2015年3月2日月曜日

戦艦ワシントンに魚雷1命中だが...


1943年1月18日、南シナ海をパトロールしていたSS Greenlingがブルネイ近海で日本のタンカー船団に遭遇しましたが、PB Kinsyo Maru #2に発見されて攻撃の機会は得られませんでした。その後、そこから2ヘクス北でSS O24がやはりこのコンボイに接触し、TK五洋丸を雷撃しました。魚雷はみごとに命中してくれたのですが、残念ながら不発。不発率の高く設定(1943年1月でも60%)してあるアメリカ潜水艦の魚雷が不発になっても不思議はありませんが、オランダ潜の魚雷の不発にはがっかりです。

今日の蘭印は各所で激しい空戦が繰り広げられました。まず、サプライとシービーなどを揚陸中だったビマに午前と午後の2波、陸攻の雷撃がありました。午前の第一波は零戦(A6M5b Zero) 57機と九六陸攻(G3M3 Nell) 32機という戦爆連合の大編隊でしたが、これを迎撃した連合軍の戦闘機はP-38G Lightning 5機だけ。リプレイをみながらこれには驚いてしまいました。WaingapoeのP-40K 2個飛行隊とP-39D 2個飛行隊にもビマの船団上空のLRCAPを指示してあったのになぜ?と確認してみたところ、LRCAPの目標としていたTFは揚陸作業を終了して帰途につき、すでにWaingapoeの東のヘクスにまで達していました。トラックなどを積んでいて、いちばん長くかかりそうなTFを目標としたつもりだったのですが、誤算でした。ビマにはサプライを揚陸中のTF一つと、BBワシントンの水上戦闘TFと、ASW TF2個、合計で4つのTFが残っていて、水上戦闘TFを目標にLRCAPを指示してあったP-38Gの飛行隊だけしかビマ上空にはいなかったというわけです。

この5機のP-38Gはかなり善戦し零戦を数機撃墜した模様です。しかし護衛任務に徹した零戦のおかげで陸攻に手を触れることは出来ず、九六陸攻は32機全機が雷撃にうつります。何隻沈められるのかなとあきらめ気分でリプレイをみていたのですが、魚雷はなかなか命中しません。結局のところ、命中したのはxAKL Sipora(1050トン、VP 2)への2本と、名前を忘れましたが他の貨物船への1本の合計3本だけで、しかも後者は不発でした。xAKL Siporaは小さな貨物船ですから魚雷1本でも沈没確実だったでしょうが、2本ももらっては助かりません。リプレイ中に沈んでしまいました。32機で魚雷3本、しかも沈没はちっちゃな貨物船1隻というのは日本側からしたらがっかりでしょうね。

午後の第二波も零戦(A6M5b Zero) 49機と九六陸攻(G3M3 Nell) 30機の大編隊で、迎撃するのはP-38G Lightning 5機だけです。P-38Gはこんども奮闘してくれて、午前と午後の合計で零戦に13機(被撃墜 9、Ops loss 4)と九六陸攻1機の損害を与え、こちらには損失機はありませんでした。残った29機の陸攻が雷撃に移りましたが、今回も命中率自体はたいしたことがありません。リプレイをみながら感じたのは、駆逐艦を目標にした雷撃が多かったことです。急降下爆撃と違い、損傷がなく回避行動の容易な駆逐艦に魚雷を命中させるのはかなり困難で、今日の日本の雷撃が戦果に乏しかった理由の一つはここにあると思います。また開戦後のアップグレードを経たアメリカの軍艦の対空砲火は熾烈で、かなりの陸攻が損傷(対空砲火での撃墜も4機あった)していました。急降下爆撃にせよ雷撃にせよ、対空砲火により損傷した機の攻撃が命中するのを目にしたことはなく、これって仕様なんだと思います。この激しい対空砲火が戦果に乏しかったもう一つの原因でしょう。

さて、戦果に乏しかったなどと失礼なことを書きましたが、実は午後の29機の雷撃のうちで唯一命中した魚雷はBBワシントンに対するものでした。これをみた時には、あーあ、やられたと思いました。ワシントンが抜けると、オーストラリ西岸から蘭印にかけての戦域に残る戦艦はミシシッピとR級の3隻のみ。どれも速度が遅いので上陸船団の護衛くらいにしかつかえないものばかりで、非常にまずい状況なのです。どのくらいのダメージになっているのかリプレイが終わって早速チェックしてみたところた、Sys 1, Flt 3, Eng 0という驚くべき数値でした。Last hit by a 18in Type91 Torpedoと表示されていますから命中したことは確かなのになぜなぜ??コンバットアニメでは”belt armor penetration”と表示されましたが、これがいけないんでしょうか。砲撃から艦を防御する舷側装甲が魚雷の馳走する水線下数メートルにまで達しているなんてことはないんでしょうから、魚雷の命中で”belt armor penetration”と表示されたら、過早爆発などなんらかの異常事態発生と思った方がいいのかもしれません。

