2014年1月4日土曜日

イラワジ川橋頭堡陥落

1942年5月18日、プーケット島の西のヘクスでSS SauryがDD陽炎を雷撃しました。本当は兵員をたっぷり載せた客船か貨物船を狙って欲しかったのですが、対潜スクリーンがしっかりしていて雷撃のチャンスがなかったのでしょう。もともと駆逐艦には魚雷が命中しにくいので仕方がありませんが、はずれでした。昨日のエントリーでは、目撃しただけで雷撃してくれないと文句をつけましたが、SS Sauryは前日目撃した海域から攻撃の機会をつかむまで3ヘクスも追跡してくれていました。帰港したら艦長には謝らないといけませんね、これは。今日はほかにも、父島近海でSS GrowlerがxAK Tempei Maruを雷撃して不発。樺太の南でxAK Nitiai Maruを狙ったSS Gatoの魚雷1本だけが命中・爆発してくれました。ただこのxAK Nitiai Maruも沈没艦リストには名前がなく、潜水艦による日本の艦船の撃沈はなかなか実現しません。

注目のビルマですが、イラワジ川東岸橋頭堡のイギリス第7機甲旅団には一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 9機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 17機と九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 22機の空襲がありました。高度1万フィートからの爆撃でdevice 4つが破壊され13個がdisabledになるなど無視できない被害が出ました。

一方、連合軍はマグエに、チッタゴンからハリケーン(Hurricane IIb Trop)のsweepと、カルカッタからB-17(B-17D Fortress 3, B-17E Fortress 15)の飛行場爆撃とを計画していました。もちろん、先行するsweepがCAPを排除し、ついで爆撃という計画です。しかし今日は遠いカルカッタからのB-17の方が先に到着してしまい、マグエ上空でCAPしていた零戦(A6M2 Zero) 18機に迎撃されてしまいました。双発爆撃機だと全機撃墜も覚悟しなければならないシーンですが、B-17だとそこまでの被害は出ません。でも昼間の対戦闘機戦だと被害がゼロというわけにはいかず、B-17D 1機が撃墜され、B-17E 1機がOps lossになりました。一方、零戦もB-17Eにより2機が撃墜され、マグエ飛行場にもAirbase hits 4、Airbase supply hits 6、Runway hits 35の命中弾を得ることができました。その後、3波に分かれて到着したハリケーン 44機は、零戦5機を撃墜し1機をOps lossにし、ハリケーンの損失機はありませんでした。まずまずの戦果ですが、計画通りにsweepが先着していればB-17の損害はなかっただろうにと思うと残念です。

陸戦フェーズではイラワジ川東岸橋頭堡で日本軍のDeliberate attackがありました。日本側は泰国師団5個、戦車聯隊4個、捜索聯隊2個で素のAV 1124なのに対し、連合軍はイギリス第7機甲旅団と今日渡河したばかりの砲兵1ユニットで素のAV 127。連合軍側には先ほどの爆撃によると思われる混乱と疲労に経験不足のマイナス修正がついて、修正AVは465:26。オッズ比17:1と圧倒的な大差で敗北し対岸に後退しました。これだけの大差での敗北で、しかも撤退する場所は川の向こう側ですから、全滅してもおかしくはない場面です。しかし2部隊ともなんとか後退することができ、イギリス第7機甲旅団はTOEの31/61(完全充足状態を100/100とすると、戦力の61%は残っていて、そのうちの31%のdeviceが健全で、30%がdisabledつまり故障・負傷状態)、2/9th Field RegimentはTOEの36/71の戦力を残していました。ゲーム的にはユニットが残っているので全滅とは呼ばなくてもいいのでしょうが、どちらも死傷者が6~7割ですから一般的には全滅と呼ぶべき状態です。調子に乗って前に出すぎた報いでした。

とりあえず、イラワジ川をはさんで対峙することとなります。ただ、遠からず重慶陥落という事態になりそうな中国戦線のことを考えると、雨季の間ずっとこの線で待機するというわけにもいかないでしょう。今日の戦闘に参加した日本側の部隊のリストを見ると、やはり日本側はビルマに歩兵師団を配置していない感じです。ちょうどラングーンに急行中の21師団がビルマ派遣の最初の歩兵師団になるのでしょう。それならば、ここにいるオーストラリア師団2個に、ラシオのビルマ師団1個、ミートキーナで休養中の中国軍2個軍団、アキャブで待機中のインド師団1個、アメリカ東海岸からカラチまでの船旅があと2日ほどで終わるアメリカル師団(この間の日本側の南東方面の占領地拡大の様子から、太平洋戦域で大規模な上陸戦を実施する必要がなさそうだったのでCBI戦域に投入することにしました)を加えて、1ヶ月後くらいには攻勢を再開できるのではと思っています。

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