2015年4月30日木曜日

日本軍、Nadzabで逆襲


1943年2月16日、日本軍の第7回総攻撃から一日が経過した重慶ですが、今日も九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 159機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 172機による空襲がありました。もうほとんどけりはついたようなものですから、爆撃機は南方に転用するのではと予想しましたが、慎重にも慎重を期す方針のようです。今日は飛行場の爆撃ではなく全機が中国軍の重慶守備隊を爆撃し、また日本軍地上部隊もDeliberate attackではなく砲撃を加えるのみでした。爆撃と砲撃による守備隊の被害はdevice 26個破壊、342個disabledという甚大なもので、この数字をみて明日こそ決めに来るのではと思います。

重慶ではDeliberate attackが実施されませんでしたが、予想もしていなかったところで日本陸軍は攻撃をしかけてきました。場所はきのう連合軍がワウから渡河移動した東部ニューギニアのNadzabです。ルールで強制されたきのうの渡河後のshock attackの実施により連合軍地上部隊が弱体化しているとみたものでしょうが、日本側が考えていたほどのダメージは受けていなかったのです。日本側の素のAVが458だったのに対し、連合軍は482。守る連合軍には地形のプラスと準備不足のマイナス修正が加わり、修正AVは155:305。オッズ比1:2と有利に戦いを終えることができ、死傷者も日本側のdevice 41個破壊・196個disabled(負傷・故障)に対し、連合軍は4個破壊・64個disabledと少なく済みました。

これでも連合軍は全軍が戦いに参加したわけではありません。きのうの戦傷を癒すため歩兵連隊1と戦車大隊2にはreserveの指示がしてありました。reserveを指示してある部隊はピンチになれば戦いに参加することがあるはずですが、AI指揮官たちからみてもラクな戦いにみえたのかreserveのままで、歩兵師団1が防戦したのみです。Nadzabの日本軍は第144歩兵聯隊をのぞくと、あとは特別陸戦隊と警備隊といった海軍部隊ばかりです。海軍の地上部隊は砲などの配備数が少ないので、守りにはいいが攻撃には向かないとの評判です。今日の戦闘もその評価を裏付ける結果となってしまったようです。

連合軍は、Nadzabへのsweepの成功を受けて、今日はLong Island空襲の実施を考えました。でもきっと日本側はLong Island配備の戦闘機隊を増強するだろうと予想して、自重しました。その判断は正しく、偵察機によるとLong Islandには戦闘機が119機もいるとのこと。ラバウルから移動してきたものか、一昨日より却って30機ほど増えています。勇んで空襲を実施しなくて幸いでした。

ビルマではマンダレーの空襲を実施しました。アキャブとShweboから戦闘機74機(H81-A3 24, Mohawk IV 13, Hurricane IIc Trop 39)がsweepし、インドの飛行場から双発爆撃機 118機(DB-3M 4, SB-III 9, Blenheim IV 39, Blenheim VD 9, Bolingbroke IV 12, B-25C Mitchell 10, B-26 Marauder 26, B-26B Marauder 9)と四発爆撃機 17機(Liberator II 9, B-17E Fortress 3, B-17F Fortress 5)が飛行場の爆撃に向かいました。連合軍は戦闘機も爆撃機も不足しているので、開戦時から配備されている H81-A3(P-40Bの輸出バージョン)やソ連製のDB-3MやSB-IIIといった中国空軍機も参加しています。旧式機が多い攻撃隊も日本側がCAPをあげていなかったので問題は発生せず、Airbase hits 34、Airbase supply hits 16、Runway hits 97のダメージを与えることができました。

蘭印は、マカッサル上空での敗戦の痛手が癒えず、細々とテルナテからメナドB-25C Mitchell 23機が飛行場を空襲したのみです。戦果の方もAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 2とかなり控えめで、23機も参加したのだからもう少しはと感じてしまいます。テルナテで揚陸中のコンボイは妨害をうけることもなく、着々と基地機能を増強しつつあります。

今日は五島列島福江島西方の東シナ海でSS SnookがTK Shoyo Maru(1120トン、VP 3)を撃沈しました。日本側が保有する一番小型のタンカーですが、タンカーはタンカーだからまあいいか。私が日本側をプレイしている時には、この一番小型のタンカーを主に前線近くへの重油の輸送と、樺太から北海道への原油の還送につかっていました。樺太から北海道へはどうしても深海ヘクスを通過せざるを得ず、しかも樺太の油田の産出量はそれほど多くはないので。でも、お相手の方が東シナ海を航行させているのはどんな理由からか。小型だけに燃費は一番悪いタンカーなので、まさかシンガポールからということではなく、やはり小さな油田のある台湾からでしょうかね。

2015年4月29日水曜日

第7回重慶会戦

1943年2月15日、予想していたよりも早く今日、重慶で日本軍の第7回総攻撃がありました。まず空戦フェーズでは九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 161機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 184機により、飛行場にAirbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 14と守備隊のdevice 10個破壊、271個disabledの被害を受けます。表にお示しした9日前の第6回総攻撃の頃と比較すると、空襲による守備隊のdeviceの被害の数がかなり増えています。飛来する爆撃機の数が増えたことに加えて、防御施設の規模が1から0に減っている影響が大きいのだろうと思います。

つづいて陸戦フェーズでは素のAV合計が12503に達する大軍がAV合計4368の中国軍守備隊に対しDeliberate attackをしかけます。中国軍には地形と指揮官にプラス、経験不足とサプライ不足マイナス修正があり、修正AVは2824:1889。日本軍の修正AVの方が多くなっていますが、2倍には達せずオッズ比は1:1。奪取するには防御施設の規模+2以上の有利なオッズ比が必要なルールですから、防御施設の規模0の今日の重慶の場合には2:1でないと占領できません。ダイスの出目のおかげで今日のところは首の皮一枚繋がって防衛に成功した模様です。

陸戦による日本軍の死傷者数は前回とおおむね同じ規模でした。守備隊の死傷者数も、前回2月6日の第6回会戦の時と比較して目立って増えてはいません。しかし戦闘に参加した守備隊の兵員数自体が減少していますから、それを勘案すると割合的には増加しています。とにかく多数の死傷者が出たことは確かですから、次の攻撃で陥落は間違いなし。それが明日なのか、それとも数日おいてになるのかは不明ですが。

連合軍は東部ニューギニアのTerapoからNadzabに戦闘機 82機(F4F-3 Wildcat 18, P-40K Warhawk 50, F4U-1 Corsair 14)がsweepしました。本当は爆撃機を含めた空襲を実施したかったところですが、昨日のエントリーでふれたように、LRCAPトラップが心配だったので戦闘機だけを派遣することにしたのです。このsweepは空振りに終わる可能性もありましたが、日本側は思惑通り動いてくれて、二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 47機と戦うことが出来ました。おかげで、F4F 10機(被撃墜 8、Ops loss 2)P-40K 11機(被撃墜6、Ops loss 5)と引き替えに二式戦27機(被撃墜 24、Ops loss 3)の戦果を得ることが出来ました。第一波で飛んだF4Fの被害はかなりのものですが、二式戦をこれだけ撃墜できれば満足です。

その後の陸戦フェーズでは、ワウから渡河した連合軍地上部隊がShock attackを実施します。連合軍は歩兵師団1、歩兵連隊1、戦闘工兵連隊1、戦車大隊2と砲兵ユニット・HQユニット・高射砲ユニットなど6で兵力約1万7千名、素のAV合計が627。日本軍守備隊は歩兵聯隊1、特別陸戦隊5、特別陸戦隊の中隊1、海軍警備隊4、砲兵ユニット・設営隊など5で兵力約1万5千名、素のAV合計529。ここはジャングルなので日本側には地形のプラス、連合軍側には混乱のマイナス修正があり、修正AVは107:499。オッズ比1:4で規模3ある防御施設を破壊することもできませんでした。歩兵分隊の被害は連合軍が3個破壊・79個disabled、日本軍が4個破壊73個disabledと拮抗していたのですが、連合軍は車輌の被害が4輌破壊・140輌disabledとかなり多くなっていました。戦車大隊にとって渡河shock attackは、なかなかきびしいようです。しかし、北への突破が視野に入ってきた蘭印東部と比較するとここの重要性は二次的、三次的なものに過ぎず、急ぐ必要は全くありません。 破壊されたdeviceの数は工兵などをふくめても合計で13個だけですから、このままここでdisabledになったdeviceの治療・修理が進むのをゆっくり待ちたいと思います。

今日はサイパンのはるか北西でSS ScampがxAK Tamahoko Maruを雷撃し、命中した魚雷が2本とも爆発してくれました。沈没艦船リストに玉鉾丸の名前はまだのせられていませんが、リプレイ中に沈没音が流れたので撃沈間違いなしだと思います。今日はほかにもボルネオ島西の南シナ海でSS GreenlingがTK日帝丸を雷撃しました。こちらでは命中した魚雷が不発だったのですが、欲を言えばタンカーに命中した魚雷の方にしっかり爆発して欲しかったものです。

2015年4月28日火曜日

マンダレーで中国軍部隊全滅


1943年2月14日、ビルマのマンダレーで日本軍のDeliberate attackがありました。師団1、戦車聯隊1、捜索聯隊2で素のAVの合計が626の日本軍に対し、連合軍は一昨日の大敗でAVはわずかに6。当然、敗北して中国軍の5th New Chinese Corpsは全滅してしまいました。中国からインドまで行軍し、長い時間かけてようやく完全充足状態になり、戦場での活躍を夢見てビルマに戻ってきた部隊でしたが、判断ミスでこれまでの苦労は水の泡です。でも、この5th New Chinese Corpsが犠牲的精神を発揮してくれたおかげか、一緒にいた高射砲ユニットの方は半分以上の高射砲を失ったものの後退することができました。なお、中国軍部隊はPPを消費しなくても重慶に復活するルールですが、その頃にはもう重慶は日本のものになっていることでしょう。

