2013年12月31日火曜日

マンダレー上空で大敗

1942年5月14日、中国では常徳を占領した後も日本軍の追撃が厳しく、常徳の西のヘクスDeliberate attackをしかけられました。日本側は歩兵師団12個、戦車聯隊8個、独立混成旅団1個で素のAV 5414なのに対して、敗残兵ばかりの中国軍は793。森林ヘクスなので防御側にプラス修正がありますが、経験不足とサプライ不足のマイナス修正もあって、修正AVは3027:1153。オッズ比2:1で敗退しました。日本側の素のAVは5月11日の常徳戦の時の4824より多いくらいで、まったく戦力に衰えが見えません。こんな内陸に入り込んでも、サプライの補給に支障はないのでしょうか。そうだとするとこのまま重慶まで日本のsteam rollerは停止せずに進みそうです。

ビルマでは、マンダレーの日本軍地上部隊に対して、インパールからハリケーンのsweep、チッタゴンからP-40Eの護衛でブレニムの爆撃、カルカッタからB-17Eの爆撃を計画しました。ビルマ中部にはチッタゴンが一番近いのですが、艦砲射撃を受ける恐れのある沿岸の飛行場にあまりたくさんの飛行機を集めたくないということもあり、3ヶ所の飛行場から出発することになりました。結果はご覧の通り、ぜんぶで7波に分かれてしまいました。第1波と第2波のハリケーンのsweepはまあまあ順調だったのですが、第3波のP-40E 18機が護衛するブレニム 24機がマンダレー上空に達した時、CAPの零戦の数が64機に増えていて、今日の7波の中でももっとも多数のCAPに遭遇する羽目になってしまいました。前の2波の襲来を受けて、マグエとメイクテーラの在地機がようやくマンダレー上空に集合できた頃合いだったのかも知れません。第6波と第7波のB-17Eは午後になりましたが、第7波の方がより多くのCAPに遭遇していますから、CAPが集合するのに時間がかかるのは確かなようです。

そんなわけで、今日の空襲では日本軍地上部隊のdevice 10個をdisabledにしたかわりに、ハリケーン 17機(A2Aで12、Ops loss 5)、ブレニム 16機(A2Aで16)、P-40E 14機(A2Aで13、Ops loss 1)、B-17E 1機(A2Aで1)の合計48機を失う大敗を喫してしまいました。零戦は11機(A2Aで7、Ops loss 4)の損失だけと報告されています。昨日のエントリーではビルマが楽しみと書きましたが、とんでもなく甘い考えでした。それにしてもビルマにこんなにたくさんの零戦がいるとは!護衛のP-40Eはもっと増やすこともできたのですが、たとえ2倍の機数が護衛していても損害が増えただけのような気がします。ベテランプレイヤーの間では大戦前半の日本のベストファイターは二式戦だというのが定評で、私もそう思います。しかしその二式戦が登場する前、しかもコンバットリポートによると日本側にはまだレーダーが配備されていないのにこんなに苦戦するようでは、先が思いやられます。まだ1942年の5月で苦戦するのが当たり前な時期ではありますから、地道にsweepと日本側の飛行場を叩くことを考えるか、それよりも守勢に徹するべきなのかも知れません。

2013年12月30日月曜日

上陸後、shock attackを強制される島

ふつうの上陸侵攻戦では、上陸直後の部隊は防御の態勢をとっていて、プレイヤーが攻撃(deliberate attack、shock attack、bombardment attackのどれか)の指示をしなければ敵の部隊への攻撃は始まりません。しかし、一部の島への上陸侵攻では、上陸した部隊がプレイヤーの指示なしでshock attackを行うことになっている、言いかえるとshock attackを強制されるルールがあります。このルールの存在により、その種の島への上陸作戦はかなり難しいものとなっています。というのも、
  1. 上陸行動のあるターンごとにshock attackを強制されるので、1ターンですべての兵力を上陸させることができるように準備しておかないと、大混乱に陥る
  2. shock attackは攻撃側の被害が大きくなる傾向にあるので、その一戦で奪取に成功しないとあとあと面倒になる
からです。ではその上陸に際してshock attackを強制される島というのはどんな島か。WitP AEが発売されてから約一年後、PBEMでも進行の早いものならそろそろ連合軍の上陸侵攻作戦が各地で始まった頃と思われる2010年9月にSo is Iwo Jima an island or an atoll?というスレがたてられました。これは、硫黄島に上陸したらshcok attackを強制されたがatoll(環礁)ではないのになぜか?という疑問からたてられたスレでした。この疑問に対してdev teamの一員であるBigJ62さんは、Shock attackが引き起こされるのは、
  1. 地形がAtoll (大きさに関わらず) 
  2. 規模1と2の島(つまり駐兵数の上限がそれぞれ6千名、3万名の島)
のどちらかの条件に当てはまる場合だと答えています。連合軍側をもってプレイしていて、これからおいおい上陸作戦を行う予定の私にとってもこれはとても重要なルール。きっと試験に出ます!でもこの件に関してはマニュアルの記載が不備(だと私は思う)で、フォーラムのスレやAARを読んでみると、shock attackを強制されるのはatollだけだと誤解していた人が私の他にも少なからずいるようです。 マニュアルでatollに関連するところを拾ってみると、194ページに
atollは小さいので、atollで行われる陸戦は他の地形で行われる陸戦に比較して熾烈だった。そのatoll上の根拠地を保持していない側の部隊(たとえば日本側が保持しているatollに侵攻したアメリカ軍)は、shock attackを強制される。shock attackは攻撃側により多くの死傷者をもたらすことがふつうだ。shock attackを余儀なくされるだけでなく、atollでの戦闘解決に使われる式は、他のヘクスでの戦闘解決の式よりも、両軍の死傷者が多くなるように設定されている。
と記載されています。またatollに関する戦闘での注意点として197ページに
部隊が撤退を試みてもできなかった時には、全滅するかどうかのチェックがなされる。士気値、疲労値、経験値、指揮官のleadership値などたくさんの要素が考慮され、atollのばあいには地形も加味される。全滅判定が下されると、連合軍部隊なら降伏する。日本側の場合にはさらに各部隊ごとにチェックがあり、パスするとバンザイアタックを行う。パスしなければ部隊は破壊される。バンザイアタックでは、連合軍部隊が射撃し、その後バンザイアタックをする部隊に射撃の機会が与えられる。その後日本側部隊は全滅する。
ともあります。しかし、atollでなくても小さな島ではshock attackを強制されるわけですから、島の規模についてマニュアルをみてみると、8.9 ISLAND AND ATOLL STACKINGには 
島とatollは数種に分類することができ、それぞれ何名までの兵員が駐屯できるかの上限数(stacking limit)が設定されている。 
  • Very small (1) = 6,000  
  • Small (2) = 30,000  
  • Medium (3)= 60,000  
  • Large (4)= Unlimited  
  • Very large (0) = Unlimited  
stacking limitは根拠地のインフォメーション画面に表示されている。たとえば、Very smallのatollは、最大で6000名まではペナルティなしで駐屯させることができる。ペナルティには、 
  • 駐屯する部隊すべてに疲労値と混乱値が1-5加算される 
  • stacking limitを10%超えるごとにサプライの消費量が20%ずつ増加する(サプライ消費増加に上限値なし) 
たとえば、stacking limitが6000名のatollに1万2000名の守備隊を駐屯させると、サプライ消費量は300%になる。つまり12000名(訳注:マニュアルにはこの部分に10000名と書かれているのですが書き誤りだと思います)分のサプライ消費の基本値に基本値の200%の浪費分が加わる。stacking limitが6000名のatollに9000名の守備隊を駐屯させることも、長い眼で見ると守備側にとってはかなりの負担になる。それに対して、攻撃側は、素早く上陸し、海上交通路を確保し、サプライの補給をきらさなければ、そのatollを7500名の戦力で奪取することもできる。いったん根拠地を奪取したら、攻撃側はオーバースタックを早急に解消すべきだ。 
ふつう、守備側は戦闘部隊と後方部隊の両方を駐屯させているが、攻撃側は戦闘部隊だけを投入すべきだ。強襲上陸時にシービー(seabee)を5部隊とか飛行機整備部隊なんかを同行させ、占領の翌日から飛行場を100%の状態で機能させようとするのは非常に困難だ。マップ上でどの島がVery Smallなのかを確認しやすくするため、Very Smallの島の名前は白色でなく黄色で表示される
とあって、規模1と2の島への上陸侵攻作戦に関してshock attackを強制される旨の記載がないのです。もしかするとマニュアルの他の部分にあるのでしょうか?さて、今のプレイで日本側の上陸侵攻作戦があるのかどうか気になっている、ジャワ島南方のクリスマス島(クリスマス島は2つあって、一つは太平洋にあるChristmas Islandで、このジャワ島南方のクリスマス島はこのゲームではChristmas Island IOという名前になっています)とココス諸島について確認してみます。このクリスマス島はstacking limitが6万名で、Medium 規模3です。当然、上陸進行時のshock attackの対象ではなく、島の名称が白色で表示されています。それに対してココス諸島の方はatoll、かつstacking limitが3万名のSmall 規模2の島であり、shock attack強制の条件に当てはまる島です。なお、マニュアルにはVery Smallの島の名前は白色でなく黄色で表示されるとありますが、それだけではなくsmallの島の名前も黄色で表示されているようです。黄色で名前が表示されている島への上陸侵攻作戦には要注意ということですね。

