2015年3月31日火曜日

テルナテに日本の空母の奇襲


1943年1月30日、各地で日本軍の熾烈な攻撃が繰り広げられたため、5000字以上の長編になります。まずはきのう海兵隊第2強襲大隊が上陸を果たした蘭印のテルナテ島から。APDで輸送されてきた強襲大隊は装備も身軽なのですぐに下船できましたが、米陸軍航空軍の飛行場建設ユニット(822/828 Engineer Aviation Battalion)を載せた貨物船では今日も揚陸作業が続きました。また夜のうちに豪空軍飛行場ユニット(1st Fgtr RAAF Wing)を載せた上陸船団も到着し、揚陸作業が開始されました。重装備をもたず人員が主体の1st Fgtr RAAF Wingははやめに上陸が完了しましたが、ブルドーザーやトラックといった工兵用車輛(engineer vehicle)を装備した822/828 Engineer Aviation Battalionの方は夜が明けてもまだまだ多くの装備が貨物船に積まれたままでした。

きのうのパラオの偵察の様子から、日本側の反撃は陸上基地機による航空攻撃になるだろうと予想していましたが、フィリピン海に日本の空母TFが2つも出現したのです。位置はパラオの南西距離9ヘクスなので、やはりパラオから出撃したと考えざるを得ません。きのうの偵察機はパラオの港にdisbandしている艦船のうち艦種の確認できたものがタンカー1、貨物船4、潜水艦5と報告していましたが、艦種不明のものもあわせると合計で50隻ほどの艦船がいたとのことですから、艦種が確認できなかった四十数隻のなかに空母が含まれていたのでしょう。

夜が明けてこの空母TFからテルナテの上陸船団に零戦(A6M5b Zero) 35機、九七艦攻(B5N2 Kate) 11機、九九艦爆(D3A1 Val) 14機が飛来しました。テルナテまでLRCAPできる戦闘機がないので、艦攻と艦爆は連合軍戦闘機を心配せずに攻撃が出来ました。雷爆撃により比・蘭・仏の貨物船(1700トン、VP 3)各1隻(xAKL Taurus, xAKL Silindoeng, xAKL Vichy)と護衛の印掃海艇AM Madras(625トン、VP 2)が沈没し、250kg爆弾1発命中のxAKL MaubanがSys 43, Flt 23, Eng 12, Fire 19と大破炎上中です。また被弾した船に乗っていた部隊のdevice 23個が破壊され、19個がdisabledになりました。その後の陸戦でテルナテは無血占領できたので、xAKL Maubanが港の助けも借りて消火に成功してくれるかどうかが気がかりです。

空母TFが2つも出動して、貨物船3と掃海艇2沈没で済んだ(でいる)のは非常にラッキーです。偵察機の報告によると、空母4隻のTFの搭載機は戦闘機ばかり合計で117機だそうですから、これは軽空母4隻をCAP用戦闘機専用にしたてたものだと思われます。でも、もうひとつの空母6隻のTFの方には艦攻艦爆合計で254機も搭載されているということですから、なぜ今日の攻撃に艦攻艦爆合計25機しか送らなかったのかがとても不思議ですが、全力で攻撃するような獲物ではないとAI航空参謀が判断したのでしょう。

今日はこれで済みましたが、まだ明日も航空攻撃の可能性があります。テルナテのヘクスには客船2隻、輸送船8隻、護衛の掃海艇1隻が残っていますが、揚陸の終了している貨物船4隻と掃海艇1隻にはフルスピードで南下するよう指示しました。しかしサプライや建設部隊がまだ積まれている客船2隻と貨物船3隻、そして炎上中の1隻には揚陸作業を続けさせることにしました。逃げ切れるとは思えませんし、いくらかでも上陸させておいた方がいいかなという判断です。テルナテを確保したのだから戦闘機を派遣してCAPさせてみてはという意見もあるかも知れませんが、空母10隻に搭載された戦闘機217機に対抗するには1個飛行隊程度ではとても防ぎきれないと考えました。実は、ボエラのヘクスにも、テルナテ行きを中断して南下したものやボエラへの補給を目的としたものなどあわせて、コンボイがが6つほどいます。ボエラのヘクスのTFは日本の哨戒機に発見されてはいませんが、日本の空母が南下してハルマヘラ海に入り込んで来たりすれば空母TFの哨戒機によって発見され航空攻撃を受ける可能性が大です。ダーウィンに向けて後退させても途中で攻撃される可能性もあります。そこで、戦闘機はボエラに集中しCAPさせることにしました。いちおう100機以上の戦闘機がCAPしているので、全滅するようなことにはならないと思っています。

連合軍はアンボンを空襲しました。ボエラからSpitfire Vc Tropがsweepし、BabarのB-25C Mitchellが飛行場を爆撃し、テルナテの上陸船団の後顧の憂いを絶つことが目的でした。アンボン上空にSpitfire Vc Trop 10機が達したところ、今日は零戦(A6M2 Zero) 36機がCAPしていました。ケンダリーからのLRCAPだと思われます。スピットファイアは奮闘し、零戦16機(被撃墜11、Ops loss 5)の戦果をあげてくれました(スピットファイアの損失はOps loss 2機のみ)。しかしB-25C 45機が到着した時点でもまだ零戦(A6M2 Zero) 14機が残っていて、8機が撃墜されてしまいました。飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 27の被害を与えることは出来ましたが、この空襲はすべきではなかったと反省しています。ここしばらくずっとアンボンにコンボイが入港することはなく、個らまでの空襲による破壊に加えて、サプライ不足もあって飛行場を運用することは不可能になっているのではと思われます。それであれば放っておいてもいいわけですし、B-25Cも失わずに済んだはずですから。

この海域ではもう一つ意外な発見がありました。フィリピン海を駆逐艦4隻、APD(駆逐艦改装高速輸送艦)2隻、AK(兵員輸送艦)3隻のTFが西に向けて航行しているのです。パラオから8ヘクスという位置からして、きのうパラオのヘクスでみかけたTFなのでしょう。きのうはパラオで第六飛行師団HQを下船させているものだとばかり思っていましたが、本土に帰るのではなくフィリピン海を西航中ということはどこかの守備隊を増強するためのTFだったようです。メナドでしょうか?

そして、蘭印ではジャワ海にも戦艦3隻、重巡2隻、軽巡4隻のTFが出現しました。艦砲射撃TFであることは間違いないでしょうが、前回とは違ってWaingapoeまでの距離は9ヘクスなので、またビマが目標でしょうか。やはり前回とは違ってmoonlight 21%まで低下してきているので、駆逐艦3隻のTFをビマに派遣してみることにしました。

中国では今日も重慶にいつも通り空襲がありましたが、今日の重慶空襲はひと味違っています。九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 169機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 59機に加えて、昆明から九九艦爆(D3A1 Val) 79機が飛来したのです。爆撃により飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 38の被害と、地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 10個破壊133個disabledの被害がでました。

フォーラムでは急降下爆撃機を地上目標の攻撃に使用すべきでないというのが常識になっています。急降下爆撃機は小火器でも届く高度にまで降下して投弾するので、対空砲火による損失が多くなりがちです。それでいて爆弾の搭載量は双発爆撃機よりずっと少なく、コストパフォーマンスが悪い機種なわけです。今日の九九艦爆も31機が高度3000フィートまで、29機が2000フィートまで、19機が1000フィートまで降下して投弾しました。さぞや多数の損害が出るだろうと思ってリプレイをみまもっていたのですが、驚いたことに損失はゼロ。中国軍にまともな対空火器がないことは承知していましたが、ここまでとは思いませんでした。

日本陸軍が海軍の助けも借りて重慶の爆撃を実施したということは、そう怖れていた重爆の南方派遣が行われました。日本側は重爆隊のうちarmor 0の九七重爆はそのまま中国に残し、armor 1の百式重爆をビルマに転用したのでした。そのビルマですが、まずShweboに二式戦(Ki-44-IIa Tojo)  12機のsweepがありました。このsweepの目的はShweboとその周囲、とくにShweboの西隣りのヘクスに連合軍のCAPがいないことを確認する(いれば撃破する)ためのものでした。そしてsweepについで、Shweboの西隣のヘクスを西に向けて行軍中の英第7機甲旅団を二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 70機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 76機が襲いました。ここは平地ヘクスであり、しかも対空砲ユニットが同行していなかったので、device3個破壊70個disabledという大きな被害を受けてしまいました。この英第7機甲旅団の移動はさすがに無謀だったようです。

ラングーンの日本軍が北上を始め、Prome危うしとなった時、増援に派遣できそうな兵力が近隣にはいませんでした。そこで、やむなく中部のShweboから一番足の速そうな機甲旅団を向かわせたのです。この機甲旅団から西南に距離3ヘクスのところには米43歩兵師団がいます。この歩兵師団はだいぶ前にチッタゴンからPromeに向けて移動する指示を与えてあった部隊です。当然、海岸道を経由してPromeに行くものとばかり思っていたのですが、先日なぜかこのジャングルの中を行軍しているのを発見しました。海岸道よりも平地の二級道路を南下した方が速いとAI指揮官は判断したようです。唖然としてしまいましたが、海岸道のあるヘクスに戻るには3週間近くかかりそうで、そのままAI指揮官の判断を尊重することとしました。この歩兵師団には高射砲ユニットが同行しているので、合流しさえすれば機甲師団も安泰なはず。このところ日本軍はビルマで爆撃機をつかっていないし何とかなるかなと思ったのですが、甘過ぎました。反省中。

そしてビルマではもう一カ所、Promeに二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 81機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 73機による空襲がありました。飛行場にAirbase hits 20、Airbase supply hits 7、Runway hits 60の被害があり、また配備されていた爆撃機 18機(Blenheim IV 9, Bolingbroke IV 6, B-26 Marauder 3)と英空軍虎の子の偵察機 1機(Hurricane PR.II)を地上で破壊されてしまいました。この被害を受けて、稼動機はすべてアキャブに後退させました。

Promeに爆撃機を漫然と配備しつつけていたのはミスでした。これはペグーに地上部隊が前進した頃、ひどかったサプライ不足を少しでも緩和しようとPromeから空輸させるために配置したものだったのです。アキャブなどからでも空輸は可能ですが、飛ぶ距離が短いほどOps lossが少なくて済みますからね。その後、ラムリー島にサプライ輸送船団が通ったことなどにより、状況は改善しました。今でもペグーのサプライは潤沢とまでは言えませんが、少なくとも各地上部隊には充分にゆきわたっています。なので、早いところ後退させておくべきでした。ここでも、このところ日本軍がビルマで爆撃機をつかっていないからそのままでもいいかなと考えていたのでした。甘かった。

ところでPromeを爆撃した百式重爆も対空砲火でかなりの被害が出ています。今日は高度6000フィートからの爆撃だったこともあり、対空砲火で10機とOps loss 14の合計14機の損失が報告されています。73機のうちの14機というのはなかなかな割合ですし、在地機を後退させ地上での破壊の心配がない状態のPromeへの爆撃なら、ぜひとも続けていただきたいところです。

