2010年5月29日土曜日

部隊を所属させられないHQがある

以前、特別根拠地隊についてのエントリーで、特定のNav Gd Unit(連合艦隊HQ所属)とPort unit(南西方面艦隊HQ所属)を合体させてふつうのものより強力な特別根拠地隊をつくれることと、また対応するNav Gd UnitとPort unitが所属するHQが違うので両方とも同一の別のHQに所属させなければいけないこと、そしてそのためには多くのPPを消費する必要があることを書きました。
昭和17年5月17日、スラバヤに南西方面艦隊HQがやってきました。実はこの日を待っていたのです。もしかすると、Port unitのHQはそのままで、Nav Gd UnitのHQを南西方面艦隊HQに変更するだけで合体させられるのではないか、もしそうならPPの節約になると思っていたからです。
試してみたところ、南西方面艦隊HQに部隊を所属替えさせることは無理でした。というのも、南西方面艦隊HQは変更先の一覧表に出てこないのです。何となく、PPを消費すればどのHQにでも部隊を所属替えさせることができると思っていましたが、そうではないことを学んだのでした。

2010年5月28日金曜日

海軍の陸上基地用Air Unit

昭和17年5月15日、横須賀に2空S-1が配属されました。来月から生産開始となるはずのA6M3装備の部隊です。これまで存在していた海軍の戦闘機の部隊はすべてCarrier Capable(空母の搭載部隊はCarrier Trained)だったと思うのですが、この部隊にはCarrier capableの表示がありません。海軍機ですが完全に陸上基地専用の部隊のようです。
アップグレード可能な機種をみてみると、ゼロ戦52型以外にJack(雷電)とGeorge(紫電・紫電改)が含まれています。大戦後半の日本の戦闘機としてみるべき性能(service ratingを除く)を持つとAEのフォーラムで評価されているのは、GeorgeとFrankです。このスレによると、そのGeorgeを装備できる部隊の数は少なく、PDU onでも9つしかないそうです。
この2空S-1はその貴重な部隊のうちの一つですが、紫電の生産開始予定の昭和18年6月の翌月にWithdrawされる、しかもP(Permanent)とは、残念な感じです。

2010年5月27日木曜日

余裕あるMerachnt shipyard point

前回のエントリーでお示ししたように、私のPBEMのMerachnt shipyard pointは開始時からずっと順調に増加を続けています。CVE冲鷹を勘違いして生産停止していたせいもあり、現在では50k以上になりました。


シナリオ1の当初の設定のままにしているとMerachnt shipyard pointがかなり余るので、HIポイントを温存するためにMerachnt shipyardの操業を中止してみてはどうかという意見もフォーラムではありました。しかしTrackerのこのグラフにあるように、今のペースでMerchant shipyardの操業を続けていても、今からだいたい600ターン後、昭和18年1月ごろから商船の建造ペースが上昇して、それまでに貯まっていたMerchant shipyard pointが消費されてゆくことになります。なので、単純に考えると現在のペースで建造を続けた方が良さそうです。
ただ、SRAから本土へのコンボイの運行がいつ頃まで可能なのかが、商船の建造には大きな影響があると思います。ボルネオやフィリピンに連合軍の飛行場ができてしまうと南シナ海の安全な運行は難しくなります。コンボイが目的地にたどり着くかどうかは僥倖をまつのみで、本土で新たな商船を作ってもSRAへ行くまでに沈められてしまうかもしれません。その段階ではHIポイントの温存のためにMerachnt shipyardの操業は中止する、どうしても必要な商船は蓄えてあるMerachnt shipyard pointで作り続けるということになるのでしょう。
上記とは別に、昭和16年から昭和17年早期に、余分のMerachnt shipyard pointを利用して以下の商船の建造を速めたらどうかという意見が、Japanese excess Merchant Yard points at start and what to do with itにありました。

  • xAP Teiko Maru 2150 troop capacity due: 02 June 42 accelerate to get in late February-early March 
  • xAP Teia Maru 2500 troop capacity due: 01 June 42 same 
  • xAP Tenzan Maru 2000 troop capacity due: 09 Oct 42 accelerate to get in in May 
  • xAP Teiritsu Maru 1700 troop capacity due: 10 June 42 accelerate to get in early March 
  • xAP Teibi Maru 1700 troop capacity due: 01 June 42 same 
  • TK Okigawa Maru 8150 oil capacity due 08 APR 42 accelerate to get in late Jan-early Feb 
  • TK Akawe Maru 8150 oil capacity due 06 May 42 accel to get in early Feb 
  • TK Manei Maru 8150 oil capacity due 08 Jun 42 accel to get in late Feb 
  • TK Ayazon Maru 8150 oil capacity due 08 Jun 42 same 
  • TK Ceram Maru 8150 oil capacity due 01 Sep 42 accel to get in late April 
SRA確保後、ラバウル方面にfuel、本土方面にfuel, oilを運んでいますが、手持ちのTKとAOだけでは足りません。史実と同じくらいの地域しか占領せず、機動部隊にfleet in beingさせている私の場合でもこうですから、オーストラリアやフィジーやサモアまで占領している人の場合には、TFのfuel消費量だけでもかなりの量になるでしょう。
xAPの方は建造を速める必要性を感じません。しかし、TKの方はもっと早くに気づいてやっておくべきだったと感じます。すでに、TK Okigawa MaruとAkane Maruは就役済みで、昭和17年6月になると戦時標準船のxAKがTKに改装できるようになるので、今では手遅れな感じです。

2010年5月25日火曜日

CVEの使い方

昨日のエントリーで、大鳳の建造を速めるかわりにCVE冲鷹の建造を停止したと書きました。どうして冲鷹を選んだかというと、CVEに上手な使い途が私には理解できてないからです。それと、CVE(大鷹、雲鷹、冲鷹、神鷹)専属のair unitは昭和19年2月にならないと配備されません。それまでは陸上のair unitを搭載しないと、CVEとしての機能を発揮できません。でも、序盤のうちはスキルの高いパイロットが少ないので、陸上のair unitは訓練目的で使用したい感じです。

  • 飛行機の運搬。海軍機は航続距離の長いものが多いので、艦船で輸送する必要があまりありません。96艦戦や陸軍機を南東方面で移動させる時には輸送が必要なこともありますが、わざわざ空母を使わなくても輸送船でも充分な気がします。空母だと降ろしてすぐに使える利点はありますが。
  • コンボイに組み込んで対潜哨戒任務をさせる。このためにはASWのスキルの高いair unitを搭載することが必要ですが、はじめのうちはそういうunitはありません。また、陸上からASWを充分に行っている海域でも雷撃される艦船はあります。CVEがASWをすれば雷撃される確率は減るのでしょうが、絶対安全というわけではないでしょう。かえってCVE自体が、ヒ71船団の大鷹みたいな運命をたどることの方が心配。CVEが沈むとパイロットも失われてしまいます。
  • KB、Mini KBに組み込む。鳳翔(日本のCVの母なのに、CVLでなくて、CVEに分類されているのはかわいそう)を除くと、最高速度が21~23ノットなので、機動部隊はおろか、CVLのMini KBに入れて運用するのも難しいと思います。
  • CAP用のTF。CVEをまとめたTFにゼロ戦だけ積んで、空母決戦時のCAPを提供させるというのが最も積極的な使い方なのでしょう。でも、そのためには充分な練度のゼロ戦のパイロットがたくさん必要。つまり、訓練が先に必要ってわけです。
大和の就役後、Naval shipyard pointが余るようになってきました。冲鷹も建造再開するかどうか検討中です



追記
前回と今回のエントリーを読み直してみて、大きな勘違いに気づきました。CVEはNavalでなくて、Merchant shipyard pointを消費するとのことです。なので、大鳳のためにCVE冲鷹の建造を止めたのは、まったく意味のない行為でした。
ブログを書くと自分の行為を見直せるので、失敗から学ぶ教訓がたくさん。