あと、関連することとして、What kind of terrain type is Atoll?というスレに
マニュアル189ページの表8.3.1には地形ごとの防衛側のボーナスが載せられているが、Atollという地形がみあたらない。”1”キーを押すと太平洋の小島についてもその地形を表示させることができるが、そういった小島が平地・砂漠(x1の防御ボーナス)または荒れ地(x2の防御ボーナス)として扱われているのか分からない。Atollのヘクスの防御ボーナスがどうなっているのか、分かる人はいないかな。
この表は主に陸上の移動コストを示すためのもので、このゲームの中に陸上を移動させることのできるatollはないんじゃないかな。でも、防御ボーナスについての指摘はもっともだと思う。調べてみたけれど、atollの防御ボーナスが開示されているのをみつけることができなかった。atollとvery smallの島とsmallの島に関するshock attackに関してはかなりの混乱がみられる。shock attackを余儀なくされるのは、size 1の島、size 2の島とに加えて、atollの地形の島。atollという言葉は島の大きさを示すものではない。このゲームには、Very Largeの島でしかもatollというのが存在する(Christmas Island)。atollでの戦闘解決式がより熾烈なものになっているというマニュアル194ページの8.4 GROUND COMBATにある記述からすると、防御ボーナスは1より大きいんだろうと想像する。でもこの種の細かな数式は、プレイする際にそれほど役立たない。atollは攻略が難しいし、shock attackを余儀なくされるから、準備をしっかりして、兵隊とサプライをたっぷり持ち込もう。 
atollはこのゲームの地形の中でもっとも攻略が難しいと考えて差し支えない。stacking limitが6千名か3万名で、しかも防御のしっかりしている島は、攻城戦にもちこまないかぎりほぼ難攻不落だ。実際に上陸する前に、やるべきことをしっかりやっておこう。また、そういった根拠地はできればスルーすべきだし、どうしても奪取しなければならないようならしっかりと準備しないと。

というやりとりがありました。atollは環礁ということだから、このゲームでも地形を意味する用語なんでしょうけど、特別扱いされているのかなと。それと、太平洋のクリスマス島ですが、stacking limitは制限なしなので島の規模は0のvery large。でも根拠地のインフォメーション画面にatollと表示されているので、上陸進行時のshock attackの対象だと思われます。しかし島の名前は白で表示されていました。


2013年12月29日日曜日

ジャワ島西端のMerak陥落

1942年5月12日、ジャワ島西端のMerakが日本軍の攻撃で陥落しました。日本側は4個師団に加えて、歩兵聯隊1個、工兵聯隊4個、戦車聯隊1個などまで投入してきました。Merakには敗残兵ばかりしかいないので力を入れすぎな感もありますが、日本側としてはバタビアで予想以上に被害を出したので、余裕をもって攻略しようとしたのかも知れません。この敗戦で蘭印軍13部隊が殲滅され、飛行機も9機が破壊され、そしてジャワ海からインド洋への近道であるスンダ海峡が日本のものになりました。

中国では常徳占領後、日本軍の追撃が始まりました。中国軍は枝江とその北東のヘクス、川の向こう側まで後退したいと思っていますが、日本軍には戦車聯隊が含まれているので、その手前で追いつかれるでしょう。枝江に飛行機の存在を示すアイコンがついていますが、ずいぶんと前にCAP trapをしかけたフライングタイガースの1機がサプライ不足で修理・離陸ができない状態で残っているだけです。

ビルマではラシオでにらみ合いを続けていた日本軍5部隊が西に後退しました。中部平原の防備を固めるつもりか、またはオーストラリア軍1部隊がラシオの日本軍の包囲を企図してしてジャングルの中を行軍していることに気づいたためか、どちらかだと思います。Shwebo占領後、迂回してイラワジ川を渡河する予定の連合軍部隊のうち、オーストラリアの戦車聯隊が歩兵部隊より一足早く、渡河地点に到着しました。今日のところは対岸に日本兵の姿が見えないので、このまま渡河を試みようと思います。日本側が機敏に反応して対岸にまとまった数の守備兵を移動させると、Shock attackになって大損害を被りそうですが、いちかばちかです。中国は席巻されそうだし、いまのところ連合軍にとっての密かな楽しみはこのビルマだけです。

全くの余談ですが、最近、みすず書房から出版されたゾミアという本を読みました。このゲームのマップをみてもわかるように、インド・ビルマ・インドシナ・中国に囲まれた地域にはろくな道も無いジャングル・山岳地帯が広がり、多数の少数民族が暮らしていますが、この一帯をゾミアと呼ぶことが提唱されています。この本はゾミアに住む人々の出自・歴史、生業(平地の水田耕作と比較して焼き畑の優位点などなど)、周囲の低地の王朝との関係などについて(私にとっては)斬新な解釈を提供してくれます。日本やこのゲームと関連する第二次大戦中の日本軍との関わりについてはごくわずかな記述しかありませんが、近現代でも国共内戦に敗れて逃げ込んだ国民党軍のこととか、ベトナム戦争時の北ベトナムの山岳民、それにミャンマーの軍事政権による少数民族の迫害などについて理解するのにも役立つ本だと思います。とにかく、目から鱗という点では今年読んだものの中でもベストなのでおすすめです。

2013年12月28日土曜日

常徳を失う


1942年5月11日、注目してきた第21師団を輸送するコンボイはセレベス島の西側に達しました。残念ながらセレベス島と小スンダ列島の間に配置した潜水艦の哨戒線はスルーされてしまいました。今日の位置からすると、目的地はスラバヤではなく、やはりSIGINTの報じていた通りのKalidjatiでしょうか。

ジャワ島の南のクリスマス島には今日も一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 21機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機の空襲がありました。今日は雷雨だったためか命中弾はAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 2と少なめでした。またうれしいことに高射砲で3機も撃墜することができました。九七重爆は対空砲火を気にしてか高度1万フィートからの爆撃だったのですが、蘭印軍の高射砲部隊2ユニットはしっかり任務を果たしてくれたわけです。またこのクリスマス島についで、今日はココス諸島でもforitification(防御施設)の規模が5に達しました。両方とも、上陸・占領を目指すとなれば日本軍もそれなりに苦労するのではないでしょうか。いっぽう、ジャワ島西端のMerakには日本軍地上部隊が到達しました。攻撃があれば即日陥落となるでしょう。

