2014年2月28日金曜日

ラシオ西の日本軍を爆撃

1942年7月9日、蘭印では大きな動きはありませんでしたが、連合軍はビルマのラシオに接近する日本軍に対して空襲を実施しました。ビルマ中部の飛行場に展開した日本の戦闘機が東に向けて行軍する地上部隊の上空にLRCAPの傘をさしかけている可能性もあると思われたので、ミートキーナからHurricane IIc Trop 12機がsweepし、またラシオに進出したP-400 AiracobraとP-40E WarhawkがこのヘクスにLRCAPして爆撃機を援護しました。しかし、幸いなことに日本の戦闘機を見かけることはありませんでした。

リプレイでは双発・四発あわせて6機種が勢揃いする豪華な爆撃画面をみることができました。Wellington Ic 13機、B-25C Mitchell 3機、B-25C Mitchell 11機、B-26 Marauder 7機、B-26B Marauder 3機はSilcharから、B-17E Fortress 15機はレドからと、かなり離れた飛行場から出撃しているのに、coordinateしてくれました(でも、迎撃機がいないからバラバラでもよかった)。しかし、この合計58機が日本の地上部隊に与えたダメージは、device 6個をdisabledにしただけ。もちろん、混乱値はいくらか上昇したでしょうし、爆撃を受けると自動的にmove modeからcombat modeに移行させられるので進撃速度を多少は遅らせることが出来たでしょうが、多数の戦闘機・爆撃機を投入した作戦としては非常に乏しい戦果でした。爆撃ではジャングルヘクスや森林ヘクスにいる地上部隊に大した被害を与えることが出来ないことを再認識させられた作戦でした。

中国では貴陽市内に日本軍24ユニットが侵入しました。中国軍はすべて重慶方面に後退し貴陽は無防備都市になっているので、明日には占領されることとなります。中国軍は2ヘクス北の森林ヘクスで防衛戦を行う予定です。

2014年2月27日木曜日

ラシオに日本軍部隊接近中


1942年7月8日、きのうスンダ海峡で目撃したCL五十鈴を含む日本のTFは行方不明のままで、クリスマス島への艦砲射撃はありませんでした。日本側としてはクリスマス島の飛行機を地上で破壊することが主な狙いだったので、潜水艦に発見され奇襲の効果がなくなり、飛行機の地上破壊と言う主目的が達成されそうもないと判断して艦砲射撃を中止したのかも知れません。また、きのうクリスマス島を後にした貨物船も、今のところは無事です。でも哨戒中の陸攻に発見されているので、このまま何事もなく航海し続けることができる保証はありません。

今日はmoon light 14%で明日はもっと暗い夜になります。クリスマス島にはPTボートがいるので近日中に艦砲射撃が行われる可能性は少なくなったものと判断し、昨日disbandした貨物船のうちの一番小さなものから2隻をTFに仕立ててサプライ揚陸を再開することにしました。もっとも、今日来なかったのがフェイントで、一日遅らせて不意をつこうとしている可能性もまったくないわけではないので、戦闘機はココス諸島に置いたままにしてあります。もしかすると揚陸作業中の貨物船が陸攻の雷撃を受けることになるかも知れません。

ビルマではマンダレーとShweboを占領した日本軍の主力は東進し、ラシオの西隣のヘクスに達しました。まだマンダレーのヘクスにいたときに東に進んでいるアイコンが表示されていたので、マンダレーとラシオの間のジャングルヘクスに何度か偵察機を送りましたが、地上部隊を発見することはできなかったのです。なので、15ユニットもの大軍が突然現れた、しかも見たくないものを見たという印象を受けてしまいました。ラシオには小さな部隊がいくつか集まっていますが、素のAVの合計が150弱ほどにしかならず防衛困難だと思います。まあ、重慶陥落がそう遠いことではないので、ビルマ・中国を連絡するラシオを保持する意義が低下しているのも確かなんですが、大陸では大敗続きで参っています。

2014年2月26日水曜日

スンダ海峡で軽巡五十鈴を目撃


1942年7月7日、奄美大島近海でパトロールしていたSS Stingrayが九六陸攻の爆撃を受けました。リプレイ中”G3M2 Nell attacking SS Stingray at 99,64”と表示され、同文がコンバットイベントにも載せられていました。飛行機が潜水艦を攻撃した時、その艦名まで表示されると爆弾命中という噂がありますが、実名が公開されてしまったSS Stingrayにはたしかに爆弾が命中していました。250kg爆弾の命中のわりにはSys 16, Flt 26(16), Eng 0と損傷は軽く、沈没の心配はありません。それでもmajorな浸水被害が16あって修理にはドック入りが必要です。パールハーバーまで戻ることになるので戦線復帰まで2ヶ月近くかかりそうです。このSS Stingrayは4月のアップグレードでレーダーを装備しましたが、必ずしも哨戒機探知→急速潜航がうまくゆくというわけではないようです。

東部蘭印アルー諸島のDoboでは今日もDeliberate attackを行いましたが、I/19th Naval Guard Unitの殲滅には至りませんでした。海兵隊空挺大隊を早く撤収させたい気持ちでいっぱいなので、日本軍の頑張りにはイライラさせられます。史実のアメリカ軍の指揮官も同じように感じることが多々あったかも知れません。

そのDoboの5ヘクス東のSaumlakiのヘクスにここ数日、日本の潜水艦を見かけることが多いように感じます。Saumlakiは3月27日にI./33rd Inf Regt(歩兵第33聯隊の片割れ)に占領されて以来、輸送船がやってきているのを見かけた記憶がありません。そろそろサプライの補給が必要な時期だろうと思いますが、7ヘクス南のダーウィンには雷撃の可能なカタリナ飛行艇がいますから、かわりに潜水艦でサプライを輸送しようとしているのかなと想像しています(潜水艦で撤収させている可能性もある??)。今日はダーウィンからB-17E Fortress 3機とB-26 Marauder 18機が港を爆撃し、Port hits 6、Port supply hits 1の命中弾がありました。輸送任務というのが正解だとすれば、潜水艦のお仕事をさらにやりがいのあるものにしてあげることができたかなと思います。

さて、本日のメインイベントの舞台はスンダ海峡西出口でした。パトロール中のSS SalmonがCL五十鈴を発見し、魚雷を4本発射しました。見事に一本が命中しましたが、残念ながら不発でした。SS SalmonがDD薄雲の制圧を受けましたが、DD薄雲の搭載する爆雷がType 95 DCだったので、すべて潜航したSS Salmonのはるか頭上で爆発してしまい無事でした。SS Salmonの報告によると、このTFにはCL五十鈴、DD薄雲の他にCL鬼怒と川内も目撃されたそうです。

ジャワ島南方のクリスマス島のサプライ在庫が1万3千トンそこそこにまで減少してきています。そろそろサプライを輸送するコンボイを派遣する必要がありますが、先月のコンボイはジャワ島からの陸攻により12隻が沈められました。その悲劇を繰り返さないため、ココス諸島からクリスマス島にP-40Eを2個飛行隊50機と、カナダ軍のMartlet II 33機の飛行隊を送りました。Martlet IIはF4Fのイギリスバージョンで、英軍空母に搭載されていた飛行隊です。7月21日にCVインドミタブルがwithdrawになりますが、搭載されている飛行隊を同行させるのはもったいないので、こちらで活用することにしました。日本側も補用機含めて90機ほどの戦闘機がクリスマス島に進出したのを偵察で察知したようで、いまのところ陸攻の雷撃はありません。

CL五十鈴のTFはクリスマス島へのコンボイを襲撃するための水上戦闘TFの可能性もないわけではありません。しかしそれなら今日の時点でクリスマス島周辺に向けて航行する姿が、ココス諸島から海上哨戒飛行を行うカタリナ飛行艇に発見されていそうな気がします。発見されていないということは、コンボイ襲撃ではなくクリスマス島艦砲射撃が主な目的と考える方が妥当でしょう。軽巡3隻では威力に乏しいので目撃された他に戦艦や重巡も同行している可能性が高いと思われます。その戦艦の最高速度にもよりますが、艦砲射撃の前日にはクリスマス島から距離7~9のヘクスで待機することになります。きっと、ジャワ島南岸のココス諸島から一番遠いあたりを待機場所に選んだので、哨戒機に目撃されなかったのでしょう。

6月いっぱいはココス諸島に英軍空母3隻の機動部隊を待機させてありましたが、CVインドミタブルのwithdrawにあわせ軽微な損傷修理などのためいったんケープタウンに向かわせました。現在、連合軍はこの海域に戦艦や重巡を含むTFを阻止できるような戦力をもっていないので、艦砲射撃が目的だとすればどうぞご勝手にというしかありません。ただ、地上で貴重な戦闘機を破壊されるわけにはいかないので、修理が必要で飛べない機体を除いてすべてココス諸島に戻しました(まさかココス諸島への艦砲射撃ではないでしょうね)。

