2015年4月21日火曜日

マカッサルで四発爆撃機45機を失う


1943年2月11日、紀元節にふさわしい赫赫たる戦果を日本側に提供する一日となってしまいました。ここ数日、目の離せない蘭印ですが、今日は陸攻の雷撃はなく、空の戦いに終始しました。メインイベントは連合軍のマカッサル空襲に端を発した空戦です。きのうの偵察機の報告ではまだマカッサルに135機もの戦闘機がいるとのこと。しかし過去2日の艦砲射撃でマカッサルの飛行場にはそれなりのダメージを与え、また地上で破壊された機体もあったことから飛行隊の士気も低下しているだろうと考え、空襲を決行することにしました。P-38でCAPの数を減らし、四発爆撃機で飛行場を叩く計画です。しかし今日のWitP AEの神様のご機嫌は麗しくなく、6波にもわかれた空襲がsweep → 四発爆撃機 → 爆 → 爆 → 爆 → sweepといった順番で進行してしまったのです。これが一番の誤算。しかも第一波でsweepしたのはわずか16機のP-38G Lightningで、投入したP-38の大半、40機が最後の第6波で到着することになってしまったのです。P-38の巡航速度が四発爆撃機よりも遅いとは思えませんが、どうしてこういうことになるんでしょうね。

さらに、もうひとつの誤算は思った以上に迎撃機の数が多かったことです。零戦(A6M5b Zero) 77機と二式戦 120機(Ki-44-IIa Tojo 38, Ki-44-IIc Tojo 82)、合計で197機のCAPが報告されています。第二波のB-17E Fortress 22機とB-24D Liberator 36機の到着時にもまだ183機が残っていましたから、目をあてられません。結局、投入した四発爆撃機 80機(B-17E Fortress 29, B-24D Liberator 51)のうち45機(B-17E Fortress 16, B-24D Liberator 29)を失うという記録的な大敗を喫してしまいました。連合軍にとって四発爆撃機は切り札的な存在ですが、B-17系列にはもう太平洋戦線向けの配給はありません。かわりにB-24が一日一機ずつ配給されるのみで、今日の敗戦で四発爆撃機一ヶ月半分の配給機数を失ったことになります。きのう現在のB-24の在庫数は16機だけでしたから、しばらくはかなり身を慎まなければなりません。またP-38も合計で12機(P-38G 11、P-38F 1)を失いました。

一方、日本側の被害はマカッサルの施設にAirbase hits 16、Airbase supply hits 3、Runway hits 40、Port hits 2、Port fuel hits 2と、在地機の地上での破壊が11機(A6M5b Zero 5, Ki-44-IIa Tojo 3, Ki-44-IIc Tojo 3)、空戦での被撃墜とOps lossが合計で35機(A6M5b Zero 14, Ki-44-IIa Tojo 4, Ki-44-IIc Tojo 17)というもの。飛行場にはそれなりの命中弾があったのですが、地上で撃破できた機数がとても少ないことに気付きます。ということは、ほぼすべての機体が迎撃に飛び立ったということなのだと思われます。一昨日と昨日の陸攻の雷撃に対する迎撃機の数の少なさを嘆いたばかりの連合軍側としては、この効率的な迎撃作戦の秘訣を教わりたいくらいです。コンバットリポートによると、マカッサルにはレーダーもなさそうなのに。

連合軍はマカッサル空襲の他にボエラからメナドにB-17F Fortress 17機が向かいました。メナドにCAPの姿はなく、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 17のダメージを与えています。また日本側の注意がマカッサルに向いていたおかげか、テルナテとバチャン島に対するコンボイは妨害を受けずに揚陸作業を続けています。

日本側はデンパサールに陸攻(G3M3 Nell) 23機で飛行場空襲にやってきました。被害はRunway hits 2のみで、すでに修理が済みました。デンパサールには1月8日と10日に戦艦伊勢・山城・陸奥が、また1月14・15・22日には軽巡による艦砲射撃がありましたが、空襲は初めてだったかと思います。日本側が空襲を思い立った理由ですが、先日ようやくデンパサールの飛行場の修復作業が終了し、偵察機を移動させました。デンパサールに飛行場のアイコンが出現したのに気付いて、爆撃を思い立ったのだろうと思います。でも、対空砲火による被害を怖れた高度2万フィートの空襲では2階から目薬程度の効果しかありません。あしたも高度を下げてやってくるかな?

