2013年12月22日日曜日

初めて陸戦のない一日

1942年5月5日、今日は陸戦がありませんでした。こんなことは開戦後初めてなのですが、特にずっと砲撃の続いていたルソン島バターンの砲火が止んだのが驚きです。砲撃戦で日本側に被害のでない日がこのところ続いたので、バターンの連合軍部隊のサプライが底をついたことを察知し、そろそろdeliberate attackに切り替えるつもりかなと想像します。deliberate attackの前に一日、あるいは二日くらい休養を与えて疲労度を最低にし、万全の態勢で攻撃するのではないでしょうか。中国でも昨日は常徳で中国軍の戦力を偵察するためと思われる砲撃戦がありましたが、今日はお休みです。とはいっても、長沙方面から増援部隊が接近しつつあります。マウスカーソルをあわせると1ユニットと表示されますが、中国軍の偵察能力の低さには定評がありますから、もしかすると2ユニット以上かもしれません。

ジャワ島のバタビアには今日も一式戦8Ki-43-Ia Oscar) 21機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 58機の飛行場爆撃があり、Airbase hits 7、Airbase supply hits 3、Runway hits 25の命中弾がありました。連日の飛行場爆撃で、工兵による修復作業が追いつきません。foritificaitionの増強工事を妨害するという日本軍の目的は今のところ充分に達せられています。また、今日も蘭印軍機7機が地上で破壊されました。
10/21st Division is loaded on xAK Tamaki Maru moving to Kalidjati.
今日のSIGINTリポートには、日本軍の第21師団が輸送船でジャワ島のKalidjatiに向かっているという報告がありました。第21師団はバタビア攻城戦に投入されるのでしょうが、バタビアの日本軍の損害は予想以上にひどいのでしょう。弱兵揃いの蘭印軍がこんなに頑張れるとは、思ってもいませんでした。また、この報告ではKalidjati行きとなっていますが、ちょうど今日、日本軍のスラバヤ港の掃海が完了したという報告もあったので、港の施設の完備したスラバヤで下船させるように予定を変更する可能性もあります。

ところで、10/21st Divisionというのは、輸送船に分乗したとき、それぞれの輸送船に乗せられた支隊につけられる名称です。第10支隊まであるということは、少なくとも10隻の輸送船に分乗しているのは確実です。前回のエントリーで触れたように、5月4日に第21師団を乗せていると思われるコンボイがフィンシュハーフェンのヘクスを通過しました。どこに行くのかなと思っていましたが、まさかジャワ島に向かうとは意外でした。ニューギニアの北側を航行して、セレベス島の東側あたりを南下してジャワ海に入るつもりでしょうか。昨日Terapoを艦砲射撃したTFをモルッカ海あたりに派遣して、迎撃できると面白いのですが、アンボンやチモール島のクーパンには陸攻が配置されている可能性が高く、航空雷撃される危険を考えて止めておくことにします。

ニューギニアの東からジャワ島のスラバヤまでは30ヘクスほどあります。18ノットの優秀船でも4日はかかりそう。スラバヤで下船してバタビアの隣のヘクスまで鉄道で戦略移動して、その後徒歩でバタビアに向かう日数も合わせると、第21師団のバタビア到着は早くても5月半ば。バタビア陥落は5月下旬くらいになるでしょうか。

さらに、わざわざニューギニアから第21師団をジャワ島に向かわせたということは、日本軍は南東方面でこれ以上の攻勢を計画していないということかなと推測します。まとまった兵力の必要なオーストラリア東岸への上陸侵攻はないでしょうし、またソロモン方面もすでに占領しているツラギまでで打ち止めでしょう。連合軍側としてはもっと占領地を拡張する=前のめりになってくれることを期待したいのですが、お相手の方は地に足のついたかなり堅実な作戦をとる方のようです。

0 件のコメント: