2014年5月30日金曜日

Terapoで百式重爆12機を撃墜

1942年9月5日、ニューギニア島東部南岸のTerapoに空襲がありました。Terapoへはこれまでにも散発的に空襲がありましたが、今日は一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 41機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 36機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 47機、戦爆合計で109機もの大編隊が飛来するという力のこもった空襲でした。Terapoには戦闘機を配置していないのでCAPはなく、飛行場にはAirbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 38の命中弾があり、またカタリナ飛行艇5機が損傷し、1機が地上で破壊されました。かなり命中弾が多かったのですが、工兵が修復作業に勤しんでくれたおかげで、今朝の時点の飛行場はサービス施設に10、滑走路に24のダメージが残っているだけでした。またカタリナ飛行艇も予備機があったので、定数通りの12機が稼働状態で、珊瑚海、ソロモン海の哨戒飛行は通常通り実施できました。

今日の空襲では日本側にも少なからぬ損害があり、九七重爆 1機と百式重爆 12機が対空砲により撃墜され、また百式重爆は4機がOps lossになったと報告されています。百式重爆の方は3分の1を失ったことになります。2機種でどうしてこんなに差が出たかというと、九七重爆の高度が1万フィートだったのに対し、百式重爆は1000フィートからの爆撃だったからだと思います。Terapoには3インチ高射砲(3in M3 AA Gun)が47門と小口径の対空砲がそれなりの数配備されているので、爆撃機は高度1000フィートはおろか8000フィートくらいでもある程度の損傷を覚悟しなければなりません。日本側としては百式重爆のarmor値 1(九七重爆はarmor値 0)に期待して低高度からの爆撃を指示したのだと思いますが中国軍以外の連合軍根拠地に対する指示としては無理筋だったようです。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 2機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 28機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機が飛来し、飛行場にAirbase hits 8、Airbase supply hits 2、Runway hits 14の命中弾がありました。この重慶空襲は高度1万フィートでしたが、中国軍の対空砲の乏しさを考えると高度6000フィートから爆撃を行ったとしても、それほど危険ではないだろうにと感じます。

連合軍はチモール島のディリの飛行場をB-25C Mitchell 14機が爆撃し、Airbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 7の命中弾がありました。また、クーパンの西隣のRotiの飛行場の規模が1になったので、早速、戦闘機を1部隊派遣することにしました。これまではサンフランシスコ急行と輸送機で細々とサプライを輸送していましたが、戦闘機の傘のもと、貨物船を送れるようになるのではと思います。ディリに対するLautem、クーパンに対するRotiという蘭印東部での付城戦術にこれまでのところは日本側の強力な妨害がありません。

2014年5月28日水曜日

楚雄失陥


1942年9月4日、重慶に空襲がありました。一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 2機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 29機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 30機が飛来し、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 1、Runway hits 9の命中弾がありました。重慶には中国側としてはかなり多めに工兵が集中していますが、修復作業後でもサービス施設に12、滑走路に2のダメージが残っていました。まあ、サプライの消費がもったいないので飛行機を飛ばす機会はまずないでしょう。そういう意味では飛行場のダメージは苦になりませんが、これから爆撃が連日続くようになると、サプライの破壊が無視できません。重慶の今日のサプライ所要量は15045トンですが、在庫は2445トンだけしかありません。

引き続き中国では、楚雄(Tsuyung)で日本のDeliberate attackがありました。日本側が4個師団・1個歩兵聯隊・1個戦車聯隊などで素のAV合計1842だったのに対し、中国側はまともな戦力を持った部隊がなくわずかに97。防御側に有利な山岳でしかもfortificationが規模3もありましたが、兵力差は如何ともし難く、修正オッズ比5:1で敗北しました。楚雄の失陥により、四川省と保山を結ぶ裏通りの方も遮断されてしまいました。表通り=昆明経由の一級道路の方はとっくの昔に遮断されています。

日本軍は中国奥地に注力していますが、連合軍的に今一番ホットなのは蘭印東部です。今日はBB Warspite、CL Danaeがチモール島のクーパンを艦砲射撃してみました。目的はクーパンの飛行場を仕様困難な状態にしておくことですが、Airbase hits 3、Runway hits 7、Port hits 2では目的が達成されたかどうか微妙なところです。やはり四発爆撃機を投入しないとダメなのかも知れません。

艦砲射撃TFは前日、クーパンの南4ヘクスの海域に待機していました。SSではRotiにサプライを運ぶFasttransport TFのいるヘクスです。クーパンまで直線距離は4ヘクスですが、クーパンのヘクスの南西側のヘクスサイドは陸扱いで艦船が通行できませんから、航行距離としては5ヘクス分。でも5ヘクスなら鈍足のBB Warspiteでも夜間のうちに艦砲射撃を終えて脱出することのできる距離です。

クーパンへの艦砲射撃はこれが初めてではないので、日本側はもっと警戒を厳重にしていてもいいような気がします。ご覧の通り、このヘクスはRotiにサプライを運ぶFasttransport TFも利用しています。ここに前日待機すれば、夜間のうちにRotiにフルスピードで接近し、サプライを陸揚げし、夜が明ける前に脱出するという、サンフランシスコ急行が可能なのです。そういった意味では、艦砲射撃やサンフランシスコ急行を直接妨害しないまでも、牽制する目的でチモール島の南にも哨戒域を拡げておく方が無難なんじゃないかなと他人事ながら感じます。

2014年5月26日月曜日

港への爆撃で潜水艦沈没


1942年9月3日、フィリピンのブスアンガ島に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機の空襲がありました。港への爆撃でPort hits 7、Port fuel hits 1の命中弾とともに、投錨していたSS Spearfish(VP 8, 1460トン)にも250kg爆弾が命中し沈没しました。SS Spearfishは南西諸島周辺をパトロールしていた1942年8月18日に奄美大島北東で日本のASW TFに遭遇し、SC Ch 8の爆雷攻撃により、Sys 46, Flt 61(37), Eng 0と大きなダメージを受けた艦です。

SS Spearfishの母港はミッドウエィ島なのですが、Sys 46もあっては帰り着けないとAI艦長さんは判断し温州に向かって移動を始めました。しかし温州には頻繁に日本機の空襲があったため、プレイヤーの判断でルソン海峡のCalayanに向かわせることにしました。Calayan到着時にはSys 51, Flt 61(37)とSysが少し増加していましたが、3日間の滞在でFlt 59と2%分修理できました。本当はしばらくそのまま修理を続けたかったのですが、日本の偵察機がやって来ました。みつかれば空襲は避けられないものと判断し出港させました。

ルソン島周辺で次ぎに近い連合軍側の根拠地がこのブスアンガ島でした。4日かけてブスアンガ島に到着しましたが、その航海中にも乗組員の努力でFltダメージは59から54へと修理が進みました。もっともこの間にSysは51から52と1増加したのですが、Sysダメージが50以上あっても浸水被害を減らすことのできるアメリカ海軍のダメコンの優秀さにはびっくりです。

ふつうは目的地に到着すると、TFのまま港に滞在します。しかし、到着即disabndしてくれればTFのままより修理がはかどるのではと考えて、auto-disbandを指示しました。指示通り、ブスアンガ島に到着するとともにTFを解隊してdisabndしてくれていました。日本の偵察機は時々ブスアンガ島にも飛来していましが、それまで数日は安心して修理ができるかなと思って確認してみると、なんとpier-side modeで修理していました。pier-side modeは機関の火を落とした状態での修理という設定で、出港しようとしても出港可能な状態になるのに3日かかります。即応可能なreadiness modeでの修理より効率はいいのですが、偵察機の飛来→みつかる→翌日の空襲という流れが心配な状態では非常にまずいmodeなのです。

