2013年7月29日月曜日

機体のfatigue値とメンテナンス



Does plane fatigue reduce in training?というスレがありました。訓練だけを任務としている飛行隊が使用している機体のfatigue値がどうなるかという疑問で始められたスレです。何人かレスをつけていますが、勉強になったのはこのフォーラムで、歩くWitP AEルールブックのようにみなされているAlfredさんのレスです。各機種にはSR(整備しやすさ値)ごとに違ったメインテナンス値が割当られていて、整備にまわされる頻度が異なるということを初めて知りました。
1. 飛行機には100ポイントの基礎メインテナンス値が設定されている。
2. ある機種のメインテナンス値は以下の式から産出される
  (raw maintenance index)/(Service Rating)
  基礎メインテナンス値/整備しやすさ値
例えばB-17DのSR(整備しやすさ値)は4なのでメインテナンス値は25になる。SRが2の単発戦闘機のメインテナンス値は50になる。
3. ある機体がその機種のメインテナンス値を上回ると、機体が運用からはずされ、整備員による整備にまわされる可能性がある。
4. 飛行隊に予備の機体があれば、損傷している機体は自動的に整備にまわされ、予備機が使われる。
5. 整備にまわされた機体には、機体のfatigue値を下げる整備も実施される。
6. 訓練だけを任務としている飛行隊も機体を使用する。機体のfatigueに関しては、訓練任務でも敵地への出撃任務と同様のルールが適用される。
7. 休養中の飛行隊(まったく任務についていない)と訓練中の飛行隊とを混同しないこと。また充分な数の整備員(aviation support)を用意することと、飛行場のオーバースタックを避けることも重要だ。

バタビアのB-17DのPLANES画面を開くとこんな感じ。たしかにメンテナンス値が表示されていました。また別の機種、ラングーンのH81-A3のPLANES画面をみると、fatigue値がメンテナンス値を超える機種が運用中なのをみつけました。「 ある機体がその機種のメインテナンス値を上回ると、機体が運用からはずされ、整備員による整備にまわされる可能性がある」ということなので、必ずしも即座に整備にまわされるわけではないのですね。Alfredさんの指摘した諸点はマニュアルに書かれているわけではなく、このPLANES画面を眺めて得た知見なのかなと思います。見る人が見ると、この画面からでもいろいろとゲームの仕組みを推測できるわけで、まったく感心しました。


2013年7月27日土曜日

コンボイがトラックから南下


1941年12月29日、トラックの南東のヘクスでパトロールしていたSS Perchが日本のTFを発見し、SS PerchはDD谷風にむけて魚雷を2本発射しました。残念ながら2本ともはずれましたが、SS Perchは爆雷攻撃をやりすごし、TFの構成艦船を報告してくれました。それによると、xAP箱根丸、xAK 八重丸・山百合丸・大安丸・天洋丸の5隻をCL龍田・阿武隈、DD谷風・浜風・朧、DMS W-7が護衛するTFでした。DMS(掃海艦)が含まれていますし、上陸船団で間違いないものと思われます。どこに向かうのかが問題ですが、順当ならラバウルですし、ショートランド、ツラギ、ルンガの可能性もあります。また前回のトラック発の上陸船団がラバウルではなくその東隣りのNamatanaiを占領しましたから、このNamatanaiに飛行場建設・整備用の部隊を送りこむつもりかも知れません。含まれている商船の顔ぶれを見ると、八重丸・山百合丸は最高速度12ノットなので、このTFは一日に6ヘクス進みます。トラック・ラバウル間は20ヘクス(浅海ヘクスを避けないと19-18)あるので、3日後くらいにラバウルに巡洋艦を送り込んでみようとおもいます。

ルソン島のクラークフィールドには前日と同様、台湾から九六陸攻 36機、一式陸攻 50機、九七重爆 27機の飛行場爆撃がありました。Airbase hits 15, Airbase supply hits 2, Runway hits 32により、工兵による修復作業後にも飛行場サービス施設に50、滑走路に66のダメージが残り、昨日よりダメージは増えてしまっています。飛行場の修理が完了しないと陣地のfortification強化作業が始まらない仕様なので、このまま空襲が続くと陣地強化ができません。今日の陸戦は日本側からの砲撃だけでしたが、そのうち日本側の地上部隊の疲労と混乱値が充分に下がったところで、deliberarete attackwを仕掛けられ、数日で陥落ということになりそうな予感です。

2013年7月25日木曜日

ラングーンで陸攻を14機撃墜


1941年12月28日、ニュージーランドから西海岸を目指して航行中のTFが、東太平洋のまん中で伊1潜に遭遇し、AMC Monowai(VP 30, 8980トン)が撃沈されました。部隊やサプライを積んでいたわけではありませんが、こんな大きな客船を失って中の人の士気はだだ下がりです。この時期、対潜艦艇の数が本当に不足しています。拠点の港に集めて大きなコンボイにしてから移動させるべきなのでしょうが、一日でも早く西海岸の部隊を前線に出したいと思うと、集合にかかる日数をもったいなく感じてしまうんですよね。

前日にシンガポールの東で伊154潜に目撃されたCA Exeter, CL Boise, CL Marblehead, CL Tromp, CL De RuyterのTFは予定していたコタバル艦砲射撃を中止して、パレンバンを艦砲射撃し、バタビアに戻りました。コタバルを艦砲射撃できないからといって何もせずに帰港するのも癪ですからね。CA Exeter搭載のWalrus IIが弾着観測を行って、Manpower hits 2, Resources hits 1, Oil hits 1, Fires 420, Airbase hits 4, Runway hits 7, Port hits 5, Port fuel hits 1を命中弾を得ました。油田にダメージを与えるのが目的ではなく、飛行場を叩きたかったのですが、あまり飛行場にはあたりませんでした。シンガポールに新たなAir HQの増援があったので、restrictedでない既存のAir HQの方をジャワ島のバタビアに移動させることにしました。ジャワ島にはもともとスラバヤにAir HQがあり、これでジャワ島の東西に雷撃可能な飛行場を用意することができることになります。日本側TFの姿がしばらく見えないため、ジャワ海を商船が行き来できていて、とても便利です。

アンボンにもCL Ceres, CL Durban, CL Dragon, CL Danaeが艦砲射撃を実施しました。アンボンにはまだ日本機は進出してきていないようですが、Air HQ(日本側は台湾の高雄にいるAir HQの船積みを開戦日から始めるべきだと思います)と陸攻を配備されると、蘭印東部の商船の運航は停止せざるを得なくなってしまいます。そうならないよう、飛行場にダメージを与えることが目的でしたが、Airbase hits 7, Airbase supply hits 1, Runway hits 36, Port hits 8とまあまあの戦果でした。アンボン占領後、この海域にも日本のTFの姿がありません。ソロンとメナドに向かっている上陸船団に関する情報が報告されていますが、明日あたりやって来るのかもしれません。

昨日はラングーン沖で2隻のPGが九六陸攻の雷撃で撃沈されました。今日はラングーン港でサプライを陸揚げ中の貨物船を狙って、16機の九六陸攻がやってきました。ラングーンにもレーダーはありませんが、監視哨が12分前に発見して、H81-A3 15機とBuffalo I 3機が迎撃しました。ラングーン上空でCAPしていたのできちんと攻撃することができ、14機を撃墜して貨物船には被害がありませんでした。別にCAP trapを狙っていたわけではありませんが、日本側も零戦の護衛をつけずに雷撃させることを避けるようになるのではと思います。

ルソン島のクラークフィールドに空襲がありました。まず零戦(A6M2 Zero) 34機がsweepし、その後に零戦(A6M2 Zero) 45機の護衛で九六陸攻(G3M2 Nell) 36機、一式陸攻(G4M1 Betty) 50機、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機が飛行場を爆撃しました。CAPは上げていなかったのと、シンガポールと違ってクラークフィールドの対空砲の数はそれほど多くはないようで、一式陸攻が1機Ops lossになっただけでした。飛行場にはAirbase hits 19, Airbase supply hits 5, Runway hits 54の命中弾があり、工兵による修復作業後もサービス施設に25、滑走路に37のダメージが残っていました。また米軍戦闘機はすでにミンダナオ島カガヤンに避難させてありましたが、残っていたO-47Aが2機地上で破壊されました。その後の陸戦では日本側の砲撃があり、device 2個が破壊され、9個がdisabledになりました。今日のこの、飛行場爆撃により相手陣地のfortification値の上昇を妨害するとともにサプライの破壊を試み、また陸戦では砲撃で相手にサプライを消費させるという攻撃は、このゲームの攻城戦のセオリー通りです。陸攻を地上目標相手の攻撃に投入して消耗させたくないという気持ちから、これまでクラークフィールド飛行場は手つかずにしてあったのでしょうが、クラークフィールド手強しと見て日本側も正攻法をとることにしたようです。

2013年7月24日水曜日

アンダマン海で九六陸攻の威力をみせつけられる


1941年12月27日、ラングーン付近で対潜パトロールをしていたTFが九六陸攻 13機に雷撃され、PG Lawrence, PG Clive(ともにVP 4, 1320トン)の2隻が沈没してしまいました。ビルマ北部にサプライを蓄えておこうと考え、カルカッタからサプライを積載した多数の小型貨物船をAmphib TFに仕立ててラングーンに向かわせています。それぞれに護衛の艦艇をつけたいのですが、この時期には対潜艦艇の数が圧倒的に不足していていて、やむを得ず独航させています。これら貨物船の航行状況はずいぶん前から日本の哨戒機(おそらくバンコクに配備された陸攻)に発見されています。潜水艦を送り込まれるのが嫌で、ラングーンのハドソンに対潜哨戒を指示し、ASW TFをパトロールさせていました。哨戒しているのが陸攻ですから、雷撃に来ることも充分に予想されていましたが、ラングーンのCAPがなんとか対処してくれるだろうと楽観していました。今日も確かにH81-A3(P-40のフライングタイガース向け) 15機が迎撃に向かってはくれました。しかし、PGが陸攻を発見したのは雷撃のわずか1分前で間に合いませんでした。ラングーンにはレーダーがありますが(これを書いたあとで確認してみたらありませんでした)、PGにはレーダーが装備されていないことが今日の悲劇につながったようです。