その重慶には九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 163機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 203機による空襲がありました。飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 13のダメージを与え、地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 26個が破壊され、327個がdisabledになりました。重慶西のヘクスの状況ですが、今日は2ユニットが目撃され、しかも東へ向けて移動中のアイコンが表示されています。この2ユニットが到着するのをまって第7回総攻撃になるのでしょうs。

蘭印ではテルナテからメナドにB-25C Mitchell 14機が飛行場の爆撃に向かいましたが、激しい雨のせいか命中弾はわずかにAirbase hits 1、Runway hits 2でした。メナドの日本軍の守備兵力はそれほど多くはなさそうなのでできれば奪還したいと思っています。その準備も兼ねてテルナテではコンボイがシービーや高射砲や基地部隊を揚陸しています。ここの増強を日本側が空母で妨害に来ないのが不思議です。

東部ニューギニアではTerapoからラエの内陸にあるNadzabを戦闘機80機(F4F-3 Wildcat 18, P-40K Warhawk 49, F4U-1 Corsair 13)がsweepし、P-40B Warhawk 14機の護衛で双発爆撃機24機(Beaufort V 12, B-25C Mitchell 12)と四発爆撃機(B-17D Fortress) 12機が守備隊を爆撃しました。しばらく前からラエの飛行場に日本の戦闘機を姿を見かけることがなくなりましたが、沖合のLong Islandには二式戦とおぼしき戦闘機90機弱が常駐しています。今日もLRCAPがいるのではとかなり緊張してリプレイをみましたが、さいわい戦闘機に迎撃されることはありませんでした。しかし、爆撃の戦果の方は守備隊のdevice 3個をdisabledにしただけで、やはりジャングルにいる地上部隊への爆撃の効果はかなり限定的です。混乱値、疲労値が多少なりとも上昇してくれているといいうのですが。

ワウからNadzabにむけ行軍中の連合軍部隊はあしたNadzabに到着の予定です。渡河なのでshock attackを強制されます。今日の爆撃により特別陸戦隊と海軍警備隊各1ユニットがいることが判明しましたが、人数的にはこれ以外にももう少しいそうな感じなので、決して勝算があるわけではありません。本当はあしたも守備隊への爆撃を繰り返したいところですが、今日が守備隊への爆撃でしたから、連合軍があしたも同じように爆撃を繰り返したがっていることは日本側もお見通しのはず。CAPトラップが不安なので爆撃機はお休みさせることにしました。

きのうは第三図南丸が沈没艦船リストに載せられたことを書きましたが、今日は戦艦山城の名前が載っていました。沈没したという場所は2月12日のSS Halibutの雷撃した位置から北に4ヘクスで、長崎に向かう途中だったようです。本当に沈んでいてくれればうれしいのですが、これもきっと誤報でしょうね。

2015年4月27日月曜日

デンパサールに戦艦陸奥と伊勢


1943年2月13日、デンパサールが艦砲砲撃を受けました。一昨日の陸攻による空襲のあまりの戦果の乏しさに、久しぶりに戦艦を含めたTFを派遣することにしたようです。やってきたのはBB伊勢・陸奥、CA古鷹・三隈、CL多摩・球磨・名取というおなじみのメンバーです。守備隊のdevice 14個が破壊され、32個がdsiabled(負傷・故障)になり、施設にもAirbase hits 16、Airbase supply hits 8、Runway hits 63、Port hits 19、Port supply hits 3の着弾が報告されています。おかげで飛行場サービス施設は48、滑走路は83、港は49のダメージを受け、サプライの在庫が20トンになってしまいました。この20トンは今日の空輸フェーズに輸送機が運び込んだ分で、きのうあった2073トンはすべて破壊されてしまったようです。また、2月11日の陸攻の空襲、今日の艦砲射撃を日本側に決断させた原因と思われる、デンパサール配備の偵察機(F4F-3P Wildcat)も1機が地上で撃破されてしまいました。飛行場には大きなダメージがあっても離陸は可能だったので、破壊を免れた4機はWaingapoeに退避させました。

他方、連合軍は英蘭軽巡4隻のTFがケンダリーを砲撃しました。参加したのはCL Capetown、Caradoc、DauntlessとCLAA Van Heemskerckの4隻ですが、命中したのはAirbase hits 1、Runway hits 9、Port fuel hits 1とごくわずか。軽巡の砲ですから、戦艦に砲撃されたデンパサールとは比較にならない小さなダメージしか与えていないことでしょう。それでも、未修理で飛行場に置かれてあった百式司偵2機と零戦1機を破壊することができました。

その他、蘭印では昨日ビマで陸攻の雷撃を受け炎上中だったxAK Rabnaas(2750トン、VP 5)が沈没しています。Fire 18とそれほどの火災ではなかったので消火してくれるだろうと思っていましたが、軍艦とは違って商船の乗組員のダメコンの力量はそれほどでもないようです。また、今日の沈没艦船リストには2月9日にルソン島西方でSS Petoの魚雷を受けた第三図南丸の名前が載せられていました。位置はボルネオ島の西方で、第三図南丸はやはり南に向かっていました。本土に向かうタンカーなら積み荷の原油・重油の火災がおさまらずに沈没ということもあるでしょうが、空荷の大型タンカーが魚雷1本で沈没に至るとは考えにくく、誤報だと思います。

ビルマではマグエにアキャブから戦闘機 52機(Mohawk IV 13, Hurricane IIc Trop 39)がsweepし、インド国内の飛行場から双発爆撃機 65機(Blenheim VD 9, Blenheim IV 22, B-25C Mitchell 10, B-26 Marauder 17, B-26B Marauder 7)と四発爆撃機 19機(Liberator II 6, B-17E Fortress 4, B-17F Fortress 9)が飛行場の爆撃に向かいました。心配していたCAPトラップはなく、飛行場にAirbase hits 18、Runway hits 26のダメージを与えることができました。その後の陸戦フェーズではマンダレーの日本軍による反撃を予想していましたが、今日は音沙汰なしでした。単に指示し忘れなんじゃないかとも思われます。

雲南では保山(Paoshan)の戦闘機 50機(Kittyhawk I 17, P-40E Warhawk 26, Hurricane IIc Trop 16)が楚雄(Tsuyung)をsweepしました。CAPの二式戦(Ki-44-IIc Tojo)の数は21機と、一時は50機以上に迎撃されたことを考えると、だいぶ減った印象です。ではその分だけsweepの戦果があがったかというとそうでもなく、二式戦7機の撃墜に対しキティホークも5機が撃墜されています。なぜこうなったかというと、sweepした機数は多いものの、空戦があったのは第一波のキティホーク15機vs二式戦 21機と、第二波のP-40E 23機vs二式戦 9機のみ。第一波のみ考えると数的には劣勢だったからでしょう。

重慶では九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 164機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 214機による空襲がありました。合計で378機はこれまででも最多にちかい規模の空襲で、ビルマに派遣した重爆隊はすべて中国戦線に戻ったようです。被害は飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 3、Runway hits 12と、地上部隊の砲撃ともあわせて守備隊のdevice 19個が破壊され、359個がdisabledになりました。その後の陸戦フェーズではdeliberate attackを予想していましたが、今日も砲撃のみでした。昨日は見えていなかった重慶西のヘクスの日本軍ですが、今日は1ユニットいるとの報告です。中国軍の偵察能力はまったくあてになりません。

2015年4月24日金曜日

生きていた山城

1943年2月12日、大東諸島の北東でSS HalibutがBB山城を発見しました。放った魚雷4本のうち2本が命中し、1本は不発でコンバットアニメをみながらやはりだめかとがっかりしましたが、もう1本が爆発してくれました。テルナテからここまでは距離40ヘクスあります。2月4日にカタリナの魚雷を受けてから7日間でここまできたということは、一日にせいぜい5-6ヘクスしか移動していないことになり、20ノットまでは出せないのでしょう。今日の魚雷命中でも沈没にはいたりませんでしたが、大破と言える状態になったのは確かだと思われます。この後、呉に行くのか長崎に行くのかは分かりませんが、北にもう2隻潜水艦がパトロールしているので、吉報を期待したいところです。

ビルマでは昨日に続いて今日もマグエの空襲を実施しました。アキャブから戦闘機 52機(Mohawk IV 13, Hurricane IIc Trop 39)がsweepし、インドのSilchar、ディマプール、レドから双発爆撃機66機(Blenheim IV 23, Blenheim VD 9, B-25C Mitchell 10, B-26 Marauder 16, B-26B Marauder 8)と四発爆撃機27機(Liberator II 13, B-17E Fortress 5, B-17F Fortress 9)が守備隊を爆撃しました。確実にあてていこうということで、双発爆撃機には高度6千フィートからの投弾を指示しておいたのですが、3機(Blenheim IV 1, Blenheim VD 1, B-26 Marauder 1)が対空砲火で撃墜されてしまいました。四発爆撃機の方はHRにより高度1万フィートからだったので被害はありません。戦果の方はというと守備隊のdevice 28個をdisabledにしただけ。混乱値や疲労値は上昇させたと思いますが、期待していたほどかどうかは不明です。今日の偵察機の報告によると、守備隊の兵力は昨日まで報告されていた人数よりも1万名近く増えて2万4千名ほど。また守備隊には泰国軍第3師団が含まれているそうです。あしたは渡河の予定だったのですが、今日の爆撃の様子と、後述のマンダレーの大敗とから、自重することにしました。イラワジ川は直接マグエにではなく、マグエの南西のヘクスに向けて渡河することにしました。日本側がビルマ中部に戦闘機を配置していないので、あしたはマグエの飛行場を爆撃する予定ですが、3日連続になるのCAPトラップが心配ではあります。