早速、readiness modeに変更して当日はなにもなかったのですが、昨日9月2日に日本機が飛来しました。根拠地のDLも上昇したのでまずいとは思いましたが、打てる手はありません。空襲のないことを祈りながら今日のリプレイをみたところ、やはり空襲が来てしまったというわけです。あと一日あれば出港できたのに残念です。でも、auto-disbandの指示だとpier-side modeになることもあるのだということを学べたことだけは収穫かなと思います。

2014年5月24日土曜日

今日は空襲のみ


1942年9月2日、重慶と昆明を結ぶ道路上の中国軍部隊に対し、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 2機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 28機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機の空襲があり、中国軍部隊のdevice 11個がdisabledになりました。このヘクスの中国軍は小兵力の1ユニットです。反撃を計画しているわけではなく、貴陽と昆明を結ぶ道路の通行を監視するためここに位置しています。でも日本側から見ると気になるんでしょうかね。

連合軍はチモール島のLautemからB-25C Mitchell 9機が出撃し、ディリの飛行場を爆撃しました。命中弾はAirbase hits 1、Runway hits 6だけでしたが、日本側がディリに飛行機を進出させる気になったりしないよう爆撃を続けています。

また蘭印東部のアンボンに対して、ダーウィンからB-17E Fortress 23機とB-24D Liberator 9機が飛行場爆撃に出かけました。Airbase hits 8、Airbase supply hits 5、Runway hits 23の命中弾があり、なんとかアンボン飛行場も制圧できているのではと思います。四発爆撃機はなるべく温存して別の目的に使用したいので、2回ほどLautemのB-25Cにアンボン飛行場の爆撃をさせてみましたが、機数が少ないためか満足できる戦果が得られませんでした。B-25CやB-26といった双発機でも数を揃えれば大きな戦果を得られそうですが、Lautemはまだ艦砲射撃を受ける可能性があると思うので、多数機を進出させるのを躊躇っています。そうはいっても飛行場の拡張工事は続けていて、今日Babarが規模 4になりました。Lautemも規模3から4へと拡張工事中。規模5になれば四発爆撃機をペナルティなしで運用できるようになるので、セレベス島のケンダリーやマカッサルの制圧も計画したいと思います。

2014年5月22日木曜日

AVとCS


このゲームには少なからぬ水上機母艦が登場しますが、それらはCSとAV、AVP(小水上機母艦)、AVD(駆逐艦改装水上機母艦)などのAV系に分類できます。CSにあたるのは日本の千歳・千代田・日進・瑞穂で、CSということはScout Cruiserなのでしょうから偵察巡洋艦と呼ぶべきなのかもしれません。それに対して、神川丸・聖川丸・相良丸といった特設水上機母艦はAVと分類されています。また連合軍の水上機母艦はAV系ばかりです。
  • CSは空母機動部隊に同伴(最高速度の速い千歳・千代田はKBと、遅い日進・瑞穂はmini KBとよくマッチします)させて、哨戒能力を高めるのが一般的な使い方かなと思います。それに対して、AV系は最前線の未整備の根拠地に停泊させ、水上機・飛行艇をサポートするのが主な任務です。その点をマニュアルで確認すると
  • CS Aircraft Cruiser:水上機を搭載し、運用するよう特別な装備をもった大きく速いフネ。一般的に、搭載する飛行隊を航行中に運用する能力をもつ。
  • AV Aircraft Tender :水上機と飛行艇のお世話をする補助艦艇。AVは航行中に飛行機を運用しない点と飛行機を搭載していない点が、CSと大きく異なる
  • AVD Aircraft Tender, Destroyer :飛行機のお世話をするよう改装した駆逐艦。駆逐艦のASW能力を保持している。
  • AVP Aircraft Tender, Patrol :小さな母艦。改装されたものもあるし、またはこの目的のために新造されたものもある。
と説明されていました。しかし AARやフォーラムを読むと、AV系をコンボイに同伴させ、対潜哨戒に従事させているという人がいます。今回のゲームでも日本の潜水艦にあまり困ってはいないので、私自身はそういう使い方をしたことがありませんが、この点に疑問を感じた人がいて、AVs vs CSsというスレ
がたっていました。
AVが航行中に水上機を運用できるというのをたまたま目にした。そんなことができるのはCSだけで、AVは根拠地(dot baseも含む)に停泊している時に水上機のお世話ができるだけだと思っていた。私はある水上機母艦をCSと呼び他の水上機母艦をAVと呼び分けるポイントはそこにあるんだと思っていた。つまり、CSは航行中に水上機を運用できるが、AVは港にいる時にしか運用できないって風に。物識りのどなたか、これについて説明してくれないだろうか?もしAVが航行中に水上機を運用できるのだとしたら、私のAVの使い方ががらっと変わってしまうだろうから。 
水上機(艦上機でも水陸両用機でもないことに注意)を発艦させ収容する能力をもつAVは限られている。例えば、USS Langleyは4機を搭載する能力がある。もっと小さいオランダのAVPは1機を搭載できる。しかしこれが普通だというわけではない。船のデータ画面で飛行機のところに*/*という表示がある。前者の数字は何機の飛行機を搭載できるかを示し、後者は現在搭載している機数を示している(と思う)。 

DevのSymonさんのレス:それがAVとCSの違いなのではない。その2つの数字には別の意味がある。ある艦船が水上機を搭載できるかどうかはエディターのAir Capacityの欄で決まる。そこに数値が記載されていれば、その艦船はその機数を搭載できる。そのほか、Wpnの第19欄の数値はその艦船が何機の水上機(水上機でも水陸両用機でも)をお世話できるかを示す。もちろん、AVは自身の搭載機もお世話できる。もし搭載機が1機あれば、その1機分だけ、他の水上機をお世話できる機数は減ってしまう。CSは航行中に飛行機を発進させるように設計されているが、AVはそうではない。でも史実に準じて、AVの中には水上機を搭載できるようにされたものもあり(もちろん、日本のAV)、固有の飛行隊を搭載している。しかしAVは、いい場所をみつけ、停泊し、搭載機を降ろして作戦するようつくられていたものだ。ゲームシステムの穴を利用する人が出て来たことは残念だ、くそ。AVはWpnの第20欄にAircraft Ordnanceの記載がない。つまりAVは爆弾も魚雷も搭載していないので、搭載機は哨戒任務に使うことができるだけだ。しかしAVを停泊させればその根拠地の備蓄しているサプライか、またはAV自身の搭載しているサプライを消費して、哨戒以外の素敵な作戦を実施することができる。 