2010年5月24日月曜日

AE日本の建艦計画


GCでproduction onにしていると日本側は艦船の建造スケジュールをいじることができるので、フォーラムにもそれに関するスレッドがいくつかあります。大鳳の建造を速めることは、おおむね合意されているようです。どうしてかというと、大鳳の就役予定日は昭和18年12月ですが、すでにエセックス級が大量に就役していて日本側の空母が活躍できる時期ではありません。しかし建造を速めると昭和18年初頭に就役するので、比較的対等な条件での空母決戦に間に合う可能性があるからです。
大鳳の一日あたりのNaval shipyard point必要量(= Durability)は103ですが、建造を速めると3倍の309に増えます。増えた分の206をすべて海軍工厰の拡張でまかなうと、HIの消費が618も増えてしまうのでなかなか困難です。なので、この分をどう調達するかが議論の焦点です。

  • 信濃の建造を中止する。信濃は建造を速めても就役は1944年。大鳳以上に遅すぎる空母ですから、多くの人が建造をやめるようです。戦艦のままだった方が使い途があっただろうにという意見もありました。
  • 呂号潜水艦の建造を停止する。呂号潜水艦に消費されるNaval shipyard pointは24で、海大型の26と同程度です。しかし、呂号潜水艦は前方発射管しか装備されていないためか、魚雷数・攻撃可能回数が少なくされています。海大型も一時的に建造停止すると言う意見もありました。
  • 武蔵の建造を中止するか、または一時的に建造を停止する。しかし、AARから分かるように、上陸船団に対する夜間の襲撃に水上打撃部隊が活躍する場が少なくないので、建造中止には反対する意見の方が多い印象です。
私自身は大鳳を速めて、かわりに信濃とCVE冲鷹の建造を中止して、Naval shipyardを若干拡張しました。でも、必要なNaval shipyard point必要量を確保できていないので、大和就役前には建造中のどれかの艦に遅れがあったものと思われます。


大鳳以外に建造を速める価値のある艦船として挙げられているのは、雲竜級空母。秋月級駆逐艦を速める人もいるようです。隼鷹級2隻は、いずれにせよ昭和17年夏までには就役するので、速めない方がいいと私は感じます。ただ飛鷹は大和の就役後に速める考えの人もいます。


2010年5月23日日曜日

Coastwatcher

いちどマニュアルを読んでも、頭に入っていなかった重要事項をまたひとつ発見しました。Coastwatcherです。フォーラムの あるスレッドに連合軍側のオペレーショナルレポートの例(下記)が載せられていました。連合軍側はSIGINTだけでなく、Coastwatcherからも大量の情報を得ているんですね。驚き。

マニュアル8.7には、以下のように記載されています。
4, 119 ~ 126, 119を結ぶ線以南の沿岸ヘクスと、127, 157 ~ 162, 157を結ぶ線以南に連合軍のコーストウォッチャーがいる。これに加えて、インド全域、セイロン、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、アラスカ、カナダとアメリカ合衆国(ただしアリューシャン列島は除く)にもコーストウォッチャーがいる。
コーストウォッチャーは、砂漠(desertとsand desert)、ツンドラ、氷原ヘクスや、小さな島(ほとんど全てのAtollはこれに含まれる)には存在しない。
ポートモレスビーが支配下にあって安全なのと、即応のためにと思って、これまで機動部隊をラバウルに停泊させていました。でも、ラバウルにはコーストウォッチャーがいることが判明。このゲームは、1943年頃までは空母の居場所の秘匿が駆け引きの中心点の一つでもあるので、ラバウルでは動静が連合軍に伝わってしまってまずい。早速トラックに後退。でも、この出港自体もしっかり報告されちゃうんだろうと思うと、少し鬱です。WitP AEは新たな発見に満ちています。やはり、連合軍側でもプレーしないとだめですね。






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OPERATIONAL REPORT FOR Nov 01, 42

SS Gudgeon reports having been sighted by the enemy at 111 , 131
Coastwatcher Report: xAK Yodogawa Maru reported in port at Shortlands
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Vella Lavella
Coastwatcher Report: 3 ships in port at Lae
Coastwatcher Report: 4 ships reported in port at Rabaul
Coastwatcher Report: harbor at Kavieng is reported empty
Task Force 28 slows down to allow following TF 1 to catch up
Coastwatcher sighting: 1 Japanese ship at 107,126 near Rabaul , Speed 26 , Moving Southeast
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Lae
Coastwatcher Report: harbor at Rabaul is reported empty
Coastwatcher Report: harbor at Kavieng is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Buka
Task Force 28 slows down to allow following TF 1 to catch up
Coastwatcher sighting: 2 Japanese ships at 109,131 near Shortlands , Speed 0 , Moving East
Hudson III (LR) reports shape below surface at 112, 163 near Noumea
Japanese Torpedo Bomber sighted over Milne Bay
Japanese Fighter Bomber sighted over Milne Bay
P-40E Warhawk from 49th FG/9th FS is damaged on landing
Walrus II reports possible submarine at 96, 160 near Brisbane
Walrus II sighting report: 5 Japanese ships at 96,160 near Brisbane, speed 13, Moving Northwest
PBY-5A Catalina from VP-72 is damaged on landing
B-26 Marauder from 22nd BG/2nd BS grounded due to maintenance
3 x Catalina I transporting supplies to Milne Bay
Heath R. of 8th PRS is promoted to 1LT
SC-749 arrives at Noumea

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OPERATIONAL REPORT FOR Nov 02, 42

SS Grayback reports having been sighted by the enemy at 107 , 120
SS Gudgeon leaving patrol zone to replenish at Noumea
Coastwatcher Report: harbor at Shortlands is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Thousand Ships Bay
Coastwatcher Report: 3 ships reported in port at Rabaul
Coastwatcher Report: CA Kinugasa reported in port at Kavieng
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Buka
Task Force 28 slows down to allow following TF 1 to catch up
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Russell Islands
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Thousand Ships Bay
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Vella Lavella
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Salamaua
Coastwatcher Report: xAK Tatuno Maru reported in port at Rabaul
Coastwatcher Report: harbor at Kavieng is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Torokina
Task Force 28 slows down to allow following TF 1 to catch up
TF 7 sighted by Japanese Float Fighter at 97,162 near Brisbane
Japanese Aircraft sighted over Lunga
Japanese Recon sighted over Lunga
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
P-39D Airacobra from 8th FG/36th FS is written off
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
TF 28 sights Japanese Recon at 92,144 near Townsville
Japanese Fighter Bomber sighted over Lunga
J1N1-C Irving sighted over 1st USMC Amphb Tank Battalion
Beaufighter IC from No.30 Sqd RAAF is damaged on landing
Walrus II from S10/No.700 Sqd FAA is damaged on landing
Hudson III (LR) from No.9 Sqd RNZAF is damaged on landing
3 x Catalina I transporting supplies to Milne Bay
Dwight R. of 3/VO-5 is promoted to LT
Previous report of sinking of SS I-122 incorrect. Intelligence reports ship is still in service
VMSB-142 arrives at Luganville

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OPERATIONAL REPORT FOR Nov 03, 42