マレー半島東岸、シンガポールの東方沖でCA ExeterとCL4隻のTFが伊154潜と遭遇しました。先にみつけたので雷撃されることはなかったのですが、技量不足のためか爆雷攻撃を行うこともできませんでした。これはこれで仕方のないことですが、問題なのは、この位置に連合軍のTFがいることが日本側にばれてしまった点です。なぜここにやってきていたのかというと、コタバルを艦砲射撃しようかと思っていたのです。今日はなかったのですが、数日前からシンガポールの飛行場に空襲が続いていて、日本機はコタバルからやってきているようだったので。でもここで発見されてしまったということは、日本側もそれなりに警戒するでしょうし、ラングーン近海で陸攻の実力を見せつけられたばかりでもあるし、コタバル艦砲射撃は断念しました。日本側をびっくりさせるために出かけていって、巡洋艦を沈められるんじゃ割に合いませんからね。

南東方面ではニューアイルランド島のNamatanaiが占領されました。Namatanaiはラバウルの東隣のヘクスですが無防備でした。それにしてもラバウルの占領ではなくて、なぜこんなところにやってきたんでしょう?これまでラバウルに偵察機が飛来したことはないので、ラバウルも無防備だということに日本側が気付いていないからなのかもしれません。でもこのNamatanai占領で、隣りのラバウルが無人なことに気付くことになるでしょう。米豪軍はなんとかポートモレスビーを防衛できないか検討中です。

今日もルソン島のクラークフィールドで日本側から陸戦を仕掛けられました。前日までのDeleberate Attack・慎重な攻撃とは違って、今日はShock Attack・強襲だったので、きっと日本側としては今日で決めてやると意気込んでいたものと思われます。その意気込みに応えて日本の工兵は陣地のfortificationを1から0に低下させましたが、修正オッズ比は1:2と前日の1:1より日本側不利になっていて、防衛に成功しました。deviceの損害も日本側は破壊 69, disabled 591に対して米比軍は破壊 27, disabled 364と日本側の方がだいぶ多くなっていました。戦闘後に米比軍の工兵が陣地の修理を行い、fortificationは1の36%まで回復していました。今日の強襲の影響で日本軍部隊にはかなり疲労と混乱が生じたでしょうから、次回の攻撃は数日お休みした後になるでしょう。日本側はforitification増強の妨害のために飛行場を空襲しようとはしていませんから、その頃にはfortificationを3まで復帰させることもできるかもしれません。少なくとも年内にクラークフィールドが陥落する心配はなくなったようです。

中国では洛陽の南西のヘクスで野戦があり、日本の戦車聯隊3個に中国軍3部隊が一蹴されました。日本側は着々と華北平原の掃討を進めています。また西安南東の森林ヘクスでも前日に引き続いて日本側からdeliberate attackを仕掛けられました。ここはもうダメなんじゃないかとかなり心配していたのですが、 修正オッズ比は1:2と前日の1:1より日本側不利になっていて、防衛に成功しました。しかしdeviceの損害は日本側が破壊 5, disabled 174に対して中国軍は破壊 23, disabled 423と中国軍の方がだいぶ多くなっています。中国軍は弱兵ぞろいですし、日本側の援軍もやって来るでしょうから、このヘクスまだまだ安心はできません。中国側は延安を出発した中共部隊が明日西安に到着します。このゲームでの国共関係はすこぶる良好なので、この中共部隊(この頃から人民解放軍と呼ばれていたのでしょうか?)を応援に差し向けることになりそうです。

2013年7月22日月曜日

西安とルソン島の危機


1941年12月26日、シンガポールには今日も零戦(A6M2 Zero)18機のsweepと一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 28機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 41機の飛行場爆撃がありました。CAPは上げないことにしてあったので、連合軍側の損失機は0。滑走路に6発の命中弾がありましたが、対空砲で九七重爆が4機撃墜され、リプレイ終了には滑走路のダメージも修復し終わっていましたから、日本側にとってペイしない空襲だったと思います。

ルソン島のクラークフィールドにも零戦 35機がsweepしに来ましたが、爆撃はありませんでした。クラークフィールドで問題なのは陸戦で、今日も日本側からDeliberate attackがありました。素のAVは日本軍3088:米比軍875ですが、地形や経験などの修正が加わって、修正AVは1232:985。オッズ比1対1でなんとか防衛に成功ですが、今日の攻撃によりついにfortificationが1にまで減少させられました。またdeviceの被害も日本側は63個が破壊され、384個がdisabledになったのに対し、米比軍は26個が破壊され、431個がdisabledになりました。明日も続けて陸戦を仕掛けられると、クラークフィールドを奪われる心配が大きいような。マニラからクラークフィールド方面に移動させたつもりのLCUが東に行ってしまったことが悔やまれます。

中国戦線では西安の北東のヘクスでDeliberate attackをしかけられました。素のAVは日本軍2103:中国軍1357ですが、地形や経験などの修正が加わって、修正AVは1268:841。ここもオッズ比1対1でなんとか防衛に成功しました。しかしdeviceの被害は日本側の13個が破壊され、391個がdisabledになったのに対し、中国軍は104個が破壊され、305個がdisabledになりました。中国軍部隊は陸戦前からdisabledのdeviceが多かったので、破壊される数も多くなったんだとは思います。でも兵力数でも劣勢であり、あしたも防衛できるかかなり微妙。ここを突破されると次は森林ヘクスではない都市ヘクスの西安なので、かなり後方まで押し込まれそうです。

2013年7月20日土曜日

シンガポール空襲続く


1941年12月25日、クリスマスの朝を狙ってシンガポールに零戦(A6M2 Zero) 16機のsweepと、その後に一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 28機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 43機の飛行場爆撃がありました。前日、多数のバッファローを失ったので、もうCAPはしないつもりだったのですが、一部隊にCAP中止の指示を出すのを忘れていて、2機が迎撃し2機とも撃墜されてしまいました。また地上で合計3機が破壊されています。しかし九七重爆が前日に対空砲火で4機撃墜されたことを気にしてか、今日は高度1万4千フィートからの爆撃で命中弾は12発だけでした。シンガポール飛行場のダメージはサービス施設に3残るだけで、前日よりも減少しています。今後もこのペースなら、爆撃されてもその日のうちに修復し終えて、多少はfortificationの増強ができるようになるかも知れません。クチンからの転進TFはクチンで無事に英軍部隊を載せ、スンダ海峡に向けて航行中です。一部の兵員を載せきれなかったので、TFをもうひとつクチンに向かわせています。護衛なしの貨物船が哨戒機に見とがめられることもなく、水上艦隊に妨害されることもなく、この時期にこの海域を航行できるとは幸運でした。

ルソン島ではクラークフィールドで2回目のDeliberate attackがありました。素のAVは日本軍3560:米比軍1111で、米比軍に地形とリーダーのプラス修正と準備と経験のマイナス修正がついて、修正AVは1758:1714。日本の工兵にfortificationを3から2に低下させられましたが、オッズ比1:1なので辛くも防衛に成功です。日本側の損害はdevice 35個が破壊され727個がdisabledになり、米比軍はdevice 16個が破壊され425個がdisabledになりました。兵力比を考えると、被害数は米比軍に多めになっているので、この先が憂慮されます。またfortificationの規模が一つ減少させられましたが、戦闘後に修理して規模3まで22%となっています。日本側が今日の攻撃で生じたdisruptionやfatigueを回復させるために5日間休んでくれればまた規模3に戻せるのですが、そんな甘い話はないでしょうかね。あと今日は、香港の南で貨物船10隻をDD太刀風が護衛している輸送船団にSS Sturgeonが遭遇しました。この船団は香港を攻略した部隊を載せているものと思われます。もしルソン島の攻略に投入されるようだと史実よりかなり早く平定されそうです。

中国戦線では平漢線から洛陽への鉄道が分岐する鄭州が陥落しました。日本軍は鉄道路線を確保しつつあります。また、西安の南東の森林ヘクスに日本軍部隊が集結しつつあります。ここで敗北するようだと西安失陥は間違いないところ。明日は攻撃があることでしょう。


2013年7月18日木曜日

シンガポール空襲本格化


1941年12月24日、シンガポールに零戦15機のsweepのあと、一式戦 28機の護衛で九七重爆 51機の飛行場爆撃がありました。Buffalo I 24機が迎撃しましたが零戦との戦闘で17機が失われ、爆撃の妨害には失敗。零戦の損失は0でした。爆撃の被害は、Airbase hits 1, Airbase supply hits 2, Runway hits 17の命中弾と地上で6機が破壊されてしまいました。日本機が脆弱なことはお相手の方も認識しているようで、高度1万1千フィートからの爆撃でした。それでも九七重爆は4機が対空砲で撃墜されていて、連合軍側の対空砲の威力を実感できてうれしい限りです。地上で破壊6機と対空砲で撃墜4機なら悪い取引ではないし、上記の命中弾があっても、今朝のシンガポール飛行場にはサービス施設に5、滑走路に3しかダメージが残っていません。そう考えると、零戦の餌食になるだけのCAPは上げない方がいいようです。また、マレー半島では今日の戦闘でタイピンが陥落しました。でもシンガポールまではまだだいぶ距離があります。