またクリスマス島でサプライと重油を揚陸中だったTFと今日クリスマス島に到着したTFは、すでにサプライ揚陸の済んだ輸送船2隻以外すべてdisbandさせました。速度の遅い輸送船をジャワ島から遠い方向に待避するよう指示しても、おそらく最高速度で接近する日本のTFにクリスマス島のヘクスでつかまってしまい、全滅すると思われるからです。disbandしておけば、艦砲射撃により何隻かは被害を受けても全滅するなんてことはないでしょう。揚陸の済んだ輸送船2隻には南西(このゲームのマップでの南西)に向けて避難するよう指示しましたが、積み荷が無いので沈没してもまあ許せる範囲内。かえってつかまって戦闘に巻き込まれてしまえば、その分だけ日本のTFは予定外の時間を消費することになり、ジャワ島南岸の出発ヘクスまで戻ることができなくなるでしょうし。

それと、クリスマス島にはPTボートがいます。コンボイの派遣を考えた時に、月明かりが少なくなる頃にと考えていました。明るいと役に立たないPTボートですが、今日がmoon llight 25%で明日はもうちょっと暗くなりますから、大きな一発を期待したいところです。艦砲射撃に来たはずなのに、PTボートや輸送船との戦闘で混乱状況になり触雷してくれたりすれば最高なんですが。このゲーム、こんな風にあれこれ妄想しながら返信を待っているのも楽しいひとときです。そしてリプレイをみると夢ははかなく消えてしまうものです。

2014年2月25日火曜日

潜水艦が九六陸攻を撃墜


1942年7月6日、リプレイをみていたところ、東シナ海でSS Gudgeonが陸攻を撃墜したと表示されました。リプレイ終了後にTrackerで確認してみると、九六陸攻にFlakによる損失1機と報告されているので間違いないようですが、連合軍側プレイで潜水艦が日本機を撃墜しれくれたのは初めてのことです。日本側プレイしていて哨戒機を潜水艦に撃墜された経験から、潜水艦に撃墜されるのは、高度6000フィートでのNavS(ふつうの海上哨戒飛行)を指示してある飛行機ではなく、高度2000とか1000フィートでのASW飛行を指示してある機体なのだと感じます。これは昨夜の本州南方海上ですが、5隻のアメリカの潜水艦が日本のTF6個の位置を報告してくれています。日本側としてはうっとうしく感じて、対潜哨戒飛行を指示したくもなるでしょう。

また、日本の潜水艦が連合軍機を撃墜した経験はありません。連合軍の潜水艦が撃墜できるのは、レーダーが装備されているからなのだろうと思っていました。しかし、SS Gudgeonは開戦後にハワイを出立して以来、まだ一度も帰港せず東シナ海周辺をパトロールしてきました。日本側がこれまで放置してくれている温州で燃料を補給できたことと、なかなか攻撃の機会が無かった(まだ魚雷の消費数ゼロ)ことの2つの理由からこんなに長いこと帰港せずに済んだわけです。アメリカの潜水艦がレーダーを装備するのは1942年4月のアップグレードの際なので、帰港していないSS Gudgeonにはレーダーが装備されていません。もちろんレーダーを装備していた方が有利ではあるのでしょうが、無いからといって哨戒機を撃墜できないというものでもないようです。するとやはり機体の頑丈かどうかが、潜水艦に撃墜されやすいかどうかに大きく影響しているってことなんでしょうね。

中国では日本軍地上部隊が追撃中ですが、陸戦はありませんでした。かわりに零戦(A6M2 Zero)  16機が貴陽をsweep。貴陽には中国軍のCAPはいませんでした。その後、貴陽に向けて後退中の中国軍に対して一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 24機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 128機が地上蓋員爆撃に飛来しました。森林ヘクスなので、device1個が破壊され25個がdisabledになっただけですが、爆撃を受けたユニットはmove modeからcombat modeに強制的に変更されるルールなので、3部隊ほど退却が遅れました。この3ユニットはあした日本軍の攻撃を受ける羽目になるかも知れません。

蘭印東部のDoboでは、日本軍からの攻撃はありませんでした。連合軍側からは海兵隊空挺大隊が今日もDeliberate attackを行い、device 7個を破壊しましたが殲滅にはいたりませんでした。I/19th Naval Guard Unitは敗戦にも関わらず今日も踏みとどまっています。日本軍がなかなか退却しないのは、このゲームがガダルカナル戦の再現をも目指しているからかなと感じます。

2014年2月24日月曜日

米軍魚雷の不発続く


1942年7月5日、本州南方海上で、SS Plungerが給油艦石廊を、ついでその3ヘクス北方でSS Pollackが給油艦早鞆を雷撃し、ともに魚雷は命中しましたが不発でした。2隻の給油艦は同じTFに所属していて進行方向は北北東ですから、神戸あたりに向けて重油(または原油)を輸送していたのだと思われます。不発でさえなければ積み荷が火災を起こして沈没確実だったんですが、残念です。

今日はマカッサル海峡の北出口をパトロールしているSS KXIIがASW TFに見とがめられてSC Ch 22から爆雷攻撃を受けました。ここはバリクパパンで産出された重油・原油をトラックなど南東方面や本土に搬出するルートにあたっていて、日本側も連合軍潜水艦が潜伏していることを充分に承知しています。しかもここはチョークポイントにしては珍しく深海ヘクスなので、日本の爆雷で連合軍潜水艦にダメージを与えることが難しくなっています。連合軍としては日本側がここを避けてボルネオの南側から南シナ海に迂回してくれれば、それだけでもパトロールの効果ありと判断するところですが、今のところお相手の方はこのルートの利用を忌避してはいません。というのも、実は6月26日にこのヘクスでSS Snapperが給油艦石廊を雷撃し、魚雷は命中したが不発というエピソードがあったのです。給油艦石廊ということは今日本州南方で遭遇したTFなわけで、どうもこのTFへの魚雷は爆発しない運命のようです。

中国では日本軍地上部隊が前進を続けていますが、陸戦はありませんでした。かわりに重慶に零戦(A6M2 Zero) 20機のsweepがありました。7月3日の空戦で中国軍のH81-A3(P-40の輸出バージョン)がいい仕事をしたので、叩いておかなければと感じたのだと思います。重慶上空ではH81-A3 23機が迎撃しましたが、H81-A3の9機(被撃墜 7、Ops loss 2)損失に対して零戦は3機(被撃墜 3)だけと、今日はかなりやられてしまいました。7月3日はLRCAPどうしの対決でしたが、今日はsweeper対CAPだったので、こんな結果になったのだろうと思います。今日の結果からすると、そろそろ重慶爆撃が始まるかも知れません。

東部蘭印では、ダーウィンからB-17E Fortress 3機がSaumlakiの港湾爆撃を実施しました。Saumlakiには飛行場がないので、港を爆撃したわけですが、Port hits 1、Port supply hits 2の命中弾がありました。Doboを占領して、その次はここSaumlakiを空挺作戦(アンボン、クーパンなどに陸攻がいて上陸作戦を行うのはまだ無理)で攻略しようと考えています。その準備として、fortificaitonの増強工事を妨害するために港湾爆撃を実施しました。ダーウィンに配置してあるB-17Eは8機だけと少なく、このままでは効果不十分な感じですので、明日からはBathurst Islandの戦闘機の護衛で、ダーウィンのB-26も爆撃に行かせようと思います。

さて、空挺作戦で占領したDoboですが、降下した海兵隊第2空挺大隊はなるべく早くダーウィンに帰還させたいと思っています。空挺作戦を実施可能なユニットは貴重なので、Doboのような僻地で守備業務につかせておくわけにはいきません。ただ、日本の部隊が残ったまま帰還させると、折角占領したDoboを日本側に奪還されてしまうので、まずは日本軍を処理が必要です。そこで今日はDeliberate attackを指示しておきました。

ところがリプレイのDoboで最初に生起した陸戦は日本側のShock attackでした。このゲームでは日本側の指示の方が先に処理されるルールなので、日本側が攻撃指示を出してあれば、連合軍より先にそれが処理されるのは当然ですが、まさか攻撃されるとは思っていなかったので驚きました。素のAVは日本側 14:海兵隊 25でしたが、修正AVは1:25となり防衛に成功しました。日本側もこのShock attackで奪還できると思っていたわけではないと思います。それではなぜ攻撃したのか?