SS Sailfish reports having been sighted by the enemy at 112 , 133
Coastwatcher Report: harbor at Shortlands is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Vella Lavella
Coastwatcher Report: 3 ships in port at Lae
Coastwatcher Report: harbor at Rabaul is reported empty
Coastwatcher Report: harbor at Kavieng is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Buka
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Torokina
Coastwatcher sighting: 2 Japanese ships at 106,125 near Rabaul , Speed unknown
Coastwatcher sighting: 2 Japanese ships at 106,125 near Rabaul , Speed unknown
Coastwatcher Report: 3 ships in port at Buna
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Salamaua
Coastwatcher Report: harbor at Rabaul is reported empty
Coastwatcher Report: 1 ship in port at Torokina
Coastwatcher sighting: 2 Japanese ships at 106,125 near Rabaul , Speed unknown
Coastwatcher sighting: 3 Japanese ships at 106,122 near Kavieng , Speed 5 , Moving Northeast
Coastwatcher sighting: 4 Japanese ships at 106,122 near Kavieng , Speed 13 , Moving Northeast
TF 28 snooped by Japanese Aircraft at 93,141 near Cairns
SOC-1 Seagull reports oil slick at 115, 159 near Noumea
SOC-1 Seagull sighting report: 7 Japanese ships at 115,159 near Noumea, speed 20, Moving Southwest
Walrus II reports submarine wake at 96, 160 near Brisbane
Walrus II sighting report: 4 Japanese ships at 96,160 near Brisbane, speed 13, Moving West
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
B-17E Fortress from 43rd BG/65th BS grounded due to maintenance
TF 30 followed by Japanese Fighter Bomber at 90,167 near Sydney
PBY-5 Catalina sighting report: 7 Japanese ships at 128,135 near Reef Islands, speed 18, Moving East
Japanese Aircraft sighted over Lunga
J1N1-C Irving sighted over Lunga
3 x Catalina I transporting supplies to Milne Bay
Hickman E. of VP-11 is promoted to LTJG
Welch G. of VP-72 is promoted to LT
Porter P. of 8th FG/35th FS is promoted to 1LT
SS Seadragon arrives at Brisbane

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2010年5月22日土曜日

大和の就役

昭和17年5月7日に大和が就役しました。シナリオ1では5月18日が就役予定日ですが、乱数のおかげですこし早まりました。インフォメーションスクリーンを見ると、水上機のキャパシティが7機もあるんですね。実際には6機しか搭載されていませんが、パイロットも比較的スキルの高い人ばかりです。弾着観測任務がこのゲームには存在しないので、ぜんぶJakeに取り替える予定です。Tonnage 67123もありますから、修理が必要になると本土の大きな工厰でないと無理です。シンガポールを68以上まで拡張しておくべきか?
史実では、大和は開戦直後の昭和16年12月に就役しました。大和だけでなく、武蔵の就役日も史実よりかなり遅めに設定されています。WitP AEで大和級戦艦の就役日が遅くされているのはどうしてなのか、フォーラムでも議論されていました。
Devの人も投稿していますが、真相を明かしてはいません。ただ私の想像ですが、日本の経済・生産システム、特にNaval Shipyard Pointのつじつま合わせのために、遅らされたのだろうと思います。その代わりに、昭和16年12月の就役だったら低かったはずの乗組員のスキルが、半年の慣熟も経てということで、65/68と高く設定されています。ノースカロライナ級・サウスダコタ級などアメリカの新戦艦は50/30台なのだそうです。


2010年5月21日金曜日

日本側のIntelとGlen

あまり役立たないとは思いつつ、面倒ですが毎ターンIntelをチェックするようにしています。パースやシドニやカルカッタなどにHeavy Volume of Radio transmissions detectedが報じられれば、コンボイの到着の目安にはなりますからね。
不思議なのは、日本側の拠点がこのリストに出てくる点です。海岸沿いの拠点のことが多かったので、潜水艦でもいるのかなと思っていましたが、このMeiktilaのような内陸の拠点の場合はなにを意味しているのか。
フォーラムでも、連合軍側は役立つ情報を得られるのに、日本側のIntelは「Charlie Romeo Alpha Papa」だというのが定評です。そして、Intelはcrapだけど、日本にはGlenがあるじゃないかという意見も。
デフォルトではNaval Searchに設定されているGlenですが、本来なら要地の偵察の方が主任務だったような気がします。ただ、Naval Searchをさせるにしても、Reconをさせるにしても、Glenの飛行隊にはスキルの低いパイロットばかり配属されています。開戦5ヶ月たってパイロットの養成も進んできたので、スキルの高いパイロットと交替させ始めるようにしました。


2010年5月20日木曜日

TFのcommandeの変更の仕方

昨日のエントリーを書き終えた後に、Sub Patrol TFのcaptainとcommanderの関係が気になり始めました。
Sub Patrol TFのcommanderにはnavalとaggressiveの数値が高い人を任命すると良いという情報をもとに、これまでcommanderを変更してきました。しかし、昨日のコンバットレポートによるとcaptainが low on gun ammoと判断して撤収しています。captainも戦闘の帰趨に関与していることが示唆された訳で、captainの資質も無視するわけにはいきません。
幸い、Sub Patrol TFは潜水艦一隻からなることが通例ですから、TFを編成した時にはcaptain = commanderとなっています。commanderを任命する時に、TFのインフォメーションスクリーンでcommander自体を変更させるのではなく、個艦のインフォメーションスクリーンでcaptainの方を変更してしまえば、いいわけですね。また、commander変更の際に選択できる候補者の数よりも、captain変更で選択できる候補者の数の方がずっと多いので、より有能な人を選べるようです。最初からこうしておけば良かった。
このcommanderの任命の仕方は、Sub Patrol TF以外のTFでも応用できると思うので、これからはこれでやってみようと思います。




2010年5月19日水曜日

潜水艦の浮上砲戦

AI相手の時には何回かみかけていたのですが、昭和17年5月3日にPBEMで初の浮上砲戦。パース近くのオーストラリア南岸でのできごと。
潜水艦の脅威は周知のことなので、おたがい輸送には護衛をつけたTFばかりをつかっています。独航船に出会う機会がほとんどなかったのでこれまで浮上砲戦が起きなかったものと思われます。
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Submarine attack near Albany  at 50,154

Japanese Ships
      SS I-124, hits 1

Allied Ships
      TK Norfold, Shell hits 10, Torpedo hits 2,  heavy fires,  heavy damage
TK Norfold is sighted by SS I-124
SS I-124 attacking on the surface
SS I-124 low on gun ammo, Hori W. breaks off surface engagement and submerges
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このコンバットレポートをみて遺憾なのは、弾切れになるまで射ったのに、沈没してないことです。戦闘後に沈没音が聞こえたので、結局は沈没したようですが。Silent Hunterでも複数の魚雷を当てた商船がなかなか沈まない思いをしましたが、WitP AEでも同じ目に遭うとは。Navalスキル59の司令官なので、能力不足って訳ではないですよね。でもコンバットレポートにはHoriって書かれているので、艦長の方を優秀なひとにしないとだめなんでしょうか。あと、反撃されて命中弾が出ていますが、Flood Dmage2を受けただけでした。
即座に沈まなかった理由ですが、これまで複数のタンカーを雷撃された経験から、fuelを積んだタンカーは雷撃ですぐに沈みやすくて、タンクが空のタンカーは沈みにくく・助かりやすいような印象がありますが、読者の皆様のご経験はどうでしょう?
で、もしもこのタンカーが空だとしたら、西向きだったのか東向きだったのかが知りたいところ。連合軍のfuel輸送の主な流れを推測できますから。でも、戦闘中に沈まなかったのに昼のフェーズになる前に沈没していて、確認できませんでした。
TK Norfoldは3月にアバダンに増援されたタンカーで、積載量7150。日本だとManzu TM級タンカーと同じくらいの船。フォーラムをみてると今の時期の連合軍はタンカー不足のはずですが、独航させるくらいだからこのPBEMではけっこう余裕があるのかも知れません。



2010年5月18日火曜日

昭和17年5月の飛行機 九六陸攻G3M2

5月のもう一つの新鋭機は九六陸攻G3M2です。これのスペックをみて驚いたのは、現用の一式陸攻G4M1よりもあしが長いことです。九六陸攻も一式陸攻も戦闘機の護衛なしで雷撃に使用することは現実的ではないので、攻撃機としてみると航続距離の差は問題ではありません。しかし、哨戒任務やASWに使用する際には26という、九七大艇よりも長い航続距離は魅力的です。
G3M2の方はH-6 raderを装備できる点もいいですね。ただし、機載型レーダーH-6が装備可能になるのは1944年6月で、その時にはやはりH-6を装備可能な一式陸攻G4M2aが生産可能にはなるのですが。
一式陸攻よりも高性能な九六陸攻が生産可能になるとは知らなかったので、私はturn1で九六陸攻の生産ラインを廃止しました。今となっては少し後悔しています。
あと、昭和17年5月には連合軍にも驚くべき新兵器が登場することを相手の方から知らされました。それがこのZPKです。まさか第二次大戦で飛行船が使われていたとは知りませんでした。それにしても、航続距離が短いのは不思議。
阻塞気球の存在にも驚きましたが、飛行船まで登場するとはWitP AEは奥が深い。もしかしたら、風船爆弾も登場する??