ビルマでは、一昨日に続いてチッタゴンの戦闘機とカルカッタのB-17がマグエの飛行場への空襲を実施しました。距離的にも半分ほどしかないチッタゴンからの戦闘機が先行するものと思っていましたが、戦闘機隊のsweepはなぜか午後になってしまい、午前中は一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 9機のCAPが待ち受けるマグエ上空にB-17 14機(B-17D Fortress 3, B-17E Fortress 11)が先行しました。命中率を高めるため、 B-17の機体の頑丈さを信じて6000フィートという低いところから爆撃させています。そのおかげで今日もAirbase hits 10、Runway hits 28と多数の命中弾があり、また地上で4機の零戦を破壊することができたのですが、今日は対空砲火で各1機が撃墜され、またB-17E 1機がOps lossになってしまいました。B-17が日本の高射砲に撃墜されることって珍しい事象だと思いますが、今日は一式戦の迎撃でダメージを受け、その後に高射砲でとどめを刺されることになったのでしょう。

午後はP-40E Warhawk 54機とHurricane IIb Trop 12機が高度2万フィートでsweepしました。CAPの一式戦はたった3機だけで圧倒的に優勢なはずですが、P-40E 2機が撃墜され、一式戦の被害はハリケーンの撃墜した1機だけ。現在のパイロットの技倆はハリケーンよりもP-40Eの飛行隊の方が上なのにこういう結果になってしまうということは、やはりP-40Eがsweepには向かない戦闘機だということでしょうね。じゃ、何に向いている戦闘機なのかと問われるとなかなか難しく、強いていえばやられキャラに向いていると答えるしかないかもです。今日は偵察機もマグエに向かい、日本軍9部隊、1万5千名ほどが駐屯していると報告してくれました。昨日は遠目で見て2部隊とのことでしたが、実はこんなにたくさんいました。マグエには油田とこの辺りでは一番大きな飛行場がありますから、高射砲部隊なども複数が配置されているのでしょう。

中国では常徳(Changteh)での陸戦に敗北し、予想通りに常徳を奪われました。重慶まで後7ヘクス(1級道路では9ヘクス)ですが、どのくらい遅滞できるのか、まったく自信なしです。

2013年12月27日金曜日

ビルマのShweboを解放

1942年5月10日、中国の常徳(Changteh)で日本軍のDeliberate attackがありました。日本軍は歩兵師団11、歩兵聯隊 1、独立混成旅団2、独立歩兵大隊1、戦車聯隊8と23軍司令部の23ユニットで素のAVがなんと5496の大軍です。各地の戦いで日本側部隊のdevice、特に歩兵分隊や工兵分隊はかなりdisabledになっていると思うのですが、あとからあとから戦力が湧いてくるようです。それに対して中国軍は軍団9、砲兵聯隊2、司令部ユニットで素のAVが2021。中国軍には地形のプラス、準備不足と低練度とサプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは3494:1173。fortificaitonを規模1つだけ破壊され3から2に低下しましたが、オッズ比2:1なので、今日のところはなんとか防衛できました。死傷者は、日本側のdevice 31個が破壊され919個がdisabledになったのに対し、中国軍のdevice 83個が破壊され912個がdisabledになりました。森林ヘクスなので日本の戦車聯隊の威力はかなり軽減されるようで、死傷者数はほぼ拮抗しています。しかし兵力的に劣勢なので、あしたはだめでしょう。

ビルマではShweboを無血占領しました。連合軍の反抗の始まりです。次はマンダレーに向けて進軍再開と行きたいところですが、Shweboとマンダレーの間にはイラワジ川が流れています。敵支配下のヘクスに渡河して侵入するとshock attackを余儀なくされますから、兵力差がよほど大きくない限り避けたいところ。偵察機の報告によるとマンダレーには10部隊、3万3000名ほどの守備隊が駐屯しているそうです。偵察機の兵員数に関する報告はかなりの眉唾物だとは思いますが、今日のマンダレーのDL(detection level)は9/10まで上昇しているので、まったく見当違いの数値というわけでもないでしょう。この10部隊の中には泰国軍3個師団が含まれているはずですから、残りの7部隊は主に飛行場の整備や建設にあたる部隊なのだろうと思います。それでも渡河が危険なのはもちろんですから、Shweboの西のヘクスを経由してマンダレーの西のヘクスに向けて渡河するよう指示してみました。

Shwebo解放後の連合軍部隊の迂回の動きをみて、マンダレーの日本軍も西に動くかも知れませんが、それならさらに大きく迂回してマグエを狙ってみてもいいかなと考えています。偵察機はマグエの守備隊の様子も2部隊720名ほどと報告していて、これも飛行場の整備や建設にあたる部隊でしょう。 日本軍は中国戦線に大軍を振り向けた代わりに、ビルマに割く兵力が乏しくなっているのかもしれません。ビルマ南部にまとまった予備がいないようだと、ラシオの戦車聯隊も全部後退することになるのではと期待しています。策源地がインドにあるビルマの連合軍の補給線はかなり長くなっていますが、いまのところ各部隊のサプライは充足されています。5月15日からは雨季になるので、サプライの状況がどうなるのかが気がかりではありますが。

2013年12月26日木曜日

英空軍にエース誕生


1942年5月9日、久しぶりに連合軍から積極的な航空作戦をビルマのマグエに対して実施しました。まずはチッタゴンからの戦闘機で、第1波としてフライングタイガースのP-40E Warhawk 27機が高度1万フィートでマグエをsweepしました。マグエ上空には一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機がCAPしていて、P-40Eは6機も撃墜され、一式戦には被害がありませんでした。これは、P-40Eの高度が1万フィートと低かったためだと思われます。第2波はHurricane IIb Trop 12機で1万5千フィートでのsweep。P-40Eによって一式戦が1万フィート程度に降下していたためでしょう、上空から襲いかかったハリケーンによって一式戦 5機が撃墜され、1機がOps lossになりました。このゲームでは、sweepの戦闘機が2部隊以上同時に目的地に到着しない仕様で、偶然いっしょになることが稀にあるだけです。今日は3部隊の戦闘機をsweepに送り出し、それぞれ高度を違えておきました。高度の低いP-40Eが先に到着し、高度が上のハリケーンがあとから到着したのは目論見通りでしたが、P-40Eが6機も撃墜されたのは想定外で残念です。でもこの戦いで英空軍に連合軍2人目のエースが誕生しました。6機撃墜だった最初のエースはすでに戦死しているので、現在のところ、生存しているエースは1人だけです。

その後、B-17 19機(B-17D Fortress 3, B-17E Fortress 16)がマグエ上空に到着しましたが、燃料や弾薬の補充などで着陸したためか、CAPはいませんでした。高度6000フィートからのびのびと爆撃し、Airbase hits 6、Airbase supply hits 4、Runway hits 16の命中弾を得るとともに、駐機中の零戦4機を地上で破壊することができました。やはり零戦もマグエ飛行場に配備されていたわけですが、これまでの連合軍の空襲はマンダレーやShweboに向けたものばかりだったので、零戦はそちらにLRCAPしていて、マグエ上空にはいなかったのかなと想像します。最後にP-40E Warhawk 27機がマグエに到着しましたが、この第4波もCAPとの戦闘はありませんでした。

地上では、Shweboに連合軍部隊が到着しました。泰国軍部隊はすでにマンダレーに後退を済ませていたので、このまま占領することになります。次はマンダレーをはじめ中部平原の根拠地も占領してゆきたいところですが、マンダレーには後退した泰国軍3部隊だけではなく、合計で7部隊が駐屯しているそうです。日本軍がどんな増援を送り込んだのか確認するため偵察機を派遣することにしました。開戦時から使用できた連合軍の偵察機はどれも航続距離が短く、つかいものにはなりません。しかし最近、ハリケーンとB-25を改造した偵察機をごく少数装備した部隊がひとつずつ英空軍に増援されました。どちらの機種も通常の生産・配給はまだまだ先なので、先行試作機なのでしょう。大切に扱っていきたいと思っています。