パラオのBabeldaobの周辺でパトロールしている潜水艦が、南西に向かうTFを2つ発見しました。一つはAPDを含み、もう一つは重巡を含んだTFとのことです。12月13日にアンボンを占領して以来、蘭印東部への動きはなかったのですが、そろそろ占領地拡大の動きがあってもいい頃です。

また前日23日、トラックの北東のヘクスでSS GudgeonがxAK Asama Maru #2, xAK Brasil Maru, PB Kinsyo Maru #4に遭遇しました。この3隻は開戦時、東京にいた船です。また今日はトラックの南東のヘクスでSS TritonがxAK Tatuharu Maruに遭遇しました。xAK Tatuharu Maruは開戦時、クエゼリンにいた船です。各地からトラックに集合し、南に向けて出かけた行ったということでしょう。12月11日にカビエンを占領してから2週間近くになりますから、そろそろラバウルを目指す頃なのではと思います。ショートランド、ツラギ、ルンガ方面という可能性も完全には否定できませんが、ラバウルを確保してからが順当でしょう。できれば機動部隊にはラバウル攻略作戦の支援で南下してほしいものです。そうすれば、ウエーク島に落ち着いて増援を送れますから。前日ウエーク島の東のヘクスで雷撃されたAVD McFarlandは、今日も呂62潜に雷撃され、魚雷さらに1本命中により沈没してしまいました。

2013年7月17日水曜日

CA熊野あらためて撃沈


1941年12月23日、シンガポールに零戦(A6M2 Zero) 18機と一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 26機による4波のsweepがあり、Buffalo I 38機が迎撃しました。12月20日の空襲はsweepした零戦の数が少なく爆撃機に多数の被害が出たので、今日は戦闘機をすべてsweepに集中させたもののようです。来襲した戦闘機のうちKi-43-Iaは7.7mm機銃2丁だけと一式戦の中でも一番の弱武装のタイプですから、バッファローを1機撃墜しただけです。しかし零戦は強敵で10機が撃墜され、Ops lossも合わせると合計で22機のバッファローが失われてしまいました。日本機は零戦 3機が失われただけで、22対3の悲惨なスコアでした。昨日のクラークフィールドに続き、シンガポールの空も日本側に制されてしまいました

シンガポールのPBY-4 Catalina 7機が南シナ海のTFを攻撃し、CA熊野に魚雷を2本命中させ撃沈しました。熊野は19日に沈没が報告されていましたが、実は沈んではいなかったんですね。今日のはリプレイで沈没が表示されたので、間違いないと思います。前日、魚雷が命中したBB金剛はカムラン湾の手前まで移動していました。なんとか潜水艦がしとめてくれるといいのですが。

こんな感じに、パレンバン攻略に参加した日本の水上戦闘TFがすべて南シナ海を北上して行ったようなので、シンガポールに温存してあったxAKL4隻をクチンに向けて送り出しました。先ほどのsweepで明らかになったように、シンガポール上空の制空権は日本側にあるので、シンガポール港はもはや安全とはいえず、ちょうどいいタイミングでした。クチンにはrestrictedでないABDA麾下の英軍地上部隊が3ついるので、後方のもっと重要な、あっと言わせることのできそうな根拠地に転進させようと思います。

中国戦線では洛陽が陥落し、また南陽から西安に続く主要道上の森林ヘクスでの野戦にも敗北しました。野戦の方は、その南東のヘクスでの陸戦に敗北した敗残兵が追撃されたものだったので当然の敗北です。ただ、この敗戦で西安までにはあと森林ヘクスが一つしか残っていません。ここには歩兵部隊(Chinese Corps)5つとCorps HQ・Army HQ、合計で歩兵2万1千名、後方要員2万名、AV 1167がいます。これで西安への進撃を止めることができるでしょうか?かなり心配です。相手の方の動きを見ながら、日本側が本気で中国戦繊に力を入れると、中国の防衛が難しいのだということが、身にしみて理解しつつあります。

中国戦線で気がかりだったことの一つに安康のヘクスがあります。安康は開戦時に中国軍部隊が配備されておらず、無防備です。台湾の台中と嘉義には多数の輸送機と空挺部隊がいますから、日本側がその気にさえなれば、空挺降下で占領し、その後輸送機で飛行場建設・整備部隊を送り込み、一大航空拠点に仕上げることができるような気がして、心配でした。12月7日に安康に向け進軍を開始した部隊が今日ようやく到着して一安心です。でも考えてみると、中国にも輸送機があるので、そんなに心配なら重慶などから輸送機で部隊を空輸すればよかったのかもしれません。

ウエーク島の東隣のヘクスでハワイからサプライを輸送して来たFasttransport TFのAVD McFarlandが呂62潜に襲撃され、魚雷が1本命中してしまいました。AVDは駆逐艦改装の小水上機母艦ですが、驚いたことに魚雷が命中しても即沈没とはなりませんでした。とはいってもSys 65, Flt 93(52), Eng 30(6), Fire 44ものダメージです。火災さえなければとなりのヘクスが根拠地ですから助かる可能性もありますが、規模45もの火災をSysダメージ65の状態で消火するのは米軍であっても無理でしょうね。

ウエーク島ではAmphibious TFが先日来サプライを揚陸していて、それに今日のこのAVDです。日本側はどう反応するでしょうか?実はこの東にもサプライ輸送のTFが続き、また海兵隊を載せたTFが昨日パールハーバーを出港しました。海兵隊の増援はもっと早く送りたかったのですが、まさかウエーク島に増援のチャンスがあるとは思わず、開戦時にパールハーバーにいたxAPは他の方面に向かわせてしまっていて、新たなAPが西海岸から到着するまで使える船がなかったのです。あと一週間だけでも日本側が見逃してくれれば、ウエーク島の守備は格段と強化されます。でもさすがにそんなに長く様子をみるだけでいてはくれないですよね。機動部隊が接近すれば逃げ出すしかありませんし、本土から戦艦を持ち出してウエーク島上陸船団を護衛し、ついでに艦砲射撃を企図されてもお手上げです。ウエーク島配備のカタリナ飛行艇によると、いまのところどちらも目撃されてはいませんが。

2013年7月16日火曜日

マニラ失陥


1941年12月22日、ポートモレスビーにサプライを輸送し、オーストラリア北東部のタウンズビルに戻るTFが呂34潜に襲撃され、xAK Yochow(VP 5, 2750トン)が沈没しました。この呂34潜は、 xAK Yochowと遭遇する前に同じヘクスでxAKL Darvelを雷撃してはずし、xAKL Kindur(1050トン)には雷撃しないことを選択していました。一晩のうちに3回も襲撃の機会があり、3隻のうちでいちばん大きな貨物船を撃沈できたのは、潜水艦の神様が微笑んでくれたからなんでしょう。ポートモレスビーには鋭意サプライ輸送中で、Amphibious TFのアイコンが多数みられます。Amphibious TFよりCargo TFの方が船倉への積み荷の積載効率はいいのですが、ポートモレスビーのような規模の小さい港では荷下ろしに時間がかかります。なので、こういうところではAmphibious TFを常用するようにしています。

昼になって、ルソン島のクラークフィールドに零戦(A6M2 Zero) 38機のsweepがあり、米比軍の戦闘機 48機(P-26A 2, P-35A 4, P-40B Warhawk 6, P-40E Warhawk 36)が迎撃しました。スコアは米比軍の損失21機(P-26A 2, P-35A 2 P-40B Warhawk 1, P-40E Warhawk 16)に対して零戦は10機でした。2対1なら満足しなければならないところでしょうが、20日のsweepと合計すると48機も失ったことになり、息切れ気味です。そろそろ飛行場爆撃が始まる頃合いかもしれません。

陸戦フェーズではマニラが陥落しました。もともとクラークフィールドに籠城するつもりで、マニラを守る意志はなかったので、マニラには3rd/12th PA Inf Battalionと71st PA Infantry DivisionとCavite USN Base Forceの3部隊が残っていただけでした。日本側の一個旅団・2個聯隊の攻撃であっさり陥落し、3部隊ともdestroyedです。

さて、ここで問題なのはマニラの東隣のヘクスに米比軍地上部隊5個(アジア艦隊HQと歩兵部隊4つ)が取り残されてしまったことです。これら5部隊を合計すると、歩兵3469名、後方要員5086名、AV 322とかなりの兵力を擁しています。これら5つの部隊は開戦時マニラにいました。主戦場はクラークフィールドだと決めてあったのでクラークフィールドに移動させることにしたのですが、その際、クラークフィールドへの移動ではなく、バターンへの移動を指示したのでした。マニラからバターンのヘクスに移動するには、北西のクラークフィールドを経由するので、どっちの指示でも一緒だろうと思ったのでした。

しかし実際に動かしてみると、図のように、これら5部隊ともマニラから北西のクラークフィールド経由ではなく、マニラから東隣のヘクス80, 77に移動してしまったのです。どうしてこういうことになるんでしょう?移動ルーチンのバグでしょうか?緒戦期は忙しいのでルソン島の状況を注意深く観察していたわけではなかったので、この異変に気付いたのはこれらの部隊がヘクス80, 77に到着した2日後です。あわててクラークフィールドへの移動を命じましたが、先にマニラ失陥となってしまったわけです。

