2013年4月28日日曜日

火災でxAK Sakido Maru沈没


昭和18年5月10日、2隻の商船が沈没しました。1隻は父島にサプライを輸送した後、横須賀に帰る途中のxAK Hakodate Maru(VP 10, 4875トン)で、SS Tritonの雷撃で沈没しました。アニメーションを見ていたら、最初に命中した魚雷は不発で、ラッキーと思ったのですが、さらにもう一本が命中して、今度はしっかり爆発してしまいました。魚雷1本だと耐えてくれることも多いのですが、ダメでした。

もう一隻はxAK Sakido Maru(VP 7, 3425トン)で、蘭印東部のEndeh港にdisband中に火災で沈没してしまいました。xAK Sakido MaruはこのEndehでサプライ陸揚げ中にSS Truantに雷撃され、火災が発生しました。港のあるヘクスなのでdisbandすればすぐに鎮火するだろうと思っていたのですが、最初31だったFire値は日に日に上昇。被雷後16日の昨日にはFire 99となり、今日ついに沈没してしまいました。
AMc Ma 1 sighted by Allied Level Bomber at 106,125 near Rabaul 
Search PBY-5 Catalina destroyed by CAP 
PO1 Maki I. of 202 Ku S-1 Det A is credited with kill number 5 
PO1 Maki I. of 202 Ku S-1 Det A attains ace status!!
うれしいニュースも1件あり、新たなエースが1名誕生しました。今日のアニメーションでは連合軍との空戦がなかったので、なぜエース誕生なのか不思議だったのですが、リポート類をみてみると哨戒飛行でラバウル近くに飛来したPBY-5 Catalinaを零戦(A6M8)が撃墜していました。偵察機や哨戒機もときどきCAPに撃墜されることがあります。二式大艇はまだタフだからいいのですが、陸攻に哨戒飛行を指示するときには、連合軍の大きな飛行場のあるヘクスを避けてserach Arcを設定するように心がけています。

こんな感じでとても静かな日が続いています。あと数日で夜間空襲解禁となりますから、それにあわせてビルマへの大きな空襲を企んでいるものか。また、オーストラリア西南のパース港でHeavy Radio Trafficが聴かれるので、蘭印東部への艦砲射撃やら上陸作戦を狙っているものか。平穏な日の方がかえって不気味に感じます。

2013年4月27日土曜日

layered CAP


このゲームの空戦モデルにsweep>CAP>escortという関係があるのは周知のことですが、日本側を持ってプレイしていると、今後は高性能の新型戦闘機(すでにF4U-1コルセアは登場済み)によるsweepを受ける機会がますます増えてくるものと思われます。sweepへの対策としてよく勧められているのはlayered CAPです。しかし、どうlayered CAPを実践するのか、具体的な方法をまとめて解説したスレは読んだ記憶はなく、よく分かっていないながらに自分流のlayered CAPを指示してきました。たまたま先日の1944年以降の海戦の戦い方というエントリーで紹介したスレの中には、 layered CAP(多階層のCAP)に触れたレスがいくつかつけられていました。他にもlayered CAPでフォーラムをサーチすると、いくつかスレがヒットします。深く掘り下げた解説はありませんでしたが、勉強にはなったので紹介してみたいと思います。

最初はSalutations and solicitations.... 1EyedJacks (J) vs Nemo (A)というAARの中の記述から。このAARは2009年から2010年にプレイされたPBEMのものですが、layered CAPの本質がわかりやすく説明されていると思います。後半の1943年以降のアメリカ空母部隊との対決について触れたあたりは、一回の決戦ではなく、空母の戦闘機戦力を漸減させた後で決戦すべしという考え方が参考になります。ただし、具体的な方法については、アメリカ側も護衛空母が上陸船団と同じヘクスでCAPをあげ、その後方に正規空母という布陣で臨んでくると思うので。素直には受け取れないかな。
このゲームで私は1942年4月末までに400機以上の零戦を撃墜している。それもP-40BとP-40Eとハリケーン、それに時々F4F-4を使っての戦果だ。しかも中国空軍もうまくやっていて、あと一歩でエースになれる撃墜4機のI-15乗りが一人いるし、ほかにも撃墜3機のI-15・I-16のパイロットが数人いる。オランダ空軍にはB-339乗りのエースが一人いる。彼のスコアのほとんどは零戦と一式戦相手に稼いだものだ。
空戦は基本的にコンバットアニメーションを観察しなければいけない。観ていると、相手の飛行機に向かってdive(降下)した飛行機はdive後も敵機のいた高度(もう少し高めのこともなくはないが、話を簡単にするために同じと考える)で戦闘を続ける。つまり、高度1万フィートにいる敵機に向かってdiveすると、もともと3万フィートで来襲したのにこんどは高度1万フィートで戦うことになるわけだ。そうすると、2万フィートにいる他の敵機に対してはかなりの不利になる。CAP任務をしている飛行隊のうちのひとつがdiveによる攻撃を引き受けて、その他の飛行隊はdiveした相手に対してdiveできるように設定することも可能だ。囮となる飛行隊のパイロットは、diveされての攻撃を受けても生き残れるように、defenceスキルにもとづいて決定する。それらパイロットをB-339やバッファローに搭乗させると、そのB-339やバッファローは零戦のdive攻撃で傷ついてしまうが、ハリケーンやP-40Eが零戦にdiveして撃墜してくれる。
じゃ、これを攻撃にも応用できないだろうか?sweep役と護衛役の戦闘機の高度をいろいろに設定することで可能だ。護衛戦闘機の高度を変更すると、攻撃目標が空母だったりすると、爆撃機を護衛してくれない危険もある。しかし地上の目標なら攻撃目標のヘクスを指定して、sweep役には高い高度、護衛役には爆撃機と同行できるずっと低い高度を設定することができる。このゲームのボルネオ南部の戦いでバリクパパンから出撃した空襲部隊でこの戦術を何度か試してみたが、結果は良かった。爆撃機の近くで護衛している戦闘機は攻撃されたが、高いところにいたsweeperが降下して敵のCAPを撃墜してくれた。このゲームで3月に行った空襲(さらに戦術を磨いて実施した)をみてほしい。それが証拠だ。1対1の満足できるスコアをあげることができた。
1943年になってアメリカの大艦隊を相手にこれをどうやって応用するか?じかに太刀を交えるのはまずいやり方だ。数ヶ月も前からアメリカの空母戦力を削ぐことに努力し、真っ正面から対決しても大丈夫な状態にまで削っておくことで、ようやく19943年のアメリカ艦隊に勝つことができる。同じような状況で、上陸侵攻のあったヘクスにCAPとsweepを派遣し、水上艦隊を送り込んで上陸中断を余儀なくさせる。数日続けると、アメリカの護衛戦闘機とLRCAPしている戦闘機に多数の損失がもたらされる。上陸された根拠地は陥落してしまうかも知れないが、上手にやれば日本側の再編成の方が素早く行える。そしてその次の上陸戦の時には、前回よりも経験値の劣るパイロットと対戦することになるので、空戦スコアをさらに改善することができる。
なぜ水上艦隊を送り込むのか?揚陸にかかる時間を長くし、アメリカの空母をより長い期間上陸地点の近傍に滞在させ、LRCAP任務の回数を増やすことで消耗させることができるからだ。疲労と、LRCAPと護衛任務による戦闘機の数の減少が重なってゆけば、その時こそ直接アメリカ空母に決戦を挑むべき時だ。アメリカの上陸船団上空に陸上基地から4-5日間飛行機を送ってLRCAPの戦闘機の減少と疲労とを誘った後で、距離1ヘクス長い日本側の優位を活かすためにアメリカ空母ではなく上陸地点の方を航続圏内におさめ得るヘクスに日本空母を配置(連合軍側プレイヤーが通例通り上陸地点から1-2ヘクス離れたところに空母を配置すると、両軍空母間の距離は2-3ヘクスとなる)して、最大規模の攻撃を上陸船団に対して敢行する。こうすれば戦果が得られる。そして翌日にはアメリカ空母につかまらないよう。さっさと逃げ出す。上陸地点を攻撃することでリスクを減らすことができるし、多数のCAPとぶつからずに済ますこと(対決することになる戦闘機はLRCAP機と空母自身のCAP機のにじみ出している分のみ)ができる。この上陸地点への攻撃には戦闘機のsweep(護衛戦闘機よりもずっと有利に戦える)と、陸上基地からのCAPも加えて、戦闘機戦力をより強化しておくべきだ。これまでに読んだAARでは、自分に有利となるよう、こんな感じに数日に渡って消耗作戦を続けている例はなかった。
敵の望む戦い方では勝利を得られないようなら、自分が勝てるようお膳立てすべきだという単純な話だ。自軍の根拠地上空なら、護衛戦闘機とsweepする戦闘機を同時につかうことができ、撃墜された機のパイロットを救助することができ、敵空母上空に比較してより少ない数のCAPと空戦するだけで済む。こういう風な戦いを続けていけば、いつかはアメリカの空母と互角に戦える日があるだろう。互角に戦えると感じたなら、そこで戦うか後日を期すか、あとはあなたの望み通りだ。
追記:自軍の飛行場がアメリカの空襲で使用不能となってしまっていたらどうすべきか。これには二通りの回答がある。
1. この種の戦いを戦略として望むのなら、飛行場を素早く修理できるよう、工兵と整備員を多数、上陸の予定される根拠地に配置しておくべきだ。対空砲もどっさりと。でも、それには上陸侵攻される根拠地を予知する能力が必要?たしかにそうだが、予知能力が必要だからといって、この方法がまずいやり方だというわけではない。連合軍側プレイヤーというものは進撃路の選択に際して一直線なところがあるから。
2. 上陸の妨害のために夜間、水上戦闘TFを送り込むことによって、連合軍側プレイヤーが機体を艦船攻撃用に温存してくれることを期待できる。艦船攻撃用に温存される機体が多いほど、飛行場攻撃を行う機体が減ることになる。日本海軍水上部隊にとってはきつい?しかし、上手にやれば、機動部隊が効果的にアメリカ空母を攻撃することで4-6ヶ月にわたる効果を期待できるから、充分、犠牲に値する。
WItP AEは、たった一日の決戦で戦果が得られるというよりも、数ヶ月間に及ぶやり取りから戦果を得るゲームなのだと思う。たった一日でアメリカ空母群を壊滅させてしまえる可能性も確かにあるが、ギャンブルに賭けるよりも、リスクはあっても着実なやり方をしたいと思う。

次は、air combatというスレで、スレ主さんはどの任務にはどの高度が最適かを尋ねるためにたてたものです。いろいろな任務のうちのひとつとしてlayered CAPも触れられています。
敵の根拠地上空のCAPを攻撃するには最高高度が望ましいが、高空を飛行するとfatigue値が上昇しやすい。CAPとLRCAPには15000がいいと思う。複数の戦闘機飛行隊が配置されている大きな根拠地の防衛には、一つを2万フィート、一つを5千か1万フィート、さらに余裕があれば1万5千フィートに設定する'layered-CAP'戦法を試してみてもいい。上位を占めることは重要だが、2万5千フィートでパトロールしていると、超低高度の爆撃機にすり抜けられてしまうこともある。訓練には1万フィートかそれ以下で必ずrangeを0に。海上哨戒任務には6千フィートが常識だ。対潜哨戒任務はふつうは1000フィートだが、100フィートを指示する人もいる。できればfatigue値をなるべく低く、morale値をなるべく高めにしておきたいので、高度はできれば低め(対潜哨戒以外)に、rangeは目的に応じて設定する。Strafe, LowN, LowG, & Level/Glide/Dive Bombingといった任務には既定の高度があるので、ご注意を。急降下爆撃機を8000フィートで訓練するとNavBスキルが向上するが、実戦では1万-1万5千フィートの方が効果的だ。偵察機なら低いほど得られる情報は多いが、敵の対空砲の被害を避けるには高高度の方がいい。
日本側をプレイしているが、 1万3千・1万6千・1万9千が一番いいと思う。
連合軍側でP-40を高度2万フィートのCAPにあてていると、6000フィートで侵入する空襲部隊の迎撃に失敗することがある。1万5000フィートの零戦は迎撃できるが第一波との会敵には失敗することが多い(3万2000フィートでCAPさせるとまったく戦闘できない)。速度差がさらに大きくなる大戦後半になると、毎時20マイル以上の優速で上昇率も優れている機種が高位を占めることの優位さがよりはっきりしてくるだろうと思う。

PBEMを長いこと連合軍側でプレイしてきて、初めて日本側をプレイした。連合軍側だった時には二式戦との対戦に苦労したが、日本側でプレイしてみると、二式戦はsweepするにしてもされるにしても空の王者とは言えなかった。いまは1943年3月なのでコルセアの初期型とスピットファイアVとP38のE・F・Gに加えて多数のP-40を相手にしなければならない。対戦相手はパイロットを訓練で到達できる最高のところまで鍛えているようだ。連合軍は戦闘機のどの機種も最高高度でsweepさせていて、二式戦の3万6740フィートに対してP-38なら3万9000フィートでやってくる。日本側のパイロットもほとんどがexp値 55~60、airスキル値 70と決して悪くはないのだが、スコアは2~3対1と良くはない。P-38もコルセアもスピットファイアも二式戦を撃墜してゆく。sweep対策として二式戦も最高の高度に設定してあるが、ハリケーンにも撃墜されてしまう始末だ。そこでみなさんに尋ねたいのだが、相手の根拠地にsweepする際にはどのくらいの高度にすべきか、二式戦の最高高度36740かまたは2万フィートくらいの方がいいのか。相手のsweepへの対策としてはどんな高度にすべきなのか?2万フィートも試してみたが、36740よりも少しは良かったようだ。二式戦の空戦スコアにはがっかりさせられているが、きっとプレイヤーのスキル不足が原因だと思うので、アドバイスをお願いしたい。テーマからは少しそれるが、 三式戦はarmorがあること以外は二式戦より劣るように思えるので、全然生産していない。これでいいだろうか?それと1943年夏になると紫電改と雷電が生産可能になるが、雷電を生産する意味ってあるんだろうか?
sweepするなら、まず第一はより高い位置を占めること、第二に速度差があると相手のmvr値を減らす効果があること、第3に優れたパイロット。つまり、相手がとても高い位置を占めているのなら、低高度で侵入して実際に迎撃に参加できる敵機の数を減らすようにする。また敵機の戦闘機が優速なら、高度の優位を占めるようにするか、または戦いを避ける。また相手のパイロットの方が優れているようなら、高度と速度の優位がなければ見込みは暗い。防御にあたってはlayered CAPを採用すべきだ。sweepに来た敵機は複数の高度に分かれたCAPの階段を降りて来るので、生き残ったCAP機が撃墜できるようになる。それに、速度、上昇率、mvrの異なる複数の機種を違った高度に配置(最高速度と上昇率の最も優れた機種を一番上に、上昇率の劣る機種は中高度に、mvr値の優れた機種を一番下に)してみてもいいかも... 
私が日本側でプレイした時には三式戦を生産してみて、拠点防衛用の戦闘機としては優れていると感じた。layered CAPを採用するなら、性能の異なる戦闘機を組み合わせることが必須だ。速度の優れた機種と高空性能の優れた機種と低高度用に運動性に優れた機種を組み合わせる。