日本側の部隊はI/19th Naval Guard Unitという、海軍の第19警備隊の片割れのユニットです。このまま海兵隊大隊の再度の攻撃を受けてジャングルヘクスに押し出されると、朽ち果てるまでにかなりの時間がかかってしまいます。それよりいっそのこと全滅させてもう片方のII/19th Naval Guard Unitというユニットに補充を受けさせれば、第19警備隊本体として早めに再建することができ好都合という判断があったのだろうと思います。生身の人間で構成された部隊に自殺目的の突撃を指示するのは非人道的だと思いますが、電子の兵隊さんたちもその家族も文句を言うわけではありませんから、ゲーム的にはありだと思います。

次の連合軍のDeliberate attackの時には、海兵隊側の素のAVは25のままでしたが、日本側は8に減少していました。この戦いも修正AV7:1で連合軍側の勝利で、2回の戦闘で日本側のdevice 2個が破棄され11個がdisabledになりましたが、I/19th Naval Guard UnitはしぶとくDoboのヘクスに踏みとどまり、生き残ってしまいました。海兵隊側も空輸された部隊なので重火器はなく火力に欠けることと、日本側の根性とが、こういった結果をもたらしたのでしょう。連合軍側は明日も攻撃するよう指示しましたが、はたして日本側はどうするつもりでしょう。明日も日本側からの攻撃があると、みなさんは思われますか?

2014年2月23日日曜日

中国で敗北、貴陽への門開く

1942年7月4日、珍しく連合軍潜水艦の襲撃シーンを3回も見ることが出来ました。いずれもmiss(不発 or はずれ)でしたが、積極性があってうれしい限り。そして空戦フェーズでは、カルカッタのニュージーランド軍少佐Clouston, W.G.さんが、一昨日につづいて偵察に来た一式陸攻を撃墜してくれました。彼の撃墜機数はこれで7機になり、連合軍初の7機撃墜者です。連合軍のトップエースがアメリカからでもイギリス本国からでもなくニュージーランドから出るのを見ることが出来るのも、このゲームのおもしろさの一つだと思います。

その後、空戦フェーズでは双方通じて一つも空襲がありませんでした。今日はこのまま平和に終わるのかなと思っていたら、陸戦フェーズで中国貴陽東南東の日本の大軍によるDeliberate attackがあり、あっさり敗退してしまいました。日本側は歩兵師団18、戦車聯隊8、独立混成旅団1、守備隊1、砲兵多数とHQユニットで、一昨日より歩兵師団1個と独立混成旅団1個が増えていました。これで素のAVが7635。中国軍は戦闘ですり減ったままでAV 974。中国側に地形のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは5002:1495。オッズ比3:1で敗北です。陸戦を眺めていると、砲撃・射撃戦の段階で中国軍のAVがどんどん減ってゆくのがあきらかで、今日はダメだなと感じました。日本側のAVはあまり減らないのは元々貧弱な中国軍の火力がサプライ不足でさらに威力をなくしているからなのでしょう。戦闘の死傷者は、日本側のdevice 27個が破壊され、905個がdisabledになり、中国軍は1447個が破壊され、231個がdisabledになりました。

ここで敗北したことにより、貴陽を守るすべはありません。またご覧の通り、貴陽を通過して重慶に達する道路上には中国軍ユニットがいますが、どれも弱体なので1942年夏のうちの重慶陥落を阻止する手立てがないのが実情です。ビルマといい中国といい、大陸での戦いはお先真っ暗です。

2014年2月22日土曜日

空挺作戦でDoboを奪還


1942年7月3日、昨日に引き続き日本のDMS(駆逐艦改装掃海艦)がバターンのヘクスの掃海作業を行っています。今日は45個でしたが、うち1個は駆逐艦が触雷して爆発・処理したものでした。当然、処理した駆逐艦は沈没し、沈没艦船リストをみるとDD秋月が沈没したと報告されていました。本当に秋月なら連合軍側としてもうれしいのですが、空母直営用の貴重な秋月級がこんな任務に就くとも思えず、おそらく間違いでしょう。コンバットリポートには昨日も今日もDD神風がDMSに同伴していたと記載されているので、きっと沈没したのはDD神風なのだと思います。

駆逐艦を掃海TFに編入することが可能です。ただし、掃海TFに所属したからといって掃海作業ができるかというとそうではなく、掃海艦艇の護衛が目的です。ちょうど、Air Combat TFに所属する駆逐艦の仕事が、艦載機を発進させることではなく、空母を潜水艦や敵水上艦から守ることなのと一緒です。そう考えると、バターンのヘクスの掃海作業に駆逐艦を同行させたこと自体が失敗だったのかなと感じます。位置的に連合軍の水上戦闘TFから掃海艦艇を守る必要なんてないわけですし、DMSは元が駆逐艦で爆雷も装備していますから、駆逐艦が連合軍潜水艦から守ってやらなくともよかったろうにと感じました。

心配していた中国での陸戦はなく、今日は空戦のみ。連合軍は例の日本の大軍に対し、レドから15機のB-17E Fortressが爆撃に向かいました。このヘクス爆撃は中国軍によるものも含めるとこれで4日目になりますから、日本側がLRCAPを派遣することが予測されました。かといってレドからB-17Eに同行できる戦闘機はありません。また重慶の中国軍戦闘機に護衛を指示しても、出発地がかなり離れているし、目的地までの距離も全然違うし、うまくcoordinateできるとは思えません。そこで、重慶のH81-A3(P-40の輸出タイプ) 24機にLRCAPを指示することにしてみました。実際にB-17Eが目標上空に到着してみると、零戦(A6M2 Zero) 22機が待ち受けていましたが、H81-A3も6機が来ていました。LRCAPで爆撃機を護衛させるのってほとんどしたことがないのですが、リプレイ時にはこんな風に両者の航跡が表示されるんですね。でもこれだと日本側からは、重慶の戦闘機に護衛任務を指示したのと区別がつかない、というか護衛任務で戦闘機は飛んだと解釈する方が素直ですよね。

空戦の結果、零戦は7機(被撃墜 5、Ops loss 2)、H81-A3 2機(被撃墜 2)、B-17E 2機(Ops loss 2)の損失が報告されています。H-81-A3は零戦を4機撃墜していますし、もしLRCAPを指示しておかなければ、B-17Eの損失がもっと多数になっていたことでしょう。この時期になると中国軍の戦闘機パイロットもexp、Airスキル、Defスキルが訓練のおかげでかなり高くなっているので、それなりに戦えたんだと思います。ただ爆撃の戦果の方は地上部隊のdevice 2個をdisabledにしただけで、引き換えにB-17Eを2機も失ったことを考えるとお世辞にも成功した作戦とはいい難いものでした。

さて、6月27日に日本軍に占領された東部蘭印アルー諸島のDoboですが、空挺作戦で奪回しました。ダーウィンにB-17Eを一個飛行隊移動させ地上部隊への爆撃を続け、今日もB-17E Fortress 9機の爆撃で、日本軍のdevice 7個をdisabledにしました。その後2nd USMC Parachute Bn /1が降下し、素のAVが28:7。日本側には地形と指揮官にプラスと準備不足のマイナス修正、米軍にはShock attackのプラスと指揮官にマイナスの修正があり、修正AVが19:1。オッズ比19:1で奪還です。日本軍はジャングルの中に後退するのかと思っていましたが、Doboのヘクスに頑張っています。

この空挺作戦はもっと早く実施する予定でした。しかし、輸送機のR4D-1 Skytrain(海兵隊用のC-47)の空挺作戦時の航続距離が10で、ダーウィンから出撃することができないことが判明し、Bathurst Islandからの出撃に変更したので遅れました。遅れた分、地上部隊爆撃ができたので却って良かったと思います。

今日飛んでくれたのは、R4D-1 Skytrainが12機、PBY-5A Catalina 12機、PBY-5 Catalina 24機の合計48機。蘭印東部アルー諸島のDoboを占領されるというエントリーでも触れたように42機あれば一個大隊ぜんぶを空輸できる計算でしたから、48機もとべば問題はないはず。と思って確認してみたところ、一部がBathurst Islandに取り残されていました。システム的には取り残された方が2nd USMC Parachute Bnの本体で、Baboに降下した方は2nd USMC Parachute Bn /1という支隊として扱われています。支隊とはいっても指揮官が必要ですから、システムが自動的にWalker R.少佐を指揮官に任命していました。このWalker R.少佐は自動生成の指揮官ですから、Leadership 48、Inspiration 45、Land 48の凡庸な人物です。他方、空挺作戦をするつもりで2nd USMC Parachute Bnに任命してあったKnulak Victor H.中佐はLeadership 61、Inspiration 80、Land 69の逸材でした。この人が取り残されてしまい、凡庸な人物が指揮官を引き継ぐことになったので、米軍側に指揮官のマイナス修正がついてしまったんだと思います。

