2012年3月17日土曜日

珊瑚海の空戦で大きな損害



昨日のエントリーでお示ししたように、4月は平穏な日が多く、特にオーストラリア北東部ではほとんど戦闘らしい戦闘がありませんでした。昭和17年5月3日、ポートモレスビーのA6M3bにクックタウンをsweepさせてみました。A6M3bはarmor 1が特長の陸上基地型ゼロ戦で、RA modの仮想機種です。P-40EがCAPに上がっていたのですが、多数を撃墜する成果を挙げることができました。これが刺戟になったのでしょう、5月4日は珊瑚海をはさんで連合軍にも動きがありました。
5月4日、連合軍はB-17E Fortress 45機とLB-30 Liberator 3機でポートモレスビーを空襲してきました。これまで何も仕掛けてきていなかっただけに、オーストラリアにこんなに四発機を集中させていたとは驚きました。ポートモレスビーのA6M3bが地上で1機破壊と、Airbase hits 4、Airbase supply hits 1、Runway hits 6の被害を受けました。四発機48機の空襲にしては被害が少なかったのは、高度15000フィートからの爆撃だったからだと思います。前日に出撃したポートモレスビーのゼロ戦は休養日で、ブナのゼロ戦がCAPを担当していたのですが、視認してから来襲まで11分だったので迎撃できなかったようです。
前日のクックタウンsweepに味をしめて、今日はブナの九七重爆でクックタウンを爆撃させることにしていました。ブナから26機のA6M3bが護衛で出かけたのですが、前日以上に多数のCAP、合計で76機が待ちかまえていました。曇天のためか視認から来襲まで0分と報告されていて、実際に76機が迎撃できたわけではなく、空中に待機していた30機プラスいくらかなんだと思います。それでも護衛機よりCAPの数が多いし、護衛戦闘機よりCAPの方が有利な仕様ですから、26機のA6M3bのうち17機が空戦で破壊、5機がおしゃかになったと報告されています。パイロットにもKIA 7名、WIA 1名、WIA 8名と多数の犠牲者が出てしまいました。戦果は地上で一機破壊とAirbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 8で連合軍のポートモレスビー爆撃と同じくらいでした。先月1ヶ月の全戦線でのゼロ戦の損失は9機(すべてA6M2)だけだったので、今日一日でその2倍半を失ったことになり、中の人にも大きなショックで、考えが甘かったと反省中です。一方、九七重爆の方には損失が一機もなく、護衛戦闘機隊は自らを犠牲にして爆撃機を守ってくれたわけですね。
珊瑚海での大きな損害を埋め合わせるかのように、潜水艦が気を吐いた一日で、西海岸・ハワイ航路ではI-26がxAK Texanを、オーストラリア西北のパースの沖でI-155がxAK Haresfieldを撃沈してくれました。でも、やはり士気の下がったままの一日でした。

2012年3月16日金曜日

昭和17年3月の成績(Reluctant Admiral mod)



昭和17年4月の戦果と損害をまとめてみました。まず、Intelligence画面はこんな感じです。
艦船の損失を表にしてみると、今月の損失数がたった4隻だったことにあらためて気づいて驚きました。連合軍の潜水艦に襲撃されるアニメはしょっちゅう目にしているので、もっと沈められているような気がしていました。日本側が潜水艦による沈没4隻なのに対して、連合軍側は5隻。5隻のうちのCL Danaeは沈んでいないと思われますので、今月の潜水艦戦は五分五分でした。ただし、日本側は米軍魚雷の不発に助けられているのに対して、日本側は目一杯頑張ってこの成績なので、魚雷の不発が減る昭和18年以降が思いやられます。あと、沈没していれば今月最大の戦果になるはずだった戦艦Warspiteの名前が挙がっていないのが残念。