クラークフィールドでは今日も日本側からBombardment attackがあり、連合軍側の歩兵1個分隊がdisabledになりました。被害はそれだけでしたが、両軍の今日の戦力が判明し、日本側の素のAV 2024:連合軍 1118でした。ヘクス80, 77に取り残された5部隊は一個師団弱、素のAV 322ですから、これの有無はクラークフィールド攻防に大きな影響を与えることでしょう。ふつうは暖かくなるまで粘れることが多いと思いますが、このままだと梅の花の咲く前に陥落しそうです。

2013年7月15日月曜日

ペナン島のGeorgetown失陥


1941年12月21日、パレンバンの占領に成功して上陸船団が帰途につきました。この帰り道をねらって前日、機雷を敷設したのですが、機雷を敷設したヘクスを避けるルートをとられてしまいました。これでは身を挺して機雷を敷設したCM Kung Woの決死の努力が水の泡ですが、CM Kung Woの沈没を無駄にはさせないということか、その分ABDA海軍が頑張ってくれました。

まずはバンカ島の北岸で、香港・マニラから避難してきていた魚雷艇6隻が、上陸を終えた船団を襲います。天候は晴でしたが、Moonlight 7%と暗い夜のために視程は1000ヤードしかありません。この船団にはCL川内・神通・五十鈴とDD磯波・浦風が護衛についていましたが、パレンバンに接岸してからでも3日たっていますから、乗組員の疲労も極に達していたのかも知れません。先に相手を視認したのは魚雷艇の方でした。魚雷と機銃でxAP Brazil Maru(VP 19, 8200トン)とxAK Tatutaki Maru(VP 13, 6400トン)を撃沈し、AK Sasako Maruに機銃で損傷を与えました。客船を撃沈するのはうれしいものです。またxAK Tatutaki Maruというのは辰武丸のようですね。この攻撃成功のあと、すぐに駆逐艦がカバーに入り、軽巡が反撃してきて、魚雷艇が1隻撃沈され、またその北東のヘクスでももう1隻魚雷艇が撃沈されてしまいました。

船団はさらに北東に航海を続けますが、SS KIXが雷撃しxAK Kogyo Maruに魚雷1本を命中させます。またその北東のヘクスでも SS KXIIIがxAK Kogyo Maru(VP 13, 6400トン)に魚雷1本を命中させ、撃沈しました。その後、船団はボルネオ島西沖でパトロールしているBB金剛・榛名のTFと合流しました。しかし昼になってから、シンガポールのSwordfish I 6機とPBY-4 Catalina 5機が雷撃を実施し、カタリナ飛行艇がみごとBB金剛に魚雷を1本命中させることに成功しました。また前日占領されたパレンバンですが、飛行場を使用されるのは困るので、スラバヤから139WH-3 30機とB-17D Fortress 13機による飛行場爆撃を実施しました。まだCAPがいないのでリラックスして爆撃できたためかAirbase hits 11、Airbase supply hits 7、Runway hits 46の命中弾を得ることができました。

開戦後10日近く、日本の艦船にほとんど被害を与えることができていませんでした。この状況だと中の人の士気も落ちるし、実際の世界なら銃後のマスコミの批判が激しくなってきているでしょう。しかしこのパレンバン上陸戦では、CA熊野、DD綾波、客船3隻、貨物船2隻を撃沈し、BB金剛に魚雷1命中の戦果を得ることができました。ABDA海軍は弱小なので迎撃に参加したのは機雷敷設艦と魚雷艇と空軍だけで、連合軍側の損失は 機雷敷設艦2隻と魚雷艇12隻に飛行機数機だけですから、連合国の市民のみなさんも喜んでくれただろうと思います。あと、市民の皆さんにとってうれしい報らせとして、マニラから避難してきていたAS Otusがダッチハーバーに到着しました。硫黄島南方沖で日本側に発見され、鳳翔・瑞鳳や重巡の追撃を受けたので、逃げ切れるかどうか心配でしたが、なんとかたどり着けました。VP 32, 8600トンという大きな船なので助かってうれしいということもありますが、このダッチハーバーをアメリカのS級潜水艦の根拠地にして、樺太・稚内航路を脅かす予定なので、さっそくその任務に就いてもらおうと思います。


各戦線の進行状況ですが、マレー半島ではペナン島のGeorgetownが占領されました。また中国戦線では河南省Kweiteh(帰徳)が占領され、19日に占領された南陽の北西のヘクスで追撃され敗北してしまいました。西安まではまだ途中に森林ヘクスが2つありますが、食い止めることができるかどうか、自信がありません。

2013年7月13日土曜日

パレンバン陥落、油田・製油所は無傷


1941年12月20日、前日に引き続いてクラークフィールドに零戦(A6M2 Zero) 44機のsweepがありました。P-26A 5機とP-40E Warhawk 41機が迎撃しましたが、前日と同じく、空襲警報発令時に空中にいたのは1機と少なく、スクランブルした機体も次々と撃墜され、P-26A 5機全部とP-40E Warhawk 22機の損失が報告されています。零戦の方は2機が撃墜されたのみでした(Ops lossの機数は不詳)。その後の陸戦フェーズではやはりクラークフィールドで日本側からbombardment attackがありました。この砲撃には、前日のdeliberate attackで米比軍の戦力がどのくらい減少したかを知るのと、反撃でサプライを消費させることの2つの目的があるものと思われます。今日の素のAVは日本側1793:米比軍 1109で、前日より100ずつくらい減っていました。今日の砲撃による兵力の減少はどちらも0で、長い攻城戦になりそうです。

シンガポールでは開戦日以来となる空襲がありました。まずは零戦(A6M2 Zero) 15機が2波にわたってsweepしましたが、長いこと空襲がなかったので満を持していたBuffalo I 66機が迎撃。零戦4機が撃墜され4機(一部はクラークフィールド空襲によるものかも)がOps lossとなりました。その後、一式戦 30機の護衛で九七重爆 45機と九九双軽 21機が2波にわたって飛行場を爆撃しました。最初にsweepした零戦の数が少なかったので、シンガポール上空にはバッファローが残っていました。そこにこの爆撃があったため、一式戦 4機、九七重爆 16機、九九双軽 8機の損失となり、飛行場への命中弾は全部で20発。バッファローも18機失われましたが、このスコアなら満足です。

前日だけでは終わらなかったパレンバンへの上陸行動が今日も続きました。沿岸砲の反撃でxAK Arima Maruに75mm砲弾が2発命中して炎上中です。またシンガポールからのカタリナ飛行艇の雷撃でxAP Huso Maru(VP 13, 5830トン)が沈没しました。その他にも69機が空襲に向かいましたが、Swordfish IがxAK Kogyo Maruに500ポンド爆弾を1発命中させただけでした。英蘭爆撃機の水平爆撃は本当に命中しませんね。

また、ジャワ海ではムシ川河口につながるヘクスに機雷を敷設したCM Kung Wo(VP 8, 3700トン)がBB金剛・榛名のTFにつかまり撃沈されてしまいました。撃沈されてはしまいましたが、機雷を敷設した海域はパレンバンに出入りする艦船が必ず通過するヘクスだと思われるので、上陸を終えた船団が帰投する次ターンが楽しみです。ただし、うちのWitP AEは音が出ないので、触雷音を耳にすることができないのですが。他に、開戦時に香港・マニラにいた魚雷艇の生き残りがジャワ海まで南下して来ました。パレンバン港が失われて燃料補給ができなくなったため、このままパレンバンに突入させると燃料切れになってしまいます。どうするか悩んだ時に憶い出したのが、以前書いた潜水艦からPTボートに洋上給油できるというエントリーです。たまたま同じヘクスにオランダの潜水艦がいるので試してみたところ、燃料を満タンにできました。

パレンバンは今日の陸戦で順当に奪取されました。連合軍側が工兵を集中させたりなどの小細工をすると油田・製油所に陸戦の被害が及びやすいと言われていますが、このゲームでは開戦時の地上部隊がそのままいただけなので、日本側は無傷で入手することができました。お相手の方もほっとしているでしょうが、私としてもお慶びを申し上げたいところです。本当の戦いはここから。

12月20日現在、ウエーク島への上陸がありません。ウエーク島には戦闘機がいるので、マーシャル諸島の陸攻も爆撃に来ません。飛行場爆撃などの妨害が入らないので、fortificationを規模 2, 32%にまで強化してきています。なるべく日本側の上陸・攻略が手間取るよう、周囲に潜水艦を配置し、機雷を敷設し、不足し始めたサプライ(ウエーク島には黄色の!が表示されています)を積んだAmphibious TFを真珠湾から派遣しました。日本側が艦砲射撃TFを送り込んだり、また12月15日に南鳥島近くで空襲を敢行したCVL瑞鳳とCVE鳳翔をそのままウエーク島に向かわせ空襲を行うようなら返り討ちにしようと、CVレキシントン・エンタープライズも接近させつつありました。しかし気がかりなのは機動部隊の動向で、一昨日・昨日と消息が不明です。ウエーク島の攻略を機動部隊が支援するようだと、CVレキシントン・エンタープライズではとても太刀打ちできません。なので、CVレキシントン・エンタープライズには遠巻きに見守るだけにさせようと思います。ウエーク島のサプライ備蓄量が増えればカタリナ飛行艇を派遣する予定なので、そうなればもう少し安心して行動できるようになるとは思います。


開戦時からセイロン島のトリンコマリーで修理中だったCVL Hermesの修理が完了しました。自軍の艦船としてあらためて眺めてみると、小さな空母ですね。貯蔵魚雷数は12本だし、Sorty数 90しかないし、最高速度25ノットだし。西海岸・オーストラリア航路の対潜哨戒か、またはアメリカの空母と組み合わせてつかうかですかね。いずれにしても、このままインド洋で運用する気にはならないので、ハワイか西海岸に向かわせるつもりです。安全にケープタウン経由がいいのか、それともオーストラリア南を東航させるべきでしょうか?

