2014年1月30日木曜日

マグエ爆撃作戦は失敗


1941年6月11日、昨日に引き続きオーストラリアのケアンズからB-17E Fortress 23機がニューギニア島東部北岸のラエの飛行場を爆撃しました。今日はCAPの姿はなく、Airbase hits 8、Airbase supply hits 1、Runway hits 35の命中弾を得るとともに、零戦 7機、九九艦爆2機、一式戦 1機を地上で破壊することができました。また、ラエ以外の飛行場にLRCAPを上げる余裕など無いだろうと考えて、ポートモレスビーに7機のB-26 Marauderを送りました。Portland Roadsからポートモレスビーは8ヘクスあり、B-26にとってはextended rangeになってしまうので、500ポンド爆弾を3つしか搭載できません。そのため、Airbase supply hits 1、Runway hits 3というささやかな戦果しかあげることができませんでした。でも四発爆撃機に任せきりではなく、双発爆撃機もニューギニアの日本の飛行場の制圧に参加してゆけば、稼動機のやりくりがかなりラクになります。

今日の結果をみて、Terapoに師団規模の陸兵を送る準備を始めることにしました。また、昨日のエントリーでは、ラバウルは放っておく、ソロモン諸島は攻略する意味が無いと書きましたが、あれを書いたあと、誤解を生むかなと反省しました。ラバウルとソロモン諸島を放置すべきというのは、このゲームの日本側のこれまでの戦い方から導いた方針です。日本側がもっと違った戦い方、たとえば、機動部隊や水上戦闘TFをつかって積極的に南太平洋の通商破壊をして来るようであれば、南太平洋への出口を塞ぐバリアとするためにソロモン諸島を攻略すべき場合もあると思います。

中国では芷江が陥落しました。6月7日の芷江の北西側のヘクスの陸戦の後、日本側は芷江を包囲する動きをみせ、芷江の西のヘクスに移動を始めました。芷江にいた中国軍は2ユニットのみ残して西の貴陽に向けて後退しています。ただし、日本の大軍の前進を少しでも遅らせるため、芷江の西に続く森林ヘクスで遅滞戦闘を試みる予定です。

今日のメインイベントはビルマの空で戦われました。連合軍はチッタゴン、インパールからHurricane IIb Trop 48機とP-38E Lightning 25機がマグエをsweepし、その後、カルカッタのB-17E Fortress 21機がマグエの飛行場を爆撃しました。ここ数日、メイクテーラとニューギニアのラエが同じような空襲を受けていたので、日本側もこのマグエへの空襲を予想して準備していたようです。今日のマグエ上空には91機もの零戦(A6M2 Zero)がCAPしていました。

このゲームの戦闘機の空戦ではsweeperがCAPより有利という定説があります。しかし、今日のようにCAPの数が圧倒的に多い場合にはそうそうsweeper有利に展開するわけではありません。coordinateの条件に留意しておけば戦闘機と爆撃機がみごとな戦爆連合で目的地に到達してくれるのに対し、sweeperはそれぞれの飛行隊が別々に戦場に到着する仕様です。今日もsweeperは5波に分かれてしまい、一番大きなグループでも25機、一番少ないグループは6機でCAPと立ち向かうことになりました。そんなわけで、ハリケーンは48機中26機(被撃墜 23、Ops loss 3)、P-38Eは25機中12機(被撃墜 10、Ops loss 2)を失ってしまいました。零戦は24機(撃墜 16、Ops loss 8)損失のみでしたから、大敗です。ハリケーンは月産16機なので49日分にあたる大損害です。ただ、5月以前の空の戦いがそれほど激しくなかったので、まだ40機ほど在庫があるのでなんとかなりそうですが。

sweeperの後に到着したB-17Eも無事ではありません。45機の零戦に迎撃され、21機中5機(被撃墜 3、高射砲 1、Ops loss 1)損失の被害を受けました。Airbase hits 15、Airbase supply hits 6、Runway hits 33の命中弾はありましたが、5機の損失に見合った戦果だとはとてもいえません。規模7のマグエ飛行場の機能を停止させる夢の実現はかなり遠い先になりそうです。またB-17Eは月産15機なので今日の損失5機は10日分の生産数にあたります。さらに困ったことには、B-17Eの生産配給は今月で終了で、7月には配給がありません。8月にB-17Fの生産が始まるまで大切に使っていかなければいけない機種なのにこんなに損失がかさむとは、とほほです。

連合軍側は、日本がマグエにCAPを集中させているだろうことを予想して、SIlcharの双発爆撃機部隊にマンダレーの地上部隊への空襲を指示してありました。Hurricane I Trop 16機の護衛でB-25C Mitchell 8機、B-26 Marauder 8機、B-26B Marauder 8機、Wellington Ic 11機がマンダレー上空に到着した時、予想通りCAPはいませんでした。高度6000フィートから爆撃を実施し、日本の地上部隊のdevice 3個を破壊、20個をdisabledにすることができました。CAPの妨害を受けなかったわりに爆撃の戦果が少なめなのは、Silchar・マンダレー間7ヘクスが、英米双発爆撃機にとってはextended rangeになってしまい。500ポンド爆弾を3個(ウェリントンは4個)しか搭載できないからです。日本の九七重爆や百式重爆も250kg爆弾4個搭載ですから、距離7ヘクス程度で同じか少し破壊力に劣ることになってしまうわけです。情けないはなし。

これまでのところ日本側はCAPに主に零戦をあてています。一式戦が零戦に劣ることは明らかなので、うまいやり方だと思います。来月か再来月か、遅くとも9月には二式戦の生産が可能となります。このゲームでの二式戦は日本機連合軍機をとわず、大戦前半のベストファイターですから、二式戦が使えるようになったら、零戦は引っ込め二式戦主体に運用するつもりなのでしょう。連合軍側は米軍のP-39D、P-40Eがたよりないので、ハリケーンをsweepにつかっています。しかし、パイロットの数的には米軍の方がずっと潤沢なのです。乏しいパイロットとハリケーンに頼らざるを得ない連合軍としては、二式戦の登場がおそろしい。

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