2014年4月30日水曜日

ビルマ・中国の連絡を絶たれる


1942年8月21日、ビルマのラシオ東隣のヘクスで陸戦がありました。このヘクスはラシオ失陥後もビルマ北部と中国を結ぶ連絡路が通っていました。ここには2ユニットを配置してありましたが、どちらもラシオ失陥時に退却した部隊で素のAVが合計で28と戦力としては期待できません。このか細い連絡路が連合軍の支配下にあることを示す象徴として配置してあっただけです。そこに日本側は一個師団と3個聯隊合計で素のAV 555も投入したので結果はオッズ比58:1で敗退となりました。日本側はこのヘクスを確保した後、どうするつもりでしょう?

中国では重慶攻略を後回しにして、昆明の方向に向かいました。それに呼応してビルマから保山の攻略を狙うのでしょうか?昆明にしても保山にしても充分な数の守備隊を配置してはいないので、攻撃されれば陥落は必至です。また中国へのサプライはレドから空輸しています。このThe Hump越えの輸送を妨害するため、保山ではなくビルマ北部ミートキーナの攻略を狙って来る可能性もあるかもしれません。連合軍としてはこっちに来てくれる方が却ってありがたいかも。

注目のバンダ海の日本TFですが、BB日向は沈没艦リストに載っていました。魚雷1本でまさか沈没しているはずはないでしょう。今日の位置はというと、昨日から5ヘクスほど北西に移動していました。哨戒機は戦艦4隻と重巡1隻を含む5隻のTFと報告しているので、5隻という隻数はともあれ、損傷の大きい艦も小さい艦もまとまって移動しているのだと思われます。Air HQの魚雷の補充を忘れてしまった件は昨日のエントリーでも触れましたが、今日は雷装はおろか爆装でも攻撃に飛んでくれなかったので、攻撃してくれなかった理由は、魚雷の補充を忘れたことではなく天候なのかもしれません。

このTFは明日どちらに向かうのか。アンボンの飛行場は運用停止中で、一番近い日本側の大きな飛行場はケンダリーですから、北西に進むのかなと予想しています。表示されているSearch Arcは、雷撃を指示してあるBathurst Islandのカタリナ飛行艇部隊のもので、雷撃可能な距離14ヘクスを哨戒飛行しています。ご覧の通り、もう5ヘクス移動してもこの14ヘクス圏からはずれることはないので、明日の雷撃に期待したいと思います。ただ、ケンダリーの戦闘機にLRCAPを指示してあって、迎撃されるとカタリナ多数が撃墜されてしまうこともあるかもしれません。またLautemではAmphibious TFにしたてた客船・貨物船が基地建設部隊とサプライを揚陸中です。日本側はこのLautemにもまたBabarにも偵察機を飛ばしていませんし、またこの海域の哨戒飛行も実施していないようです。バンダ海は連合軍の手に委ねるつもりなんでしょうか。そうだととても有り難いのですが。

2014年4月29日火曜日

BB日向を雷撃

きのうアンボンに見かけた日本のTFはやはり艦砲射撃が目的でした。これまではLautemを砲撃してきましたが、1942年8月20日、BB伊勢・日向、CL那珂・神通・長良はBabarにやってきました。Airbase hits 8、Airbase supply hits 4、Runway hits 10、Port hits 11、Port supply hits 2の命中弾があり、故障で駐機中のP-38E Lightningが1機地上で破壊されました。またBabarには、修復工事後の状態で飛行場サービス施設に28、滑走路に26、港に74のダメージが残っていました。艦砲射撃の作戦立案者はこの戦果に満足でしょうか?連合軍としては哨戒飛行用のカタリナは1機も破壊されずP-38Eが1機犠牲になっただけだし、また飛行場もCAPの運用には大きな支障がありませんから、戦艦2隻を繰り出した攻撃でこのくらいならまあ許容範囲内です。

BB伊勢・日向という高速とは言えない戦艦がアンボンから8ヘクス離れたBabarにやって来たためでしょう、日本のTFは夜が明けた時点でもまだBabarのヘクスにとどまっていました。連合軍はCA Pensacola、CL De Ruyter、St. Louis、DD Scout、Stronghold、Tenedos、ThanetをダーウィンからBabarのパトロールに派遣してありました。昨日の時点ではアンボンの日本TFに戦艦の存在は確認されていなかったのと、艦砲射撃で砲弾を消尽したTFとの戦いであればこのメンバーでもそれなりに戦えるのではと思ったのと、また水上戦闘を行うことでBabar周辺に日本のTFを足止めしたかったことがパトロールに派遣した理由です。中の人の日頃の行いが良いおかげか、目論見通り、艦砲射撃後にBabarのヘクスで接触することが出来ました。

水上戦闘は2回生じました。快晴ということで、一回目は距離2万5千ヤードでお互いを視認し、砲撃を開始。2万4千ヤードまで接近しましたが、その後は間隔が開き、2万9千ヤードまでお互いに命中弾のないまま戦闘は終了しました。

2回目は2万3千ヤードでお互いを視認しました。艦砲射撃と1回目の戦闘とで弾薬をあらかた使い果たしたためだと思うのですが、TF指揮官をつとめるBB日向の石崎昇艦長(ゲーム内の表記はIshizaki, Noburuとtypoあり)は戦闘を回避するよう命じました。しかし連合軍のTFの方が優速だったからだと思いますが、日本のTFは逃走に成功せず、距離6千ヤードにまで接近して砲雷戦が繰り広げられました。命中弾と連合軍艦のダメージは表の通りです。日本側に魚雷が残っていたことは誤算で、CA Pensacolaは手痛い一発をくらいました。しかし魚雷の命中したCA Pensacolaにしても22ノットの発揮が可能で、また被弾により火災の発生したDD Tenedos、Thanetも既に鎮火していますから、後方の安全な港、まずはパースまで沈没せずたどり着くことが充分に可能だと思います

さて、この2回の水上戦闘で時間を使い、日本のTFはBabarの北東のヘクスで行動を終えました。巡洋艦TFの健闘で足止めに成功したことを受けて、ダーウィンの北東に隣接するBathurst IslandからPBY-5A Catalina 15機が午前と午後の2回、雷撃を実施しました。カタリナのパイロットも健闘し、BB伊勢・日向、CL那珂に合計4本の魚雷が命中しました。しかしこの時期のアメリカの航空魚雷22in Mk 13 Torpedoは不発率が50%の設定で、しかも今日はお日柄も良くなかったためか、1本しか爆発してくれませんでした。その一本は表にある通りBB日向に命中したもので、リプレイではエンジンにダメージが及んだと表示されました。戦艦ですから航行に大きな支障はないでしょうが、速度はかなり低下したことでしょう。この日本のTFはこのあとどちらに向けて退避するのでしょう?カタリナ飛行艇は距離14ヘクスまで雷撃が可能で、BB日向が明日もその攻撃圏にとどまる可能性は低くはないと思われます。明日も雷撃できればいいなと考えながらPBEMセーブを送ったのですが、これを書きながらダーウィンのAir HQに魚雷を補充するのを忘れたことに気づきました。確認してみると魚雷の在庫は13本しかありません。カタリナは魚雷を2本装備できるので6機分。一回の出撃が6機以下でないと雷撃してくれないわけで、あまり多くを期待しない方が良さそうです。

連合軍は前日に引き続きアンボンの空襲を実施しました。ダーウィンから四発爆撃機36機(B-17E Fortress 29, B-17F Fortress 2, B-24D Liberator 5)が3波に分かれて飛行場を爆撃し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 3、Runway hits 10の命中弾がありました。CAPの迎撃はなく、昨日の爆撃でアンボンの飛行場を運用停止に追い込むことが出来たようです。また今日は九六陸攻(G3M2 Nell) 4機と零戦(A6M2 Zero) 11機を地上で破壊することが出来ました。これからも数日おきに爆撃を加え、日本側がアンボンに陸攻を配置することを断念させたいと思っています。

さて、昨日と今日のアンボン空襲と今日の海空戦でチモール海・バンダ海の安全度はかなり高まったのではないでしょうか。連合軍としては次にチモール島のディリとクーパンの奪還に望みたいところですが、その準備としてLautemとBabarの飛行場拡張・サプライ備蓄増加が必要です。これまではFasttransport TFで細々と送っていましたが、すでにきのうAmphibious TFにしたてた貨物船がダーウィンを出港しLautemにむけ航行中です。またBabar行きのコンボイもダーウィンでの船積みを始めました。このまま日本側がバンダ海を諦めてくれるといいのですが、1942年のこの時期ですから、そう簡単に連合軍による小スンダ列島の奪還を許してくれるとも思えません。機動部隊や金剛級の高速戦艦を送り込まれたりすると、たしかな対抗手段がないので心配です。