2013年7月12日金曜日

中国で南陽陥落


1941年12月19日、パレンバンに日本軍が上陸し始めました。パレンバンのヘクスにいた魚雷艇6隻が妨害を試みましたが、CA最上・三隈・鈴谷のTFに阻まれ、5隻が撃沈され戦果はありませんでした。moonlight 3%、視程5000ヤードという暗い夜だったのですが日本の巡洋艦・駆逐艦はしっかり上陸船団の護衛任務を果たしていました。パレンバンに上陸したのは3個聯隊、2個独立工兵聯隊と海軍の第41防備隊でした。パレンバンの連合軍部隊には沿岸砲が含まれているからか、陸戦フェーズで自動的にBombardment attackをしかけました。これにより、連合軍の素のAVは37、日本軍は448であることが判明、まあ明日の陥落は必至でしょう。パレンバンの連合軍は弱小ですから、独立工兵聯隊2個をここに投入するのはもったいない感じで、早めにシンガポールにでも送るべきでしょうね。かわりに飛行場整備にあたる部隊が入っていて、規模 4のパレンバン飛行場にまとまった数の零戦と、インド洋に哨戒圏を及ぼせる大艇が配備される方が連合軍側としてはずっと脅威です。パレンバン奪取後にあらためて輸送船で飛行場整備にあたる部隊を送りこむつもりかもしれませんが、シンガポールとバタビアからの空襲やABDA海軍を気にしなければならないので、それなりの護衛をつける必要があって大変かなと感じます。

今日もパレンバン周辺では連合軍潜水艦による攻撃や、シンガポールとバタビアからの爆撃機48機の空襲がありました。オランダのSS O20が前日の空襲で損傷していたCA熊野に魚雷を1本命中させました。その後、シンガポールからのVildebeest IIIが500ポンド爆弾を命中させCA熊野は沈没したと報告されています。また、やはり前日カタリナの魚雷が命中したDD綾波を沈没したそうです。さらに、今日はジャワ海に進出してきたBB榛名にシンガポールからのSwordfish Iが500ポンド爆弾を一つ命中させました。金剛級BBは、イギリスの巡戦より水平防御はしっかりしているそうですから、500ポンド爆弾が効果があったのかどうかは不明です。あと、CA三隈にもVildebeest IIIが魚雷を1本命中させましたが、不発でした。残念。

ルソン島では、クラークフィールドで日本側からDeliberate attackをしかけられました。素のAVは日本側1883:連合軍1223で、規模3あったfortificationが日本の工兵によって2に低下させられましたが、修正AV 575:1450。オッズ比1:2で防衛に成功しました。歩兵の被害は日本側でdestroyed 91、disabled 134なのに対し、連合軍側destroyed 8、disabled 133で済みました。これまでのところクラークフィールド飛行場の爆撃は開戦日に一回あっただけで、ほとんどサプライを破壊されていないことや、爆撃による地上部隊のfatigue, disruption値の上昇が陸戦前になかったことが米・比軍にとって幸いしました。 今日の陸戦による米・比軍のfatigue, disruption値の上昇は多い部隊で6から20弱程度でしたが、日本側は数日休ませる必要があるでしょう。連合軍としてはマニラは捨ててクラークフィールドに立て籠もるつもりだったのですが、初めての連合軍側でいろいろ戸惑うことも多くフィリピンの部隊への指示を忘れていたりしていて、まだクラークフィールドに集結できていません。日本側も後続部隊がいますから。しばらくにらみ合ってからまた陸戦となるのでしょう。

中国では南陽が陥落しました。華北、華中の鉄道線よりも先に南陽から西安に向かう動きのようです。日本側は重慶攻略を狙っているもののようです。


開戦時にマニラにいた客船2隻に分乗し、セブ島から避難してきていたCebu USN Base Forceがオーストラリアのタウンズビルに無事到着しました。車輌などごく一部は昨日、機動部隊による空襲で海没してしまいましたが、飛行機の整備や根拠地施設の建築を行うなどの本体は無事に目的地に到着できたわけです。米軍にはこの手の基地部隊が多数増援されまずが、それも未来の話。また開戦時に西海岸にいた部隊の一部をオーストラリアに輸送しつつありますが、到着はまだまだ先です。近いうちにポートモレスビーを失うことはやむを得ないと思いますが、ポートモレスビーと対峙するこのタウンズビルの基地機能の増強にCebu USN Base Forceは活躍してくれることでしょう。ところで、今日は日本の空母に関する情報がありません。ちょっと不安です。

2013年7月11日木曜日

パレンバンに上陸船団が来襲


1941年12月18日、DD磯波・浦波の護衛したAK 2隻とxAK11隻からなる上陸船団がパレンバンにやってきました。CA最上・三隈・鈴谷・熊野、CL川内・神通・五十鈴とDD10隻からなる水上戦闘TFがカバーしています。パレンバンのヘクスにCMが機雷を敷設しましたが触雷した日本の艦船はなかったようで、かえってCM Willem v d Zaan(VP 3, 1247トン)が撃沈されてしまいました。また魚雷艇 12隻も水上戦闘TFにあしらわれ、魚雷艇 6隻が撃沈されてしまいました。

その後、シンガポールとスラバヤから戦闘機 67機(Blenheim IF 21, B-339D 46)の護衛で爆撃機 110機(PBY-4 Catalina 23, Blenheim I 9, Swordfish I 13, 139WH-3 62, Hudson I 3)が12波にわたって空襲を行いました。この機数を見ると大規模な空襲に感じてしまいますが、得られた戦果は PBY-4 CatalinaによるCA熊野とDD綾波への魚雷1本ずつの命中だけでした。水平爆撃機の艦船攻撃に期待できないのは周知のことですが、それに加えてパレンバンはシンガポールからもバタビアからも距離7ヘクスあり、単発雷撃機が雷撃できない(水平爆撃は可能)ことも戦果の乏しさにつながったと思われます。

シンガポールからはボルネオ島沖のBB金剛と榛名に、Hudson I 3機とPBY-4 Catalina 6機とが向かいましたが、こちらも全弾はずれでした。こんな感じにどちらも不完全燃焼感が漂う空襲でしたが、空襲に参加した連合軍機の損失も全部で4機(対空砲で2機、Ops loss 2機)と少なく済みました。しかも、なぜか日本の上陸船団は地上部隊を上陸させませんでした(*)から、明日の空襲にも期待したいと思います。
*きっと、港で地上部隊を登場させ上陸船団を編成する際にdo not unloadの設定にしたのがそのままになっていたのでは想像します。と思って問い合わせてみたら、do not unloadにはしていなかったそうです。単に途中で戦闘が続いたためパレンバンに到着するのが遅れ、上陸する時間が残っていなかったというだけだったようです。
東岸のパレンバンは日本側から丸見えだし、西岸の港はどれも小さいので スマトラ島で産出されるfuel, supplyを積み出す港として、主に南端のOosthavenを利用して来ました。しかし日本のTFがパレンバンのヘクスに進出して来たため、このOosthavenも艦載水偵の哨戒圈に含まれるようになってしまいました。すぐに水上艦隊が襲撃にやって来るかどうかは別にして、Oosthavenもかなり危険になって来たということで、大きめの商船によるスマトラ島からの物資の摘み取りを断念することにしました。

日本の機動部隊は前日の位置から5ヘクス北上して、マニラから避難中のTFを攻撃しました。14機の九九艦爆の爆撃でxAKL Princess of NegrosとxAKL Paz(各VP 2, 1050トン)が撃沈されてしまいました。このTFはセブ島でCebu USN Base Forceの一部(大部分は客船ですでにオーストラリア東岸近くまできています)を載せていて、2隻の沈没で車輛 28台が海没してしまいました。今日2隻が沈没したヘクスにはもう2隻のxAKLがいます。もしかすると機動部隊は明日この2隻も攻撃するんでしょうか。もしそうなら、やはりもったいない使い方に感じられてしまいます。

蘭印東部では香港から避難中のxAK MunlockとxAK Hinsang(各VP 8, 4220トン)が九七艦攻 12機に雷撃され沈没しました。2隻とも空荷で、地上部隊の被害はありませんでした。九七艦攻はCVL 龍驤の艦載機だと思われます。せっかく魚雷を補充したのに、貨物船2隻相手に12本も消費するのはもったいない気もしますが、龍驤艦攻隊の指揮官の判断なのでやむを得ないところ。ここに龍驤が進出して来たのはアンボンにAir HQや飛行場の整備部隊を前進させるためかなと想像しています。

こんな感じで今日は日本の空母艦載機により貨物船4隻が撃沈されました。 可能な限り空母の動きを秘匿するのがこのゲームの要諦だといわれていますが、空母艦載機が空襲すると搭載している空母の位置が相手に知られてしまうのがこのゲームの仕様です。機動部隊とCVL龍驤の位置は今日の攻撃で判明し、またCVL瑞鳳とCVE鳳翔は12月15日に南鳥島近くで空襲を敢行しましたから、日本の全空母のおおまかな動静が判明したことになります。劣勢の続く連合軍側プレイヤーとしては、判明した日本の空母位置情報を参考に、空母のいない場所で何ごとか企めないか、検討してみようと思っています。