次は、How to kill P-47D2??で、どういった機種、どんなスキルのパイロットをどんな割合でどんな高度に配置するか、具体的に述べられています。サンドボックスで検証された戦術ではなく、経験に基づくものですから、妄信は禁物でしょうが、自分流のlayered CAPを組む際に参考になります。また「 大戦後半の日本のパイロットにとってもっとも重要なスキルはdefence値だ」というレスは真理でしょうね、きっと。
1943年も9月になって、連合軍が複数のP-47D2の部隊を最高高度で送り込んで来るようになった。これに対処する戦闘機のうまい組み合わせがあるだろうか?私は戦闘機を高度2万フィートより低く位置させるようにしているので、P-47D2の降下しての攻撃で何機か撃墜されてしまう。たとえP-47D2の高度よりは低くなってしまっても、各機種の最高高度でCAPさせた方がいいんだろうか?
一番劣る(パイロットも機種も)部隊を一番低い高度に設定し、優秀なパイロット・機種をそれより4000-6000フィート高く配置する。defenceスキル値に優れたパイロットをmvr値の優れた機種に搭乗させて一番低い高度に配置し、優れたパイロット・機種を4000-6000フィート高く配置する。高高度でP-47を叩こうとするなんて無理な話。
上記のレスが模範解答なのだと思う。高高度sweepへの対策はlayered CAPだ。完全な対策ではないが、多少は互角に近づく。連合軍側の例でいうと、F4F Wildcatsを2万フィートに、P-40Eを1万5000フィートに、P-39Dを1万フィートに配置する。
うまく機能してくれるのは、数的に優勢な時だけだと思う。あなたの運用できる機種はまだ二式戦と零戦なんだと思うが、サンダーボルトを相手にするには少なくとも2対1の数的優位をもって臨まなければならない。つまり35機のサンダーボルトがsweepしてくるなら、70機の二式戦が飛行していることが必要だ... CAPを指示した飛行機のうち実際に空中にいるのはその3分の1に過ぎないので、総計210機の部隊にCAPを指示しておくことが必要になるし、低高度にもCAPを配置するためにはもっと多数の二式戦が必要になる。一飛行隊の定数が45だとしても、すくなくとも5つ、でもきっと6つは必要になるだろう。難しいことだが、実行できれば戦果はそれにみあったものだった。 結局はまたやってくるのだが、一日でサンダーボルトの半数以上を撃墜できたことがある。
上のレスに賛成だ。30機あまりのサンダーボルトのエリート部隊に対処するには「総計210機の部隊にCAPを指示しておくことが必要になる」ということだが、これはレーダーの有効範囲による。また、効果的な対策にはサンダーボルトの出撃根拠地を脅かすことも必要だ。sweepを受ける方ばかりにまわると、相手はすべての戦闘機飛行隊を攻撃に投入でき(これは望むところではない)、主導権を完全に失ってしまうから、すでに負けたも同然だ。あと付け加えることとして、layered CAPとはいっても、いつも1万と1万5000と2万フィートと決まりきったやり方をするのは良くない。似てはいても、少しづつ改良を加えた方がいい。CAPにあたる戦闘機の大部分をmvr値が最も良好となる高度帯に2000-3000フィートずつずらして配置し、一番上の高度には紫電改か三式戦を配置して、sweeperが低高度のCAPに引き寄せられたところを攻撃する。具体的には高度1万2000フィートにCAP全体の40%、1万4000フィートに20%、1万9000フィートに30%、3万2千フィートに10%といった具合だ。確率からいって、敵のsweeperは高度を下げるだろうし、最良のパイロットの搭乗した紫電改・三式戦が降下してsweeperを攻撃のする機会を得ることができる。大戦後半の日本のパイロットにとってもっとも重要なスキルはdefence値だ。P-47を難敵だと思っているようだと、スピットファイアVIIIはもっと厄介だ。
いままで二式戦二型甲(Ki-44-IIa)で戦ってきて、ようやく二型乙(Ki-44-IIc)と四式戦の生産が始まった。海軍では紫電改が生産開始されるとともに空母艦載機としては零戦52型(A6M5)を52型乙(A6M5b)に機種変更し始めた。サンダーボルトは最高高度と速度が優れているので、対抗するのは困難だ。何度かsweepされて、最初あった数的優勢を失った後でもサンダーボルトを撃墜できるものかどうか、これから数日で判明する。4回目と5回目のsweepを受けた時には20機以上を失って、1機も撃墜できなかった。
P-47相手だと、四式戦と紫電改をつかっても同じようなものだ。一番ましだったのは、すべての機を高度6000フィートでCAPさせた時だった。