それなら、分かる。ゲームシステムに穴があって、AVが航行中に水上機を運用できてしまっているわけか。責任ある態度で臨むとすれば、プレイヤーはシステムを悪用して、航行中のAVに搭載機を運用させるようなことはすべきでない。HRに採用すべきことがまた一つ増えてしまったようだ。 
そうとは知らなかった。日本のAVが航行中に搭載機を運用できるのには理由があって、当然のことだと思っていた。それなら、連合軍のAVに搭載機運用能力が付与される大戦後半を扱うシナリオも同じことだ。このゲームのAVが航行中に搭載機を運用できるのがある種の穴だったとは知らなかった。
連合軍のAVで航行中に搭載機を運用できるものがあるとは知らなかった。どれがそう? 
ConwayのFighting Ships 1922-46を信じる限り、答えは「ない」だ。同書によるとCurrituck級水上機母艦はもともとそのように設計されていたが、計画は破棄され、一般的なAVとしての能力だけを与えられた。あるべきHRは、アメリカのAVには航行中に水上機を運用させないというものになる。 
Symonさんのいうように、たしかに日本のAVの中には航行中に作戦できるものがある。しかし港に停泊すれば、もっと多数(12機とか16機とか)の水上機を作戦させることができる。航行中だと哨戒任務しかできないし、爆弾を携行することもない。港(規模0でも)にいれば、すべての任務が可能だ。CSは航行中でもASW任務を実施できる点が非常に有用で、しかも搭載している20~24機すべてを飛ばすことができる。ということは、水上機の運用能力という点からすると、AVは重巡と似たようなものだ。なにほどかは役立つが、それほど役立つというわけではない。CSという艦種はまったく違う。AVをTFに含めて活動させているプレイヤーがいることは知っている。でも正直なところ、エアカバーを提供してくれるよりも、燃料ばかり消費することになっているんじゃないかと思う。AVというのはとても燃費が悪く、本当に大飯喰らいだ。航路沿いの港にAVを停泊させ、対潜哨戒の傘をさしかけた方がずっといい戦術だ。飛行機の運用数は4倍になるし、燃料も消費しないし... 私見に過ぎないけど。 
航行中に水上機を運用することをご所望(でしかもあなたが日本側をプレイしている)なら、巡洋艦とも呼ばれる艦種があるから、水上機を運用できる特設巡洋艦に着目してほしい。CSの方はなるべく早くCVLに改装することが必要になる。なので、私はCSを前線に出して危険な目に遭わせることのないようお勧めする。CSを沈没させる余裕はないはずだ。 
これについてはいつも悩む。CSの零水偵は哨戒用にとても重宝するし、それを180日間つかわずにおいてできあがるのは搭載機数30機の軽空母... 改装することもあるし、そのままにしておくこともある。CSについては私と同様、どっち付かずで迷っている日本側プレイヤーが多いんじゃないかな ...  
私も同じ意見だ。基本的にはCSとCVLの交換で、半年間は使えなくなる。しかも、本当に空母の作戦を支援したいのなら水上戦闘機の強風を30機(訳注:24機のはず)搭載してCAPさせればいい。そうすれば、その分だけ零戦を護衛任務に振り向けることができる。 
私はいつも改装するようにしている。重巡や陸上基地機などで日本海軍には充分な哨戒能力がある。改装が可能になる頃には、その種の船の必要性は薄くなり、軽空母が欲しくなるだろう。それに旧式戦艦を改装することができて、22機までを搭載できる。哨戒用のプラットホームに早変わり。 
最上も改装することができる... もっとも、今プレイ中のゲームでは筑摩を失ったので、最上の砲戦能力を犠牲にしたいとは思わないが。こういった改装が可能になる頃には大淀が手に入る。大淀級は各艦6機ずつ搭載していて、水上砲戦にそれほど役立つ艦種ではない。護衛艦艇として使うのがいいだろう。CSをどうするのかまだ決めかねているが、CSのまま残して強風を搭載するというのはいい考えだ。強風は思ったよりいい機種だし、雷撃機に対する低空でのCAPならこなすことができる。私の場合問題なのはmini KBを失ってしまっている点で、mini KBを再建できれば素晴らしい。ここ3ヶ月間決めかねている... 10月31日(訳注:改装の解禁日)までに決められないような気もする。 
このゲームはAVをうまく再現していると思う。日本の典型的なAVは停泊している時には21機の水上機をお世話できるのに、航行中には武装なしの9機しか運用できない。9機という数は妥当だろう。これらは水上機の運用に特化したかなり大きな船だから。 
Devの論点は、航行中のAVは水上機をまったく運用できないはずだという点にある。あなたの挙げた機数を例にとると、9機は搭載機数で停泊しないと運用できない。21機は停泊している時にお世話できる機数になる。 
DevのBillさん:航行中に水上機を運用するにはカタパルトと、航行中でも水上機を回収できるよう船の後面にskidが必要だ。また水上機の方は、skidにフロートを引っ掛けることができるよう設計されていなければならない。日本の水上戦闘機がカタパルトから射出されたことがあるとは思えないし、skidに引っ掛けることのできるように作られていたとも思えない。本来のAVはAKVと同じように飛行機を搭載している。停止・投錨しなければ、機器を使うことができない。
Nihon Kaigunの中の 神川丸のページ を見ると
1941年12月7日:マレー沖、午前3時、小沢治三郎提督は船団とマレー半島の間の海域の哨戒飛行を命じた。船団はコタバルから100海里に位置していた。豪雨でほとんどなにも見えない状況だった。南遣艦隊には14機の零式水偵と零式水上観測機を搭載した神川丸と、6機の零式水上観測機と2機の九五式水偵水上機を搭載した相良丸、合計2隻の水上機母艦が2隻含まれていた。両船は11機の零式水上観測機と6機の零式水偵を射出したが、何も報告されなかった。 
1941年12月8日:マレー上陸作戦:日本軍はタイのクラ地峡と北東マラヤに上陸した。タイのコタバル沖では神川丸と相良丸がマレー上陸船団の上空をカバーした。この日、神川丸のパイロット水野梯之介大尉が戦死した。GVT-7のDo-24 X-34飛行艇が船舶を攻撃したが、神川丸の零観が迎撃した。ドルニエは緊急着水を余儀なくされ、乗員2名は死亡した。2時間後、悪天候のもと、オランダの2-VIG-IのGlenn Martin爆撃機が6機飛来した。神川丸の零観が迎撃したが、逃げられた。
とある。作戦中の神川丸は零式水偵と零観を哨戒とCAPに従事させていた。2隻ともカタパルトとクレーンを装備していたのだと思う。またASWを行わせていたという記載もある。
カタパルトの件は勉強になった。でも、水上戦闘機を運用していた日本の船についてはやはり記憶がない。零観はホンモノの水上戦闘機ではなく観測機で、時にCAPに飛んでいただけだ。 
そっちもどうだろう。
1942年9月14日:ガダルカナル。ヘンダーソン飛行場を奪還する作戦で、ラバウル地区の飛行機が航空支援を行った。千歳と神川丸・山陽丸・讃岐丸は60kg爆弾を搭載した零観を19機発進させ、神川丸搭載の二式水戦2機が護衛した。17時30分、ルンガポイント近くでグラマンF4F-4ワイルドキャットが二式水戦を迎撃した。
とある。投錨中に発進させたのか、航行中にだったのかははっきりしないが、11機搭載している零観のうち2機だけを発進させたということは、カタパルトで射出したことを示しているんだと思う。CAPや攻撃隊を発進させるのに、同時に2機しかカタパルトで射出できないということが難問であることは間違いない。おそらく、その次の2機をカタパルトに載せて射出するにはかなりの時間がかかったことだろう。 
以前、私も同じ疑問をもち、日本のAVがカタパルトを装備していることに気付いて驚いたことがある。問題なのは、このゲームが水上機有利にできていることだと思う。特に潜水艦に搭載されている水上機。航行中に水上機を運用すると、航行速度に悪影響を及ぼす仕様になっているべきだった。 
調べてみたが、神川丸は零観2機を短時間飛行させ、零観を搭載していた他の母艦もやはり短時間飛行させている。どうやら零観を全機いっせいに運用したわけではないようだ。しかし、航行中に射出できなかったという記録は見出せなかった。AVがカタパルトを装備していたことは確かだが、曳航skidを装備していたわけではない。アメリカの軍艦はskidを装備していたし、日本の軍艦もそうだったろうと思う(訳注:でも日本のAVは違うという含みの発言でしょう)。