2010年5月17日月曜日

昭和17年5月の飛行機 屠龍

5月から生産可能になる飛行機はKi-45 KAIa Nick(屠龍)とG3M3 Nell(96陸攻)の2機種です。
Ki-45 KAIaは20mm機関砲一門と12.7mm機関砲二門を装備していて、12.7mm機関砲二門しか持っていないKi-43 Icよりも重武装です。またDurabilityも36対23でKi-45 KAIaの方が丈夫です。いまのところ私の相手は4発爆撃機をほとんど空襲に使っていませんが、今後のことを考えると準備しておきたいところです。
しかしここで問題なのが、Ki-45 KAIaに機種改変できる飛行隊が少ないことです。 私の現在のPBEMをチェックしてみたところ、機種改変可能でactiveな飛行隊は以下の戦闘機4部隊と偵察機2部隊だけでした。
  • 第4戦隊  51stAir(R) HQ変更不可
  • 第4戦隊DetA 51stAir(R) HQ変更不可 偵察機
  • 第4戦隊DetB 51stAir(R) HQ変更不可
  • 第5戦隊  51stAir(R) HQ変更可能
  • 第13戦隊  51stAir(R) HQ変更可能
  • 第13戦隊Det 南方軍 偵察機

南方軍HQ所属の第13戦隊Det以外は、訓練が主任務の内戦部隊ばかりです。でもせっかくの新機種なので、第5戦隊あたりの(R)をはずしてKi-45 KAIaに機種変更し、Sweepは来ないけど4発爆撃機がやってくるような基地に配備して結果をみてみたい気もします。
Ki-45 KAIaに機種改変できる飛行隊が少ないことは、フォーラムでも何度か話題になっていて、最近ではこのスレが参考になります。
それによると、開戦時には84 IF Chutaiなど、他にもKi-45 KAIaに機種改変できる飛行隊が存在しています。しかし、それらはいったんKi-43 Icに機種改変すると、その後はKi-45 KAIaを使えなくなってしまうのです。これはKi-45 KAIaがFではなくてFBに分類されていることによって起きることなのだそうです。




2010年5月16日日曜日

昭和17年5月の艦船アップグレードと改装

昭和17年5月になりました。今月から可能になる艦船のアップグレードと改装は
  • 占守級海防艦のアップグレード
  • 陽炎級駆逐艦のアップグレード
  • 伏見丸級貨物船のARへの改装
  • 郵船N級貨物船のAKEへの改装

アップグレードの方は港に停泊させているものから、順次おこなう予定です。
改装の方ですが、郵船N級貨物船は15ノットの優秀貨物船ですから、港に停泊させとかないと任務を果たせないAKEにするのはもったいないですね。
伏見丸級ARは5隻の改装を始めました。いまのところ貨物船には余裕があるので。それにしても、改装に360日かかるのは長い感じ。一年後にはどんな戦況なんでしょうか。潜水艦や敵機に襲われても、沈没せず生き残る艦船が少なくない、そんなARの活躍できる場があるといいのですが。

2010年5月14日金曜日

Mini KBのValがCarrier Trainedに

開戦時、ミンダナオ島の東方に龍驤を含んだAir Combat TFがいます。これに祥鳳や瑞鳳を加えていくと、フォーラムでMini KBとかBaby KBと呼ばれる第二の機動部隊になります。
緒戦ではこのMini KBをフィリピンから逃げてゆく商船を狩る仕事につかいました。その後、瑞鳳(私のPBEMではすでに沈んでます)と祥鳳を加えて、主にインド洋の通商破壊に使っています。先日完成した隼鷹もこれに加える予定です。
商船攻撃に使う際に不満なのが魚雷の搭載数が少ないことです。龍驤は27本、CVL瑞鳳級は18本で、搭載されているTBが2回攻撃する数は持っています。そういう意味では本物の機動部隊の正規空母と同様です。でも、コンボイ相手だと2回以上攻撃したいことがあるし、魚雷がなくなった後のTBはなかなか攻撃が当たりません。




なので、BBやCVやCAを攻撃するわけではないMini KBのTBは数を減らして、その代わりにDBを搭載することにしています。こんな感じで、祥鳳にはValしか載ってません。商船はReducedLoadの60kg爆弾でも複数当てれば沈むことがあります。
で、こうして使っていたところ、いつのまにかこの35空のValはCarrier CapableからCarrier Trainedに変化していました。調べてみると4月15日にそうなっています。祥鳳に搭載したのは1月16日なので、3ヶ月たつとCapableからTrainedに変化するのかも知れません。
フォーラムでもCapableからTrainedに変化することが報告されていますが、自分の部隊がそうなるとRPGでレベルアップしたみたいなうれしさがあります。あと、そのレベルアップまでの日数は報告されてなかったので、それが分かったのも収穫でした。


これまでの3ヶ月間でOps Lossが3機です。これが今後の3ヶ月でどうなるのか。Carrier TrainedがCapableよりどのくらい優れているのかの検証はこれからの課題だと思います。

2010年5月13日木曜日

The Air Mission Coordination Guide v2!