バタビアの占領が済み、日本軍はクリスマス島への空襲を再開しました。今日は零戦(A6M2 Zero) 45機のsweepのあと、一式戦(Ki-43-Ia Oscar9 21機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機が飛行場と港を爆撃しました。高度1万フィートからの爆撃でAirbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 7、Port hits 1、Port supply hits 1の命中弾がありましたが、その後のフェーズの修繕工事によりダメージは残っていません。でもこの修繕工事のせいで、firtificationを規模5から規模6に増強する工事が今日は1ポイントしか進みませんでした。この調子だと規模6にするのに3ヶ月はかかりそうで、日本側の上陸作戦に間に合わないかも。

先日来お伝えしていた第21師団を輸送するコンボイと思われるHeavy Volume of Radio transmissionがセレベス島の東側に聴取されました。今日のSIGINTには”31/21st Division is planning for an attack on Darwin”という報告もありましたから、31隻以上の輸送船に分乗しているということでしょうか。ちょっと多すぎる気もしますが、船団を構成する艦船の数が多くなると、衝突しないよう各船の位置を保つことが難しくなり、それだけ無線封止を守りにくくなることがシミュレートされているのでしょう。コンボイはダーウィンへ直航ではなくジャワ島に向かうという情報なので、ジャワ海東部に潜水艦を配置してお出迎えすることにしました。

2013年12月25日水曜日

ジャワ島のMerakに艦砲射撃


1942年5月8日。ジャワ島西端のMerakにBB長門・陸奥、CA三隈・最上、CL那珂・川内などによる艦砲射撃がありました。連合軍側から見るとMerakなんてひとひねりのはずなので、わざわざ戦艦が艦砲射撃に来るなんてびっくりです。命中弾はAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 6、Port hits 8、Port fuel hits 4とそれほど多くはありませんが、戦艦が参加した艦砲射撃なので、修復フェーズ後でもMerakの港には25、飛行場サービス施設には20、滑走路にも22のダメージが残っていました。また地上部隊のdevice 8個が破壊され、26個がdisabledになり、さらに駐機中のFK-51という偵察機が地上で破壊されてしまいました。被害はざっとこんなところです。

MerakにはBatavia Coastal Gun Battalionが駐屯していました。この沿岸砲部隊は7日のバタビア陥落により撤退してきたわけではなく、スンダ海峡を管制できるMerakへの上陸を防ぐために早いうちに移動させてあったものです。今回の艦砲射撃に際しても、BB陸奥、CA三隈、CL川内に対して反撃したとコンバットリポートには報告されています。しかし、命中弾があったとは記載されていないので、効果があったようにはみえません。そもそも部隊の名称はBatavia Coastal Gun Battalionと立派なのですが、装備しているのは120mm沿岸砲6門と75mm沿岸砲5門だけ。戦艦は論外にしても、軽巡になら命中しさえすればそれなりの被害を与えることができたのでしょうが、120mm砲の方は6門のうち2門が故障中で、練度experienceも45と低く、命中を期待する方が無理な話なのかも知れません。また開戦時にMerakに敷設されていた機雷のうちの14個がまだ残っていましたが、こちらも効果を発揮することはありませんでした。

艦砲射撃を実施したTFは前日の5月7日、哨戒機が発見していました。BB 1, BC 3, CA 1を含むというその哨戒機の報告に対して、昨日のエントリーには「蘭印空軍の哨戒機パイロットの技倆はかなり低めなので、本当に主力艦を5隻も含むTFなのかどうか疑問ではあります」などと書きましたが、実際には戦艦2、重巡2、軽巡2だったわけで、戦艦と巡戦、巡戦と重巡、重巡と軽巡といった遠距離からの観察では間違えやすい大きさの違いを別にすれば、かなりきちんと観察してくれていたことが分かりました。

2013年12月24日火曜日

バタビア陥落


1942年5月7日、バタビアが陥落しました。守備隊20ユニットのうち、9ユニットが全滅し、北西のMerakに後退した部隊も実質的な戦力を失っています。また飛行場では蘭印空軍機54機が破壊されました。ジャワ島に残る蘭印軍の根拠地は西端のMerakと南岸のTjilatjapの2つですが、どちらも健全な部隊は沿岸砲ユニットだけです。日本側が地上部隊を派遣しさえすれば、すぐに陥落するものと思われます。バタビアを失ったということはジャワ島は失ったも同然なわけですが、ジャワ島南沖のクリスマス島の方は建設中だったfortificationがちょうど今日規模5に達しました。こんどはこちらで抵抗を続けるつもりです。そこで気がかかりなのは、ジャワ海をスンダ海峡方面に向かう日本のTFが目撃されたことで、しかもBB 1, BC 3, CA 1を含むと報告されています。蘭印空軍の哨戒機パイロットの技倆はかなり低めなので、本当に主力艦を5隻も含むTFなのかどうか疑問ではあります。でも、もし艦種の同定が正しいとしたら、どこに向かうのか気になります。インド洋に出るつもりでしょうか?

中国では長沙から常徳に向けて日本軍の増援11部隊が北上中です。いま常徳にいる日本軍部隊だけでAV 2000以上で、この11部隊が加わるとまた合計で4000以上になるのでしょう。到着すれば、サプライ不足の中国軍では対処不能です。

2013年12月23日月曜日

バタビア陥落一歩手前


1942年5月6日、バタビアへは今日も一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 21機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機の空襲がありました。今日は地上部隊への爆撃で、爆撃によりバタビアの蘭印軍のdevice 22個が破壊されましたが、それほど大きな被害ではありません。しかし、日本側が飛行場爆撃ではなく地上部隊への爆撃を選択したことで、嫌な予感がしたのです。案の定、陸戦フェーズでは日本側のDeliberate attackがありました。素のAVは日本側 2137:蘭印軍 631。蘭印軍には地形のプラス、経験不足のマイナス修正がついて、修正AVは1244:525。オッズ比2:1で今日は何とか防衛に成功です。しかし、fortificaiton(防御施設)が、日本の工兵により1レベル、また攻撃の効果でさらにもう1レベル破壊され、昨日まで規模2だったのが0になってしまいました。また死傷者も日本側のdevice 8個が破壊され175個がdisabledになったのに対し、蘭印軍はdevice 32個が破壊され327個がdisabledになってしまいました。これまでの2回の陸戦とは違って蘭印軍の死傷者数の方が多くなっています。昨日のエントリーでは、バタビアは5月下旬までもつのではないかとのんきなことを書きましたが、5月下旬なんてとんでもない。明日の戦闘で陥落必至な状況です。今日のオペレーショナルリポートには
Heavy Volume of Radio transmissions detected at 90,111.
という報告がありました。90, 111というのはニューギニア島西部の北側の沿岸で、位置的に第21師団を乗せている輸送船団だと思われます。ニューギニア島東部のサラモアからこの位置までは距離20ヘクスほどあり、3日間でここまで進めたということは、やはり高速優秀船を揃えた船団なのだと思われます。昨日のエントリーでは、この第21師団がバタビア攻略の助っ人として投入されるのではないかと書きましたが、上記の今日のバタビアでの陸戦をみておわかりの通り、バタビアの日本軍には助っ人は必要ありません。ではなぜジャワ島に向かっているのか。今日のSIGINTリポートにはその手がかりとなる
23/21st Division is planning for an attack on Darwin.
という報告が載せられていました。23/21st Divisionというのは第21師団が少なくとも23隻の輸送船に分乗していることを示唆する表現で、問題なのはダーウィン攻撃への準備を始めているという点です。バタビア平定後の日本の狙いの一つはダーウィン。ダーウィンにはオーストラリア軍の歩兵師団1個の他に歩兵大隊2個、自動車化大隊2個など、少なくともバタビアと同じくらいの守備隊がいます。しかもバタビアと違ってダーウィンの後方にはオーストラリア軍の飛行場があり、上陸した日本軍地上部隊を空襲することができますから、バタビアよりはずっと攻略が難しいはずです。きっと日本側も第21師団だけで攻略するつもりはないでしょう。また第21師団の乗っている高速優秀船を上陸作戦で失うのはもったいないですから、いったんジャワ島に上陸して、バタビア戦に参加した部隊か、またはスラバヤ戦後に休養させている部隊といっしょにダーウィン攻略部隊を編成するつもりなのだと思います。