 ということで、本当は航行中に水上機を運用できるかどうかがCSとAVの違いとなるはずだったが、AVが航行中に搭載している水上機を運用させないようにコードが作られていなかったということのようです。

中越国境にも日本軍が


 1942年9月1日、昆明の北で日本軍のDeliberate attackがありました。昆明会戦で敗退した中国軍部隊の多くは間一髪、楚雄に逃れましたが、1ユニット99th Chinese Corpsが逃げ遅れました。日本側は4個師団・1個歩兵聯隊・1個戦車聯隊などでAV 1782なのに対し、中国軍はたったの7。修正AVも1497:1で敗北です。これだけの大差ですから殲滅されるかというとそうではなく、ちゃっかり楚雄に逃げ込んでいました。でも、楚雄・保山を失うのは時間の問題です。

36th Group Army RETREATING towards Pakhoi 
49th Chinese Corps RETREATING towards Pakhoi 
52nd Chinese Corps RETREATING towards Pakhoi
中越国境でも動きがありました。南寧とハノイを結ぶ1級道路上の森林ヘクスには、開戦以来中国軍部隊が陣取っていました。これまで日本軍も放置してくれていましたが、そろそろ中国戦線の整理・一掃の時期と考えたようで、ベトナム側から日本軍部隊が移動を始めました。9月1日、ちょうど日本軍部隊が到着したところ、中国軍部隊は戦わずに東隣のヘクスに後退してしまいました。中国軍部隊だから仕方がないといえば仕方がないのですが、後退の理由は日本軍を怖れてというだけではなく、長いことサプライが0の状態を続けていたからでもあります。サプライ、つまり食糧や弾薬がないと戦力は25%になってしまいますから、戦ってくれないのはやむを得ません。

2014年5月21日水曜日

1942年8月の成績


1942年8月のインテリジェンス画面はご覧の通り。VPは日本側24429:連合軍9251でまだ日本のmajor victoryです。

飛行機の損失数は連合軍311機:日本軍195機とかなり悪いスコアでした。プレイしている感じではもっと拮抗しているのではないかと思っていたのでちょっと意外です。連合軍側の損失が多くなった一番の原因は、8月13・14日のビルマのマグエ上空の空戦です。特に14日http://somali-asobi.blogspot.jp/2014/04/blog-post_14.htmlは99機も失うという惨敗でしたからね。あの後、ビルマでは積極的な作戦を控えることにしました。また日本側もインドの連合軍根拠地にsweepや爆撃に来ることがないので、この方面の空は平和になってしまいました。連合軍としてはオーストラリアに空軍力を集中し、蘭印の日本軍飛行場を東から順番に叩きつぶして行こうと考えています。すでにクーパン、アンボンは制圧することができたので、来月以降は損失機数ももっと拮抗するかなと思います。

敵地上空での飛行機の損失が多かったせいで、パイロットの死傷者数もMIA 43, WIA 61, KIA 68と多くなりました。MIAとKIAの合計が100名を越えるのは1942年6月に続いて2度目です。

飛行機の損失数とちがって、沈没艦船は両軍あわせて合計7隻と非常に少なくなっています。日本側の5隻のうち、BB日向とCL鬼怒は各魚雷1本が命中しただけなので、きっと沈没にはなっていないと思います。DD磯風は触雷でしかも戦艦・軽巡よりもずっと小さな船体なのでもしかすると本当に沈んだのかも。それにしても潜水艦の沈めた艦船が双方合わせて3隻というのは少ないですね。連合軍は、魚雷の信頼できる英蘭やアメリカのS級潜水艦を最前線の味方根拠地防衛の一環として配置しています。日本の通商路である東シナ海や本土近海をパトロールする潜水艦は魚雷の不発率80%のアメリカの艦隊型潜水艦なのでこうなるのもやむを得ないかなと思います。しかも日本側はかなり多数の陸攻をASWに投入しているようですし。一方、日本の潜水艦の活動の低調な理由は不明です。連合軍コンボイが日本の潜水艦に出会うことも滅多にない感じなのです。

2014年5月20日火曜日

中国での日本の進撃続く


落ち着いた日が続いていますが、1942年8月31日もそんな感じ。中国では温州の西側の中国軍部隊に対し、九七重爆 75機(Ki-21-Ic Sally 25, Ki-21-IIa Sally 50)の空襲がありました。開けたヘクスで、中国軍部隊は対空砲をもっていませんから、device 1個が破壊され19個がdisabledになりました。この中国軍部隊は、8月23日にこの北西の浦城での敗戦で退却してきたユニットです。敗残兵ですから、爆撃なんかしなくても日本兵と会えば一蹴されること間違いなしだと思うのですが。あと、日本の温州攻略部隊が接近中です。

一方、昆明を攻略後の日本軍は楚雄にむけて進撃中で、中国軍は追いつかれてしまいました。大軍ですから、明日の戦闘での敗北必至です。

2014年5月18日日曜日

DD磯風も沈没??

昆明会戦の余韻もさめやらぬ1942年8月30日、敗走する中国軍部隊に対して一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機の護衛のもと、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 28機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機の空襲がありました。CAPはいませんが、山岳ヘクスの地上部隊に対する爆撃の効果はかなり小さく、中国軍部隊のdevice 9個がdisabledになっただけで済みました。

連合軍はレドから昆明にB-17E Fortress 42機とB-24D Liberator 9機を派遣し、飛行場の爆撃を行いました。日本側にとっても雲南省の奥地までサプライを潤沢に供給することは難しいはずで、昆明の飛行場から大規模な航空作戦を実施することはないだろうとは思います。とはいっても、レドとは距離10ヘクスしか離れていないので、零戦の護衛のもと爆撃機を作戦させることが可能なので、叩くことにしました。昆明にはレーダーもCAPもなく、Airbase hits 32、Airbase supply hits 22、Runway hits 99の命中弾を得ました。

さて、前日と同様、温州と温州周辺の中国軍部隊に対する恒例の空襲はありましたが、その他の地域では目立った戦闘がありませんでした。ただ、今日の戦闘の結果ではありませんが、DD磯風の沈没報告がありました。磯風が8月24日にケンダリーで触雷したしたことは以前のエントリーで紹介しましたが、今日報告のあった沈没の位置はテルナテ島の西隣のヘクスです。調べてみると、一昨日報告されたBB日向の沈没ヘクスもこの磯風の沈没ヘクスも、ケンダリーからway pointを指定せずに呉や横須賀など日本本土への回航を命じた時にゲームシステムが選択してくれる航路上にあたっています。両艦とも本当に沈没したかどうか非常に疑わしいと思いますが、本土に向け回航されたことは間違いないようです。

2014年5月16日金曜日

昆明失陥

1942年8月29日、昆明で日本軍の第2回総攻撃がありました。一昨日は踏ん張った中国軍でしたが、今日はオッズ比6:1、防禦施設も規模1に劣化させられて敗退しました。中国軍は5ユニットが破壊され、device 1444個が破壊され333個がdsiabledになったのに対し、日本側はdevice 20個が破壊され249個がdsiabledになっただけです。昆明会戦第1日に書いたように、火力の違いと、また撤退の際には損害が大きくなるという説明にぴったりの結果でした。日本側はこの後、楚雄→保山を経由してビルマに向かうのでしょうが、中国側としては食い止めるすべがありません。今日はこの他、温州と温州周辺の中国軍部隊に対する恒例の空襲があったほかには戦闘がありませんでした。