2015年3月30日月曜日

テルナテに上陸


1943年1月29日、モルッカ諸島テルナテ島への上陸作戦を実施しました。予想した通り日本軍守備隊の姿はなく、夜が明けるまでに海兵隊第2強襲大隊715名全員が上陸を果たしました、しかし上陸した部隊の実情はというと、機関銃分隊9のうち2、ライフル兵分隊31のうち19、またSupport device 36個のうち18個がdisabledになるというひどいものです。じつはもともとこの強襲大隊が上陸奪取を狙っていたのはメナドで、prep(準備)もメナドに対して始めていました。ながいことメナドにも守備隊がいなかったのですが、今月になって2ユニットほど輸送船で運ばれて来ました。偵察機の報告によると合計で千数百名ほどということですから、歩兵部隊ではなくおそらく飛行場部隊と建設部隊なのだと思われます。とはいっても強襲大隊715名だけで奪取できる自信はなく、目標を急遽テルナテに変更したわけです。prepのない上陸が惨状を呈するよい教訓を得ることとなりましたが、守備隊がいないので明日のdeliberate attackでなんとか奪回できるだろうと考えています。

バチャン島とボエラの間のセラム海にはサプライ、建設部隊、飛行場部隊、高射砲部隊などを載せた多数のTFが後続しています。もともとは貨物船を犠牲にしても、載せているサプライやユニットの一部ずつなりとも上陸させればいいかなと考えていました。しかし実際にその場面を迎えてみると、さすがに無謀かなと感じるようになりました。日本側も昨日のテルナテへの偵察機の飛来を不審に思ってか、これまでずっと実施していなかったこの海域への大艇の哨戒飛行を今日は実施していて、detection level 2/2と低いものの、これらTFの一部の存在自体はばれています。明日以降日本側の攻撃があることは必至と思われ、飛行場の整備部隊(+サプライ)を載せたTF 1個だけは突入させ、その他はボエラに避難させることにしました。

テルナテの北東4ヘクスと、上陸作戦への反撃には絶好の位置にあるメナドの飛行場には、チモール島クーパンからB-24D Liberator 60機が空襲を実施しました。メナドにはレーダーもまだないようで、大した妨害も受けることなくAirbase hits 37、Airbase supply hits 16、Runway hits 118のダメージを与えることが出来たので、とりあえず一安心。

テルナテはジャワ島スラバヤにいる戦艦や巡洋艦が即応するにはすこし距離があります。この地域で日本海軍の軍艦がいそうなところというとパラオ(Babeldaob島)かと思われ、開戦以来はじめて偵察機を派遣してみました。パラオ港にはタンカー 1隻、貨物船 4隻、潜水艦 5隻がいるだけで、水上戦闘艦はみとめられませんでした。またTFが一つ目撃されましたが、こちらは駆逐艦 3隻、APD(駆逐艦改装高速兵員輸送艦) 2隻、AK(兵員輸送艦) 3隻というかなり立派な陣容です。ちょうど今日のSIGINTには”6th Air Division is loaded on xAK Bisan Maru moving to Babeldaob.”という報告がはいっていましたから、下船中なのかもしれません。AIr HQが配置されるということは、パラオの陸攻の雷撃可能圏内をCAPなしのTFが航行するのは非常に危険。テルナテも距離15ヘクスですから、飛行場を確保してはやく戦闘機を移動させたいところです。

ビルマのラムリー島にラングーンから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 42機のsweepがありました。ラムリー島に連合軍のCAPはいないので、今日も空振りです。連合軍がラムリー島にCAPを上げていたのは貨物船を航空攻撃から守るためでした。しかし1月27日に力任せのsweepと九七艦攻の雷爆撃で多数の貨物船が沈没したことに懲りて、生き残った船はすべてカルカッタに避難させました。日本側も哨戒機や偵察機の報告でそのことは承知しているはずですが、それでもまだラムリー島にsweepしてくるのは、別の目的(ラムリー島の飛行場や港への空襲か)があるのかも知れません。一方、Promeの南東のヘクスに前進した日本軍地上部隊による攻撃はありませんでした。このヘクスの連合軍の戦力を値踏みするための砲撃くらいはあってよさそうに思っていましたが、単に指示を忘れただけかも。

中国ではいつもの通り重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 168機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 107機による空襲がありました。飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 20の命中弾があり、また日本軍地上部隊の砲撃ともあわせて重慶守備隊のdevice 7個破壊、267個disabledという被害が報告されています。重慶の防御施設の規模が1に低下してしまっている影響か、deviceの損害が以前よりずっと多くなっているように感じます。

中国戦域では戦闘以外にもいろいろと動きがありました。まず、重慶西のヘクスの日本軍が30ユニットに増加しています。これからしばらくここで休養と思われます。また、重慶と昆明を結ぶ一級道路上にいた日本軍2部隊がそれぞれ昆明方向と貴陽方向に移動しているのが目撃されています。昆明の方に向かっているのは昆明か楚雄の守備強化のためでしょうが、貴陽に向かっている部隊の目的は見当もつきません。そして、昨日まで楚雄の北西のヘクスに陣取っていた日本軍がいなくなりました。きのうまでまったく移動のアイコンが表示されていなかったので驚いています。たしかに、ここも山岳ヘクスとはいえ、防御施設のある楚雄の方がさらに守りやすいし、各個撃破されるより集合した方が守りも堅くなりますから、楚雄の死守を狙ったのでしょう。ところで、今日楚雄への移動が完了したということは昨日の連合軍による楚雄空襲がきっかけというわけではなく、それ以前から移動を開始していたということになります。お相手の方の戦局に対するヨミのたしかさに感心させられました。

ニューギニアではTerapoのP-40K Warhawk 2波47機がラエをsweepしました。ラエでは二式戦 47機(Ki-44-IIa Tojo 14, Ki-44-IIc Tojo 33)がCAPしていて、スコアはP-40K 17機損失(被撃墜 14、Ops loss 3)に対し二式戦 14機損失(被撃墜13機、Ops loss 1)。遠征したP-40Kの側のOps lossが多くなったのはやむを得ないと考えると、P-40Kが二式戦を相手にほぼ互角に戦うことが出来たことになり、うれしい限りです。コルセアも今日のsweepに投入できたらもっと良いスコアを得ることが出来たでしょうが、コルセアは整備性が悪く(service rate 3)、1月26日のsweepによる損傷機の修理がまだ終わっていないのです。

地上では、まともな道もないジャングルの中をサラモアから移動して来ていた連合軍地上部隊が今日ようやくワウに到着したのですが、ワウの日本軍部隊はすべて撤退していました。ワウとラエの間には川があり、連合軍のラエへの前進は渡河攻撃でshock attackを余儀なくされます。ラエに後退して守りを固めるというのは賢い選択です。素雄への後退といいラエへの兵力の集中といい、お相手の方は明らかに私より陸戦がずっと上手です。

2015年3月28日土曜日

連合軍の楚雄空襲


1943年1月28日、重慶にはいつも通り九七重爆(Ki-21-IIa Sally)168機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 130機の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 3、Runway hits 24の被害があり、また重慶市内に残っている地上部隊による砲撃ともあわせて守備隊のdevice 11個が破壊され、161個がdisabledになりました。重慶西のヘクスの日本軍の数が13ユニットに増えているので、またしばらくここで休養をとるようです。

連合軍は楚雄(Tsuyung)に空襲を実施しました。まず、ミートキーナからH81-A3 24機(P-40B同等の戦闘機で元はフライングタイガースが使用していた)がsweepしましたが、さすがにこんなところにまでCAPを上げていたりはしませんでした。その後インドのレド、ディマプール、Silcharから双発爆撃機 25機(A-29A Hudson 3, Hudson IIIa 6, Wellington Ic 16)と四発爆撃機 43機(B-17E Fortress 13, B-17F Fortress 12, Liberator II 18)が飛行場を爆撃し、Airbase hits 17、Airbase supply hits 10、Runway hits 63の命中弾が報告されています。

出撃した爆撃機の数、とくに双発爆撃機の数はかなり少なめでした。近くの保山やミートキーナから戦爆連合の大編隊を送り出せればいいのですが、両根拠地ともサプライ在庫が必要量の2倍未満を示す黄色いエクスクラメーションマークがついているので、攻撃的な任務の飛行機を発進させることが出来ないのです。やむを得ずインドからの空襲となりましたが、インドからだとnormal rangeではなくextended rangeになってしまう機種も多く、爆撃ではなく、インド国内から保山、ミートキーナへのサプライ空輸を指示しました。

ビルマのラシオと保山を確保して以来、楚雄を奪還することは夢でした。その第一歩は楚雄の北西のヘクスに陣取った日本軍ユニットの排除からです。ここは山岳ヘクスですから守備側に3倍という大きな陸戦ボーナスがあります。これまで長いこと保山で休養していた素のAV合計1000ほどの中国軍部隊を投入しますが、これだけで突破できるとはとても思えません。爆撃を繰り返して混乱と疲労を誘えば何とかならないかという目論見ですが、そのためには楚雄の飛行場を制圧することが必要だったわけです。まあ、こんな田舎にまで多数の建設部隊を配置してはいないでしょうから、今日の空襲でしばらく使用不能でしょう。あとは昆明からのLRCAPトラップに注意しながらぼちぼちいこうかと思っています。重慶が風前の灯となってしまった今となっては、この作戦も日本側には嫌がらせ程度にしか感じてもらえないでしょうしね。

ビルマの日本軍はラングーンの二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 42機がラムリー島のsweepにやってきました。空襲の難を逃れた輸送船はもうチッタゴンの沖に達していますから、当然CAPはいません。空振りでした。気になるのは地上の方で、ラングーン北東のヘクスの陸戦に勝利した日本軍部隊はやはり北上していて、3ユニットがPromeの南東ヘクスに到着しました。このヘクスにいる連合軍部隊は弱体ですからまた一蹴されること間違いなしで、おそらくPromeも簡単に奪還されることでしょう。蘭印やウエーク島などと比較すると、ビルマというブドウはかなり酸っぱいはずですから、日本側にはこの地域でしばらくいい思いをしてもらってもいいかなと思います。

主な戦闘はこれだけで、今日の蘭印には目立った戦闘がありませんでした。しかし連合軍はテルナテ島の上陸を狙ったFasttransport TFをバチャン島に前進させました。SIGINTと今日の偵察機の報告ではテルナテに守備隊はいないので、無血占領を予定しています。日本側に警戒させないよう、テルナテに偵察機を派遣したのは今日が初めてです。それでもめざとく反応して、フィリピン海に空母TFが出現することが一番の心配です。バチャン島からの距離は2ヘクスで、しかも海兵隊の強襲大隊を載せているのはAPDですから夜のうちに上陸は終了し、APDも無事に帰途につくことができるだろうとは思いますが、後続のサプライや飛行場部隊、建設部隊を載せた輸送船がやられてしまう可能性は否定できません。どうなることやら。今日はフィリピン海に西航するタンカーTFが目撃されていますが、テルナテ、そしてメナドを確保できればこういった動きを封じることができると思うので、作戦成功を祈りつつ次ターンのセーブファイルを待ちます。

余談ですが、偵察機によるとテルナテの飛行場(規模1)にはダメージ1が、港(規模3)にはダメージ14があるそうです。Detection levelは9/10ですから、まったくのでたらめということでもなさそうですが、このダメージの原因なのかが不思議です。テルナテには1942年4月4日に上陸がありましたが、コンバットリポートを確認してみると、この上陸にともなう事前の艦砲射撃や支援砲撃はなく、また双方ともにテルナテに対する空襲を行ったこともないようです。となるとこのダメージの報告は誤りなのか?あした奪還してみれば真相が判明するでしょう。