きのうスラバヤにいた日本の水上戦闘TFがマカッサルに進出して来ました。今日の報告では戦艦3、重巡2、軽巡4の有力な艦隊です。日本側はBBワシントンがかすり傷ですんだことを知りませんから、もしかすると追撃してくるかも知れません。ビマで揚陸中の船団の積み荷のサプライは残り800トンほどなので、作業は中止し護衛のTFととも後退させることにしました。ビマにはすでに6000トン以上のサプライがあり、また必要ならFasttarnsport TFで輸送することもできます。実際に試してみたところ、クーパンの西隣のRotiからでも一晩で行って帰ってくることができました。

そのマカッサルですが、飛行場が復活すると困るので、久しぶりにクーパンからの四発爆撃機 68機(B-17E Fortress 29, B-24D Liberator 39)による空襲を実施しました。マカッサル上空では戦闘機 18機(A6M5b Zero 12, Ki-43-IIa Oscar 6)がCAPしていました。今日の偵察でもマカッサルには飛行機の配備を示すアイコンがありませんから、ケンダリーからのLRCAPだったのではと思います。第一波のB-17Eの1機が空戦で撃墜されましたが、その他は全機無事に帰還しています。戦果の方はAirbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 62で、またしばらくは使用不能でしょう。

さらにアンボンにもBabarから飛行場制圧のための空襲を実施しました。日本側がアンボンに戦闘機を配置することはもうないだろうとは思いましたが、念のためにsweepも指示しておきました。その読みは的中で、第一波のP-38E Lightning 16機は零戦(A6M2 Zero) 20機に迎撃されました。この零戦もケンダリーからのLRCAPだろうと思われます。ここのP-38Eも健闘し1機が撃墜された一方、零戦13機(被撃墜 9、Ops loss4)の損失を記録しました。その後、B-25C Mitchell 24機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Airbase supply hits 2、Runway hits 16のダメージを与えることが出来ました。丈夫な四発爆撃機とは違い、B-25が護衛戦闘機なしでCAPに迎撃されると、多数の被害をもたらします。P-38Eの活躍でB-25Cは無事に全機帰還できました。

ビルマでは、今日もラムリー島からHurricane IIc Trop 19機がラングーンをsweepしました。ラングーンでは78機と多数の二式戦(Ki-44-IIa Tojo 9, Ki-44-IIc Tojo 69)がCAPしていたので、10機(被撃墜 2、Ops loss 2)を失ってしまいました。二式戦は 2機(被撃墜 1、Ops loss 1)だけですから完敗です。このsweepは中止の指示を出し忘れたために飛んでしまったものなので、こういう結果もやむを得ません。

そして地上では昨日に引き続きToungooでDeliberate attackを実施しました。日本の増援部隊の到着はまだ先のことだろうと思っていたのですが、すでに到着していました。歩兵ではなくて戦車第8聯隊と捜索第22聯隊だったのです。おかげで素のAV 393:308とほぼ拮抗してしまい、しかも防御側に地形にプラス、準備不足と経験不足のマイナスがついだだけでなく、連合軍にも疲労とサプライ不足のマイナス修正がつき、修正AVは65:185。オッズ比1:2と敗北でした。死傷者も日本側のdevice 8個破壊・46個disabledに対し、連合軍は14個破壊・76個disabledといいとこなしです。日本側にはもう1ユニットの増援部隊がいるようですから、明日以降、叩き出されないかどうかの方が心配になって来ました。とにかくサプライが充足されるまで、少しおとなしくしておくしかありません。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 159機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 120機が飛来し、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 47の被害があり、こちらはいつも通り。しかし今日は守備隊のdevice 238個がdisabledになるというこれまでにない大きな被害でした。今日も砲撃による守備隊の被害はdevice 2個破壊・8個disabledと多くはないのですが、爆撃と砲撃を組み合わせることにより相乗効果があるのかなと思われます。

今日の戦闘はこれだけですが、中部太平洋中のアメリカの空母は今日も日本機と接触しませんでした。あしたはトラックから距離11ヘクス程度まで近づく予定ですが、どうなることか。トラック周辺でパトロールしている潜水艦が数隻ありますが、哨戒機に発見されたことがなかったような気がするので、もしかすると哨戒機は飛んでいないのかも。そうであってほしいものです。

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