このブログを始めて、今日で1000回目のエントリーになりました。こんなに永く続くとは自分でも予想していませんでしたが、これもひとえにWar in the Pacific Admiral’s editionというゲームの面白さのおかげです。今後もPBEMをプレイしているうちは、このチラシの裏も続けようと思っています。理想としては、このブログからWitP AEの良さを少しでも感じ取っていただき、PBEMに手を染める日本人プレイヤーが一人でも増えてくれるといいのですが。
1942年5月31日、機動部隊はハワイやミッドウェイ島の哨戒機から姿をくらましました。5月29日の空襲で損傷を受けた艦船のうち、被害の一番大きかったCVレキシントンを入渠させ1ターン経過したところ、修理完了までの日数が120日と表示されました。最初の見積もりの77日よりだいぶ長くなっています。船体の損傷だけでなく、砲やレーダーといった兵器(この表ではDevices)も壊れていると、入渠させずに見積もられる日数よりも、実際に入渠させて見積もられる日数の方が長くなることが知られています。これは兵器の修理に要する日数も加算されるからということです。この表でおわかりのように、CVサラトガは兵器(Devices)が4つ破壊されていますから単なる見積もりより修理に長くなるのは分かりますが、CVレキシントンは兵器で破壊されたものはないし、また同時に入渠しているのはCVヨークタウンと駆逐艦1隻で、修理廠の能力にはまだまだ余裕があるんですけどね。いずれにせよCVレキシントンは、修理完了までの120日、1942年6月のアップグレードに要する30日、10月のアップグレードに要する21日とで合計171日、つまりあと半年は動けません。
Terapo上陸作戦で魚雷を4本受けたBBコロラドですが、オーストラリアの東岸をゆっくり南下中です。Sysダメージが28もあるので心配していたのですが、航海中も少しづつFlt(浸水)ダメージは低下してきているので、タウンスビルまでは心配なさそうです。できればその先、ブリスベーンかシドニーまで南下させ、Sysダメージをゼロにしてからアメリカ西海岸かまたは東海岸へ向かわせることになるかと思います。
ビルマではラングーンからアキャブに一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機が飛行場の爆撃にやって来ました。アキャブにはCAPを上げていなかったので、Airbase hits 8、Airbase supply hits 3、Runway hits 29の命中弾があり、P-400 Airacobra、A-24 Banshee、Hudson IIIaを各2機、合計で6機が地上で破壊されてしまいました。ハドソンは海上哨戒任務に従事していましたが、急降下爆撃機のA-24バンシーは日本の巡洋艦などが艦砲射撃に接近してきたら攻撃するため、エアラコブラはその護衛を指示してありました。アキャブの飛行場はサービス施設に15、滑走路に32のダメージを受けてしまいましたし、またこんなところで制空権を競っても仕方がないので、バンシーとエアラコブラは大人しくカルカッタに後退させることにしました。制空権を競ったりしなくても、マンダレーからメイクテーラに南下中の地上部隊が日本側の飛行場を順次占領していってくれることを期待しています。
1942年3月27日に日本に占領された蘭印西部のSaumlakiが今日、解放されました。特に部隊を送って占領したわけではなく、2ヘクス離れたBabarに部隊を集結させ始めたので、それに反応して解放されたようです。守備隊を置いていない根拠地は、周囲の敵の根拠地に部隊がいると、戦闘なしで相手のものになってしまうことがあるのは仕様です。少人数がボートで向かい、旗を立てて占領を宣言し、帰ってくるような行動をシミュレートしているといわれています。それにしても不思議なのは、イギリス軍のアイコンがついたことです。もともと蘭領インドですから解放後もオランダのアイコンになるような気がしていましたが、そうではないのですね。BabarにいるIDの番号の一番小さな地上部隊はオーストラリア軍ですが、restrictedをはずすためにABDA司令部所属にしてあります。今はなきABDA HQはイギリス軍ということになっていたので、イギリスのアイコンがついたのでしょう。
日本側は蘭印西部の根拠地のうち、偵察で蘭印軍の駐屯していることを確認したところを占領して行きました。Babarには当時、守備隊がいなかったのでそのまま放置されました。連合軍は、空母を使わずに済むところというコンセプトで反攻の計画を建てていますが、ダーウィンから蘭印西部への反攻作戦もその一つです。クーパンを占領された後、ジャングルに逃げ込んだ蘭印軍部隊は飛行艇で密かにニューギニア島南西にあるdot baseのTimoekaに後退させてありました。日本軍もまさかこんなところに蘭印軍がいるとは思っていなかったのでしょう、偵察機がやって来ることもなく、ダーウィンから空輸されるサプライでしばらく潜伏していました。反攻を支援するためにダーウィン北のBathurst Islandの飛行場を拡張し、今日でちょうど4になりました。それにあわせて数日前からTimoekaに潜んでいた部隊と、ダーウィンからオーストラリアの歩兵・工兵部隊とを飛行艇でBabarに空輸し始めていたところでした。ある程度の戦力がまとまり、foritificaitionの増強が進むまで露見せずにいて欲しかったところですが、Saumlakiに日本の守備隊がいなくて、自然に解放してできてしまうことまでは計算に入れていませんでした。まだBarbarの部隊は合計でAVが13しかないし、fortificationも1にしかなっていないので、陸戦隊一つが上陸するだけで簡単に占領されてしまいます。でも、3月の頃とは違ってP-39やP-40でも飛べる距離6ヘクスのBathurst Islandに飛行場ができ、ダーウィンにはB-26が40機弱と、重巡1・軽巡4の水上戦闘TFも待機しているので、多少の抵抗は覚悟しておいてもらいましょう。
中国では、昨日の歩兵師団12個相手の陸戦に続き、その2ヘクス南で戦車聯隊8個にDeliberate attackをしかけられました。日本側の素のAV 513:中国軍 879。中国軍には地形のプラスと経験不足のマイナス修正があり、修正AVは310:1711。オッズ比1:5で防衛に成功です。しかし、まともな対戦車兵器の乏しい中国軍が戦車聯隊8個と対峙すると、日本側の車輌4輌破壊163輌disabled(故障)に対し、中国軍にはdevice 22個破壊304個disabledの大きな被害が出ました。5月25日に続いて今日も防衛には成功したのですが、状況はそれほど楽観できるものではありません。中国軍は5月25日には素のAV 1162あったのが今日は879。日本軍は5月25日には素のAV 495・車輌949輌だったのが今日は513と949輌。日本側は休養しサプライを消費することでdisabled(故障・負傷)になったdeviceを回復させることができるのに対し、サプライの絶対的に不足している中国軍はdisabledになったdeviceの回復が期待できないのです。このまま戦闘を繰り返せばいつかはここも突破されることになるのでしょう。
2 件のコメント:
祝1000回!
これだけの分量すごいです。
出版されたら買います!
日本軍は大陸に陸軍を集中しすぎている
ように感じますが。。
もっとビルマや太平洋方面に向けなくて
良いのでしょうか。
連合軍としてはビルマがチャンスですね。
コメントありがとうございます。
たしかに中国の大軍に圧倒されていますが、ビルマではなんとか勝機をつかみたいところです。
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