2015年3月24日火曜日

ラムリー島に九七艦攻142機


1943年1月27日、今日もやられてばかりの一日でした。まずは艦砲射撃です。昨日ジャワ海で目撃された日本のTFの目標は予想したWaingapoeではなくマタラムでした。この作戦に参加していたのはBB伊勢、山城、陸奥、CA古鷹、三隈、CL由良、名取でしたが、前日の位置からWaingapoeを狙うにはフルスピードで8ヘクス移動できる金剛級でないとだめで、鈍足の伊勢や山城ではせいぜいビマを叩けるくらいでしょう。マタラムなら前ターンの待機場所がもう少し北西側でもよかったはずですが、安全をとってAIにはまかせず、手動で前日の位置を指示したのだと思われます。被害の方はというと港にPort hits 6、Port supply hits 4と海兵隊のdevice 1分隊全滅、device 7個disabledというものでした。飛行場に命中弾がなかったのはマタラムの飛行場の規模がまだ0だからです。サプライに命中弾4だったので(部隊手持ちのサプライを除いて)サプライの備蓄は全て吹き飛ばされてしまい、港の方もダメージ40となっています。それでも戦艦3隻が参加した作戦としては小さな被害で済んだ方かなと感じます。

さて、日本側が最も力を注いだと思われる作戦が展開されたのは今日もビルマでした。まず空では、ラムリー島にマグエとラングーンから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 104機のsweepがあり、CAPのアメリカ陸軍戦闘機 35機(P-39D Airacobra 13, P-40E Warhawk 22)はご覧の通りの大敗を喫しました。その後、午前は零戦(A6M2 Zero) 60機に護衛された雷装の九七艦攻(B5N2 Kate) 72機が、そして午後にも零戦(A6M2 Zero) 59機と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 42機に護衛された爆装の九七艦攻(B5N2 Kate) 70機が来襲しました。すでにCAPは一掃され、しかもラムリー島では4つのTFの貨物船がサプライ揚陸作業で停泊していましたから、被害は甚大です。イギリス船籍の貨物船(2750トン、VP 5)が8隻(xAK Kiangsu, xAK Marion Moller, xAK Jaladurga, xAK Hupeh, xAK Fingal, xAK Hoihow, xAK Nord, xAK Baroda)と護衛についていた掃海艇(625トン、VP 2)の2隻(AM Oudh, AM Lismore)が沈没してしまいました。それでも攻撃後のラムリー島にはまだ2つのTF、合計で6隻の貨物船が残ってくれましたから、九七艦攻が142機もやってきたことを考えるとラッキーだったのではと感じます。おそらく、ラングーンのAir HQには魚雷の在庫が攻撃隊2波分の142本もなかったために午後は爆装となったのでしょうが、そのおかげで6隻の貨物船とその護衛艦艇は命拾いできました。

陸戦フェーズでは昨日に引き続きToungooで日本側のDeliberate attackがありました。今日の素のAVは日本側686:連合軍454で、きのうの砲撃で判明した値より、それぞれ6、3増加しています。日本側の方が兵力的には勝っていますが、やはりジャングルによる地形ボーナスが効いて、修正AVは1:4。きのうは1:1でしたからそれより有利に戦闘が進行したようです。おかげで死傷者も日本側のdevice 2個破壊45個disabled(不詳・故障)に対して、連合軍は2個がdisabledになっただけで済みました。このToungooの連合軍部隊にきのうは砲撃が指示してありましたが、その指示を取り消すのを忘れていたため、今日も貴重なサプライを消費して砲撃を実施してくれました。ジャングル地形のため死傷者はありませんが、先ほどの戦闘の結果、素のAVは日本側651、連合軍450に減少していました。日本側はdisabledになったdevice 45個のうち歩兵分隊が38個をしめていたのですが、素のAVは34しか減少していません。Deliberate attackとこの砲撃の間にも数分隊がdisabledの状態から復活したということなんでしょうね。

中国の重慶には今日も九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 133機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 109機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 19の被害を受けました。また守備隊にも日本軍地上部隊による砲撃ともあわせて、device 8個破壊148個disabledの被害が出ています。砲撃して来たのは砲兵ユニットだけのようですから、歩兵部隊などはまた西に向けて移動を始めているようです。

連合軍からの積極的な作戦はTearapoからラエへのP-40 48機(P-40B Warhawk 23, P-40K Warhawk 25)機のsweep。迎撃した二式戦(Ki-44-IIa Tojo)は19機だけだったのですが、先着したのがP-40Bの方だったためか、9機(被撃墜 5、Ops loss 4)を失う大敗。二式戦にも6機(被撃墜 5、OPs loss 1)の損害が報告されていますが、ほとんどがP-40Kの仕事のようです。さすがに開戦時から使い続けたP-40Bの方はもう引退させないとだめですね。


2015年3月23日月曜日

ビルマで日本の攻勢


1943年1月26日、今日の焦点はビルマでした。まずはラングーンからPromeに二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 23機のsweep。PromeにはCAPがいなかったので、リプレイをみながら連合軍の戦闘機を叩きたいのであれば、一昨日、昨日と同じようにラムリー島に来ればいいのになどと暢気なことを考えていました。

しかし陸戦フェーズにはいって、その暢気さが一掃されてしまいます。最初はラングーンの北東のヘクスでの日本軍のDeliberate attack。このヘクスにはラングーンへのサプライの地上輸送を遮断するために1ユニット配置してありました。しかしその641牽引戦車駆逐大隊は対戦車砲ばかりの部隊で素のAVが5しかありません。日本軍は師団2、泰国師団1、歩兵聯隊2、独立歩兵旅団3で素のAVが合計で1800という大軍でしたから、鎧袖一触、全滅してしまいました。この戦いに参加した日本の第4師団や第9師団などは、同じヘクスで1月6日に行われた日本側のDeliberate attackにも参加していましたが、独立歩兵旅団3個は新顔です。1月中旬頃、ラングーンに水上戦闘TFがいたのはこれらの部隊のラングーンへの海上輸送を護衛して来ていたものと思われます。さて、この戦いに圧勝した日本側はほとんど損害を受けていません。となると2000近いAVを保ったまま今度こそ北上してPromeを狙ってくるのではと思われます。Promeにもその南東のヘクスにも充分な兵力は配置されていないので、食い止めようがなく、かなり深刻な事態になりそうです。

Toungooでも日本側のDeliberate attackがありました。ここでも日本側は師団1、泰国師団1、戦車聯隊2、捜索聯隊1という大兵力で素のAVが791。連合軍は旅団3、戦車大隊1でAV 512。ここはジャングルなので、修正AVは475:469となりなんとか受け止めることが出来ました。死傷者も日本側のdevice 22個破壊・133個disabledに対して、連合軍側は7個破壊・84個disabledと少なく済みました。実は連合軍側もここの日本側兵力を探るために砲撃を指示してありました。陸戦フェーズは先に日本側の指示が、その次に連合軍側の指示が実行されるルールです。というわけで連合軍の砲撃となったわけですが、死傷者はなし。しかし先の戦闘の結果を踏まえたAVが、日本側686、連合軍454と判明しました。日本側の減少幅の方が大きいので、ここは何とか持ち堪えられそうですが、Promeが陥落するようだと鉄道線を遮断しておく意味が無くなりそうです。

そして中部のTaung Gyiの東のヘクスでは連合軍がDeliberate attackを実施しました。連合軍は英軍第2師団で素のAVが410だったのに対し、日本側は第65旅団で109。この旅団はラシオの敗残兵だから軽く一蹴できるだろうと思っていたのですが、ジャングルという地形ボーナスもあって修正AVはなんと79:637。オッズ比1:8という大差での攻撃失敗でした。思ってもみなかった敗北ですが、後続する2個師団の到着を待ってから攻撃を再開したいと思います。

きのうみかけたフィリピン海の日本の空母TFですが、姿をくらましてしまいました。この海域で発見した日本の空母TFが翌日にはいなくなるというパターンはこれで3度目か4度目になると思うのですが、いったい何が目的なのか。わざわざ空母の居場所を明かしてしまうなんてなんとももったいない気がして不思議です。ともあれ、バチャン島にいた輸送船も無事で一安心。空母の姿が見えなくなったので、輸送船TFには北上するよう指示しました。

さて東の方で空母TFがいなくなったと思ったら、空母2、戦艦2、巡戦2、重巡2、軽巡2という大艦隊が西の方、ジャワ海に出現しました。空母2と報告されていますが、搭載機は戦闘機と爆撃機なしのその他4機のみということですから、空母TFではないのだろうと思います。このTF、きのうのマタラム奪回に反応して出てきたと思います?私にはそうではないように思えます。マタラムはスラバヤから距離7ヘクスですから、艦砲射撃で叩くならもう今日のうちに来ていたはず。それよりも、Waingapoeから8ヘクスという位置から考えると、Waingapoeの艦砲射撃が目的なのではないかと思うのです。昨日のマタラムへの空挺作戦にしても、またデンパサールへのサプライ空輸、ビマへのサプライFasttransportにしてもWaingapoeが策源地ですから、日本側が叩きたいと感じるとしたらここかなと。

というわけで、もし本気でやって来るとしたら阻止する手段がありません。Waingapoeにいた多数の輸送機とCAP用の戦闘機、APDなどはクーパンに避難させました。駆逐艦3隻のASW TFは水上戦闘TFに役割を変更して残し、またmoonlight 60%台と明るいのですがPTボートにも留まってもらうことにしました。近くにいる潜水艦もいますから、これらのTFとの戦闘で少しでも時間をつかわせ、明日の夜明けは今日の位置ではなく、なるべく東の方で迎えさせたいものです。

会戦から一夜明けた重慶ですが、今日は九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 168機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 124機による空襲があり、飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 38と、守備隊にdevice 2個破壊、132個disabledの被害がありました。飛来した機数をみると、日本陸軍の重爆陣に変調はないようですから、なぜきのうやってこなかったのかは謎です。

連合軍はニューギニアでTerapoからラエに戦闘機 91機(F4U-1 Corsair 18, P-40B Warhawk 23, P-40K Warhawk 50)がsweepを実施しました。CAPは二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 33機だけだったので数的には大差なのですが、 スコアは二式戦10機損失(被撃墜 8、Ops loss 2)に対し、コルセア5機(被撃墜 4、Ops loss 1)とP-40K 3機(被撃墜 3)と冴えません。コルセアは今月から配給の始まった新鋭機で期待していたのですが、今ひとつでした。もっとも第一波のコルセア 18機が33機と戦ったのに対し、第2波のP-40Kが相手にしたのは11機ですから、そういう意味ではコルセアもそれなりに戦ってくれました。

2015年3月22日日曜日

第5回重慶会戦

1943年月25日、南シナ海でパトロールしていたSS Sealが日本のタンカーTFを発見しました。タンカーを攻撃できれば良かったのですが、護衛の哨戒艇がいい仕事をしていて隙がありません。やむを得ずPB江戸丸(2780トン、VP 10)を雷撃しましたが、みごと撃沈することが出来ました。