マンダレーで連合軍のしかけた陸戦は、大敗に終わりました、日本側守備隊の兵力は340名などというものではなく、師団1,戦車聯隊1、捜索聯隊2、高射砲大隊1の1万5千名ほど、素のAVが625もある大軍でした。連合軍側は中国軍軍団1と高射砲連隊1で素のAVがわずかに176。攻者のAVが防者の4分の1ていどではお話になりません。修正AVは0:700で、中国軍部隊はAV3しか残らない完敗です。あしたは日本軍の逆襲によりマンダレーのヘクスから叩き出されるか、または全滅してしまうことになるのでしょう。日本側の主力はタイミング良く移動してきたということのようです。うますぎる話には注意が必要という教訓を得ましたが、非常に高くつきました。
今日のビルマで唯一明るいニュースはペグーの日本軍が全軍あげてラングーンに後退してくれたことです。やはりペグー攻略は無理と判断してのことのようです。ペグーにはサプライの在庫が所要量の2倍未満しかないことを示す黄色いエクスクラメーションマークがついていますが、ここの守備隊のサプライは充足しています。細々とは輸送されてきているので、防御陣地の構築には支障がありません。ビルマの連合軍の補給の状況はかなり改善してきていて、サプライの不足を示すアイコンが表示されているのはペグーだけになりました。ラムリー島まで無理に海上輸送しなくても、インドからの地上輸送の分だけで充分のようです。とはいっても兵力不足は否めず、今日のマンダレーの敗戦は非常に痛いところ。増援部隊の到着する3月まではおとなしくしておくしかありません。

蘭印ではビマに陸攻2波の空襲がありました。第一波は一式陸攻(G4M1 Betty) 18機で、護衛の戦闘機(戦闘機隊には休養の指示を出してあり、陸攻の方には休養を指示し忘れたそうです)はいません。CAPの13機(Sea Hurricane Ib 5, Hurricane IIc Trop 5, Kittyhawk IA 3)が活躍して16機を撃墜し、雷撃に移れたのは2機のみ。その2機も駆逐艦Le Triomphant(WItP AEでは数の少ないフランス艦です)を狙うことになってしまったので被害はありませんでした。

第二波は九六陸攻(G3M3 Nell) 18機で、やはり戦闘機の護衛はありませんでした。しかし、先ほどの戦闘で燃料弾薬を使い果たした機が多かったのか、CAPの数は6機(Sea Hurricane Ib 4, Hurricane IIc Trop 1, Kittyhawk IA 1)に減ってしまっていました。撃墜できたのは2機だけで、16機が駆逐艦と輸送船を雷撃し、xAK Ravnaasに魚雷1本が命中しました。xAK Ravnaasはわずか2750トンの貨物船ながら即沈没とはならず、大破炎上中Sys 48, Flt 75(43), Eng 25(10), Fire 18です。積荷の貨物トラックなどが雷撃で失われましたが、まだ3インチ高射砲9門、貨物トラック11台が積まれているので、なんとか消火し揚陸作業を続けてくれることを期待しています。

連合軍はテルナテからメナドにAlbacore I 12機が向かい、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 4のダメージを与えました。アルバコアをつかったのは、テルナテには雷撃機がいるから近寄らない方がいいよというアピールのため。でも雷撃可能な距離はわずか6ヘクスなので、お願いは聞いてもらえないかも知れませんが。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 187機の空襲がありました。陸軍重爆隊の機種改変は順調に進行しているようで、百式重爆の数が九七重爆を上回るようになっています。空襲による被害は、飛行場にAirbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 24と、また地上部隊の砲撃による被害も加えて守備隊のdeivce 11個が破壊され、413個がdsiabledになりました。いつも通りの展開ですが、これまでと違った点が一つ。重慶の西側のヘクスから日本軍地上部隊の姿が消えました。中国軍部隊の低い偵察能力のせいで、本当は存在しているのに見えていないだけという可能性もありますが、すべて重慶に移動してからいなくなったという可能性もあります。後者が正しいとすると、あしたは第7回総攻撃になるのかもしれません。

2015年4月22日水曜日

コンバットリポートにCAP戦闘機隊名の表示される理由


コンバットリポートにCAPについた戦闘機隊名が表示されるのに、攻撃側の飛行隊の名前が表示されないのが説明した Puzzling detail in air combatというスレがありました。いままで、なぜそうなっているのか考えてみたこともなかったのですが、物識りのAlfredさんの説明になるほどと感じとても勉強になったので紹介します。
自分が攻撃側の空戦では相手の飛行機の所属する飛行隊の情報が得られる。守備側の空戦ではそういった情報は得られない。どうしてこんなふうになっているのか、その理屈がわからない。

かつては防御側での空戦の際にも、攻撃側の機体の所属する部隊が報告されていた。敵のどの空母が攻撃してきているのかを明らかにしてしまうことにもなるので、変更された。私も敵機の所属する部隊の名前が報告されることがあるのを知ってはいるが、それが攻撃側の時に報告されるのか守備側の時に報告されるのかには注意を払っていなかった。

Alfred:それにはこういったわけがある。
1. 2011年1月20日にtheElf(訳注:Devチームのひと)が以下のように述べている
私たちの目標としていることのひとつに、作戦がなぜ成功・失敗したのかをプレイヤーが理解できるよう、個々の戦闘の結果を提示するというものがある。
この原則は、このゲームが提示する全てのメッセージ、情報に当てはまる。スレ主さんの質問のケースもこの原則によく当てはまる。
2. 双方のプレイヤーが同じコンバットリポートを入手する。プレイヤーが攻撃側であろうと守備側であろうと同じ様式で提示される。攻撃側と守備側に別々の様式で提示するようコードするのは割にあわない。
3. コンバットリポートは攻撃側の機体に関する情報よりも守備側のCAPについてより詳細な情報を提供してくれる。これは上記1で指摘した点にちょうど対応していて、プレイヤーが戦闘を理解し戦闘から学ぶのに有用な情報というのはCAPのデータから得られるものだからだ。攻撃側も守備側もCAPに関する情報を提供してくれるコンバットリポートから得る点が多い。
4. コンバットリポートは、将来の作戦を準備するうえでプレイヤーが解析すべき攻撃側に関する基本的なデータを4つ提供してくれる。
(a) 飛来する敵機の推定高度
この情報はとても"rubbery"(訳注、このrubberyの意味がよくわかりません。原文でも引用符がつけられているので、伸縮するゴムのように正確な情報がとらえ難いとでも言いたいのでしょうか)だが、飛行隊どうしの連携がうまくいっているかどうかのヒントを与えてくれる。また敵の主な目標とする高度がどの程度なのかのヒントを守備側に与えてもくれる。攻撃側の飛行機がさまざまな高度で接近しても、そこから敵の指示した高度を推測することが出来るものだ。
(b) 敵機の探知から来襲までの推定時間
攻撃側に、守備側のレーダーの性能のヒントを与えてくれる。(a)と(b)で攻守同点だ。
(c) 天候
うまく視認できるかどうか、特に複数の飛行隊による高度をずらせたCAP(訳注:layered CAP)の時には問題になる。またなぜ結果が予想外だったのかを説明してもくれる。
(d) 爆弾の投下された実際の高度
これこそが、将来の作戦を立てる際に守備側が知るべき攻撃側に関する最も重要な情報だ。急降下爆撃、緩降下爆撃、水平爆撃のどれがあったのか、攻撃隊は通常の攻撃距離を飛んだのかそれとも遠距離攻撃だったのかといった攻撃の内訳を教えてくれる。「対価なし(訳注:同等の情報を守備側が開示することがなく、攻撃側のみが情報を提供するという点を対価なしといっているのでしょう)」に守備側が得ることのできる唯一の情報だ。守備側が「対価なし」に得ることのできるその他の情報はコンバットリポート外の情報で、コンバットアニメに表示される航跡線やメッセージがそれにあたる。
5. 攻撃側は攻撃している部隊が何なのかをもちろん知っているし、上記4(d)項が備忘録としての役割を果たしてくれるので、攻撃している部隊の正体までコンバットリポートに明かす必要性はない。守備側のCAPのとりうる高度が広範にわたることに比較すると、攻撃高度のバラエティは小さく、結局は爆弾を投下する高度のみが問題だ。攻撃隊の正体を明かしてしまうと、個々の戦闘から判明して当然だとまではいえないような重要な情報を守備側が知ることになってしまう。
6. 同じく、コンバットリポートは守備側に対して4(a)、4(b)、4(c)項の情報を与えてくれる。守備側について攻撃側が対価なしで得られる情報は、細部にまでわたるCAPの構成だ。提供されるのは:
・パトロールの高度
・滞空中の機体、スタンバイの機体、呼び出された機体などの数
・迎撃までの時間
これは両軍のプレイの改善に資する重要な情報だ。守備側のプレイヤーにとっても、複数の同じ機種装備の部隊にCAPさせているときにはそのそれぞれの様子を知ることができて役に立つ有。この情報がないと、どちらの部隊に修正を加えるべきなのかが分かりにくい。
7. コンバットアニメでは攻撃側の部隊名が表示されることがある。護衛戦闘機であろうと爆撃機であろうと士気のチェックでふるい落とされ戦闘から退くと、その部隊名が表示される。戦闘による損傷や燃料の不足により帰投せざるを得なくなった敵機は部隊名を表示されることがない。他方、ある種の攻撃任務を指示された爆撃機もコンバットアニメで部隊名が表示される。これらはコンバットリポートからはわからない情報で、コンバットリポートを注視するプレイヤーだけが得ることが出来る。コンバットリポートだけに頼っていたのでは、戦闘結果を本当に理解したことにはならない。
このゲームにはプレイアビリティを改善するために抽象化されているものが多々ある。また古いコードにあわせるために抽象化されたものもあり、これもそのひとつだ。もしこういった情報がプレイヤーに提供されていなければ、戦闘結果を解釈できず自分の指示をどう修正すればいいのか分からないままのプレイヤーからもっと声高に不満が訴えられていたことだろう。これに限らずDevチームはゲームプレイに役立つフィードバックを提供してくれている。WitP AEがシミュレーションではなくゲームだということがそういった姿勢の基本にあることを銘記しておいてほしい。

いつもながら、すっきりした説明だ。でも本当に空戦を理解しようと思うなら、コンバットアニメの進行をゆっくりにして、全てをメモしなければならないようだ。さもなければ、これまでと同じまま..... ありがとう、Alfredさん。