2014年4月26日土曜日

アンボンを空襲


1942年8月19日、奪還から一日経過したポートモレスビーですが、Terapoから13046トンものサプライが輸送されて来ていました。サプライの状態が改善しなければ、ポートモレスビーまで海上輸送しなければいけないかなと考えて、Amphibious TFをHorn IslandとPortland Roadsに待機させましたが、危険を冒す必要はなさそうです。ただ一日のうちに1万トンを超えるサプライ(食糧、弾薬、ガソリン、トイレットペーパー、アイスクリームメーカーなどもろもろ)が距離3ヘクス(138マイル)離れた根拠地から届いてしまうという仕様は、このゲームの弱点でもあります。さて、昨日までサプライ不足の状態にあったポートモレスビーの地上部隊の補給状況も、これで一気に解決しました。日本側が海路でポートモレスビー奪還に乗り出すとも思えないので、全部隊挙げてブナ攻略を目指すことにしました。ポートモレスビーの飛行場と港は連合軍の艦砲射撃による損傷がひどくほとんど使えないに等しい状態ですが、オーストラリアから工兵を空輸してゆっくり修復するつもりです。

今日のメインは東部蘭印の戦いでした。連合軍はまずダーウィンからB-26 Marauder 20機がディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 18の命中弾がありました。ディリの占領はまだまだ先のはなしなので、こんなふうに数日に一回の爆撃で飛行場を使用困難の状態にしておければ満足です。

ついで、100機ちかい戦闘機のいるアンボンに決死の覚悟で空襲を敢行。すでにチモール島のディリやクーパンの飛行場は仕様困難な状態に追い込むことができました。あとはアンボンさえ制圧できれば、バンダ海の航海がかなり安全になります。BabarやLautemへもAPDやCM AbdielのFasttransport TFでサプライや地上部隊をこっそり輸送するのではなく、貨物船・客船で堂々と大量に輸送することができるようになると思うのです。アンボンへはBabarからP-38 61機(P-38E Lightning 44, P-38F Lightning 17)がsweepし、ダーウィンから四発爆撃機 91機(B-17E Fortress 70, B-17F Fortress 9, B-24D Liberator 12)が飛行場爆撃に向かいました。

前日P-38 3個飛行隊をBabarに移動させ、sweepを指示しました。第1波はP-38E Lightning 16機で、CAPの零戦(A6M2 Zero) 87機が迎撃します。零戦は千歳空と大湊空の2個飛行隊で高度1万フィートと2万フィートのlayered CAPでした。リプレイを見ながら精確に数えてはいませんが、コンバットリポートには双方とも4機づつ撃墜されたと報告されていました。数の差を考えればまあまあの滑り出しで、このあとsweeperが2波続けばCAPを打ち負かすことができるだろうと思いました。

ところが実際に第2波としてやって来たのは、ダーウィンからの四発爆撃機 51機(B-17E Fortress 36, B-17F Fortress 3, B-24D Liberator x 12)でした。アンボンからBabarは距離8ヘクス、ダーウィンは15ヘクスと倍近くあり、しかも巡航速度もP-38の方が速いはずなのに、どうして爆撃機が先着してしまうんでしょうか。不思議です。四発爆撃機とはいえ距離的に戦闘機が護衛につくことはできず、またこの時点で零戦は70機も残っていたので、少なくともB-24Dが4機撃墜され、他にも被害が出た模様です。その後も爆撃機が9機、9機、6機、8機、8機と5波続いてその後にP-38が3波と、目論見とはだいぶ違った展開になってしまいました。

おかげで戦闘機はP-38E 12機、P-38F 4機、また四発爆撃機はB-17E 5機、B-24D 4機、B-17F 2機、合計で27機が失われました。日本機は零戦34機、駐機中の九六陸攻 4機の損失が報告されています。数としては27対38ですから空戦に勝利と言いたいところですが、連合軍機は双発と四発という高級機種ばかりなので、かなり不利な取引です。そのかわり、アンボンの飛行場にはAirbase hits 49、Airbase supply hits 10、Runway hits 104の命中弾がありました。かなりのダメージを与えたことは確かですが、これでアンボンの飛行場を一時的にでも活動停止に追い込むことができたでしょうか?

連合軍としてはアンボン飛行場の運用停止状態を確実なものとするため、規模は小さくなりますが明日も今日と同じようにsweepと飛行場爆撃を行うつもりでした。しかしここで問題が発生。アンボンに重巡2隻駆逐艦2隻を含む7隻のTFが停泊しているという哨戒機の報告がありました。これはやはり艦砲射撃用のTFなのでしょう。アンボンとBabarは距離8ヘクスですから、今晩Babarにやってくるかも知れません。明日sweepさせるためにP-38をBabarに残しておくと、艦砲射撃により空襲の前に地上で破壊されてしまうおそれがあります。やむを得ず、稼動状態のP-38は全機ダーウィンに移動させました。一昨日は70機ほどいたP-38ですが、今日の空戦で16機が失われ、また13機がdisabled(故障)になって、ダーウィンに戻れた稼動機は41機のみ。生産配給数の少ないP-38は大切にしなければなりませんが、故障中の13機は艦砲射撃で破壊されることになるのかもしれません。

ということで、明日のアンボン空襲は四発爆撃機のみで行きます。機数が少なくなるので、CAPがしっかりしていると大敗を喫することになるのですが、アンボンの周囲には多数機をアンボンのLRCAP任務に出撃させられそうな飛行場が見当たらないかなと思うので、思い切って行ってみることにします。

2014年4月23日水曜日

偵察機とカメラdevice


先日読んだF-13 Superfortressというスレで偵察機について語られていました。特に偵察機のカメラdeviceの意味が説明されていてかなり勉強になったので紹介します。まずはそのスレから、物識りのAlfredさんのレス。
正しいと思われること。 
1. 偵察機と呼ばれる機種は、カメラの装備の有無にかかわらず偵察任務を遂行できる。 
2. 偵察機でないのにカメラを装備している機種は(そのカメラのeffect値が0より大きいなら)、その機種が偵察任務に従事できるということをコードに認知させる目的でカメラを装備している。 
3.偵察機でないのにカメラを装備していて、しかもそのカメラのeffect値が0ならば、そのカメラは単に雰囲気作りのためのものだ。 
4. 機能するカメラを装備していることの利点は、パイロットのReconスキルのチェックに通過するとDLが0~3だけランダムに上昇する。 
5. カメラを装備していることだけで敵を発見する確率が増えるわけではなく、発見確率はパイロットのReconスキルに依存している。カメラを装備していると、得られたデータの質(DL)が改善する。偵察機と呼ばれる機種はマニュアル10.2の通りコード上優遇されているので、カメラの装備の有無で違いが生じない。 
なおCamera questionというスレのDevの発言も参照してほしい。

とのことです。偵察機にはカメラdeviceを装備しているものと装備していないものがあるが違いはない、カメラdeviceの装備が意味を持つのは偵察機以外の機種が偵察任務を実行するときだということのようです。なおゲーム付属のシナリオ(mod不使用ということ)ではカメラdeviceのeffect値は4です。Alfredさんのレスの中に紹介されているCamera questionというスレの中ではDevのMichaelさんが
カメラdeviceが機能するためにはeffect値が設定されていなければならない。effect値は偵察した時にDLを上昇させるようにはたらく。またeffect値が設定されている機種は、偵察機以外でも偵察任務に従事することができるようになる。
と発言していました。このスレは私がこのゲームを購入する前のスレなので初めて目にしたものですが、それを含めて偵察機一般についての自分の知識がほんとうに曖昧なことに気付いてマニュアルを読みなおしてみました。まずマニュアル7.0.1 AIRCRAFT TYPESによると 
偵察機は航続距離がとても長く、敵を発見するために使われる。偵察機タイプの飛行機が主につかわれるが、連合軍は特別な戦闘機を戦術偵察に派遣することができる。そういった戦闘機は武装していて、対象に向けて飛行する間に戦闘することがあるし、パイロットがエースになることさえあるかもしれない。そういった戦闘機はカメラを装備していることで識別でき、それらの飛行により対象のDetection Level(DL)値が上昇することがある。ある種の日本陸軍の軽爆撃機も同じような役割をになう。
とのこと。カメラを装備した連合軍戦闘機や日本陸軍の軽爆撃機の例はというと