気になっていた重慶ですが、今日の空襲は漢口から百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 20機が飛来し、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 13の被害があっただけでした。守備隊への爆撃がなかったということは第5回総攻撃は明日以降に持ち越しかなとおもったのですが、陸戦フェーズに入ると日本軍のDeliberate attackが始まりました。日本軍は師団26、戦車師団3、独立混成旅団3、歩兵聯隊1、戦車聯隊2、守備隊3、砲兵ユニット20、HQユニット2で素のAVが12236と1月7日の第4回総攻撃を上回る戦力で臨んできました。対する中国軍守備隊は前回より減って素のAVが6647。中国軍守備隊に地形と指揮官のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正、日本側に混乱のマイナス修正があって、修正AVは2353:6053。オッズ比1:2と中国軍有利のスコアなので防衛成功ですが、防御施設の規模を2から1に低下させられてしまいました。

死傷者数はご覧の通り。前回と比較して、中国軍の損害が目立って増えるようなことはありませんでしたが、日本軍の被害は前回よりかなり減ってきています。空襲も加わっていればもっと中国軍の被害が増えていたと思うのですが、なぜ爆撃しなかったのは謎です。ともあれ、次はなか18日なんて長期のお休みをとらずもっと早めに第6回総攻撃がきそうです。防御施設の規模はすでに1ですから、あと1~2戦で陥落となるのではと思います。


ビルマでは今日もラングーンからラムリー島に二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 22機のsweepがありました。二式戦の数は昨日より減っていますが、CAPの数も19機(Hurricane IIc Trop 5, P-40E Warhawk 7, P-40K Warhawk 7)と昨日より少ない数しか飛んでくれませんでした。本当はもう少し多数で迎撃して欲しかったのですが、ラムリー島にはレーダーを装備した部隊がいないので、こんなものなのかもしれません。スコアは2:12と今日も大敗でした。ラングーンには数十機の爆撃機がいるので、貨物船が揚陸作業を行っているうちはCAPを上げないわけにもゆかず、困ったものです。でも昨日と今日の2日間ですでにサプライを1万トン以上陸揚げしていますから、このくらいの戦闘機の損害は甘受すべきなのでしょう。

ラシオでの戦闘の後、ジャングル内を南下していたイギリス軍第2師団がTaung Gyiの東のヘクスに到着しました。このヘクスには日本軍の姿が見当たらないので、あらためてTaung Gyiに向かうよう指示してみたところ、西へではなく北西に移動する素振りを見せました。不思議。よくよく考えて、ヘクスサイドを表示させてみると、このヘクスのヘクスサイドは、イギリス軍第2師団の侵入してきた北東のヘクスサイドを除いて、日本側が支配しています。ということは、姿は見えなくても日本軍がいるということになります。第2師団のインフォメーション画面でも戦闘指示を出せるようラジオボタンが表示されていた(敵ユニットのいないヘクスにいるLCUのインフォメーション画面には戦闘指示のラジオボタンが表示されない仕様)ので、Deliberate attackをぽちっとしておきました。

連合軍は蘭印でロンボク島マタラムに空挺作戦を実施しました。SIGINTでも事前の偵察機の報告でも守備隊は見当たらないということだったのですが、ジャングルヘクスでもあり万が一を考えて、計
45機のC-47スカイトレインとR4D-1スカイトレインがWaingapoeから海兵隊第3空挺大隊を空輸しました。マタラムには日本軍守備隊がいなかったので、降下後の戦闘はなく、無事に占領することができました。これで小スンダ列島の根拠地はほぼすべて連合軍が確保したことになります。すでにWaingapoeの飛行場の拡張とサプライの備蓄は充分ですから、順次ビマ、マタラム、デンパサールを充実させて、ジャワ島の攻略を考えてみたいと思います。

蘭印東部では、今日もアンボンにボエラのSpitfire Vc Trop 16機のsweepとBabarのB-25C Mitchell 45機の飛行場爆撃を実施し、Airbase hits 15、Airbase supply hits 2、Runway hits 32の戦果を得ました。奪回したばかりのナムレアにも日本側の空襲はなく安心していたのですが、バチャン島から哨戒飛行しているオランダ軍のカタリナ飛行艇からパラオの南方に空母5、護衛空母2、水上機母艦2、重巡1を含むTFが西に向け航行中という意外な報告がありました。搭載機は戦闘機118、爆撃機259機、その他29機ということですから、mini KBではないのかもしれません。いったいなにが目的なのか分かりませんが、このまま西または南西に向かわれると非常にまずいことになります。

ご覧の通り、この海域には連合軍の輸送船団が6個います。ボエラの南東側の4つはすぐにダーウィンに南下させれば大丈夫だとは思いますが、バチャン島にいるTF2つは非常に危険な状況です。バチャン島はまだ飛行場も港も規模0のdot baseです。港の規模が0ということは揚陸作業に非常に手間取ることになります。少しでも早く揚陸作業が済むように、30個分隊のNaval supportを含んだアメリカ海軍の港務サービス支隊を1ユニット配置し、またTFはAmphibious TFに、そして貨物船もxAKではなく贅沢にAKと奢ってみたのでした。貴重な、しかもまだ対空砲ユニットを積んだままのAKが沈められたりするのかと思うとぞっとします。フルスピードで南下を指示しましたが、空襲圏から脱出でるのかどうか。唯一の安心材料はバチャン島の2つのTF2にdetection levelが表示されていないことです。つまり日本側に存在を知られていないと思われるので、できればこっち来ないでいてくれないよう、神様仏様にお祈りしました。

2015年3月20日金曜日

ブル島ナムレアに空挺作戦

1943年1月24日、重慶の日本軍地上部隊は砲撃してきただけで、心配していた第5回総攻撃はありませんでした。重慶西のヘクスの日本軍が昨日の2ユニットから1ユニットに減少しているという報告があったので、この遅れていた部隊の到着を待って明日総攻撃ということなのでしょう。総攻撃はなかったとはいっても、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 148機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 149機による空襲と地上部隊の砲撃で、重慶の飛行場にはAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 53、また守備隊にもdevice 5個破壊155個disabled(負傷故障)の被害が出ています。

ビルマではラングーンから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 30機がラムリー島のsweepにやってきました。貨物船がサプライの揚陸作業を始めているので、Hurricane IIc Trop 21機とP-40K Warhawk 8機がCAPしていたのですが、ハリケーンは10機(被撃墜 9、Ops loss 1)、P-40Kは4機(被撃墜 4)と今日もまた大敗を喫しています。二式戦の損失は4機(被撃墜 2、Ops loss 2)だけ。ラムリー島ではしばらく荷揚げが続きますから、カルカッタから新手の戦闘機隊を移動させ明日もCAPを上げる予定です。でもまたいいカモにされそう。

蘭印ではアンボンにボエラからSpitfire Vc Trop 16機がsweepし、BabarのB-25C Mitchell 45機が飛行場爆撃を実施しました。ケンダリーからのLRCAPの姿はなく、Airbase hits 8、Airbase supply hits 5、Runway hits 23と二式戦を地上で3機破壊する戦果を得ています。ケンダリーからアンボンへのLRCAPは遠距離を飛ばなければならず、sweepされると被害が大きくなります。きっと日本側もLRCAPをしてはいないだろうなとは思ったのですが、この後の空挺作戦の支援のためにsweepさせてみました。LRCAPの戦闘機がいると空挺部隊を載せた輸送機にも被害が出かねませんからね。

アンボンの隣のヘクス、ブル島ナムレアにはクーパンから空挺作戦を実施しました。海兵隊第一空挺大隊の空挺兵6個分隊が降下しただけですが、SIGINTの通りナムレアには日本軍守備隊がいなかったので、無事に無血占領できました。

アンボンにはしばらく日本のコンボイが寄港していないので、おそらくサプライも不足を来していると思われます。飛行場を爆撃する度に二式戦を地上で破壊できているのも、整備部隊のコンディションが悪く故障機の修理がまったくはかどっていないからでしょう。日本側も飛行場として機能させるのは難しいと判断しているだろうと思います。しかし連合軍が攻略しようと考えると、ことはそう簡単ではないでしょう。SIGINTによると、アンボンには第11航空艦隊HQ、第24海軍防備隊に加え、飛行場中隊や建設中隊が複数配置されています。飛行場として機能しなくなったと判断して第11航空艦隊HQは輸送機で別の場所に移動させたとは思いますが、それでもまだ1万名規模の部隊が残っています。占領するとすれば、ある程度の規模の上陸船団を送らなければなりませんが、ケンダリーが健在な状況では、少なからぬ被害が出ることも予想されます。アンボンよりずっと北のバチャン島へも輸送船を派遣できるようになっている現状では、機能していない飛行場を占領するのに被害を出すのはばかばかしい限り。そこで、アンボンではなく隣のナムレアを確保することにしました。ちょうど、Lautemを占領しただけでチモール島のディリを放置しているのと同じ理屈です。ディリの守備隊と同じく、アンボンの守備隊もイモ畑を耕して持久をはかるくらいしかできることはないでしょうから、放って置いていいだろうという判断です。

2015年3月16日月曜日

伊8潜大破


1943年1月23日、南鳥島への攻撃を終えパールハーバーへと向かっていたアメリカの空母TFが伊8潜に遭遇しました。伊8潜はDD Lardnerに魚雷を2本発射しましたが不発。その後、護衛の駆逐艦の制圧を受け、爆雷2個が直撃し、3個が至近弾となりました。フォーラムでは、日本の潜水艦に爆雷が2個直撃すればまずは沈没という評価されていて、今日の沈没艦リストにもしっかり載せられていましたが、リプレイ中に沈没音は流れませんでした。まあ大破は間違いないでしょうし、本土まではだいぶ遠いので、数日中に沈没してくれるのではと思います。ご覧の通り、このあたりはふだんから貨物船の航行も少なくないので、パトロールの対象としてはもってこいの海域ではあったのですが、日本側の期待していた通りにはなりませんでした。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 168機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 129機が来襲し、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 45の被害がありました。また重慶守備隊にも多数の死傷者があり、空襲と地上部隊の砲撃とあわせてdevice 12個破壊、121個disabledの被害が報告されています。

今日、重慶西のヘクスの日本軍部隊が2ユニットに減少していると報告されました。この分だと明日は第5回総攻撃が実施されることでしょう。このところ、空襲により破壊・disabledになるdeviceの数がかなり多くなって来ていますが、これは防御施設の規模が2にまで減少してしまっているからだと思われます。この防御施設規模の低下は当然、陸戦ルーチンにも効いて来るはずで、あしたは相当厳しい戦闘となることを覚悟しなければなりません。一方、中国軍にとっての明るい材料は守備隊のAV合計が6417、またサプライをいくらかでも保持しているユニットのAV合計が3401と、第4回総攻撃直後よりは増加していることです。空輸はしていないので、やはりビルマから細々と陸路でサプライが送られて来ているようです。

2015年3月14日土曜日

Bombardment attack


2014年9月にたてられた Bombardment gone wrongというスレ。当時、目を通したはずですが、あまり記憶に残っていません。 先日、他のスレにリンクをはられていたので再読したところ、学ぶ点が少なくないと感じました。だいぶ古いスレですが以下に紹介してみます。

なお、スレの中でふれられている砲を表にしてみましたが、日本語の名称には誤りがあるかも知れません。

PBEMで砲撃を数ターン続けたところ、ひどい結果になった。砲の数では連合軍が日本側の2倍近かったのに、連合軍の方が多数の死傷者を出してしまった。 この件について
ハイデラバードの砲撃は空襲と同じようにうまくゆかなかった。最初は全部隊で砲撃してみた。どのユニットも1~2のfort(防御施設)で守られ、expも50~70と上々だった。連合軍側の砲の数は同じヘクスの日本側の砲の2倍はあったのに、死傷者数は連合軍側の方がずっと多かった。次に私は砲兵ユニットだけで砲撃してみた。結果はさらに悪く、砲30門ほどが破壊されてしまったが、幸いなことにそのほとんどは3.7インチ山砲で25ポンド砲(訳注:英連邦軍の25ポンド砲は配給数の少ないことで有名なdevice)ではなかった。また砲撃中止の指示を出し忘れて、さらにもう一日、同じようなことになってしまった。このヘクスには多数の4.5インチ、18ポンド、25ポンド砲のユニットがいて、経験値も充分だ。ハイデラバードの日本軍の防御施設は固いが、それにしても片寄った結果だと思う。私がし忘れたこと、不手際だった点は何だろう? 
とAARに書いたところ 
これよりももっと悪い事態を経験したことがある。 ある種のregister error(訳注:私には意味不明。なんだか分かる人いますか?)によるものだと説明してもらった。それ以来、ターンを進める際にはPCをシャットダウンさせている。以前はゲームを立ち上げたままスリープさせておくのがふつうだった。もちろん。こんなことをするのはTrackerを再起動(訳注:400ターンくらいだと5分以上かかります)させたりなどいろいろ面倒なんだが... それでも砲撃をしかけたことでひどいめをみることはなくなった。 
とレスをくれた人がいた。このスレを立てた理由は、こういった不思議な現象についてもっと学びたいと思ったからだ。ここ数日分のコンバットリポート(訳注:省略したので、元スレをご参照ください)をお示しする。砲兵ユニットはすべてfort 1、師団の方はfort 2になっていた。砲兵ユニットのほとんどが経験値50台で、landスキルとleadershipスキルを重視して指揮官を選任してある(とはいっても可能な範囲で選任しただけ。英連邦には優秀なスキルの指揮官が多くはない)。すでに数日戦闘が続いているので、私がここに示した結果は秘密でもなんでもない。このスレには相手の人にも参加してもらおうと思う。私だけが知らなかった周知のなにかが関係している?tech板のスレとして始めた方がいい?部隊の構成や、私の見落としている条件で説明がついたりする?


私の経験では、fortification(訳注:根拠地を支配している側の防御施設は恒久的なものだが、その根拠値を攻撃する側の防御施設は一時的なものなので野戦築城とよぶべきか)の規模が大いに関係している。規模1~2になるまでまてば、もっとましになってくると思う(開けた地形だとその効果がもっとはっきりする)。私が野戦築城を活かしたのは1942年2月の2個師団によるマニラ攻囲戦だった。戦闘工兵をつかって連合軍の防御施設の規模を0に下げ、こちらの兵はたこつぼを掘り、大口径砲がいっせいに砲撃する.... 


Grey Joyさん(スレ主の対戦相手):mr.Kaneさん相手のプレイの1944年にもっとひどいめにあったことがある。連合軍にはホンモノの攻城砲がない。連合軍最良の砲は155ミリ砲と25ポンド砲だ。これらは優秀な野戦砲ではあっても、堅固な防御施設を叩くには充分でない。他方、日本の対砲兵射撃には150ミリ、240ミリ、300ミリ砲が含まれていた。たくさんあったというわけではないが、こういった結果をもたらすのに充分な数だった。上述の「バグ」については聞いたことがない。でも、今度からターンを進めるたびにPCをシャットダウンしてみるよ。なにか変化がみられるかどうかお楽しみに。


スレ主さん:たしかに、わたしも日本側でプレイしていた時には使った!巨大な攻城砲を山砲のように動かしてね。今までしたことがなかったことだけど、私もこのところPCをシャットダウンするようにしてみたので、なにか判明するかもしれない。ところで、私が途方に暮れてしまうのは、提示した戦いに参加している師団2個は多数の25ポンド砲を保有していて、しかもすでにfortが規模2に達しているってこと。

私はこのゲームのエディターに精通しているわけではないけど、砲のrange射程が影響しているんじゃないかな。大きな砲に対して砲撃する時には、砲撃を始めるのに充分な距離まで接近するまでにも反撃される危険がある。これと同じようなことが、連合軍の戦車と日本の戦車の関係について言われていたのを聞いた憶えがある。連合軍戦車が日本の戦車よりずっと有利に戦える最大の理由はこの射程にあるということだった。


砲撃を始める前に対砲兵射撃(訳注:日本語に対砲兵砲撃という言葉はない??)を受けるなんて変だ!測距して正しい距離に接近する前に反撃されてしまうってこと?発射間隔も関係していたりはしない?


戦略級のゲームだから、戦闘がそんなに細かいところまでつくりこまれているとも思えないが... 通常の砲の砲撃に臼砲が脆弱なことは知っていたけれど... これ(訳注:trackerの陸軍兵器の表ですが省略、元スレをご参照ください)は1942年の日本陸軍の武器を示している。砲撃に使われるホンモノの砲を黄色でマークしてみた。簡単に比較できるよう、連合軍側のこれにあたる砲の表を連合軍側をプレイしている人がレスしてくれるといい。


スレ主さん:この表を見て、攻城砲の大きな”effect”威力値が念頭になかったことに気付いた。この威力値の数値は艦砲と同じく、発射速度を含めてモデル化されているんだろうか?英印豪軍の現用砲の表(訳注:エディターの陸軍兵器の表ですが省略、元スレをご参照ください)はこんな感じ。英軍の4.5インチ砲でさえ日本の攻城砲より射程が長いから、射程が原因でないのは確かだ。単に威力値が原因になっているように思える。そして、もしaccuracy精度値が発射速度を反映して(訳注:このゲームでは砲deviceの性能値に発射速度というものがないので、命中精度x単位時間の発射数=命中数がaccuracy値の算出につかわれていたはずです)いるのなら、大きな24~30センチ砲の精度値は半分くらいになってしまう。ということは威力値の大きな差も精度値によって相殺されてしまう。すべての陸軍が戦場を制するのに攻城砲をつかおうとしたわけではなかったのはなぜだと思う?おかしな話だが、わたしも日本側をプレイした時には攻城砲をつかって戦果をあげていたし、今後も日本側のプレイではそうするだろう。だから不満を述べるつもりはない。単に、これら攻城砲と通常の野戦砲の威力値がこれほど違っていること、しかも精度値にそれを相殺するほどの差がつけられていないこととが腑に落ちないってだけだ。


3.7インチ山砲は連合軍の兵器の中でも最も役立たずの砲だ。敵の堅固な陣地への砲撃を実施しただけで、この砲を装備した部隊が消滅したのを経験したことがある... それも一度だけじゃない!こんな砲に頼っちゃダメだ。私が言うことを信じてくれ。今プレイ中のゲームで何回も経験したんだから...


スレ主さん:たしかに、3.7インチ山砲は日本の山砲にも劣っていて、精度は半分しかない。3.7インチ山砲装備のユニットはこのスレのテーマであるハイデラバードの戦いでも散々だった。でもそれは4.5インチ砲や25ポンド砲装備の部隊もいっしょのこと。英軍師団だけでも25ポンド砲を72門装備していて、インドやオーストラリアの師団、それに独立砲兵ユニットはもっと多数を装備していた。それに4.5インチ砲が40~50門。かなりの火力だと思うんだけど。


砲についてはSymonさん(訳注:Devチームのひと)が何度か発言している。Alfredさんがこのスレに立ち寄ってくれたら、該当するスレを探し出してくれるだろう。発射速度はaccuracy精度値とload cost値として表現されている。砲撃と対砲兵射撃に関してはrange射程値が重要で、臼砲が75ミリ砲に対抗できないのはそれが理由だ。effect威力値は与えるダメージで、たしかmichaelmさんがしばらく前のベータパッチで防御施設の規模が大きいほどよく耐えられるよう修正していたように思う... つまり、強固な要塞にダメージを与えるには大きな威力値が必要になる。上記の説明はSymonさんの爆弾についてのレスにもとづいてものだが、砲にも適用されると思う。少なくとも私の経験では、そう感じる。


Symonさん:頭痛の種だよ、まったく。何度も修正して、最近ではmichaelmさんが2014年3月5日の1123x6で何ごとかいじっている。砲戦のルーチンがどんなに入り組んだものか、想像もできないだろう。艦砲射撃、沿岸砲の射撃、防御側の対砲兵射撃、爆弾、ロケット弾も。砲兵戦とそこでの対砲兵射撃、DeliberateやShock attack時の砲撃と防御側の射撃フェーズもある。少しは分かってもらえるかな。
変な結果の原因となる要素はたくさんある。一つのバグをつぶすと、新たなバグが三つも四つも出現するかもしれない。そんなものだ。
こういったことはすべて、私もWdolsonさんも承知していて、michaelmさんがもっとコンパクトでもっと合理的なコードに書き直す際の参考にしてもらえるようなうまいやり方を探している。私もWdolsonさんもこのゲームのコードに接する資格はないから、この問題の落としどころをはっきりと示すことはできない。でもこれまでも私とmichaelmさんは成果を上げて来た経緯があるから、彼のことを信頼している。
みんな落ち着いて。とんでもない結果も甘受して、あわてて海に飛び込んだりはしないように。毎ターン、デスクトップからゲームを起動し、メモリの適切な使用の効果を信頼しよう。



スレ主さん:ありがとう。なんとかできないかいろいろと、システム内部の問題(または上の方のレスでも指摘されているレジストリの問題)なのか、それとも私のユニットの使い方に問題があるのかどうか、見極めようとしているところだ。あなた方の成し遂げたことついてはよく認識しているし非常に感謝している。DaBabes modがプレイや感覚にもたらしてくれた変化はすばらしい。


毎ターン後にPCを再起動させるようにしてから、変なことは何も起きていない。それにこれは戦争のゲームだから、予期しなかったことが起きても不思議はない。前の晩、飲み過ぎたからかもしれないw


この場合にしなければならない再起動というのは、WitP AEを再起動させることで、PCを再起動させることではないのでは。


スレ主さん:私はすでに毎ターンWitP AEを再起動してきている。彼が言っているのはPCの再起動の方だと感じた。たしかに再起動してはいたが、毎ターンというわけではなく、1~2日に一回だった。PC再起動で変化が見られるかどうかは、不幸にも同じような展開の砲撃戦が起きる機会を待たなければ分からない。


