1942年6月4日、Aviation Supportやレーダーを含む255th USN Base ForceをTerapoに輸送していた船団が九六陸攻(G3M2 Nell) 30機の雷撃を受けました。前日のAPD 3隻沈没の教訓を汲んで、今日はHorn IslandのP-38Eに船団上空のLRCAPを指示してあったのですが、なぜか飛んでくれませんでした。xAP Neptuna(3550トン、VP 8)とKV Jasmine(900トン、VP 4)に魚雷が2本ずつ命中し沈没。まだ沈没していない2隻も、魚雷2本命中のxAK ClevedonはSys 40, Flt 70, Eng 16, Fire 41、1本命中のxAP MerkurはSys 51, Flt 97, ENg 13, Fire 51と大破炎上中です。これだけ火災の数値が大きいと、次のターンには確実に沈没するでしょう。この船団はTerapoに到着したばかりの時点で雷撃されたようで、USN Base Forceの下船は始まっていませんでした。地上部隊1個全部が海没するなんて、緒戦期にシンガポールから転進しようとしてマラッカ海峡で全滅したオーストラリアの歩兵連隊につぐ悲劇です。
ジャワ島南方のクリスマス島でサプライを揚陸中の船団が九七艦攻(B5N2 Kate) 26機の爆撃を受けました。昨日久しぶりにクリスマス島にP-40E Warhawkを移動させCAPを指示してあったので、5機が迎撃してくれました。九七艦攻は14機も撃墜され、そのまま済めばめでたしめでたしだったのですが、日本の海軍パイロットの根性は大したもの。生き残った1機がxAKL Legazpi(1700トン、VP 3)に250kg爆弾を命中させ、撃沈しました。貴重なサプライが700トンほどまだ残っていたはずですが、地上部隊が海没するよりはましかなと思ってあきらめます。今日の艦攻は距離8ヘクス離れたKalidjatiからだったので爆装でしたが、Tjilatjapの飛行場が整備されそちらから発進すれば雷装が可能なので、今後はさらにクリスマス島への輸送が困難になりそうです。
一昨日、連合軍がメイクテーラで大敗したビルマですが、昨日は大きな動きがありませんでした。連合軍側の私は大敗に呆然としていたこともあり、また日本側の動きをみてから対策をとろうと考えていました。日本側も同じような考えて静観したのかも知れません。しかし、今日はお互いに多数の飛行機を繰り出しての激しい空戦が戦われました。日本側はマンダレーに零戦2波合計73機のsweepと、Shweboの飛行場へ戦闘機38機の護衛で爆撃機82機(九七重爆 55、九九双軽 27)の爆撃。連合軍はメイクテーラにハリケーン(Hurricane IIb) 6波75機とP-38E Lightning 25機のsweepとB-17E Fortress 26機の地上部隊爆撃。うちわけは別表の通りです。
日本側はマンダレーへのsweepでCAPしていたP-40Eを蹴散らしましたが、その後のShwebo爆撃部隊の仕事をラクにしてやれるほどの効果はありませんでした。それというのも、連合軍がCAPを指示してあった戦闘機P-40EはすべてShweboに配置されていて、マンダレーへのsweepでは少数機しか撃墜できなかったからです。Shwebo飛行場への爆撃は3波に分かれてしまい、第一波こそ零戦27機と一式戦11機の護衛がつきましたが、第2波の九七重爆 30機と第3波の九九双軽 27機には護衛がつかず、かなりが撃墜されてしまいました。爆撃機を82機もつかっての作戦で戦果はAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 3ですから、日本側でも失敗だったと判断していることでしょう。零戦のsweepはマンダレーではなく、Shweboに向かわせるべきでしたね。
しばらくインド・ビルマでは激しい空戦がなく、戦闘機の配給が潤沢ではない連合軍にもある程度のストックができていました。戦闘機の在庫を全部放出というほどではありませんが、インパールとチッタゴンとカルカッタから、ハリケーン6波75機とP-38E Lightning 25機をメイクテーラのsweepに向かわせました。第1波の時には19機いたCAPの零戦も次第に数が減り、B-17Eがメイクテーラの地上部隊を爆撃した際に迎撃する零戦はなく、第33師団のdevice2個を破壊し、39個をdisabledにすることができました。
あちこちの空の戦いの総決算ですが、日本機 89機、連合軍機 27機の損失が報告されています。一日でこんなにたくさんの日本機に損失があったのは開戦以来初めてのことです。連合軍としては艦船に3隻沈没・2隻大破炎上中の大きな被害があったことで素直には喜べませんが、日本側は日本側でけっこう凹んでいるんじゃないかと思います。損失機の内訳をみると、戦闘機は零戦 25機、P-40E 12機、ハリケーン 11機と拮抗していますが、日本側の爆撃機の損害の多さが目立ちます。おかげで、フライングタイガースのP-40E乗りの2LT Adkins, Fさんが合計6機撃墜で連合軍側3人目のエースになりました。
ビルマ中部の日本側の飛行場はマグエが規模7ですが、その他は規模1ばかりです。前日の時点でマグエには100機近い戦闘機が駐屯していたので、数としては決して少なくありません。しかし、その戦闘機でsweepと爆撃機の護衛を実施し、しかもたった一つしかない規模の大きな飛行場であるマグエ自体のCAPにも戦闘機を割いて、個々の任務に従事する機数が圧倒的な数でなくなってしまったことが今日の結果につながったのだろうと思います。連合軍としては、この機に乗じてマグエ飛行場を制圧したいところです。今日の戦いに投入しなかったハリケーンやP-40Eがまだあることと、またB-25・B-26・ウエリントンなどの双発爆撃機も待機しているので、全力でマグエを叩けば機能停止に追い込むことが可能な感じがします。しかしそれよりも急を要するのは、マンダレーの救援です。今日すでに日本軍の先鋒18000名車輛500台あまりがマンダレーに到着しました。これはおそらく戦車聯隊ですが、メイクテーラのヘクスには歩兵師団主力の9万7000名ほどが続いています。明日はマグエ飛行場爆撃はあきらめて、マンダレーの日本軍を爆撃したいと思います。ただ、爆撃だでマンダレーを防衛する自信がもてるかというと微妙なところではあります。
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