2013年7月10日水曜日

パレンバンに上陸船団接近中


1941年12月17日、前日ボルネオ島の北西沖(このゲームの地図上の方位)2ヘクスに目撃された上陸船団は、スマトラ島東岸に接近してきました。昨日の時点ではボルネオ島のSingkawangを目指した上陸船団だと思っていたのですが、今日の位置からするとパレンバン攻略を目的とした船団で間違いないと思われます。昨日のエントリーでは「Singkawangを占領してAir HQと陸攻を配備すれば、連合軍商船のシンガポールからスマトラ島東岸、ジャワ西部にかけてのジャワ海の航行が困難になります。ただ、時期的には少し遅めかもしれません」などと失礼なことを書いてしまいましたが、お相手の方もその点は百も承知で、まっすぐパレンバンを目指していたわけです。

今日のこの上陸船団の位置はシンガポールから距離5ヘクスで、シンガポールに配置されている雷撃機(ソードフィッシュとVildebeest)の攻撃圏内なのですがなぜか飛んでくれませんでした。上陸船団の中にTKが1隻いるという報告ですが、もしかするとこれはCVL龍驤で、この龍驤艦載機によるCAPを嫌ったものでしょうか?もしそうだとしたら護衛任務を指示してあったRAFの戦闘機は雷撃機にずいぶんと馬鹿にされたものです。そのかわり、ボルネオ島北でパトロールを続けているBB金剛と榛名にむけ、シンガポールから2波11機のPBY-4 Catalinaが魚雷2本ずつを抱いて雷撃を敢行しました。このカタリナ飛行艇による雷撃はパイロットのNavTスキルが低くても魚雷を2本抱いているということから、AARではそれなりの命中率が報告されている戦法です。今日もかなり期待しながらリプレイを見ましたが、対空砲火に阻まれて1本も命中しませんでした(被撃墜は0機)。残念。

パレンバンには敷設艦がいるのでいやがらせに防御機雷を撒いたり、またシンガポールとスラバヤからの航空攻撃に期待したいとは思います。しかし上陸船団は合計で10隻もの重巡に護衛されているので、軽巡しかないABDA海軍には上陸を阻止する手だてがありません。このゲームは、日本がパレンバンを占領して重油・原油を本土に還送しないことには始まらないゲームだと個人的には思うので、パレンバンのfortificationは開戦時の規模 1のまま増強工事をしていませんでした。明日上陸されると、あさってには奪取されることになるでしょう。

フィリピンではClark Fieldに零戦(A6M2) 44機のsweepがありました。P-35A 17機とP-40B Warhawk 23機が迎撃しましたが、CAPを指示してあったにもかかわらず、空中でパトロールしていたのは両機種とも0機でした。moraleが低いとこうなるんでしょうか。敵機来襲9分前の警報に続々とスクランブルしましたが、上昇中に撃墜されてしまうからか、P-35A 5機とP-40B Warhawk 8機がA2AとOps lossで失われました。零戦の損失は5機です。今日のsweepは航跡をたどるとルソン島内の飛行場からのものでした。開戦後ながらくsweepがなかったのは、ルソン島内の飛行場に整備部隊を移動させるのに時間がかかったからということのようです。台湾から長距離を飛んでのsweepや護衛では、目的地に到達するだけで疲労がたまり、その分スコアが悪化してしまいます。多少、航空撃滅戦の開始時期が遅くなっても、ルソン島内からのsweepを行うのは大人の選択だと思います。シンガポールにもまだsweepが一度もないのですが、やはりマレー半島内の飛行場からと考えてのことなのでしょう。

マニラからオーストラリア東岸に向けて避難中の貨物船 4隻に対して、機動部隊の九九艦爆 15機による空襲がありました。さすがに練度の高い飛行隊だけに、xAKL Anakan、xAKL Compagnia Filipinas、xAKL Palawan(各VP 3、1700トン)が撃沈されてしまいました。この3隻が沈没したことはやむを得ないとして、気になるのは日本の機動部隊の動静です。今日の機動部隊の位置は前日から4ヘクス南西に移動しただけです。このまま、今日空襲を受けたTFの残り一隻のxAKLや、パラオの大艇に視認されたマニラから避難中のxAKL 4隻のTFなどを一掃するつもりなんでしょうか?まっすぐ蘭印に向かうのではなく、こんなちっぽけな貨物船を沈めようとするあたりが腑に落ちません。鶏を割くに牛刀を用いるというべきか、大スターにどさ回りをさせるというべきか、機動部隊の任務としてはふさわしくない気がします。蘭印には向かわせず、上陸船団の到着を待って南東方面の攻略を支援させるつもりなのかな?

2013年7月8日月曜日

雷撃する九六艦攻の勇姿


1941年12月16日、南鳥島の東方で、CA青葉・衣笠・古鷹・加古にAS Holland(VP 24, 8100トン)が襲撃され、雷撃と砲撃の末に撃沈されてしまいました。その後、AM Quailが九六艦攻(B4Y) 4機の雷撃を受けましたが、魚雷は一本も命中せず命拾いしました。雷撃する九六艦攻の勇姿はレアだと思うので、お見せすることにします。今回の攻撃を行った重巡4隻は開戦時に小笠原にいる上陸船団を護衛するための水上戦闘TFです。きっと上陸船団と一緒にトラック近くまで南下していたのを呼び戻したのでしょう。フィリピンから避難するわずか5隻の艦船を相手にCVL瑞鳳・CVE翔鳳だけでなく重巡4隻まで投入して来るとは予想外でした。AM Quailにしてもその南西2ヘクスのところにいるもう1隻のAMにしても、これだけ執念深く追い回されては、生還は無理のようです。あと、もう1隻のASは日本のTFより6ヘクス北方まで達しているので、もしかすると逃げ切れるかもしれません。

昨日トラックの南東のヘクスで見かけた機動部隊ですが、早くもトラックの西方9ヘクスの海域まで達しています。目撃されたのはCV 3隻とTK 2隻ですが、このTK 2隻もきっと空母でしょうから合計で5隻。また、6隻空母がいても、いつも確実に6隻の空母すべてを確認できるとは限りません。まず間違いなく、日本側は機動部隊を分割せず空母6隻態勢で蘭印に向かわせたようです。ラバウル攻略に機動部隊は不要ですが、ポートモレスビーとなると日本側としても心配でしょうから、ポートモレスビー上陸はかなり先、ラバウルを確保して支援体制を整えてからのことと判断して良さそうです。ところで、他人事ながら機動部隊はトラックで一日過ごさなくても良かったのか心配になります。燃料は航行途中にwaypoint(この場合はトラック)で補給する指示をすれば済むとしても、真珠湾攻撃で失った機体やパイロットの補充はdockしないとダメですよね、違うかな??あと、機動部隊の前方にいるフィリピンから脱出して来た貨物船のTFは2つともダメそうな感じです。

マレー半島ではアロールスターが占領されました。またボルネオ島沖に多数の戦艦・巡洋艦に護衛された上陸船団の姿が見えます。Singkawangが目的地かなと思われます。Singkawangを占領してAir HQと陸攻を配備すれば、連合軍商船のシンガポールからスマトラ島東岸、ジャワ西部にかけてのジャワ海の航行が困難になります。ただ、時期的には少し遅めかもしれません。今回のゲームの連合軍側にはパレンバン要塞化作戦の予定はありませんでしたが、そうでない連合軍側プレーヤーを相手にする場合には、開戦翌日からSingkawangを目指さないと、シンガポールからパレンバンへの地上部隊の輸送を阻止することが困難なことが実感されました。実際、シンガポールから脱出させたかった22nd Australian Brigadeは、12月12日の223 Group RAF HQと27th Australian Brigadeのマラッカ海峡での海難事件に懲りてジャワ海に海路をとり、すでにスマトラ島のパレンバン沖は通過してスンダ海峡にさしかかるところです。これからパースに向かい、故国でダーウィンの守備についてもらう予定です。

2013年7月7日日曜日

WitP Tracker用にJava 6


コメントに返信しようとしたらこんな表示が出てきて、できませんでした。先日まではコメントに返信できていたのに、なにがいけないんでしょう??仕方が無いんで返信コメントの代わりにこのエントリーに書くことにします。

先日、Java 6のサポートが停止されたそうで、OracleさんとしてはもうJava 6を使って欲しくないようです。でもArchiveのページからダウンロードすることはできるようです。この中から一番新しいバージョンのJava SE development Kit 6u45のWindows x86用を落とせばいいのかなと思います。

securityを考えるとふつうのアプリケーションにはJava 7をつかってもらい、Java 6はTrackerだけにつかってもらった方がいいのだと思います。なので、私はJava 6をWitP AEのフォルダの中にインストールしました。でもそのままだとTrackerにJava 6のありかが分からないので、WitPtracker.batを右クリックして編集してJava 6のインストール先を教えてあげます。そうすると、起動時にJava 6のありかは分かったよと報せてくれ、きちんと起動してくれます。

AVラングレーを失う


1941年12月15日、前日から上陸の始まっていたルソン島西岸のイバでは今日も上陸作業が続いていました。香港から退避してきたモーターボートの生き残り3隻と、もともとマニラにいた魚雷艇の生き残り3隻が上陸船団を襲撃しましたが、護衛の艦艇に阻まれ戦果はありませんでした。しかし、このヘクスに潜入させたSS SearavenがxAP Kowa Maru(VP 7, 3280トン)を見事に撃沈してくれました。客船にしては小さな船ですが、日本の水上艦船の撃沈はこれが初めてなのでうれしい限りです。さて、襲撃した魚雷艇の方は計6隻ともマニラに生還できました。その後の陸戦でイバは陥落してしまったので、ルソン島に対する上陸作戦はこれで最後だろうと思われます。魚雷艇は航続距離が短いのでどこまで行けるかは微妙ですが、蘭印を目指して南下させることにしました。イバの陥落にともない、故障中で放置されていたP-40E 10機が破壊(Ops loss)されてしまいました。今日の飛行機の損失はこれだけです。お相手の方は航空撃滅戦をまだしかけてきていないので、ここ数日でも今日が飛行機の損失の最も多い日となりました。

