやり方は良くないと思うが、商人が商品をもって来ないという稀なバグがあるそうなので、そういう時には良い解決法となってくれる)。
・道路は注意深く建設しよう。除去可能な物、たとえば樹木の下に道路予定地を設定すると、その樹木を伐採しない限り、道路建設を取り消すことができなくなる。石畳の道路の予定地にはさらに問題があって、樹木が伐採された後に道路建設を取り消すと、考え直してそこに道路を建設することはは可能だが道路以外の建物を建設できなくなってしまう。道路を建設してその道路を除去しても、このバグを解決できない。しかし道路の建設予定地のままにしておくと、その上に建物を建てることができる。例えば家畜飼育場(Pasture)だと、その敷地の中に道路が建設されてしまう。これはおそらくバグだろう。Screenshot
・職種タブをつかってある職種の村人を順にみてゆくと、最も高齢な人から最も若い人の順に表示される。これは実は便利な機能でたとえば、一般労働者(labourer) を順にみてゆくと、こんど成人する子供はだれなのか、最高齢の学生が何歳なのか、といったことを調べるのに役立つ。(開発者へのお願いだが、大人の一般労働者(labourer)タブとは別に学生と子供という職種タブも設けてほしい!)タブによる表示は産まれた順になっているんだと思う。つまり、ゲーム開始時の成人と子供はランダムに表示されるが、ゲーム開始後に産まれた村人はゲーム開始時の人たちの後に産まれた順に表示される。放浪者(Nomads)は、彼らが村に加入した日に全員いっしょに産まれたかのように扱われる。要検証。
・食糧の備蓄が尽きると、たとえば魚8尾などといったように、村人は生産したはしから自宅に持ち帰ってしまう。生産者がいっぺんに食品を100個まとめて持ち帰ってくれれば充分な食糧を生産できるはずであっても、何回にも分けて持ち帰るので生産そのものよりも自宅への持ち帰りにかかる時間が長くなってしまい、生産性が大幅に低下する。この仕組みのために村が崩壊してしまうのだ。特にハードモードでゲームを始めた時には、倉庫に食糧の備蓄が無くなるような事態が長続きしないように、食糧の生産を早急に立ち上げ余剰を確保しておくことが非常に重要になる所以だ。
・最初の伐採所を設置するのに最適な場所は?あなたの村の(ど)まん中だ!開始後5~10年は建物の数を増やすことはないだろう。つまり、かなり長いこと、すでに建物の建っている以外のスペースを樹木の生育につかえるし、住宅や食糧や資材置き場からも近いから、村はずれに設置した伐採所よりも便利だ。また労働者は長く歩かずとも伐採所の守備範囲内の石・鉄の露頭を簡単に除去できる(どっちにしろ石を採取しなければならない場所でもあるし)。今プレイ中のゲームは15年目だが、村の中央の伐採所の年間樹木産出量は、木材生産に特化した地域の伐採所よりも多いままだ。まあ異論もあるだろうが。
・数年にわたって充分な食糧の在庫を維持し続けることができたら、それぞれの農地に割り当てる耕作職(farmer)の数を減らすことができる.。まで確かなデータを得るには至っていないので鵜呑みにしてほしくはないが、15x15の農地に最適な耕作職の数は、厳しくない気候(non-harsh climates)では2人、 厳しい気候(harsh climates)では3人だと思う。霜により作物をダメにしてしまうことがあるかもしれないが、平均すると耕作職一人当たりの産出高が高くなるはずだ。数年続けて不作になっても食いつなぐことができるだけの食糧の在庫を持っておくべきことはもちろん重要で、もし労働者を細かく管理することを面倒だと感じないようなら、耕作職に多めに配分しておき、冬には他の職種に割り当てるか一般労働者用の仕事をたくさん準備してあげたりというように、職種変更を頻繁に行う方がより効率的にできるかもしれない。耕作職の数を減らすと単位面積あたりの年間産出高を減少につながることもあるので、スペースを効率的に使うことが重要なマップでは耕作職が多ければ多いほどいい。しかし、ゲームを初めてかなり時間のたった、安定したゲームでは、耕作職を減らすワザが有用だろう。
・シフトキーを押しながらだと、斜めに道路の建設予定地を指定することができる。こうすると道路に割り当てられる面積が2倍になってしまうので、建設にかかる時間(石畳の道路なら石材も)が2倍になるし、土地を建築に効率的に使えなくなる。しかし目的地へ労働者が斜めに移動すると、直線→曲がる→直線と移動するより41%(√2)の時間の節約になる。
・労働者が土の道はショートカットするのに、石畳の道だと道なりに移動するという事実から、道路による歩行速度の上昇が、前者は41%未満、後者は41%より大きいということを意味する。私はそれぞれ25%と50%なのだろうと思うが、いまのところ推定に過ぎない。いずれ村内大競争を実施して、データを公開したいと思う。(村人が斜めの土の道と直線の土の道の交差しているところで、115度の斜め線に沿うようなショートカットをするかどうかテストすることにより、土の道による歩行速度の上昇程度をさらに精確に見積もることができるかもしれない。ただ、村人が任意の角度の斜め方向に移動できるのか、それとも左右上下と45度方向にしか移動できないのかは私にはまだ分かっていない。この件に関してはさらなるデータが必要だ)。
・村人は、子供も含めて、おおよそ年間100単位の食品を食べるようだ。もう少し少ないのではとか、ある種の食品の単位あたり栄養価は他の食品より高いのではという意見を読んだこともあるが、個人的にはそういった徴候を目にしたことがない。ただ、否定する証拠も持ち合わせてはいない。いずれにせよ一人当たり年間食糧消費量100というのは、かなり良い推定値だと思う。これより多くの食糧を生産するよう心がけよう。