さて、それでは昨日セレベス島の東側でみかけた日本の空母はというと、姿が見えなくなりました。てっきりLautemやBabarといった連合軍の最前線の根拠地の空襲に来たものとおもっていたのですが、そうではなかったようです。そのかわり、前日空母のいた位置から2ヘクス東側に、戦艦・軽巡各1隻のTFを哨戒機が目撃しました。これは、8月20日の水上戦闘とカタリナの雷撃で損傷したBB日向とCL那珂or神通がケンダリーから本土に向けて出港したのかなと思います。海空戦後、BB日向は一日に5ヘクスずつ北上していましたが、ここはケンダリーから距離6ヘクスなので、ケンダリーで多少の修理をしてから出港して一日目の位置としては妥当でしょう。前日の空母は、このBB日向と軽巡のTFの上空にLRCAPの傘をさしかけるためと、前路の対潜哨戒のために出てきたのだろうと思います。

先日の海空戦以来、BB日向の名前は沈没艦リストに載せられたままです。しかも今日は、沈没地点がちょうどこの戦艦・軽巡各1隻が目撃されたヘクスに更新されていました。哨戒機が戦艦がいると報告しているのですから沈没しているわけがないのですが。

2014年5月13日火曜日

セレベス島東方に日本の空母が出現


1942年8月28日夜のフェーズ、スンダ海峡のインド洋側でオランダのSS KXIがCL名取、DD巻雲・夕雲・時津風・陽炎と遭遇しました。日本側に先に発見されたので雷撃はできませんでしたが、すぐに潜航して爆雷攻撃を受けることもありませんでした。文字にするとたったこれだけのエピソードなのですが、リプレイを見ている時にはかなり不安な気分になりました。なぜかというと、場所が場所だからです。日本の水上戦闘TFがスンダ海峡の南に出てくるということは、艦砲射撃かまたはひょっとすると上陸作戦の支援くらいしか考えられません。上陸作戦ならそれはそれで仕方ないのですが、可能性の高い艦砲射撃の方だとすると昨晩のクリスマス島はかなりまずい状況だったのです。

数日前からクリスマス島にはコンボイが3つ、多数の小さな貨物船と護衛するコルベットの合計17隻が停泊して揚陸作業中でした。クリスマス島のサプライの備蓄は一時1万トン台前半まで減ってしまいました。陸攻や九七重爆に攻撃を受け、安全にコンボイを送ることができなくなっていたからです。そこで戦闘機90機ほどをクリスマス島に派遣したところ、CAPがしっかりしてからはコンボイへの空襲はなくなりました。おかげでサプライの備蓄も3万5千トンほどにまで増えて来ています。もっと増やしたいところではありますが、戦闘機と哨戒機が消費する分のサプライが加わったのと、まだ港の規模が1しかなくどんど尿陸作業が進むというものでもないのでまだこの程度なのです。

そしてサプライを輸送するコンボイに加えて、3日前に第14ニュージーランド旅団を載せたコンボイが到着しました。もともとクリスマス島は日本に攻略されることを前提に、蘭印軍だけが守備して来ました。しかし防御施設の規模が6、飛行場の規模が4にまで拡張が進み、なんとか維持したいという気分になってきました。守りきることだけを考えるなら、たとえば米軍1個師団を送り込みさえすれば確実でしょう。でも、米軍師団を輸送するにはかなり大規模なコンボイを送ることになります。またサプライ消費量の増加も無視できません。そこで、小さめのコンボイで輸送できる軽めの部隊としてニュージーランド旅団を選択したわけです。

艦砲射撃は海戦フェーズではなく、夜のフェーズの最後の方に行われます。ASW戦闘後、固唾をのんで見守りましたが、艦砲射撃はありませんでした。もしかすると昼になってから来るのかとも思いましたが、やはりやっては来ませんでした。もしかすると艦砲射撃は明日で、今日はどこかで待機しているのかもとも思い、リプレイ後にマップを見てみましたが、どこにも見当たりません。クリスマス島とココス諸島からの哨戒機が見落としているのか、それとも単に連合軍潜水艦がスンダ海峡をパトロールしているかどうか確かめるためだけに顔を出したに過ぎないんでしょうか?夕雲・巻雲といった最新鋭駆逐艦にそんな雑用を命じたりするものなのか、不可解です。ともあれ、ニュージーランド旅団の揚陸はかなり進んでいて、あとは3インチ迫撃砲1門、25ポンド砲7門、貨物用トラック7両と後方要員device 59個を残すのみです。あした砲撃で客船・貨物船が全滅させられても、許容範囲かなと思います。サプライだけを積載している船は避難させました。

いっぽう、東部蘭印ではセレベス島東方洋上を哨戒飛行していたカタリナ飛行艇がCAPに撃墜されたという報告がリプレイ画面に表示されました。近くに日本側の大きな飛行場はないので、こんなところにCAPがいるということは空母の艦載機なのかなと感じてリプレイ後にチェックしてみると、予想通り空母を含む7隻からなるTFがいました。哨戒機によると、戦闘機83、爆撃機136、補用機26を搭載(このゲームではDetection Levelが高いと敵根拠地やTFの所在機種とその内訳が表示される仕様です)しているそうです。空母3隻と合計で225機という数字が正しいとすると、軽空母ではなく、翔鶴級2隻ともう一隻の正規空母ということになるでしょうか。でも、機動部隊を分割して空母3隻だけを分派するような任務があるのかという点は疑問で、哨戒機の視認できなかった空母が他にもいるのかなと感じます。もしそうなら、この空母を含んだTFの目的は連合軍のLautemやBabarか、8月26日に占領したばかりのRotiへの空襲なのかも知れません。

中国では昆明と貴陽・重慶を結ぶ道路の三叉路に進出していた中国軍部隊が、日本軍戦車聯隊5個に一蹴されました。この三叉路を占拠すれば、貴陽から重慶なり昆明なりに移動する日本側地上部隊の動きを早めに察知することができるだろうと思って移動させたのですが、早速反応されてしまいました。

2014年5月12日月曜日

昆明会戦第1日


1942年8月27日、中国の昆明で予想通り日本軍のDeliberate attackがありました。既報のように日本側は14個師団などで素のAVが6831なのに対し、中国軍は912。中国側には地形と防御施設のプラス修正と準備不足のマイナス修正がつき、修正はAVは4986:3136。もともと規模3だった防御施設が日本の戦闘工兵の活躍で破壊され規模2になりましたが、オッズ比は1:1なので今日のところは踏みとどまることができました。死傷者も日本側のdevice 11個が破壊され618個がdisabledになったのに対し、中国軍はdevice 173個が破壊され481個がdisabledになりました。戦闘前から中国軍部隊にはdisabledのdeviceがたくさんあったので、破壊されてしまったdeviceの多いのは仕方がありません。今日の戦闘の結果を見る限り、明日か明後日になるか分かりませんが、次の日本軍の攻撃により昆明の陥落は必至。昆明が陥落すると、楚雄の守備隊も保山の守備隊もごくごく少数だけなので、日本側がビルマルートを開通させてしまうのは時間の問題です。