連合軍はこの地域での反抗の手始めとして、日本側に奪われた蘭印領Saumlakiを陸上基地機の支援で奪還するため、ダーウィンの北西のBathurst島の港と飛行場とを拡張するための要員を上陸させ始めたばかりのところでした。Bathurst島のヘクスにコンボイのアイコンがみえます。連合軍の戦闘機の航続距離はとても短いので、1ヘクスでも近いところに飛行場を確保したいのです。BabarやDoboなどの日本がまだ占領し残している根拠地をつかえればいいのですが、どちらにも守備隊がいません。アンボンやクーパンから陸攻による雷撃を受ける可能性を考えると、あらためて地上部隊を輸送船で送り込むのも困難です。まずはBathurst島の港を規模1にし、ついで飛行場を拡張しながらP-38を送り、そのP-38のLRCAP下にSaumlakiを無力化したり、Babarに部隊を送ったりという手順になるわけです。

2月3月のダーウィン上陸なら諦めムードだったかも知れませんが、反抗の準備に取りかかった今の時期のダーウィンは蘭印と違って本気で守るつもりです。史実でも5月の今頃、珊瑚海海戦があったように、日本側が順調に占領期を拡張できる時期は既に終わったと思うので、日本側の来襲が楽しみです。

2013年12月22日日曜日

初めて陸戦のない一日

1942年5月5日、今日は陸戦がありませんでした。こんなことは開戦後初めてなのですが、特にずっと砲撃の続いていたルソン島バターンの砲火が止んだのが驚きです。砲撃戦で日本側に被害のでない日がこのところ続いたので、バターンの連合軍部隊のサプライが底をついたことを察知し、そろそろdeliberate attackに切り替えるつもりかなと想像します。deliberate attackの前に一日、あるいは二日くらい休養を与えて疲労度を最低にし、万全の態勢で攻撃するのではないでしょうか。中国でも昨日は常徳で中国軍の戦力を偵察するためと思われる砲撃戦がありましたが、今日はお休みです。とはいっても、長沙方面から増援部隊が接近しつつあります。マウスカーソルをあわせると1ユニットと表示されますが、中国軍の偵察能力の低さには定評がありますから、もしかすると2ユニット以上かもしれません。

ジャワ島のバタビアには今日も一式戦8Ki-43-Ia Oscar) 21機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機の飛行場爆撃があり、Airbase hits 7、Airbase supply hits 3、Runway hits 25の命中弾がありました。連日の飛行場爆撃で、工兵による修復作業が追いつきません。foritificaitionの増強工事を妨害するという日本軍の目的は今のところ充分に達せられています。また、今日も蘭印軍機7機が地上で破壊されました。
10/21st Division is loaded on xAK Tamaki Maru moving to Kalidjati.
今日のSIGINTリポートには、日本軍の第21師団が輸送船でジャワ島のKalidjatiに向かっているという報告がありました。第21師団はバタビア攻城戦に投入されるのでしょうが、バタビアの日本軍の損害は予想以上にひどいのでしょう。弱兵揃いの蘭印軍がこんなに頑張れるとは、思ってもいませんでした。また、この報告ではKalidjati行きとなっていますが、ちょうど今日、日本軍のスラバヤ港の掃海が完了したという報告もあったので、港の施設の完備したスラバヤで下船させるように予定を変更する可能性もあります。

ところで、10/21st Divisionというのは、輸送船に分乗したとき、それぞれの輸送船に乗せられた支隊につけられる名称です。第10支隊まであるということは、少なくとも10隻の輸送船に分乗しているのは確実です。前回のエントリーで触れたように、5月4日に第21師団を乗せていると思われるコンボイがフィンシュハーフェンのヘクスを通過しました。どこに行くのかなと思っていましたが、まさかジャワ島に向かうとは意外でした。ニューギニアの北側を航行して、セレベス島の東側あたりを南下してジャワ海に入るつもりでしょうか。昨日Terapoを艦砲射撃したTFをモルッカ海あたりに派遣して、迎撃できると面白いのですが、アンボンやチモール島のクーパンには陸攻が配置されている可能性が高く、航空雷撃される危険を考えて止めておくことにします。

ニューギニアの東からジャワ島のスラバヤまでは30ヘクスほどあります。18ノットの優秀船でも4日はかかりそう。スラバヤで下船してバタビアの隣のヘクスまで鉄道で戦略移動して、その後徒歩でバタビアに向かう日数も合わせると、第21師団のバタビア到着は早くても5月半ば。バタビア陥落は5月下旬くらいになるでしょうか。

さらに、わざわざニューギニアから第21師団をジャワ島に向かわせたということは、日本軍は南東方面でこれ以上の攻勢を計画していないということかなと推測します。まとまった兵力の必要なオーストラリア東岸への上陸侵攻はないでしょうし、またソロモン方面もすでに占領しているツラギまでで打ち止めでしょう。連合軍側としてはもっと占領地を拡張する=前のめりになってくれることを期待したいのですが、お相手の方は地に足のついたかなり堅実な作戦をとる方のようです。

2013年12月20日金曜日

ビルマShwebo北東の陸戦に快勝

1942年5月4日、ニューギニア島南岸のTerapoに巡洋艦が艦砲射撃に出かけました。ラバウルか、もしかしたらニューギニア北岸のどこかにいるかもしれない陸攻の雷撃が怖いので、前日はP-40EがCAPしているPort Hedlandで過ごしました。Port HedlandからTerapoは距離6ヘクスなので、最高速度30ノット超の巡洋艦TFならば一日のうちに行って帰ってこれるからです。ところが、リプレイを見ていたところTerapoの手前のヘクスで呂33潜と遭遇してしまいました。呂33潜はCL St. Louisにむけ魚雷を4本発射しましたが、幸い命中しませんでした。その後の爆雷による反撃は奏功せず、ふたたびTerapoに向けての航海を再開しました。爆雷が命中しなかったことはそれほど残念とも感じませんが、気がかりなのはこの呂33潜との戦闘に費やした時間です。予定外の戦闘に時間を使ってしまったことで、もしかすると艦砲射撃後にCAPのいるPort Hedlandに帰り着けず、陸攻の雷撃を受けるのではないかと心配になったのでした。艦砲射撃自体は特に問題なく実施でき、また砲撃後の巡洋艦TFはPort Hedlandに戻ることができていて、航空攻撃を受けることはありませんでした。戦果の方はというと、Runway hits 6、Port hits 5、Port supply hits 2とわずかなもの。これは、参加したのがCA PensacolaとCL St. Louis、De Ruyterの3隻だけだったのでやむを得ません。

ニューギニア東部ですが、2月25日のポートモレスビー陥落後、第21師団は西のTerapo方向に撤退した連合軍部隊を追撃しました。そして4月13日にジャングルの中で連合軍5部隊を捕捉殲滅した後、ニューギニア島北岸への移動を始めたのです。ここ数日、サラモアに10数隻規模のTFが停泊しているのを哨戒機が報告していました。今日のオペレーショナルリポートには”Coastwatcher sighting: 10 Japanese ships at 100,126 near Finschhafen , Speed 16 , Moving Northeast”というフィンシュハーフェンのヘクスのコーストウォッチャーの目撃報告が載せられています。きっと第21師団はサラモア港で乗船し、トラック方面に向かったのでしょう。サラモアは小さな港ですし、歩兵師団は大所帯ですから、一つのTFだけでは運びきれずにまだ残っている兵隊さんもいるかも知れませんが。あと、ポートモレスビーに駐屯している日本兵の数からみると、ポートモレスビー攻略に参加したもう一つの師団、近衛師団の方もすでにポートモレスビーにはいないようです。

中国戦線では、常徳で日本側の砲撃がありました。日本側は4個師団、7個戦車聯隊で素のAVが2296なのに対し、中国軍は7個軍団などで1379と判明しました。素のAV的にはほぼ6割近い戦力で森林ヘクスですからそこそこやれそうに見えますが、中国軍の実体はというと、サプライ不足でとてもまともに戦えそうもありません。はるか北方(このゲームのマップ上の北)では天水の北東ヘクスでの陸戦で敗北です。日本軍は3個師団を集めていますから、この後南下されれば天水も防衛不能です。