最後はMy kingdom for a decent fighter。これはかなり長いスレで、layered CAPについて触れている部分はわずかです。スレの後半は、1944年以降の絶望的な日本の状況について触れられていますが、今後の戦いには参考になると思うので、紹介してみます。
日本側でプレイしていて1944年8月になった。日本に連合軍戦闘機とそれなりに戦える機種はないようだ。今は五式戦の最初期型(KI-84a)、零戦52型丙(A6M5c)、二式戦二型丙(Ki-44-IIc)、雷電33型(J2M5)、紫電改をつかうことができて、CAPにいろいろ工夫もしているが、何をしてもやられてしまう。連合軍の数的・質的優勢をみとめて素直にこの結果を受け入れるべきなのか、それとも私のやり方に間違った点があるのならアドバイスをもらえないだろうか。私が現在生産している機種の組み合わせが風変わりな点はみとめるし、次にPBEMをする際には修正したいと思うが、このゲームではもはやその点の修正は間に合わない。
数はどのくらいあるの?五式戦(b>r/a)はいい機種だが、数的に1対3より劣勢だと良さを発揮できないと思う。月産数百機のレベルに達していなければ、数が足りないんだと思う。
うちも1944年2月になっていて、使える機種はスレ主さんのとだいたい一緒で紫電改、雷電11・21型(J2M2, J2M3)、四式戦一型甲(Ki-84-Ia)、二式戦二型丙(Ki-44-IIc)、三式戦一型丁(Ki-61-Id)。一式戦と零戦もCAPにつかっているが、この2機種には大きな期待はしていない。でもこれらのすべての機種はコルセアとP-47とスピットファイアVIIIに踊り食いされてしまう。sweepして来るのがP-38であることを望むまでになってしまった!こうなってしまった原因の一端は私たちのHR(高度制限:その機種のmvr値の2番目に高い高度帯まで)にあって、連合軍機は高度3万5000フィートでsweepできるのに、日本機は3万1000フィートに制限されている。このルールに縛られているので、ふつうじゃないやり方、例えばCAPをすべて1万フィートに配置したりしてみたが、粉砕されてしまった。1万4000、1万2000、1万とすべてを低めに配置してみても、3万1000、2万5000、2万、1万5000、1万2000というオーソドックスなlayered CAPでもいい結果は得られなかった。4-6部隊の連合軍機が最適な高度でsweepしに来ると1対3以上のスコアを得る方法はないように思えるが、200-300機のCAPのいる大きな飛行場に連合軍がやって来るのは、こういったやり方でなんだ。exp 70-80のパイロットはKIAよりWIAになりやすいってことはあるけれど、パイロットの質はスコアにほとんど影響してないようだ。
質と量を両立させることができないという、史実の日本が直面していたジレンマにようこそ。大戦後期の日本機の中には、熟練のパイロットが搭乗すると連合軍機と互角に近く戦えるものもあったが、1944年には熟練パイロットはほとんどいなくなっていた。たとえ日本側が訓練の行き届いたパイロットを史実よりも多く配備できたとしても、アメリカ側はもっと多数のパイロットを用意できる。AFB(訳注:連合軍側プレイの愛好者)にとってのスローガンは、良くなる一方。JFBにとってのスローガンは、楽しめるうちに楽しんでおけ、あとは下るだけだから。
唯一の答えは、やつらに近づくな。連合軍の新型機の航続距離内で制空権を確保することはできない。連合軍の新型機でも常に増槽をつけて飛行しなければいけないようだと、損失が記録されるようになる。それに1対3のスコアは日本にとって決して悪くはないと思う。生産が損失を上回ればいいんだから。
速度がすべてだ。毎時400マイルを上回る日本機は1945年後半にならないと登場しない。P-47やP-51やスピットファイアの搭乗はそれよりずっと前のこと。唯一の有効な対抗策は、多数のCAPを集中して少数のsweep機を圧倒することだ。
sweeperとの戦闘を避けよう。そうすると港や飛行場が爆撃されてしまうかも知れないが、爆撃を甘んじて受けよう。対空砲と工兵が多少は役に立ってくれる。連合軍が制圧しておける数よりも多くの飛行場を準備しておこう。
少なくとも、私のゲームにはそれは当てはまらないな。四式戦を月産200機、紫電改148機、雷電160機、零戦52型丙200機、二式戦二型丙240機(どうで二式戦はハエのように落とされるので、二式戦は損失を引き受けさせる役割で使っている)。持ちこたえることのできている地域は二つあって、グアムとサイパン、それにバンコク周辺。グアム・サイパンの方の問題は、迂回されてしまうかも知れない点と、飛行場の規模に制限がある点だ。グアム・サイパンを迂回することができるのと同じように、連合軍はビルマを無視して蘭印北部に上陸することだってできる。軍事的にはとても意味のある選択だ。スマトラを南に向けて行軍することはビルマの通過に時間をかけるよりもずっと簡単なことだ。振り返ってみると、ビルマに集中しないで、スマトラにもっと強力な地上部隊を配置しておくべきだった。オランダ領でイギリス兵の血を流すのか?というような史実で面倒だった政治的な問題を、このゲームの連合軍は無視することができる。スマトラ周辺の大きな飛行場はジョージタウンとシンガポールだけなので、飛行機をそこに移動させなければならない。バンコクには400機ほどの戦闘機を配置してあって、うまくやっていた。それに加えてもう400機をジョージタウンとシンガポールに配置できるかというと難しい。そろそろ制空権を争う時期は過ぎたようだ。争点となる地域に多数の戦闘機を集中することができないようなら、すべて本土に撤収させ、カミカゼの訓練を始めさせる。そうすれば、撃墜によりVPを失なわずに済む。だれか本土に閉じこもる方法を試した人はいるだろうか?
チャーチルと陸軍の首脳がビルマ(ヤマアラシのトゲを呑み込むような)を迂回して、アンダマン諸島やスマトラに上陸したがるなんておかしな話だ。アメリカ人だって中国を支援するためにビルマ作戦を望んでいた。決定的だったのは、利用可能な上陸用舟艇がもっと重要性の高い作戦に充当されてしまったことで、イギリス人は何もしないでおく代わりに地上を進むしかなかったんだ。
たしかに、チャーチルはビルマを植民地として政治的に再獲得する意欲満々だった。ビルマ人もアメリカン人も中国人もそんなことは考えてもいなかった。The Last Lion(訳注:チャーチルの伝記)の第3巻を読み終えたばかりだが、みなさんにおすすめしたい。私はチャーチルが正しかったと思う。うちのゲームではSabang(スマトラ北端の根拠地)を1943年後半に占領したが、これがこの長い戦争の帰趨を決した。Sabangを占領すると、インド洋に日本の艦船は入り込めなくなり、ビルマはサプライ不足に陥る。チャーチルの構想はいつも中途半端だというわけではないようだ... 
SabangにはB-29や他の四発爆撃機を配備することができるから、ボルネオ以外の蘭印を封鎖できたも同然だ。ジャワ島東部はチモール島東部を占領して飛行場を拡張して、同じように封鎖することができる。こうなるとフィリピン攻略は不要になるので、マッカーサーはご不満だろう。ところで、パイロットの質に関していうと、最良のパイロットたちはカミカゼ用に温存するようにしている。いずれにせよ彼らは死ぬ運命なんだ。いつ死ぬかなんて、電子のパイロットたちが気にすることがあると思うlol?あと、雷電は二式戦ほど悪いわけではなく、日本機の中ではましな部類に入るだろう。私が雷電をたくさん生産しているのは、そういう理由からだ。高高度性能と武装が悪くないのと、パイロットが生き残りやすいように感じる。まあ、私がそう感じているだけかも知れないが。この時点での機種にランクを付けるとすれば、紫電改、雷電、四式戦、零戦、二式戦の順になる。問題は陸軍機が四式戦と二式戦しかないっていう点で、紫電改と雷電の飛行隊に休養を与えることがほとんどできなくなってしまう。
私の想像に過ぎないが、可能ならイギリスはスマトラ(と、できればもっと)を大英帝国に加えたがっていたんじゃないだろう。ビルマで戦うかどうかに関わらずに、戦後にはビルマを再獲得するつもりだった。その他の地域も、解放したことを理由として帝国領に加えようとしていたんじゃないだろうか。
この地域の防衛のため1941年にオランダ人が血を流しているから、オランダはイギリスの主張をみとめることはなかっただろう。もし北部スマトラ攻略作戦が行われていたとしたら、オランダはスマトラが自国領として復帰することを事前にイギリスに約束させていただろう。もしイギリスが同意しなければ、オランダは攻略作戦自体がご破算になるよう動いただろう。またもしイギリスがオランダにスマトラ譲渡を承認させていたとしたら、連合を構成する他の国(フランスも含めて)は警戒して、戦争からはずれる意志を示そうとしたかも知れない。以前所持していた領土を回復できないようなら、なぜ戦い続けなければならないのか?もしそんなことになれば、植民地を回復させるという条件でオランダ(や他の国)に日本が交渉をもちかけ、そういった地域を連合軍からの攻撃を受けない聖域にしようと試みたかも知れない。また、中立国の旗を掲げた商船をもちいてこれらの地域から日本への資源の輸送さえ可能になって、日本の封鎖を完璧なものにしようとすれば、アメリカ・イギリスはそれら中立国商船まで攻撃せざるを得なかったかも。
数を揃えることは効果がある。カミカゼ用にそろそろ陸軍のパイロットのLowNスキルを鍛え始めておくべきだ。予備のプールにいるパイロットの状況はどう?
個人的には零戦52型丙ではなく、52型甲か52型乙のままにしておきたい。52型丙はarmorが装備されるようになるが、この3つの中でいちばん速度が遅いから。雷電は役に立ってる?うちでは月産36機だけにしている。
たしかにパイロットの質は日本側にとって悩みの種だ。連合軍のパイロットの補充は順調で、史実の個人名のつけられたパイロットが優れたスキルをもって続々と登場する。1945年になると連合軍の戦闘機部隊は優秀なパイロットばかりになる。1942年の頃、しぶしぶ実戦部隊に移動させなければならなかったパイロットの質を懐かしく憶い出してしまうくらいだ。この点でもこのゲームはよくできている。ただ、日本側も終戦まで優れたパイロットの養成することができるけどね。1945年1月になると、アメリカ海軍の飛行学校でたての補充パイロットは、すべてのスキルの平均値が50以上になっていて、1944年と比較しても15ポイントは向上している。海兵隊と陸軍のパイロットのスキルの平均値は45くらい。これら卒業したてのパイロットを部隊に入れて一ヶ月訓練すれば、充分実戦に通用するようになる.. 1945年2月の陸軍中型および大型爆撃機部隊の大幅な拡張にともなって陸軍の爆撃機パイロットのみは不足しているように感じた。まあ、急に600名のパイロットが必要になるわけだから。
「 四式戦を月産200機、紫電改148機、雷電160機、零戦52型丙200機、二式戦二型丙240機」という数字があなたの生産数ならば、史実の生産数とは少し差がある。日本の生産機数については、こんな数字をみつけた。1944年に大きく伸びていて、実に年産28180機にも達した。うち13811機が戦闘機で、月産1150機にあたる。
わたしの生産機数は、史実の1944年の数値にかなり近く、200機少ないだけだ。HIを温存するため複数のラインの生産を停止しているので、それらの生産を開始すればほとんど同じ数になる。聞いたところによると、1944年が日本の飛行機生産のピークだった。
陸軍機と海軍機の生産配分が最適ではないと思う。陸軍の戦闘機が月産450機で海軍機が500機。もっと陸軍機の生産を増やした方がいいんじゃないだろうか... それに私なら零戦はもうほとんど製造しない。零戦は空母艦載機としてだけつかうべきもので、陸上基地の海軍戦闘機部隊は紫電改か雷電を装備すべきだ。また、第3世代の戦闘機が生産可能となるまでは、連合軍がずっと優位であり続ける。守るべき場所を慎重に選んでほしいし、もし守ると決めたら2対1以上の数的優勢を確保するよう努めるべきだ。第3世代戦闘機をもってしてもP-51Hは難敵だ。上のレスにあるように速度がすべてだ。
P-47Nが利用できるようになったところだが、ほんとうにすごい。
うーん ... でも、P-47Nと対戦することになっても、P-51ほどひどいことにはならない。運動性も速度も少し劣って、25%だけ重武装。日本機にとっては難敵だが、第3世代戦闘機で2対1の数的優勢があれば、おそらく勝てるだろう。二式戦で戦うとしたらどうか、はっきりはいえないが、数的優勢がもっとないとだめなのはたしかだ。日本側の数が多い時でも、P-47やP-51の方に攻撃のチャンスがずっと多いから、日本機が攻撃する順番が回ってくる前に、弾丸切れで離脱・帰投してしまうことの方が多い。
ヘルキャットはどう?
ヘルキャットも上等な飛行機だとは思うが、P-47やF4UやスピットファイアVIIIはもちろん、P-38と比較してさえだいぶ劣る。ヘルキャットは零戦よりもかなり良く、二式戦や紫電改とほぼ同等、四式戦に少し劣る機種だ。
ヘルキャットがsweepの最後をしめくくるのがこのところの日課だ。5-6部隊のサンダーボルトが航過したあと、時速50-60マイルは遅いヘルキャットがやって来ると、紫電改と四式戦と雷電を組み合わせたCAPでなんとか1対1のスコアを残せる。最近の日本にとってはこれでも大勝利だ。
ヘルキャット?二式戦のちょうどいい相手だ。私はヘルキャットが好きだというわけではないが、防衛には使える機種だ。P-40Kでも防衛目的には充分につかえる。しかし攻撃に使うには時速370マイルと遅過ぎる。
ヘルキャットは、陸上機同士の空戦(そのためにはP-38とF4Uがある)ではなく、空母戦に大きな影響をもたらす。ヘルキャットの登場前には零戦がF4Fに優位を保っていたが、F6Fと対戦するとなるとまた別の話だ。もっとも優速の零戦である52型(A6M5)は時速351マイルで、F4F-4は318マイルと零戦より33マイル遅く、F6F-3は373で22マイル速い。
F6Fはパワーウェイトレシオ(訳注:アメリカ流の出力/重量)が大きい。零戦の上昇力を活かしてワイルドキャットに追跡させ、ワイルドキャットが失速した時を狙って撃墜できたが、ヘルキャット相手に同じ運動をしても失速しないばかり、距離を詰められて発砲してきたいう零戦のエースの証言を読んだことがある。もうひとつアメリカ側の有利な点はパイロットだ。アメリカのパイロットは日本のパイロットよりもチームワークを重視していた。
友人の父によると、零戦がヘルキャットのプロペラ回転方向に旋回しても、ヘルキャットはR2800の馬力を活かしてついてゆくことができた。零戦にはできなかった鋭いターンがヘルキャットなら可能だった。
アップグレードパスの先の方にある機種のR&Dが可能な仕様を活かして、主力戦闘機としてはKi-84r、それを補助する機種として紫電改(N1K2-J、可能ならN1K5-Jもだが、繰り返してsweepされても持ち堪えるにはservice ratingのひどく高い機種でない方がいい)の研究に変更すべきだ。雷電は紫電改ほど良い機種ではない。二式戦は戦略爆撃機の迎撃にならばつかえるが、零戦は撃墜されるのを承知の上の使い捨て護衛戦闘機(航続距離の関係でA6M5bが望ましい)としての役割しか果たせない。戦闘機はどれもいずれ旧式機になってしまうので、数だけは本当にたくさん必要になる。Ki-94とKi-83と震電は良い機種だが、生産開始を前倒しすることは難しい。間もなく連合軍に配備される多数のムスタングの迎撃に間に合わせるにはにはかなりの投資と幸運とが必要になる。パイロットの管理の重要性にも気付かされる。生きていさえすればだれでもいいから搭乗員席に押し込んで出撃させなければならないような状態(1942年がそうだったし、1944-45年にもそういうことがあった)でなければ、戦闘機パイロットはairスキル 70以上、defenceスキル60以上にまで鍛え、2対1以上のスコアを期待できるのでなければ敵地上空での空戦は避けるようにしていた(艦船攻撃はその例外だが、熟練パイロットの消耗を避けるため、艦船攻撃の護衛には学校を卒業したてのパイロットをあてた特別な飛行隊を用意してあった)。4つの高度帯にわたって同じ高いmvr値をもっているというヘルキャットの特徴を活かせるような特殊なHRを設定してあるのでなければ、ヘルキャットは空母戦以外に使うべき機種ではないと思う。ヘルキャットはせいぜい二式戦並の機種で、紫電改にも四式戦にもひどくやられることになる。
ヘルキャットは損失を覚悟で使うのなら、良い戦闘機だと思う。連合軍機のなかで損失に見合う補充のある唯一の機種だ。新人パイロットを乗せて飛行させてもいい。日本機の多くがヘルキャットと互角かより優れているから損失はかなりのものになってしまうが。1944年後半になると日本側プレイヤーにとって暗い話ばかりだが、それでも連合軍機の生産数を上回ることはできる。私はいま連合軍側をもって1944年前半だが、在庫機数との戦いにずっと頭を悩ましている。
飛行機の数の不足が問題となることはなく、連合軍に対して2対1以上のスコアを得られる飛行機のないことが問題なんだ。パプアニューギニアの大部分を失うと連合軍と数的に互角に近い状態で対戦できる場を選ぶことが難しくなる。私の在庫で不足がちなのは四式戦だけで、その他は300機以上ある。本土や在庫に100機以上あっても、配置したい飛行場にそれにみあった支援部隊がなければしょうがない。オーバースタックの問題がなくても、四式戦なんかを飛行できる状態に維持するのは難しいことだから。
スレ主さん、なぜ相手のペースで戦うんだい?連合軍の戦闘機はあなたの戦闘機を攻撃するためにsweepしに来る。こういった戦いがあなたにとって有利な点は、味方飛行場の上空での戦いなので、死傷により失われるパイロットの数を少なく済むという点しかない。sweepとは戦わない、敵戦闘機は地上で破壊する、護衛任務の戦闘機を攻撃する、この3点を守ること。LRCAPをつかって、滞空中の機数の推移をコントロールすることができる。LRCAPを指示する%数を低くしておくと、ターンの始まった時点での滞空機数は少ない(そしてその大部分が撃墜される)が、時間が進むにつれて滞空中の機数が増えてゆく。こうすることで、後からやって来る爆撃機と空戦できる迎撃機数を増やすことができるわけだ。
いい考えだが、相手がしっかりものを考えている人だと、実現するのは難しそうだ。1) sweeperと戦わずに爆撃機にたどりつけるものだろうか?うちのゲームで1944年には爆撃機の来る前に4-6部隊がsweepしてゆく。2) 連合軍のCAPを攻撃した最後の空戦では、140機強という近隣の根拠地の在地機数にくらべると比較的少数しか滞空していなかった。その24機を相手に日本側は183機を失い、200機以上の爆撃機が140隻以上の停泊している規模5の港を攻撃したのにちっぽけな艦船を5つ(LSTとLSIとAKEが1隻)しずめただけだった。もし連合軍のCAPが多数のヘルキャットとコルセアとスピットファイアVIIIだったら、さらに困難だっただろう。四発爆撃機の配置されている飛行場ならなおさらだ。3) 戦闘機が護衛につくことってあるの?だいたいいつも、250機以上の四発爆撃機と100機以上の双発爆撃機が連携してやって来る。これだけの数の爆撃機なら、護衛戦闘機をつける必要はない。P-47とコルセアのsweepの後にCAPが残っていたとしても、CAPの戦闘機はほとんど何もできない。たしかに護衛がつけられていれば、40-50機のP-40を撃墜することができるかも知れないが。あなたに他にも名案があるなら、喜んで採用したい。大戦後期の数年を日本側でプレイするのは愉快なことではないが、そうあって然るべきだとは思う。相手も時々はミスをするし、sweepが爆撃機よりも後に来たりすることもあるのは確かだけれど、そういったチャンスを期待して毎回CAPを上げ続けていると、キルレシオ1対5、一週間に300機の損失を覚悟しなければならなくなる。
「 sweeperと戦わずに爆撃機にたどりつけるものだろうか?」という点だが、相手は何を爆撃しに来ているの?1944年でも日本側が優位な点は航続距離の長さだから、飛行隊を後方の飛行場に配置すれば、連合軍側も空戦前に長く飛行しなければならなくなる。日本側はLRCAPで指示する%数を低くしておけばいい。またあなたの経験したわずか5隻の戦果だった爆撃についていうと、1944年の日本は飛行機の生産数で連合軍側を上回ることもできる。でも長い目で見ると1対2より悪いスコアが続くと、だんだん不利になってゆく。別の攻撃手段を選ぶべきだ。夜間空襲か水上戦闘TFか義烈空挺隊を(3番目はちょっと無理かもだけど)。また、戦闘機が護衛につくことがあるのかという点については、戦う場所を選ぶべきなんだと思う。空っぽの飛行場を数日攻撃させて、不意に多数のCAPを上げる。長い距離を飛行して疲労してからの戦闘を余儀なくさせる。
いろいろなアイデアをありがとう。でもどれも実現は困難だよね。たとえCAPをすり抜けることができたとしても連合軍のレーダーと対空砲の存在を考えると、日本陸軍の爆撃機で爆撃を試みるなんてのは無駄なこと。まあ、連合軍側が戦力を分散させてしまって、爆撃が可能になる機会もまったくないわけではないかも知れないけど。連合軍が爆撃しているのは、飛行場だったり、地上部隊だったり、やりたい放題。日本側が戦闘の場を選ぶようにしても、連合軍の守りが疎かになっているなんてことは期待できない。1945年に登場する戦闘機の登場を待ちながら、戦線を後退させつつ時間を稼ぐしかないんだろう。それまでは戦場で1度か2度の幸運がめぐってくるのを期待するだけだ。
1944年になると日本にとってサンダーボルト・コルセア・ムスタング・スピットファイアが難敵だ。四式戦は第2.5世代戦闘機で最高時速400マイルに達しないから、この4機種のどれが相手でも苦戦する。第2世代戦闘機はどれも時速370マイル以下と遅すぎる。第3世代戦闘機が登場するまでは、四式戦と紫電改の組み合わせが最善の策だとは思うが、それでも損失はかなりのものになる。また第3世代の戦闘機のService ratingはどれも3かそれ以上だから、配置する場所を慎重に選ぶ必要がある。つまり、防衛ラインがコンパクトになり、第3世代戦闘機が利用可能になるまで、飛行機の損失数が過大にならないよう、戦線を後退させながら時間を稼ぐことが必要になる。でも、PzBさんなんかは第2世代戦闘機で連合軍戦闘機の大軍を支えることができていたから、空戦モデルの中にはわたしの知らない秘密もなにか隠れているんだろうが。
「 sweepとは戦わない、敵戦闘機は地上で破壊する、護衛任務の戦闘機を攻撃する」というのは連合軍側にとっても役立つアドバイスで、呪文のような効果を発揮してくれる。うちのゲームでも連合軍がスマトラ北端のSabangに上陸したが、日本側はSabangとジョージタウンの規模9の飛行場に飛行機を配置してあって、すべてを投入してみたが、戦果はなしだった。200機の護衛と200機の爆撃機を送ったが、多数が撃墜されただけだ。CAPをかいくぐって攻撃に移れた爆撃機も少しはあったから、空母の姿を拝むことはできた。でも、爆弾は一発も命中しなかった。史実でも日本の最高首脳は自分たちの飛行機がどんなに劣っているかを理解して、それでも連合軍に打撃を与えるとしたら、パイロットの生還を期さない攻撃しかないと考えたんだろうと思う。カミカゼの誕生だ。少なくとも我々プレイヤーは、生身の人間に片道の攻撃をしてくれるかどうか尋ねなくて済むだけでも幸せだ。でも、機数の点でいえば、もっとたくさんを投入した方がよかったと思う。私のゲームではSabangを一日で奪取されて見込みだったから、1ターンにかけるしかなかった。しかもうちの場合、中部太平洋で何か起きたとき用にフィリピンとマリアナに戦力を集中させてあったし。またどのくらいの機数を投入できるかは、地上のair support要員の数の問題でもある。Service Rating 3の機種をつかっていながらなるべく多くの機を離陸できる状態に維持するには飛行場のオーバースタックを避けることも必要だったんだ。
ひとつの飛行場からたくさんの護衛戦闘機を飛ばすより、その一部に艦船攻撃を指示した方がいいように思う。艦船攻撃を指示された戦闘機はsweeperの役目を果たしてくれるから。もちろん、急降下爆撃機以外の攻撃隊にはすべて高度1000フィートを指示しておくこと。CAPが分散させることも期待して、急降下爆撃機には1万5000フィートを指示する。大きな上陸侵攻船団に打撃を与えるには、200機の爆撃機では足りないが、多少の戦艦は期待できるだろう。現在のベータパッチでもこのやり方が通用するかどうかは知らないが。
coordinationに磨きをかけた最新のベータパッチをあててプレイしているが、違いがあるとも感じない。
一日にすべてをかけるつもりなら、オーバースタックを厭う必要はないんじゃない。少なくとも、部隊数がオーバースタックになっていなければ。Service Ratingは、一回目の攻撃にどのくらい離陸できるかにはあまり影響がない。オーバースタックが問題になるのは双発・四発爆撃機で、部隊数に応じて離陸可能な数が減ってしまう。ただ、この問題があってもオーバースタックさせる意味のある場合もあるけど。もちろん、充分な機数を揃えることができなければ、大きな戦果を期待できないも確かではある... 私は緊急時にパレンバンやジャワに移動させることのできる訓練用飛行隊を日本本土に配置してある。でも爆撃機の場合、複数のスキルを鍛えないといけないから、緊急時に、じつはまだスキルの訓練途上だったということもあり得るが。