1) AEと素のWitPのAir Mission Coordinationの違い
素のWitPと較べて空対空戦闘が大きく変化したことはよく知られている。指摘されているCoordinationの問題の中には、素のWitPからの変化が大きかったのに、素のWitPの視点でAEの空対空戦闘の結果を見た際にそれを理解しにくいことに由来する部分がある。
整理してみると
素のWitPでは、coordinateされた攻撃(戦闘機は爆撃機を完璧に護衛して、CAPは護衛戦闘機との戦闘を済まさないと爆撃機にたどりつけない)か、またはcordinateに失敗した攻撃(爆撃機がばらばらにされてしまう)の2通りしかなかった。元祖WitPをプレイした人ならよく分かるように、結局は空の大量殺戮となってしまった。300~500機の参加する空戦では、50%以上の飛行機が失われ、たいていは不利な側がひどい目にあわされたものである。
これのどこが非現実的かというと
たとえば、100機もの飛行機が参加する第二次大戦時の空戦を考えてみよう。原始的なレーダーや初歩的な無線器機しかなく、各機種の燃料消費率・巡航速度が異なり、天候の影響を受けやすい(小さな雲があっただけでも、乱れた編隊は本来あるべき位置に戻ることを妨げられる)。これらすべての要素が一緒になると編隊は10平方マイル以上にまで広がってしまい、先頭は後ろで何が起きているか見ることもできず、後ろは後ろで先頭に何が起きているのか分からないという状態が、数時間におよぶ飛行中ずっと続くこともあった。
このように多数の飛行機が参加する攻撃は、最適な条件下でもいくつかに分かれてしまうもので、そのうちの一部はcoordinateされた攻撃となり、一部はcoordinateが実現しない。護衛機は戦闘に参加して爆撃機から引き離され、
会敵の後に編隊に戻ることもあるし、ダメージを受けた場合には単独で帰投することにもなる。
CAPは、爆撃機編隊の護衛に隙のある部分に食いつくこともあるし、かえって護衛戦闘機に不意をつかれてしまうこともある。
こういったことのすべてが延々と繰り広げられ、時には空戦は数時間にもおよぶ。
素のWitPを振り返ってみると、空対空戦闘はこんなふうには起きなかった。ほとんど常に、ある日ある場所で一つの大きな戦闘が起きて、不利な側に手ひどい結果が出たものだ。実際に同様な結果が出るのには何週間もかかるだろうに。
AEについて知りたいのに、延々と素のWitPの話をするのはどうしてか
私は、大きな変化が起きたことと、素のWitPの視点で新しい空戦システムを見ることがなぜ間違っているのかとを強調したかったのだ。
上で強調したように、大きな空襲部隊が目標にまとまって同時に到着することはない。ほとんどの場合、空襲部隊はバラバラに分かれて目標を攻撃し、最後の部分が目標を目にするよりも前に、多くはすでに長い帰途の途中にあったりする。
AEがシミュレートしようとしているのはこういった状況である。coordinationの欠如と私たちがみなしているものも、実際にはシステムが意図的に攻撃部隊をバラバラに分けて、多くはcoordinateされた状態だが、残りの一部の到着が速すぎたり遅すぎたりして、護衛がついたりつかなかったりしてしまうことなのである。
しかし、これらすべてが一つの(coordinateされた)空襲の表現であって、ある大きな空戦の個々の場面に対応していると想像してもいいだろう。そしてこれこそが、一部の爆撃機が編隊から分かれて護衛機もつかない状況となり、残りの爆撃機は戦闘機の援護のもとかすり傷も負わずに目標まで到達するような状況下のコンバットリポートの中に私たちが見るものなのである。
上記のまとめとして、うわべはcoordinateのとれていない攻撃にみえるものは、第二次大戦時に複雑な空襲を実現することが困難だったことを反映するため意図的に導入されているものであり、また素のWitPではあまりに頻繁に生起した大規模な空戦が起こらないようにするためでもあることを強調しておきたい。
2) 空襲のcoordinationに影響する因子
空襲をまとまりのあるものになるかどうかには、多くの因子が影響を与えている。それらの因子のうちの一部に問題があるだけでも、空襲部隊が細切れになり敗北を喫するのに充分な理由となり得るし、また良いダイスの目が出てすべてがうまく運ぶということもある。
結果に影響する因子の影響力自体は素のWitPより小さくなっている。なぜかというと、よりリアルになったから。空襲は細部まで計画することができるが、ひとたびエンジンが回転し始めれば、空襲の司令官、部隊の指揮官、個々のパイロットにすべてはまかされる。一人の失敗がすべてをダメにしてしまうこともあるだろう。また、気象前線が完璧にcoordinateされていた編隊を分けてしまい、その後は一部しか合流できないということも起こりうる。
以下の因子が空襲のまとまりに影響を与えることがある。なお、これらの因子は良い方向にも悪い方向にも影響を与えうる点を中止すべきである。6個のダイスの目が良いものであっても、一つの悪い目によって悪い結果がもたらされることもある。他方、良いダイスの目が悪い目の悪影響をある程度打ち消してくれることもある。そして、一つの決定的な因子というのが存在しないようにデザインされている。
  • 機種(どんなに努力してみても、B17はSBDと編隊を組もうとはしないし、F4FがB29を護衛するのは無理)
  • 巡航速度(機種と同様)
  • HQ
  • 飛行高度のcoordination
  • 天候
  • 攻撃元の基地
  • 目標までの距離
  • 爆撃機の基地と護衛戦闘機の基地との距離
  • 指揮官のステータスと部隊のEXP(すべての部隊が勘定される。もしある部隊の指揮官がろくでもないやつだったら、とんでもないことになるかも)
  • 護衛戦闘機の基地が爆撃機の基地からよりも目標に近いか遠いか(近い方がいい)
  • Extended rangeでの攻撃か、normal rangeでの攻撃か 