Alfredさん:Symonさんのレスを読むと、砲撃関連の実装がいかに複雑なもののかがよく分かる。この分野に対してDevチームがまとまってレスしているスレはなく、多くのスレに分散している。したがって、これから以下に述べることがそういったバラバラのレスを正しく総合できていることを、信じてもらうしかない。さらに、このスレに見受けられる不正確な思い込みも正しておこうと思う。
 1.  対砲兵射撃で、守備側が先に砲撃を始めることはない。スレ主さんの例では連合軍側が先で、その次に日本側の対砲兵射撃があった。
 2.  Range射程が影響している。実に多大な影響だ。
  (a)  砲兵の砲撃ルーチンは陸戦兵器deviceの射程が3以上かどうかをチェックする。3未満だとその陸戦兵器は砲撃に参加できない。
  (b)  両用砲deviceが砲撃に参加できるかどうかは射程が15に達しているかどうかで選別される(Symonさんがなぜ修正にともなう悪影響についてこぼしていたか分かるだろう)。
  (c)  2010年5月5日のBig62さん(Devチームのひと)のレスによると、より射程の長い砲をもつ側はより多く命中させることができ、しかもお返しに受ける命中弾は少なくて済み、またその威力も軽減される。Blackhorseさん(Devチームのひと)も2011年8月20日に同様のレスをつけていた。
 3.  コンバットリポートに記されるGuns砲の数にはすべての砲が含まれているので誤解を招きやすい。対空砲、射程2の対戦車砲、射程が15にみたない両用砲などはコンバットリポートに含まれていても砲撃や対砲兵射撃に参加しない。
 4.  与えることのできるダメージという点でも、砲撃に参加できるかどうかという点でも、その砲deviceのanti-soft ratings対軟目標値が重要だ。砲撃に参加するためには、射程のチェックに通過し、しかも対軟目標値が5以上でなければならない。
 5.  他に考慮しておかなければならない要素は
  • detection level値
  • leadership値 
  • ユニットのmode
  • fatigue疲労値
  • disruption混乱値 
  • スタックしているユニットの数
  • 防御施設の規模
 6.  Symonさんがレスで言及している、michaelmさんがコードに手を入れた件は非常に重要だ。というのも、michaelmさんが変更した点こそ、砲兵による砲撃がどのように作用するのかを理解する急所にあたるから。
michaelmさんは2014年4月19日にコードに手を入れたこととその目的を以下のように述べている
「砲撃に対する防御側の反撃においては、defend modeまたはbombardment modeにある防御側のユニットの中の(攻撃側の砲撃と同じく)ranged weapon長射程の兵器だけが参加する。これにより攻撃側の被害が少なくなるだろう。特に、長射程の兵器を少ししか持たない部隊の被害は」
この変更以前、砲撃を実施する攻撃側のユニット(ある種のLCUがdeliberate attackやshock attackを実施する際にもあてはまる)は、条件に当てはまるdeviceのみが発砲していた。お返しに、defend modeまたはbombardment modeにある防御側ユニットは保有する全てのdeviceを用いて反撃していた。michaelmさんの言葉を引用すると
「攻撃側は長射程の兵器だけしか使えないのに対して、適切な態勢の防御側ユニットは全ての武器をつかうことができた」
さらに、このゲームが諸兵科連合のユニットを活かすようにつくられていることが、 この問題をより複雑にしている。師団にふさわしい規模の独立砲兵隊は敵の集中砲火を浴びることになる。派生する問題に興味のある人はmod制作者用サブフォーラムにゆくと、細部までよりよく再現しようとする際にDaBabes modに課さなければならない限界についてSymonさんが議論している。


マニュアル196ページには以下のように書かれている
武器は目標をとらえることが出来た時にのみ射撃することが出来る。目標のdetection level、射撃する側の防御施設の規模と経験値、攻撃側と防御側の武器の射程が、目標をとらえることが出来るかどうかに影響している。軟目標への射撃にはanti-soft ratings対軟目標値がつかわれ、装甲のある目標に対してはその武器の penetration貫徹値と目標の armor装甲値が比較される。射撃がうまくゆくと、目標の混乱値が上昇したり、目標のもつ武器がdisabledになったり破壊されたりする。
砲撃したユニットに対する防御側の砲撃・射撃では射程が3以上かつ軟目標値5以上の兵器だけがつかわれる。射程が1万5000ヤード未満の沿岸砲や両用砲は反撃することが出来ない。条件に合う全ての武器が発砲するわけではなく、射程の長い武器ほど発砲しやすい。
さらに同じページの下の方には:
 射撃の効果は以下の因子に影響される
 武器の性能
 指揮官のスキル
 ユニットの混乱値
 ユニットの疲労値
 ユニットのサプライ充足状況
 ユニットのmode
 その戦闘でそのユニットがすでに発砲した回数
 地形
相手があなたの砲に対して得ているdetection levelが、あなたが相手の砲に対して得ているdetection levelよりも高いようだと、あなたの被害の方が大きくなってもおかしくはないと思う... 完全に私の推測に過ぎないけど。また上の方のレスでも指摘されているが、相手側の防御施設の規模があなたの防御施設の規模を上回っているようならば、砲撃(対砲兵砲撃)はあなたにとって苦しいものとなるだろう。参考のためにあなたのユニットの防御施設の規模を教えてくれないだろうか?


面白い。Trackerで日本の砲兵部隊の経験値について調べてみると、11ユニットが90~70もの経験値を誇っていて、経験値65に達するものが50ユニットもある。連合軍側では、ソ連の砲兵の経験値70が最高(でも1945年までは活動できない)で、アメリカ陸軍の砲兵は65が最高だ。つまり、日本の砲兵ユニットはソ連の参戦する1945年まではどの対戦国に対しても優れているということだ。師団砲兵に関してはすこし事情が異なるかもしれないが、歩兵師団にしても質的に連合軍を凌駕している。


スレ主さん:忘れていたか、まったく知らなかったかする情報をまたひとつ提供してもらい、ありがとう。わたしの師団の防御施設の規模は2、砲兵は規模1だ。相手の防御施設の規模に比較するとずっと低いことは確かだ。ついでながら、地形はiight urbanで防御側に2倍のボーナスがある。


もうひとつ質問してもいいかな?対砲兵射撃によりもっともひどい被害を被ったユニットのサプライ充足状況はどんなものだっただろうか?というのも、サプライの状態が良くないユニット、つまりサプライの数値が赤い字で表示されているユニットが戦闘で大きな被害を出すように感じているからだ。ぜひ知りたいと思っている(たぶんAlfredさんやSymonさんたちなら、サプライ不足が砲撃や対砲兵射撃を受けた時にどんな影響を持つのか正しい情報を提供することができるかもしれないが)。


Symonさんの説明で納得した。記憶が正しければ、私はある砲撃戦で日本陸軍の歩兵分隊133とその他若干を破壊された経験がある。砲兵が多少優れているとはいっても、大きな砲兵ユニットが一緒にいて、しかもそれはdeliberate attackではなく砲撃戦で、砲兵には防御施設ができていて休養も充分でcombat modeだったのにそんな結果になった。その後は砲撃戦をかわすことがあまりないが、おおむね連合軍側の方がうまくやっていて、それでも、そんなに突出した被害が出ることはない。それと、上述の大きな被害が出た時、メモリの使い方がはんぱじゃなく(5本のプログラムが走っていた)、再起動していなかった。体験談に過ぎないが、お役に立つかも。


私が日本側をもってキャンペーンを成功裏にプレイした2回の経験では、数>数>数>SL(訳注:Stacking limitかな)>Detection level>指揮官>防御施設、だと感じた。また砲兵ユニットだけが砲撃した方がずっと良い結果が得られることに気付いた。歩兵や戦車ユニットに砲撃させると大きな被害を出してしまう。


Symonさん:もう一度レスすることにしたよ、スレ主さん。Techサブフォーラムの方のスレもみたが、どうやらsyncバグも関係していたようだ。それで憶い出したことがある。
やり取りされる変数はたくさんあり、巨大な行列がつくられて処理される。register(訳注:CPUのレジスタ?)に読み込まれ処理され消去され、また読み込まれ処理され ... メモリには大量の情報。そこでひらめいた。戦闘結果を算出するのに使われるのと同じ変数の多くはコンバットリポートの生成にもつかわれる。もちろん一方が脱線すると、他方も脱線することになるはずだ。
私はアプリケーションのプログラマ(私のプログラミング経験はファームウエアの評価の場でのもの)ではないので、なぜあなた方のPBEMで問題が発生することになったたのかは分からない。それを解明するのには他にもっとふさわしい人がいるだろう。とはいえ、外から見ているだけでは、本当に何が起きているのかなんて知る由もない。このゲームのコードの細かいところまで熟知しているのでなければ、でき得る最善のアドバイスでも意味がないこともある。私も熟知しているわけではない。michaelmさんならよく知っているんだが。
あなた方の問題をTechサブフォーラムにまとめて挙げることにすればよかった。syncバグの問題も含めて、このスレにはここが間違っていた・こうすれば良かったと多数の人がレスをつけてくれている。それらのレスも誤っているとまではいえなくとも、充分に掘り下げてあるとは言えない。先日のレスでお示ししたように、私たちはこれまでもこの問題に取り組んできていた。なので、あなたがmichaelmさんに事情の説明した文章をメールする際には、その写しを私かBillさんにも送ってほしい。そうすれば、私たちとmichaelmさんと連絡を取り、これが実在する問題なのだということを確信させることが出来るから。
あなたが痛い目にあってしまったことは遺憾に思うので、私たちも最善を尽くしたい。

スレの中で触れられている、2014年4月19日のmichaelmさんによるコードの変更は、マニュアル196ページの内容が意図していた通りには実装されていなかったので、それを修正するためのものだったのかも知れません。
また、WitP AEやPCの再起動が勧められていることは知りませんでした。これってSyncバグの原因になるんでしょうか?うちのPCはノートではないので、使い終わったら必ずその日のうちに電源オフにし、翌日また電源オンにします。それでもSyncバグを経験したことはあるので、この方法だけで防げるわけではないようです。

2015年3月11日水曜日

デンパサールに艦砲射撃


1943年1月22日、バリ島デンパサールに前回1月15日から1週間ぶりに軽巡多摩と球磨が艦砲射撃にやって来ました。根拠地への着弾はAirbase hits 1、Airbase supply hits 2、Runway hits 18、Port hits 1、Port supply hits 1と報告されていますが、各施設の被害は飛行場サービス施設のダメージが3増えて72に、また滑走路のダメージが12増えて52になっただけと大したことはなく、また1発被弾したはずの港のダメージは68のままと変化がありませんでした。さらにサプライも艦砲射撃のない日の増加(Waingapoeから空輸)量と比較しても遜色がないので、ほとんど破壊されなかったようです。

連合軍はアンボンに空襲を実施しました。ボエラからSpitfire Vc Trop 13機がsweepし、またBabarのB-25C Mitchell 24機にはP-38F Lightning 16機が護衛につきましたが、心配していたケンダリーからのLRCAPはいませんでした。でも爆撃の方はAirbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 12、Port hits 2、Port supply hits 4と満足できる結果を出せませんでした。

アンボンの北、バチャン島でシービーとサプライを揚陸している輸送船は今日も日本の哨戒機の姿をみかけていません。バチャン島はdot base=港の規模0なのでそのままだとシービーのengineer vehicle(ブルドーザなど)を陸揚げすることが困難ですが、naval supportを含んだユニットをカタリナ飛行艇で事前に空輸しておいたのでその点はばっちりです。あと数日、このままみつからず無事に作業を終えることが出来ることを祈っています。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 168機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 129機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 1、Runway hits 62の被害が報告されています。また今日も日本軍の砲撃があり、空襲ともあわせて重慶守備隊のdevice  4個が破壊され、192個がdisabledになりました。重慶西のヘクスでは日本軍25ユニットが東に向けて行軍中です。