4月の飛行機の損失数はおよそ3対2のスコアで、まだ日本側が優勢です。また航空優勢の一つの指標になると考えているA2Aでの戦闘機の損失数も、日本側が有利なスコアのままでした。これをみて、ゼロ戦のA2Aでの損失がゼロであることに気づいてびっくり。もちろん、Ops Lossとなった機体の中にも空戦の被害によるものが含まれてはいるのでしょうが、今月は主に海軍が担当している戦域での戦闘が少なかったことを反映しているものと思われます。3月に空母Indomitable、4月に戦艦Warspteと、主力艦が航空機による雷撃を受けているので、連合軍側が慎重になってきているのかなとも想像します。
それを反映してパイロットの死傷者数も、MIA 9名、WIA 20名、KIA 87名とこれまでの各月よりも少なくなっています。今月もビルマと中国では激戦が続いています。太平洋戦線の方は、米軍空母のアップグレードが済んで、雷撃機がすべてTBF Avengerに更新されるまでしばらく静かなままかもしれません。

2012年3月14日水曜日

R&Dの進行状況100%

パッチ1.01.08r9で新型機種のR&Dの進行度が表示されるようになりました。R&D工場で(バーチャルに)生産された機数が合計で100機になるとその新型機種の生産開始が一か月早まるものと理解していましたが、どうもそうではないようです。


これは、大戦中盤の陸軍の主力爆撃機となるKi-49-IIa Helenの昭和17年5月1日現在のR&Dの状況を示したものです。翌月が生産開始月となる機種の名称はR&D工場画面で藤色に表示される仕様になり、この日の”Ki-49-IIa Helen”も藤色に表示されていました。ただし、このスクリーンショットは機種の名称にマウスポインターをあててtool tipを表示させているので、名称が藤色でなく白色です。tool tipをみるとおわかりのように、Ki-49-IIa HelenのR&D進行状況は100%。前日のKi-49-IIa HelenのR&D進行度は94%で生産開始予定月は昭和17年6月だったので、この日100%になって一ヶ月生産開始が早まって5月からになると、すでに5月1日なので即R&Dラインが生産ラインに切り替わるものかと予想していたのですが、そうはなりませんでした。この状態でもう一日経過を見ると、
OPERATIONAL REPORT FOR May 01, 42
Aircraft Ki-49-IIa Helen advances R&D
と報告され、5月2日の時点ではR&Dラインが生産ラインに切り替わっていました。R&DラインをR&Dのまま保持するか、それとも実機生産ラインに切り替えるかの判断はプレイヤーにまかされています。今後も飛燕、疾風、紫電改、銀河、飛龍など、生産開始を早めたい機種はたくさんあるので、研究済みのR&Dラインがすべて生産ラインに切り替わってしまわないように、 R&Dラインの研究対象機種を変更してゆくことが必要です。研究対象機種を変更するタイミングの判断に、R&Dが100%ぴったりでは生産開始が早まらないということも織り込んでおくことが必要かと思い、ご参考までに紹介しました。
Helenは、開戦時にKi-49-Ia Helenを対象機種とするすべて規模14のラインが一つあってすべて修理済みでした。この他に規模30のラインを5つ用意しました。Ki-49-Ia Helenはもともと昭和17年4月が生産開始予定月です。昭和17年3月になってから規模14のラインを30に拡張しました。生産開始予定月の前月はR&Dラインの修理がほぼ一日に1ポイントづつ進行するので、これで修理済みの規模30のR&Dラインが6つとなります。6本のR&Dラインがフル稼働するようになってから、研究対象機種を本命のKi-49-IIa Helenに変更しました。だいたい半月で生産開始が一ヶ月づつ早まりますから、もともと昭和17年9月生産開始予定だったのが5月2日から生産可能にまで早めることができました(現在プレイ中なのはRA modなのでGC 1と少し違う点があるかも知れません)。

2012年3月13日火曜日

真珠湾の防備は弱め

やはり比較的平穏な日々が続いていますが、昭和17年4月30日、オーストラリア西岸のパース港沖でI-28がイギリスの貨物船 xAK Tai Sangを雷撃して撃沈しました。両軍通じて4月26日以来4日ぶりの艦船の沈没です。
その後、シドニーの東方沖でRO-65がAG Arcticを発見。本日2隻目の戦果かと思ったのですが、攻撃は実施されず。”Captain of SS RO-65 elects not to launch torpedoes at this target”と報告されました。このやりとりをみて感じたこと。