などです。軽爆撃機の方は日本陸軍のKi-36 Ida(九八式直協偵察機)やKi-51(九九式襲撃機)のほかにイギリスのLysander IIもそうでした。またマニュアル7.1 AIR UNIT INFORMATION SCREENの項のprimary missionの説明を読むと
偵察任務 – 飛行隊は敵の根拠地、地上部隊、TFの写真偵察に一機を送る(大きな飛行隊なら2機派遣することもある)。これにより対象のDLが上昇する。偵察任務の飛行機をCAPが迎撃したり、対空砲で撃墜することはとても困難だ。偵察任務には偵察機タイプの飛行機が最適だ。爆撃任務でも自動的に偵察が行われる(爆撃時に写真が撮影される)が、偵察任務には劣る。
と書かれています。この説明によると、普通の規模の偵察飛行隊からは1機、大規模な偵察飛行隊からは2機が偵察任務に飛ぶということのようですが、restの%の設定なんかは偵察任務に飛ぶ機数に影響しないのでしょうか? 購入した頃いちどは目を通したはずですが、こういう仕組みになっているとは全く憶えいなかったので、おおむね1機が飛ぶようにrestの%を設定していたのですが、そのせいで飛ぶ日があったり飛ばない日があったりしたのかな?もしかするとrestは0%にしておいた方が良かったのかな?と迷うところ。またマニュアル10.2 RECON FLIGHTSによると
偵察任務の飛行機が目標のヘクスに達したり、あるヘクスで爆撃が行われたりすると、そのヘクスにある敵の地上部隊・TF・根拠地(機雷原の情報は含まれない)のDLが1か2か4だけ上昇する。パイロットが視認できたかどうかについて、敵のユニットが複数だとそれぞれ別々にチェックが行われる。 
偵察機タイプの飛行機が偵察任務で飛行すると、あるユニットのDLが上昇する確率はパイロットのExperience(訳注:ここには”Experience”とありますがExp値ではなくReconスキルのことなのだろうと思います。下2項も同じ)に等しい。チェックに通過すると、DLは4上昇する。 
偵察機タイプでない飛行機が偵察任務で飛行すると、あるユニットのDLが上昇する確率はパイロットのExperienceの2分の1に等しい。チェックに通過すると、DLは2上昇する。 
飛行隊が敵を爆撃した時、そのヘクスにいる敵のあるユニットのDLが上昇する確率は、爆撃した飛行隊のパイロットの中からランダムに選ばれる偵察写真を撮影する役割の一名のExperienceの2分の1に等しい。チェックに通過すると、DLは1上昇する。
なのだそうです。これも全く記憶にないので、読みなおした甲斐がありました。

2014年4月22日火曜日

ポートモレスビー奪還


このゲームでは南方資源地帯からのコンボイの航路を突き止めることができていません。もしかするとコンボイごとに航路を変えているのかも知れません。いずれにせよ、九州か関東以西の本州の港に向かうことは間違いないので、複数の潜水艦が東シナ海・南西諸島周囲をパトロールしています。1942年8月18日、そんな潜水艦のうちの一隻SS Spearfishが奄美大島北東で日本のASW TFに遭遇しました。コンバットリポートにはlocated byと記録されているので、ソナーにより発見されたのだと思います。発見したSC Ch 8は爆雷攻撃を実施しました。日本の駆潜艇はコンボイの護衛について、連合軍潜水艦に浮上攻撃させない意味しかないような気がしていましたが、今日は違いました。複数の爆雷が命中し、SS SpearfishはSys 46, Flt 61(37), Eng 0と大きなダメージを受けてしまいました。SS Spearfishの母港はミッドウエィ島なのですが、Sys 46もあっては帰り着けないと艦長さんは判断したのでしょう、温州に向かってすでに3ヘクスほど移動していました。

温州は日本の攻略目標となっているようで、このところ頻繁に爆撃を受けています。今日も九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が飛来し、飛行場を爆撃して行きました。飛行場にはAirbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 19の命中弾があったくらいですから、SS Spearfishが無事に温州に辿り着けたとしても、港にdisbandしてゆっくりpiersideで修理するというわけにはいかないとは思うのですが、AI艦長さんの判断を尊重してみることにしました。

昨日に続いて、今日もポートモレスビーの艦砲射撃を実施しました。砲撃したのはBB MississippiとCL DetroitでAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 10、Port hits 1、Port fuel hits 1の命中弾がありました。今日は日本の潜水艦に煩わされることもなく、また砲撃後はポートモレスビーから距離6ヘクスの海域まで後退することができたので、陸攻に雷撃されることもありませんでした。

その後、ポートモレスビーでは連合軍のDeliberate attack。連合軍側の素のAV 643に対して、日本側は190。日本側には地形のプラス、準備不足・疲労・サプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは506:25。fortificationは規模1ありましたが、オッズ比20:1なので圧勝でした。日本側守備隊は歩兵聯隊、陸戦隊、海軍防備隊各1とそれなりにしっかりした陣容で、またポートモレスビーは2月25日に奪われてから半年もたっているのでさぞやforitificationの強化が進んでいるだろうと思って2度も艦砲射撃をしたのに、こんなにあっさりと1回の攻撃で奪還できるとは拍子抜けです。日本側がサプライ不足というのも解せない感じ。

連合軍側もTerapoからジャングルを超えて補給を受けるので、サプライの状況はあまりよくありません。また艦砲射撃によりポートモレスビーの飛行場サービス施設に38、滑走路に61、港に100のダメージが残っているので、数日このダメージを修理がてらポートモレスビーに滞在させようと思います。その後はオーエンスタンレー山脈を越えてブナを攻略することになります。

2014年4月21日月曜日

ポートモレスビー艦砲射撃


1942年8月17日、ポートモレスビーの艦砲射撃に向かうCA Salt Lake City、CL ConcordとRaleighはポートモレスビーの西のヘクスで呂68潜と遭遇。爆雷攻撃を実施しましたが、命中はしませんでした。その後、艦載水偵OS2U-3 Kingfisherの弾着観測で艦砲射撃を実施し、Airbase hits 3、Runway hits 22、Port hits 2、Port fuel hits 2、Port supply hits 2の命中弾がありました。今日の艦砲射撃はポートモレスビー守備隊の疲労値・混乱値を上昇させることが主目的でした。コンバットリポートにはdeviceの被害が報告されてはいませんが、ポートモレスビー守備隊の主力である第144歩兵聯隊に対しても砲撃を行ったそうなので、少しは目的を達成することができたものと思います。そしてHorn Islandへの帰り道で、今度は伊11潜と遭遇。リプレイでは爆雷2発が命中して船殻に亀裂が入ったと表示されたので、撃沈はできなくともそれなりにダメージを与えたことでしょう。

ポートモレスビーの艦砲射撃を予定していたTFはもう一つ、BBミシシッピ、CLデトロイトと駆逐艦6隻のTFがありました。BBミシシッピの最高速度が22ノットなので、半日に最高速度で6ヘクス、巡航速度で3ヘクスしか移動できません。それをふまえて前日ポートモレスビーから距離6ヘクスの海域に待機させたのですが、今日は艦砲射撃を実施してくれず、WitP AEのシステムは前日の待機場所としてポートモレスビーから距離3ヘクスの海域を指定してきました。距離3ヘクスしかないので明日は確実に艦砲射撃してくれるでしょうが、そのかわりこのTFは日本機に目撃されてしまいました。帰途を陸攻などに教われないか心配です。なお、行軍中だったアメリカの第24歩兵師団は無事にポートモレスビーに到着しました。明日は陸戦を仕掛ける予定です。

これら艦砲射撃に向かうTFの前路警戒のため、これまでは昼間のASW任務に従事していたTerapoのHudson III (LR)に夜間の海上哨戒任務(夜はASW任務という選択肢がなかった)を指示してみました。Hudson III (LR)はレーダーを装備しているので、夜間の海上哨戒任務でも潜水艦のアイコンが表示(図は昼のフェーズなので表示されていない)され、艦砲射撃TFのお手伝いができたものと思います。しかし、昼から夜間の任務に変更した際、Primary missionが飛行場爆撃に変更されてしまう仕様のようで、それに気付いていませんでした。また夜間の海上哨戒 60%、休養 30%と、ミスで合計で100%未満の設定にしてしまっていました。このため、AI飛行隊指揮官は3機のHudson III (LR)をラエの飛行場爆撃に振り向け、Runway hits 1と零戦(A6M2 Zero)1機を地上で破壊する戦果がありました。ハドソンには被害はなく、AI飛行隊指揮官のナイスな指揮ぶりと喜ぶべきなのかもしませんが、いまいちすっきりしません。今回のゲームでは、各戦域で一飛行隊ずつの夜間空襲を許すHR(B-29は制限なし)にしてあるのですが、これまでのところ一度も夜間空襲を実施したことはありません。夜間空襲の仕様は理不尽という思いが強いので、日本側が夜間空襲を実施しなければ連合軍側としても封印したままにしておこうと思っていたからです。まさかAI指揮官が封印を解いてしまうとは...