2013年4月26日金曜日

実機生産ラインからR&Dラインへの変換も可能だった


昭和18年5月9日、ここ数日は大きな変化はありませんでした。5月3日にベンガル湾で九六陸攻が雷撃した4隻のR級戦艦ですが、その後5月4日と5月6日に哨戒機がそれらしきTFの存在を報告してきました。報告された位置を図示するとご覧の通りです。陸攻と大艇にこのあたりを哨戒飛行させていますが、天候が悪いのか、その他の日には発見できませんでした。しかし、5月9日、カルカッタの南西隣のヘクスのDiamond HarbourにBB一隻停泊中と偵察機の報告がありました。5月3日の雷撃の場所からこのDiamond Harbourまで距離7ヘクス。一日に1ヘクスずつ移動し、洋上での応急修理が功を奏して最後の一日は2ヘクス移動できたと考えると話が合います。この一隻の戦艦は魚雷が4本命中・爆発したBB Royal Sovereignでしょうね。残念ながら沈没せずにたどりついたんだと思います。

5月4日と6日に同じ位置に報告されたTFはBB Royal Sovereignを支援するために、残りのR級3隻が近くにとどまっていたということかも知れません。もしそうなら、BB Royal Sovereignが入港できたのですから、もうすでにインド東岸をコロンボに向けて航行していることでしょう。潜水艦を急派したのですが接触できず、 残念ながらこちらにも逃げられてしまいました。哨戒飛行で5月4日・6日に発見されたTFを陸攻が攻撃してくれなかったことも残念ですが、ラングーンから11・12ヘクスと遠く零戦(A6M8)では護衛につけない距離なので、連合軍のLRCAPを心配して陸攻隊の指揮官が攻撃断念を決定したんだろうと推測します。

本筋からははずれますが、飛行機の生産ラインについて気づいたこと。だいぶ前、三式戦1型甲(Ki-61-Ia)の生産が可能となって、生産ラインをひとつこの三式戦用にあてました。しかし生産を開始し1ヶ月もたたない頃に、三式戦は役立ちそうもないと感じて、生産は中止しました。実際、二式戦が予想以上の活躍をみせてくれているので、この判断は間違っていなかったと思います。もっとも、生産を始める前にそう判断できればもっと良かったんですけどね。

昭和18年5月になって三式戦の新型である二型丙(Ki-61-Ib)の生産が可能となりました。三式戦1型甲(Ki-61-Ia)のラインはUpgdをYesの設定にしてあったので、5月も9日になってから、システムの方で生産対象機種をアップグレードしてくれました。アップグレードしたての時には機種名が青紫色で表示されます。もう三式戦を生産する予定はないので、なにか別の機種に変更しようかなあとも思いながらこの青紫の表示をクリックしてみると、変更可能な対象として、既に生産が開始されている機種だけではなく、まだR&D中の機種も表示されました。これまで、実機生産ラインとR&Dラインの関係は、R&Dラインから実機生産ラインに変換できるだけで、逆は無理だと思い込んでいました。アップグレードしたての時に機種名が青紫色で表示されるのは、どこかのパッチで導入されたものなので、その時点で仕様が変わったのでしょう。

この三式戦の実機生産ラインは当面使う予定がないので、R&Dラインに変換することにしました。昭和19年なかば頃までに生産開始予定の重要な機種にはすでにR&Dラインを割り当ててあるので、これまでR&Dをまったくしていなかった火龍(Ki-201)を対象とすることにしました。昭和21年までプレイを続けているとは思えないので、まったくの無駄になるかも知れませんが、ジェット戦闘機はゲーマーのロマンだということで。

2013年4月22日月曜日

モールメンのASW TFに低空からの爆撃が


前回のエントリーでも触れたように、ビルマの日本軍部隊を支えるサプライは、陸路タイとの国境を越えて運ばれて来るものもあるでしょうが、主にはシンガポールからラングーンへの海上輸送が支えています。その海上輸送を妨害するために、ラングーンの近辺には常に連合軍の潜水艦がみられます。連合軍潜水艦に対処するため、モールメン配備の零式水偵にはASW任務を指示し、またDD夏潮、浜風、嵐からなるASW TFをパトロールさせていました。

昭和18年5月5日、このASW TFが空襲を受けました。やってきたのは、24機のB-25D1 Mitchellと8機のB-25C Mitchellの2波で、リプレイで表示されていた航跡のラインをたどると、距離14ヘクスのチッタゴンから飛来したもののようです。モールメンには二式戦(Ki-44-IIb Tojo)と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick)、それぞれ定数12機の2戦隊がいましたが、モールメンのヘクスへの空襲はだいぶ昔に一度あっただけなので、この2戦隊もexp向上目的でCAP 10%, training 20%の設定にしてあっただけでした。しかも、モールメンにはレーダーがなく、敵機来襲4分前に監視哨がようやく発見できただけだったので、迎撃したのは二式戦、二式複戦とも各1機だけでした。
DD Natsushio, Shell hits 5
DD Hamakaze, Shell hits 7
DD Arashi, Shell hits 8
B-25D1 Mitchellはattack bomberなので、低空から機銃掃射で対空砲火を制圧し500ポンド爆弾を投下しました。ご覧の通り、銃弾はたくさん命中しましたが、幸いなことに爆弾は全部はずれました。つぎにlevel bomberのB-25C Mitchell 8機が来襲。B-25C Mitchellも100フィートまで降下して反跳爆撃を敢行し、DD浜風に500ポンド爆弾1発が命中してしまいました。

リプレイが終了してから被害状況をみてみると、500ポンド爆弾の命中したDD浜風はSys 12, Flt 2(0), Eng 1(0)と思ったよりずと軽傷でした。至近弾だったんでしょうかね。また機銃弾だけが命中したDD夏潮はSys 7のみ、DD嵐はSys 10のみでした。機銃掃射だけだと上部構造だけに被害がおよぶということで、Sysダメージに限定されるようです。駆逐艦にこの程度のダメージを与えたかわりに、 B-25D1 MitchellはA2Aで1機と対空砲火で3機、またB-25C Mitchellも対空砲火で1機撃墜されています。商船が攻撃目標ならもっと少ない被害で攻撃できるのでしょうが、戦闘艦あいての低空からの艦船攻撃はけっこう高い代償をともなうもののようです。

今日の大きな事件はこのくらい。日本側の関心事である、ベンガル湾のR級戦艦のほうは行方知れずになってしまいました。

2013年4月21日日曜日

桂林上空の空戦で圧勝


昭和18年5月4日、夜のフェーズではトラックから本土に戻るコンボイがSS Tinosaの襲撃され、PB Nishho Maru(VP 4, 830トン)が沈没しました。身を挺して貨物船の被害を防いでくれたわけですから、PBとしては立派な最期でした。しかし、本州南方にはASWを任務とするTFも飛行隊も配備してあるのに、襲撃したSS Tinosaに行方をくらまされちゃうとは情けないかぎりです。

しばらく中国では大きな動きがありませんでしたが、2日前から桂林に連合軍の戦闘機が多数配備されたと偵察機が報告してきていました。日本側は広東に配備の百式重爆で、この桂林とその西方の柳州を爆撃してサプライを破壊し、柳州周辺の中国軍の大軍のdevice補充を少しでも遅らせるよう努力してきました。柳州や桂林に連合軍戦闘機は配備されていなかったので、爆撃行が定期便化してきていました。連合軍としては日本側の油断を突いて、不意に多数のCAPに待ち伏せさせることで、日本機を多数撃墜しようと考えたのだと思います。この桂林は柳州などの飛行場と鉄道で結ばれているので、修理中で飛べない機体や、飛行場が爆撃で破壊され飛べなくなった場合にも、鉄道で他の飛行場に避難させることができるので、連合軍としても安心して戦闘機を進出させやすいのだと思います。

偵察機が連合軍戦闘機の存在を報告してきた最初の日は悪天候のせいか、定期便化した華南爆撃は実施できませんでした。日本側にはラッキーなことで、連合軍は不意打ちに失敗。日本側としては桂林に戦闘機が配備され続けてしまうのはまずいので、爆撃は一時中断して広東の二式戦にsweepを行うよう指示しました。やはり悪天候のせいか5月3日にはsweepしてくれませんでしたが、今日は広東から二式戦(Ki-44-IIb Tojo) 65機が飛び立ちました。CAPは12機のP-40E Warhawkと54機のP-40K Warhawk。

sweepは27機、6機、32機の3波に分かれてしまい、リプレイを見ていると第一波はかなり苦戦しましたが、第三波は多数のP-40を撃墜していました。Trackerで確認してみると、二式戦はA2Aで10機が撃墜されましたが、54機のP-40K WarhawkのうちA2Aで33機、Ops Loss 3機、また12機のP-40E WarhawkのうちA2Aで7機、Ops loss 2機の損失で、合計で10機対45機と圧勝でした。明日は一個戦隊にsweepをさせ、百式重爆には飛行場爆撃をさせたいと思います。ただ、あまりにあっけない勝利で、P-40はもしかすると囮なのかなという疑念もよぎります。P-40相手のsweepに気を良くさせて爆撃機の来襲を誘い、それに対してP-38やF4Uなどの高性能機がCAPまたは他の飛行場からLRCAPを行って不意打ち的に迎撃する作戦だったりして。

ベンガル湾のR級戦艦のTFですが前日の戦闘の位置からインド東岸の方へ4ヘクス移動していました。3隻が視認されたそうですが、Heavy Cloudのせいか艦種不明なのが悩ましいところです。昨日の沈没艦のリストでは2隻だったのに、今日の沈没艦のリストでは4隻とも沈没と報告されていました。沈没したという位置はご覧の通りですが、被雷4本のBB Royal Sovereign以外は信用できません。もし4隻とも沈没していて、今日哨戒機がみたTFが護衛の巡洋艦や駆逐艦だけならば、もっと遠くまで避退できているはずだからです。4ヘクスしか移動していないということは、損傷して速度が低下している艦が含まれている証拠だと思います。今日の位置から推定すると、カルカッタに寄港せず、インド東岸に張りつくようにコロンボまで航海するつもりでしょうか。

2013年4月20日土曜日

ベンガル湾でR級戦艦4隻を雷撃


昭和18年5月3日、今日はインド洋で愉快な出来事が2つありました。ひとつはオーストラリア西岸のPort Hedlandをめぐってのことです。4月30日、Port hedlandに向けて航行していると思われる連合軍のコンボイを発見したことは、先日のエントリーに書きました。コンボイ発見の報を受けて、チモール島クーパンにいたCA高雄・摩耶をPort Hedlandの艦砲射撃に送り出しました。艦砲射撃によってPort Hedlandの飛行場を破壊するついでに、連合軍の商船を補足できればいいなと考えたわけです。

艦砲射撃を予定していたTFは5月1日にはPort Hedlandの北9ヘクス、5月2日には5ヘクスのところに達しました。艦砲射撃TFというものは、夜間に全速力で目的地に到着し、艦砲射撃を実施して、また全速力で帰投する仕様です。本来なら、艦砲射撃実施の前日に目的地から距離5ヘクスなんてところまで接近しなくてもいいんはずだと思うんですよね。こんなところにまで接近したため、案の定、連合軍の哨戒機に発見され、Beaufighter VIc 2機、Beaufort VIII 4機、PB4Y-1 Liberator 4機による空襲を受けました。さいわい爆撃の被害はありませんでしたが、空襲まで受けるようでは奇襲に失敗したことは明らかです。Port Hedlandのヘクスでは巡洋艦2隻とその他数隻がパトロールしていると偵察機が報告していました。巡洋艦との戦闘で弾薬を消費しダメージを受けると、艦砲射撃が実施できるかどうかも不確実ですし、また帰投時に全速力を発揮できず、明日もまた空襲を受ける可能性があります。また昨日も今日もmoonlight 0%と暗い夜です。暗夜ではレーダーを持つ連合軍の有利さが際立つことを1944年以降の海戦の戦い方というエントリーで書いたばかりですから、ここは空襲で被害がなかったことをWitPの神様に感謝して後退することにしました。貴重な燃料を費やして戦果ゼロで帰るのも残念でしたけど。

しかし捨てる神あれば拾う神あり。今回の行動はまったく無意味だったわけではありませんでした。リプレイをみていると、夜が明けてから連合軍の2つのTFが53, 128のヘクスに上陸を実施したと2回告げられました。地名が表示されないのでどこかなと思いリプレイ終了後に調べてみると、Port Hedlandから西に5ヘクスのなにもないヘクスでした。こんなところに上陸するなんて戦略的にも戦術的にも意味があるとは思えません。ここへの上陸の理由ですが、以下のように推定します。

Port Hedlandで地上部隊を揚陸していた連合軍コンボイが、日本側巡洋艦TFの接近を知り、揚陸を中止して逃げることにして、とりあえず逃げる目的地をこの53. 128のヘクスに設定した。またこれらコンボイはオーストラリア西岸南部のパースからやって来たと思われるので、母港はパースにしたままだったのでしょう。そして、本当なら目的地についた時に搭載している部隊とサプライの揚陸を禁止する指示をすべきだったのに、それをし忘れた。なのでこの何もない仮目的地ヘクス53, 128に到着したコンボイは搭載していた部隊とおそらくサプライを揚陸してしまったということだと思います。このコンボイは前日からPort Hedlandで揚陸を始めていたことは確かなので、載せられていた部隊の大部分はPort Hedlandで降り、揚陸が後回しにされるdevice、つまりEngineer Vechicle(ブルドーザーの類)やレーダーがこっちに降ろされてしまったんではないでしょうか。まあ、いずれにせよ、CA高雄・摩耶の行動も全くの無駄足というわけではなく、連合軍にお馬鹿なことをさせる効果はあったので、良しとしたいと思います。