これらの因子それぞれが、素晴らしい空襲になるのか、ひどいものになるのか、その間のどこか程度になるのかを決定する。なので、ふつうは”その間のどこか”程度の空襲を目にすることになる。また、プレイヤーがコントロールできる因子とそうでないものがあることにも気づくだろう。
なので、以下に挙げる例は、上記の限定を前提としたうえで、正当なものである。
ゲームシステムは、飛行高度、航続距離、目標にしたがって、coordinationさせようとする。
まずは、一つの基地Aから発して一つの目標Bを攻撃する場合から考えてみよう
1) A基地の戦闘機一部隊と爆撃機一部隊で、B基地に対してcoordinateされた攻撃をしたい場合
これは単純で、だれでもどうすべきか分かるだろう。単に、戦闘機の飛行高度を爆撃機の高度と同じに設定すればいい。(戦闘機の目標はBに設定してもいいし、しなくてもいい)
ゲームエンジンはこの設定を理解して、攻撃をcoordinateされたものにしようとする。指揮官のLeadership、パイロットのExp、天候、ダイスの悪い目によってはcoordinationが実現しないこともあるが、爆撃機と護衛戦闘機が同時に目標に到着する可能性は高い。
2) A基地の戦闘機2部隊と爆撃機2部隊で、B基地を攻撃したい場合
この場合には、選択の余地がある。
すべての部隊の高度を同一に設定すれば、ゲームエンジンは1)の場合と同様にcoordinateしようとする。参加する部隊の数が増える(Leadership値のチェックやその他にもダイスが振られる回数が増える)ので成功の確率は少しだけ低下するが、まずは4部隊が同時に目標に到達することになるだろう。
もう一つ別のやり方がある。戦闘機と爆撃機の一部隊をある高度、例えば10000に設定して、もう一つずつの戦闘機と爆撃機の部隊を11000に設定することもできる。
結果はどうなるのか。ゲームエンジンは高度のチェックをふつうに行って、2つのcoordinateされた空襲を実現しようとする。
第一の戦闘機と爆撃機が組み合わさって、第二の戦闘機と爆撃機が組み合わさって目標に到達する可能性は高い。
また4部隊の目標が同一なので、ゲームエンジンはもう一つのチェックを実施することになり、4部隊が同時に目標に到達する可能性が少ないながらもある。
2番目のやり方の利点は何だろうか。
2番目のやり方では、それぞれの組み合わせがより小さいのでcoordinationを実現する可能性が高くなる。
なので、全く護衛のつかないはぐれた爆撃機が目標に向かう可能性がいくらか少なくなる。40機の空襲をcoordinateするのは、80機からなる空襲をcoordinateするより簡単。
3) A基地の戦闘機2部隊と爆撃機2部隊で、敵B基地に加えて敵基地Cも攻撃したい場合。敵基地BとCへの距離が同じ場合から考えてみよう。
B基地には護衛戦闘機をつけた攻撃を、C基地には戦闘機が配備されていないことが判明しているので護衛なしの攻撃を行いたいものとする。
そのためには、B基地に向かう爆撃機の高度をたとえば10000に設定し、
戦闘機2部隊は目標を設定せず高度を同じ10000に設定する。第二の爆撃機部隊の目標はC基地で高度は11000に設定する。
ゲームエンジンは高度のチェックを行って、第一の爆撃機部隊が両方の戦闘機部隊とcoordinateしたがっていることを理解する。なので、B基地には護衛付きの攻撃が、C基地には護衛なしの攻撃が実現する可能性は高い。
4) これが最後で、最も複雑な例だが、設定をうまくつかうとcoordinationを達成できることを示そう。
攻撃側にはA, B, Cの3基地があって、防御側にはD, Eと2つの基地がある。
AとBには爆撃機だけが配備され、Cには戦闘機が配備されていて前線に近いところにある。
厳重に防御されている基地Dと、防御は軽度だけれどもどうしても攻撃を成功させたい対象である基地Eに対して、coordinateされた空襲を行いたいものとする。
この場合、攻撃に参加する部隊の数は重要ではないが、参加する部隊の数が増えるほど、個々の攻撃がcoordinateを実現する確率が減ることは記憶しておいてほしい。
まず、それぞれの爆撃機にどの基地を攻撃させるのかを選択する。ここでは、A基地の爆撃機全部をE基地攻撃に振り向け、さらにE基地攻撃を確実なものとするためにB基地の爆撃機も一部はE基地へ、残りはD基地攻撃に向かわせるものとする。
つまり、
A基地:すべての爆撃機の目標をE基地、高度を10000に設定する。
B基地:半分の爆撃機の目標をE基地、高度を10000に設定し、残りの爆撃機の目標をD基地、高度を12000に設定する。
つぎに戦闘機だが、指示通りの護衛を実現し、なるべく失敗の余地を少なくしたい。
先ほど説明したように、D基地は厳重に防備されている。そのため、戦闘機の70%は高度12000、SweepまたはEscort任務のお好みの方に設定する(目標はD基地に設定してもしなくてもいい。高度の設定で充分だから)。残りの戦闘機は高度10000、SweepまたはEscort任務のお好みの方に設定する。
これに対してゲームエンジンはどう反応するか。
ゲームエンジンは高度をチェックして、あなたが、B基地の爆撃機の半分をD基地の爆撃に向かわせ、C基地の戦闘機の70%をその護衛につけたいと考えていることを理解し、それを実現しようとする。また、A基地の爆撃機全部とB基地の爆撃機の半分とをC基地の戦闘機の30%で護衛させてE基地攻撃に向かわせたいことも理解して実行しようとしてくれる。
もし、他の条件が許せば、2つの見事にcoordinateされた空襲が実現する。自体を悪くさせる条件がほかにもいくつもあるが、このやり方なら成功の確率を最も高くすることができる。
Do´s and dont´s: 
  • ある地域での別々の空襲は高度を違えておく。これは、不必要にゲームエンジンを混乱させないために重要なことである。
  • 同じ地域でcoordinationさせる必要のない任務を与えた部隊(偵察任務がその代表でしょうね)にも、他とは違った高度を設定する。
  • Sweepは空襲の前に行われることが望ましいものだからといって、必ずSweepが空襲に先行すると考えておいてはいけない。Sweepが空襲に先行すると考えてよいのは、高度が同一に設定された場合だけである。
  • 250機もの編隊による太陽も暗くみえるような大空襲に比較して、ちいさな部隊による攻撃の方がcoordinationが実現する可能性が高い。少数機で目的を達成できるなら少数機で行うべき。また、激しい抵抗が予測される目標に対しては、大きすぎてcoordinationが難しく護衛なしの攻撃をしてしまう可能性のある一回の攻撃よりも、高度を違えた少数機の組み合わせを計画する方が良い場合もある。
  • 影響する因子が他にもあることを忘れてはいけない。目標までの距離、機種、自基地と目標の天候、leadership値、パイロットのExp値。これらの因子も最適化すべき。
  • 防御の厳重な基地に対して、まずい指揮官にひきいられた訓練不十分な多機種の部隊で多方向から雷雨の日に攻撃し、攻撃以外の任務もどう高度に設定するようなやりかたは、相手の士気をたかめることにつながるだけだ。
  • 航空戦闘においてHQは、攻撃により多くの機数を参加させるだけでなく、大きな空襲でのcoordinationを容易にするといった重要な役割も果たす。
  • coordinateされた空襲を実現するためには、機種とそれぞれの巡航速度が大きく影響する。
  • 別の基地の戦闘機に護衛させたい時には、爆撃機の基地よりも戦闘機の基地の方が敵に近いことを確認すること。
  • long/extended rangeでの攻撃を計画する際には、long/extended range自体がcoordinationに失敗する可能性を高めることを考えておくこと。

前回のエントリーで触れた The Air Mission Coordination Guide v2!です。v2となってから以前よりも内容が豊富になったと思います。特に、素のWitPとの比較が関して多く言及されている点が一番の違いかもしれません。私はUVは知っていますが、素のWitPは知らないので今ひとつピンと来ませんが。

2010年5月11日火曜日

訓練中の部隊による迎撃

空襲のcoordinationは重要です。少なくとも、爆撃機と護衛戦闘機はいっしょに飛行していってくれないと困ります。またSweepの戦闘機も加えた時には、爆撃の前にSweepが行って欲しいものです。

coordinationを確保するためには、爆撃機と護衛戦闘機の飛行高度を同一にすることのほかに、部隊同士が同じHQに所属させた方がいいとか、飛行場にHQが存在した方がいいとかいろいろな策があるようで、The War RoomのスティッキーになっているThe Air Mission Coordination Guide v2!というスレに紹介されています。

それによると、爆撃より前にSweepを行わせるには、爆撃とSweepの高度も同一に設定しないとダメなのだそうです。でも、実用的にそれは無理。なので、その代わりとして、爆撃部隊のprimary missionをNaval Atackにしておいて、本当の目標のAirfield AttackやPort Attackをsecondary missionに設定しています。こうすると、Sweepは午前中に、爆撃は午後に行われて、いちおうSweep先行が実現するからです。

そんな風に工夫した、ある日のLedo爆撃。ゼロ戦と隼でSweepさせてます。ゼロ戦が二つに分かれちゃったことは数が多いからしかたないかも。でも、CAPがいないのが確認できて一安心と思っていました。

ところが、午後の爆撃部隊はハリケーンに迎撃されています。訓練中のNo.135 Sqn RAF所属のハリケーンなのだとか。Sweepの部隊は見逃して、爆撃機部隊に対しては訓練中の部隊も迎撃に向かうとは、WitP AEの空戦のエンジンはかなり凝ってますね。

戦闘機にCAPではなく訓練任務を与えてSweepをかわすのは、日本が劣勢になって来た時にも連合軍からのSweepに対する対策としてつかえるのかな??



AFTER ACTION REPORTS FOR Apr 20, 42
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Morning Air attack on Ledo , at 65,38

Weather in hex: Thunderstorms

Raid detected at 36 NM, estimated altitude 22,000 feet.
Estimated time to target is 11 minutes

Japanese aircraft
A6M2 Zero x 33

No Japanese losses

Aircraft Attacking:
33 x A6M2 Zero sweeping at 20000 feet
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Morning Air attack on Ledo , at 65,38

Weather in hex: Thunderstorms

Raid detected at 40 NM, estimated altitude 25,000 feet.
Estimated time to target is 13 minutes

Japanese aircraft
A6M2 Zero x 3

No Japanese losses

Aircraft Attacking:
3 x A6M2 Zero sweeping at 20000 feet
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Morning Air attack on Ledo , at 65,38

Weather in hex: Thunderstorms

Raid detected at 40 NM, estimated altitude 24,000 feet.
Estimated time to target is 13 minutes

Japanese aircraft
Ki-43-Ic Oscar x 31

No Japanese losses

Aircraft Attacking:
31 x Ki-43-Ic Oscar sweeping at 20000 feet
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Afternoon Air attack on Ledo , at 65,38

Weather in hex: Severe storms

Raid detected at 80 NM, estimated altitude 16,000 feet.
Estimated time to target is 23 minutes