中国では重慶から南西の三叉路で日本の地上部隊の攻撃があり、2ユニットが敗北・破壊されました。破壊されたのは敗残のHQユニットでなくなっても惜しくはないユニットです。というか、中国軍の偵察能力が低く、日本軍部隊のいる周辺のヘクスに(失っても惜しくない)中国軍ユニットを配置しておかないと日本側の動きを知ることができないのです。現在判明している重慶周辺の状況はというと、貴陽と重慶を結ぶ道路上の日本軍ユニットが貴陽に向け後退中です。また貴陽には日本軍19ユニットがいて、北西と西に移動中というアイコンが表示されています。今日の陸戦のあった地点とも合わせると、日本側は重慶攻略をあとまわしにして中国とビルマの連絡路を確保するつもりなのかも知れません。

マカッサル海峡の北出口で、SS HaddockがTK Teiyo Maruを雷撃しました。運良く、命中した魚雷は爆発してくれました。TK帝洋丸の名前はまだ沈没艦のリストに載せられていませんが、沈没音が聴取されたので、撃沈確実だと思います。帝洋丸は9975トンで原油・重油を11600トン積載できる日本のタンカーとしては大きめな方なので、うれしい撃沈でした。

今日、ジャワ島のBuitenzorgの飛行場の規模が2に拡張されました。いかにもオランダ語っぽい響きのこのBuitenzorgはどこかというと、ジャワ島西部の南岸、バタビアの南側にあります。先日クリスマス島にカタリナ飛行艇を移動させ哨戒飛行を始めましたが、それに対する日本側の回答が、このBuitenzorgの飛行場の拡張なのだと思います。Buitenzorgの特長はクリスマス島から距離6ヘクスに位置する点で、ほかにはクリスマス島から6ヘクスという飛行場はありません。6ヘクスは二式戦が増槽をつけずに出撃できる距離ですから、二式戦でクリスマス島をsweep→連合軍戦闘機を撃破→爆撃を計画しているのだと思います。

バンダ海に駆逐艦2隻を含む計6隻のTFが目撃されています。確認されている艦種は駆逐艦だけですが、これはやはり艦砲射撃が目的と考えるべきなんでしょうね。Lautemにいる連合軍潜水艦は2隻ともダーウィンからサプライを輸送して来たSSTです。いまのところ連合軍はバンダ海の制空権・制海権を確保することができてはいないので、Lautemは空輸と潜水艦によるモグラ輸送に頼っています。

2014年4月18日金曜日

ポートモレスビー攻略作戦発動前日

1942年8月16日、マラッカ海峡をパトロールしているSS Swordfishが、ペナン島Goerge Townの南でTK Amakusa Maruを雷撃しました。SS Swordfishは夜が明けた頃、メダンの南に移動していましたが、潜水艦アイコンの色でおわかりのように魚雷の不発率の高いアメリカの潜水艦です。TK Amakusa Maruに向けて発射した2本の魚雷のうち1本が命中しましたが、やはり不発でした。不発自体はしょっちゅうなのでいいのですが、リプレイを見ながら、なぜこんなところにタンカーがいるの?って不思議に感じました。最初に思いついたのは、ラングーンからシンガポールに原油を輸送しているのかなってことです。でもビルマのマグエ産原油は船積みしなくとも陸上を輸送されて自然にシンガポールに集まる仕組みになっていますから、それに気づいていないのも変です。だとすると、史実のようにペナン島を日本の潜水艦の根拠地として利用するために重油を送り込むためのTFなのでしょうか。8月12日にも同じヘクスで日本のTFを目撃していますが、4日かけてGeorge Townで重油を陸揚げしシンガポールに戻るところだったのかも知れません。

ポートモレスビー攻略作戦の主力となるアメリカの第24歩兵師団が、ポートモレスビーまであと2マイルまで迫っています。明日ポートモレスビーのヘクスに移動して、明後日に陸戦を仕掛ける予定です。地上部隊の作戦を支援するための艦砲射撃TFもポートモレスビーから6ヘクスの海域に待機しています。最高速度の22ノットで6ヘクスしか移動できないBBミシシッピに艦砲射撃をさせるつもりなので、ここに待機させてみました。 それにしてもラエから8ヘクス、ラバウルから16ヘクスの海域なのに日本の哨戒機の姿が見えないのは不思議というか、不用心ですね。 艦砲射撃は明日、つまり陸戦の前日に実施します。本来なら陸戦当日に艦砲射撃を行って、ポートモレスビー守備隊の混乱値・疲労値を高く保ったまま陸戦に望むべきなのでしょうが、歩兵師団がポートモレスビーに到着したあとでは、艦砲射撃が奇襲にならず、戦艦・巡洋艦を失う可能性が高くなるかなと思って前日に実施することにしました。

2014年4月17日木曜日

工兵による防御施設の破壊


発売後5年目になってもWitP AEを新たに購入する人は途切れないようで、フォーラムには新人さんの質問のスレが散見されます。このNoob question: Combat engineers というスレでは、Devの人がcombat engineerに関する質問に回答していて勉強になったので紹介します。まずはwdolson(Bill)さんのレス
戦闘工兵(combat engineers)が防御施設(fort)の規模を減少させると"engineers reduce fortifications"というようなメッセージが表示される。このメッセージなしに防御施設の規模が低下した時には、強襲により低下したのであって、工兵が低下させたのではない。
コンバットリポートから”engineers reduce fortifications”というメッセージの記された陸戦をみてみると、こんな感じです。
Ground combat at Bataan (78,77) 
Japanese Deliberate attack 
Attacking force 37158 troops, 683 guns, 316 vehicles, Assault Value = 1078 
Defending force 27262 troops, 397 guns, 308 vehicles, Assault Value = 578 
Japanese engineers reduce fortifications to 1 
Japanese adjusted assault: 350  
Allied adjusted defense: 315  
Japanese assault odds: 1 to 1 (fort level 1)  
Japanese Assault reduces fortifications to 1 
Combat modifiersDefender: terrain(+), leaders(+), fatigue(-), morale(-), experience(-), supply(-)
たしかに、白兵戦の行われる前にこのメッセージが記されています。工兵が活躍すると攻者は防御施設を弱体化した上で白兵戦を行える点で有利になるわけですね。そして、Symonさんのレス。
もう一度言わせてもらうが、難しいことは何もない、ただ注意を払えばいいだけのことだ。 気になった工兵分隊のdevice番号を調べて、エディターを開き、そのdevice番号の項に行って、見てみよう。 
deviceのTypeが24なら工兵。建設作業が可能。 
deviceのTypeが23ならSquad。建設作業に参加することはできない。 
deviceのAnti-Armor値が1より大きいなら、工兵によるfort reductionのアルゴリズムに算入される。 
deviceのAnti-Armor値が0か1なら、工兵によるfort reductionのアルゴリズムに算入されない。 
deviceのAnti-Soft値が9より大きいなら、強襲のアルゴリズムに算入される。 
deviceのAnti-soft値が0か1なら、強襲のアルゴリズムに算入されない。 
deviceのShore Partyの設定がされているなら、load/unloadのアルゴリズムに算入される。 
deviceのShore Partyの設定がされていないなら、load/unloadのアルゴリズムに算入されない。 
deviceの名称というものは単なる文字列なだけで、アルゴリスム上は意味がない。アルゴリスム上はそのdeviceに設定されたデータがすべてだ。 
エディターは役に立つ。上記のdeviceに関する情報が、このスレの工兵に関する疑問への答えだ。なお、シャーマン戦車はfort reductionのアルゴリズムに算入されない。AV(強襲値、assault value)を減少させる式には含まれる。 
工兵deviceの多くが、誤解を生みやすい名称をつけられている。ある分隊はなにやら”Eng”という名称がついていても、工兵によるfort reductionのアルゴリズムにも、強襲のアルゴリスムにも算入されない。また前者にのみ算入されるものや、後者にのみ算入されるものもあれば、両方のアルゴリズムにあてまはまるdeviceもある。またサプライをただ喰らうだけしか能のない、ロームシャのようなdeviceなんてものもある。どのdeviceがどれにあたるのか知るにはエディターで確認することが必要だ。 
見ての通り、工兵deviceの中にはfort reductionのアルゴリズムに2回算入されるものがある。Anti-Soft値が9より大きいdevideは強襲のアルゴリズムに算入されて強襲により低下させることで1回、またAnti-Armor値が1より大きい”Eng”タイプであれば工兵によるfort reductionのアルゴリズムに算入されることでもう1回。また工兵deviceの中にはどちらのfort reductionのアルゴリズムにも算入されないものもある。 
LCU(地上部隊)には2~3種類の異なる工兵deviceが含まれていることも少なくない。とんでもない事態が起きないようにするには、そういったLCUごとの能力の違いをプレイヤーが理解しておくことが必要だ。エディターを参照するのは難しいことではない。やがてはさまざまな工兵deviceの違いが頭に入ってきて、エディターを参照せずに済むようになる。

おすすめに従い、エディターで試しにUS Cmbt Eng Sqdというdeviceをみてみました。Type 24 Engineerで、Anti-Armor値が25(1より大きい)で、Anti-Soft値が24(9より大きい)なので、fort reductionのアルゴリズムに2回算入されるdeviceということになります。また、Shore Partyのチェックボックスにはチェックがないので、沖仲仕としてサプライなどの揚塔に従事することはできません。訳注:Symonさんのレスの中のdeviceのType23 Squadには、ふつうの歩兵分隊のほかに騎兵分隊、機関銃分隊、空挺兵、民兵、Aviation Support、Naval Supportなどが含まれます。

2014年4月15日火曜日

Terapoに空襲


1942年8月15日、東部ニューギニアのTerapoに一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 41機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機が飛行場の爆撃にやって来ました。Terapoには戦闘機が配備されていなかったので迎撃はなく、Airbase hits 9、Airbase supply hits 4、Runway hits 11の命中弾がありました。Terapoには工兵118分隊と工兵用車輛41台がいるので、この程度の爆撃なら直後の建設フェーズにすべて修復することができます。またTerapoにはサプライの備蓄が4万1千トン強あるので、爆撃で多少破壊されてもあまり困りません。