  1. xAKLではなくてAGですから充分に雷撃に値する目標だと思います。また護衛する艦艇の存在は報告されていないので、独航していたと考えるべきでしょうから、どうして攻撃してくれなかったのか不思議。
  2. リプレイは連合軍側と日本側とおなじものをみているはずですよね。そうだとすると、潜水艦の存在を暴露しただけで戦果がないのですから大損。
  3. 飛行部隊や陸兵の動員が忙しくPPは常に不足しているので、潜水艦パトロールTFに新たに司令官を任命するような贅沢はしていられません、しかしこのRO-65は開戦時にすでにTFに編成されたいたようで、艦長とは別にTFの司令官がいました。艦長はKatsuma P.という姓名なのでランダムに生成されたリーダーのようですが、TF司令官のYoshimatsu Tamoriさんは吉松田守大佐という実在の人物のようです。でも吉松田守大佐よりもランダム生成のリーダーの方がNav, Aggともに高いというのは悲しい。
  4. 攻撃を見送る判断をした”Captain of SS RO-65”というのは文字通りRO-65の艦長なんでしょうか?もしそうだとすると、PPをつかってAggの高い人を司令官に任命する意味はないですよね。PPをつかうなら艦長(TF司令官を別に任命しなけれ、ふつうは潜水艦1隻で構成される潜水艦パトロールTFの司令官には艦長が自動的に就任)の方を交替させるべきということになります。また、この二人のAggはそれぞれ61と79ですから変更しても攻撃してくれないことはあるのかもしれません。
今日はSIGINTにパールハーバーの名前が2つ挙っていて、昨日のSIGINTともあわせてパールハーバーのDLが2/1となりました。覗いてみると、在泊艦艇が49隻もいます。でも、戦闘機は25機、爆撃機は4機、支援機種は4機と飛行機はかなり少なめです。もう一度真珠湾攻撃をしてみたくなってしまうような数字ですが、 どの程度の信頼性がある数値なんでしょうね。まあ、Flakの被害が馬鹿にならないでしょうから、実行するまでの勇気はありませんが。