ビルマではShweboの北東のヘクスで連合軍が攻撃し、日本の戦車第4聯隊を殲滅しました。今日の攻撃に参加したのは、オーストラリア第6師団とイギリス第7機甲旅団、砲兵2ユニットとHQユニット(IV Indian Corps)です。これまで連戦連勝だった日本の戦車聯隊も、中東で経験を積んできたオーストラリア第6師団の敵ではなく、地上戦で連合軍が快勝したのは開戦後これが初めてです。この勝利を受けて、英豪軍はShweboに向かって移動を始めました。Shweboの泰国軍3個師団はすでに後退を始めているようです。ラシオも膠着状態になっていますし、日本側のビルマへの投入兵力が少なすぎる印象を受けます。偵察する手段に乏しいので、真剣に探ってみたことはなかったのですが、もしかするとラングーンあたりに何個師団かいるんでしょうか?今日、こんなにあっさり勝てたことを受けて、5月15日からのモンスーン入り後もサプライの状況が許せば、ビルマ中部の根拠地を解放していきたいと思い始めました。そのためにはまずビルマの日本軍の戦力把握が急務となります。

2013年12月19日木曜日

各所で日本軍地上部隊が前進中


1942年5月3日、中国戦線では常徳に日本軍11部隊が到着しました。常徳の南東のヘクスにまだ後続する部隊があるので、明日攻撃があるのかどうかは分かりません。でも常徳の中国軍はサプライ不足ですから、増援を待たずに攻撃されても陥落してしまうと思います。また天水の北東のヘクスにも日本軍が到着しました。ここの中国軍は以前の西安方面の戦いの敗残兵で、戦力はわずか。ここも持ち堪えられそうもありません。日本軍は常徳や天水の飛行場を整備し、成都と重慶に対して爆撃を行い、サプライを破壊するつもりなのかなと思います。中国の未来は真っ暗です。

ジャワ島ではバタビアに一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 21機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機による飛行場爆撃がありました。爆撃の後に零戦(A6M2 Zero) 45機のsweepがあったので、CAPがしっかりしていれば九七重爆に損害を与えることもできたでしょう。しかし、蘭印空軍は海上の哨戒と日本軍には秘密の空輸作戦に従事しているだけでCAPはいませんから、ハプニングはありませんでした。そして前日5月2日の空襲に続き、今日も地上で5機が破壊されました。こんな感じに日本の飛行機は活躍していますが、今日も地上部隊はお休みでした。いつごろ陸戦が再開されるのか不明ですが、蘭印軍にとっては遅い方がいいですね。

ビルマではShweboから北東のヘクスに移動しつつあった日本軍と接触しました。日本軍は1部隊であり、戦車聯隊だと思われます。このヘクスの連合軍は歩兵師団と機甲旅団と砲兵部隊各1ずつです。戦車聯隊1個なら充分に対処できるかなと考え、明日はdeliberate attackをしかけてみることにしました。Shweboの泰国軍3個師団には移動のアイコンがついていませんが、実はやはり北西に移動していて、戦車聯隊より一日遅れて明日このヘクスに到着するなんてことになると、敗北するかもしれずちょっと心配です。

2013年12月17日火曜日

1942年4月の成績


1942年5月1日、バタビアには零戦(A6M2 Zero) 45機のsweepに続いて、一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 21機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 60機による飛行場爆撃がありました。CAPは上げていないので思う存分に爆撃ができ、蘭印空軍機11機を地上で破壊するとともに、Airbase hits 15、Airbase supply hits 4、Runway hits 16の命中弾がありました。日本軍としては蘭印軍のちゃちな機体を地上で破壊することよりも、飛行場にダメージを与えてfortificationの増強工事を妨害することが主な目的だと思われます。というのも、バタビアでの陸戦は今日もお休みだったのですが、よく見るとバタビアの日本軍には南西に移動するアイコンがついているのです。まさかバタビアの日本軍全部が南西に撤退するとは思えませんが、疲労値や混乱値のかなり高くなってしまった一部の部隊を安全な後方で休養させるつもりなのでしょう。折角2日連続の陸戦で規模4から2にまで低下させたfortificationを、この休養期間に再度増強されないよう、飛行場爆撃を実施したのだと思います。

樺太南岸でSS DrumがSC CHa-13(99トン、VP 1)を雷撃しました。2本命中したうちの1本は不発でしたが、もう1本は爆発してくれて撃沈できました。漁船なみのわずか99トンの駆潜艇に2本も魚雷をつかうのはもったいない気もしますが、2本とも命中させたのは立派です。アメリカの潜水艦には4月のアップグレードでレーダーが装備されました。まだ不発率は80%のままですが、レーダーで探知することにより、雷撃のチャンスが増えてくれるといいなと思っています。

中国での陸戦はありませんでしたが、日本軍に不気味な動きがみられます。長沙占領後、11部隊が常徳に向けて北上しています。さらに北方(このゲームのマップの上方)では、西安から西域を占領した後しばらく鳴りを潜めていた日本軍が動き始めました。常徳経由で四川盆地に向かう部隊に呼応して、漢中からも四川にむかう予定なのかも知れません。いずれにせよ中国はサプライ不足、兵力不足なので、好きなようにして下さい。

1942年4月の成績を振り返ってみました。まず飛行機の喪失数ですが、今月は連合軍167機に対して日本側は87機とほぼダブルスコアでした。連合軍の被害の1位・2位は先日ビルマで零戦に多数撃墜されたブレニムとP-40Eが占め、バタビアで多数を地上破壊された蘭印軍機がその下につけています。日本側では一式戦の被害の少なさが目立ちます。ふつう(私の経験による「ふつう」)は零戦より一式戦の被害が多くなるのですが、日本側があまり積極的に空襲をしかけてきていないことが、この被害の少なさの原因だと思います。パイロットの死傷も、MIA 9名、WIA 32名、KIA 39名と、この時期としては異例の少なさでした。

今月の沈没艦船をリストしてみて驚きました。連合軍と日本側と合計でたった3隻なんです。あまりに平和すぎる。連合軍の潜水艦が魚雷を命中・爆発させた日本側の商船があと2~3隻あったので、もしかするとあとその2~3隻分は多いのかも知れませんが、それでも合計で一桁です。緒戦期に比較すると連合軍側も多少は危険を避けて航行させるようになってきたので、被害が減ってきているのは確かだと思います。それにしても日本の潜水艦の活動は低調で、たしか4月は日本の潜水艦の魚雷が命中・爆発した連合軍艦船が一隻もなかったような気がします。日本の潜水艦はいったいどこでパトロールしているのか、謎です。

連合軍はアメリカと中東からオーストラリアにfuel(重油)を輸送し、オーストラリを反攻の拠点とすることが常道です。このプレイでは、中東アバダンで生産される重油はケープタウン経由でオーストラリア南西のパースに輸送しています。ケープタウンまではソコトラ島周辺のわずかな海域を除くとマップ外の航行なので安全です。マップ外からパースに向けて連合軍のタンカーを示す緑色のドットが並んでいますが、これまではこの海域で潜水艦の襲撃を受けることがありませんでした。ただ、蘭印を手にした日本側は潜水艦をこのへんまでパトロールさせやすくなるので、今後変化があるかも知れません。

アメリカ大陸産の重油も、一部を東海岸からケープタウン経由でパースに輸送していますが、大部分は南太平洋経由でシドニーに輸送しています。南太平洋に直線上に並ぶ緑色のドットはシドニー行きのコンボイです。タヒチなどを経由地にしているので、マップのかなり南の方を航行しています。こちらのコンボイもまだ日本の潜水艦に接触したことがないので、日本の潜水艦はもっと北の方にいるんでしょうね。

最後にマップ外からインド洋のココス諸島までつらなる緑色のドットですが、これはココス諸島とその先のクリスマス島へ向かうコンボイです。ジャワ島・スマトラ島を日本の手に委ねることはやむを得ないことですが、そのはるか沖にあるココス諸島とクリスマス島はかなり本気で守りたいと思っています。