さて、あるスレで、WitP AEの陸戦の仕組みについて、Devのwdolsonさん(Billさん)が説明しているのを見かけました。マニュアルの記述よりも理解しやすいと感じたので、いかに紹介してみます。
陸戦は2つのフェーズから構成されている。最初のフェーズでは、各ユニットに含まれる攻撃能力を持つdeviceが敵を攻撃する。攻撃されたdeviceのうち攻撃能力を持つものは反撃する。死傷のほとんどはこのフェーズに発生する。各deviceの射撃(訳注:deviceによっては砲撃)できる回数は戦闘ごとに決められるので、敵のスタックの中でも一番目のユニットが最も攻撃を受けやすい。素のWitPではスタックの中のユニットがそのユニット番号の順に並べられていたので、Command HQがスタックの一番上に位置することとなり、結果として最も多く射撃を受けることになった。WitP AEではスタックの中のすべての戦闘ユニットは非戦闘ユニットより上に並べられ、しかも戦闘ユニットは戦闘ユニットのグループの中でランダムに並べられ、非戦闘ユニットは非戦闘ユニットのグループの中でランダムに並べられる。 
戦闘には多くの乱数が関与している。すべてを憶えているわけではないが、あるユニットが射撃できる回数はランダムで、その射撃回数はある範囲の中に収まっている。つまり、すべてのユニットが敵のスタックの一番上のユニットを射撃することができるが、2番目以降の敵ユニットを射撃できる確率はスタックの下に行くほど少なくなって行く。 
ふつうは、くじ運が悪くスタックの一番上になってしまったユニットの死傷者数が最も多くなる。この現象は、師団や軍団がスタックの一番上になってしまった場合よりも、小さなユニットが一番上になってしまった場合にはっきりみてとれる。大規模な戦闘には小さなユニットを参加させず、小規模な戦闘にのみつかうというのもいい考えだと思う。もちろん、あなたが防御する側だとするとそんな贅沢は望めないだろうが。 
戦闘の2番目のフェーズでは、お互いが射撃しあった後に算出される新たなAVをつかって戦闘が解決される。これにより、ユニットが退却したり、根拠地の所有者が変更されたりする。ユニットは退却に際して多くの死傷者を出すことがある。 
戦闘工兵が参加していると射撃のフェーズに防御施設の規模が低下させられることがあるし、また2番目のフェーズの白兵戦により防御施設の規模が低下することもある。

2014年5月10日土曜日

昆明に日本軍到着


1942年8月26日、宗谷海峡でSS PlungerがxAK Misaku Maruを雷撃しました。今日は運良く命中した魚雷が爆発してくれて、アニメーションではheavy damageと表示されていました。この貨物船の名前はまだ沈没艦船リストに載せられていませんが、リプレイ中に沈没音が聴取されたので撃沈は確実と思われます。

中国では昨日昆明に日本軍部隊が侵入しました。予想より早い到着でした。きと、昆明の東隣のヘクスの日本軍の存在に中国軍が気付いたのが日本軍がそのヘクスに侵入した当日ではなく、1~2日たってからだったからこういうことになったのでしょう。今日は日本側の砲撃があり、日本側は14個師団などで素のAVが6818もあることが判明しました。守備する中国軍の素のAVの合計は909ですから、守備側にかなり有利な修正のある山岳ヘクスとはいえ、一蹴されそうな気がします。

蘭印東部では、ダーウィンから四発爆撃機36機(B-17E Fortress 23, B-17F Fortress 4, B-24D Liberator 9)がアンボンの空襲に向かいました。CAPはなく、飛行場にAirbase hits 9、Airbase supply hits 1、Runway hits 31の命中弾がありました。8月19日の空襲以来、日本側はアンボンから飛行機を撤収させ、その後も配置していません。こうやって時々爆撃を行い、アンボン飛行場を陸攻(雷撃可能な機種)の運用不可能な状態に維持し続けたいと思います。雷撃に使用させないための一番確実な方法は地上部隊を上陸させ占領してしまうことです。でもさすがにアンボンに上陸船団を安全・確実に送りこめるという自信はありません。まだ1942年8月ですからね。機動部隊が出て来たら一巻の終わりです。

上陸作戦よりずっと安全・確実・安価に済ますことのできる手段としては空挺作戦があります。アンボンやクーパンのようにまとまった数の守備隊がいる根拠地に対して成功させることは困難だと思いますが、守備隊が少数かまたはいないところの占領にはもってこいです。今日はダーウィンから海兵隊の第一空挺大隊(第二空挺大隊はまだLautemにいます)がクーパンの西隣のRotiの占領に向かいました。前日までの偵察機の報告通り、Rotiに日本の守備隊の姿は見えず、無事に奪還することができました。Rotiは港の規模は1ですが、飛行場は規模0=未整備です。今後、輸送機とFasttransport TFで飛行場建設用にengineer、飛行機整備用にaviation supportを送り、哨戒機の運用を始めたいと思います。

Rotiの占領に日本側はどう反応するでしょう。奪還作戦を発動するようなことはないでしょうか?LautemとRotiをこのまま連合軍側が保持し続けることができれば、飛行場の拡張工事を進め、やがては四発爆撃機も運用できるようになります。そうなれば、クーパンやディリへの上陸侵攻を急ぐ必要が全くなくなります。日本側としては困るんじゃないかなと思うのです。日本側をプレイしていてこういう事態に陥ることを避けるためには、クーパンならRotiも、ディリならLautemにもある程度の規模の守備隊を配置し、また飛行場もCAPが運用可能な規模かできれば陸攻の運用制限のない規模4くらいまで拡張しておくことが必要なんだと思います。複数(3つ以上ならもっと良い)の飛行場が支援しあえるようになっていれば、今回のゲームのようにsweepと四発爆撃機の組み合わせによって拠点の飛行場が簡単(とはいっても少なからぬ数の四発機とP-38が犠牲になりました)につぶされてしまうようなことにはならなかったかなと思うのです。また、ジャワ島は別格として、今回のゲームではチモール島の西につらなる小スンダ列島の島々にはほとんど守備隊が配置されていないようです。Rotiへの逆上陸がないようなら、飛行場の規模を拡張した頃に、また今回と同様に空挺部隊による飛び石作戦を小スンダ列島のどこかの島に実施したいと思います。

8月18日にトカラ列島近海でSC Ch 8の爆雷攻撃を受け、Sys 46, Flt 61(37)という大きなダメージを受けたSS Spearfishですが、AI指揮官は一番近場の温州に向かうことを選択しました。潜水艦の艦長さんとしては妥当な判断ですが、連日のように温州が爆撃を受けていることを知っている連合軍最高指揮官としては温州に入港させるのは気が進まず、次善の策としてまだ連合軍の支配下にあるフィリピンのセブ島に向かわせました。しかしセブ島は遠く、8月23日にSys 50, Flt 64(37)とさらに被害がひろがったので、ルソン島北方のCalayanに停泊させることにしました。
Japanese Aircraft sighted over Calayan 
Japanese Fighter Bomber sighted over Calayan
上述したセブやCalayanなど、フィリピン周辺には連合軍支配下の根拠地がいくつか残っています。そういった根拠地が奇襲の策源地にならないようにということなのでしょうが、日本側は定期的に偵察機を送って来ます。偵察機を送るくらいなら、占領した方が安心だろうと思うのですが、そうしない御事情があるのでしょう。今日は午前と午後の2回、このCalayanを日本機が訪問しました。日本の偵察機に見とがめられたらすぐに出港できるようSS Spearfishはpierside repiar mode(エンジンの火を落としての修理)ではなく、readiness repair mode(火を入れたままの修理)にしてあります。はたして出港すべき事態なんでしょうか?なぜそんな疑問を持ったかというと、Calayanにマウスカーソルをあわせて表示される根拠地の情報画面にDetection Levelの数字が表示されていなかったからです。以前、偵察機とカメラdeviceというエントリーで触れた内容をおさらいすると、今日Calayanを訪問した日本機は、専門の偵察機ではなく戦闘爆撃機などで、Detection Levelを上昇させるチェックに通過しなかった。つまり、偵察任務の飛行機が飛んだが、Detection Levelを上昇させる(=敵情を得る)ことに失敗したということなのでしょうか。できればSS Spearfishを出港させたくはないので、そう考えることにして港での修理を続けさせることにしました。

