2014年2月2日日曜日

クリスマス島で7隻も沈没

1942年6月14日、ジャワ島南のココス諸島からクリスマス島にサプライを輸送する貨物船7隻、AVP(特設水上機母艦)1隻のコンボイが伊156に攻撃されました。伊156は浮上して攻撃し、xAKL Lepusに砲弾・魚雷各1が命中して沈没しました。AVPは対潜護衛としてコンボイに加えてあったのですが、役に立ちませんでした。チェックしてみると、たしかに爆雷は装備していないので、対潜護衛の役割を果たすのは無理なんでしょうね。

一隻沈没しましたが、なんとかクリスマス島に到着。しかし夜が明けると今度は空からの攻撃が待っていました。やってきたのは零戦(A6M2 Zero) 43機に護衛された一式陸攻(G4M1 Betty) 22機。今日は貨物船が入港する予定だったので、P-40E WarhawkにCAPを指示してあり、15機が迎撃しました。護衛の零戦よりはかなり数が少ないのですが、雷撃の妨害には力を発揮した島で、xAKL Bustに魚雷が2本命中して沈没しただけでした。この貨物船には先日輸送した高射砲ユニット所属のトラックが積まれていて、17輌が海没しました。その後もクリスマス島には一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 18機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 31機が飛行場爆撃に飛来しました。CAPのP-40E Warhawkは3機に減っていて、Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 8の命中弾がありました。

これで空襲が終わってくれればよかったのですが、地上目標の爆撃とは違い、艦船攻撃は一つの飛行隊が午前と午後の2回まで実施できるルールです。ジャワ島とクリスマス島は距離が近いので、午後にも攻撃が可能になる確率が高いのだと思います。午後は零戦 38機の護衛で一式陸攻 22機がやってきました。零戦の数は午前よりも減っていましたが、CAPのP-40E Warhawkも3機だけしかいません。午前と違って陸攻の雷撃は冴えに冴え、xAK Woolgar、xAKL Kalgan, AVP Poolster、xAKL Hetton Bankの4隻が沈没してしまいました。

そして、ちょうど今日クリスマス島でのサプライの揚陸を終え、ココス諸島に向け出向したxAKL Washingtonianが、クリスマス島の西のヘクスで伊156の浮上攻撃をうけ、砲弾2と魚雷2の命中で沈没しました。これまでクリスマス島の周辺に日本の潜水艦はほとんど姿を見せていなかったので、この貨物船も独航していました。浮上攻撃で沈没に至ったのもやむを得ないところです。

今日のクリスマス島をめぐってはこんな感じに7隻も沈没してしまいました。どれも小さな船なので貨物船の沈没自体はそれほど痛いわけでもありませんが、クリスマス島へのサプライの補給が困難なことが困ります。サプライの在庫は今日1万6千トンをわったところです。日本側の上陸作戦がいつあるのかは不明ですが、上陸されなくてもサプライ不足で干上がってしまいそう。陸上の高射砲部隊を増強しても、港にいるTFを空襲する機体には影響がないようですね。飛行場爆撃の九七重爆は高射砲で2機撃墜しましたが、一式陸攻の方はゼロでした。しかしCAPのP-40Eは一式陸攻を7機撃墜してくれています(負け戦でしたが、新たなエースが1名誕生しました)。これに懲りて、日本側が空襲の手を少しは緩めてくれるといいのですが。

日本側の空の攻撃はニューギニアやビルマでも。ニューギニアではラバウルからTerapoに2波54機の零戦(A6M2 Zero)がsweepに飛来。P-39D Airacobra 29機が迎撃して、零戦を6機撃墜しましたが、P-39Dも12機の損失が報告されています。ビルマでは、昨日とおなじくShweboに零戦(A6M2 Zero) 68機がsweepに飛来。連合軍機は昨日のsweepでかなり数を減らしているというのに、零戦の数は昨日より増えているのが目を惹きます。P-400 Airacobra 6機とP-40E Warhawk 23機が迎撃しましたが、零戦を1機撃墜したかわりに、P-400は3機、P-40Eは8機も数を減らしました。

スコアをまとめると、日本機の損失30機に対して連合軍機は38機。やはりsweepされると犠牲が増えるばかりな状況です。唯一の救いは空戦の場がいずれも味方の根拠地の上空だったことです。撃墜された7機の一式陸攻のパイロットの多くがKIAまたはMIAとなったでしょうが、連合軍パイロットの死傷はKIA 4名、WIA 11名と、損失機数に比較すれば少なく済みました。

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