2013年12月16日月曜日

ラシオの日本軍が後退


1942年4月30日はおちついた日でした。2日続けてDeliberate attackを実施したバタビアの日本軍は、かなりお疲れとみえて今日はお休みでした。また、気がかりだったビルマのラシオの日本軍にも後退を示すアイコンがついています。ラシオの日本軍5個聯隊すべてが後退を始めたのか、それともdisabledになったdeviceの多い一部の聯隊だけ後方での休養のために後退させたのかは今のところ不明です。でも、どっちにしても当面のラシオ陥落の危険がなくなったことはうれしい限りです。たとえ中国全部を征服されても、中国の日本軍がビルマ方面に進出してくる出口であるラシオさえ抑えておければ安心なので。さて、同じビルマでもShweboの日本軍は北上の動きを見せています。連合軍にはオーストラリア軍1個師団が加わっていることに気付いていないのかな。

2013年12月15日日曜日

ビルマのShwebo、天長節の戦いに敗北

1942年4月29日、ビルマのShweboで日本軍のDeliberate attackがありました。日本軍は第4戦車聯隊と泰国軍3個師団で素のAVが日本側527なのに対し、イギリス軍の第7機甲旅団は147。日本側には疲労のマイナス修正、イギリス軍には指揮官のプラス、準備不足のマイナス修正がつき、修正AVは175:81。オッズ比2:1で敗北し、後退を余儀なくされました。死傷者も、日本側のdevice 6個が破壊され68個がdisabled(負傷、故障)になったのに対し、イギリス軍のdevice 75個が破壊され70個がdisabledになっています。泰国軍は弱いから大丈夫だろうと考え、増援のオーストラリア師団が到着するのをのんびり待っていたのですが、甘すぎました。戦力を小出しにして各個撃破されるのは、私の悪い癖で、反省。今後どうするかですが、5月15日のモンスーン入りを前にShweboを確保しておきたいと思っていましたが、歩兵師団とこの敗退した戦車旅団の組み合わせで奪回するのは無理でしょうか。いちおう、Shweboに向けて前進させています。

ジャワ島のバタビアでも日本のDeliberate attack。こちらは素のAV 2008:668。蘭印側に地形のプラス、準備不足と経験不足のマイナス修正があり、修正AV 922:1477。オッズ比1:2で防衛ですが、fortification(防禦施設)をさらに破壊され、規模が3から2に低下しました。昨日は修正AVで日本側が上回っていたのですが、今日は蘭印軍の方が多くなっています。このへんは乱数の影響なんでしょうかね。死傷者も、日本側のdevice 56個が破壊され324個がdisabledになったのに対し、蘭印軍のdevice 97個が破壊され177個がdisabledと、日本側の方が多くなっていました。もっとも、破壊されたdeviceの数は蘭印軍の方が多いのですが、disabledになったdeviceは短時日で復活するわけではないので、この会戦だけを考えると、破壊されたdeviceもdisabledになったdeviceも一緒と考えていいでしょう。あしたも同じように攻撃があるのか、それとも疲労がたまってきていて一日お休みになるのか、どっちでしょう。

中国では長沙から常徳に向けて7ユニットが前進してきました。これは戦車聯隊が先着したもので、このあとに歩兵部隊が続いているのかなと思います。日本軍は常徳を攻略し、その後に四川盆地を目指すのでしょう。

2013年12月14日土曜日

今日はビルマ上空で30機も失う


1942年4月28日、軽い気持ちで昨日と同じようにビルマへの空襲を行ったところ、日本軍のCAPに待ち伏せされて大きな被害を出しました。中の人の士気はだだ下がりです。第1波はチッタゴンからマンダレーにP-40E Warhawk 17機のsweepでした。このsweepは、マンダレーの日本軍地上部隊がShweboの増援に移動を始めるのではないかと予想し、それを叩くためにB-17による爆撃を指示したので、予想されるCAPを排除するためのsweepでした。マンダレー上空には零戦(A6M2 Zero)がCAPしていました。ここまでは想定通りなのですが、想定と違うのは、零戦の機数が27機と多かった点と、零戦が高度2万フィートでCAPしていたことです。P-40は高空性能が良くないので高度1万1000フィートで侵入したのですが、数的劣勢と高度差の不利とがあいまって、11機(A2A 10, Ops 1)を失う大敗を喫しました。零戦は1機が撃墜されただけでした。

第2波はレドのBlenheim IV 15機がラシオの日本軍地上部隊の爆撃に向かいました。昨日と同じくジャングルヘクスにいる日本軍地上部隊にdeviceの被害はありませんでしたが、ブレニムにも被害はありませんでした。第3波と第4波もレドからラシオへ、Blenheim IV 18機と6機が空襲に向かいました。最初にブレニムが到着した時にはCAPはいなかったのですが、第3波と第4波が到着したときには、ラシオ上空で零戦(A6M2 Zero) 21機がCAPしていました。ラシオに配備されているHurricane IIb Trop 4機がブレニムの護衛につきましたが、零戦よりかなり数的に劣勢なこともあり、24機のブレニムのうち19機(A2Aで18、Ops loss 1)を失う大損害。零戦は2機が撃墜されただけでした。最後にカルカッタからのB-17 23機(B-17D Fortress 6, B-17E Fortress x 17)がマンダレーの日本軍地上部隊を爆撃しました。この時点でもマンダレーには零戦(A6M2 Zero) 19機がCAPしていましたが、B-17に損失機はなく、逆に零戦1機を撃墜しました。しかし地上部隊のdeviceは6個がdisabeldになっただけで、満足すべき戦果ではありませんでした。

コンバットリポートをみると、マンダレーでもラシオでもCAPしていたのは鹿屋空戦闘機隊でした。おそらくマグエ飛行場に配置されているのだと思いますが、2ヘクス離れたマンダレーに27機、5ヘクス離れたラシオにも21機を派遣できるということは、空母を利用して定数70機くらいにまで拡張されているのかも知れません。それにしてもこの時期の零戦は手強く、今日のスコアをまとめると、連合軍機30機(ブレニム 19、P-40E 11)損失に対し、零戦 7機と大敗でした。sweepするにしても、数的に優勢になることを心がけないといけないですね。

その後、ラシオで日本軍によるDeliberate attackがありました。素のAVは日本軍269:英軍294。英軍には地形と防御施設によるプラス、準備不足・疲労・低い士気・経験不足のマイナス修正があり、また日本側にも疲労のマイナス修正がつき、修正AVは99:352。fortificaitonも破壊されず3のままで、オッズ比1対3で余裕の防衛成功でした。マンダレーからラシオまでジャングルの中を行軍してきた日本軍部隊は、昨日と今日の爆撃でさらに疲労がたまってしまっていたのでしょう。そう考えないと今日の空襲で失われたブレニムのパイロットがかわいそう。

さて、防衛には成功しましたが死傷者をみてみると、日本軍のdeviceが1個破壊され21個がdisabledになっただけなのに対し、英軍のdeviceは7個が破壊され73個がdisabeldになりました。このゲームの陸戦は火器を使った射撃フェーズがあり、その後AVのオッズ比により白兵戦が実施されるかどうか決まることになっています。今日の戦闘はオッズ比1:3と守備側有利なので白兵戦は行われませんでした。しかし日本側は戦車聯隊4個と捜索聯隊1個で、車輛を452両も所持しているそうです。452両のうちの多くは「戦車」でしょうが、守備側のビルマ第1師団にはまともな対戦車兵器がないため、射撃・砲撃フェーズの損害がこういう大差になったのだと思います。でも白兵戦値であるAVは守備側がだいぶ有利ですし、ラシオには対戦車砲部隊などの増援を向かわせているので、日本軍が歩兵師団1-2個を増援に送りこんだりしなければ、しばらくラシオは大丈夫かなと思います。