ビルマではラムリー島に二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 29機のsweepがありました。以前、輸送船がサプライを揚陸していた頃はラムリー島配置の戦闘機部隊にCAPさせていたのですが、ラングーンに日本側が強力な水上戦闘TFがみとめられたことで、すべてカルカッタに退避させ、それにともないCAPも中止にしてありました。きょうもCAPはいなかったので、二式戦は空振りでお帰りになりました。

しかし、現在のビルマの連合軍の補給状況は満足できるレベルではありません。インドからの陸路で輸送により地上部隊の手持ちのサプライは充足しているのですが、根拠地のサプライ在庫がなかなか増えてくれないのです。根拠地のサプライに余裕がないと、飛行機を配置してCAPをさせることはできますが、攻撃的な任務を課すことが出来ません。また地上部隊の方も、戦火を交えて消費量が増えると、それが補充されるのに数日かかってしまいます。折よくここ数日ラングーン、モールメンに日本のTFが目撃されなくなっていたので、またラムリー島に輸送船を派遣することにしてありました。今日はその再開第一陣のTF2つがラムリー島の北(このゲームのマップの北)2ヘクスのところまで達しています。昨日も今日もこのTFは日本の哨戒機に発見されてはいないので、今日ラムリー島にsweepがあったのは、たまたまだったのだと思います。明日にはこの2つのTFが到着するので、ラムリー島のCAPも再開します。

ビルマではToungooで日本側の砲撃がありました。ここは防御側に3倍のボーナスがつく森林ヘクスなので、かなりの数の砲を集中しないと損害を与えることが出来ず、今日も双方に死傷者はありませんでした。日本側も損害を与えることが目的ではなく、連合軍の戦力がどれくらいかを知るために砲撃を実施したものと思われます。コンバットリポートの数字は日本側が兵員4400名で素のAV 336に対し、連合軍は8800名ほどで素のAVが356。連合軍側はこれでいいのですが、日本側の数字はToungooにいる7ユニット(泰国軍師団 1、戦車聯隊 2、捜索聯隊 1、道路建設中隊 3)全てについてのものではないようです。というのも、師団を含んで4400名は少なすぎるし、しかも戦車聯隊・捜索聯隊合計3個もいるのに車輛数が0 vehiclesと表示されているのですから。一部の部隊だけで砲撃すると攻撃側はこう表示されるんですね。

2015年3月9日月曜日

南鳥島に艦砲射撃


1943年1月21日、オホーツク海でSS Drumが日本のコンボイを発見しました。xAK Kazan Maruにむけて放った2本の魚雷のうち1本は爆発して、エンジンルームに大きな被害が及び、火災が発生したと表示されましたが、リプレイ中に沈没音が聴取されることはありませんでした。しかし、実は魚雷は2本とも命中していて、もう1本は不発だったのです。そちらも爆発してくれていたら撃沈間違いなしだったでしょうに残念です。しかも悪いことは続くもので、夜が明けてからSS Drumは日本の対潜哨戒機の爆撃を受け、250kg爆弾によりSys 21, Flt 6, Eng 4のダメージを受けてしまいました。まあ沈没の心配をしなければならないほどの被害でなかったことを感謝したいと思います。前回のエントリーでもふれましたが、南シナ海、東シナ海とこのオホーツク海で日本の対潜哨戒機はかなり活躍しています。

アメリカの空母TFの護衛で同行していた水上戦闘TFが南鳥島の艦砲射撃を実施しました。OS2U-3 Kingfisherの弾着観測で、ウィチタ、サンフランシスコ、ミネアポリス、アストリア、ニューオリンズ重巡5隻が砲撃し、Airbase hits 2、Airbase supply hits 3、Runway hits 15、Port hits 29
、Port fuel hits 4、Port supply hits 13の命中弾を得ています。そして、夜が明けてから、戦闘機 150機(F4F-3 Wildcat 26, F4F-4 Wildcat 134)の護衛で急降下爆撃機 202機(SBD-2 Dauntless 51, SBD-3 Dauntless 151)とTBF-1 Avenger 70機が飛行場と港を爆撃し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 5、Runway hits 23、Port hits 5、Port supply hits 3の被害を与えました。今日の砲撃と爆撃で南鳥島の飛行場は100%、港にも50%強のダメージを与え、また零式水偵 8機を破壊しました。南鳥島の守備隊にはそれほど多数の工兵・建設要員が含まれているわけではないでしょうから、修復工事を済ませて防御施設の増強工事を再開するにはかなり先のことになるのではと思います。艦砲射撃、空襲攻撃を済ませたTFはパールハーバーへと帰途につきました。ここから先は日本の機動部隊が出現する心配もないでしょう。

今日は重慶への空襲はお休みでした。しかし地上部隊による砲撃で守備隊のdevice 9個破壊・10個disbaledになっています。そして、重慶西のヘクスの日本軍25ユニットに、東への移動を示すアイコンがつきました。重慶への行軍を今日から始めたものなのか、それとも中国軍の偵察能力の低さのため数日前から移動を始めていたのに今日はじめて気付いたのか、どちらなのかは不明です。いずれにせよ遅くとも4日後くらいまでには第5回の総攻撃がありそうです。

2015年3月7日土曜日

南鳥島初空襲

1943年1月20日、アメリカの空母TFは北上し、南鳥島の空襲を実施しました。戦闘機 194機(F4F-3 Wildcat 26, F4F-4 Wildcat 168)の護衛でSBD-3 Dauntless 114機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 8、Runway hits 25の命中弾が報告されています。急降下爆撃で爆弾投下高度は1000フィートだし、対空砲火はないに等しかったし、目標は大きくて動かない飛行場だし、114機すべてが命中させてもいいような気がするのですが、このゲームでの地上目標への爆撃はこんなものなんですね。でも1000ポンド爆弾だから多少は効いているものと思いたいところです。また今日は空母の上空にやってきた零式水偵(E13A1 Jake) 4機をCAPが撃墜し、また南鳥島でも2機を地上で撃破しました。

トラックの近くで発見され奇襲ができなったら南鳥島に行こうというのは今回の作戦の初めから考えていました。南鳥島には空母エセックスが就役する1943年5月くらいに上陸したいと考えています。上陸後の戦いをなるべくラクにするため防禦施設の増強工事を妨害したいところですが、さすがに南鳥島の位置では気軽に艦砲射撃TFを送るわけには行きません。いきおい空母TFが出撃することになるわけですが、南鳥島の空襲のためだけにアメリカの空母がでてゆくというのは、あまりに日本側の注意を惹きすぎてかえって守備隊増強のきっかけになるだけかなと。でもトラック空襲の帰り道に寄るくらいだったら見逃してもらえるかもという計画です。甘すぎるかな?

トラック島の方は、在泊艦船数110隻とほぼ変化なし。ただし、係船していた重巡をTFとして編成したようです。港にdisbandしたままだと爆撃のいい目標にしかなりませんが、TFに組み込めば空襲時に回避行動をとることができるので、正解だと思います。周囲のヘクスのTFはASW TFでこれはふだん通りです。また戦闘機の数は80機だとのこと。本当にこの偵察機の報告が正しいのなら、空襲した方がよかったのかも知れません。ウエーク島から送ったシービーの乗船している輸送船がエニウェトク島近海に達しました。今回の空母TFのどさくさに紛れて送ったつもりだったのですが、きのうまでは哨戒機に発見されることがなく、日本側が哨戒活動を強化した今日はじめて発見されました。こっそり派遣すべきだったかと反省しています。

中国ではあいも変わらず重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 186機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 109機が飛来し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 23の被害がありました。また地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 13個が破壊され187個がdisabled(負傷故障)になっています。やはり以前より守備隊の被害がかなり多めです。ただ重慶西のヘクスの日本軍にはまだ動きはありません。

蘭印ではBabarからアンボンB-25C Mitchell 45機が飛行場爆撃に向かい、Airbase hits 11、Airbase supply hits 1、Runway hits 33の命中弾を得るとともに、地上で二式戦 8機を撃破しました。アンボン上空にケンダリーからのLRCAPがいると嫌だなと思い、ボエラからSpitfire Vc Trop 14機をsweepに向かわせたのですが、到着はB-25Cによる爆撃が終わった後でした。CAPがいなかったからよかったようなものの、そうでなければ大惨事になるところでした。Babarよりボエラの方がずっと近いのですが、奪還して間もないボエラの飛行場はまだあれこれと混乱がおさまっていなくて、総てきぱきとは仕事が出来ないのかもしれません。

ボエラの北西のヘクスにはバチャン島にシービーとサプライを輸送するTFがいます。アンボンの飛行場は機能を停止しているようなので、このまま無事に到着できることを願っています。バチャン島はボエラからLRCAPをするには距離がありすぎるので、空から攻撃されたら全滅です。それでもこのTFを派遣することにしたのはお相手の方があまり哨戒機の運用に積極的ではないように感じるからです。上述したエニウェトク島周辺もそうだし、ここ蘭印にしても哨戒機の姿をみることがありません。たとえ攻撃するつもりがなくても、哨戒飛行させておくだけで相手の動きを牽制する効果は充分にあると思うのですが、このあたりは見解の相違ということなのでしょうか。オホーツク海や南シナ海、東シナ海の対潜哨戒はきっちりしていて連合軍の潜水艦はかなりの被害を受けています。シーレーン防衛への注力の度合いと、絶対国防圏最前線での哨戒活動の低調さとのギャップを不思議に感じます。

2015年3月3日火曜日

アメリカの空母、発見される


1943年1月19日、マリアナ諸島の南東に移動したアメリカの空母はついにみつかってしまいました。今日も日本の哨戒機の姿を目にすることなかったので、正確にはみつけてしまったというべきかも知れません。みつけたのはAkashicCargo級の貨物船(3675トン、VP 7)6隻、Aden Cargo級の貨物船(3675トン、 VP 7)2隻とAnsyu xPB級の哨戒艇(2780トン、VP 10)2隻のコンボイでした。早速、137機のF4F-4 Wildcatの護衛でSBD-2 Dauntless 16機、SBD-3 Dauntless 83機、TBF-1 Avenger 14機がむかい、瞬く間に殲滅してしまいました。浮いている船が残らなかったので、北向きの空荷のコンボイだったのか、サプライなどを満載した南向きのコンボイだったのかは不明です。なお空母の艦載機が攻撃すると母艦の所在が判明する(Detection levelが上昇する)ルールがありますから、アメリカの空母TFの位置とその概要が日本側にも伝わったはずなのです。

トラックの在泊艦船数が100隻以上という連日の偵察機による報告は、トラックがソロモン諸島やマーシャル諸島への海上輸送のハブとして機能していることを意味します。つまりトラックと日本本土との間には頻繁に商船が航行していることが考えられるわけで、そういったコンボイと遭遇しないためには、今回のように北からではなく東からトラックに接近すべきでした。北側から接近した理由ですが、以前は2日続けて攻撃しようと思っていたからです。1日目の攻撃後、トラックの在泊艦船が西に向かって逃げるのを阻止するには東からではなく、北北西から接近するのがいいだろうと考えていたわけです。ただ、最近は奇襲できても2日目の攻撃は無理だと判断するようになっていたので、それなら東から接近させるべきとなりますよね。なんとなく接近ルートだけは惰性で行ってしまいました。反省しています。