さて、取り残された部隊をチェックしてみると、残っているのはUS Cmbt Eng Sqdというdevice
 3分隊だけです。じつはこのdeviceの名前にはSqdという語が含まれていますが、このゲーム的にはsquadではなく、engineerタイプのdeviceなのでした。しかもload costが10もあるので、空挺降下はおろか、そもそも空輸できないdeviceだったのです。パラシュート大隊なんていう部隊ですから当然すべてのdeviceが空挺降下可能だろうと即断してしまったのですが、それが失敗でした、まあ作戦は成功してくれたので、結果オーライではありますが。このあと日本側は逆上陸や逆空挺降下作戦を仕掛けて来るでしょうか?その点だけはちょっと気がかりです。

2014年2月21日金曜日

中国での陸戦再開

コレヒドール要塞を陥落させた日本軍は、マニラ港を利用するため、せっせとバターンのヘクスの掃海作業を進めています。今日1942年7月2日は142個が処理されたと、コンバットリポートに報告されていました。ACM(機雷原を維持する特務艦)のいなかったバターンのヘクスにそんなに機雷が残っているとは思わなかったので少し驚くとともに、すでに日本の支配下にあるヘクスの掃海作業の様子が分かってしまう仕様に対する違和感がないわけでもありません。

インド・ビルマ戦線は一服しましたが、双方とも偵察機を飛ばしてあいての様子をうかがっています。カルカッタには定期便のように毎日偵察機が飛来していますが、今日はCAPが偵察に来た一式陸攻を1機撃墜しました。撃墜したのはハリケーン乗りのニュージーランド軍少佐Clouston, W.G.さん。これで撃墜6機目となり、連合軍のトップに並びました。Expも82になったので、日本側をプレイしていれば早速教官としてTRACOMに送るところですが、連合軍側はパイロットに不足は感じないし、そもそもニュージーランド軍にTRACOM教官になれるExp 81のパイロットが10人もたまるなんてことはないでしょうしね。このまま前線でお仕事を続けてもらいます。

本日のメインは中国の貴陽の東南東のヘクスです。ここには22万人強の日本軍と7万名弱の中国軍が対峙しています。日本軍は6月20日にDeliberate attackを実施しましたが、それ以来、音なしの構えです。日本側が大人しくしているのは、6月20日の戦闘でdisabled(負傷・故障)になったdeviceの回復を待つためだろうと思いますが、中国のかなり奥地に侵入してきているので、必ずしも毎日潤沢にサプライの輸送されるわけではないことも原因なのかなと推測しました。その推測が正しいとすれば、さらにサプライの状況を悪化させる策を講じることにより、膠着状態を長引かせることが出来るはずです。中国側から砲撃を行えば日本側は反撃の砲撃でサプライをその分だけ余計に消費することになりますが、中国軍自体がサプライ不足の状況ですからそれは無理。そこで一昨日と昨日、このヘクスの日本軍の大軍に対して重慶から爆撃機3機による空襲を実施してみました。各3機ずつと少数機なので、日本側地上部隊に対する直接の被害はありませんでした。直接の被害がなくても、対空射撃を実施すればその分サプライの消費量が増えるので、そちらが狙いでした。

その重慶からの爆撃に反応して、今日は零戦(A6M2) 27機が重慶をsweepしてきました。今日はsweepに後続する爆撃機はいませんでしたが、重慶に飛行機を配置しておくといつでも爆撃で地上破壊することができるよという警告なのでしょう。なお、今日ば重慶からの爆撃はお休みしました。

重慶へのsweepに続いて、日本側は貴陽の東南東のヘクスの中国軍に対して、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 129機が地上部隊を爆撃を実施しました。中国戦線で日本軍がこれだけの数の爆撃機を集中して運用することはこれまでになかったことなので、日本軍の今日はこの後に陸戦を仕掛け絶対に勝つぞという意気込みを感じました。このヘクスの地形は森林なので、これだけの爆撃機が集中しても地上部隊のdevice 21個がdsiabeldになっただけですが、疲労値や混乱値はかなり上昇したことでしょう。

連合軍は重慶からの爆撃はお休みしましたが、インドのレドからB-17E Fortress 21機でこのヘクスの日本の大軍に対して地上部隊爆撃を実施しました。レドからは距離17ヘクスもあり、四発爆撃機にとっても遠距離爆撃となるので、500ポンド爆弾を4発ずつしか搭載できません。しかも森林ヘクスですから、日本側地上部隊のdevice 5個をdisabledにしただけでした。でも日本側の爆撃と同じように、あいての疲労値や混乱値を多少は上昇させたでしょうから、この後の陸戦に少しは影響したものと思います。

そして、日本側のDeliberate attack。日本側は歩兵師団 17、戦車聯隊 8、守備隊 1、砲兵とHQユニットが9での素のAV 7613。6月20日の時よりも一個師団多いので、素のAVも500ほど増えています。中国軍には増援はなく、素のAVは1737で前回の戦闘より400ほど減っています。中国軍には地形にプラスと経験不足・サプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは5123:2719。オッズ比1:1なので、踏みとどまることが出来ました。死傷者は日本側のdevice 36個が破壊され1031個がdisabledになったのに対し、中国軍は356個が破壊され1115個がdisabledになりました。次の攻撃が明日になるのか、もう少し後になるのかは分かりませんが、もともと兵力の少ない中国側の死傷者数の方が若干上回っていますから、もうもたないでしょうね。

2014年2月20日木曜日

1942年6月の成績



1942年6月の成績ですが、まずは沈没した艦船から。連合軍はなんと43隻も沈められ、しかも護衛空母や3隻の大型タンカーや多数の客船、駆逐艦などが含まれています。それに対し日本側はたった8隻の沈没で、しかも8隻のうち3隻をしめる日本の潜水艦の撃沈は不確実。完敗です。連合軍側はハワイ東方で日本の空母にコンボイ一つをそっくり殲滅されたのに加えて、東部ニューギニア南岸のTerapoとジャワ島南方のクリスマス島へのサプライや地上部隊を輸送する貨物船が陸攻や潜水艦の攻撃で少なからず沈められました。

今月は空の戦いもヒートアップし、飛行機の損失数も連合軍373機、日本軍396機。両軍とも一ヶ月の損失機数としては開戦以来最多を記録しました。日本側の月ごとの損失機数が連合軍側を上回ったのはこれが2回目です。

連合軍は日本のCAPトラップにひっかかったりなどして、各機種とも満遍なく落とされました。それに対して日本機の損失数の半数は零戦でした。先月も触れましたが、このゲームでの緒戦期のベストファイターは零戦(A6M2 Zero)で、その後は零戦→二式戦→???→P-47→P-51という感じでしょうか。このゲームでの陸軍の一式戦は凡庸な機種なので、日本側は意図的に優秀な零戦の方をつかうようにしているから、こういう数字になっているのだと思います。日本側がR&Dに注力していれば、そろそろ二式戦の生産が可能になる時期かなと思います。零戦相手に苦戦していますから、二式戦が登場するようになるともっと苦しくなりそうです。

激しい戦いを反映して、パイロットの死傷もKIA 83、WIA 75、MIA 35と開戦以来の最高を記録しました。連合軍側のパイロットの養成は順調で、中国軍・ニュージーランド軍を除くと不足を感じません。しかし機体、とくに戦闘機の生産配給数はかなりタイトなのです。必要に応じて自分で生産数を調節できる日本側につきあって激しい空戦を繰り広げていると、戦闘機の在庫がからっぽということにもなりかねません。まだ1942年半ばではあるし、積極的すぎる作戦行動は控えておくべき時期なんでしょうね。

2014年2月19日水曜日

伊豆諸島近海で貨物船撃沈


1942年6月30日、フィリピン中部ネグロス島のBacolodが占領されました。Bacolodには73rd PA Infantry Regimentが駐屯していましたが、サプライ不足のため、18th Naval Guard Unitの攻撃で壊滅してしまいました。バターンが陥落したので、残っている連合軍支配下の拠点を順番に占領していくつもりなのでしょう。
SS Flying Fishが伊豆諸島近海を航海する日本のTFに遭遇しました。まずxAK対馬丸を雷撃しましたが不発。SS Flying Fishはその次のフェーズに浮上し、xAK津山丸(6475トン、VP 13)を雷撃・砲撃して撃沈しました。お相手の方によると護衛艦艇を同行させるのを忘れたとのことです。そのためSS Flying Fishの艦長は浮上攻撃を決断したわけですね。良い判断でした。のぞむらくは対馬丸に対しても浮上して砲撃してほしかった。というのも、対馬丸を雷撃した後に護衛艦艇の反撃が無く、対馬丸も津山丸といっしょに護衛艦艇なしのTFとして航行していたものと思われるからです。日本の南方海上にはそれなりの数の潜水艦をパトロールさせていますが、攻撃の機会をつかめても魚雷の不発が多くなかなか撃沈にはいたらないので、ついそんな風に無理なお願いをしてしまうのでした。
Accelerated training for 7 Chinese pilots from month-cycle 10
Accelerated training for 10 Chinese pilots from month-cycle 9
Accelerated training for 3 Chinese pilots from month-cycle 8
Accelerated training for 7 Chinese pilots from month-cycle 7
Accelerated training for 1 Chinese pilots from month-cycle 6
月末恒例行事のパイロット養成に関する通知。なぜか中国軍にだけこんなにお知らせがありました。以前も触れたことがありますが、パイロット学生の勉学が促進されるのは、最低でもTRACOMに10人のベテランパイロットを配置することが必要なはずですが、一人もベテランパイロットを送り込んでいない中国軍のパイロット養成がはかどっています。これは仕様なんでしょうか?