ジャワ島のバタビアでも日本軍のDeliberate attackがありました。日本側は4個師団、3個歩兵聯隊、1個戦車聯隊、4個工兵聯隊、25軍司令部で素のAVが2328なのに対し、蘭印軍は900。蘭印軍には地形によるプラス、準備不足・経験不足のマイナス修正があり、修正AVは1221:831。fortificaitonが破壊され規模3になりましたが、オッズ比1対1なので今日のところはなんとか防衛成功です。死傷者数は、日本軍のdeviceが39個破壊され444個がdisabledになったのに対し、蘭印軍のdeviceは25個が破壊され268個がdisabeldになりました。防御施設のおかげで死傷者数は少なく済みましたが、修正AV自体はすでに日本側が1.5倍もあるので、陥落は時間の問題でしょう。バタビア戦に関しては、陥落までに日本側のdeviceをどのくらい破壊したりdisabledにできるのかを眺めるくらいしか楽しみはありません。

2013年12月13日金曜日

バタビアの飛行場爆撃で14機を破壊される

1942年4月27日、バタビアには零戦(A6M2 Zero) 44機のsweepに引き続いて、一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 22機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 59機が飛行場爆撃にやってきました。蘭印軍はもうCAPを上げることは諦めていますが、対空砲が高度10000フィートから爆撃した九七重爆を1機撃墜してくれました。しかし、飛行場にはAirbase hits 14、Airbase supply hits 4、Runway hits 43の命中弾がありました。バタビアの飛行場には蘭印各地から避難してきた飛行機が集中していたので、今日の爆撃で14機(PBY-5 Catalina 3, 139WH-3 3, Do-24K-1 3, L-212 2, 75A-7 Hawk 2, CW-22 Falcon 1)が地上で破壊されました。まあ、飛行場爆撃の主な目的はこれらの旧式機の破壊ではなく、fortification(防禦施設)の増強工事を妨害することだとは思いますが、地上で敵機を破壊できればそれだけ日本側の士気も上がったことでしょう。

リプレイを見ながら、この飛行場爆撃に引き続いて当然陸戦を仕掛けられるものとばかり思っていましたが、今日はdeliberate attackはおろか、bombardment attackもありませんでした。肩すかし、それも圧倒的に強力なはずの横綱・日本軍が肩すかしをくわせなくともいいだろうに、そんな感想をもちます。明日以降、地上部隊への爆撃をしながら陸戦を始めるつもりなのかなとは思いますが、蘭印の弱兵を相手にそんなに慎重にしなくとも、と感じてしまいます。まあ、こういうあたりはどちらをもってプレイしているかによってかなり感じ方が違うところかも知れません。

ビルマではレドからラシオにBlenheim IV 36機が日本の地上部隊の爆撃に出かけました。ブレニムIVは日本側でいうと九九双軽にあたる機体かと思います。日本側で今月から生産可能になった九九双軽二型甲よりすこし速度が遅く、兵装も250ポンド爆弾を4発搭載できるだけですが、英軍の主力双発爆撃機なのです。このブレニムIVの本格的な生産(といってもわずか月産12機)は5月からで、今使えるのは増援されたきた飛行隊が装備していた機体だけです。

ラシオにはHurricane IIb Trop 32機が配備されていて、このCAPしているハリケーンがブレニムの護衛役もしてくれました。ブレニムは高度6000フィートから日本の戦車聯隊上空に250ポンド爆弾を投下したのですが、deviceに被害を与えることはできなかった模様です。ラシオはジャングルヘクスなので、地上部隊への爆撃の効果が乏しいのはやむを得ないところですが、多少なりとも士気値や疲労値に悪影響を与えていればいいなと思います。明日は日本側から陸戦があるのかどうか気にかかるところです。Shweboにも、昨日に引き続いてカルカッタからB-17の地上部隊爆撃を指示してありましたが、悪天候のため、今日は飛んでくれませんでした。

2013年12月12日木曜日

南寧陥落


1942年4月26日、中国戦線では日本軍のDeliberate attackで南寧(Nanning)を失いました。日本軍は2個師団など10部隊で素のAV 863:中国軍2軍団など4部隊で280。中国側には地形のプラスはありましたが、経験不足・準備不足のマイナス修正もあり、修正AVは607:155。オッズ比3:1で、fortifictionも1しか建設できていなかったのであっさり陥落です。あとはベトナムとの国境の森林ヘクスにいる中国軍を排除さえすれば、鉄道と1級道路によりシンガポールから釜山までを連絡することができることになりますね。

ジャワ島ではバタビアで日本側の砲撃(Bombardment attack)がありました。日本軍は4個師団、歩兵聯隊3個、工兵聯隊3個、戦車聯隊1個、25軍司令部の合計12ユニットで素のAV 2305なのに対し、蘭印軍は20ユニットで901。fortificaitonは4まで建設してありますが、AVで比較しても日本側が2倍半の優勢ですし、蘭印の兵隊さんが弱兵揃いであることを考慮すれば、3~4回のDeliberate attackで陥落することになるでしょう。

ビルマのラシオには日本軍2部隊が到着しました。まだ到着していない部隊があるので、明日すぐに攻撃されることはないでしょう。日英軍が対峙しているShweboでの陸戦はありませんでした。かわりにカルカッタからB-17 22機(B-17D Fortress 6, B-17E Fortress 16)による空襲を実施しました。さいわいCAPは見当たらず、B-17D Fortress 6機が飛行場を爆撃してAirbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 26の命中弾を得るとともに、B-17E Fortress 16機が地上部隊を爆撃しdevice 3つを破壊し40個をdisabledにしました。こんな感じに爆撃で日本軍(と泰国軍)地上部隊を柔らかくしてから陸戦を仕掛けたいと思います。

2013年12月11日水曜日

ふたたび長沙を失う


1942年4月25日、漢口から長沙の中国軍部隊を狙った空襲がありました。お相手の方の方針なのかも知れませんが、中国での空襲には戦闘機の護衛のつくことが少なく、そのかわり頻繁に空襲の対象を変更することでCAP trapを避けているようです。しかし今日は大きな陸戦があることが予想され、その支援に空襲があるだろうと判断して、昨日のうちに成都からフライングタイガースのP-40E Warhawk一個飛行隊 27機と中国軍のH81-A3一個飛行隊 12機を常徳に移動させ、長沙上空のLRCAP 50%、rest 50%の指示をしておきました。

九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機、九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 24機が護衛戦闘機なしで長沙に達した時、上空にはH81-A3 3機とP-40E Warhawk 3機がCAPしていました。LRCAP 50%の指示なので本当はもっと多数機がCAPしていてほしかったのですが、両機種とも航続距離は短く、また中国の飛行場はどこもサプライ不足で増槽を用意することができないので、6機だけというのもやむを得ないところです。とは言ってもこの6機はしっかり仕事をしていて、九七重爆、九九双軽各4機を撃墜してくれました。連合軍がしてやったりと思えたのはここまで。

その後の日本軍のDeliberate attackで長沙はあっさり陥落です。素のAVが4263:1597、中国軍には地形のプラス、準備不足、経験不足、サプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは2636:881。オッズ比2:1なのでfortification 1のままだったら持ち堪えられたはずですが、日本の戦闘工兵に破壊されてしまい陥落となりました。各地の戦闘で少しずつ戦力をへらし、また占領地の拡大とともに守備隊を配置しなければならないわけですが、日本軍にはまだAV 4000以上の大軍を集中させる能力があります。わざわざ長沙に集中させた兵力ですから、このまま常徳方面に北上させてくるかもしれません。

ビルマではShweboで連合軍側から砲撃を実施しました。昨日の偵察情報によるとShweboの日本軍は2部隊ということでしたが、実際には戦車第4連隊と泰国軍3個師団の4部隊もいました。泰国軍師団は弱兵の定評があり、あしたはDeliberate attackをとも一時は考えたのですが、素のAV自体は147:539とかなりの劣勢です。無理はせず、北東に2ヘクス離れた森林にいるオーストラリア軍の歩兵師団を応援に向かわせることにしました。

ジャワ島ではバタビアに日本軍5万名弱が到着しました。明日から陸戦が始まる模様ですが、どうなることやら。