ということで、久しぶりにコンバットリポートの一部を載せてみます。2月11日の楚雄の飛行場の爆撃に向かった連合軍双発爆撃機とCAPの二式戦との空戦です。図の丸付き数字はオリジナルにはなく、行ナンバーとして私が加えたものです。私なりにこれを解釈してみると、以下のようになります。

①行目、空戦フェーズは午前と午後の2回ありますが、これは午前の空戦。空戦のあった場所がTsuyung(楚雄)という地名とヘクスを表示する数字で表示されています。
②行目、天候、この日の楚雄は小雨でした。
③行目、推定高度7000フィートで接近する敵編隊が距離20マイルで肉眼で確認されました。監視哨などにつめているヒトの眼ではなく、レーダーが発見した際にはdetectedと表示されます。
④行目、敵機来襲までの時間は6分
⑤行目、空戦に参加した日本機は
⑥行目、二式戦(Ki-44-IIc Tojo)で37機
⑦行目、空戦に参加した連合軍機は
⑧行目、ブレニムVD型(Blenheim VD)
⑨行目、ハドソンIIIa型(Hudson IIIa)
⑩行目、ウェリントンIc型(Wellington Ic)
⑪行目、日本側の被害は
⑫行目、日本機の被害がなかったので、この行は空白
⑬行目、連合軍の被害は
⑭行目、ブレニム:撃破されたのが3機、損傷したのが2機
⑮行目、ハドソン:撃破されたのが3機
⑯行目、ウェリントン;撃破されたのが1機、損傷したのが1機
⑰行目、爆撃の戦果、飛行場サービス施設に命中弾4
⑱行目、爆撃の戦果、滑走路に命中弾2
⑲行目、攻撃した機体の情報
⑳行目、ハドソン8機が高度6000フィートから投弾。楚雄にやってきた13機のハドソンのうち3機が撃破され、投弾したのが8機ということは、2機が怖じ気づいて投弾前に引き返したものでしょうか。撃破された3機がすべて投弾前だったとは限らない(このへんはコンバットアニメを熟視しないと分からない)ので、びびって逃げたのは2機より少なかった可能性もあります。
㉑行目、250ポンド爆弾を各4個ずつ飛行場に投下
㉒行目、ブレニム6機が高度6000フィートから投弾。文末にアステリスクがつけられているのは、楚雄がブレニムの通常の攻撃圏normal range内にはなく、extended range長距離を飛んだことを意味します。長距離を飛ぶために燃料の搭載量が多くなり、爆弾の問う最良が半減しています。この文末のアステリスクが、低高度からの爆撃を意味することもあります。attack bomberに分類される機種以外の低高度爆撃は爆弾搭載量が半減するルールです。
㉓行目、250ポンド爆弾を各2個ずつ飛行場に投下。爆弾搭載量半減ルールのため、わずかに2個ずつ
㉔行目、ウェリントン1機が高度6000フィートから投弾。3機のウェリントンのうち、1機は投弾前に撃墜され、1機は損傷して投弾前に引き返し、残りの1機のみが投弾にいたったということでしょうか(他の可能性もあり、正解はコンバットアニメをみないと分からない)。
㉕行目、500ポンド爆弾を8個を飛行場に投下
㉖行目、空戦に参加したCAPは
㉗行目、二式戦装備の78戦隊(滞空中 19、スタンバイ、0、スクランブル 0)
㉘行目、19機がこのヘクスのCAPを支援するために流用された
㉙行目、19機が迎撃中。流用されたとはいってもこの19機はこの楚雄のヘクスに滞空中だったようで、迎撃に要した時間の記載がなく即対応できたようです
㉚行目、CAPの高度は3万1000フィート
㉛行目、これまでの経験によると、“Raid is overhead”というのはうまく迎撃できた時につかわれる表現のように感じます
㉜行目、二式戦装備の85戦隊(滞空中 18、スタンバイ、0、スクランブル 0)
㉝行目、18機がこのヘクスのCAPを支援するために流用された
㉞行目、18機が迎撃中
㉟行目、CAPの高度は1万フィート。78戦隊と5戦隊でlayered CAP(高度差を利用したCAP)をしています。
㊱行目、うまく迎撃できた

2015年4月21日火曜日

マカッサルで四発爆撃機45機を失う


1943年2月11日、紀元節にふさわしい赫赫たる戦果を日本側に提供する一日となってしまいました。ここ数日、目の離せない蘭印ですが、今日は陸攻の雷撃はなく、空の戦いに終始しました。メインイベントは連合軍のマカッサル空襲に端を発した空戦です。きのうの偵察機の報告ではまだマカッサルに135機もの戦闘機がいるとのこと。しかし過去2日の艦砲射撃でマカッサルの飛行場にはそれなりのダメージを与え、また地上で破壊された機体もあったことから飛行隊の士気も低下しているだろうと考え、空襲を決行することにしました。P-38でCAPの数を減らし、四発爆撃機で飛行場を叩く計画です。しかし今日のWitP AEの神様のご機嫌は麗しくなく、6波にもわかれた空襲がsweep → 四発爆撃機 → 爆 → 爆 → 爆 → sweepといった順番で進行してしまったのです。これが一番の誤算。しかも第一波でsweepしたのはわずか16機のP-38G Lightningで、投入したP-38の大半、40機が最後の第6波で到着することになってしまったのです。P-38の巡航速度が四発爆撃機よりも遅いとは思えませんが、どうしてこういうことになるんでしょうね。

さらに、もうひとつの誤算は思った以上に迎撃機の数が多かったことです。零戦(A6M5b Zero) 77機と二式戦 120機(Ki-44-IIa Tojo 38, Ki-44-IIc Tojo 82)、合計で197機のCAPが報告されています。第二波のB-17E Fortress 22機とB-24D Liberator 36機の到着時にもまだ183機が残っていましたから、目をあてられません。結局、投入した四発爆撃機 80機(B-17E Fortress 29, B-24D Liberator 51)のうち45機(B-17E Fortress 16, B-24D Liberator 29)を失うという記録的な大敗を喫してしまいました。連合軍にとって四発爆撃機は切り札的な存在ですが、B-17系列にはもう太平洋戦線向けの配給はありません。かわりにB-24が一日一機ずつ配給されるのみで、今日の敗戦で四発爆撃機一ヶ月半分の配給機数を失ったことになります。きのう現在のB-24の在庫数は16機だけでしたから、しばらくはかなり身を慎まなければなりません。またP-38も合計で12機(P-38G 11、P-38F 1)を失いました。

一方、日本側の被害はマカッサルの施設にAirbase hits 16、Airbase supply hits 3、Runway hits 40、Port hits 2、Port fuel hits 2と、在地機の地上での破壊が11機(A6M5b Zero 5, Ki-44-IIa Tojo 3, Ki-44-IIc Tojo 3)、空戦での被撃墜とOps lossが合計で35機(A6M5b Zero 14, Ki-44-IIa Tojo 4, Ki-44-IIc Tojo 17)というもの。飛行場にはそれなりの命中弾があったのですが、地上で撃破できた機数がとても少ないことに気付きます。ということは、ほぼすべての機体が迎撃に飛び立ったということなのだと思われます。一昨日と昨日の陸攻の雷撃に対する迎撃機の数の少なさを嘆いたばかりの連合軍側としては、この効率的な迎撃作戦の秘訣を教わりたいくらいです。コンバットリポートによると、マカッサルにはレーダーもなさそうなのに。

連合軍はマカッサル空襲の他にボエラからメナドにB-17F Fortress 17機が向かいました。メナドにCAPの姿はなく、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 17のダメージを与えています。また日本側の注意がマカッサルに向いていたおかげか、テルナテとバチャン島に対するコンボイは妨害を受けずに揚陸作業を続けています。

日本側はデンパサールに陸攻(G3M3 Nell) 23機で飛行場空襲にやってきました。被害はRunway hits 2のみで、すでに修理が済みました。デンパサールには1月8日と10日に戦艦伊勢・山城・陸奥が、また1月14・15・22日には軽巡による艦砲射撃がありましたが、空襲は初めてだったかと思います。日本側が空襲を思い立った理由ですが、先日ようやくデンパサールの飛行場の修復作業が終了し、偵察機を移動させました。デンパサールに飛行場のアイコンが出現したのに気付いて、爆撃を思い立ったのだろうと思います。でも、対空砲火による被害を怖れた高度2万フィートの空襲では2階から目薬程度の効果しかありません。あしたも高度を下げてやってくるかな?