2014年2月17日月曜日

バターン陥落


1942年6月28日、とうとうバターンが陥落しました。日本側が大兵力を投入せず、また慎重に攻撃してくれたという事情はあったにしても、6月末まで頑張ってくれた米比軍の健闘は賞賛に価すると思います。バターン陥落に伴いフリーになった近衛師団、48師団と多数の砲兵ユニットが今後どこに投入されるのかが気がかりです。ビルマか、それともジャワ島南のクリスマス島上陸に向かうくらいでしょうか。それと、ご覧の通りフィリピンにはまだアメリカ支配下の根拠地が少なからずあります。dot baseはいいにしても、これら根拠地を1943年まで放置しておくと日本側にとってのトラブルのもとになりそうな気がしますから、これから掃討するつもりなんでしょうね、きっと。

蘭印東部では占領されたばかりのDoboにダーウィンからB-17E Fortress 3機が港の爆撃に向かい、Port hits 4の命中弾がありました。1個飛行隊の爆撃でも多少の効果はありそうなので、あしたは地上部隊の爆撃をしてみたいと思います。

ついで、ニューギニア東部のBaboにBathurst Islandから午前と午後各3機のPBY-5 Catalinaが雷撃に向かいました。Baboには小さいながらも油田があるので、停泊していたのはタンカーです。午前中に攻撃したTK Azuma Maru #2への雷撃は失敗しましたが、午後のTK Arima Maru #4(1120トン、VP 3)には魚雷が1本命中し、積み荷の原油が炎上して沈没しました。

ダーウィンにはだいぶ前からrange 1のAir HQを配置してあるので、ダーウィンとBathurst Islandから雷撃が可能です。しかし、ダーウィンやBabarなどへの上陸船団、または大きなコンボイを発見することがなければ雷撃可能なことは秘匿しておこうと考えていて、カタリナ飛行艇のPrimary missionはNaval Attack(艦船攻撃)ではなく、Naval Search(海上哨戒)にしてありました。この間、バンダ海に小物のTF(小数の貨物船などからなるTF)を何度か目撃しましたが、みんな見逃してあげました。いつか日本側が空母の支援なしに大きなTFをダーウィンに接近させた時こそ、雷撃の出番だと考えていたわけです。この雷撃能力秘匿計画はこれまで成功だったと思います。なんといっても、Doboに空母の支援なしで上陸船団がやってきわたけですからね。

そのDoboへの上陸ですが、まさかI/19th Naval Guard Unitなんていう小部隊一つだけだとは思わなかったので、後続する上陸船団を迎撃するため、カタリナ飛行艇への艦船攻撃指示を解禁(Primary missionをNaval Attackに)しました。その後、後続する上陸船団がないことが判明したので、またカタリナ飛行艇への艦船攻撃指示は中止することとし、Naval Search 50%, Rest 50%の設定に変更したのです。しかし、Primary missionをNaval Searchに戻しておくのを忘れてしまい、Baboのタンカーを攻撃することになってしまったようです(50%が哨戒飛行に出かけ、50%が休養の指示なので、これだけでも攻撃にはいかないように感じるのですが、このゲームの仕様はそうなってはいないようです)。

油田のあるBaboにタンカーが入港するのは当たり前ですが、私自身の日本側プレイの経験から、撃沈されても惜しくない一番小さなタンカーを使うだろうと思っていました。その予想は的中。予想通りの1120トンのタンカーを撃沈できた喜びよりも、指示変更忘れで雷撃可能なことがばれてしまったことの方が悔やまれます。

今日はアンボンに2つのTF、CSとCLのTFとPBのTFの存在が報告されました。前者は一昨日みかけた重巡を含むTFで、後者がBaboに上陸を実施したTFなのでしょう。アンボンのようなしっかりしたCAPがいそうな所にいるTFの雷撃に行ってしまうと、戦果はなく大切なカタリナを撃墜されるだけになってしまうと思われるので、カタリナの部隊のPrimary missionはあらためてNaval Searchにしておきました。この時に気付いたのですが、アメリカ海軍のカタリナ(イギリスやオーストラリアのカタリナは雷撃不可)はPrimary missionがNaval Attackの時だけではなく、Naval Searchにしてあっても魚雷を搭載できるんですね。艦船攻撃で魚雷を使用できる陸攻や大艇でも、Primary missionをnaval SearchにするとUsing TORPEDOESの文字が黄色ではなくグレイアウトしてしまって、Naval Search任務に魚雷を持って出かけることはできなかったような気がします。違いましたっけ。

2014年2月16日日曜日

蘭印東部アルー諸島のDoboを占領される

1942年6月27日、蘭印東部アルー諸島のDoboが日本軍に無血占領されました。きのう哨戒機の発見した重巡を含むTFが南下したり、さらに上陸船団が後続するようならと考えて、ダーウィンとBathurst Islandのカタリナ飛行艇とB-26に艦船攻撃を指示してありましたが、出撃の機会はありませんでした。昨日上陸を成功させた船団もさっさと逃げていってしまいました。

コンバットリポートによると上陸したのはI/19th Naval Guard Unitで、兵員322名、砲3門、素のAV 11という陣容です。シナリオ1の日本側を覗いてみると、1942年4月下旬頃増援される部隊のようです。所持する砲3門は、迫撃砲・速射砲・重機関銃であってますね。また、このゲームでは歩兵・工兵1分隊のAV(assault value)が1とされていて、この部隊は歩兵分隊12、工兵分隊3ですから素のAVは15あっていいはずです。でも昨日の上陸の際にsquadsのdevice 9個とNon Combatのdevice 7個がdisabledになっていますから、そのせいで低下したのでしょう。

さて、上陸してきたのは、重火器ももたず、本来ならGarrisonの数合わせに使うために増援されてきたような部隊1つだけでした。そう思うと、逆上陸を考えたくなるところ。ただ本当に逆上陸するのは、アンボンからの陸攻の雷撃の可能性があり困難です。となると、空挺作戦ですね。ダーウィンには2nd USMC Parachute Battalionがいます。もともとSaumlakiの奪取を考えて準備してきた部隊ですが、これまでのところ日本側がSaumlakiへの増援を送る気配はありません。もし増援を送って飛行場を拡張しようとしても、ダーウィンから7ヘクス、Bathurst Islandからは距離6ヘクスですから、戦闘機の護衛付きで空襲が実施できるわけで、派手な立ち回りになりそうです。とにかく、Saumlakiなら制圧し続けることが可能だと思うので、後回しでもいいでしょう。しかしDoboはダーウィンから遠いので、ちょっと話が別なのです。

大隊一個を空輸する本格的な空挺作戦を実施するとなると、輸送機を手配しなければなりません。連合軍の輸送機は、訓練用のものを除くと大部分がインドのレドに集結し、中国へのサプライ輸送に従事しています。オーストラリアにいる輸送機の部隊は海兵隊の一個とアメリカ陸軍の1個だけ。オーストラリア軍の輸送機部隊は、航続距離が短いので使えません。これで足りるのかどうか、空輸の仕様についてまとめたレスがあるAARに載せられていたので紹介します。
海上輸送と比較すると、かなり単純にモデル化されている。まず第一に、load costが9より大きいdeviceは空輸(味方の飛行場から味方の飛行場への輸送)できない。第二に、load costが7より大きいdeviceは降下・投下(パラシュート)できない。積載量7500未満の輸送機の場合、機種ごとの積載量の違いが実質的な意味を持っていない。積載量7500未満の機種はどれも、Aviation Support deviceなら2個、 Squad/Engineer Deviceなら1個を空輸・投下できる。積載量7500以上の機種はAviation Support deviceなら4個、 Squad/Engineer Deviceなら2個を空輸・投下できる。積載量2000の機種も積載量6000の機種もSquad Deviceなら1個しか輸送できないわけだ。積載量が7500以上の機種というのは少ししかなく、ほとんどが連合軍機で、日本側では二式大艇の輸送機型だけだったと思う。
この時期の連合軍の保有する最も大きな輸送機のC-47 Skytrainでも積載量は6000ポンドです。ということは、2nd USMC Parachute Battalionをそっくり空輸するためには42機(=27+3+21/2)の輸送機があれば充分だということになります。輸送機だけで42機は無理ですが、近隣のカタリナ飛行艇の哨戒飛行任務を1ターンだけ中止させ、ダーウィンに集合させれば、なんとかなりそうです。