だいぶ前にTerapoを出発したアメリカの歩兵師団があと2~3日(空襲があったりすると3日かかりそう)でポートモレスビーに到着します。すでにポートモレスビーのヘクスで待機している部隊と合流すれば、きっと攻略できるのではないかと考えています。そうはいっても、空襲や艦砲射撃の力を借りれば仕事はずっとラクになるはず。あいにくと四発爆撃機はダーウィンの方に行ってしまっているので、艦砲射撃でポートモレスビー守備隊の混乱値・疲労値を上昇させたいと考えています。

大きな戦闘はこれだけですが、ほかにも気になる点が2つ。エスピリッツサント島のNdeniにサプライを輸送する貨物船を護衛していたAM Muritaiが日本の水上機(Japanese Float Plane)を目撃しました。Float Planeということは、飛行艇ではなくふつうの水上機だと思うのですが、零式水偵でもツラギからここまでは来れないはずです。まさか艦載水偵なんてことはないと思いたいところで、きっと零式小型水偵を搭載した潜水艦がパトロールしていたか、たまたま近くを通りかかったということなのでしょう。これまでNdeniへの建設ユニットやサプライの輸送は日本側に見とがめられずに進めることができました。しかし、この位置で北に向かうTFを発見したからには、日本側がなんらかの対応策を講じることがあるかもしれません。

ジャワの南のクリスマス島にカタリナ飛行艇を移動させ、今日から哨戒飛行を開始しました。以前カタリナ飛行艇を派遣した時には、sweep→爆撃で叩かれ撤退せざるを得ませんでした。このところしばらくクリスマス島への爆撃はないので派遣してみましたが、今回も日本側が厳しく対応して来るのか興味あるところです。ところで、今日の哨戒飛行ではスマトラ島南端のOosthavenに軽巡4隻のTFの在泊が報告されています。また艦砲射撃を狙っているのかどうか。Oosthavenのもう一つのTFとMerakにいるTFは、ともに商船とその護衛の小艦艇のようです。

2014年4月14日月曜日

マグエ上空で惨敗


1942年8月14日、昨日に引き続きマグエの空襲を行いました。昨日よりはCAPの数も減っていて、さらに大きな戦果が得られるのではと期待してリプレイを見ていたのですが、とんでもない。迎撃する零戦(A6M2 Zero)の数こそ68機と昨日より13機ほど少なくなっていましたが、41機もの二式戦(Ki-44-IIa Tojo)が加わっていたのです。これに対して、連合軍はハリケーン 44機(Hurricane I Trop 16, Hurricane IIb Trop 28)のsweepと、P-40E Warhawk 48機とP-43A-1 Lancer 3機の護衛で、双発爆撃機 52機(Blenheim IV 15, Wellington Ic 18, B-25C Mitchell 3, B-25C Mitchell 6, B-26 Marauder 10)とB-17E Fortress 37機の陣容で臨みましたが、99機も失うという大敗を喫しました。日本側が失ったのはたった26機。損失機数の差もさることながら、連合軍側の損失機には四発機が13機、双発機が35機も含まれているので本当に惨敗です。Airbase hits 26、Airbase supply hits 4、Runway hits 52の命中弾があり、マグエの飛行場をしばし運用不能にすることができたとは思います。しかし、連合軍空軍はこの状況を利用して空襲を続ける状況にはありません。

惨敗の原因ですが、まずはCAPの数が多かったこと。今日が二式戦のCBI戦域でのデビュー戦になったわけですが、このゲームでの大戦前半のベストファイターの評判通りの活躍でした。また連合軍機はチッタゴン、Silchar、レドと3カ所の飛行場から出撃したので、昨日ほどcoordinateがうまくゆかず、sweep2波→護衛のつかない爆撃機→護衛のついた爆撃機2波→sweep1波とばらばらになってしまい、CAPの餌食となったわけです。また飛行場への命中弾を増やそうと今日は6千フィートからの爆撃を指示してあったので、対空砲火による被害もかなり出ました。

まあ、1942年夏にビルマの中部の日本側が固く守っている根拠地に空襲を行うこと自体が無理だったのでしょう。ふつう、この時期は日本側がインドの根拠地に空襲を行っている時期ですから。ということで、最たる原因はやはり指揮官である私の采配にあると思います。このゲームを振り返ってみても、無理に動いて大きな被害を被った戦いが何度もあり、一兵卒としてどうなのかは分かりませんが、どんな下っ端であっても指揮権をもつ地位の軍人には絶対に向かないタイプだなと我ながら感じます。

2014年4月12日土曜日

Lautem艦砲射撃と初の成都空襲


前日アンボンで見かけた戦艦・巡洋艦はやはり艦砲射撃TFでした。1942年8月13日、目標となったのはまたチモール島のLautemでした。私としてはBabarを砲撃される方が嫌なのですが、日本側からはまた違って見えるのでしょう。BB山城と扶桑、CA衣笠、CL球磨と鬼怒の砲撃で、地上部隊のdevice 5個が破壊され14個がdisabledになるとともに、Airbase hits 1、Runway hits 10、Port hits 12の命中弾がありました。また飛行場に駐機されていたKittyhawk IAとバッファローの偵察機バージョであるB-339-23(PR)が各1機破壊されましたが、8月6日のBB伊勢・日向、CL長良・神通・那珂による艦砲射撃に比較すると被害はかなり少なめでした。

今日のLautemには飛行場サービス施設に1、滑走路に47、港に24のダメージが残っていますが、数日で修理できると思います。前回の艦砲射撃の後、復旧にかなり時間がかかると思ったのですが、海兵隊の戦闘工兵ユニットを送り込んだりして予想よりかなり早く済みました。現在Lautemには工兵57分隊と工兵用車輛11台があるので、今回も3日くらいで復旧できるのではと思います。

Lautem周辺には潜水艦をパトロールさせていますが、艦砲射撃の前にも後にも、このTFとの接触の報告はありません。潜水艦も島嶼防御をになう一員ではありますが、あまり頼りにはならないようです。日本の戦艦は無事にジャワ島の方に去って行ってしまいました。昼になって連合軍はお隣のディリにダーウィンからB-26 Marauder 17機が飛行場爆撃に向かいました。日本軍のCAPはなく、Airbase hits 7、Airbase supply hits 2、Runway hits 29の命中弾を得ています。

連合軍はビルマのマグエに対する空襲を計画しました。マグエは中部ビルマ最大の飛行場がある根拠地で100機近い戦闘機の存在が報告されていますが、ここさえ叩いておけば10月の雨季明け後の展開がぐっとラクになるだろうという目論見です。まずはアキャブに移動させたハリケーン 63機(Hurricane IIb Trop 16,  Hurricane IIc Trop 47)がsweepしました。迎撃に上がって来たのは、心配していた二式戦ではなく零戦(A6M2 Zero) 81機でした。零戦相手ならそれなりにやれるのではと思って見ていたのですが、撃墜されるのはハリケーンばかり。ハリケーンは24機が撃墜され6機がOps lossになったのに対し、零戦は4機が撃墜され1機がOps lossになったのみと惨敗でした。ハリケーンと零戦の数は63機と81機で拮抗しているように見えても、ハリケーンは4飛行隊がそれぞれ別々にsweepするので、数的に劣勢というのが惨敗の原因の一つなのでしょう。

レドからのB-17E Fortress 40機がマグエに到着した時、零戦は68機も残っていました。かなり多数の損失を覚悟しながらリプレイを見守りましたが、B-17Eは零戦を素通りして爆撃することができました。B-17Eは高度9千フィートで侵入したのに対し、零戦はsweeperに対応するため高度2万まで上昇していたのでこうなったのかもしれません(このゲームの空戦メカニズムの欠陥でもあります)。爆撃の戦果はAirbase hits 20、Airbase supply hits 4、Runway hits 58と九七重爆の地上での破壊が2機。マグエには対空砲ユニットが多いのではと考えて高度9千フィートを選んだのですが、6千にしておけばもっと多数の命中弾があったのではと思われます。B-17Eは全機無事に帰投しました。

今日のマグエ空襲は不満足なものでした。さいわいB-17Eには損失機がなかったので、明日またチャレンジしてみようと思います。マグエから隣接するビルマ中部の他の飛行場への鉄道での移動は、3ヘクス南のToungoo経由となります。しかし英軍地上部隊をマグエ・Toungoo間のヘクスに侵入させてあるので、現在のところこのヘクスで鉄道が不通になっています。マグエ飛行場のサービス施設のダメージ値が上昇し故障機の修理が追いつかなくなっても、鉄道で他の飛行場に避難させることができません。明日も(可能なら明後日も)マグエを空襲するのはこれが狙いです。