今日はマカッサル以外にも悲しい出来事がありました。ひとつはトラックの近海でSST Narwhal(2770トン、VP 10)が沈没してしまったことです。SST Narwhalはアメリカ海軍に3隻しかない輸送用潜水艦で、1943年1月1日の占領以来エニウェトクへのサプライ輸送任務に従事していました。日本側の目立った妨害はなく、すでにサプライの貯蔵量も3000トンを越えたので、エニウェトクへの輸送は中止し、蘭印に移動させることにしました。以前トラックの周囲のヘクスに潜水艦を貼付けていたことがありましたが、日本側はそれをかなりうっとうしく思ってか、このところ対潜哨戒機の飛行が頻繁です。対潜哨戒機による被害も無視できず、最近はトラックから少し離れてパトロールさせるようにしていました。しかしSST Narwhalは蘭印への移動の途中でたまたまトラック沿岸を通過してしまったのです。すると、
SST Narwhal detected by Japanese Carrier Aircraft at 110,107 near Truk 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107 
D3A1 Val attacking SST Narwhal at 110,107
このコンバットイベントの報告のように九九艦爆に執拗に攻撃され、
SST Narwhal detected by Japanese Carrier Aircraft at 110,107 near Truk 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
SST Narwhal is reported HIT 
Damage to SST Narwhal too severe, Damage Control efforts abandoned
このオペレーショナルリポートにあるように、5発も命中→大破→ダメコン不能→沈没となってしまいました。移動する航路まで確認していなかった不注意が悪いのですが、惜しい艦をなくしました。それと開戦時の機動部隊の艦爆乗りはexpが高く、対潜哨戒任務にも大活躍という定評があります。今回のゲームではまだ派手な空母戦がなく、熟練パイロット多数がまだ健在のはずです。もしかすると機動部隊の空母のうち何隻かトラックにいるのかもしれません。

さらにもう一件。インドのレドから雲南の楚雄(Tsuyung)に双発爆撃機 51機(A-29 Hudson 9, Blenheim VD 11, Hudson IIIa 13, Wellington Ic 18)が飛行場の爆撃に飛んだところ、二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 37機の迎撃を受け、20機(A-29 Hudson 3, Blenheim VD 5, Hudson IIIa 5, Wellington Ic 8)が撃墜されてしまいました。sweepによる下準備も戦闘機の護衛もない状態で迎撃されれば、この結果も当然です。爆撃の戦果はAirbase hits 8、Runway hits 7とごくわずかでした。

なぜsweepや護衛役の戦闘機が飛ばなかったというと、休養の指示が出ていたからです。今日の雲南は、楚雄へも昆明へも空襲を行うつもりはなく、休養日にするつもりでした。その旨、戦闘機の方には指示したのですが、爆撃機の方には休養を指示し忘れてしまったが故の悲劇です。一昨日・昨日の蘭印での大被害の影響で連合軍最高司令官の中の人が冷静でなかった影響もあったと思います。せめて指示のし忘れが爆撃機ではなく、戦闘機の方だったらこんなことにはならなかったのに。まったく。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 169機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 91機の定期便が飛来し、飛行場にAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 7の被害を受けました。また今日も日本軍地上部隊による砲撃があり、空襲と砲撃により守備隊のdevice 6個破壊、213個がdisabledになりました。deliberate attackの再開はいつなのか、気になります。

ビルマではアキャブから戦闘機 48機(Mohawk IV 16, Hurricane IIc Trop 32)がマグエをsweepし、双発爆撃機 61機(Blenheim IV 23, Blenheim VD 9, B-25C Mitchell 11, B-26 Marauder 18)と四発爆撃機 37機(B-17E Fortress 10, B-17F Fortress 10, Liberator II 17)が飛行場の爆撃に向かいました。マグエには油田がありながらく100機を越える戦闘機が常駐していました。ここ数日、戦闘機の姿が見えないという偵察機の報告が続きましたが、CAPトラップをしかけるつもりなのではという不安が拭えません。今日は意を決しての空襲でしたが、幸いCAPの姿はなく、Airbase hits 66、Airbase supply hits 5、Runway hits 84のダメージを与えることができました。

今日の結果を見て、あしたはマグエの地上部隊への空襲を実施するつもりです。というのも、2-3日後にはマグエに接近中の地上部隊が渡河する予定なので、shock attackの前にぜひとも叩いておくことが必要なのです。やはりCAPトラップの不安は拭えませんが、多少の犠牲はやむを得ないところです。

マグエの北東、マンダレーのヘクスに東側のジャングルヘクスから接近していた連合軍地上部隊2ユニットが今日到着しました。2ユニットのうちのひとつは高射砲ユニットで、もうひとつは中国軍の5th New Chinese CorpsでAVが174あります。マンダレーの日本軍守備隊は以前から2ユニット・数百名という報告が続き、今日もやはり2ユニット340名とのこと。これって信じていいものなのでしょうか?今日到着した東からの部隊に加え、北側のShweboからも連合軍部隊が接近していることは日本側にも分かっていたと思うのですが、どうなんでしょう。もしそれを承知の上で2ユニットしか残していないのだとしたら、マンダレーは放棄するつもりということになります。マグエに戦闘機を常駐させなくなったことや、ビルマ南部のペグーに進出した日本軍もラングーンに戻りつつあることともあわせ、日本側は戦線縮小の方針なのかもしれません。

一昨日、昨日のR級戦艦の沈没、損傷と今日の四発爆撃機の大量喪失など、ここ数日の連合軍の被害は甚大です。しかし、ビルマで着実に前進し、蘭印でも滞りなくテルナテへの増援が実現していることを考えると、戦況自体はそれほど悲観したものでもないような気がします。こちらが苦しい時には敵も苦しいといった感じか、またはすでに連合軍は多大の損失を出しながらも息切れせずに前進できる時期にはいりつつあるのか、どちらかなのかもしれません。

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