今日はマカッサル以外にも悲しい出来事がありました。ひとつはトラックの近海でSST Narwhal(2770トン、VP 10)が沈没してしまったことです。SST Narwhalはアメリカ海軍に3隻しかない輸送用潜水艦で、1943年1月1日の占領以来エニウェトクへのサプライ輸送任務に従事していました。日本側の目立った妨害はなく、すでにサプライの貯蔵量も3000トンを越えたので、エニウェトクへの輸送は中止し、蘭印に移動させることにしました。以前トラックの周囲のヘクスに潜水艦を貼付けていたことがありましたが、日本側はそれをかなりうっとうしく思ってか、このところ対潜哨戒機の飛行が頻繁です。対潜哨戒機による被害も無視できず、最近はトラックから少し離れてパトロールさせるようにしていました。しかしSST Narwhalは蘭印への移動の途中でたまたまトラック沿岸を通過してしまったのです。すると、
SST Narwhal detected by Japanese Carrier Aircraft at 110,107 near Truk 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107
このコンバットイベントの報告のように九九艦爆に執拗に攻撃され、
SST Narwhal detected by Japanese Carrier Aircraft at 110,107 near Truk 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
Damage to SST Narwhal too severe, Damage Control efforts abandoned
このオペレーショナルリポートにあるように、5発も命中→大破→ダメコン不能→沈没となってしまいました。移動する航路まで確認していなかった不注意が悪いのですが、惜しい艦をなくしました。それと開戦時の機動部隊の艦爆乗りはexpが高く、対潜哨戒任務にも大活躍という定評があります。今回のゲームではまだ派手な空母戦がなく、熟練パイロット多数がまだ健在のはずです。もしかすると機動部隊の空母のうち何隻かトラックにいるのかもしれません。

さらにもう一件。インドのレドから雲南の楚雄(Tsuyung)に双発爆撃機 51機(A-29 Hudson 9, Blenheim VD 11, Hudson IIIa 13, Wellington Ic 18)が飛行場の爆撃に飛んだところ、二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 37機の迎撃を受け、20機(A-29 Hudson 3, Blenheim VD 5, Hudson IIIa 5, Wellington Ic 8)が撃墜されてしまいました。sweepによる下準備も戦闘機の護衛もない状態で迎撃されれば、この結果も当然です。爆撃の戦果はAirbase hits 8、Runway hits 7とごくわずかでした。

なぜsweepや護衛役の戦闘機が飛ばなかったというと、休養の指示が出ていたからです。今日の雲南は、楚雄へも昆明へも空襲を行うつもりはなく、休養日にするつもりでした。その旨、戦闘機の方には指示したのですが、爆撃機の方には休養を指示し忘れてしまったが故の悲劇です。一昨日・昨日の蘭印での大被害の影響で連合軍最高司令官の中の人が冷静でなかった影響もあったと思います。せめて指示のし忘れが爆撃機ではなく、戦闘機の方だったらこんなことにはならなかったのに。まったく。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 169機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 91機の定期便が飛来し、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 7の被害を受けました。また今日も日本軍地上部隊による砲撃があり、空襲と砲撃により守備隊のdevice 6個破壊、213個がdisabledになりました。deliberate attackの再開はいつなのか、気になります。

ビルマではアキャブから戦闘機 48機(Mohawk IV 16, Hurricane IIc Trop 32)がマグエをsweepし、双発爆撃機 61機(Blenheim IV 23, Blenheim VD 9, B-25C Mitchell 11, B-26 Marauder 18)と四発爆撃機 37機(B-17E Fortress 10, B-17F Fortress 10, Liberator II 17)が飛行場の爆撃に向かいました。マグエには油田がありながらく100機を越える戦闘機が常駐していました。ここ数日、戦闘機の姿が見えないという偵察機の報告が続きましたが、CAPトラップをしかけるつもりなのではという不安が拭えません。今日は意を決しての空襲でしたが、幸いCAPの姿はなく、Airbase hits 66、Airbase supply hits 5、Runway hits 84のダメージを与えることができました。

今日の結果を見て、あしたはマグエの地上部隊への空襲を実施するつもりです。というのも、2-3日後にはマグエに接近中の地上部隊が渡河する予定なので、shock attackの前にぜひとも叩いておくことが必要なのです。やはりCAPトラップの不安は拭えませんが、多少の犠牲はやむを得ないところです。

マグエの北東、マンダレーのヘクスに東側のジャングルヘクスから接近していた連合軍地上部隊2ユニットが今日到着しました。2ユニットのうちのひとつは高射砲ユニットで、もうひとつは中国軍の5th New Chinese CorpsでAVが174あります。マンダレーの日本軍守備隊は以前から2ユニット・数百名という報告が続き、今日もやはり2ユニット340名とのこと。これって信じていいものなのでしょうか?今日到着した東からの部隊に加え、北側のShweboからも連合軍部隊が接近していることは日本側にも分かっていたと思うのですが、どうなんでしょう。もしそれを承知の上で2ユニットしか残していないのだとしたら、マンダレーは放棄するつもりということになります。マグエに戦闘機を常駐させなくなったことや、ビルマ南部のペグーに進出した日本軍もラングーンに戻りつつあることともあわせ、日本側は戦線縮小の方針なのかもしれません。

一昨日、昨日のR級戦艦の沈没、損傷と今日の四発爆撃機の大量喪失など、ここ数日の連合軍の被害は甚大です。しかし、ビルマで着実に前進し、蘭印でも滞りなくテルナテへの増援が実現していることを考えると、戦況自体はそれほど悲観したものでもないような気がします。こちらが苦しい時には敵も苦しいといった感じか、またはすでに連合軍は多大の損失を出しながらも息切れせずに前進できる時期にはいりつつあるのか、どちらかなのかもしれません。

2015年4月20日月曜日

戦艦レゾリューション沈没


1943年2月10日、きのうに続いて今日もひどい日になってしまいました。既報でご承知の通り、きのうビマのヘクスでR級戦艦3隻が雷撃で大破しました。しかし同じTFにいた英重巡FrobisherとHawkinsは健在だったので、この2隻をそのまま後退させるんももったいないので、マカッサルを叩いてから引き上げさせようと考えました。この助平根性が今日の敗戦の主な原因です。2隻の重巡は予定通りマカッサルを砲撃してくれましたが、戦果の方はというとAirbase hits 2、Runway hits 2で不満の残るものでした。砲撃後マカッサルのヘクスでSSX Ha-3(46トン、VP 4)と遭遇しましたが、DD Prestonの爆雷攻撃で撃沈することができました。でも、ここまではまあまあ順調でした。

日本側は連合軍が残存艦でマカッサルの艦砲射撃を試みることを予想していたようで、BB陸奥・伊勢、CA三隈・古鷹、CL名取・球磨・多摩からなる水上戦闘TFをマカッサルに派遣していました。艦砲射撃を終えたTFはマカッサルから1ヘクス南に移動したところで追いつかれ、砲雷戦が始まりました。雨の夜だったため視程は1万5000ヤードほどしかありません。2万7000ヤードで連合軍のレーダーが日本のTFの接近を探知し、奇襲による全滅だけは避けられました。それでも連合軍のTFは旧式の重巡2隻と駆逐艦4隻だけですし、また艦砲射撃で弾薬を消尽しているので勝負になりません。1万5千ヤードで敵を発見した日本側の指揮官、小暮軍治戦艦陸奥艦長はT字をとるよう指示します。すぐに砲撃が始まり、砲弾26と魚雷1命中のCA Frobisher(1万トン、VP 40)と伊勢と三隈に狙われたDD Perkins(1450トン、VP 6)が沈没。そのほかDD Cushing(Sys 45, Flt 16, Eng 8(1))が大破、DD Mahan(Sys 28, Flt 11, Eng 10)とDD Preston(Sys 24, Flt 12(4), Eng 2)の2隻が中破しています。損傷艦3隻はCA Frobisherとともにすでにインド洋まで南下したので、なんとか逃げ切れるでしょうか。

夜が空けると、Waingapoeのヘクスまで退避してきていたBB Resolution(31160トン、VP 178)に対し、スラバヤから零戦(A6M2 Zero) 45機に護衛された九六陸攻(G3M3 Nell) 16機と一式陸攻(G4M1 Betty) 18機が来襲しました。P-39D Airacobra 8機とP-40K Warhawk 8機が迎撃しましたが、零戦5機ほどを撃墜できただけで、陸攻は34機全機が雷撃態勢に移ります。結局、BB Resolutionには6本の魚雷が命中し沈没してしまいました。

午後になってもWaingapoeには陸攻2波が来襲。第一波は零戦(A6M2 Zero) 15機の護衛する一式陸攻(G4M1 Betty) 18機です。迎撃したのはP-39D 6機とP-40K 6機で、零戦4機を撃墜しましたが陸攻はやはり18機すべてが雷撃に移りました。目標となったのはWaingapoeで対潜哨戒任務に従事していた駆逐艦TFだったので命中した魚雷はありませんでした。午後の第二波は零戦(A6M2 Zero) 16機の護衛する九六陸攻(G3M3 Nell) 14機でP-39DとP-40K各4機が迎撃。零戦1機の犠牲で18機すべての陸攻が攻撃に移ることができました。目標となったのはFasttransport TFで、魚雷1本の命中したAVD Ballardは大破炎上中です。AVD(駆逐艦改装水上機母艦)はサプライを270トン積むことができ、マタラムやビマへの輸送に重宝していたので、R級戦艦の喪失より影響が大きいかも知れません。

きのうのビマへの空襲でもそうでしたが、もっと多数の戦闘機が迎撃してくれないものかと感じてしまいます。午後の二波は比較的少数機だったので探知から来襲までに14分と11分しか余裕がなかったのですが、午前の攻撃は31分前にレーダーが探知しています。戦闘機の飛行隊にはrestを%を指定して指示したりはしていないので、稼動全機で迎撃してほしかったところです。

というわけで、戦艦、重巡、駆逐艦各1隻を失い、大破・中破の駆逐艦3隻が後退中です。さらに、きのう雷撃の損傷艦であるBB RamilliesがまだWaingapoeの東のヘクスにいます。BB Ramilliesは今日沈んだBB Resolutionよりも損傷の程度がひどいため、きょうのうちにWaingapoeに辿り着けませんでした。ビマから航行して来ると、Waingapoeの北東のヘクスからWaingapoeのヘクスに直接侵入することができず(岬が邪魔)、迂回して東側のヘクスから入ることになります。そんなわけで、今日はここ。このヘクスはスラバヤからみるとWaingapoeのヘクスよりも1ヘクス遠いので、陸攻隊はBB Resolutionの攻撃を選択したのだと思われます。でも、あしたはBB RamilliesもWaingapoeに到着するので、3日連続の陸攻の攻撃があるかも知れません。途中で沈没する危険はあっても、クーパンに行かせるべきだったのかも。

連合軍はチモール島LautemからケンダリーにB-25C Mitchell 42機が向かい、飛行場にAirbase hits 16、Airbase supply hits 3、Runway hits 28のダメージを与え、地上で二十数機を撃破しました。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 92機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 25のダメージを受けました。また重慶の日本軍部隊は外のヘクスに移動せず、今日は砲撃してきました。空襲ともあわせて守備隊のdevice 20個が破壊され、270個がdsiabledになりました。もしかすると明日にも第7回総攻撃があったりして。