2日前に硫黄島の南方沖で日本のタンカーと遭遇してしまったAS 2隻、AV 1隻、AM 2隻ですが、東に15~17ヘクスほど航行して、今日の時点では南鳥島の北方に達していました。そのまま逃げ切れると良かったのですが、AV LangleyとAM 2隻は空母艦載機に発見され、またAS Hollandも九六艦攻(B4Y Jean)に発見されてしまいました(リポート類にB4Y Jeanという名称が記録されるのはとても珍しいことなんじゃないでしょうか)。このうちAV Langley(VP 16, 11050トン)には九七艦攻 9機の雷撃があり、魚雷が3本命中して沈没してしまいました。開戦時、呉にはCVL瑞鳳とCVE鳳翔がいます。ラングレーを空襲したのは瑞鳳の艦載機で、AS Otusを発見した九六艦攻は鳳翔の艦載機だろうと思います。私が日本側をプレイするときは開戦後すぐに瑞鳳と鳳翔をパラオに向けて南下させ、途中で海南島などにいる九九艦爆を飛来させながら、CVL龍驤と合流させて使うようにしています。しかしこのゲームではそういう展開ではなかったようです。さて、残りのAM 2隻とAS 2隻はどうなるか。ダッチハーバーに向けて航行中のAS Otusはまだ発見されていないので、もしかすると生き残れるかも知れません。しかしAM 2隻は速度も遅いですし、またAS Hollandも発見されてしまっていますから、明日も明後日も発艦できないような悪天候にでもならないかぎり、だめそうですよね。

このたび連合軍側をプレイするに当たって、日本っ気を抜いて連合軍気分にひたろうと思い、Friedmanさんの有名な著書の中の一冊、U.S. Aircraft Carriersというのを読み始めました。それによるとAVラングレーはもともと給炭艦で、空母(CV 1 Langley)に改装され、その後水上機母艦に再度改装された船なのだそうです。ラングレーが空母に改装された頃は、イギリス海軍以外は空母の運用経験が無く、実験艦としての性格が強かったそうです。また搭載機数は少ないし、飛行甲板は小さいし、速度も遅いしで実用性は低かったそうですが、まったく使えない船というわけではなく、このラングレーと同級の給炭艦の空母への改装も検討されたことがあったそうです。また、水上機母艦への改装のいきさつとしては、
ラングレーは1921年の時点で実験艦として存在していたので、ワシントン条約でのアメリカの空母保有枠に算入されなかった。しかし1934年のVinson-Trammel法の通過後、この国内法によりラングレーもアメリカの空母保有枠に含まれることにされた。条約の制限下で建造されたワスプの就役時にラングレーは空母から艦種を変更することが必要になった。1936-37年にかけてMare Islandで飛行甲板の半分ほどが撤去され、水上機母艦に改装された。
という説明がされていました。国内法の関係で空母として保有し続けることができなくなったというのは不思議な感じがしますが、とにかくラングレーってアメリカの空母のお母さんみたいな船ですよね。日本の空母のお母さんである鳳翔が敗戦まで生き抜いたように、ラングレーもなんとかマニラから生還させるのがこのゲームでの目標の一つのように考えていたのですが、早くも夢破れてしまいました。

トラック環礁の南東側の入り口のヘクスでパトロールしていたSS TritonがCV 1隻、CVE 2隻、CVL 2隻とBB 4隻を含んだTFを目撃しました。真珠湾攻撃から帰投した機動部隊で間違いないでしょう。西に向けて航海していたそうなので、図の矢印のような経路でトラックに入港するところなのだと思われます。トラック環礁への入り口は珊瑚礁で阻まれていない4ヶ所あります。開戦後、真珠湾から潜水艦を派遣しましたが、今日までにトラック周辺にたどり着いていたのはこのSS Triton1隻だけです。真珠湾からだと北東側の入り口からトラックのヘクスに入る方が素直かなと思いますが、潜水艦の待ち伏せを警戒し、少しひねって南東側の入り口から来るような気がしてここでパトロールさせていましたが、正解でした。
Heavy Volume of Radio transmissions detected at Truk (112,108).
今日はこういった無線傍受情報がありました。機動部隊はまだここにいるので、この無線を発しているのは、本土からやってきた上陸船団だと思われます。このあと機動部隊はラバウル(地上部隊はすでに海路撤収させていて無防備です)、そしてポートモレスビー上陸の支援をするのか?もしかすると二手に分けて、一方はラバウル、もう一方は蘭印というように使うのか?固唾を呑んでみまもるところですね。

2013年7月5日金曜日

クレムソン級駆逐艦の改装、DE or APD?



連合軍側を持ってプレイし始めて気づくことのひとつに、地上部隊を海上輸送する艦船の不足があります。ほとんどの地上部隊は兵員と装備の2つから構成されています。日本のxAK(貨物船)はすべて、兵員を載せる船室と貨物を積載する船倉をともに備えているので、地上部隊を輸送することが可能です。日本の貨物船がすべて貨客船だったわけではないでしょうから、これは日本の兵隊が貨物倉に押し込められて輸送されたことをこのゲームなりに表現しているのだろうと思います。

しかし連合軍側のxAKには兵員を載せる船室がなく、貨物しか載せることができません。地上部隊を輸送するにはxAKとxAP(客船)を組み合わせることが必要なのです。アメリカは何でもたくさん持っているかというとそうではなく、開戦時にハワイや西海岸で利用できるxAPの数は多くはありません。また、その数少ない客船をやりくりして船団を構成しても、護衛艦艇の数が不足しています。開戦時にハワイ諸島の周囲で多数の日本の潜水艦がパトロールしていますが、これらの潜水艦は順次、東太平洋で通商破壊戦を始めるでしょう。対潜護衛用の艦艇なしで地上部隊をのせた船団を、それら潜水艦のまつ海域に向けて出港させるのは心配です。かといって、護衛艦艇の増援を待っていたのでは、太平洋正面の防衛に齟齬を来してしまいます。

そこで思いつくのは、既存の艦艇の利用です。シナリオ1の太平洋艦隊には、第一次大戦時に企画・建造された四本煙突形駆逐艦、クレムソン級DDが23隻在籍しています。クレムソン級DDはDE(護衛駆逐艦)、DMS(駆逐艦改装掃海艦)、AVD(小型水上機母艦)、APD(駆逐艦改装兵員輸送艦)への改装がオプションとして用意されています。DEへの改装とAVD(レーダー装備)への改装は1942年4月解禁ですが、DMSとAVD(レーダーなし)とAPDへの改装は開戦時から可能です。クレムソン級の鑑齢は20年ちかく、日本の駆逐艦だと峯風級や神風級にあたる旧式駆逐艦ですから、主力艦の護衛任務につかうよりも、改装してコンボイの護衛や、輸送任務などにあてる方が賢明だと思われます。過去にフォーラムでもこのクレムソン級DDの改装についての見解が多数披露されています。先人の知恵を学ぶため、2009年のThe four stackersというスレと2011年の ASW: APD vs. DEというスレを以下に訳してみました。