中国では一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 22機が初の成都空襲にやってきました。中国はサプライ不足で常時CAPを上げておくのはとても無理。今日も迎撃する戦闘機はなく、Airbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 18の命中弾がありました。今朝の時点で飛行場に残っているダメージはサービス施設に8、滑走路に17だけですが、空襲を繰り返され飛行場が閉鎖に追い込まれるのは困ります。重慶防衛ラインにいる地上部隊のサプライ不足を少しでも緩和するため、レドの輸送機は成都に飛んでいるのです。また、成都だけでなく重慶空襲を本格化されるのも、地上でサプライを破壊されることになるので困ります。ビルマ中部の飛行場を叩く作戦が成功したら、今回の空襲の出発地となった貴陽の飛行場を爆撃することにしたいと思います。

2014年4月11日金曜日

温州北の陸戦で敗北

1942年8月12日、衢州から温州に撤退中の部隊を支援するために東進中の中国軍2部隊に対して今日も空襲がありました。南と北から九七重爆95機(Ki-21-Ic Sally 45, Ki-21-IIa Sally 50)機が飛来し、device 3個を破壊、25個をdisabledにしてゆきました。その後、その東のヘクスで温州に向け撤退中の 28th Chinese Corps が日本軍のDeliberate attackを受けました。当然のことながら敗北し、温州に逃げ込みました。今日のマップをみると、陸戦のあと日本軍は西に向かっているようです。温州は後回しにするつもりなのかな。

大きな戦闘はこれだけですが、気になったことが3点。一番目は、重慶防衛線で対峙していた日本軍が後退したこと。日本軍19部隊は貴陽の方向に去りました。貴陽で休養をとり、その後にふたたび重慶を狙うつもりなのでしょうか?これで中国を失う危機が去ったわけではありませんが、その時期がいくらかでも遠のいたことは確かです。それにしても、日本軍が南に向け移動していることは全然気づいていませんでした。両軍の大部隊が同じヘクスで対峙していても相手の移動を察知できないんですから、中国軍の能力の低さは相当なものです。まあ、相手に気取られぬよう整然と後退した日本軍を褒めるべきなのかも知れませんが。

2つめはマラッカ海峡、ペナン島ジョージタウンの南西のヘクスの日本のTF。リプレイを眺めていると、マップに日本のTFが表示されることがあります。戦闘が起こらなかったのでコンバットリポートには載りませんが、このヘクスには潜水艦がいるのでその潜水艦が目撃しているのだと思います。このTFは夜のフェーズに表示されたのですが、今日のマップには見当たらないので、どこに向かうどんなTFなのかが不明です。マラッカ海峡の東よりを航行していますから、インド洋に出るTFではなく、ビルマに向かうTFと考えるべきでしょうか。

3つめはアンボン。哨戒機によるとアンボンにはTFが2つ目撃され、そのうちの一つは哨戒艇1隻と輸送船2隻なので問題なのですが、もう一つは戦艦1隻と重巡3隻からなるTFなのだそうです。また艦砲射撃にやってくるんでしょうね。Babarに来られる方が嫌なのですが、さてLautemとBabarのどちらを訪問するつもりでしょうか。

2014年4月10日木曜日

艦船修理の裏ワザ


先日Ship Repairs - is it possible to "game" them?というスレを読みました。このスレには損傷の大きな主力艦を大規模な港で修理する際の裏技というか、pierside modeの賢い使い方を発見したという報告が載せられています。実際にこの裏技を利用するかどうかは別にして、艦船の修理の仕組みを再確認する意味でも勉強になるスレでしたので、紹介したいと思います。


まず、この裏技を理解するには艦船修理の仕組みについて確認しておくことが必要です。だいぶ昔になりますが、 艦船修理ガイドというエントリーで、 Ship Repair 101 Guideというスレの内容を紹介したことがありますが、それを表にまとめてみたのでご参考まで。

ご覧の通り、艦船修理の方法には4つのmodeがありますが、今日のテーマに関係するのはPierside modeとShipyard repairの二つです。修理することのできる損傷の種類は、前者がmajorでない損傷ならすべて、majorな損傷でも5以下ならば修理することができるの対して、後者はmajorな損傷でも、浸水被害でも、破壊された武器の交換でも、とにかく損傷ならなんでも修理することができる点が特徴です。Pierside modeはmajorな損傷を(一部を除いて)修理できない点で、Shipyard repairに劣るわけです。

一方、修理ポイント(つまり修理のスピード、修理につかえるマンパワー)という点ではどうかというと、後者(Shipyard、艦船修理廠)は1ターンに83と固定されています。それに対して、Pierside modeでは修理の行われる港の状況によって異なりますが、規模8の港で92ポイントですから、規模8~10の港では港の施設だけでも艦船修理廠を上回ります。それに加えて乗組員の貢献があり、またNaval supportや工作艦がいたりすれば、艦船修理廠が生み出す修理ポイントを大幅に上回ることになります。まとめると、修理するスピードに秀でたPierside mode、何でも修理できるShipyard repairということになるでしょうか。今回紹介する裏技は、この二つの修理modeの長所を生かそうとするものです。

みなさんも艦船修理に関するスレ、特に Alfredさんのスレのことはよくご存知だと思うが、私はこれまでに提出されたことのないある一つ疑問を抱くようになった。Alfredさんのスレやインフォメーション画面から、修理ポイントがある艦船に割り当てられ、損傷1ポイントのうちすでに何%分の修理が進んでいるかをその修理ポイントが表現しているのだということを理解した。また、損傷1ポイントを修理するのに必要な修理ポイントが100%に達せず、修理できない日があることも知っている。大きな港で小さめの艦船修理廠しかないような根拠地では、Shipyard repairよりPierside modeの方が産出される修理ポイントが多くなる可能性が高い。つまり、戦艦のSysダメージ32(訳注:Sysダメージにはmajorダメージがない)を修理するような場合には、規模50や100の艦船修理廠より規模10の港でのPierside modeの方がずっと速い。 
そこで以下のようなシナリオを想像してみる。重巡以上の大艦が中等程度のSysとFltダメージを修理している。Pierside modeでは、一日で損傷1ポイントを修理するのに必要な修理ポイントのうちのだいたい30~40%を得ることができるのに対し、艦船修理廠では20%しか得られないとする。たしか、修理中の艦船は修理の方法(mode)を変更しても、それまでに累積された修理ポイントはご破算にはならなかったと思う。各modeごとに優先的に修理される損傷が異なることを利用して、修理に要する期間をぐっと減らすことができるんじゃないだろうか?例えば、
1日目:Pierside mode - 対象の艦船は修理ポイントの40%を得る、損傷の状態は 35 Sys/35 Float 
2日目:Pierside mode - 対象の艦船は修理ポイントの80%に達する 
3日目:Shipyard repairに変更する。修理ポイントが100%に達する。損傷の状態は 35 Sys/34 Float。というのも艦船修理廠ではSysダメージよりもFltダメージが先に修理される(Alfredさんの艦船修理ガイドによると修理の優先度は損傷の程度による)
上記の数値は、Pierside modeとShipyard repairでの修理ポイントのたまり具合を示すために出しただけのものだが、Pierside modeでの(いわゆるminorな)Sysダメージの修理は、艦船修理廠でないと修理できないmajorなFltやEngダメージの修理より速く進む。もしそうなら、上記のワザにより艦船の修理期間を劇的に短縮することができるんじゃないだろうか? 
例えばSys 33, Flt 28のアメリカの旧式戦艦のパールハーバーでのPierside modeでの修理日数の見込みが25#日で、Shipyard repairでは167日だとする。ということは、Sys ダメージを修理するのに25日しかかからないことになる。修理開始早々は一日にだいだい1損傷ポイント減少するだけの修理ポイントが得られるわけだ(Alfredさんの艦船修理ガイドを正しく理解できているとすると損傷値が大きいうちは修理ポイントの貯まり方がゆっくりということだし、これは私のプレイ経験からもそうだ)。1日目にはPierside modeで修理し、2日目に艦船修理廠に移動させる。すると100%分の修理ポイントが貯まっていてしかも艦船修理廠内だから、2日目にFltダメージが1減少することになる。こうすれば、2日続けて艦船修理廠で修理を続けるよりも速く修理が進むことになると思う。こういったワザを使えば、この戦艦の28あるFltダメージを56日で修理することができ、またSysダメージの修理にはおよそ25日かかるから、合計で81日で済むことになる。艦船修理廠でmajorなFltダメージを修理するには3日かかるから、56日というのは「正規」の修理期間のおよそ3分の2にしかならない。 
お分かりいただけただろうか?またこんなやり方が可能だろうか?もし可能だとして、ずるいやり方ってことになるんだろうか?また、修理のmodeを変更した時それまでにためられた修理ポイントをご破算にするようにすれば、修正できることは明らかだが、 個人的にはそういった修正が望ましいようには思えない。

こういったワザを発見したスレ主さんを褒めるレス、修理のmodeを変更した時それまでにためられた修理ポイントをご破算にするという解決策を支持するレス、ひんぱんにmodeを変更するなんてmicro managementの極みだというレス、現実には艦船修理廠(=ドライドック、このゲーム的には)とpiersideとを行き来させるのに時間のロスがあるのにそれが採用されていないこのゲームの仕様に問題があるからこのワザはgameyだというレス、などなど多くの意見が寄せられていました。Devの人からもレスがあって、

