2013年11月16日土曜日

蘭印東部のSaumlakiでハドソンなど18機を失う

1942年4月2日、中国戦線では桂林に日本軍十数部隊が到着しました。桂林で戦えるだけの戦力がないので中国軍部隊は後退中ですが、桂林のヘクスを脱出する前につかまってしまったようです。日本側には後続する部隊もあるので、明日ではなく明後日まで攻撃を待ってくれればとも思うのですが、無理なお願いですよね。桂林を攻略した後は、重慶攻略ではなく、まずは柳州→南寧と進んで、南方資源地帯からのresourceとoilの陸路での還送を狙っているのかも知れません。

ビルマ中部平原ではマンダレーの日本軍部隊がイラワジ川を渡河しました。守備隊のいるShweboに向けての渡河だとShock attackを余儀なくされるルールなので、迂回することにしたようです。英軍はShweboでの防衛は困難と考えて、北部の森林ヘクスまで下がりつつあります。

先日占領された蘭印東部のSaumlakiにダーウィンから港湾爆撃を続けてきました。戦闘機が護衛につかない空襲なので、漫然と続けているとそろそろCAP trapがあるだろうから今日の空襲を最後にしようかなと思っていたところ、その決断の遅さを見透かされたかのように、零戦(A6M2 Zero) 12機がCAPしていました。Saumlakiには飛行場がないので、アンボンからのLRCAPだと思われます。今日の空襲は3波にわたったのですが、第1波のBlenheim IV 5機、Hudson I 18機、B-26 Marauder 13機はこの12機の零戦に迎撃され、18機のハドソンのうち16機が撃墜され、ブレニム 1機もOps lossになりました。ハドソンばかりに被害が集中したのは、速度が遅いからでしょうか。第2波のB-26 Marauder 10機と第3波のB-26 Marauder 7機の到着したときにはCAPの数は減っていて、B-26 1機が撃墜されただけでした。3波合計でPort hits 11、Port supply hits 4の命中弾がありましたが、爆弾1発命中につき1機以上の損失ではわりにあいません。

ダーウィンのヘクスにはAmphibious TFのアイコンが見えます。これは東海岸からサプライを積んできた輸送船のTFです。ダーウィンは後背地が砂漠などの荒れ地で、オーストラリアで大きな港や工場のあるシドニーなどから陸路でのサプライの輸送は当面見込めません。蘭印東部の日本軍に圧力をかけるため、また自身の防衛のために、ダーウィンにはサプライがたっぷり必要です。以前は西岸南部のパースからサプライを貨物船で輸送していましたが、3月20日のチモール島クーパン失陥以来、その航路は危険とみて閉鎖しました。1942年4月にアルゴノートやノーチラスといったアメリカの潜水艦をSSTに改装できるので、潜水艦を利用しなければいけないのかなとも思っていました。でも実際のところ潜水艦1隻に積めるサプライは60トンだけなので、アメリカのSST 3隻をフルに活用しても1個師団以上の部隊がただ生きていくだけのサプライにも不足するのが実情で、どうしようかと悩んでいました。

3月14日に空挺作戦で東部ニューギニア島南岸のTerapoを失った後、トレス海峡のHorn Islandの防衛を強化するため決死の覚悟でサプライを貨物船で輸送したところ、妨害を受けずに済みました。陸攻や潜水艦による妨害がなかっただけでなく、哨戒機に発見されることもなかったのです。少し驚きました。でもこれならばダーウィンにも貨物船を送れるかも知れないと考え、はるばる東海岸のタウンスビルからサプライを載せたTFを送り出したところ、今日無事に到着したのでした。

日本側がポートモレスビーを保持する意味は、ラバウルの安全を確保すること、連合軍の反抗の拠点とさせないことなどのほかに、オーストラリアとニューギニアの間のトレス海峡を封鎖できる点も重要だろうと思います。封鎖するためには哨戒機を飛ばさなければなりません。このゲームでのポートモレスビーは連合軍の四発爆撃機の空襲を受けていますから、陸攻や大艇を配備しにくいのは理解できます。でもニューギニア北東岸のラエ、ブナ、マダンなどなら陸攻や大艇を配備して哨戒させるのにいまのところなんの支障もないはずで、哨戒飛行が実施されていると知っただけで、連合軍側はその海域の商船の航行を中止したくなります。またAir HQも配置して雷撃を可能にしておけば、艦砲射撃などの悪事を企む軍艦の航行も困難です。今日も55機の一式陸攻が中国の戦線後方に取り残された哀れな部隊を目標に爆撃をしていましが、陸攻は航続距離の長さを活かして哨戒飛行につかうべきで、中国でどさ回りをさせるのはもったいないように感じます。このあたりはプレイヤーの考え方・個性が表れるところなのでしょう。

この感じだと、パース・ダーウィン間の西海岸沿いの航路上のチモール島クーパンからの哨戒飛行も実施されていない可能性もあります。まあ、今のところはそれを確認することの必要性を感じないので、危険はおかさないことにしておきますが。

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