雲南では連合軍が楚雄(Tsuyung)への空襲を実施しました。ミートキーナとインドのレドから中国空軍のH81-A3 24機とP-43A-1 Lancer 18機がsweepし、その後、双発爆撃機 45機(Blenheim VD 6, Hudson IIIa 13, Wellington Ic 17, A-29 Hudson 9)が飛行場を爆撃しています。sweeperが先行してくれたのは良かったのですが、4波に別れての到着です。しかも楚雄上空では55機もの二式戦(Ki-44-IIc Tojo)の迎撃を受け、どうなることかハラハラしながら見守りましたが、H81-A3 9機(被撃墜 8、Ops loss 1)とP-43A-1 1機(被撃墜 1)と引き換えに二式戦 19機(被撃墜 15、Osp loss 4)を撃破することができました。フライングタイガースのお下がりのH81-A3(P-40Bの輸出バージョン)とアメリカ陸軍航空軍では採用してもらえなかったP-43A-1に乗った中国空軍のパイロットたちの快挙です。爆撃機の方も飛行場にAirbase hits 23、Airbase supply hits 4、Runway hits 51のダメージを与え、蘭印での敗戦のお返しが少しはできた感じです。

ビルマでは南部のペグーで日本側の砲撃があり、砲撃した日本側のみにdevice 5個破壊、20個disabledの被害が出ました。連合軍が規模3の防御施設に籠っているのに対し、連合軍砲兵の反撃を受けた日本側は到着して日が浅くまだ大した陣地も構築できていない時期なのでこうなるわけです。それにしても今日はdeliberate attackがあるかと思っていたので意外です。しかもペグーの日本軍には西への移動を示すアイコンが表示されています。もちろん全軍が移動ではなく一部のユニットだけ戻すのでしょうが、なにが目的なのか、皆目見当がつきません。

2015年4月19日日曜日

R級戦艦2隻大破1隻中破

1943年2月9日、南シナ海でSS Petoが第三図南丸を攻撃し、命中した魚雷は爆発してくれました。積荷が燃え始めたというメッセージの表示はなく、南行きの船団だったようです。図南丸級はWitP AE世界で一番大きなタンカーで潜水艦にとっては空母に次ぐ攻撃目標です。沈没することはないでしょうが、うれしい戦果です。

蘭印では予定通りマカッサルへの艦砲射撃が実施されました。第一陣はオランダの軽巡Tromp、Sumatra、JavaでManpower hits 1、Fires 143、Airbase hits 5、Runway hits 23、Port hits 1、Port fuel hits 1、Port supply hits 1の戦果。第二陣はアメリカの重巡Vincennesと軽巡Concord、Raleigh、イギリス軽巡Birmingham、Hobartの5隻でResources hits 1、Manpower hits 6、Fires 741、Airbase hits 15、Airbase supply hits 6、Runway hits 47、Port hits 2、Port fuel hits 4の命中弾を得ています。またコンバットリポートには多数の飛行機を損傷させた (例えばA6M5b Zero: 76 damaged)と報告されていますが、艦砲射撃にともなうこの種の数字が大げさなのはいつものこと。Trackerによると破壊できたのは零戦5機、二式戦6機だけのようです。昨日の偵察機の報告ではマカッサルに135機の戦闘機がいるとのことでした。しかしビマに進出したオランダ軽巡TFが日本の哨戒機に目撃(detection level 3/3)されたので、艦砲射撃を予期して後方に移動させたのだと思われます。とはいっても、2回の砲撃でマカッサルの施設にかなりの被害を与えることができました。第二陣は砲撃後にSSX Ha-3と遭遇しました。かなり前からマカッサルのヘクスには潜水艦のアイコンが表示され続けていますが、この特殊潜行艇のことだったわけですね。でも、被害を受けることなくやり過ごすことが出来ました。

さて、順調だったのはここまで。夜が明けてから悲劇が始まります。巡洋艦TFに続いて戦艦による艦砲射撃も加えてマカッサルを完全に再起不能にしようと考え、ビマにR級戦艦3隻のTFを前進させてありました。きのうビマに進出した巡洋艦TFに対する空襲はなく、またビマには戦闘機2個飛行隊32機を配置してあったので、航空攻撃はまったく予期していませんでした。しかし日本側はきのうビマでみかけた巡洋艦TFに反応して、陸攻に雷撃を、また多数の零戦が護衛につくよう指示したのに違いありません。もしかするときのうマカッサルでみかけた戦闘機は零戦で、艦砲射撃からの避難と陸攻の護衛任務とを兼ねてジャワ島に移動したのかもしれません。

午前中の第一波は零戦(A6M5b Zero) 50機の護衛する九六陸攻(G3M3 Nell) 18機。CAPはHurricane IIc Trop 5機とKittyhawk IA 5機の合計10機のみでした。レーダーが来襲の34分前に探知してくれているのですから、もっとたくさん迎撃してほしかったところです。10機で50機の零戦を相手にするのは無理な話で、少なくとも各3機が撃墜されています。零戦が高度1万フィートから見守るなか15機の九六陸攻15機が雷撃し、戦艦リベンジに魚雷2,ラミリースに魚雷1命中。

困ったことに午後になってからも第2波の九六陸攻(G3M3 Nell) 18機が零戦(A6M5b Zero) 48機をおともにつれて来襲します。CAPはHurricane IIc Trop 3機とKittyhawk IA 3機の合計6機のみ。今回は44分も前に探知しているのに、まったく。やはり護衛の零戦に蹴散らされ、17機の陸攻が雷撃し、戦艦リベンジに魚雷3、ラミリースに魚雷1,リゾルーションに魚雷1が命中です。2月4日のテルナテでの戦艦山城への魚雷1命中の戦果を何倍にもしてお返しされてしまいました。

リプレイ終了後に確認してみると、R級戦艦3隻は防空軽巡アトランタ、マハン級駆逐艦2隻とともにEscort TFに編成されていました。Escort TFというと損傷した主力艦1隻に駆逐艦1隻が分派されたものとばかり思っていましたが、マニュアル92ページの6.2.3.1 AUTOMATIC SHIP SEPARATION FROM TF DUE TO DAMAGE AND LOSS OF SPEEDをみると
戦艦または空母が所属していたTFから離れることになると、コンピュータはその主力艦のためにもう1隻(an additional shipと単数形)を護衛につけようとする。なんらかの対潜能力を持った艦(一般的には駆逐艦)がその護衛艦になる。
とあるので、必ず駆逐艦が護衛につくというわけではないようです。また3隻まとめてのEscort TFなので護衛も3隻派遣してもらえたということなのでしょう。さて、戦艦3隻の状態はというと、リベンジはSys 36, Flt 97(71), Eng 8と沈没寸前。リベンジのインフォメーション画面を開くと退艦を促すブザーの効果音が流れるくらいです。戦艦リベンジには午前と午後の合計で5本もの魚雷が命中しているので、浮いていることの方が不思議なくらいです。Escort TFの目的地は4ヘクス東のWaingapoeになっていますが、速度は1ノットしか出ませんし、Sys 97ではたどり着けるはずがありません。ということで、ビマの港にdisbandすることにしました。ビマの港は規模1ですが、サプライの揚陸などを容易にするためNaval Support deviceが99分隊います。日本側が港への空襲なんていう無慈悲な仕打ちに出ることがなければいいのですが、まあそんなお願いは聞き入れてもらえないでしょう。

他方、戦艦ラミリースはSys 20, Flt 64(44), Eng 4(2)の大破で、リゾルーションはSys 15, Flt 21(16), Eng 2なので中破といったところでしょうか。この2隻はとりあえずWaingapoeに行ってもらうことにしますが、ラミリースは速度7ノットしか出ないのでたどり着けるかどうか微妙なところです。この3隻のR級戦艦のうち、沈没寸前のリベンジはこのまま太平洋で戦ってくれますが、ラミリースはあと315日で、またリゾルーションは239日でwithdrawの予定がはいっています。withdrawの予定のある2艦は修理しているだけで終わってしまいそうな予感です。損傷のひどさとwithdrawまでの期間の関係が逆になってくれていればよかったのに、世の中うまくいきません。

すばしこくかわす駆逐艦と違って低速戦艦が雷撃に弱いのはこのゲームの仕様のようなものですが、陸攻にもそれなりの被害が出ています。午前午後の2波合計36機の九六陸攻のうち、15機が失われています。CAPに撃墜されたのは1機で、またOps lossも1機で、残りの13機は対空砲火によるものでした。防空軽巡アトランタやマハン級駆逐艦の5インチ両用砲の弾薬はかなり減っていましたから、艦隊防空にもそれなりに役立ってくれるようです。これでCAPの数がもう少し多かったら違った結果になっていただろうにと残念です。

しょうもない任務でR級戦艦3隻をダメにしてしまいましたが、現時点で健在な連合軍の戦艦はワシントンとミシシッピがダーウィンにいます。またパールハーバーにメリーランドが、そしてコロラドとアリゾナがパールハーバーに向け航行中と合計で5隻だけ。パールハーバーでアップグレード中のサウスダコタとインディアナはそれぞれあと21日と18日で竣工の予定ですがそれを含めても7隻。日本側の戦艦は大和と武蔵と陸奧を含め、現状これより強力なのは確実ですね。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 93機の空襲があり飛行場にAirbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 14と守備隊にdevice 5個破壊、253個disabledの被害が出ています。重慶の日本軍には移動のアイコンの表示はなく、このまま重慶のヘクスで休養するのかも知れません。

ビルマではペグーとTougooで砲撃戦がありました。ペグーでは日本側が、Tougooでは連合軍側が砲撃戦をしかけたもので相手の戦力を探るのが目的です。ペグーの戦力は日本側が師団2、泰国師団5、歩兵聯隊2、独立歩兵旅団3で素のAVが2575なのに対し、連合軍は歩兵師団2、中国軍軍団1などで1400。ここは開豁地なので、空襲で混乱値や疲労値が上がってしまった状態で陸戦をしかけられるとだめでしょうね。またToungooの方は連合軍のAV 508に対して日本軍485で拮抗していました。このところ日本側はかなり動いているのでもう少し減ったのかと思いましたが、きちんと守備隊を残してありました。

