1942年5月19日、Horn Islandにサプライを輸送中だったコンボイが呂68潜に攻撃され、魚雷が1本命中したxAKL Oorama(1050トン、VP 2)が沈没しました。この海域は、オーストラリア東岸からHorn Island、さらにトレス海峡を越えてはるかダーウィンまでサプライを輸送するコンボイが頻繁に航行していて、これまでも時々日本の哨戒機に発見されていました。潜水艦の良い狩り場になるはずですが、これまでは手出しされることがありませんでした。浅海ヘクスなので、潜水艦を危険にさらすことを躊躇していたのかも知れません。でも、あまりの交通量の多さについに潜水艦投入を決断したようです。連合軍としてはダーウィンのサプライの在庫が10万トンを越えたことと、第21師団がビルマに投入され日本のダーウィン上陸が遠のいたことから、ダーウィン行きのコンボイはしばらく中止しようと思います。そのかわり、Terapoへの上陸作戦を計画しているので、まずはASW TFを編成してこの海域から日本の潜水艦を追い払いたいと思います。
ラングーンへ向かう日本の輸送船団を捕捉するため、アキャブにPBY-5A Catalinaの飛行隊を2個配置し、Primary missionとしてNaval Attackを、加えてPatrol 20%を指示してありました。その期待に応え、アンダマン海に発見した輸送船団に対して、午前中に10機、午後に8機のカタリナ飛行艇が雷撃を敢行しました。午前の部ではxAP Palau MaruとxAK Imizu Maru、午後の部ではxAP Ussuri Maruに各1本の魚雷が命中爆発しました。3隻ともheavy damageと表示され、パラオ丸とうすりー丸には火災も発生したそうです。残念ながら沈没艦のリストには名前がありませんでした。また、この3隻とは別に他2隻にも計3本の魚雷が命中したのですが、そちらは不発でした。アメリカの航空魚雷、22in Mk 13 Torpedoについて調べてみるとDud(不発率) 50%に設定されていて、今日の6本命中、3本不発とちょうどぴったりです。アメリカの艦隊型潜水艦の魚雷の不発率 80%に比較すればましではありますが、航空魚雷もかなりの不発を覚悟しなければいけないんですね。空母の艦載雷撃機も同じ魚雷を搭載するので、これはなかなかにゆゆしき問題です。日本のコンボイはこのままラングーンに直行すると予想して、近くにいる潜水艦に迎撃を指示しました。またラングーン入港部にはオランダのO21が機雷(なぜか中国色=黄色のアイコンになってますがオランダ製です)を敷設しました。わずか20個なので、良いおもてなしになるかどうか気がかりではありますが。また、カタリナ飛行艇には今日損傷した客船・貨物船に対して再度の雷撃を指示しましたが、あしたはラングーンから零戦多数のLRCAPがいて、ひどい目にあうかも知れません。
そして今日の一番の重大事件は、日本の大軍がChihkiang(芷江か、昨日まで枝江と書いてましたが芷江の方が正解に近いような)を無視して沅江を渡河したことです。日本軍側は歩兵師団 11、戦車聯隊 8、独立混成旅団 1で素のAV 5147:対岸の中国軍5個軍団で1393。中国軍に地形のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正があり、日本側には混乱のマイナス修正がついていました。渡河なのでshock attackです。修正AVは3723:1000でオッズ比3:1で渡河に成功されてしまいました。敗北した中国軍の死傷者はdevice 823個が破壊され641個がdisabledになりましたが、日本側もdevice 114個が破壊され995個がdisabledになりました。中国側には重慶までのルートを守備するまとまった戦力がないので、日本側が今日の戦闘により多少とも戦力の低下を感じ、数日でもいいから前進をストップし休養してくれればと祈るだけです。また、日本側の補給線がかなり長くなってきていることは確かです。日本側は沅江の南に1ユニット、おそらく1個師団を残しています。芷江の中国軍がそちらに向かって移動してサプライの輸送を妨害したいところですが、渡河→即shock attackになってしまうのでちょっと無理。日本側があと1~2ヘクス重慶方面に移動したところを後から追跡する感じに動くしかないでしょうね。
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