さて、もうひとつの出来事はベンガル湾でのことです。前日5月2日にアキャブから西方4ヘクスに連合軍のTFの存在が報告されました。雨のせいで視界が悪かったのか、艦種不明の1隻が視認されただけで、どちらに向けて航行しているのかは不明でした。ベンガル湾のこのあたりはラングーンに配備されている九六陸攻が哨戒飛行していますが、この部隊のPrimary MissionはNaval Attackと指示してあるので、なんで攻撃してくれなかったのかなと残念に感じました。艦種不明の1隻のTFというだけでは連合軍の意図は不明ですが、良からぬことを企んでいる可能性もあるので、念のため、バンコクで訓練中だった九六陸攻の部隊もラングーンに移動させ、2個飛行隊でベンガル湾の海上哨戒と艦船攻撃を行うよう指示しておきました。

すると、哨戒飛行中の九六陸攻が、今日も同じアキャブから西方4ヘクスに4隻の連合軍艦船が存在することを報告し、この情報にもとづいてラングーンから九六陸攻(G3M2 Nell) 27機が零戦(A6M8 Zero) 15機の護衛で雷撃向かいました。みつかったのはイギリスのR級戦艦4隻でした。九六陸攻は4機が対空砲で撃墜されましたが、残り23機が雷撃を敢行して、BB Royal Sovereignに5本(うち、最後に命中した1本は不発でした)の魚雷が命中し、heavy damageで炎上中。また残りの3隻、BB RamilliesとBB RevengeとBB Resolutionには各2本の魚雷が命中して、BB RamilliesとBB Resolutionがheavy damageと表示されました。ともかく、23機の放った魚雷23本のうち11本が命中ですから、開戦時にForce Zを攻撃したときよりもずっと良い命中率に驚いています。九六陸攻の損失は対空砲で4機とOps loss 2機の6機でした。これを少ないというと、電子の搭乗員の方々に怒られるでしょうが、司令官の目から見ると27機中6機でも少ないと感じてしまうほどの戦果でした。

リプレイ中に沈没した艦はありませんでしたが、Trackerによるとこれら4隻のうちBB Royal Sovereign(VP 178, 31160トン)とBB Ramilliesが沈没したと報告されています。魚雷4本の命中爆発したBB Royal Sovereignは沈没かも知れませんが、BB Ramilliesの沈没は疑わしいと思います。空母だって魚雷2本くらいではなかなか沈みませんからね。まあ、沈没しなかったとしても、ダメージの一番少なかった艦でも修理にドックで2ヶ月くらい、BB Royal Sovereignが生き残っていたとしたら半年近くかかるんじゃないでしょうか。3万トン超の戦艦の修理が可能なRepair Shipyardは、コロンボが4万トン、ケープタウンが8万トン、次に近いのはイギリス本国でしょうか。
BB Revenge 1943年9月16日 
BB Resolution 1943年10月7日 
BB Ramillies 1943年12月22日 
BB Royal Sovereign 1944年1月15日
これらR級戦艦はいずれも上記のようにwithdrawの予定があります。withdrawのためにはダメージがある数値以下(いくつだったか、マニュアルの中でみつけられませんでした)になっている必要があります。ドック入りとドックまでの移動にかかる期間を考えると、こちらで活躍する機会はもうほとんどないのかも知れません。日本側としては、今後マレー半島中央やスマトラ北部への上陸が心配で、これら戦艦は旧式とはいえ艦砲射撃や上陸船団の護衛にはとても役立ったはずなので、今日の戦果はとてもラッキーでした。

今日攻撃したのはラングーンから距離8ヘクスのところでした。これら損傷した各艦はどの程度のスピードを発揮できるのか?一日1ヘクスしか移動できない重篤な被害なら、明日も航続距離9ヘクスの零戦(A6M8 Zero)の護衛で空襲が可能です。しかし明日はもっと遠くまで、チッタゴンやカルカッタの近くにまで達している可能性の方が高いと思います。連合軍として2日続けての空襲で沈められたくはないでしょうから、ビルマ国境近くに配備してあるP-38をチッタゴンなど海岸近くの飛行場に移動させ、LRCAPの傘を差し伸べることと思います。雷撃に向かう九六陸攻が散々な目に会う予感もしますが、見逃すのも惜しいので、2個飛行隊のうちの一方は哨戒に専念させ、一方は哨戒と艦船攻撃を指示してみました。どうなることやら。

それにしても、この4隻の戦艦は何しにこんなところまで出てきたのでしょう。速度の遅い旧式戦艦ですから、やはり艦砲射撃でしょうか。ビルマ内陸の戦いは一段落したので、アキャブから海岸線を進行するため、アキャブの南東隣のヘクスの日本側地上部隊の艦砲射撃を意図していたのかなと想像しています。他になにかありますかね?日本のビルマ駐屯部隊が活動するためにはシンガポールから海路でサプライを輸送することがとても重要です。そのコンボイの襲撃も連合軍としてはやってみたいでしょうが、そのためにはもっとベンガル湾の中心からアプローチするものかと思うのです。この位置だとちょっと遠すぎますよね。あとやはり、前日5月2日にみかけたTFも気になります。あれはなんだったんだろう?あのヘクスまで進出しても日本側から航空攻撃がないことを確認するための偵察目的の囮として1隻だけで進出させたものか??

2013年4月18日木曜日

昭和18年4月の成績


昭和18年5月1日、クーパンから2ヘクスの海域で、呂66潜が浮上航行するSS KXVIIIを発見しました。距離4000ヤードから魚雷を2本発射しましたが、命中しませんでした。これまでに日本側の潜水艦が連合軍の潜水艦の魚雷で沈没した経験はありますが、日本側の潜水艦が連合軍側の潜水艦を攻撃した場面をみるのは初めてだったような気がします。潜水艦を雷撃で撃沈できる貴重な機会をいかせなかったは残念です。

一般的に潜水艦は味方の制空権下の海域を浮上航行することが多いのだという発言をフォーラムで読んだ記憶があります。過去、日本の潜水艦が連合軍の潜水艦に攻撃された経験はいずれも日本側の根拠地の近くのことで、日本の制空権下だから浮上航行していて攻撃されたのだと理解していました。しかし、今回の戦闘が起きたのはクーパンからわずか距離2ヘクスで、ASW任務の百式重爆が頻繁に哨戒しているところですから、それにはあてはまりません。コンバットリポートのSS KXVIIIにはheavy damageという形容句がつけられていましたから、潜航することが困難なほどのダメージがあったのだと思われます。前日4月30日にASW TFのSC Ch 27がこのSS KXVIIIに爆雷1発命中させたと報告されていましたが、どうやら間違いなかったようです。

さて、昭和18年4月の成績ですが、沈没艦船はご覧の通り。日本側はすべて潜水艦の雷撃によるものです。これまで連合軍は宗谷海峡付近に潜水艦を貼付けて、樺太・稚内航路を航行する貨物船の攻撃に大きな戦果を挙げてきましたが、今月はそちらでの活動はほとんどなし。そのかわりに、連合軍は潜水艦を、本州南方海上、トラック周辺、チモール島からダーウィンにかけての海域に集中させていたようです。なので、被害もその海域に集中しています。横須賀からサイパン、トラックへの南東航路は放棄するわけにはいかないので、空と海上からしっかりASWしているのですが、なかなか制圧しきれません。DD黒潮のようにかえってASW任務の艦艇が沈められてしまうことがあるのは困ったことです。またオーストラリアで唯一残された日本側の根拠地ダーウィンですが、ほぼ一個師団が守備しています。陸兵と配備されている航空部隊の活動を維持するにはサプライの海上輸送が必須なのですが、それが重荷に感じられ始めている今日この頃です。でも、蘭印の安全確保のためにはダーウィンとチモール島はぜひ保持しておきたいし、悩ましいところ。連合軍側の沈没艦船のうち、潜水艦によるものはまず確実な戦果だと思います。しかし、沈没リストにある9隻の潜水艦の方は、1隻でも沈んでいたらめっけもの。例えば、上記5月1日の戦闘で判明したように、このリストの中のSS KXVIIIも実際には沈んでいませんでしたし。

昭和18年4月の飛行機の損失数は日本側542機、連合軍側480機でした。日本側の方が多いのはいつも通りですが、先月が702機対536機だったことを考えると、今月はかなりの接戦でした。夜間空襲で四発爆撃機に撃墜される戦闘機が多いので、それを除けばほぼ互角だったかなと思います。連合軍の有力な新型機であるF4U-1 Corairも34機の損失になっていて、今のところは二式戦で対処できています。その原因は、まだこの新型機の配備数が少なく、まとまった数でsweepできていないからだと思います。CAPよりもsweeperの数が多くなると、また違った結果になるんでしょう。

パイロットの死傷者数はご覧の通り。ビルマへの大きな空襲があったので少なくはありませんが、まあまあの数におさまっていたと思います。あと、死傷者数を計算してみて驚いたのは、MIAが0名だったことです。中国戦域は別として、日本側が連合軍側根拠地の空襲に向かうことが減ったので、MIAが減ったのかもしれません。それにしても0名というのはちょっと信じ難い数字ではありますが。

2013年4月17日水曜日

爆雷を命中させたはずの敵潜から攻撃を受ける


昭和18年4月30日、チーモル島クーパンの北西のヘクスでASW TFのSC Ch 27とSS KXVIIIが接触し、SS KXVIIIは雷撃しないことを選択したと表示されました。しかし、SC Ch 27は捜索を続け、爆雷攻撃を開始しました。みていると、爆雷が1発命中して船殻に亀裂が入り、ついで至近弾により発令所で火災が発生したと表示されました。命中した爆雷は一つだけだったので、沈没は望めなくとも即帰還するレベルのダメージは与えたものと思っていました。ところが同じ夜のフェーズのうちに、このヘクスを通りかかったバリクパパン発クーパン行きのコンボイのTK Nichiei Maru(VP 3, 1120トン)がこのSS KXVIIIに狙われ、魚雷1本命中により積み荷のfuelに引火して沈没してしまいました。びっくりしました。ダメージを受けた潜水艦でもコンボイ襲撃するものなんでしょうか。それとも爆雷の命中と火災発生が本当ではなかったのでしょうか。真実は海面を覆った深い霧の中です。

クーパンの偵察機がオーストラリア西岸のPort Hedlandに連合軍の軽巡の存在を報告し、またPort Hedlandの西方に2隻の貨物船がみとめられました。Port Hedlandにはほぼ毎ターン偵察機を飛ばしていますが、昨日まで在泊艦船は確認されていませんでした。前回3月下旬にも同じようなことがあり、そのあと3月31日にはクーパンが艦砲射撃され、大きな被害を受けました。連合軍が今回も同じような良からぬことを企んでいないか、注視したいと思います。

アップグレードの済んだ翔鶴・瑞鶴、先日就役したCV龍鶴(RA modの固有艦)と護衛空母3隻を横須賀からサイパンに向けて出発させました。このアップグレードのために翔鶴・瑞鶴を本土に回航する途中の3月13日、瑞鶴が雷撃され、命中→不発で命拾いしたことがありました。空母艦載機にASWを指示すると、相手の潜水艦が艦載機を目撃してしまい、空母の存在する場所を推定されてしまいます。本当なら今回の南下も隠密裏に行いたいところですが、潜水艦が怖いので空母艦載機もASWにつかうことにしました。本州南方海上に米潜が跳梁していることは知っていましたが、伊豆・小笠原海域には確認されただけで8隻もいました。空母は鳥島南方まで来ていますが、今のところは潜水艦の攻撃を受けずに済んでいます。反対に艦載機などが潜水艦を攻撃して、2隻に3発の命中弾が報告されていました。でも、空母の艦爆・艦攻が九九艦爆・九七艦攻のコンビから彗星・天山の新型機コンビに置き換わったこともばれてしまったと思われます。まあ、そのくらいは仕方のないことなので、魚雷を受けずにサイパンまでの航海が無事に済んでほしいものです。これら空母がサイパンに到着すると、つぎにはサイパンにいる赤城・加賀・飛龍をアップグレードのため本土に回航することになります。

2013年4月16日火曜日

1944年以降の海戦の戦い方


これまでにこのブログでも大戦後半の空戦の様子やおすすめ機種などについて議論するスレをいくつか紹介してきました。フォーラムには空の戦いについてのスレは少なくないのですが、大戦後期の海戦について議論したスレはほとんど見かけません。このWhat can I do better?というスレは学ぶ点がとても多かったのでご紹介します。スレ主さんはコンバットリポートを提示してくれていますが、真剣に全部眺めるのは大変なので、飛ばしてレスだけ読んでもいいと思います。

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アメリカの駆逐艦だけで構成されたTFにまたやられてしまった。これからの対戦のチャンスを活かすにはどうすべきなんだろうという思いだけが残っている。それとも、この結果はやむを得ないものなんだろうか!1944年になるとアメリカの駆逐艦にはなにをしても打撃を与えることができず、一方的に叩かれるだけになってしまう。駆逐艦だけで挑んだのならそれも理解できなくはないし、アメリカの艦砲の方がより精確なことも知ってはいるが、重巡や戦艦の率いるTFまでやられるようになってしまった。数例をコンバットリポートでお示ししよう。指揮官にはNaval 70以上、Aggression 60~65の人物をあてるようにしていて、ここにでてくる各艦の指揮官も優秀な人に交代させてあり、また戦闘を迎えた時の各艦はほとんど損傷のない状態だった。敵艦のdetection level(DL)は上々で、我々に関して敵側のもつ情報の方が劣っているように思える。どうすればもっとうまく戦えたのか、についてアドバイスをお願いしたいし、この場を借りて学びたいと思っている。例示した戦闘例は少数だが、これが私の経験したものすべてだ。

まず第一例では、日本海軍は最初の夜戦ではなかなかうまくやったが、次に別のTFとの戦闘で粉砕されてしまった。日向の被害はひどく、内地に修理に戻らなければならないくらいだ。
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1/44 
Night Time Surface Combat, near Milne Bay at 101,133, Range 8,000 Yards 

Japanese Ships 
BB Nagato 
BB Mutsu, Shell hits 2 
BB Hyuga, Shell hits 5 
DD Naganami, Shell hits 1 
DD Kiyonami, Shell hits 3, on fire 
DD Michishio, Shell hits 1 
DD Murasame, Shell hits 4, on fire 
DD Yudachi 
DD Samidare, Shell hits 2, on fire 
DD Uranami 

Allied Ships 
DD Jenkins, Shell hits 1 
DD Nicholas, Shell hits 1 
DD O'Bannon 
DD Stanly, Shell hits 3, on fire 
DD Strong, Shell hits 1 
DD Selfridge, Shell hits 2 
DD Balch, Shell hits 10, and is sunk 
DD Clark, Shell hits 1, Torpedo hits 3, and is sunk 

Improved night sighting under 100% moonlight 
Maximum visibility in Partly Cloudy Conditions and 100% moonlight: 11,000 yards 
Range closes to 24,000 yards... 
CONTACT: Allies radar detects Japanese task force at 24,000 yards 
Range closes to 18,000 yards... 
CONTACT: Allies radar detects Japanese task force at 18,000 yards 
Range closes to 12,000 yards... 
Range closes to 8,000 yards... 
CONTACT: Allies radar detects Japanese task force at 8,000 yards 
Coward, Jesse G. crosses the 'T' 
BB Hyuga engages DD Clark at 8,000 yards 
DD Clark sunk by DD Yudachi at 5,000 yards 
Range closes to 3,000 yards 
BB Hyuga engages DD Balch at 3,000 yards 
DD Naganami engages DD Stanly at 11,000 yards 
Task forces break off... 