空挺作戦が実施可能となると、次に問題なのは作戦が成功してくれそうかどうかです。素のAVが30と、I/19th Naval Guard Unitの2倍以上はありますから、まったく無理な作戦ということはありません。しかし空挺降下による混乱の発生なんかもあるので、安心確実とまではいえないような気もします。残念なことに、この部隊のprepの対象はSaumlakiなんですよね。まさかDoboに降下するような事態が発生するとは思っていなかったので。こんな状態で実施して大丈夫でしょうか?とりあえず、日本側がDoboにforitificationを築く(上陸した部隊には工兵がいないようですが、今後こっそり空輸することがあり得ます)のを妨害するため、港(Doboの飛行場は規模0)を爆撃しようと思います。その後、なんどか地上部隊爆撃を実施し、その結果を見てから空挺作戦を実施するかどうか決断したいと思います。

2014年2月15日土曜日

東部蘭印アルー諸島Doboに日本軍上陸

1942年6月26日、アラフラ海に浮かぶアルー諸島のDoboに日本軍が上陸しました。きのう哨戒機の報告したTFは上陸船団だったわけです。今日の哨戒機は、Doboに接岸したTFをxAK(客船)、TK(タンカー)各1隻を含む3隻と報告していますが、護衛の艦艇が少なすぎるように感じますし、実態はどうなんでしょうかね。

さて、このTFに対して、ダーウィンの北隣Bathurst IslandからB-26 Marauder 4機が攻撃に向かいました。高度1000フィートという低高度からxAK Hiteru Maruを爆撃しましたが、一発も命中しませんでした。この飛行隊のパイロットのLowNav(低空艦船攻撃)スキルは全員60台まで鍛えてあったのですが、extended range(遠距離)で爆弾搭載量が定数の半分になり、低高度での攻撃の指示なのでさらに爆弾搭載量が半分になり、500ポンド爆弾を1発ずつしか搭載しなかったので命中しなかったのはやむを得ないところかもしれません。

爆弾1発しか搭載しないのなら、4機なんていわずもっと多数機で爆撃すれば良かったのではという御意見もあると思います。おっしゃるとおりです。連合軍側としても、前日の時点で発見していたのですから、上陸作戦を予期していなかったわけではなく、複数の飛行隊(指示可能な双発爆撃機の飛行隊がダーウィンにあと3つありました)に攻撃を指示しようかとも考えました。しかし、まさか空母の支援なしでこんなところにまでやって来るとも思えず、戦闘機の護衛がつかない状態(距離的に戦闘機は同行できない)で機動部隊の零戦に迎撃されることを考えると積極的に航空攻撃を行うことがためらわれてしまいました。定数13機の1個飛行隊にNavS 20%で攻撃を指示しておいたところ4機しか飛んでくれなかったというわけです。

こういう事態に対処するため、Bathurst Islandには重巡Pensacola、軽巡Dereuter、Danae、ceres、St.Louisの米英蘭合同のTFが待機しています。ただ、Doboで水上戦闘を行って、Dobo付近のヘクスで昼を迎えると、アンボンなどからの陸攻の攻撃で悲惨な事態を招くことは必定ですから出撃は見合わせておきました。今日は日本の重巡を含むTFが発見されたので、さらに出撃しにくくなりました。

Doboに上陸した日本軍は兵員600、砲6門と報告されています。Doboには守備隊がいないので、あしたには無血占領となります。放っておくと、同じく守備隊のいない隣のTaberfaneも日本側のものになってしまいますから急遽守備兵を空輸することとしました。日本側がアルー諸島に根拠地隊なども派遣して航空機を運用するようになると、アラフラ海の航行が困難になります。でも日本側が本気でそうするのなら阻止することも難しいというのが1942年6月の連合軍の実情です。日本側がアルー諸島に夢中になってくれれば、連合軍のBabarの防備強化に気づかずにいてくれることくらいは期待できるかも知れません。

オーストラリア北東のPortland RoadsからニューギニアのブナにB-25C Mitchell 17機とB-26 Marauder 11機が飛行場爆撃に向かいました。到着して驚いたことには、81機もの零戦(A6M2 Zero)に迎撃されてしまったのです。Portland Roadsから同行できる護衛戦闘機はなく、多数の零戦のなすがままとなった双発爆撃機は、B-25C 17機中16機、B-26 11機中8機が撃墜されてしまいました。生き残った4機はけなげにも爆撃任務を実行し、ブナの日本軍地上部隊のdevice 1個をdisabledにし、滑走路にも2発の爆弾を命中させました。

護衛戦闘機のつかない爆撃行ですから、連合軍も何の対策もとっていなかったわけではありません。日本側はラエのCAPに注力していて、ブナなんかにはCAPはいないだろうと思ってはいましたが、念のためにTerapo配置のP-39D Airacobraの飛行隊1個にブナへのsweepを指示してあったのです。連合軍の計画では距離の近いTerapoからのsweepが先行し、その後に爆撃機が到着するはずだったのですが、なんの手違いか逆になってしまったわけです。

P-39D 25機がブナ上空に到着した時には、零戦の数は29機に減っていました。爆撃機の時よりも数が大きく減っているのは、ブナ所在機がCAPしているのではなく、ラエ(とその北のLong Islandも?)からのLRCAPだったからでしょう。爆撃機との空戦で燃料や銃弾を使い果たした機はラエまで戻らなければならず、数が減ったわけです。減ったとはいえ29機はP-39Dの25機よりも多数。sweepがCAPより有利という関係はあっても、P-39Dでは零戦に勝ち目がないのはこれまで数々の空戦で経験してきていますから、また大敗だろうとおもってリプレイをみていたところ、かなり多数の零戦が撃墜されていました。リプレイ終了後にTrackerをみてみると、零戦33機(被撃墜 28、Ops loss 5)に対してP39Dは3機(被撃墜 2、Ops loss 1)の損失と報告されていました。連合軍側の記録を見ると、P-39Dの飛行隊に19機、またB-25Cの飛行隊に1機の撃墜が記録されていました。Trackerの被撃墜28機は空戦中の20機(19+1)以外に、帰投中に墜落した機もカウントしているんでしょう。

それにしても、P-39Dがこんなにできる子だったとは驚きました。LRCAPだったり、爆撃機との空戦語の戦闘だったりと、零戦側にかなり疲労がたまっていたことが勝因なんでしょうね。連合軍の計画通り、sweeperが先行し爆撃機が後から到着していたら、P-39Dも双発爆撃機もおいしく料理されていたのかなと思います。B-25CやB-26のパイロットの貴い犠牲で零戦を多数撃墜することのできた日でした。

2014年2月14日金曜日

ビルマ中部のShweboを失う

1942年6月25日、ビルマのShweboで渡河してきた日本軍によるShock attackがあり陥落しました。Shweboは開けた土地なので防御側にボーナスがなく、守るのは困難と見て2ヘクス北の森林ヘクスまで全軍後退中です。ただ完全にShweboを空っぽにしてしまうと無血占領されてしまいます。無血占領すると、敵の築いたfortification(防禦施設)をそのまま入手できるルールがあります。Shweboのfortificaitionは規模3になっていて、日本側に進呈するのはもったいないと考えて1ユニット、108th RAF Base Forceだけ残ってもらいました。Base Forceなのでほとんど戦力はなくオッズ比27:1で敗北しましたが、大敗だったので全滅してしまいました。全滅させるくらいならやはり残置せずに全軍後退した方が良かったかと反省しています。

今日渡河した日本軍は戦車聯隊3つと捜索聯隊3つでした。マンダレーには後続する部隊のいることを示すアイコンがついているので、さらに北に向けて進撃するつもりでしょうか。連合軍としては中国と連絡するラシオの奪取を目指されるよりはありがたく感じます。でも、日本軍はかなりのたいぐんだったから、北上する部隊と東進する部隊と二手に分かれているのかも。