2012年3月8日木曜日

ジャワ島を完全に解放

気になる新作が続けてふたつ発表されました。ひとつは「新しいiPad」。iPad3ではなくて、iPadなんですね。Appleのサイトでビデオをみてみましたが、「目に見えて革命的」というコピーに違わず、大きな変更点はディスプレイのようです。ただ、web browseと文書を読むという私の主な用途からいうと、Retinaディスプレイになること自体には魅力を感じません。実際、iPhoneも3GSから4Sに機種変更した時もRetinaディスプレイ、きれいだとは思いましたが、それほど大きな変化だとは感じませんでした。これまでどおりにiPad2を愛用したいと思います。
もうひとつはSImCityで、こちらもSimCity 5ではなくて単にSimCityでした。ラッシュアワーからでももうだいぶになるような気がしますが、素のSimCity 4の発売はもう10年近く前のことだったんですね。SimCity 5はずっと待ち望んでいたので、新たなSimCityの制作には期待しています。ただ気になるのは、SimCity 4が3年くらい前には新しかったうちのPCでもかなり重かったことです。重い主な原因はグラフィックではなく、Simたちをシミュレーションする処理の方だとか。そういった処理を担うCPUの方には近年それほど大きな進化がなかった印象なのですが、重すぎてプレイできないなんてことにはならないのでしょうか?グラフィックの進歩や、他のプレイヤーの都市を自分のシティの近隣都市としてプレイできるなんていうことにはあまり興味がないので、正統な進化をしてくれるのかが心配です。
さて、ここしばらく大きな動きがなかったPBEMですが、昭和17年4月26日は小さなイベントがいくつかありました。まず、RO-34がセイロン島西方でCL Danaeを雷撃して魚雷が一本命中しました。今日のSunk Ship listにはCL Danaeの名前がありましたが、アニメーションにはHeavy Damageと表示されてはいても、沈没音はきかれなかったし、まさか魚雷一本で沈んだということはないでしょう。CL DanaeはD級の僚艦CL Dauntless、駆逐艦2隻とともに(もしかすると他にもいたのかも)航海していたので、雷撃後にはDD Fortuneによる爆雷攻撃を受けました。コンバットリポートにはhits 9と報告されていますが、命中ではなく近くで爆発しただけだったのでSys 20, Flt 15, Eng 1と比較的軽傷ですみました。シンガポールまでは充分に帰り着けると思います。この雷撃のお返しに、ラバウルの南でブナへサプライを輸送するコンボイがS-37に襲撃され、PB Tsuneshima Maruが撃沈されてしまいました。両軍通じて、久しぶりの沈没艦です。
しばらく前から、ケープタウン発オーストラリア西岸のパース行きのコンボイがしばしば報告されています。ラングーンへの陸兵の輸送も一段落したので、ベンガル湾でパトロールしていたMini KBをインド洋の通商破壊に派遣することにしました。シンガポールからジャワ海、スラバヤ、バリ海峡経由でインド洋に出たのですが、2日間航海したところでオランダのAMc Rindjaniを発見してしまいました。小さな機雷敷設艇にきちんと魚雷を命中させてくれた点はいいのですが、こんなところで存在を明かしてしまっては連合軍も警戒するに違いありませんから、通商破壊任務は失敗ですね。連合軍が小艦艇でピケット線を設定していたのならgameyと非難するところかもしれませんが、このAMc Rindjaniはバタビア陥落後にここまでようやく避難して来た船なので、ご愁傷様というしかありません。
今日は連合軍のジャワ島最後の拠点であるTjilatjapが陥落しました。手こずるかとも思っていたのですが、第一回総攻撃で占領できました。コンバットリポートには占領にともなって連合軍機を地上で19機破壊したことが報告されています。しかしTrackerをみるとこのほかに7機がA2Aで破壊されたことになっていました。占領にともなう航空機の損失はすべてOperational Lossとして処理されるものかと思っていたのですが、そうではないようです。バタビア、バンドンと順に攻略して来ていて、これまでTjilatjapの飛行場に対する本格的な爆撃は実施できていませんでした。おそらく、オランダ軍は残存航空機をすべてTjilatjapに集めて哨戒・偵察飛行をしていたのだと思われます。これまで注意を払ったことがなくて気付きませんでしたが、占領当日に飛行任務を実施している機体の損失は、Ops LossではなくAir Lossとして計上されるのかなと想像しますが、どうでしょう。