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Night Time Surface Combat, near Milne Bay at 101,133, Range 8,000 Yards 

Japanese Ships 
BB Nagato, Shell hits 5 
BB Mutsu, Shell hits 7 
BB Hyuga, Shell hits 16, on fire 
DD Naganami, Shell hits 20, and is sunk 
DD Kiyonami, Shell hits 18, and is sunk 
DD Michishio, Shell hits 5, on fire 
DD Murasame, Shell hits 19, and is sunk 
DD Yudachi, Shell hits 1 
DD Samidare, Shell hits 3, Torpedo hits 1, and is sunk 
DD Uranami, Shell hits 25, and is sunk 

Allied Ships 
DD Fletcher, Shell hits 6, on fire 
DD Bache, Shell hits 2 
DD Bradford, Shell hits 13, heavy fires, heavy damage 
DD Conway, Shell hits 3, on fire 
DD Cony, Shell hits 3 
DD DeHaven, Shell hits 2, on fire 
DD Eaton, Shell hits 16, and is sunk 
DD McKee, Shell hits 5, on fire 

Improved night sighting under 100% moonlight 
Maximum visibility in Partly Cloudy Conditions and 100% moonlight: 11,000 yards 
Range closes to 24,000 yards... 
Range closes to 18,000 yards... 
Range closes to 12,000 yards... 
Range closes to 8,000 yards... 
CONTACT: Allies radar detects Japanese task force at 8,000 yards 
Allies open fire on surprised Japanese ships at 8,000 yards 
DD McKee launches Torpedoes at BB Mutsu at 8,000 yards 
DD DeHaven launches Torpedoes at BB Mutsu at 8,000 yards 
DD Cony launches Torpedoes at BB Mutsu at 8,000 yards 
DD Cony fires at DD Samidare at 8,000 yards 
DD Bradford launches Torpedoes at DD Samidare at 8,000 yards 
DD Bradford fires at DD Murasame at 8,000 yards 
DD Fletcher launches Torpedoes at DD Michishio at 8,000 yards 
DD DeHaven fires at DD Kiyonami at 8,000 yards 
DD Cony fires at DD Naganami at 8,000 yards 
Range closes to 3,000 yards 
BB Mutsu engages DD DeHaven at 3,000 yards 
BB Nagato engages DD Cony at 3,000 yards 
DD Samidare engages DD Cony at 3,000 yards 
DD Cony engages DD Samidare at 3,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bradford at 3,000 yards 
DD Michishio engages DD Bache at 3,000 yards 
DD Michishio engages DD Fletcher at 3,000 yards 
DD Kiyonami engages DD McKee at 3,000 yards 
DD Naganami engages DD Fletcher at 3,000 yards 
Range increases to 4,000 yards 
DD Kiyonami engages DD McKee at 4,000 yards 
BB Mutsu engages DD Cony at 4,000 yards 
BB Nagato engages DD Bache at 4,000 yards 
DD Cony engages DD Uranami at 4,000 yards 
DD Samidare engages DD Bache at 4,000 yards 
DD Bache engages DD Yudachi at 4,000 yards 
DD Bache engages DD Samidare at 4,000 yards 
DD DeHaven engages DD Michishio at 4,000 yards 
DD Cony engages DD Kiyonami at 4,000 yards 
DD Fletcher engages DD Naganami at 4,000 yards 
Range closes to 3,000 yards 
DD Murasame engages DD McKee at 3,000 yards 
DD Eaton engages DD Samidare at 3,000 yards 
BB Nagato engages DD Fletcher at 3,000 yards 
DD Uranami engages DD Cony at 3,000 yards 
DD Fletcher engages DD Samidare at 3,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bache at 3,000 yards 
DD Fletcher engages DD Murasame at 3,000 yards 
DD Bache engages DD Kiyonami at 3,000 yards 
DD Cony engages DD Naganami at 3,000 yards 
Range increases to 5,000 yards 
BB Hyuga engages DD Cony at 5,000 yards 
DD Eaton engages DD Murasame at 5,000 yards 
DD DeHaven engages DD Murasame at 5,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Cony at 5,000 yards 
DD Samidare engages DD Conway at 5,000 yards 
DD Bradford engages DD Yudachi at 5,000 yards 
DD Bradford engages DD Murasame at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD Fletcher at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD Eaton at 5,000 yards 
Range increases to 8,000 yards 
DD Michishio engages DD McKee at 8,000 yards 
BB Mutsu engages DD Fletcher at 8,000 yards 
DD Murasame engages DD DeHaven at 8,000 yards 
DD Cony engages DD Murasame at 8,000 yards 
DD Conway engages DD Uranami at 8,000 yards 
DD Yudachi engages DD Fletcher at 8,000 yards 
DD McKee engages DD Murasame at 8,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Cony at 8,000 yards 
DD Naganami engages DD Bache at 8,000 yards 
Range closes to 7,000 yards 
DD Samidare engages DD McKee at 7,000 yards 
DD Eaton engages DD Kiyonami at 7,000 yards 
BB Nagato engages DD Fletcher at 7,000 yards 
DD Uranami engages DD Bache at 7,000 yards 
DD Samidare engages DD Bache at 7,000 yards 
DD Yudachi engages DD McKee at 7,000 yards 
DD Bradford engages DD Murasame at 7,000 yards 
DD Michishio engages DD Fletcher at 7,000 yards 
DD Kiyonami engages DD DeHaven at 7,000 yards 
DD Naganami engages DD Cony at 7,000 yards 
BB Hyuga engages DD Fletcher at 7,000 yards 
DD Naganami engages DD DeHaven at 7,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Conway at 7,000 yards 
DD Yudachi engages DD Bradford at 7,000 yards 
DD Murasame engages DD Bache at 7,000 yards 
DD Murasame engages DD Fletcher at 7,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bache at 7,000 yards 
DD Bache engages DD Naganami at 7,000 yards 
Range closes to 5,000 yards 
DD Naganami engages DD McKee at 5,000 yards 
DD Yudachi engages DD Eaton at 5,000 yards 
DD Samidare engages DD DeHaven at 5,000 yards 
DD Murasame engages DD Cony at 5,000 yards 
DD Conway engages DD Murasame at 5,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bradford at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD Bache at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD Fletcher at 5,000 yards 
DD Bache engages DD Kiyonami at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD DeHaven at 5,000 yards 
DD Murasame engages DD McKee at 5,000 yards 
BB Mutsu engages DD Eaton at 5,000 yards 
BB Nagato engages DD DeHaven at 5,000 yards 
DD Uranami engages DD Eaton at 5,000 yards 
DD Bache engages DD Yudachi at 5,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bradford at 5,000 yards 
DD Bradford engages DD Michishio at 5,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Fletcher at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD DeHaven at 5,000 yards 
Range closes to 4,000 yards 
BB Hyuga engages DD McKee at 4,000 yards 
DD Eaton engages DD Murasame at 4,000 yards 
DD Murasame engages DD DeHaven at 4,000 yards 
DD Murasame engages DD Cony at 4,000 yards 
DD Yudachi engages DD Eaton at 4,000 yards 
DD Murasame engages DD Bradford at 4,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Bache at 4,000 yards 
DD Murasame engages DD Fletcher at 4,000 yards 
DD Naganami engages DD Conway at 4,000 yards 
Range increases to 6,000 yards 
DD McKee engages DD Murasame at 6,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Eaton at 6,000 yards 
DD Kiyonami engages DD DeHaven at 6,000 yards 
DD Kiyonami engages DD Conway at 6,000 yards 
DD Kiyonami sunk by DD Bache at 6,000 yards 
DD Fletcher engages DD Naganami at 6,000 yards 
Range closes to 5,000 yards 
BB Hyuga engages DD McKee at 5,000 yards 
BB Mutsu engages DD Bache at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD DeHaven at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD Cony at 5,000 yards 
DD Fletcher engages DD Yudachi at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD Eaton at 5,000 yards 
DD Naganami engages DD McKee at 5,000 yards 
Range closes to 2,000 yards 
BB Hyuga engages DD Fletcher at 2,000 yards 
DD Uranami engages DD Eaton at 2,000 yards 
DD Uranami engages DD DeHaven at 2,000 yards 
DD Fletcher engages DD Uranami at 2,000 yards 
DD Yudachi engages DD Eaton at 2,000 yards 
DD Bache engages DD Murasame at 2,000 yards 
DD Fletcher engages DD Naganami at 2,000 yards 
Yoshitomi, Setsuzo orders Japanese TF to disengage 
BB Hyuga engages DD Cony at 2,000 yards 
BB Mutsu engages DD DeHaven at 2,000 yards 
DD DeHaven engages DD Uranami at 2,000 yards 
DD Yudachi engages DD Eaton at 2,000 yards 
DD Murasame engages DD Bradford at 2,000 yards 
DD Michishio engages DD Bache at 2,000 yards 
DD Murasame engages DD Fletcher at 2,000 yards 
BB Hyuga engages DD Eaton at 2,000 yards 
DD Murasame sunk by DD DeHaven at 2,000 yards 
DD Uranami engages DD Cony at 2,000 yards 
DD Naganami engages DD Conway at 2,000 yards 
DD McKee engages DD Michishio at 2,000 yards 
DD Naganami engages DD Eaton at 2,000 yards 
BB Hyuga engages DD McKee at 2,000 yards 
DD Naganami engages DD Eaton at 2,000 yards 
Magazine explodes on DD Eaton 
DD Eaton sunk by BB Nagato at 2,000 yards 
DD Cony engages DD Naganami at 2,000 yards 
DD Bradford engages DD Michishio at 2,000 yards 
DD Naganami engages DD Bache at 2,000 yards 
DD Michishio engages DD Fletcher at 2,000 yards 
BB Hyuga engages DD McKee at 2,000 yards 
BB Mutsu engages DD Bradford at 2,000 yards 
BB Nagato engages DD Conway at 2,000 yards 
DD Naganami sunk by DD Conway at 2,000 yards 
DD Yudachi engages DD Bradford at 2,000 yards 
DD Conway engages DD Michishio at 2,000 yards 
Moosbrugger, Fred orders Allied TF to disengage 
BB Hyuga engages DD Bradford at 2,000 yards 
DD DeHaven engages DD Yudachi at 2,000 yards 
DD Uranami sunk by DD Cony at 2,000 yards 
DD Yudachi engages DD Bradford at 2,000 yards 
DD Michishio engages DD Bradford at 2,000 yards 
Range increases to 5,000 yards 
DD Michishio engages DD McKee at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD DeHaven at 5,000 yards 
DD Michishio engages DD Cony at 5,000 yards 
DD Conway engages DD Yudachi at 5,000 yards 
DD Yudachi engages DD Bradford at 5,000 yards 
DD Yudachi engages DD Bache at 5,000 yards 
DD Fletcher engages DD Michishio at 5,000 yards 
Range increases to 10,000 yards 
BB Hyuga engages DD McKee at 10,000 yards 
BB Mutsu engages DD McKee at 10,000 yards 
DD Michishio engages DD Conway at 10,000 yards 
DD Fletcher engages DD Michishio at 10,000 yards 
DD Bache engages DD Yudachi at 10,000 yards 
DD Fletcher engages DD Michishio at 10,000 yards 
Task forces break off... 
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次の例では、すこしは大きな口径の砲をもつ2隻の軽巡を含んだ日本のTFが敵のASW TFを捕捉した。月明100%の夜だったので、もっと良い戦果を期待したし、3000ヤードまで接近する前にもっとなんとかできなかったんだろうか。
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Night Time Surface Combat, near Deboyne Islands at 103,134, Range 8,000 Yards 

Japanese Ships 
CL Natori 
CL Yura 
DD Natsushio 
DD Yukikaze, Shell hits 1 
DD Sazanami, Shell hits 2, on fire 
DD Fumizuki 
DD Kikuzuki 
DD Nagatsuki 

Allied Ships 
DD Russell 
DD Perkins, Shell hits 1, on fire 
DD Smith, Shell hits 1 
DD Preston, Shell hits 1, on fire 

Improved night sighting under 100% moonlight 
Maximum visibility in Partly Cloudy Conditions and 100% moonlight: 11,000 yards 
Range closes to 24,000 yards... 
Range closes to 18,000 yards... 
CONTACT: Allies radar detects Japanese task force at 18,000 yards 
Range closes to 12,000 yards... 
Range closes to 8,000 yards... 
CONTACT: Japanese lookouts spot Allied task force at 8,000 yards 
CONTACT: Allied lookouts spot Japanese task force at 8,000 yards 
DD Nagatsuki engages DD Preston at 8,000 yards 
DD Perkins engages DD Natsushio at 4,000 yards 
Range closes to 3,000 yards 
DD Preston engages DD Natsushio at 3,000 yards 
DD Smith engages CL Natori at 3,000 yards 
DD Perkins engages DD Natsushio at 11,000 yards 
Task forces break off... 
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次にこの1944年4月の戦闘では、ニューギニア北部のサルミに2つのTFが向かい、駆逐艦の方のTFが護衛していた。この戦闘は昼間に発生したもので、2回のうちの後の方の戦闘は日本の方が明らかに有利なように思える。しかしこの一連の戦闘で陸奥は40cm砲塔を損傷し、修理に戻らなければならなくなった。
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Day Time Surface Combat, near Sarmi at 90,113, Range 18,000 Yards 

Japanese Ships 
BB Nagato, Shell hits 2 
BB Mutsu, Shell hits 15, on fire 
DD Hayashimo, Shell hits 8, heavy fires, heavy damage 
DD Yukikaze, Shell hits 5 
DD Hamakaze, Shell hits 7, heavy fires, heavy damage 
DD Hatsuharu, Shell hits 6, heavy fires 
DD Hatsushima, Shell hits 8, heavy fires, heavy damage 
DD Yugure, Shell hits 2, on fire 

Allied Ships 
DD Bullard, Shell hits 2, on fire 
DD Capps, Shell hits 1 
DD Gatling, Shell hits 1 
DD Halligan 
DD Marshall, Shell hits 1 
DD Nicholas, Shell hits 1 
DD O'Bannon 
DD Stanly, Shell hits 4, heavy fires 
DD Strong 
DD Selfridge, Shell hits 3, and is sunk 


Maximum visibility in Partly Cloudy Conditions: 28,000 yards 
Range closes to 24,000 yards... 
CONTACT: Allied lookouts spot Japanese task force at 24,000 yards 
Range closes to 18,000 yards... 
CONTACT: Japanese lookouts spot Allied task force at 18,000 yards 
BB Mutsu engages DD O'Bannon at 18,000 yards 
DD Hayashimo engages DD Bullard at 11,000 yards 
Range closes to 7,000 yards 
BB Mutsu engages DD Selfridge at 7,000 yards 
BB Nagato engages DD Bullard at 25,000 yards 
Fujisawa, Takamasa orders Japanese TF to disengage 
Task forces break off... 