Japanese aircraft
Ki-21-IIa Sally x 28
Ki-43-Ic Oscar x 27

Allied aircraft
no flights

Japanese aircraft losses
Ki-21-IIa Sally: 13 damaged
Ki-43-Ic Oscar: 3 destroyed

Allied aircraft losses

Runway hits 1

Aircraft Attacking:
14 x Ki-21-IIa Sally bombing from 11000 feet *
Airfield Attack: 2 x 250 kg GP Bomb
14 x Ki-21-IIa Sally bombing from 11000 feet *
Airfield Attack: 2 x 250 kg GP Bomb
11 x Ki-43-Ic Oscar sweeping at 11000 feet *

CAP engaged:
No.135 Sqn RAF with Hurricane IIb Trop (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
0 plane(s) not yet engaged, 16 being recalled, 0 out of immediate contact.
Group patrol altitude is 15000
Time for all group planes to reach interception is 1 minutes

Training flight from No.135 Sqn RAF has been caught up in attack
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2010年5月10日月曜日

デバイスのアップグレードに必要なサプライの量



昭和17年3月に陸軍のTa-Chi1とTa-Chi6raderが使えるようになってから、アップグレード可能なほとんどの部隊のSound detectorはraderに置き換えられました。しかし、IwakiにあるHaranomachi Base ForseだけはずっとSound Detectorのままです。

それに気づいてIwakiを見てみると、Supplyの量が676と少ししかありません。これが問題かと考えてSupply Requiredのボタンを押して、要求量を1000だけ増やしたところ、次のターンにはTa-Chi6レーダーが配備されました。


地上部隊のデバイスのアップグレードについては、充分なサプライが必要なことがマニュアル16.4.1に記載されていますが、具体的な必要量については触れられていません。フォーラムでのやりとりから、Admirals Edition Wikiのこのページにまとめられた情報によると、そのデバイスのload costと同量のサプライが消費されるとなっています。

Ta-Chi6レーダーのload costは100なので、2基でも200。どうしてサプライが676あるIwakiでアップグレードされなかったのかは謎です。Supplyの量が1007だった秋田では問題なくアップグレードされたので、もしかすると貨物船に積載する際にHeavy Equipmentはload costの3倍のcargo spaceを必要とするのと似た様な条件があるのかもしれません。

2010年5月9日日曜日

コンバットリプレイ

コンバットリプレイをみていると、時々こんな風にASW任務の飛行機に潜水艦が攻撃されるのを見かけます。ここではType L4class(呂号)と表示されていますが、本当は海大型の伊172潜でした。そして、攻撃はされたのですが全くダメージは受けていませんでした。こちらのJakeも敵潜をときどき攻撃してますが、あんまり当たってないんでしょうね。

攻撃が当たらなくて良かったのと同時に、B-17の存在を知ることができたのが収穫です。私のPBEMでは12月頃にフィリピンで会って以来、B-17を見ていませんでした。数がまとまるまで待ってどこかに大空襲を狙っているのかとも思っていましたが、どうやら航続距離の長さを活かしてASWさせてるようです。

コンバットリプレイをじっと注視していないと、こういった情報も見逃してしまうことがあり得る(Combat_Eventsという名前のテキストファイルを見れば入ってはいますが、面倒)ので、Combat Reporterさんには、コンバットイベントも表示するようにしてもらいたいものです。

2010年5月8日土曜日

淡路山丸



淡路山丸は、コタバルの強襲上陸時に沈没し、太平洋戦争での日本商船の喪失第一号になった船です。もともと、三井物産船舶部がニューヨーク航路用に建造した高速貨物船だそうで、姉妹船に綾戸山丸があります。ここで疑問なのは、WitP AEには淡路山丸が、Awajisan Maru(Gozan Cargo Class)とAwazisan Maru(Yusen A Cargo Class)の2隻あることです。



シナリオ1のコタバル上陸船団TF 85を見ると、Awajisan Maruが含まれています。この船団をみて不思議なのは、10ノットのAwajisan Maruが組み込まれていることです。この船団には(*)マークがついていて第1ターンにmagic moveが可能なので、上陸作戦の成否に個々の船の速度はあまり重要ではないかもしれません。でも、他は18ノット出せる優秀な輸送船ばかりで、しかも淡路山丸の姉妹船の綾戸山丸も含まれているのです。姉妹船の綾戸山丸はYusen A Cargo Classですから、ほんらいならこのTF85にはAwazisan Maru(開戦時、なぜかサイゴンに停泊中)の方が配属されるべきですよね。



Awajisan Maruでもう一つ不思議なのは、この船の兵員搭載数がとても多く、どうやら-t conversionされているらしいことです。日本のxAKとAKは、Convert Cargo Space to Carry Troopsコマンドをつかうことによって兵員搭載数を増やすことができます。ただし、このコマンドを適用できるのはCargo Capacityが3000以上の貨物船だけとマニュアルに記載されています。

Cargo Capacityが2310しかないGozan Cargo Classの貨物船は-t conversionできないはずで、たしかに他の同級の船はできません。では、Awajisann Maruはなんなの?このことをフォーラムのAE Naval and OOB Issuesのスレに質問していた人がいましたが、Devからはまともな回答がされていませんでした。

まとめると、Awajisan Maruの存在自体が何かミスなのかなと感じるのです。私のPBEMでは幸いなことにAwajisan Maruは沈没せずにすみました。港のサイズが1しかない前線基地にLCUを輸送するのにAwajisan Maruは重宝するので、このままでかまわないと言えばかまわないのですが。

2010年5月7日金曜日

フォーラムに訃報をみつけて

今夜フォーラムを見てたら、訃報をみつけました。スエーデン人で管制官をしていた方で、交通事故によりお亡くなりになったそうです。日本側をもってPBEMしていたそうで、お相手の方が スレをたてています。

以前のエントリーで、プレイしてる人の年齢層は30-50歳代が多いことを書きましたが、このゲームのPBEMは長期間にわたるものなのでこういうこともおきるのでしょう。それにしても、こういうスレがたてられるっていうこと自体と、またそれに対するレスの数の多さ(現在74)に驚くとともに、このコミュニティの性格に感心するばかりです。遠い極東からですが、私からもご冥福をお祈りいたします。

飛行機の姿が見えない



Thunderstormの夜に雲の上から投弾しているからというわけではないでしょうが、爆撃機の姿が見えません。時々お目にかかるこのバグは、発売当初からあった気がするのですが、3回のアップデートでも改善されません。これは起動し直さないとまともな状態に戻らない気がします。あと、港に停泊している艦船をソートして眺めたりしたときに艦船が見えなくなってしまうなどのインフォメーション・ウインドウの表示に関する不具合も続いています。こちらはEscキーなどで直るから放置しているのかもしれません。

他のアプリのウインドウをWitP AEのウインドウの上に重ねるとこんな風になりますよね。こういうのが表示の不具合に関連してるんでしょうか。

2010年5月6日木曜日

Searchlightの効果

4月30日のエントリーで紹介した後も、チッタゴンの天気がよほど悪くなければ毎日、英軍がMagweに夜間空襲にやってきます。

はじめの3回は襲来した爆撃機にまったくダメージを与えることができませんでした。しかし、ミートキーナから照空灯の付属している高射砲聯隊を移動させてからは、こんな感じにダメージを与えることができるようになりました。

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Night Air attack on Magwe , at 57,47

Weather in hex: Thunderstorms

Allied aircraft
Hudson IIIa x 8

Allied aircraft losses
Hudson IIIa: 3 damaged

Aircraft Attacking:
8 x Hudson IIIa bombing from 8000 feet *
Airfield Attack: 2 x 250 lb GP Bomb