2012年3月7日水曜日

TFのdockしない理由

リプレイを見終わった後に各根拠地を順次チェックすると、そのターンに港に到着したTFにdockしているものとdockしていないものがあることに気付きます。自動的にdcokするTFとdockしなかったTFとがある理由について、dockするにもOpsポイントが必要だがその日に港に到着するまでの航海でOpsポイントを使い果たして、dockするのに要するOpsポイントが残っていなかったのではという仮説がだいぶ以前にフォーラムで提示されていたことがあります。しかし、それが正しいのかどうかについてDevの人からのコメントはなく、真相は闇の中でした。先日、この問題についてまたTF dockingというスレがたてられ、MIchaelさん(Devチームの一員)からの回答も寄せられていました。それによると、
規模3以下の港では自動的なdockは起きないが、プレイヤーが手動でdockさせることを妨げるものではない。小さな港の限られたdockスペースをプレイヤーの管理下に置くためこうされたのだと思う。プログラムが自動的にdockさせてその港のdockスペースを占めてしまうと、もっと重要なものを揚陸しようとするTFの支障になってしまう。長い目で見るとこの仕様の方が良いだろう。
とのこと。MIchaelさんはいまでもパッチをつくり続けてくれているdevチームの最後の一員ですが、もともとはNavalの担当ではなかったので、推測で答えてくれたようです。 マニュアルの9.3.3.2 CARGO AND FUEL HANDLINGには「dockしていないTFでも港で積載・揚陸ができるが、燃料の補給ができるのは規模5以上の港に限られる(小さな港にはそのための施設がないため)」と記載されています。途中の港で給油しながらのパトロールを指示してあるASW TFのことを考えると、規模4以下の港に物資を輸送するTFが自動的にdockしてしまうと、燃料補給に失敗することもあり得るでしょうから、自動的にはdockをさせないという仕様にも一理ある気もします。でも、この回答に対して
港が空いているなら自動的にdockすべきだし、港が空っぽでなくてもdockスペースに余裕があるなら自動的にdockすべきだし、港のdockスペースがいっぱいならいずれにせよプレイヤーが手動で管理しなければならないんだから、自動的にdockする仕様にすべきだ
と要望が出されました。それに対して、
TFは自動的にdockしない方がいい場合にはdockしないようになっている。上陸用TF(amphibious TF)は規模4未満の小さな港にdockするよりも海岸に揚陸した方が速い。こういった状況ではdockしないんだ
とDonさん(Devチームの一員)から回答がありました。しかしこれに対しても、
「 TFは自動的にdockしない方がいい場合にはdockしないようになっている。上陸用TF(amphibious TF)は規模4未満の小さな港にdockするよりも海岸に揚陸した方が速い。こういった状況ではdockしないんだ」っていうから検証してみた。同じ船級のxAKからなるCargo TFとAmphibious TFを二つずつ用意し、サプライを積載し、naval supportのいない規模1の港に移動させた。しっかりした結果を得るため、TFは同じヘクスから出発させ、到着後1ターン待って手動で揚陸を始めさせた。結果は
dockしたCargo TF 200サプライ
dockしていないCargo TF 160サプライ
dockしたAmphibious TF 400サプライ
dockしていないAmphibious TF 320サプライ
いずれにせよ、dockしたTFの方が速く揚陸できる。dockしているTFは燃料を消費せず、Opsダメージを被らず、現在あるダメージも速く修理できるという利点はいうまでもない。dockしない方がいいという主張には同意できない。事実から引き出せる結論はただ一つ、小さな港へはCargo TFやTransport TFではなくAmphibious TFをつかう方が有利だということ。しかもそれでも、dockした方がdockしないよりいい。
と反論のレスがありました。マニュアルの9.3.3.1 SHIPS DOCKEDには「dockスペースの上限を超えてTFを港にdockさせることはできない。しかし、dockしていないTFも少し遅いペースにはなるがほとんどの作業を実施できる」と記載されています。ただ、どのくらい遅くなるかは明記されていないので、少なくともサプライの揚陸に関してはdockしていないとdockしている状態の80%になってしまうことがこの検証で明らかになったのは収穫でした。そして、これに対するDevの人のお答えは、
関連するコードとその背後にあったデザインの目的を、可能な限り思い出してみた。