-------------------------------------------------------------------------------- 
Day Time Surface Combat, near Sarmi at 91,114, Range 24,000 Yards 

Japanese Ships 
CA Mikuma, Shell hits 1 
CA Suzuya 
DD Natsushio, Shell hits 2, on fire 
DD Tanikaze, Shell hits 3 
DD Asashio, Shell hits 1, and is sunk 1 hit! 
DD Arashio, Shell hits 2 
DD Yudachi, Shell hits 2 

Allied Ships 
DD Bullard, Shell hits 3, heavy fires 
DD Capps, Shell hits 1 
DD Gatling, Shell hits 2 
DD Halligan 
DD Marshall, Shell hits 3 
DD Nicholas 
DD O'Bannon, Shell hits 3, on fire 
DD Stanly, Shell hits 4, Torpedo hits 1, and is sunk 
DD Strong, Shell hits 1 

Maximum visibility in Partly Cloudy Conditions: 28,000 yards 
Range closes to 24,000 yards... 
CONTACT: Japanese lookouts spot Allied task force at 24,000 yards 
CONTACT: Allied lookouts spot Japanese task force at 24,000 yards 
CA Suzuya engages DD Stanly at 24,000 yards 
DD Bullard engages DD Yudachi at 10,000 yards 
Burke, Arleigh A. orders Allied TF to disengage 
Range closes to 7,000 yards 
CA Suzuya engages DD Strong at 7,000 yards 
DD Arashio engages DD Bullard at 16,000 yards 
Task forces break off... 
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はっきり言わせてもらうと、1944年だし、あなたは日本側をプレイしているんだし、いったいぜんたい1942年に可能だったような一方的な戦果を期待しているの?夢は見ない方がいいよ。


もちろん、このスレは装備、戦術、発射速度など全ての面で連合軍が優位にたっていたことを否定するつもりでたてたわけじゃない。単にゲームをプレイする上での質問なんだ。結果を期待しているわけではなく、もっと学んでうまくプレイしたいんだ。アメリカ海軍がフレッチャー級駆逐艦だけで太平洋戦争に勝てるのなら、軽巡や重巡や戦艦を建造したのはなぜなの?


日本側プレイヤーにはできる限りのことをしておくことをお勧めする。指揮官と艦長には最良の人物をあて、できるだけ水偵を利用する。利用できるものはすべてつかう。 水偵だけでなく、偵察と哨戒には水平爆撃機もあてる。


指揮官についていえば、すべての艦の艦長をチェックし必要なら交代させた。ここに示したどの戦闘でも、夜も昼も、戦艦と巡洋艦の水偵に加えて水平爆撃機と水上機が任務に従事していた。パイロットはみんなNavSスキルが70以上。戦闘が起きたのはすべて日本側の根拠地の近く(距離5ヘクス以内)だったので、こちらのTFが接近していった時には敵のTFの状況はよくわかっていたし、こちらのDLの方が明らかに低かったと思う。


大戦後半のアメリカの戦闘艦は、夜間のexp値が70前後で就役することが原因だろう。これについてはどうしようもないし、できるのはアメリカ海軍との対戦を避けて、現存艦隊主義に徹することぐらいだろう。


確信をついた意見だと思う。2番目の例の戦艦・重巡と戦った駆逐艦のexp値をチェックしてみたら、大部分が75以上で80以上の艦もあった。夜のexp値はだいたいそれより10低いくらい。こういった駆逐艦をアーレイ・バークが率いたらどうなるか分かるだろう。史実でもこの時期には同じようなフレッチャー級駆逐艦と日本の主力艦との対戦があったんだろうか?


Taffy 3(訳注:サマール島沖で栗田艦隊と対峙した)がうまくやったよね。3隻のフレッチャー級駆逐艦が勇敢に戦うことで、水平線の向こうには他にもなにかいるんじゃないかという疑念を日本側に生じさせることに成功した。


exp値がもっとも大きな原因なのだろうね。例示した戦闘に参加した日本艦の昼のexpは70-75くらいで、夜は65-75くらいだったと思う。対戦前半にはこんなことはなかったので、exp値がアメリカ艦の優位を確固たるものにしているというのは、きっとそうなんだろう。大戦後半になってから、これとは違った戦闘結果、つまり日本の戦艦や重巡の率いたTFが砲撃してうまくやったような戦闘を経験した人はいる?数々の幸運のおかげで、私は日本の戦艦をすべて大戦後半まで生き残らせることができている。でも、今になってみると、艦砲射撃、それに高速の戦艦が機動部隊の護衛につく以外、戦艦はちっとも役に立たなくなっている。それに、こういった戦闘が続くようだと、すぐに護衛につける駆逐艦がなくなってしまう。たしか、大戦後半になって25隻以上の大きなTFでraderさんがうまくやったのを読んだような気がする。でも私にはそんなに多数の艦をひとつにまとめる能力がないし、多数の艦からなるTFを運用するとその中のかなりの数の駆逐艦が失われて、問題をさらに深刻にしてしまうことの方が心配だ。ところで、私は1944~45年の水上戦で失われたアメリカ駆逐艦を調べてみたが、サマール島沖海戦とオルモック湾だけのようだ。両方とも航空機が戦闘に大きな影響を与えていたが。サマール島沖で大和を含む20隻以上の日本艦隊に立ち向かうことになった駆逐艦のことを思うと、ぞっとする。


スリガオ海峡はどう?あの戦いは、最初が魚雷艇、つぎに駆逐艦、最後に旧式戦艦という集中攻撃だった。でも駆逐艦の魚雷が有効だったことも確かだ。


スリガオ海峡での日本艦隊は、このゲーム流にいえばDLが最高に達していて、連合軍TFの方のDLはかなり低かったんだと思う。スリガオ海峡にはたくさんの駆逐艦がいた。28隻すべてが攻撃できたのかどうかは分からないが、


レーダーに加えてexp値のせいだろう。大戦後半になると、事前に航空攻撃で崩すことなしに、連合軍の水上戦闘TFと交戦しようとは思わない。小さな航空爆弾でもレーダーを破壊することがあるから。


最初の戦闘例の二つ目には” Allies open fire on surprised Japanese ships at 8,000 yards”という日本側が不意打ちされたことを示す記載がある。レーダーのせいか、夜間のせいか、それともサイの目?それともその3つともが関与したのか?このゲームでは不意打ちされると決していい結果にはつながらない。典型的な”地に足の着いていない”状況だ。


数日前から複数の偵察機・哨戒機・水偵が敵の戦力について報告してくれていたことを思うと奇妙だ。でもたしかにお説の通りで、二つ目の戦闘が良くない結果に終わった理由はそれだろう。


レーダーとexp値が大きな影響をおよぼしている。それに、アーレイ・バークや田中頼三のような積極的な指揮官の存在も大きいと思う。ところで、スレ主さんの提示した最初の夜戦の例は実際にはうまくやっていると思う(同じく、2番目の昼戦もうまくやっている)。二つ目の夜戦例では、相手を発見する点で日本側が遅れを取り、連合軍側がレーダーの優位を活かしたことをあなたは指摘しているが、他の状況が一緒なら1万1千ヤード以遠で戦艦を発見するのは駆逐艦を発見するよりずっと容易なことだ。酸素魚雷が猛威を振るう1942年に日本側は、駆逐艦だけのTFでこの利点を活かすことができる。この例では、アメリカ側が8000ヤードで砲火を開いたのに対し、日本側はもっと遅く、距離が詰まってからようやく反撃を始めた。いずれにせよ、明らかな敗北、一方的な戦いだ。でも、見張りがレーダーにそれほど劣ることがない、視程の長い昼戦では、スレ主さんもよく戦ったと思う。大戦後半のこんな時期の夜間に連合軍の駆逐艦とやりあうとしたら、駆逐艦だけか、または軽巡1・2隻、それに高速な利根級重巡くらいをくわえるぐらいにしておいた方がいい。昼戦を狙うか、夜戦なら良い天候で月明の期待できる夜だけにしておくべきだろう。


たしか、水上戦闘では姉妹艦の方がうまくいくとNemoさんが言っていた気がする。理想的な水上戦闘TFは姉妹艦と組んだ戦艦、駆逐艦はすべて同型艦でアップグレードの状況もも同じって。


あなたが現在プレイしているゲームでは間に合わないけれども、日本側を持ってプレイする際には1942年のうちにあらゆる機会をつかんで艦隊を鍛えるようにすべきだと思う。たとえ必要ではなかったとしても連合軍の根拠地に上陸・奪取する前には3~5回の艦砲射撃を加えるべきだ。大戦後半の連合軍のテクノロジーに伍してゆくためには、できれば夜戦のexp値を80%以上にまで高めておくことが必要だ。パイロットが撃墜されると低下してしまう飛行隊のexp値とは違って、艦船のexp値は対戦を通じて持ち越せる。だからすでに優秀な乗組員を1942年という時期に素晴らしい乗組員にまで向上させるべきなんだ。大戦後半期の連合軍のテクノロジーを打破する際、頼りになるのはこの素晴らしい乗組員だけだ。もちろん成功が保証されているわけではないが、悪いサイの目による失敗の可能性をかなり低くしてくれる。


スレ主さんのお膳立てにあきらかな誤りはないと思う。この時期になると、フレッチャー級駆逐艦は恐るべき相手だ。急降下爆撃機やカミカゼで駆逐艦を攻撃してうまくいった経験はない?急降下爆撃機は駆逐艦に対してかなり役に立つ攻撃手段だと思う(訳注:私の経験では九九艦爆が駆逐艦に命中させたことってほとんどありません)。雷撃機はそれほどでもないし、日本の駆逐艦はもっと役に立たないと感じる。


みなさん、いろいろとアドバイスをありがとう。史実の日本海軍は1944年のこの時期、すでに存在しなくなっているも同然だったわけで、私が戦力を保ち続けようとしていること自体、無理なことなのかもしれない。急降下爆撃機についてアドバイスがあったが、いずれもソロモン諸島、ビスマルク諸島の水平爆撃機の攻撃圏内の戦闘だったので、急降下爆撃機を対駆逐艦攻撃に試してみたことはなかった。また6ヶ月くらい前に起きた似た別の戦闘では田中頼三が指揮していて、座乗していた重巡が撃沈されてしまった時には死亡したんじゃないかと思ったが、軽巡に旗艦を移して無事に生還した。でも、彼が指揮していても役には立たず、かえって彼の積極性のせいで、敗勢が明らかになった時点でも指揮下の艦をつっこませ続けたのではないかと感じた。指揮官にはnavalスキル値の高い人で、aggressiveは少なくとも60、でも大戦後半になったら65以上の人は選ばないようにしている。また艦隊を鍛える件について。これまでに多数の水上戦闘を経験してきたし、艦砲射撃も必要な時には実施してきたが、単にexp値を上昇させるためだけに艦砲射撃をするというのは躊躇われる。その理由のひとつは、艦砲射撃に送り出すということが、そのTFをリスクに曝すことになるからだ。機雷に接触したりなどで状況が混乱し、航行速度が遅くなれば、魚雷艇にやられてしまうかも知れない。貴重な艦がインド洋のどこかの岸におきざりになるなんてこともないわけじゃない。例示した戦闘のうちの最初のものはミルン湾への艦砲射撃だった。リスクはあるが、それだけに戦果も期待できるっていうもんだ。


少数の駆逐艦のTFに戦艦のTFをフォローさせてみたら。


これも試してみたい。でも私が困っているのは駆逐艦の損失で、駆逐艦の不足のせいでまともな構成のTFを組むことができなくなっている。でも、こうすることで戦艦・重巡TFの発砲する機会が増えるのなら駆逐艦を犠牲にしてもいいのかもしれない。


同型艦が望ましいという意見があったが、同型かどうかよりも、同じ規格の砲を装備しているかどうかが重要なんじゃないかな。あと見過ごされている点は、艦隊としての速度だと思う。フレッチャー級駆逐艦は38ノットを発揮できるのに対して、日本の旧式の戦艦は24か25ノット。こういった状況だと、駆逐艦だけの艦隊の方が運動しやすい。日本の駆逐艦は戦艦にしばられていて、充分に速度を発揮できない。興味深いことに、連合軍の駆逐艦は駆逐艦だけで戦うのに適している。巡洋艦は30-32ノットで、駆逐艦は35-38ノットだから、駆逐艦だけの方が本領を発揮しやすい。日本の巡洋艦は31-35ノットと速いのに対し、もっとも早い駆逐艦でも33ノットかそれ以下だ(38ノットの島風は唯一の例外)。日本の駆逐艦は巡洋艦より遅いくらいだから、巡洋艦と艦隊行動をとることによる不利益は感じないだろう。


例示された戦闘の最初のものは艦砲射撃だったそうだが、少なくとも最初の二つの戦闘についてはこれが大きな影響をもったのではないか。水上戦闘についていうと、艦砲射撃TFは水上戦闘TFに劣ると思う。


このごろ、艦砲射撃TFでも水上戦闘でうまく立ち回れることが多いように感じている。単に運がよかっただけなのかも知れないが。本当はどうなのか知りたいところで、水上戦闘TFの方がどのくらい有利なのか、いつか簡単な検証をしてみたいと思う。やるべきことのリストは増えるばかりだけど。


速度、火力、レーダー射撃管制装置、乗組員のexp値といったみなさんの指摘に、アーレイ・バークがアメリカで最良の水上戦闘TFの指揮官であることを付け加えたい。彼のaggressive値は85もある!スレ主さんはプレイヤーとしてなすべきことをすべてしていると思う。上記のCTさんのレスが真実をついていて、もう艦隊現存主義に徹して戦闘は極力避けるべき時期なんだろう。


偵察・哨戒に努力を払っていて不意打ちを食らってしまったという点だが、40から80マイルもあるヘクスのどこかに敵がいることを知っているのと、夜間に12000ヤード(6マイル)先の敵の存在を察知するのとはまったく別の話だ。レーダーが威力を発揮する。


たしかにその通りだ。最近、ソロモン諸島での最後の方の海戦についての興味深い証言を読んだ。SIGINTとカタリナ飛行艇からの情報でやって来ることの分かっていた東京急行を、アメリカ艦隊がレーダーで発見したが、それでも軽巡3隻が酸素魚雷を受け、駆逐艦2隻が撃沈されてしまったということだった。もちろん1944年までにはきちんとそれらの情報を活かせるようになったのだろうが。


同型艦とTFを組むことはとても重要だと思う。編成している艦級が速度もmvr値も異なるものだと、違った結果を生むことになる。同級艦でアップグレードの状態が同じということはとても重要だ。 GreyJoyさんのAAR"The Power of Inexperience"の最後の方にあるNemoさんのコメントを読むといい。きっと驚くから。


提示された戦闘例は、理解を超えたようなものではない。Viperpolさんとの長いゲームの中でも、連合軍側の私が1944年以降に水上戦闘で本格的な敗北を喫したことはない。米海軍の艦船には本当にたくさんの素晴らしい変化がみられる。欠点もないわけではないが、新型艦を運用しさえすれば、まあだいたいは勝てるっていうもんだ。ひとつ私が注意していることがあるが、それは旧式戦艦を夜間の水上戦闘に投入しない、新型戦艦を使えるようなら絶対に投入しないということだ。1942年43年には連合軍の旧式戦艦こそ、期待できない代物だった。1944年になると日本の旧式戦艦もそういう存在になってしまっているのだろう。ガダルカナル・キャンペーンを扱った連合軍のAARを読むと、戦艦と条約巡は夜戦につかってはいけない、砲塔の回転速度と発射速度が遅すぎるので頻繁な進路と速度の変更が必要な夜戦には役に立たないからと述べられている。大戦後期の昼間戦闘でも、近代的な火力制御システムのおかげで連合軍は有利に戦うことができた。1944年後半以降、カミカゼ用のパイロットの養成(訳注:大っぴらにはいいにくいことですが、しばらく前から始めてます)が日本側プレイヤーに残された最良の策だと思う。これは冗談でいってるんじゃないよ..... 