西部ニューギニア島南岸沿いに南下してくる日本のTFの存在を哨戒機が報告しました。TFは3隻からなり、そのうち2隻がタンカーだとのことですが、この艦種の識別に関しては信じがたいものがあります。ここから南東側、アラフラ海には日本側の根拠地はひとつも存在せず、商船とくにタンカーを向かわせる意味がないからです。史実の珊瑚海海戦でAOネオショーを空母と誤認したように、このタンカーというのは空母なのかも知れませんね。空母機動部隊だとすると、あしたは南西に進路を変えて、ダーウィンを空襲するのかなと。ダーウィンとその北側のBarthurst Islandには合計で80機ほどの戦闘機しかいませんから、正規空母6隻規模の空襲だとかなり大きな被害が出ることになると思います。

2014年2月13日木曜日

今日も潜水艦の被害


1942年6月24日、ニューギニア東部南岸のTerapoでの揚陸を終えてオーストラリア東岸のタウンスビルに帰投中の船団が呂63潜に襲撃され、xAP St. Mihelに魚雷が一本命中しました。xAP St. Mihelは6070トンと大きめの客船なので、魚雷を一本喰らってもSys 24, Flt 36(14), Eng 9のダメージで済み、4ヘクスも待避することができました。このままなら沈没せずに帰り着けるかなと思っています。TerapoとHorn Island間は船団の通行が頻繁で、日本の潜水艦に狙われやすいと考えてDMSをパトロールさせていましたが、襲撃を完全に防ぐことはなかなかできません。

今日もB-25C Mitchell 12機とB-26 Marauder 10機がポートモレスビーの飛行場の爆撃に向かい、Airbase hits 2、Runway hits 12の命中弾がありました。ポートモレスビーは連日の爆撃で制圧できていますが、CAPの多数いるラエやLong Island飛行場への空襲をしばらく実施できていません。sweepより先にB-17が突っ込んで多数の機体を失う可能性を考えると躊躇われてしまうのです。今は、機体のダメージ値をなるべく低くしてから出発させるため、B-17Eには充分な休養をとらせている最中です。

中国では芷江の東隣のヘクスで日本のShock attackがありました。このヘクスにいた中国軍は、前日に芷江の東南のヘクスでの陸戦に敗北して撤退してきた部隊とHQユニットの2部隊だけだったので、あっさり敗北です。一昨日は長沙・芷江間の一級道路を2本とも中国側が制していたのに、たった2回の陸戦で2本とも啓開されてしまいました。

ルソン島ではバターン半島に籠っている米比軍に対して九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 50機の爆撃があり、米比軍地上部隊にdevice 3個がdisabledになる被害が出ました。その後、6月20日いらい4日ぶりのDeliberate attackがありました。素のAVは日本側1059:米比軍511。米比軍に地形と指揮官のプラス、疲労とサプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは339:227。オッズ比1:1なのでなんとか今日も防衛に成功しましたが、fortificationをさらに1破壊され、とうとう0になってしまいました。どの部隊もサプライの残量は0なのでもう増強工事はできないので、次回は本当に陥落待ちがいなしでしょう。きっと明日かな。

2014年2月12日水曜日

ダーウィンから空挺作戦


ギルバート諸島のマキンやタラワは日本の占領下にあります。史実では1942年の8月にマキンへの奇襲が行われ、1943年になってから本格的な上陸作戦がありました。今回のゲームでギルバート諸島を今後どうするのか、まだしっかりとした計画をたててはいませんが、今後なにをするにも便利だろうと考えて、Baker Islandに守備隊とBase Forceを配置することにしました。Baker IslandにはAmphib TFが見えますが、守備隊やBase Forceが機能するのに必要なサプライとfuelを輸送してきたTFです。まだ地上部隊のいないBaker Islandにも時間をかければサプライやfuelを揚陸することができます。しかし連合軍の地上部隊にはおおむねmortorize support(貨物用トラック)が含まれているので、揚陸が困難です。そこで、駐屯する部隊を送る前に、mortorize support(貨物用トラック)の揚陸を容易にするための部隊であるUSN Port ServiceユニットをハワイからFasttransport TFで送ることにしました。

1942年6月23日、そのFasttransport TFがハワイの南方で伊30潜に攻撃され、APD Gilmer(1315トン、VP 5)が沈没してしまいました。僚艦が反撃して爆雷を一発命中一発かすらせて、伊30潜も沈没艦船リストに載せられましたが、本当に沈没したのかどうか怪しいところだと思います。APD GilmerにはAviation supportが1分隊とNaval supportが9分隊載っていましたが、残り3隻のAPDがNaval support 2分隊を救助してくれていました。日本側を持ってのプレイでは連合軍のAPDに魚雷を命中させるのって難しいように感じましたが、逆の立場に立ってみるとちっともそうではないんですね。

中国戦線では昨日に引き続き芷江の南東のヘクスで陸戦がありました。日本側のメンバーは昨日と同じく歩兵師団1、歩兵旅団1、守備隊2でしたが、今日はshock attackで一蹴されてしまいました。これで貴陽の東南東の日本の大軍への一級道路を経由してのサプライ補給がまた再開されることになります。明日には貴陽の東南東で攻撃があるのかもしれません。

連合軍はダーウィンから東部蘭印のTaberfaneに空挺作戦を実施しました。このTaberfaneは3月21日に日本側が無血占領した根拠地です。連合軍はニューギニア島の南を経由してダーウィンにサプライや地上部隊を海上輸送していますが、Taberfaneに日本側が航空機を配置すると非常に厄介なことになります。Taberfaneの日本軍はどこかに転進し、守備隊はいないとの偵察機の報告が続きました。ジャングルヘクスの地上部隊の有無に関する偵察機の報告は信頼できないことも少なくありません。そこで威力偵察も兼ねて、ダーウィンから小数の空挺部隊を派遣することにしました。今日はオーストラリア軍のCatalina I飛行艇2機が2nd USMC Parachute Battalionの歩兵分隊2個を降下させました。幸い本当に日本軍の姿は無く、無血占領することができました。ここTaberfaneを占領し続け、Base Forceなどを配置する余裕は現在のところ無いので、あしたには飛行艇で2個分隊ともダーウィンに戻すつもりです。

蘭印東部で連合軍が力を入れて増強中の拠点はBabarです。開戦時、Babarに守備隊はいませんでしたが、占領されることもなく、またこれまでは日本軍の興味を惹くこともありませんでした。Babarはチモール島など日本側占領下の島を解放するためのスプリングボードとして絶好な位置にありますが、スプリングボードとして機能させるには守備隊やBase Forceやサプライを送り込むことが必要です。しかしアンボンから8ヘクス、チモール島クーパンから9ヘクスという距離は、零戦の護衛付きで陸攻が雷撃できる位置にあることを意味しますから、海上輸送はまず無理でしょう。そこでダーウィンから少しずつ地上部隊やサプライを空輸することにしました。今日の時点で、地上部隊のAV合計が41、foritificaiton 2(3にむけて24%)、サプライの貯蔵量609トン。地上部隊の主力は30th Australian Brigade。この部隊はポートモレスビー陥落時にジャングルヘクスにおわれ、TOEの3/3(充足度3%)の規模にまで小さくなってしまいました。しかし敗退時に重火器を失ったおかげで、残った3%のdeviceはずべて空輸可能なものばかりだったのです。空輸可能なdeviceだけの部隊は使いみちがありそうと考えて、飛行艇でオーストラリア本土に移動させた後、replacementをoffのままにしておいたのですが、ダーウィンからBabarへ空輸した後にreplacementをonにしました。ゲームのルール的にBabarのサプライを消費してdeviceが補充されます。その補充されるdeviceには空輸可能かどうかによる区別はないので、貨物用トラックやブルドーザといった重い装備も補充され、TOEの12/12まで充足されつつあります。充足されつつあるとはっても、艦砲射撃後に特別陸戦隊1個が上陸すれば陥落してしまう程度の守備隊なので、なるべく日本側の注意を惹かないことが肝要。ルール的にfortificaitonの増強は相手に報告されることがないので、このまま規模4くらいまでfortificaitionを強化してから、その後おもむに飛行場の拡張工事を開始→チモール島攻略と進めばいいなあと思っています。Saumlakiには1000名弱の日本軍がいますが、これをどうするかは考え中。空挺作戦で落とせるでしょうか。

先日、東太平洋で日本の空母艦載機に襲われたTFの唯一の生き残り、DD Aaron Wardがパールハーバーに入港しました。Sys 50, Flt 8(8), Eng 13(2)とダメージは大きかったと思いますが、浸水が比較的少なかったので助かったんだと思います。Sysダメージがこれだけ大きい(50だから排水ポンプなども半分は壊れている)と途中で浸水被害が増えて沈没しがちですが、アメリカ軍のダメコンの優秀さがこの辺に反映されたんでしょう。