 モノの重さと容量
・このゲームで扱われてるたくさんのモノには重さという隠しパラメータがあるようだ。これまで村人やモノの保管施設がどれだけの重さのモノを扱えるかと、一般的なモノの重さを明らかにした。
・村人は最大で100単位、子供も同じく100単位、トレーダーは500単位を運ぶことができる。
・資材置き場は面積1単位あたり250単位のモノを保管できる。どんな組み合わせのモノでもよい。モノが積み重なった様子は表示のためで、どんなモノがどれだけ保管されているかを正しく示しているわけではない。例えば2x2の資材置き場には最大で40の鉄を保管できるから、重なった鉄は10個を意味するように見える。しかし、鉄を39個と石を1個という組み合わせで保管することもできて、その場合には積み重ねられた鉄3つと積み重ねられた石一つとが表示される。資材置き場の最大保管可能量がモノの重さに関連していることを突き止めるまで、積み重ねられたモノが何個を意味しているのかを見出そうとかなり手こずったが、ようやく積み重ねられたモノは見かけだけで、何が何個含まれているかを示してはいないことに気付いた。
・倉庫は6000単位、交易所は20000単位のモノを保管できる。現時点では、市場(market)と住宅(住宅に最大保管量が設定されているかどうか不明だが、もしかすると設定されていないかもしれない)の最大保管量が判明していない。
・ほとんどの食品は1個で1単位の重さ。しかしマッシュルームは1個で4単位の重さ(採集職の集めるその他3つの食品は1個で1単位の重さ)。魚・鹿肉・牛肉・羊肉・鶏肉・鶏卵・漿果・タマネギ・根菜とハーブはそれぞれ1個で1単位の重さ。
・材木(log)は1個で11単位の重さ。薪は1個で4単位の重さ(つまり材木は割ると重くなる、特に教育を受けた人が薪割りをするとそうなる)。鉄は1個で25単位の重さ、石は1個で15単位の重さ、石炭も1個で15単位の重さ。
・道具類とあったかコートは1個で10単位の重さ。
・衣服と道具は身につけると重さがなくなる。
・羊毛は1個で10単位の重さだが、確証はない。その他のコートや道具(種類ごとに主さは異なるのか?)、皮革、ハーブ、アルコールについては不明だ。
・重さの検証をする最も簡単なやり方は、交易所(重さ20000単位まで保管可能)、倉庫(重さ6000単位まで保管可能)か2x2の資材置き場((重さ1000単位まで保管可能))をいっぱいにするのに何個のモノが必要かみてみることだ。また一部だけ満たした状態で、パーセンテージをみてもいい。しかしこのゲームでは個数を丸めるような仕様があるので、2~3%以上には詰め込んで、しかも丸められた分をさっぴく必要がある。

2014年3月12日水曜日

二式戦、初めて姿を見せる


1942年7月20日、CA Salt Lake CityとCL Concord、Detroit、Raleighの4隻がポートモレスビーに艦砲射撃を実施しました。以前オーストラリア東岸に配備されていた四発爆撃機はダーウィンに移動させ、チモール島攻略の支援を行う予定です。ポートモレスビーを叩く爆撃機がいなくなるので、その代わりを艦砲射撃でと考えたわけです。昨晩はCA Salt Lake Cityの艦載水偵が弾着観測を行い、Airbase hits 1、Runway hits 11、Port hits 7、Port supply hits 1の命中弾がありました。まあ重巡と軽巡の砲ですからどれだけのダメージを与えることができたのか多少心もとないところではあります。でも連合軍がいま使える戦艦は低速のものばかりなので、前日の待機ヘクスと艦砲射後の待避先ヘクスとを陸攻の攻撃を受けずに済む安全圏に設定しようとすると、巡洋艦を使うしかないのです。今回の艦砲射撃は、Horn Islandの2ヘクス東(ポートモレスビー周辺で潜水艦と遭遇戦があっても時間の余裕があるようにポートモレスビーから距離7ヘクス)から出発して、Horn Islandに帰還しました。また、飛行場と港以外に地上部隊に向けても砲撃したようで、コンバットリポートには3回分その旨が記されています。それによると、対象となった部隊名は3回とも第144歩兵聯隊となっているので、ポートモレスビー守備隊の主力はこの聯隊のようです。