2015年4月16日木曜日

ビルマ中部Taung Gyiの陸戦に大敗


日本軍の第6回総攻撃の行われた重慶の中国軍守備隊は、今日1943年2月8日にも引き続き第7回総攻撃が行われるのではないかと不安におびえながら一夜を過ごしました。空戦フェーズには今日も日本軍が空襲にやってきましたが、飛来したのは百式重爆(Ki-49-IIa Helen)  29機のみ。被害の方も飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 14とそれなりの規模で済んでいます。そして心配していた陸戦フェーズでも、今日はdeliberate attackのみならず砲撃の方もお休みでした。きのうの攻撃に参加した日本軍部隊はどうやらかなりお疲れのようです。でも、重慶から隣りのヘクスに休養のため移動する動きはみられていません。これが単に中国軍の偵察能力が低いせいなのか、それとも本当に移動を始めていないのかは今のところ不明です。今日新たにわかったことは、昆明方面から4ユニットが重慶の増援に移動していることだけです。

雲南省方面では今日も昆明への空襲を実施しました。まず保山からP-40E Warhawk 15機とHurricane IIc Trop 12機がsweepに向かい、二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 7機の迎撃を受けました。二式戦はやはり手強く、二式戦を1機撃墜を確認できただけ(このほかにニューギニアでも空戦があったので確認は1機ですが、もう数機落としているかも知れません)で、P-40E 4機が撃墜されてしまいました。しかし四発爆撃機 39機(Liberator II 21, B-17E Fortress 9, B-17F Fortress 9)が到着した時にはすでにCAPの姿はなく、飛行場にAirbase hits 11、Airbase supply hits 7、Runway hits 34の命中弾を得ています。これでもまだ不十分かなという印象。それにしても二式戦はどこからCAPしているのでしょう。昆明には飛行場のアイコンがついていないし、また爆撃で地上撃破できた機体もないので、昆明以外からのLRCAPなのではと思うのです。保山からですかね。

ビルマではTaung Gyiに進出した連合軍がDeliberate attackを実施しました。連合軍は豪第7師団、英第2・28師団で素のAV合計が1048だったのに対し、日本側は第38師団と設営部隊1でAV 481。この戦力比ならやれると思って仕掛けたのですが、連合軍側には疲労とサプライ不足のマイナス、日本軍には地形と防御施設と指揮官のプラス、(相手より)準備不足、疲労、経験不足のマイナス修正があり、修正AVは414:4555。あっと驚くオッズ比1:11の劣勢で大敗してしまいました。きのうまではサプライは足りていたのに、戦闘になると消費量が増えるから不足と判定されてしまったのか。また今回のように2日続けて砲撃した直後ではなく、お休みしてから攻撃すべきだったのか。死傷者も日本軍のdevice 2個破壊29個disabledに対し、英豪軍は7個破壊155個disabledと大差がついています。幸いに破壊されたdeviceは7個だけだったのでしばらく英気を養ってもらうことにしますが、敵軍のいるジャングルヘクスで回復が芳しくないようなら、後退させることになるでしょう。

ビルマ南部ではラングーンの日本軍がペグーに到着しました。兵力は12ユニット4万7千名ほど。今日のところは無人のペグー北東側のヘクスが日本側に占拠されると、ペグーの連合軍は包囲されてしまいます。力攻めではなく、兵糧攻めを狙われてもまずい感じです。

蘭印ではケンダリーにP-38 64機(P-38E Lightning 25, P-38F Lightning 13, P-38G Lightning 26)がsweepし、四発爆撃機 36機(B-17E Fortress 12, B-24D Liberator 24)が飛行場爆撃に向かいました。ケンダリーの飛行場はきのうの爆撃でかなり叩きましたが、戦闘機が135機もいるマカッサルからのLRCAPの可能性があるかなと思っていました。しかし今日もCAPの姿はなく、飛行場にAirbase hits 18、Runway hits 34のダメージを与え、また地上で戦闘機 51機(零戦 32機、一式戦 7機、二式戦 12機)を撃破することができました。これでケンダリー飛行場はしばらく使用不能にすることができ、また日本側の対応にもよりますが実質的には再起不能なんじゃないかなと思います。

これで東部蘭印のフローレス海とバンダ海に臨む日本の飛行場で現在でも機能しているのはマカッサルだけになりました。マカッサルの飛行場には1月18日にクーパンからの四発爆撃機 68機(B-17E Fortress 29, B-24D Liberator 39)が爆撃を加え、Airbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 62を与えて以来、空襲を実施していません。偵察機の報告によるとまだ飛行場に38のダメージが残っているとのことですが、しばらく前から戦闘機が常駐し始め今日は135機にもなっていて、CAPの運用には支障がないようです。

あしたはこのマカッサルの方も叩いてみたいと思います。連合軍の切り札的存在であるP-38と四発爆撃機は2日続けての出撃で、今日はB-24Dが1機Ops lossになりました。しばらくお休みさせます。そのかわりビマに水上戦闘TFが前進しているので久しぶりにマカッサルを艦砲射撃させようと思います。前回のマカッサル艦砲射撃では1942年10月31日にBBウォースパイトが一式陸攻の雷撃で沈められ、また11月1日には日本の巡洋艦との砲戦でCAドーセットシャーとデボンシャーが大破しました。これに懲りて敵地深くまで乗り込んでの艦砲射撃は自重するようにしていたのです。しかし、今回は戦闘機の配置されたビマ発ですし、moonlight 21%で潜水艦や機雷の心配はあるものの、あれほどひどいことにはならないだろうと思います。

ニューギニアでは南岸のTerapoからラエを戦闘機 36機(F4U-1 Corsair, F4F-3 Wildcat 18)
がsweepし、その後にP-40K Warhawk 36機の護衛で双発20機(Beaufort V 10, B-25C Mitchell 10)とB-17D Fortress 11機が飛行場の爆撃に向かいました。ラエの飛行場には飛行機の配置を示すアイコンがありませんが、Long IslandからのLRCAPと思われる二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 46機の迎撃を受けました。

第一波のコルセアは18機:46機の数的劣勢のため5機(被撃墜 4、Ops loss 1)を失いましたが、少なくとも二式戦8機を撃墜しています。第二波のワイルドキャットは6機が撃墜され1機を撃墜しただけと完敗。コルセアとワイルドキャットでは(優秀なパイロットをあてているせいもありますが)やはりコルセアの方が優秀な機種のようです。

第三波の戦爆連合が到着した時にもラエ上空にはまだ25機もの二式戦が残っていてかなり、行く末が案じられました。しかし護衛のP-40Kは頑張り、二式戦12機を撃墜し、7機(被撃墜 6、Ops loss 1)を失っただけという意外な好成績をあげました。おかげで爆撃機の被害はBeaufort V 1機が撃墜され、B-25C Mitchell 1機がOps lossになっただけです。とはいうもの目的の飛行場爆撃の方はAirbase hits 2、Runway hits 17という寂しい戦果で、まだまだ目的を達したとは言えません。戦闘機の常駐していないラエを爆撃してもあまり意味がなく、Long Islandの方を叩くべきなのでしょうね。でも、四発爆撃機やP-38を優先的にまわしてもらっている蘭印方面とは違って、コルセアこそ一番に配備されてはいるもののニューギニア方面連合軍空軍の兵力は今日出撃した分でほぼ全力。距離は遠いし、蜂の巣に手を出すようものですし、Long Islandに手を出すのは躊躇してしまいます。

今日はマカッサルで日本の飛行機を多数撃破しましたが、空戦のスコア自体はほぼ互角。雲南でもニューギニアでも連合軍がsweep、日本が迎撃という戦闘だった点を考慮すると決して勝利したととはいえません。またビルマでの陸戦の大敗ともあわせると、連合軍にとって分の悪い一日でした。


2015年4月15日水曜日

カミカゼのトリガー


連合軍がフィリピン海に進出する日もそう遠くはないであろう今日この頃、カミカゼのトリガーがどんなルールになっていたのか気になり、マニュアルの7.4.2.3 カミカゼを読みなおしてみました。

カミカゼは連合軍が東京または高雄またはサイゴンから(海のヘクスのみをたどって)距離15ヘクス以内に基地を確保すると発動する。しかし1944年1月1日より前に発動することはない。カミカゼが発動すると、当日までにまだどの飛行隊もカミカゼ用に指定したことがなく、またカミカゼ任務にふさわしい飛行隊(原則として輸送機以外の飛行隊ならなんでもカミカゼ飛行隊になれる)が存在するなら、日本側プレイヤーの飛行隊インフォメーション画面にカミカゼ設定オプションが表示される。プレイヤーは一日に一つの飛行隊だけをカミカゼ任務に指定できるが、カミカゼ任務の飛行隊を通常任務の飛行隊に戻すことはできない。プレイヤーに考え直す機会を与えるため、本当にそう設定していいかどうかコンピュータは念押ししてくれる。 
カミカゼ飛行隊に選定されると、カミカゼと訓練と休養の三つの任務だけしか実行できなくなる。カミカゼ任務は艦船攻撃任務の一種で、もちろん成功は死を意味する。訓練というのは艦船に飛行機を体当たりさせる訓練ではなく、より上手な飛行術を身につけようとするものだ(訳注:固い文章の続くマニュアルですが、この表現は日本人以外のプレイヤーなら笑いを誘うことでしょう)。休養はマニュアル7.1.項に詳述されている。  
飛行隊をカミカゼ用に選定する際には慎重に考えてほしい。その飛行隊には熟練のパイロットがいて、通常の任務の方が役立ってくれるということもあるだろう。もちろん、熟練のカミカゼ飛行隊の方が新米ばかりのカミカゼ飛行隊よりもうまくやってくれるだろうが。


マニュアルには距離15ヘクスとありますが、これはその後のパッチで変更されています。また、ほかにも疑問を呼びそうな点を細かく説明した kamikaze activation questionという2010年11月のスレがあったので、それを以下に紹介します。


空母による攻撃だけでカミカゼは発動するのか、それとももっとも近づいた連合軍の基地との距離によるの?