2014年2月10日月曜日

Port Blairを爆撃


1942年6月22日、前日21日と同じく比較的落ち着いた一日でした。ビルマではマンダレーの日本軍に動きが見えず(見えてないだけかもですが)、ようやく戦力の回復してきた四発爆撃機をアキャブに派遣しました。狙いはアンダマン諸島のPort Blair。B-17D Fortress 3機とB-17E Fortress 30機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 2、Airbase supply hits 7、Runway hits 29の命中弾がありました。Port Blairはベンガル湾の連合軍艦船の動きを観察するのに絶好の位置ですが、大艇を配置してはいないようです。できればPort Blairの港も爆撃して、しばらく使用不能の状態にしたいところですが、アキャブにはインドからの鉄道が通じていません。整備性の悪い四発爆撃機は、一回の出撃で何機かは整備が必要になってしまい、翌日は飛行できません。そこを狙って爆撃されると地上で破壊されてしまうので、再度の爆撃は実施せず、稼動機はインド方面に後退させました。

ニューギニアではポートモレスビーへの空襲を実施しました。TerapoからP-39D Airacobra 25機がsweepし、クックタウンのB-17E Fortress 20機と、Portland RoadsのB-25C Mitchell 13機(オーストラリ空軍の所属ですが、パイロットはオランダの人たちです)とB-26 Marauder 9機が飛行場を爆撃する作戦です。計画ではこの順番でポートモレスビー上空に到着するはずでしたが、最初に到着したのはB-17E。幸いCAP(LRCAP)の日本戦闘機はいなかったので大きな問題とはなりませんでした。でも戦果はAirbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 26で、67機が参加した作戦としては物足りません。まあ、偵察機はポートモレスビー飛行場をdamage 100%と報告しているのでよしとしましょう。近日中にラエとLong Islandの飛行場も叩いておかなければなりませんが、零戦の迎撃が心配です。

中国では芷江の南東のヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。日本側は歩兵師団1、歩兵旅団1、守備隊2で素のAVが848なのに対し、中国軍は軍団1とHQユニット1で223。中国軍には地形にプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは579:196。オッズ比2:1で戦闘には敗北しましたが、57th Chinese Corpsはその場に踏みとどまってくれました。中国軍が持ち場を死守してくれることなんて滅多にないことなので、この頑張りは顕彰に価すると思います。しかも死傷者数をみてみても、日本側のdevice3個が破壊・149個がdisabledになったのに対し、中国軍はdevice23個が破壊・77個がdisabledになっただけでした。数的に劣勢ながらあっぱれな戦いぶりです。日本軍もレギュラーの歩兵師団は別として、守備隊ユニットなんかは中国軍と比較してもそれほど質が優るとは言えないのかも知れません。


この間の陸戦に敗北続きの中国軍ですが、敗残のユニットの一部を日本軍の後方に潜り込むよう動かしていたところ、今日はこんな感じの布陣になっていました。赤と緑の六角形が表示されていますが、これはそのヘクスの辺(ヘクスサイド)をどちらが支配しているかを示しています。赤や緑の六角形が表示されていないヘクスはどちらのユニットもいないヘクスで、両軍ともサプライの輸送経路として使用できます。しかしユニットの存在しているヘクスでは、サプライの輸送経路が自軍の支配しているヘクスサイドしか通過できないルールになっています。すると、貴陽の東南東にいる日本の大軍へのサプライ輸送経路は点線の経路を辿ることになり、途中で道路のない森林ヘクスを一つ通過しますから、潤沢にサプライが輸送されることにはならないのではと想像します。サプライ不足が少しでも日本の進撃を遅らせてくれるといいのですが。ただし、芷江の東側の中国軍ユニットはAVがほとんどゼロに等しいゾンビ部隊なので、すぐに日本軍がこのヘクスに到着し次第、撃破されてしまうことでしょう。

2014年2月8日土曜日

バターンと中国で陸戦


1942年6月20日、ジャワ島南西のココス諸島周辺で日本の潜水艦の活動が目立ちました。ココス諸島の西のヘクスでは伊153潜。まずxAKL Ipohを雷撃して、命中しましたが不発。ついで浮上してxAKL Kwangtungを砲撃し砲弾9発命中。しかし沈没しなかったので次のフェーズで雷撃し、魚雷の1本命中したxAKL Kwangtung(1700トン、VP 3)は沈没してしまいました。ココス諸島の南西のヘクスでは伊154潜がオーストラリア西岸パースからの船団の攻撃を試み、護衛のAMC Cornwallisに発見されて失敗。その後、クリスマス島からココス諸島に向かっていたxAKL Siaoe(1050トン、VP 2)が浮上砲戦で撃沈されてしまいました。沈没した2隻のうち、xAKL Kwangtungはココス諸島でサプライを揚陸した後ケープタウンに向かっていた輸送船で、またxAKL Siaoeはクリスマス島でサプライを揚陸した後で、2隻とも空荷だったのは不幸中の幸いでした。なお今日は、先日東太平洋で日本の空母艦載機の空襲を受けたDD Buchanan(1640トン、VP 7)も火災がおさまらずに沈没してし、合計3隻を失いました。

クリスマス島には零戦(A6M2 Zero) 37機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機の空襲がありました。高射砲を警戒してか高度1万フィートからの爆撃でしたが、九七重爆1機を撃墜しています。飛行場にはAirbase hits 3、Runway hits 11の命中弾があり、飛行場サービス施設のダメージが39、滑走路のダメージが46となりました。この両島に対する日本の攻撃の活発化をみると、クリスマス島上陸作戦が間近に迫っているのかも知れません

連合軍側は東部ニューギニアの北側のLong IslandにTerapoから、午前と午後各6機のPBY-5 Catalinaが空襲に向かいました。午前はxAK Taikei Maru(2980トン、VP 6)、午後はxAK Tomitu Maru(2980トン、VP 6)にそれぞれ2本の魚雷を命中させ、撃沈することができました。リプレイをみていると、このほかに4本の魚雷が命中していながら不発だったので、本来ならあと2隻は撃沈できていそうな感じでした。TerapoにAir HQを移動させ雷撃可能な条件の整ったのは4日ほど前。Long IslandにはTF停泊中のアイコンが見えるのになかなか攻撃してくれないなとやきもきしていました。でもLong Islandには戦闘機がいるので、P-39Dの護衛だけでは頼りなく感じて、攻撃しなかったのかも知れません。今日はなぜかCAPの姿はなく、その隙をついて攻撃隊を発進させたAIr HQ指揮官の判断は素晴らしかったと思います。きっと日本の戦闘機はラエ空襲を警戒してラエにLRCAPしていたんでしょうね。今日の空襲で日本側が東部ニューギニア方面への輸送船の運航に慎重になり、戦闘機をラエなどニューギニアの根拠地上空のCAPからTFのLRCAPに振り向けさせる効果を発揮してくれるといいのですが。

ルソン島のバターンで3日ぶりに日本側のDeliberate attackがありました。日本側の素のAV 1078に対し米比軍は578。両軍とも17日の時より1割ほど低下しています。米比軍には地形と指揮官にプラス、疲労・士気・経験不足・サプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは350:315。オッズ比1:1なので防衛に成功しましたが、foritificationが破壊され2から1に低下しました。さすがに次の陸戦では陥落必至でしょう。ただ死傷者数をみると、日本側のdevice 35個破壊・288個dsiabled、米比軍41個破壊・119個disaled。6月のこの時期、サプライがゼロの状態の戦いでこれだけの損害を日本側に与えるとは、予想外の善戦でした。

中国でも貴陽の南南東のヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。日本側は歩兵師団16、歩兵聯隊1、戦車聯隊8、砲兵ユニット7、HQユニット2の豪華メンバーで素のAVが7166!歩兵師団を16個も集中させたのは初めてだったんじゃないかと思います。中国軍は軍団15個でAV 2129。中国軍には地形にプラス、経験不足のマイナス修正がついて修正AVは4130:4702と、中国側の修正AVの方がわずかに上回りました。森林の地形修正の影響はかなり大きいようで、死傷者数は日本側のdevice 31個破壊・759個disabledに対し、中国軍はdevice 298個破壊・510個disabledでした。中国軍の火力がサプライ不足で低下していることを考えると、予想以上の善戦だったと思います。しかし明日以降の再戦でも同様に善戦できるかというと、難しいんじゃないかと考えています。

ちなみに、今日戦いのあったヘクスの西隣のヘクス(貴陽の南東のヘクス)にも陸戦アイコンが表示されていますが、ここでは陸戦はありませんでした。陸戦の結果、西に向けて敗走したユニットが一つあったので、その影響で敗走先のヘクスにも陸戦アイコンが表示されることになったのでしょう。