Raid detected at 40 NM, estimated altitude 12,000 feet.
Estimated time to target is 13 minutes
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コンバットレポートでは3機のダメージなのですが、WitP Tracker AEでAir lossをみてみると、Flak lossが一機ありました。この日に偵察機以外で空襲があったのはここMagweだけなので、おそらく帰還途中に墜落したか着陸時にだめになったものと思われます。いずれにしろ、夜間空襲時に照空灯が効果を発揮するのはたしかなようです。

2010年5月5日水曜日

新ツール Combatreporter

2日前からフォーラムでCombat Reporterという新しいツールが作者により紹介されています。まだベータだそうですが、うちでは問題なく動いています。

このツールはオペレーションリポートやコンバットリポートを読みやすく整頓して表示してくれます。コンバットリポートの場合には、どこで起きた戦闘かも地図上に表示してくれます。

ゲーム内のオペレーションリポートは英語の文章が書きならべてあるだけで、ちょっと読む気がしません。でもこんな風に表示されるのなら、機体が着陸でおしゃかになった数とかパイロットの事故死などをチェックしようという気になりますね。

2010年5月4日火曜日

失われたAir groupの再建



インテリジェンスレポートからAircraftLossesを開いてみていたら、下の方にList destroyed sir groupsというボタンがあるのを発見しました。開くと、Air groupが4つ表示されます。



開戦直後に、特設巡洋艦を2隻と2月に空母瑞鳳を沈められているので、それらに搭載されていたAir groupです。rollloverすると、こんな風に右クリックでAir groupを再建できるっていう表示がされます。

Air groupの再建については昔マニュアルで読んだ気もします。チェックしてみると、マニュアルの54と257ページに説明されていました。あのマニュアルは一度読んだだけでは、全容を把握しきれない。

で、マニュアルには記載のないこと。Sizeの5倍のPPを消費して再建できるようです。また、昭和17年4月10日に再建を指示して、帰ってくるのが昭和18年4月5日ですから、360日かかるということですね。訓練目的にも作戦用にもAir groupの数は多い方がいいと思うので、4隊とも再建を指示しました。

2010年5月3日月曜日

伊6潜に飛行機を載せる


クエゼリンに帰還した伊6潜を見ていたら、Aircraft Capacityが1あるのに、飛行機が搭載されていないことを発見しました。エディターでチェックしてみると、もともと伊1~6潜用のAir groupは存在しないみたいです。

伊1~5潜はこのゲームではJ1級とされていて航空機搭載能力自体がありませんが、J2級の伊6潜には積めることになっています。で、Wikipediaで伊6潜を調べてみると、航空機搭載能力はあったけれど、開戦時に搭乗員は配置されていなかったと書いてあるので、このゲームでもそれを反映させたのでしょう。
でも、搭載できるのに搭載しないのはもったいないので、クエゼリンにいたCL香取のAir groupを乗せてみました。香取のAir groupにはE7K2 Alfが配備されてるのですが、問題なく積めます。Glen以外の水上機を潜水艦に載せることができるのはおかしいとフォーラムで指摘されていたことを思い出します。
(Glenがreconでなくnaval serchに使われること自体もおかしいという議論もフォーラムには投稿されていますが)デフォルトの設定の全周のnaval serchをさせるにはMaximum Rangeを4以下にセットしなければいけないので、航続距離の違いはどの水偵でも問題ではないでしょう。しかし、潜水艦での整備の困難さを表現するためにGlenのservice ratingが4にされているのに、service ratingが1のAlfを積んで出撃するのはかなりgamey。
naval serchで敵のTFを発見すると、相手にはTFがどんな飛行機にspotされたのかが分かることがあるので、Alfをつかうのは恥ずかしい気がします。なので、Glenに機種変更してから出撃させようと思います。

2010年5月2日日曜日

ケープタウンからオーストラリアへの航路



このcap_and_gownさんのAARを読んでいて、マップ外に位置するケープタウンやバルボア(パナマ運河の太平洋側)から、オーストラリアへの航路について驚くべきことを学びました。

マップ外の拠点からのコンボイは、そのマップ外の拠点とマップを結ぶ通路から出てくるとばかり思っていました。しかし、例えばケープタウンからシドニー向けのコンボイを仕立てると、マップに出現するのは 4 167というマップの左下のすみっこ。




これまでは、波線の航路をたどるものと考えて、潜水艦を配置し、Cocos島にも97大艇の哨戒部隊を置いていたのですが、実際には実線の航路をとるのでほとんど無駄だったようです。どうりでちっともコンボイに出会わなくて変だなと思っていました。いちどは連合軍側を持ってAI相手に練習しておかないと、連合軍側の気持ちは理解できませんね。


ケープタウン発 コロンボ 4, 49
        カルカッタ 4, 51
        パース 4, 147
       シドニー 4, 167
バルボア発   パゴパゴ 226, 161
        シドニー 226, 167
        オークランド 227, 182


あと上記の発見は別にしても、cap_and_gownさんのAARは面白いと思います。日本側の防衛のための基地、特にAir HQと飛行場の配置の仕方についての彼の考え方が図入りで紹介されていて、勉強になります。ただ、この人の日本側の進出範囲(オーストラリア北西部、ニューカレドニア、サモア、フィジーまで)については手を広げすぎじゃないかなと感じます。史実の進出範囲を固めるだけでも、Air Supportを持った部隊が足りないと、私は思うのですが。

2010年5月1日土曜日

特別根拠地隊



緒戦で活躍した海軍の特別陸戦隊ですが、以下の四つは昭和17年3月10日に名称が変更され、その番号に対応するPort Unitが増援されました。
  • 22 Nav Gsn Unit(呉第二特別陸戦隊)
  • 23 Nav Gsn Unit(佐世保第一特別陸戦隊)
  • 24 Nav Gsn Unit(呉第一特別陸戦隊)
  • 32 Nav Gsn Unit(佐世保第二特別陸戦隊)



そして、番号が対応するNav Gsn UnitとPort Unitを合体させると、Special Base Force(特別根拠地隊)になります。この特別根拠地隊は元の二つの部隊の合計よりも砲の数が大幅に増え、Aviation Supportが加わり、Supportだけが40減ります。編成的には合体させた方がお得ですね。

  • 8cm T88 DP Gun 0 → 4
  • 70mm T92 Howitzer 4 → 8
  • 75mm Infantry Gun 4 → 8
  • 7.7mm T99 AAMG 7 → 25mm T96 AA Gun 2
  • 13.2mm T93 AAMG 4 → 10
  • Support 100+60 → 120
  • Aviation Support 0 → 12 
また、もともと単一のユニットとして増援される特別根拠地隊(AS 30)が持っている81mm Mortarと37mm Type 01 AT Gunを持たないかわりに、70mm T92 Howitzer(92式歩兵砲)と75mm Infantry Gun(41式山砲)を持っています。またSNLF Squadが24、SNLF HMG Squadが6多くなっているので、ASが60とより強力です。
こうみると合体させない手はないという感じですが、ひとつ問題があります。Nav Gsn Unitは連合艦隊HQ所属、Port Unitは南東南西方面艦隊HQ所属なのでこのままだと合体させられません。Nav Gsn Unitを南東方面艦隊HQに所属替え(209PPを消費)してみたのですが、それだけではやはり合体させられませんでした。これはバグなのでは(*下記)とも思うのですが、Port Unitの方も99PP消費してあらためて南東方面艦隊HQ所属と指定すると、やっと合体させることができます(南東方面艦隊HQではなくても、とにかくPPを消費して二つとも同じHQ所属にすればOKのようです。
合計で308PPとかなりのお値段なので、今後のPPのたまり具合をみながら合体させる時期を決めようと思います。それまでは対応するユニットをそれぞれを同じ場所に駐屯させておこうと思います。



*このHQがおかしい問題については、後にフォーラムのJapanese LCUs Attached to Commands Not Availableというスレッドで疑問を呈している人がいました。