この手法に関しては、開発の過程で議論されていた。実際、艦船修理に関する要望は開発チーム以外の人からも寄せられ、また開発・検証に長い時間がかけられた部分でもある。このスレで議論されている手法についてもかなりの論議があった。どんな問題にも解決策があり、どんな解決策も新たな問題を生じるという古くからの格言の通りだ。採用されなかった案としては、艦船修理廠への移動をもっと面倒にしようというものがあった。現状でも修理が完了していない艦船を艦船修理廠から出すには移行期間を経てからという仕様があるが、それ以上のペナルティを与えようとするものだった。考慮された案としては 
  1. 艦船から燃料(重油)を抜き弾薬を降ろすことを必要とすることで、対象艦船のOps pointと港の揚塔能力を消費させる。降ろした燃料と弾薬(サプライ)は根拠地の在庫に加えられる。しかし、この燃料と弾薬を別扱いで保管して、対象艦船から降ろした弾薬(実体はサプライ)が地上部隊の補充に使われてしまうのを防ぐ術がなかった。このゲームの現状のサプライの扱い方のままでは無理なんだ。 
  2. 艦船修理廠への移動に準備期間を要するようにする。史実ではたしかにそうだったのだが、ゲーム的には複雑すぎるものになってしまう。他の解決策とおなじく、ズムーズなゲームプレイにはふさわしくない。修理に関しては面倒な点が他にもたくさんあるし。 
  3. 艦船修理廠への移動の際(一日目か二日目)に起きる事故の確率を増やす。私はこの案に賛成だったが、採用されなかった。 
 今となっては、第2案以外をコードするのはかなり困難だ。裏技がみんなに広まってしまうようなら、修正のコードを書いてMichaelさんに送るつもりだ。彼なら良いようにしてくれるだろう。
 その後、ほかにも修正のための提案のレスなどがたくさんあって、またDevの方の御返事、
変更するなら、機能とプレイしやすさの両方に留意すべきだと思う。艦船修理廠に移動した当日には修理が行われず、そのかわりに燃料(重油)と弾薬を降ろす。移行の期間を設けるよりもこっちの方がいいように思う。でも、コードするのがちょっと難しい。さらに、たとえ修理が完了していたとしても、艦船修理廠から出すのに一日かかるようにし、しかもこの移行期間の一日のうちに自動的に燃料・弾薬の補充がなされることはないようにする。いずれにせよ、修理のmodeを変更した時それまでにためられた修理ポイントをご破算にするという解決策には賛成できない。コードの変更を行うにあたって注意しなければならないのはバグとそれに副作用。それに、プレイヤーのみなさんがこういった変更をすべきだと感じてくれているのかどうか。
その後、スレはテーマからはずれて行きました。最新のベータパッチ16/03/2014: 1123x4でもまだこの裏技への対策は導入されていませんが、今後なんらかの対策がとられることになるのかもしれません。

2014年4月9日水曜日

Babarの空戦で惨敗


1942年8月11日、モルッカ諸島のBabarにアンボンから零戦(A6M2 Zero)2波89機のsweepがありました。BabarにはP-40E Warhawkの飛行隊1個が配置されていて25機全機が迎撃しましたが、17機が撃墜され3機がOps lossで失われました。零戦の損失は2機(被撃墜 1、Ops loss 1)だけなので完敗です。CAPの戦闘機が惨敗したので、あしたは飛行場の爆撃が予想されますが、打つ手なし。静観したいと思います。なお、昨日哨戒機の目撃したケンダリーの戦艦は姿をくらましました。

中国では衢州から温州に撤退中の部隊を支援するため、21stと86th Chinese Corpsの2ユニットが東に向けて行軍中でした。その2部隊に対して漢口と台湾から九七重爆 75機(Ki-21-Ic Sally 35, Ki-21-IIa Sally 40)の空襲がありました。このあたりの中国軍にはCAPを行える戦闘機がいないので、今日は護衛戦闘機をの同行はありませんでした。爆撃により中国軍地上部隊のdevice 2個が破壊され、33個がdsiabledになりました。また爆撃を受けたことで、move modeからcombat modeに強制的に変更されます。衢州から温州に撤退中の部隊は日本軍に追いつかれてしまったので、救援は間に合わないようです。


2014年4月7日月曜日

250kg爆弾の直撃でSS Saury沈没


1942年8月10日、きのう陸攻の250kg爆弾に直撃されたSS Saury(1460トン、VP8)は、予想通りマラッカ海峡で沈没してしまいました。Sysダメージがあれだけ大きいと、アメリカ艦でも生還は難しいようです。そして、マラッカ海峡から南シナ海への侵入を試みている別の潜水艦が、シンガポールの南で日本のTFを2つ目撃しました。一つは重巡2隻のTFで、もう一つは軽巡1と哨戒艇1のTFだそうです。このあたりでASW TFが活動していても不思議はありませんが、ほんとうに巡洋艦を含むTFだとすると、何を企んでいるのか気になります。

中国では衢州を攻略した日本軍は、敗走した中国軍部隊を追って温州方向に移動中です。温州に撤退中の中国軍部隊には漢口から九七重爆75機(Ki-21-Ic Sally 25, Ki-21-IIa Sally 50)機の爆撃がありました。device 8個がdsiabledになりましたが、いっぱんの中国軍部隊はほとんど対空火器を持たっていませんから、この程度の被害はやむを得ないところです。また温州にも台湾から九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 21機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 4、Runway hits 14の命中弾がありました。このところ温州の飛行場はつねに修理中で、foritficationの強化工事がおこなえていません。

連合軍はダーウィンから四発爆撃機 29機(B-17E Fortress 24, B-17F Fortress 1, B-24D Liberator 4)でクーパン空襲を実施しました。本当はアンボンの飛行場を爆撃したいところですが、それにはもうしばらく準備が必要なのです。今日のクーパン飛行場爆撃の戦果は、Airbase hits 11
、Airbase supply hits 2、Runway hits 61で、運用不能の状態を余儀なくさせているはずです。また、今日はケンダリーに戦艦を含む7隻のTFの目撃報告がありました。やはり艦砲射撃を企んでいるんでしょうかね。


2014年4月6日日曜日

貴陽の飛行場を爆撃

G3M2 Nell attacking SS Saury at 49,84 
SS Saury is reported HIT 
Pumps having difficulty controlling flooding aboard SS Saury 
Pumps fail aboard SS Saury, flooding increases...
1942年8月9日、コロンボからマラッカ海峡を抜けて南シナ海南部ののパトロールを計画していたSS Sauryが、シンガポールの西で哨戒中の九六陸攻の爆撃を受けました。SS Sauryの状態はSys 67, Flt 59(23), Eng 10(5)と甚大な被害で、特にSysダメージが大きく排水ポンプの作動不良を来しているそうですから、これはダメな感じです。シンガポールにはASWスキルを鍛えた陸攻を配置しているようなので、マラッカ海峡の通過はしばらく禁止しようと思います。
G3M2 Nell attacking SS Pompano at 95,68G3M2 Nell attacking SS Pompano at 95,68
コンバットイベントに載せられた哨戒機の潜水艦攻撃報告は、艦級名だとはずれ、艦名だと命中という噂がありますが、必ずしもそうとはいえないようです。このところ、南西諸島周辺をパトロールしている潜水艦が頻繁に哨戒機に攻撃されています。今日もSS Pompanoの名前入りの報告が2つありますが、いまのところSS Pompanoは無傷です。

中国では昨日、貴陽の飛行場が規模6に拡張されました。貴陽に日本の爆撃機が進出し、重慶の爆撃を始めるようだと嫌だなと感じて、レドからの空襲を企画しました。B-17E Fortress 36機がはるばる15ヘクスを飛行して貴陽に達した頃、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦 (Ki-44 Tojo) 9機の迎撃を受けました。CAPの数がもっと多ければ苦戦したでしょうが、数的優勢をいかしてB-17Eの損失はなく、逆に二式戦1機を撃墜することができました。この二式戦は開戦時に配備されていた機種です。もう量産タイプ(Ki-44 Tojo IIa)が生産可能になって1ヶ月以上になるし、しかもKi-44 Tojo IIaは大戦前半の最優秀戦闘機なのに、なぜまだ一式戦やこのプロトタイプを使い続けているんでしょう?もったいない精神と、中国戦線は旧式機で充分ということなんでしょうか。爆撃の方は、CAPの邪魔があったせいで、Airbase hits 9、Airbase supply hits 5、Runway hits 29と不満の残る成績でした。

2014年4月5日土曜日

1942年7月の成績

1942年8月8日、中国で温州に空襲があったくらいで目立った戦闘はありませんでしたが、気づいたことが2点あります。ひとつは港にdockできるTFの合計トン数について。これはココス諸島からクリスマス島にサプライを輸送してきたAmphibious TFです。ご覧の通り、4隻のトン数の合計は6000トン。クリスマス島の港は規模1なので、マニュアル6.3.1.1 TASK FORCE DOCKING RESTRICTIONSの表によるとTotal Ships Docked in Portは6000です。6000トンがdock可能な港なんだから、合計トン数6000トンのTFがdockできるだろうと思っていたのですが、できませんでした(今日の時点のクリスマス港には空襲による損傷はありません)。マニュアルのこの項をざっと読んでみても、合計トン数6000トン未満のTFしかdockできないとは書かれておらず、ふつうは6000トンまでOKだろうと考えちゃうと思うんですけどね。