素のWitPと、発売前のWitP AEの初期バージョンには、TFをdockさせたりundockする特別なコードが含まれていなかった。TFはdockを試みるが、もしdockできなければその港で貨物の積み降ろしを自動的に始めることはなかった。
テストプレイでこの点の不都合が指摘され、dockできなくてもTFが貨物の積み降ろしをできる(ただし効率はかなり低いが)ようなコードが挿入された。
同時に、港の積み降ろしの限度が設定された。それはかなり複雑なものだった。TFがdockせずに大量の貨物を海岸に降ろせるとしても、港がこの貨物を輸送したり貯蔵する能力には限りがあるというものだ。一定量に達すると貨物は海岸に貯留し始め(輸送されるのをまつだけになる)、溢れかえってしまう。そこで、dockしていない時の貨物の取扱量に上限を設けることにした。dockしている時の取扱量の上限と同じように、これは港の規模に依存している。どちらも使えるが、dockしての貨物の取り扱いの方が好ましく、dockしていない状態での取扱量がdockしての貨物の取扱量を上回らないようにした。
最後に、上陸用TF(amphibious TF)が小さな港でdockしていない状態での積み降ろしを余儀なくされた場合の特別なチェックをいれることにした。これに関してはテストプレイヤーの間でかなりの議論がおこり、最終的には折衷案が採用されたが、必ずしも全員が満足できるようなものにはならなかった。
振り返ってみると、貨物の積み降ろしの上限量は少し低めだったかと思うし、dockしていないTFから降ろされた貨物を港が処理する能力の上限も少なすぎたかと思う。でも、これは私の感じ方に過ぎないし、私は今ではこのゲームのサポートチームのアクティブなメンバーではない。
少し長くなったが要点をかいつまんでいうと、計算式に変更を加えないことをお勧めする。変更すると他の面で大きくバランスの崩れる危険が大きい。変更を加えても効果は小さいし、ゲーム内でその変更が効果を発揮する機会も多くはない。
それでももし何らかの変更を加えようというのなら、貨物の積み降ろし量と、dockしていないTFが海岸に降ろした貨物を港が取り扱う量の、両方をいじらなければならない。片方だけ変更しても、もう片一方の上限量が変更なく効いたままなので、変更の効果が発揮されないから。しかし、dockしない状態で海岸へ貨物を降ろせる量に変更を加えるとすると、貨物の積み降ろし量の計算が全体的にバランスを失うことになってしまう(つまり、港にdockできるトン数の制限が意味を失ってしまう)。正気を失わずに済む唯一の変更方法は、上陸用TFのdockしていない状態での貨物の積み降ろし量すべてに制限を設け、Naval supportが海岸の滞貨を処理する特別な能力を(かなり限定的に)増加させることだろう。私見ではこれがなすべきことのように思えるが、上陸用ではないTFからdockしない状態での貨物の積み降ろしの能力を完全に奪ってしまうことになる。開発の途中でこの変更を(特に貨物を積載したTFが目的地で上陸用TFに変更されることがないようにしながら)試みた時、そうなってしまって唸ったのを想い出す(訳注:Cargo TFとして容量一杯積載し、目的地で容量の80%しか積載できないが降ろす速度が有利なAmphibious TFに変換するチートを使えなないようにしたまま、という意味でしょう)。いろいろと試みたが、結局は問題を解決できず、変更を加えることができただけだったので違った意味での問題が生じることになった。
というものでした。複雑な仕組みのゲームなのでプログラミングにもかなりご苦労があるようです。このスレを読むにあたってマニュアルを読みなおしてみたので、その部分の訳と、関連する数字も表にしてみました。
6.3.3.2.5 PORT LOAD RATE ADJUSTMENTS 
Naval Supportと港へのダメージはともに港のTFを扱う能力に影響を与える。
>> 港のダメージ1ポイントはその港の規模を1%小さくすることで、揚塔能力を減少させる。
>> Naval Supportは兵員とサプライの積載速度を向上させる。Naval Supportは対象となる艦船の揚塔速度を速くするが、その港で兵員・サプライを扱う能力自体を向上させるわけではない。1分隊のNaval support squadは兵員・サプライの積載能力を10ポイント向上させる。
>> dockしていないTF。TFはdockしていなくても積み降ろし作業を実施できる(港の艀を使うか、艦船搭載の舟艇をつかって)。積み降ろしの速度はきわめて制限されたものとなり、各ターンに積み降ろしできる量を制約するために設けられた、dockしていない艦船の貨物取り扱い上限量が課される。可能なら、積み降ろし作業の際にはTFをdockさせた方がいい。
>> 味方の港で潜水艦に搭載することのできる兵員数はごく少数に限定されている。港の規模によるが、制空権下の港では一日に1~4、制空権のない港では一日に1~2のみとなっている。