明るくなってから、Terapoに零戦(A6M2 Zero) 28機、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 39機、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 14機がsweepにやってきました。二式戦は今日が初陣です。このゲームでの二式戦は両サイド通じての大戦前半ベストファイターであり、本来なら1942年9月から生産開始となる機種だったと思います。R&Dに注力して7月から生産が可能となり、ようやく揃った12機で1個飛行中隊を機種転換し、期待してsweepに送り出したのではないかと想像します。TerapoにはP-39Dが2個飛行隊いますが、ここ数日サプライを輸送するコンボイの到着が予定されていなかったので、CAPを指示せず休養させてありました。日本側のsweepは残念ながら空振り。今日はこんな感じに肩すかしを食わせることができましたが、これまで零戦に苦しまされたうえに、さらに強敵である二式戦の登場ということで、今後とも苦戦が続くと思われます。

蘭印東部では、ディリの東隣のLautemに今日も偵察機が飛んでくれませんでした。昨日はダーウィンからの偵察指示で遠いから飛ばない確率が高かったのかとも思い、今日はBabarに偵察機を移動させてみましたがだめでした。もう一日待つのが正解だとは思いますが、じれったくなったので明日、空挺作戦を実施することにしました。

運良くLautem攻略に成功すれば、ダーウィンから工兵や飛行機整備要員を空輸しなかればなりません。また、Lautemにサプライ輸送コンボイを派遣することはとても無理そうな気がするので、しばらくはダーウィンとBaturst Islandから空輸することになると思います。ダーウィンの輸送機はこれまでBabarへサプライを空輸していましたが、Babarの方は戦闘機を一部隊配備できるようになったことでもあり、Fasttransport TFをつかうことにしました。Terapoなどにサプライ輸送のFasttransport TFを派遣して、昼になっても目的ヘクスにとどまってしまい陸攻の餌食になった経験があるのでどうなるか心配でした。前日をBathurst Islandの北東隣りのヘクス(Babarまで距離5ヘクス)で待機させておいたところ、最高速度27ノットで(兵員なら180名収容できる兵員室に)サプライを3060トン積んだAPDも、最高速度38ノットでサプライを二百数十 333トン積んだCM Abdielも、夜のうちにサプライを揚陸し、明るくなる頃にはダーウィンまで戻る「サンフランシスコ急行」に成功しました。

このゲームにはCMという記号のついた敷設艦がたくさん登場しますが、攻勢機雷戦にもつかえるホンモノの敷設巡洋艦はこのCM Abdielだけかなと思います。連合軍側でのプレイを始めた頃、最高速度38ノットなんていう素敵なフネの存在に気付いてとても喜びました。しかし、ココス諸島だったかクリスマス島だったかに機雷を敷設してみた後、この敷設巡洋艦の搭載できるMk XVIIというタイプの機雷の追加供給がされないことに気付いてひどくがっかりさせられたことを憶えています。闇に紛れて日本側支配の海域に150個もの機雷を敷設し、明るくなる前に待避できるようなフネはゲームバランスに問題ありとDevの人たちは判断したのだと思います。敷設任務に使えなくてもFasttransport TF用としても最高で、文句を付けるとすれば123日後にヨーロッパ戦線に向け去ってしまう点だけですね。

ビルマではPromeに対戦車砲部隊1ユニット、Shweboに一個師団強の連合軍部隊が到着しました。Promeの方は守備隊がいなかったので、あわよくばと思って戦車部隊1ユニットとともに前進させましたが、ラシオからの日本軍も到着してダメでした。日本側は明日には一個師団以上になるでしょうから、行かせなければよかったと反省しています。あさってには日本側の攻撃で戦車ユニットとも合わせて大敗することでしょう。Shweboの方は今日到着した部隊にもう1個師団が北隣りのヘクスに後続して南下していますから、3日後くらいには合流できる予定です。これでなんとかShweboを奪還できないものか偵察・検討することになります。

中国では重慶に向かう西ルートの三叉路で日本側のDeliberate attackがありました。一日足止めするためだけに敗残のHQユニット1個が守っていたのに対し、日本側は8個師団、一個旅団、砲兵7ユニットなどですから、あっさり敗北しました。分離し貴陽に向かっている部隊もいますが、このルートを主力が進軍していることが判明したことは収穫でした。