2014年5月8日木曜日

チモール島ディリを爆撃


1942年8月25日、B-26 Marauder 15機がチモール島ディリの空襲に向かいました。ディリ空襲の目的は日本側に飛行場を使用させないことなので、これまでは飛行場の爆撃だけを命じていました。しかし、きのうのエントリーをご覧いただくと分かりますが、8月24日のマップをみるとディリに錨のアイコンが表示されています。このアイコンは何らかの艦船が港にいるということなので、今日は港の爆撃も指示してみました。15機のうち6機が港を、9機が飛行場を爆撃してAirbase hits 1
Airbase supply hits 2、Runway hits 20、Port hits 6の命中弾を得るとともに、xAKL Jinsan Maruに500ポンド爆弾がひとつ命中しました。沈没艦船リストにxAKL Jinsan Maruの名前はありませんが、コンバットリポートによると火災が発生したそうなので、港に停泊しているとはいえ明日以降に沈没する可能性もないわけではないと思います。

今日の戦闘はこれだけでしたが、気付いたことを一つ。フォーラムでoff-mapのTFの挙動について扱ったスレをいくつか読んだことがあります。off-mapの航海は連合軍側だけの特権であり、日本側しかプレイしていなかった頃はあまり興味を惹かれませんでした。それでも漠然とoff-mapの航行では艦船にダメージが生じないというレスがついていたことを記憶しています。

調べてみると、例えばこの Supply from South Africaというスレの中でBullwinkle58さんは「off-mapは燃料消費がなく、ダメージも生じない」と発言していて、off-mapを移動するTFの速度を最高速度に設定することを勧めています。ダメージが生じないのなら、最高速度で航海させるというのは賢いやり方だと感心させられ、日本側しかプレイしていなかった私の頭にもoff-mapではダメージは生じないということだけは刷り込まれたわけです。

去る1942年6月8日、ニューギニア島東南のTagula Islandへの日本の上陸に対応するため派遣したCL JavaとCL Sumatraが九六陸攻の雷撃を受け、両艦に魚雷が1本ずつ命中するという事件がありました。軽巡ですから魚雷1本とはいえかなりのダメージで、被害の大きかったCL Javaの方はSys 40, Flt 53(35), Eng 6(0), Fire 4と一時は生還が危ぶまれるほどでした。両艦とも付近で一番大きな港のあるタウンスビルに向かい、タウンスビルで対処可能なダメージをすべて修理して。その後、オーストラリア東岸をシドニーまで南下しました。シドニーには3万トンのRepair Shipyardがありこの2艦を同時に収容できますから、残っていたmajorダメージをシドニーで修理すれば良かったのですが、off-mapの航海とoff-mapのRepair Shipyardでの修理を経験してみたくなりました。この辺ではシドニーのRepair Shipyardは貴重な存在で、万が一、大きな水上砲戦や空母戦が行われたりすると、空母や重巡(シドニーに戦艦の入れる大きさのドックはない)の修理が必要となるので、そのために空けておきたいかなとも思ったのでした。

そこで、CL JavaとCL Sumatraはオーストラリア南岸まわりでパースに行きました。パースにはケープタウンからfuelを満載したタンカーが頻繁に出入りしているので、そういったタンカー船団のひとつと一緒にケープタウンに向かいました。ケープタウンにもRepair Shipyardがあるので、そこで修理する予定でした。マップ上のインド洋を離れて数日が経過し、ケープタウンまであと12日となった昨日8月24日のリプレイ中、”Temporary flotation repairs failing aboard CL Java”と表示されました。リプレイ後にチェックしてみるとFltダメージが35から41に増加していました。しかも今日8月25日にはさらにFlt 42に増加しています。off-mapの航海はダメージ知らずだったはずなのに不思議。なおSys 2の方はパースからoff-mapに向かう途中のインド洋で生じたものでした。

現在、CL JavaとCL Sumatraはパースからoff-mapのケープタウンに向かっています。もしかすると「off-mapではダメージは生じない」というのはoff-mapの根拠地からoff-mapの根拠地に向かう航海にだけ当てはまることで、on-mapからoff-mapへの移動時には適用されないのかもしれません。ともあれ、Sysダメージ(排水ポンプなどの故障)は2(=2/100、つまり2%)しかありませんから、ケープタウンに到着する前に沈没したりなんてことはないでしょうね。

2014年5月7日水曜日

ケンダリーに機雷を敷設


1942年8月24日、ダーウィンからBabarへサプライを輸送するコンボイが、Babarの南東2ヘクスの海域で呂66潜と遭遇しました。呂66はxAKL Lady Isobel(1050トン、VP 2)に向け魚雷を2本発射し、うち1本が命中爆発して沈没してしまいました。1000トンほどの小さな貨物船ですから、沈没はやむを得ないところです。

連合軍も反撃。昨日はオランダ潜SS KXIIの雷撃をかわしたCL那珂ですが、今日もやはりオランダのSS O19の雷撃を受けました。今日は4本の魚雷のうち1本が命中し、沈没艦船リストに名前が載ることとなりました。ただし、リプレイ中に沈没音を聴取できなかったので、本当に沈んだのかどうか非常に怪しいところではあります。heavy damageと表示されたのでひどく損傷したのは確かでしょうが、ケンダリーまで1ヘクスの海域での被雷ですから、おそらく港に辿り着けただろうと思います。

さて、このSS O19はパトロールを目的にこの海域に来ていたのではありません。SS O19の主任務はケンダリーへの機雷の敷設で、CL那珂を護衛していたDD不知火の爆雷攻撃を切り抜けた後、ケンダリー港に機雷を敷設して無事パースへ帰還の途に着きました。すると、突然触雷音が。効果音が復活してうれしいのはこの触雷音を聴けることですが、機雷を敷設した途端の触雷音となればなおさらです。残念ながらリプレイ中にはどこで何が触雷したのかは分からない仕様(もしかすると連合軍艦船が日本の潜水艦の敷設した機雷に接触した可能性も否定はできない)なので、リプレイ後にコンバットリポートを確認したところ、ケンダリーでDD磯風が触雷していました。港のあるヘクスなので沈没してはいないでしょうが、今後は機雷を警戒しなければと日本側に認識させる効果は充分にあったのではと思います。

BB Warspiteがカタリナの雷撃で損傷したBB日向をバンダ海に追跡し、逃げられてしまったことを先日のエントリーで触れました。そのBB Warspiteですが、そのまま手ぶらでダーウィンに帰すのもなんだなと思い、クーパンの艦砲射撃を企画しました。BB Warspite搭載のWalrus IIの弾着観測のもと、BB Warspiteに加えCL St. Louis、CL Ceres、CL Danae、CL De Ruyterが砲撃し、Airbase hits 17、Airbase supply hits 3、Runway hits 61、Port hits 24、Port supply hits 5の命中弾があり、またクーパン守備隊のdevice3個を破壊し11個をdisabledにしました。クーパンは小スンダ列島キャンペーンを進めるにあたって有用な飛行場を提供してくれるので、そう遠くない将来、上陸作戦で奪還したいものです。