>> 港のヘクスの製油所と産油施設は、積載速度と一日あたりの最大積載可能量とをそれぞれ増加させる。増加する量は、積載速度については一日産出量の半分、最大積載可能量については一日あたり産出量と等しい。製油所と産油施設とがともに存在している場合は、製油所で消費される原油のぶんだけ、上記の増加量からさっ引かれる。
>> 港のヘクスのresource産出施設も、同じようにresourceの積載速度と一日あたりの最大積載可能量とを増加させる。
6.3.3.3 TASK FORCE UNLOADING
TFの荷下ろしはTFのタイプによって、通常の揚陸(normal unloading)と強襲揚陸(assault unloading)の二つに分類される。
6.3.3.3.1 NORMAL UNLOADING 
通常の揚陸は積載と同じく港の規模の関数であり、各艦船ごとの速度も港としての一日あたり最大量も積載とまったく同じ速度で行われる。上記の港のダメージやNaval supportによる影響を含めて、積載でつかわれるのと同じ計算式をつかって、TFは揚陸してゆく。
 1. 港の揚陸の修正要素:Naval supportと港のダメージはともにTFからの揚陸速度に影響する。
 2. 港の揚陸速度の上限:一日あたりの最大取り扱い可能量は積載と揚陸の両方に適用される。もし、積載中のあるTFがその港の一日あたり最大取り扱い量の70%を使用していれば、揚陸に使えるのは残りの30%分だけになってしまう。
 3. 港のdock可能トン数制限:港にdockできる最大艦船のトン数と、dockできる艦船の合計トン数とは積載・揚陸の両方に適用される。
 4. TFがdockしているかどうか:どのTFもdockしていない状態で揚陸を行うことができる。上陸用TFはdockしていない状態での揚陸作業をより速く実行できる。
6.3.3.3.2 AMPHIBIOUS UNLOADING 
Amphibious Unloadの速度ボーナスは上陸用TFだけに適用される。 Amphibious Unloadの速度は艦種(上陸用舟艇か揚陸艦かふつうの貨物・客船か)によって異なる。港の施設に由来する貨物の取り扱い上限量は適用されない。Amphibious Unloadは兵員と貨物(装備とサプライ)のみに適用される。Amphibious Unloadは燃料や原油やresourceには適用されない。日本側には開戦後4ヶ月(訳注:12月7日から4月6日ではなく、12月7日から3月31日まで)の緒戦期ボーナスがあることに注意すること。
6.3.3.3.2.1 OVER THE BEACH 
これは海岸への強襲揚陸時に適用される。
>> 上陸用舟艇。上陸用舟艇は1ターンですべてを揚陸できる。
>> 揚陸艦(APA、AKA、LSD、LSVとイギリスの同種艦)。上陸用TFに含まれる揚陸艦は一ターンに一隻あたり3000ポイントの速度で揚陸できる。
>> 軍用輸送船(AP、AK)。上陸用TFに含まれる軍用輸送船は一ターンに一隻あたり600ポイントの速度で揚陸できる。
>> 商船(xAP、xAK)。 上陸用TFに含まれる商船は一ターンに一隻あたり250ポイントの速度で揚陸できる。
>> 日本側は1200ポイントの緒戦期ボーナスがすべてのAP、AK、xAP、xAKタイプに適用される(訳注:xAKLにも適用されるのかどうかとフォーラムで質問されたことがありましたが、はっきりした回答はありませんでした)。
6.3.3.3.2.2 FRIENDLY PORT 
上陸用TFが規模4以下の味方の港にdockして揚陸する際には、兵員と貨物とで揚陸速度が異なる。
>> 上陸用舟艇。兵員は一ターンに一隻あたり1000ポイントの速度で揚陸できる。貨物は一ターンに一隻あたり750ポイントの速度で揚陸できる。
>> 揚陸艦(APA、AKA、LSD、LSVとイギリスの同種艦)。 兵員は一ターンに一隻あたり1000ポイントの速度で揚陸できる。貨物は一ターンに一隻あたり750ポイントの速度で揚陸できる。
>> 軍用輸送船(AP、AK)。 兵員は一ターンに一隻あたり300ポイントの速度で揚陸できる。貨物は一ターンに一隻あたり300ポイントの速度で揚陸できる。
>> 商船(xAP、xAK)。 兵員は一ターンに一隻あたり125ポイントの速度で揚陸できる。貨物は一ターンに一隻あたり125ポイントの速度で揚陸できる。

2012年3月2日金曜日

まとめのサイトをつくってみました

WitP AEについてフォーラムで学んだ知識、PBEMで得た経験などをこのブログに書いてきました。でも、エントリーが500近くになってきて、どこに何が書いてあるのか、また何を書いたことがあるのかさえ、自分でもわからなくなってきています。そこで、整理のためにまとめのサイトをつくってみました。
もう3年以上プレイしていて、その間に大きなアップデートが数回ありました。ルールが変わってしまった点も少なくなく、完全に役立たないものはこのサイトには載せないようにしたつもりですが、遺漏があるやもしれません。ご利用の際にはご注意を。