もうひとつは、ココス諸島の港について。今日、ココス諸島の港が規模2になりました。ココス諸島のSPS(難なく拡張できる規模)は、飛行場が2で港は0です。飛行場と港は、SPSの数値+3の規模まで拡張できるのですが、SPSの数値以下までの拡張に比較して、建設日数が長くなり、それだけ建設に要するサプライの量も増えることになっています。それだけに港の規模2を達成できたのはうれしい限りです。クリスマス島も近々、飛行場が3になる予定です。ココス諸島はパレンバンから距離20ヘクス、クリスマス島は13ヘクスと、四発爆撃機なら空襲が可能な距離です。このまま上陸せずに済ますとなかなか難しい展開になりそうですが、今後どうするつもりでしょうか。クリスマス島の方はfortificationを規模6にしてあるので、是非上陸してみて欲しいと思っています。規模6の防禦施設が上陸侵攻にどんな影響を与えるのかをここで体験しておけば、1943年に連合軍がマリアナ諸島などを攻略する際に非常に参考になると思うんですよね。

さて、ココス港の規模2への過程ですが、もともとは数ヶ月前に拡張に着手していました。しかしSPSが0の港を2にするのはかなり時間がかかるかと思って、5%の時点で中断し、先に飛行場の拡張に着手し、8月3日に飛行場は規模5(これがココス飛行場の拡張限界)を達成しました。その後、港の拡張を再開し、進行状況はというと、一日に1ずつ、5、6、7、8、9ときていました。このままだとあと91日かかるのかなと思っていたのに、なぜか今日竣工。進行状況を表す数値が100(%)になって完成だとばかり思っていたのですが、10で完成するのはなぜなんでしょう?ちなみに飛行場の方は、8月2日に99で、8月3日に完成しています。

あと1942年7月の成績を。



2014年4月4日金曜日

衢州陥落

1942年8月7日、樺太南岸でSS Grenadierが日本のタンカー船団を攻撃し、珍しくもTK Yuho Maru(1120トン、VP3)に命中した魚雷が爆発してくれました。うれしいことにこの船団は北海道に向かって航行していたようで、積荷の原油に火災が発生してTK Yuho Maruは沈没しました。

中国では衢州(Chuhsien)に漢口と台湾から九九艦爆(D3A1 Val) 80機と九七重爆 64機(Ki-21-Ic Sally 39, Ki-21-IIa Sally 25)による地上部隊爆撃があり、device 8個がdisabledになりました。その後、日本軍地上部隊によるDeliberate attackがあり、衢州は陥落してしまいました。きっとこの後は温州攻略を計画していることでしょう。日本軍がながらく放置されていた衢州や温州の攻略を思い立ったのは、戦線後方を整理することで不要になる部隊を重慶攻略の増援としてつかうつもりなのだろうと推測しています。

これまで南太平洋は平和でした。このまま放置しておくのもありだとは思いますが、連合軍の船腹や建設部隊に余裕がでてきたので、サンタクルーズ諸島のNdeniに飛行場を建設することを計画しました。昨日、第一陣としてサプライを積んだ船団が到着しましたが、昨日も今日も日本の哨戒機の姿をみることはありませんでした。日本側もこのあたりは重視していないようで、ツラギの南西隣のヘクスがルンガですが、今回のプレイではdot baseのままです。

2014年4月3日木曜日

チモール島Lautemに艦砲射撃


1942年8月6日、バシー海峡でオランダのSS O24が日本のコンボイを攻撃し、DMS W-4(807トン、VP3)を撃沈しました。SS 0-24には貨物船の方を撃沈してほしかったと感じますが、DMS W-4がしっかり護衛していて貨物船を攻撃する隙がなかったのでしょう。

中国の衢州(Chuhsien)には漢口と台湾から一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機に護衛された九七重爆97機(Ki-21-Ic Sally 46, Ki-21-IIa Sally 51)の空襲がありました。こんなに大げさな空襲をしなくても陥落は間近だと思うのですが、日本の爆撃機は、CAPや対空砲がしっかりしている所を空襲すると損害が馬鹿にならず、 なかなか使いどころが難しいんでしょうね。今日の爆撃ではdevice 19個がdsiabledになりました。引き続き陸戦でフィニッシュを狙うのかなと思っていると、今日は砲撃だけでした。日本側の素のAV 641:中国軍 265。日本側は昨日とほぼ同じで中国軍は一割り減というところでした。あしたは決めに来ることでしょう。

さて、一番の関心事であったBabar北東ヘクスにいた日本のTFですが、夜のフェーズにBabar北西のヘクスでCM Abdielと遭遇しました。きのうBabarのヘクスにいたCM Abdielは、Lautemに向けて航行していました。日本側がBabarの艦砲射撃を狙っているようなら、Babarのヘクスで遭遇することはあるかもしれないと思っていましたが、まさかBabar北西のヘクスで出会うとは!ダーウィンに向かうわけでもなさそうだし、いったい何が目的なの??

昨夜は28%のmoonlightでしたが、距離8000ヤードで双方の見張り員が相手を視認しました。日本のTFはBB日向と伊勢、CL長良・神通・那珂という強力なメンバーが揃っています。CM Abdielは日向と那珂に砲撃されましたが命中弾はなく、艦長の判断でLautemへの輸送任務を中止してダーウィンに避難しました。まとめると戦艦2隻を相手に奮闘し遁走に成功した戦闘、しかもただ逃げ出したわけではなく、日向への砲撃を2発も命中させて(的が大きいからはずしようがなかったのかもですが)。大したもんです。CM AbdielはFasttransport TFでしかつかってこなかったので、艦長さんはシナリオで指定されているCaruthers I.少佐のままです。Caruthers少佐のNavalスキル値は32しかないのですが、こんなに見事な指揮・操艦ぶりをみせてくれるんですね、感心しました。またこの戦闘の結果、CM Abdiel乗組員のexpは47/45→47/58と、夜の方の数値がかなり上昇しました。

日本のTFに含まれているBB日向と伊勢が半日に航行できる距離は最高速度でもたしか7か8ヘクス。9ヘクスを航行することはできないので、9ヘクス離れたダーウィンを艦砲射撃するのは無理ですから、もともと日本側はダーウィンを狙っていなかったわけです。そのかわり、このTFはLautemの艦砲射撃を実施しました。Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 16Port hits 17、Port supply hits 1の命中弾があり、工兵による修理作業終了後にも飛行場サービス施設に32、滑走路に33、港に41のダメージが残っていました。このダメージの修復作業が優先されるので、fortification増強工事は一ヶ月ちかく延期されることになりそうな気がします。また地上部隊のdevice 12個が破壊され24個がdisabledになりましたが、心配していた飛行機の地上での破壊はKittyhawk 1A(P-40のオーストラリア軍バージョン)1機だけでした。空輸にのみ頼っているサプライが1070トン破壊されて残20トンになったことは痛手です。やはり日本側はLautem攻略を予定しているんでしょうか?このサプライ不足の状態で防衛戦を戦うのは困難なので、すぐには来ないで欲しいものです。それにしても、Lautemの艦砲射撃の前日の待機位置があんな場所だったことはやはりとっても不思議です。

連合軍はダーウィンへの艦砲射撃を覚悟していたので、その対策として水上戦闘TF2個をパトロールさせてありました。ひとつは米軍の低速戦艦1隻主幹のTFでダーウィンのヘクスをパトロール。もう一つは重巡1、軽巡3のTFでダーウィンからBabarにむけ、日本の艦砲射撃TFの予想針路をパトロールさせました。実際にはLautemに行ってしまったので、水上戦闘はありません。しかし、今日の朝をBabarのヘクスで迎えたこの巡洋艦TFに対して、アンボンから一式陸攻(G4M1 Betty) 33機が飛来しました。BabarにはP-40E Warhawkの飛行隊1個が配置されているので、8機が迎撃。アンボンからBabarは8ヘクスと零戦でも一式戦でも護衛につける距離なのですが、護衛戦闘機の姿はなし。おかげで一式陸攻には12機(被撃墜 10、対空砲火 1、Ops loss 1)の損失が報告されています。艦攻とは違い、もともと陸攻は巡洋艦や駆逐艦への雷撃が上手ではありませんが、今日は迎撃戦闘機を気にしながらの雷撃だったせいもあって、連合軍の巡洋艦に被害はありませんでした。

昨日のエントリーには、アンボン空襲の計画について触れました。しかし今日の陸攻に護衛戦闘機がつかなかったことからみて、アンボンの戦闘機はすべてCAP任務にあてられているようです。100機近い数のCAPの存在を考えると、もう少し準備が必要です。