残念ながら、多くのアドバイスを受けても結局のところはあなたのいうカミカゼパイロットの養成という策が最善だと考えざるを得ない。


提示された戦闘を説明する4つの理由を挙げると、月明、レーダー、不意打ち、Exp値だ。


フレッチャー級は本当にうらやましい。私の夕雲級駆逐艦のうちの3分の2は、対空機銃増備の代わりに12.7cm砲2門を撤去されるのがもったいなくてアップグレードさせていない(陽炎・白露・初春級のうちの数艦も)。このことに気付いたのは、去勢された陽炎級と夕雲級の戦闘を見た時で、夕雲級の残りと他の級の数艦のアップグレードも中止した。フレッチャー級に立ち向かえる唯一(本当にたった一隻)の駆逐艦は島風だ。それでもレーダー射撃管制装置の有無と発射速度の違いがあるから劣ってはいるけれど。書類上、島風は大きくて生産に手間がかかるから、最初の一艦で製造が中止されたことになっている。でもこのゲームでは良い艦だと思う。発射速度の速い10cm砲を装備した秋月級が水上戦闘で活躍しないかなとも思っている。秋月級は機動部隊の護衛として非常に貴重だから、水上戦闘TFに組み込んだことはない。その検証は、機動部隊を失ってしまう日までおあずけだ!  


こういった水上戦闘に速度の違いがどの程度影響しているのか知りたいところだ。38ノットと32ノットはそんなに違うように思えないけど、空戦で速度が上の連合軍戦闘機と対戦すると結果はご存知の通り。


6ノットの差は現実の世界でも魚雷の回避なんか考えると大きいと思う。特に2軸推進の艦はジグザグに進むことができるから。このゲームの水上戦闘のアルゴリズムでは、第一にmvr値、ついで速度値が重要な変数なんじゃないかと想像している。潜水艦の発射した魚雷がちっとも護衛艦艇に命中しないのはmvr値が理由なのだと思う。


2軸推進がmaneuverabilityに貢献するのはなぜ?方向転換する時には、片方のスクリューだけをつかうことができるの?この分野には疎いので、少し教えてほしい。


一方の軸で全速前進、もう一方に後進をかける。瞬時に方向を変えることができるし、全速でなくても方向転換にもう少し時間がかかるだけ。これが可能だから、2軸推進艦は埠頭につけることがずっと簡単だ。一軸推進の艦はタグボートの助けを借りなければならない。全速で方向を変えることは工学的にみて難しいことだ。片方のシャフトを即座に停止(クラッチが装備されている艦もあるし、装備されていない艦もある)して、スロットルを反転させるなんてことは、駆動機構に大きな負荷がかかることだが、駆逐艦というのはそれが可能なようにつくられているものだ。駆逐艦は戦闘艦の世界のスポーツカーなんだ。


陸上のものでいえば、戦車か装軌車輛を想い浮かべてみればいい。片側は前進、もう片方は後退とすれば、即座に方向を転換できる。


船がドック入りするのを見たことがあるが、たしかにそうだった。でも、ほぼ全速力を発揮した戦闘中、魚雷を避けるために同じことができるなんて思っても見なかった。各スクリューに別の指示が発せられるのを見聞きしたことはあったが、そこでどんなことが起きるのかやっと分かった。


推進軸を逆に回転させるような指示が出たときに何が起きるのかを記述したサイトを探してみた。この素敵なサイトでは、フレッチャー級の操舵手だった人が第二次大戦中の駆逐艦での業務の一端を語ってくれている。実際には映画よりも大変だったみたい!


まだ半分しか読んでないけど、いいね!


それが気に入ったのなら、こっちも興味を引くかも。これはアメリカ海軍の駆逐艦2艦種、DD445とDD692の業務マニュアルなんだ。この2艦種では後進のベルが鳴らされた時用のクラッチが用意されていない。かわりに後進用のタービンがあって、前進につかう巡航タービンか高速タービンから、後進用タービンに蒸気が向けられる。後進するには、推進軸の回転を遅くし、停止し、そして逆転させることになる。


スクリューが2つあっても、速度が15-20ノット(巡航速度)を超えていると、運動性にはあまり貢献しない。というのも、片方の推進軸の後進を命じるベル音から、実際にそちらのスクリューが逆回転し始めるまでには一分ちかくかかるから。2つのスクリューをつかって方向転換するのは、風や海流の中で停泊するのにとても役に立つ。私はスクリューを2つ持った2つの蒸気タービン艦(USCGC DuaneとUSCGC Bibb)の発令室に士官として乗り組んだことがあるが、荒れた海で2つのスクリューを逆向きに回転させて同じ位置にとどまったり、また2つのスクリューに違った回転速度を与えて進路を一定に保ったりした。重要なのは、機関の回転方向を逆にする指示を発しても、実際に効果が発揮され始めるにはだいたい一分くらいかかるってこと。15ノットの巡航速度から全速後進を命じても、後進し始めるまでに2分の1マイルくらいは進んでしまう。乗組員は日頃こういった操船についての訓練を受けているが、不意に霧の中から氷山が目の前に出現した時の急な全速後進にはスリルをおぼえた。


後進のベルの効果が即座に発揮されるわけでないのはその通りだが、魚雷を回避するような際に効果発現に一分もかかるというのはちょっと疑問だ。ボイラーの状態や魚雷の数や魚雷との距離などにもよるが、全速の時には速度はそのままで方向転換して魚雷の間をすり抜けることができた方がいい。また巡航速度やそれより遅い時の方向転換には、ほかにやりようのない時もあるだろう。私は原子力艦に乗り組んでいたことがあるが、蒸気タービンを使う点では原子力艦も通常動力艦と同じく、戦時には平時の蒸気の使い方とは違った使い方のできる余地が広くとってあると機関員から聞かされたことがある。戦時の魚雷の回避法について書いたものをさがしたがみつからなかった。でも、完全に方向を変えるかわりに、外側の軸は全速のままで、内側の軸は3分の2に減らすことで、少しだけ方向を変えることでなるべく早く回避する態勢をとることができると思う。


水上艦どうしがうまく連携できるかどうかは単に同型艦かどうかではなく、技術的・戦術的な要素が一致しているかどうかによる。注目すべきは速度と武器の有効射程だ。理想的には、TFを構成する主力となる艦(護衛を役割とする艦ではない)の速度と武器の有効射程は均一であるべきだ。3番目に重要なのは manoeuvreで、最後にレーダーなどその他の要素もTFに、あるいは各艦に戦闘時のボーナス修正を与える。つまり、同型艦(しかもアップグレードの状況が同じ)は最善の連携を可能にしてくれるが、同型艦だけでTFを構成しようとすると、状況に即応することが困難なこともある。だから、水上戦闘アルゴリズムが重視する技術的・戦術的要素のうちの2つか3つに着目しておけばいいんだと思う。速度と武器の有効射程が同じになるよう、TFを構成する艦を選ぶことは慣れれば簡単なことだ。これと同じように空戦の技術的・戦術的要素の解析を行うと、わずかな工夫で敵機に不利な状況に向けてのdiveを誘うこともできる。


分かりやすい説明ありがとう。同型艦に関するあなたのコメントを他のスレでも読んだことがあり、自分でも実践しようと試みているが、いつも実現できているとはいい難い。あと、最後に触れられた空戦についてのコメントだが、これはどういうこと? 囮となる味方機を用意して敵機を囮にむかってdiveさせる、するとdiveした敵機は次に上空から登場する味方の第2陣の戦闘機のdiveしての攻撃に脆弱な状態になってしまう、なんてこともゲームの仕様を利用すると可能だっていうことかな?


スレ主さん、その通り。もちろん、必ず狙った通りになるとまではいえないが、そう仕向けることは可能だ。私は1EyedJacksさんとの対戦中、オランダなんかの戦闘機で零戦や二式戦を撃墜する必要からこの手法を編み出した。オランダのパイロットの中には旧式機に搭乗しながら、日本の一線機ばかりを撃墜してエースになった人まで出現した。1EyedJacksさんとの対戦のAARにやり方が載せてある。


スレ主さん、もうすこし解説しておこう。空戦の攻撃に関するアルゴリズムでは、ある飛行隊を攻撃目標として発見できるかどうか、相手の飛行隊の大きさと高度差が関係している。このおかげで、layered CAP(多階層のCAP)が機能する。layered CAPなんてうまくいかないと文句を付ける人もいるが、そういう人たちは戦闘機をただ高度1万、1万5千、2万、2万5千フィートに分散させているだけで、それぞれの高度に何機ずつ配備するか、飛行機の特性(mvrや速度)、来襲する敵編隊の規模や高度といったものに注意を払いもせずに"layered CAP"にしたつもりになっているだけなんだ。


スレ主さんと同じような状況に陥ったことはある、まあこれほどひどくはなかったけど。フレッチャー級は、連合軍側プレイヤーが史実どおりの有利さを求めたりせずに済む、水準に満たない海軍戦略でも大丈夫というくらいに過大評価され過ぎなんだと思う。私も砲の数が減るような駆逐艦のアップグレードは避けるようにしている。しかしそれを甘受しないと、レーダーもなし、お粗末な対空機器と対戦機器で戦わなければいけなくなってしまう駆逐艦もある。戦闘がこちらの思うように進んでも、結果的に私の駆逐艦隊も数を減らしてきている。護衛の駆逐艦の数が充分な、バランスのとれたTFを構成できるようになるのは1944年なかば以降のことだ。しかしフレッチャー級が就役する前、日本海軍によって連合軍の水上艦がいつも打ち負かされていた頃を思えば、大したことじゃない。酸素魚雷が大活躍の緒戦期が終われば、日本側が一息つけるような事態があっても文句を付けたいとは思わない。


私はJFB(日本側プレイするのが好きな人)だが、フレッチャー級が過大評価されているとは思わない。Last Stand of the Tin Can Sailorsを読むと、レーダー射撃管制装置を利用した大戦後期のアメリカ駆逐艦の砲撃のすごかったことが分かった。実際、Taffy 3が生き残れた主な理由は、勇敢な乗組員と優秀な指揮官に加えて、アメリカ駆逐艦のレーダー支援砲撃と速度の優位があったからだと思う。アメリカの駆逐艦対日本の重巡というのも、以前感じていたのとは違ってそれほど不釣り合いな戦いだとは思えないというのが、この本を読んでの結論だ。

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今回通読してみて勉強になった点は、
  • 大戦後半に就役するアメリカの艦艇の能力の高さ、レーダー管制射撃装置
  • フレッチャー級駆逐艦の個艦能力の高さ、最高速度38ノット、主砲の発射速度
  • 日本側が海戦に敗北するのはやむを得ない、艦隊現存主義以外にやりようがない
  • 日本側プレイヤーは艦艇のexp値を上げるため1942年のうちに艦砲射撃などを必要以上に実施すべき
  • TFに含まれる各艦種は同型艦で揃えるべき
  • 日本の駆逐艦、夕雲・陽炎・白露・初春級は主砲の数が減るアップグレードはしない方がいい
などといったところです。飛行機のパイロットのexp値が重要なように、艦艇の乗組員のexp値も海戦アルゴリズムの中で重要な要素になっているというのは理解できます。でも、海戦を有利に戦うため、戦闘艦のexp値を高めるための作戦行動をとるべきだとまでは考えたことはなかったので、1942年中に艦砲射撃などで訓練すべきだという指摘には驚きました。マニュアル6.3.7 SHAKEDOWN CRUISESには
艦船が就役した時には、1-2週間の慣熟航海をおこなうといい。多くの艦船は戦闘経験がほとんどない状態で就役する。
と書かれてあって、新たに就役した駆潜艇や哨戒艇乗組員のexp値を上げておくことは必要だと感じていましたが、開戦時にすでにかなり高めの戦闘艦のexp値をさらにあげておく必要性についてはまったく認識していませんでした。また、駆逐艦の機銃増備の代わりに主砲の数が減るアップグレードについて、アップグレードしないという選択が充分、考慮に値するのだということも知りませんでした。主な駆逐艦について、主砲の数の減るアップグレードをみてみると
  • 陽炎級 1942年12月 主砲1門撤去、機銃9挺増備、爆雷Type2に
  • 吹雪級 1943年1月 主砲2門撤去、機銃8挺増備、爆雷Type95 Mod-2に
  • 朝潮級 1943年4月 主砲2門撤去、機銃4挺増備
  • 白露級 1943年7月 主砲1門撤去、機銃15挺増備、レーダー装備
  • 初春級 1943年9月 主砲1門撤去、機銃2挺増備、レーダー装備
  • 夕雲級 1943年12月 主砲2門撤去、機銃10挺増備、レーダー装備
といった具合でした。時間の経過とともに連合軍航空機の脅威は増すばかりだし、水上戦闘の機会って少ないから、当然アップグレードすべきものと思っていて、昭和18年4月の朝潮級まではすでにアップグレードを済ませてしまっています。でも考えてみると、増備されるのは高角砲でなく機銃ですから、艦隊防空の役には立たず、個艦防空にしかつかえません。そう考えると主砲を温存する選択も充分にありですよね。ただし、これらのアップグレードを見送ると、レーダー(対水上レーダー)の装備も見送ることになってしまいます。主砲の数と対水上レーダー装備の有無のどちらが水上戦闘に与える影響が大きいのか、実は難しい問題なのかも。7月には白露級のアップグレードがありますが、どうすべきか悩みますね。