カミカゼは海のヘクスのみをたどって東京、高雄、サイゴンから距離15ヘクス以内に連合軍が根拠地を確保すると発動する。1944年1月1日より前には発動しない。中国軍に関係があるのかどうかはっきりしないが、ここにいう連合軍というのはオーストラリア、イギリス、アメリカ軍のことだと思う。東京、高雄、サイゴンから15ヘクス圏内の根拠地を中国軍が占領したらカミカゼが発動するかどうか知ってる人はいる?

michaelm(Devチームのプログラマーのハンドルネーム):中国領は除外される。マップのスケールが変更されたので、 build 1092で距離は21ヘクスに変更された。発売開始時には素のWitPと同じ15ヘクスのままになっていた。

michaelmさん、教えてくれてありがとう。素晴らしいサポートを続けてもらってもいるし ....  

ありがとう、私のAI相手のゲームではサイゴンを回復し、マレー以外の東南アジアのほとんどと、中国での日本の占領地のかなりの部分を奪還した。一息ついて本土への攻撃を考えているが、カミカゼが気になり始めてもきた。ほとんどの地点で史実より一年は先行している。

私のプレイしているゲームで、AI日本は北ボルネオのサンダカンを占領しようとしない。サンダカンはサイゴンから距離21ヘクスだ。そんなわけで今でもサンダカンを確保しているが、これはカミカゼのトリガーになる?あと、距離の条件に合うdot base(飛行場と港の規模がともに0の基地)もカミカゼのトリガーになったりするのかな?すでに1944年1月20日になっている。

michaelm:基地は飛行場の規模が1以上になっていなければならない。飛行場が新設されたりさえしなければ、dot baseは除外される。いったん日本に占領され、連合軍が奪還した基地だけが対象になるといったような制限条項はない。東京(base #252)または高雄(base #330)またはサイゴン(base #435)から海をたどった距離で21ヘクス圏内にあり、中国・チベットの領域内に存在するのではなく、1944年以降に連合軍プレイヤーが確保している根拠地があると、カミカゼが発動する(飛行隊がカミカゼ態勢kamikaze modeになること、1944年より前にも損傷した機が体当たりを敢行することがあるがそれとは別)。

WitP AEチームの中で最も知られていないメンバーでもあるmichaelmさん(他のメンバーはこれまでも活発に発言してきた)。フォーラムにあなたを称えるスレがいくつも立っていておかしくないと私は思う。サポートを続けてくれてありがとう!

お休みの日用にビールを1ケース、どこに届けようか、 michaelmさん?

回答ありがとう、michaelmさん!つまり、私の場合は大丈夫なんだね(サンダカンの飛行場の規模はまだ0のまま)。でもレイテへの侵攻は史実と同じくカミカゼを発動させるってわけだ。


というわけで、サイゴンと高雄から距離21ヘクスがどのへんになるのか、マップで確認してみました。海のヘクスをたどって21ヘクスというルールなので、内陸のヘクスは対象にならず、島嶼かアジア大陸の沿岸にある根拠地のみが対象です。サイゴンからたどると、シンガポール近海のシンケップ島(Singkep)、ボルネオ島南部のPontianak、北部のサンダカン、パラワン島のプエルト・プリンセサなどが含まれます。

高雄から距離21ヘクスの方は、ミンダナオ島を除いたフィリピンのほとんどの島が含まれます。レイテ島とセブ島は海のヘクスをたどると21ヘクスで到達できます。でも海のヘクスでも島が存在する影響で艦船が通過できないヘクスサイドもあります。もしかすると高雄からセブやレイテまで船だと21ヘクスより長くかかるかも知れませんが、だからといって含まれないかというと、上記のスレにもその点への言及はないので含まれると考えておくべきなのでしょうね。

またカミカゼ発動は1944年になってからのことで、まだまだだいぶ先の話。もしかするとその頃には東京まで21ヘクス以内の方を気にしなければならなくなっているのかも。

2015年4月13日月曜日

第6回重慶総攻撃


1943年2月7日の陸戦フェーズ、予想通り重慶に日本軍の第6回総攻撃がありましたが、まずはその前の空襲から。第5回総攻撃の日には空襲がなかった重慶ですが、今日は二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 8機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 133機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 80機が飛来しました。飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 21、また守備隊にもdevice 2個破壊、112個disabled(負傷故障)という少なからぬ被害がでました。

続いて陸戦。日本軍は歩兵師団26、戦車師団3、独立混成旅団4、歩兵旅団2、戦車聯隊2、偵察聯隊1、警備隊5、砲兵ユニット18、HQユニット2でAV合計12914。第5回会戦時のAV12236よりも増加していて、いったいどこからこんなに兵隊さんを調達しているのかまったく驚くばかりですす。対する中国軍のAV合計は5976と前回の6647より一割ほど少なくなっています。日本軍には混乱のマイナス修正、中国軍には地形と指揮官のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正が表示され、修正AVは2592:3721。オッズ比1:2とまだ守備隊有利のスコアなので今日のところは防衛に成功です。ただ、規模1あった防御施設が破壊され0、つまり無くなってしまいました。爆撃で破壊された飛行場の修復が防御施設の増強工事よりも優先されるルールがあり、それを承知のお相手の方が飛行場への爆撃の手を緩めるはずもなく、今後は防御施設に頼ることはできません。

また今日の戦闘による死傷者は日本側がdevice 81個破壊・3410個disabledだったのに対し、中国軍はdevice 576個破壊・1929個disabledというものでした。日本軍の被害は前回とだいたいおなじくらいですが、中国軍の被害は倍増しています。こういった数字をみると、あと1-2戦での陥落は間違いないと思われます。その時期がいつになるのかは、日本側が攻略部隊にどの程度の期間の休養をとらせるかにかかっています。また明日も攻撃があるでしょうか??
雲南では保山から昆明に戦闘機 54機(Kittyhawk I 13, Hurricane IIc Trop 16, P-40E Warhawk 25)がsweepしました。CAPしていたのが二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 10機のみだったので、対戦したのは第1波のキティホークと第2波のハリケーンだけ。キティホークが3機(被撃墜1、Ops loss 2)失われたのと引き換えに、二式戦6機(被撃墜5、Ops loss 1)の損害を与えることができました。その後、今日はインドからLiberator II 21機が飛んでくれて、飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 16のダメージを与えることができました。ただ、まだ不十分ですし、また別の飛行場に配備されているB-17の方は今日も飛んでくれなかったので、あしたも同じように空襲を繰り返すつもりです。

ビルマではマグエに向けて移動中の連合軍部隊に二式戦 81機(Ki-44-IIa Tojo 39, Ki-44-IIc Tojo 42)に護衛された一式陸攻(G4M1 Betty) 34機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 109機の空襲がありました。このところ、このあたりの開豁地にいる連合軍地上部隊に対する空襲が続いたので、CAPトラップを気にしてか今日は護衛の二式戦の数が増えました。またきのうの1万5千フィートからの爆撃ではあまり効果がなかったと判断したようで今日は1万フィートからの投弾でしたが、device1個破壊17個disabledとかえって昨日より被害が少なくなっていました。爆弾の投下高度よりも乱数の影響の方が大きいようです。偵察機によるとマグエの日本軍守備隊は16ユニット9千名ほどとのことなので、強力な歩兵部隊はいないものと思われます。強行渡河にはなりますが、このまま前進を続けます。Taung Gyiの方は今日も砲撃戦のみで双方に被害はありません。昨日のエントリーに書いたようにDeliberate attackをするつもりだったのですが、指示の変更を忘れていました。

蘭印ではチモール島クーパンからセレベス島ケンダリーにP-38 69機(P-38E Lightning 25, P-38G Lightning 44)がsweepし、四発爆撃機 80機(B-17E Fortress 26, B-24D Liberator 54)が飛行場を爆撃しました。ケンダリーには連日、偵察機を派遣しいつも戦闘機が150機以上いると報告されてきました。空戦はCAPよりsweeperの方が有利だとはいっても、数的には劣勢ですから、P-38も四発爆撃機もかなり多数が失われることを覚悟しての作戦でした。ところが、驚いたことにCAPの姿はなかったのです。おかげで、1機も失うことなく飛行場にAirbase hits 30、Airbase supply hits 5、Runway hits 80の命中弾があり、また零戦 14機、一式戦4機、二式戦2機を地上で撃破することができました。めでたし、めでたし。

なぜCAPがいなかったのか。また150機以上の戦闘機が配置されている飛行場なのに、地上で破壊されたのがわずかに20機なのはなぜなのか。その理由は、CAPトラップを仕掛けるため大挙してLRCAPにでかけていたからだと思われます。LRCAPの目標はアンボンかメナドでしょうが、アンボンの方はテルナテを確保した連合軍の興味を惹きつけることのできる旬の時期を過ぎているので、日本側もそれを理解しているとしたらメナドに行っていたのだと思います。

偵察機によると、今日の爆撃でもケンダリーの飛行場のダメージは50%ほどとのこと。完全に叩きつぶすには至っていないようなので明日もう一度同じような空襲を実施します。ただ今日のような全力での出撃を続けるとOps lossがばかにならないので、あしたは半分の機体はお休みするよう指示しました。ケンダリーの飛行場のダメージはCAPを上げることができないほどではないでしょうから、日本側が他の飛行場から増援を送るなどあした本気でCAPを上げようとすると、やはりひどいことになる可能性はあります。

きのうまでフィリピン海に目撃されていた日本のTFは姿をくらませてしまいました。やはりジャワ海ではなく、南シナ海を目指していたようです。艦砲射撃の後で、燃料も弾薬も消耗しているでしょうから順当な判断だと思われます。また、日本の艦隊の去った後のテルナテとバチャン島ではコンボイが揚陸作業を再開しました。ケンダリーを叩きテルナテを強化して、はやくもっと北に進出したいところです。