ビルマではProme北西のヘクスの日本軍部隊(泰国軍師団)の掃討にようやく成功しました。偵察機によると、Promeの日本軍は6ユニット、9160名とのことです。可能ならばこのままPromeもと考え、部隊をPromeに向け渡河させることにしました。ただ、偵察機の報告する地上部隊の情報はあてにならない感もあるので、中止することになるかも。

中国では日本軍20ユニットが昆明の東のヘクスに達しました。この分だと3~4日後には昆明に到着し、攻撃が始まることでしょう。昆明守備隊の兵力は少なく、攻撃されれば陥落は免れません。また、日本軍はこの昆明に20ユニットを派遣した他、貴陽にも22ユニットが残っています。貴陽の方はdisabled(故障・負傷)になったdeviceの多いユニットが、回復のために休養しているのだと思います。でも、昆明、楚雄(Tsuyung)、保山と落した後に合流して重慶に向かうつもりなのでしょう。

2014年5月6日火曜日

浦城失陥

1942年8月23日、ケンダリーの南東でオランダのSS KXIIがCL那珂を雷撃し、はずしました。オランダの魚雷の不発率は高くないので、命中すれば爆発が期待できただけに残念です。8月20日の砲戦でCL那珂には2発の砲弾が命中しましたが、きっと大した被害はなく、軽巡にふさわしいきびきびとした動きでかわされてしまったんだと思います。また、前日まで沈没艦船リストに載っていたBB日向も健在(健康体では無いかも知れませんが)が確認され、名前が削除されました。

中国では、今日も温州飛行場への空襲がありました。台湾から九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 22機が飛来し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 22の命中弾がありました。また浦城(Pucheng)の中国軍部隊上空にも、漢口と台湾から合計75機の九七重爆(Ki-21-Ic Sally 25, Ki-21-IIa Sally 50)が飛来し、device 1個が破壊され22個がdisabledになりました。引き続き浦城では日本軍地上部隊によるDeliberate attackがありました。日本軍は師団1、歩兵聯隊1、歩兵旅団1、独立歩兵旅団1、砲兵ユニット7の陣容で素のAVが1008なのに対し、中国軍は322。中国側には地形・防禦施設・指揮官のプラスと混乱(きっと空襲による混乱)・経験不足・サプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは492:49。オッズ比10:1で敗退しました。

敗北した部隊は補給源(この場合は温州)に向けて後退するのがルールです。温州に向けて最短の経路は道路のある東隣のヘクスを経由するはずですが、リプレイ後に確認すると、東隣のヘクスではなく、南東のヘクスに移動していました。変だなと感じたのですが、よく考えてみると、日本軍部隊は衢州を攻略後、東隣のヘクスから浦城に侵入しました。つまり、浦城のヘクスの東側のヘクスサイドは日本側の管理下にあり、中国軍部隊は通過できません。やむを得ず敗退した中国軍部隊は南東のヘクスに移動したというわけです。

ビルマでは前日に引き続いてProme北西のヘクスで連合軍がDeliberate attackを実施しました。修正AV422:283、オッズ比1:1で撃破できませんでした。前日の修正AVは468:280だったので、少しスコアが悪化しているのが気になります。ただし、死傷者は連合軍のdevice 1個が破壊され34個がdisabledになったのに対し、日本軍(本当は泰国軍第3師団)はdevice 5個が破壊され85個がdisabledになっていて、日本側の方が多くなりました。2日続けての戦闘で兵隊さんたちにも疲労の色が見えますが、こちらが苦しいときには相手も苦しいはずだと信じて、もう一日攻撃してもらうことにしました。
Search G3M2 Nell destroyed by CAP 
Search PBY-5 Catalina destroyed by CAP at (70,106) 
Search H6K5 Mavis destroyed by CAP
リプレイをみていると、今日は哨戒機が3機もCAPに撃墜されていました。カタリナはケンダリーの上空で、九六陸攻と九七大艇はクリスマス島でのことです。九七大艇(H6K5 Mavis)は1942年6月から生産の開始された機種で、これが初の損失機です。大艇の月産機数をそれほど多くしているとは思えませんから、生産開始から1ヶ月ほど経過してようやく前線の飛行隊の機種転換を行うことができ、機種転換後の整備(4発機なので整備性がとても悪い)が済んでやっと哨戒飛行に送り出せるようになった途端、撃墜されてしまった運の悪い機体だったんでしょう。

2014年5月1日木曜日

BB日向を取り逃がす


中国南部の掃討を狙う日本軍は1942年8月7日に衢州(Chuhsien)を攻略した後、温州ではなく浦城(Pucheng)に向かいました。1942年8月22日、浦城の中国軍部隊にはまず九七重爆76機(Ki-21-Ic Sally 26, Ki-21-IIa Sally 50)が爆撃を実施し、device 2個を破壊し35個をdisabledにしました。その後、日本軍地上部隊(師団1、歩兵聯隊1、歩兵旅団1、独立歩兵旅団1、砲兵ユニット8)が砲撃し、中国軍地上部隊のdevice 1個がdsiabledになりました。この砲撃の主な目的は中国軍の戦力を探ることだったと思われますが、お互いの兵力は日本軍の素のAV1006に対し、中国軍は331でした。あしたDeliberate attackがあれば、一蹴されそうな感じです。一方、温州の方には九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が飛来し、Airbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 24の命中弾がありました。飛行場を使わせないというより、fortificationの増強工事の妨害ですね。

ビルマでは連合軍がPromeの北西(このゲームのマップの北西)のヘクスでDeliberate attackを実施しました。連合軍はアメリカル師団などなどで素のAV 864なのに対し日本側は泰国軍師団1個で
208。日本側に地形と指揮官のプラス修正、経験不足のマイナス修正がつき、修正AVは468:280。オッズ比1:1で撃破することができませんでした。死傷者は連合軍のdevice 8個が破壊され109個がdisabledになったのに対し日本側は2個が破壊され70個がdisabledになったのみ。日本軍は1部隊だけなので楽勝かと思っていたのですが、指揮官のプラス修正がつくなど泰国軍師団が奮闘したようです。昨日のエントリーでお報せしたように、日本軍はラシオのさらに奥の方に進出しました。連合軍としてはProme、ひいてはラングーンを脅かしたいと思っているので、明日もう一度Deliberate attackを仕掛けるつもりです。

バンダ海の日本のTFはさらに5ヘクス北西に移動し、ケンダリーまで2ヘクスの海域に達しました。連合軍は一昨日BB Warspite、CL DanaeとCeresをダーウィンから出港させ追撃を試みていました。一直線にケンダリーを目指す航路を指示しておけば遭遇できたかも知れませんが、ジャワ島方向に向かう可能性もあるかと考え、ジグザグさせたせいで追いつけませんでした。もう一日北上させれば追いつけそうですが、さすがにそれはあまりに危険。今日は日本の哨戒機に発見(ただしDLは2/2なのではっきりした艦種構成はばれていないと思います)され、ケンダリーには日本の水上戦闘TF(重巡3隻を含む6隻のTFと報告されています)が待機していることを考えると無理筋と考えて、後退させることにしました。それでも日本側が果敢にケンダリーから陸攻による雷撃を試みるようだと痛い目を見る可能性も否定できません。