マリアナやマーシャルに配置された戦闘機の数はわずかでしょうが、ラバウルには110機ほど、ニューギニアのロングアイランドには30機ほど、また後述の空戦後のラエにも30機ほどの戦闘機がいます。こんな位置にアメリカの空母がいるのを知った日本側はとにかくトラックに戦闘機をかき集めようとするでしょう。あしたの空襲は強襲になりますから、少なくとも今日の空襲の護衛についたF4F-4 Wildcatと同じくらいの数の戦闘機に迎撃されることが予想されます。F4FだけでなくSBDにもTBFにもかなりの犠牲が出るでしょう。もともとは奇襲で軍艦やAR(工作艦)などを撃沈できればいいかなと思って始めた作戦ですが、ばれてしまったからには軍艦が停泊している可能性は少ないし、商船を沈めるために大きな犠牲を払うのはばかばかしいと感じました。みつかってしまったからには仕方がない、帰還させます。日本の機動部隊の位置がはっきりしない現状では、無事にパールハーバーに帰還することが目標になります。

ニューギニアではTerapoからP-40 75機(P-40K Warhawk 50, P-40B Warhawk 25)が3波に別れてラエをsweepしました。ラエでは二式戦 69機(Ki-44-IIa Tojo 36, Ki-44-IIc Tojo 33)に迎撃され、P-40Kは20機(被撃墜 17、Ops loss 3)、P-40B 7機(被撃墜 5、Ops loss 2)と大きな損害を出しました。二式戦は合計で10機の損失だけですから大敗です。昨日の時点で今日トラックに接近した空母TFが発見される可能性を想定し、発見したアメリカ空母への対応でラエやロングアイランドの戦闘機がトラックに移動した隙をねらってラエの飛行場空襲でもしようかと目論んでいました。そのお膳立てとしてラエの戦闘機を減らしておこうと考えたのですが、二式戦強し。このスコアではニューギニアでも明日はおとなしくしておくしかありません。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 125機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 24の被害がありました。守備隊の方には砲撃による被害と合計でも、device 3個破壊・93個disabledと昨日よりは少なめでした。 Severe stormsで空襲被害が少なく済んだからでしょう。

2015年3月2日月曜日

戦艦ワシントンに魚雷1命中だが...


1943年1月18日、南シナ海をパトロールしていたSS Greenlingがブルネイ近海で日本のタンカー船団に遭遇しましたが、PB Kinsyo Maru #2に発見されて攻撃の機会は得られませんでした。その後、そこから2ヘクス北でSS O24がやはりこのコンボイに接触し、TK五洋丸を雷撃しました。魚雷はみごとに命中してくれたのですが、残念ながら不発。不発率の高く設定(1943年1月でも60%)してあるアメリカ潜水艦の魚雷が不発になっても不思議はありませんが、オランダ潜の魚雷の不発にはがっかりです。

今日の蘭印は各所で激しい空戦が繰り広げられました。まず、サプライとシービーなどを揚陸中だったビマに午前と午後の2波、陸攻の雷撃がありました。午前の第一波は零戦(A6M5b Zero) 57機と九六陸攻(G3M3 Nell) 32機という戦爆連合の大編隊でしたが、これを迎撃した連合軍の戦闘機はP-38G Lightning 5機だけ。リプレイをみながらこれには驚いてしまいました。WaingapoeのP-40K 2個飛行隊とP-39D 2個飛行隊にもビマの船団上空のLRCAPを指示してあったのになぜ?と確認してみたところ、LRCAPの目標としていたTFは揚陸作業を終了して帰途につき、すでにWaingapoeの東のヘクスにまで達していました。トラックなどを積んでいて、いちばん長くかかりそうなTFを目標としたつもりだったのですが、誤算でした。ビマにはサプライを揚陸中のTF一つと、BBワシントンの水上戦闘TFと、ASW TF2個、合計で4つのTFが残っていて、水上戦闘TFを目標にLRCAPを指示してあったP-38Gの飛行隊だけしかビマ上空にはいなかったというわけです。

この5機のP-38Gはかなり善戦し零戦を数機撃墜した模様です。しかし護衛任務に徹した零戦のおかげで陸攻に手を触れることは出来ず、九六陸攻は32機全機が雷撃にうつります。何隻沈められるのかなとあきらめ気分でリプレイをみていたのですが、魚雷はなかなか命中しません。結局のところ、命中したのはxAKL Sipora(1050トン、VP 2)への2本と、名前を忘れましたが他の貨物船への1本の合計3本だけで、しかも後者は不発でした。xAKL Siporaは小さな貨物船ですから魚雷1本でも沈没確実だったでしょうが、2本ももらっては助かりません。リプレイ中に沈んでしまいました。32機で魚雷3本、しかも沈没はちっちゃな貨物船1隻というのは日本側からしたらがっかりでしょうね。

午後の第二波も零戦(A6M5b Zero) 49機と九六陸攻(G3M3 Nell) 30機の大編隊で、迎撃するのはP-38G Lightning 5機だけです。P-38Gはこんども奮闘してくれて、午前と午後の合計で零戦に13機(被撃墜 9、Ops loss 4)と九六陸攻1機の損害を与え、こちらには損失機はありませんでした。残った29機の陸攻が雷撃に移りましたが、今回も命中率自体はたいしたことがありません。リプレイをみながら感じたのは、駆逐艦を目標にした雷撃が多かったことです。急降下爆撃と違い、損傷がなく回避行動の容易な駆逐艦に魚雷を命中させるのはかなり困難で、今日の日本の雷撃が戦果に乏しかった理由の一つはここにあると思います。また開戦後のアップグレードを経たアメリカの軍艦の対空砲火は熾烈で、かなりの陸攻が損傷(対空砲火での撃墜も4機あった)していました。急降下爆撃にせよ雷撃にせよ、対空砲火により損傷した機の攻撃が命中するのを目にしたことはなく、これって仕様なんだと思います。この激しい対空砲火が戦果に乏しかったもう一つの原因でしょう。

さて、戦果に乏しかったなどと失礼なことを書きましたが、実は午後の29機の雷撃のうちで唯一命中した魚雷はBBワシントンに対するものでした。これをみた時には、あーあ、やられたと思いました。ワシントンが抜けると、オーストラリ西岸から蘭印にかけての戦域に残る戦艦はミシシッピとR級の3隻のみ。どれも速度が遅いので上陸船団の護衛くらいにしかつかえないものばかりで、非常にまずい状況なのです。どのくらいのダメージになっているのかリプレイが終わって早速チェックしてみたところた、Sys 1, Flt 3, Eng 0という驚くべき数値でした。Last hit by a 18in Type91 Torpedoと表示されていますから命中したことは確かなのになぜなぜ??コンバットアニメでは”belt armor penetration”と表示されましたが、これがいけないんでしょうか。砲撃から艦を防御する舷側装甲が魚雷の馳走する水線下数メートルにまで達しているなんてことはないんでしょうから、魚雷の命中で”belt armor penetration”と表示されたら、過早爆発などなんらかの異常事態発生と思った方がいいのかもしれません。

きのうスラバヤにいた日本の水上戦闘TFがマカッサルに進出して来ました。今日の報告では戦艦3、重巡2、軽巡4の有力な艦隊です。日本側はBBワシントンがかすり傷ですんだことを知りませんから、もしかすると追撃してくるかも知れません。ビマで揚陸中の船団の積み荷のサプライは残り800トンほどなので、作業は中止し護衛のTFととも後退させることにしました。ビマにはすでに6000トン以上のサプライがあり、また必要ならFasttarnsport TFで輸送することもできます。実際に試してみたところ、クーパンの西隣のRotiからでも一晩で行って帰ってくることができました。

そのマカッサルですが、飛行場が復活すると困るので、久しぶりにクーパンからの四発爆撃機 68機(B-17E Fortress 29, B-24D Liberator 39)による空襲を実施しました。マカッサル上空では戦闘機 18機(A6M5b Zero 12, Ki-43-IIa Oscar 6)がCAPしていました。今日の偵察でもマカッサルには飛行機の配備を示すアイコンがありませんから、ケンダリーからのLRCAPだったのではと思います。第一波のB-17Eの1機が空戦で撃墜されましたが、その他は全機無事に帰還しています。戦果の方はAirbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 62で、またしばらくは使用不能でしょう。

さらにアンボンにもBabarから飛行場制圧のための空襲を実施しました。日本側がアンボンに戦闘機を配置することはもうないだろうとは思いましたが、念のためにsweepも指示しておきました。その読みは的中で、第一波のP-38E Lightning 16機は零戦(A6M2 Zero) 20機に迎撃されました。この零戦もケンダリーからのLRCAPだろうと思われます。ここのP-38Eも健闘し1機が撃墜された一方、零戦13機(被撃墜 9、Ops loss4)の損失を記録しました。その後、B-25C Mitchell 24機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Airbase supply hits 2、Runway hits 16のダメージを与えることが出来ました。丈夫な四発爆撃機とは違い、B-25が護衛戦闘機なしでCAPに迎撃されると、多数の被害をもたらします。P-38Eの活躍でB-25Cは無事に全機帰還できました。

ビルマでは、今日もラムリー島からHurricane IIc Trop 19機がラングーンをsweepしました。ラングーンでは78機と多数の二式戦(Ki-44-IIa Tojo 9, Ki-44-IIc Tojo 69)がCAPしていたので、10機(被撃墜 2、Ops loss 2)を失ってしまいました。二式戦は 2機(被撃墜 1、Ops loss 1)だけですから完敗です。このsweepは中止の指示を出し忘れたために飛んでしまったものなので、こういう結果もやむを得ません。

そして地上では昨日に引き続きToungooでDeliberate attackを実施しました。日本の増援部隊の到着はまだ先のことだろうと思っていたのですが、すでに到着していました。歩兵ではなくて戦車第8聯隊と捜索第22聯隊だったのです。おかげで素のAV 393:308とほぼ拮抗してしまい、しかも防御側に地形にプラス、準備不足と経験不足のマイナスがついだだけでなく、連合軍にも疲労とサプライ不足のマイナス修正がつき、修正AVは65:185。オッズ比1:2と敗北でした。死傷者も日本側のdevice 8個破壊・46個disabledに対し、連合軍は14個破壊・76個disabledといいとこなしです。日本側にはもう1ユニットの増援部隊がいるようですから、明日以降、叩き出されないかどうかの方が心配になって来ました。とにかくサプライが充足されるまで、少しおとなしくしておくしかありません。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 159機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 120機が飛来し、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 47の被害があり、こちらはいつも通り。しかし今日は守備隊のdevice 238個がdisabledになるというこれまでにない大きな被害でした。今日も砲撃による守備隊の被害はdevice 2個破壊・8個disabledと多くはないのですが、爆撃と砲撃を組み合わせることにより相乗効果があるのかなと思われます。

今日の戦闘はこれだけですが、中部太平洋中のアメリカの空母は今日も日本機と接触しませんでした。あしたはトラックから距離11ヘクス程度まで近づく予定ですが、どうなることか。トラック周辺でパトロールしている潜水艦が数隻ありますが、哨戒機に発見されたことがなかったような気がするので、もしかすると哨戒機は飛んでいないのかも。そうであってほしいものです。