みなさん、こんにちは。旧式の4本煙突型駆逐艦の改装については、コンセンサスがあるんだろうか?DE(護衛駆逐艦)やDMS(駆逐艦改装掃海艦)やAPD(兵員輸送艦)などいろいろな選択肢がある。あなたはどうしている?全艦を改装するのか一部だけにとどめておくのか?改装は1941-42年に行うのか、新しい駆逐艦が就役し始めてから行うのか?いろいろな艦種に改装するのか、DEかAPDかDMSのどれかに集中させるのか?経験談をきかせてほしい。
早いうちに、APDに。
APDに改装する人が多い。たしかに、敵の制空権下にある小さな根拠地にサプライを輸送するのに重宝する。でも私はなるべくはやくDEに改装しようと思っている。DEに改装すると、航続距離が伸びるし、後方での輸送船団の護衛に便利だ。 
APDはいくらあっても足りないということになるだろう。APDは連合軍側がfast trasport任務(訳注:ガダルカナルに向かった東京急行のような任務)に使える唯一の艦種(サプライの輸送ならAVDもつかえる)だと思う。APDに改装してしまうと緒戦期の護衛艦艇不足問題は続くが、1942年後半になるとじきに解消する。
私もAPDに改装しているが、これが正しいやり方なのかどうか自信はない。fast transport TFに組み込まれた連合軍の駆逐艦が兵員を運べないんだ。 
私も蘭印から地上部隊を脱出させようとして、fast transport TFがなぜ兵員を載せてくれないのか不思議に思っていた。そこで、だいたい3分の2か1くらいを、APDかDEのどちらかに改装しようと思うが、改装時期の違いについては知らなかった。スレのテーマから少しずれるが、DDをDEに改装したら、その後APDに改装することはできないんだろうか? 
APDに改装するが、5隻に1隻はAVDに改装しようと思う。またBird級AMはすべてAVPに改装するし、改装の可能なAKはすべてAKEかAKVに改装しようと思っている。APDはfast transport任務に使えるだけではなく、ASW値が高い点でも有用だ。つまり、高速でしかも潜水艦から自衛できる兵員輸送艦が手に入るってわけ。AVDとAVPは、飛行艇を配置したいdot baseに派遣したり、air support数を補強したいところに派遣する。艦砲射撃に送り出したTFの砲弾補充を考えると、AKやAKEの数ももう充分だとなることはない。 
上のレスすべてに賛成だが、問題も残る。ASW能力を向上させるためには、なるべく早く改装したくなる。迷うのはDEの方に改装すべきかどうかという点だ。DEの方が優れている点は、魚雷を維持できることと対空火器だ。APDの方はいろいろな任務につかえる。APDの最高速度は27ノットなので、水上戦闘艦隊を支援するASW TFとしてもつかえる。兵員数の多くない地上部隊を輸送することもできる。海上輸送するのに大きな貨物倉を必要とするような地上部隊でもAK(貨物輸送艦)と組み合わせれば輸送できるので、貴重なAP(兵員輸送艦)を節約できるし、対潜艦艇を護衛につけなくても済む。奇襲用の地上部隊を敵地奥深く送り込む手段としても利用できる。他の駆逐艦に対潜能力向上のアップグレードが行える時期になると、DEに改装した四本煙突型駆逐艦が他の駆逐艦を上回る点はなくなってしまうが、APDに改装しておけば兵員を輸送できる点だけは負けない。
スレのテーマからはずれるが、水上戦闘に参加させることなしにADPの乗組員のexpは45より上に伸ばすことはできないように感じる。DEなら航海させるだけで55にまで達するのに。
興味深い観察結果だけど、本当にそうなの?APDも軍艦だからexp 55まで訓練できてしかるべきだと思っていた。 
DEとAPDのexpは趣味の問題だと思う。私は改装可能な四本煙突型駆逐艦をすべてDEに改装してしまったが、いまでは後悔している。DEは有用だし初めのうちは役に立つが、1943年も半ばになると護衛艦艇には不足しなくなるし、他方APDはたった3隻しかない。いまの気分は、APD6隻となら旧式戦艦1隻を交換したいくらいだ。いろんな艦種をfast transportに利用できる日本側とは違って、1944年になるまで連合軍側にはまとまった数のAPDなどfast transportにつかえる増援はない。 
緒戦期に連合軍は護衛艦艇不足に悩むが、フレッチャー級駆逐艦の就役で1942年半ばには解決する。その頃になると多数の駆潜艇も増援される。DEへの改装で連合軍の戦列の穴を埋めることができるのは確かだが、間もなく他の艦種がその穴を埋めてくれる。しかし1944年になるまで、APDの代わりとなるものはない。 

DEへの改装を断念した方がいいことを教えてくれてありがとう。DMSへの改装について触れている人はいないから、こっちも役に立たないんだよね... expについてだけど、APDへの改装をする前の駆逐艦としての航海でexp 55まで上昇させるのは、時間がかかりすぎるかな?それと、APDのexpが45なのと55とではなにか違いがありそう? 
expの問題については、他の人も同じ経験をしているのかどうか確かめたかっただけだ。私自身はほとんどすべてをAPDに改装するつもりだが、APDがDEほどうまく対潜戦を行えないことをみんなも理解しておくべきだと思う。それと、1944年以前のアメリカ海軍艦艇は夜間のASW戦についてexpが1.5倍に換算されて処理されるルールだ。つまりexp 45は67にあたり、exp 55は82にあたるから、ASWに関しては実質的にはexp 15の違いになるわけだ。考え方にもよるが、大きな違いといっていいと思う。
私は四本煙突型駆逐艦をAPDとDEに6対4の割合で改装したが、もっとたくさんDEにしなかったことを後悔している。DEの航続距離はとても長く、ASW値も高いし、1944年まではfast transport能力の有無はあまり大きな問題ではないと思う。航続距離がの長くASW能力の優れた船は1942年にも1943年にも役に立つ。もっとDEにしておけば良かった。 
アップグレードの時期を逃すとどうなるの?アップグレードの可能な期間はどれくらい?
私の経験では、アップグレードを決断するまで、アップグレードが可能なままだと思う。ミスで数ヶ月間アップグレードせずにいた駆逐艦もアップグレードできた。 
アップグレードの時機を逃すと、その後の改装の機会を逃すことにつながる場合があることに注意しなければならない。これは各シナリオでそのアップグレードがどう設定されているかによるが、素のシナリオ1でプレイしていてもそういう経験をしたことがある。四本煙突型駆逐艦をDEに改装する前にあるアップグレードをしておかなければならなかったことがある。そのアップグレードを逃すと、次回のアップグレードとまとめてアップグレードすることになるが、そうするとDDLR(DDではあるが、対潜能力が低いままで、航続距離だけ長いというもの)という艦種になってしまう。改装したい艦船があったら、その機会を逃さないようにしなければならない。 
DEに改装するとレーダーが装備される。たしかAPDにはレーダーが装備されなかったと思うが、レーダーの有無は影響するだろうか?
DEやAPDに砲撃させようと思っているの?レーダーがあると、DEが潜水艦相手に砲撃する時には多少、役立つかもしれない。DEなんてものは潜水艦を追い回すだけしか能がなく、潜水艦が対潜艦艇を撃沈する数の方が多いくらいだ。APDはもっと多機能でいろいろなことができる。
APDも55まで訓練できるし、レーダーも装備される。
アップグレードの経路を見ると、APDはレーダーを装備しないようだ。レーダーを装備することになる隠しアップグレードでもあるの? 
日本のAPDとアメリカのAPDがごっちゃに議論されているような..... 

次にASW: APD vs. DEというスレ
AEの潜水艦は素のWitPのとはまったく違った手強い相手だということに気付いた!連合軍側をプレイするとき、DD(駆逐艦)をASW値6でfast transportもできるAPDに改装する?それともASW値8のDE(護衛駆逐艦)に改装する?この6と8の違いって感じられるもの?もし感じられるほどの違いがあったとして、輸送能力や改装までの期間(APDには開戦時から改装が可能だが、DEへの改装は1942年4月まで待たなければならず、その頃にはASW能力の高い新型駆逐艦が利用できるようになる)の違いに値するほどのものだろうか?厄介な日本の潜水艦の相手をしなければならないんで、教えてほしい。 
1942年のアメリカのASW能力はお粗末なので、ASW値の6と8はほとんど違わないようなものだと思う。アメリカの駆逐艦が語るに足るような対潜能力を得る頃までには、かなりの数の被害が出ているだろう。いずれにせよ、APDは必要だと思う。AI相手の経験だけどね。 
AA値と同じように、ASW値は搭載されている対潜機器の数の大まかな目安にしか過ぎない。ASW能力を真剣に検討しようと思ったら、エディターで双方の艦級の搭載している対潜武装を比較する必要がある。優秀な武器を搭載したのASW値6の艦は、たいした能力のない武装のASW値8の艦を凌駕する。 
数ヶ月前、この話題については詳しく議論したスレがあった。連合軍はいずれ対潜艦艇をたくさん入手できるから、APDへの改装を選ぶのが最善という結論だった。 
このテーマについてはいろいろと議論されて来たが、以下に私の考えを述べてみることにする。開戦後10ヶ月の連合軍は対潜艦艇の不足に悩まされ、日本の潜水艦による被害を受ける。旧式駆逐艦をできるだけ多くDEに改装したくなってしまうところだが、1942年のおわりには多数の対潜戦にふさわしい艦艇が入手できるようになるし、他の艦艇も対潜武装の質と量に改善が見られるようになる。1943年半ばまでには対潜艦艇に不足を来すことはなくなり、1943年末には使い道に困るほどの数を入手できる。日本の潜水艦の多数を沈めてしまっているので、相手の数が不足するくらいだ。私のプレイはWITP AEが新品だった一年半前に開始して、今ちょうど1943年から1944年になろうというところだ。毎ターン、できる限り多数のDDをAPDに改装しておかなかった自分に腹を立てることの連続だった。DEに改装してしまった8-10隻は全く役立たずで、ゲームの進行に何の影響を与えることもできなかった。反対の意見を述べるプレイヤーもいるようだが、私にはそんな風には言えない...  

全部APDに改装したいね。小さな無人の根拠地を占領するのにも役立つ。
DEの方がASW値は高いが、APDの6という値も悪くはない。しかもAPDの方がずっと用途が広い。自衛できる兵員輸送艦でもあるし、係争中の海域に兵員とサプライを載せて輸送することもできる(生還も期待できる!)し、とても魅力的だ。私はDD3隻のうち1隻はAPDに、1隻はAVDに改装している。AVDもそれなりの対潜能力を持っているし、前線で飛行艇を運用するのに役立つ。高速なAVDとPBY飛行艇の組み合わせなら、敵が占領しにきたときすぐに逃げ出すことができるし、危機が去ったらまたすぐに任務を再開することができる。AV(水上機母艦)は速度が遅すぎて敵につかまってしまうし、護衛をつけないと潜水艦に喰われてしまう。 
AVDもよさそうだが、AVDとAVPはすでに充分な数ある。Bird級のAMもAVPに改装できるし、使いつぶしても惜しくはない。オランダにもかなりの数のAVPがある。日本軍が迫ったときに逃げ切れる確率は少し低いだろうが、Bird級AVPの欠点はそのくらいしかないね。 
日本側をプレイする対戦相手が私の水上機基地を襲撃するときに、水上機母艦もPBYも捕捉できない目に遭わせるのが愉快なんだ。日本側にできるのは、その基地を占拠することだけ(しかも、私のPBYに覗き見させないためだけに、かなりの数の守備隊を置かなければならないんだから)。私が27ノットだせるAVDを好きなのは、こういった理由からなんだ!