2015年4月19日日曜日

R級戦艦2隻大破1隻中破

1943年2月9日、南シナ海でSS Petoが第三図南丸を攻撃し、命中した魚雷は爆発してくれました。積荷が燃え始めたというメッセージの表示はなく、南行きの船団だったようです。図南丸級はWitP AE世界で一番大きなタンカーで潜水艦にとっては空母に次ぐ攻撃目標です。沈没することはないでしょうが、うれしい戦果です。

蘭印では予定通りマカッサルへの艦砲射撃が実施されました。第一陣はオランダの軽巡Tromp、Sumatra、JavaでManpower hits 1、Fires 143、Airbase hits 5、Runway hits 23、Port hits 1、Port fuel hits 1、Port supply hits 1の戦果。第二陣はアメリカの重巡Vincennesと軽巡Concord、Raleigh、イギリス軽巡Birmingham、Hobartの5隻でResources hits 1、Manpower hits 6、Fires 741、Airbase hits 15、Airbase supply hits 6、Runway hits 47、Port hits 2、Port fuel hits 4の命中弾を得ています。またコンバットリポートには多数の飛行機を損傷させた (例えばA6M5b Zero: 76 damaged)と報告されていますが、艦砲射撃にともなうこの種の数字が大げさなのはいつものこと。Trackerによると破壊できたのは零戦5機、二式戦6機だけのようです。昨日の偵察機の報告ではマカッサルに135機の戦闘機がいるとのことでした。しかしビマに進出したオランダ軽巡TFが日本の哨戒機に目撃(detection level 3/3)されたので、艦砲射撃を予期して後方に移動させたのだと思われます。とはいっても、2回の砲撃でマカッサルの施設にかなりの被害を与えることができました。第二陣は砲撃後にSSX Ha-3と遭遇しました。かなり前からマカッサルのヘクスには潜水艦のアイコンが表示され続けていますが、この特殊潜行艇のことだったわけですね。でも、被害を受けることなくやり過ごすことが出来ました。

さて、順調だったのはここまで。夜が明けてから悲劇が始まります。巡洋艦TFに続いて戦艦による艦砲射撃も加えてマカッサルを完全に再起不能にしようと考え、ビマにR級戦艦3隻のTFを前進させてありました。きのうビマに進出した巡洋艦TFに対する空襲はなく、またビマには戦闘機2個飛行隊32機を配置してあったので、航空攻撃はまったく予期していませんでした。しかし日本側はきのうビマでみかけた巡洋艦TFに反応して、陸攻に雷撃を、また多数の零戦が護衛につくよう指示したのに違いありません。もしかするときのうマカッサルでみかけた戦闘機は零戦で、艦砲射撃からの避難と陸攻の護衛任務とを兼ねてジャワ島に移動したのかもしれません。

午前中の第一波は零戦(A6M5b Zero) 50機の護衛する九六陸攻(G3M3 Nell) 18機。CAPはHurricane IIc Trop 5機とKittyhawk IA 5機の合計10機のみでした。レーダーが来襲の34分前に探知してくれているのですから、もっとたくさん迎撃してほしかったところです。10機で50機の零戦を相手にするのは無理な話で、少なくとも各3機が撃墜されています。零戦が高度1万フィートから見守るなか15機の九六陸攻15機が雷撃し、戦艦リベンジに魚雷2,ラミリースに魚雷1命中。

困ったことに午後になってからも第2波の九六陸攻(G3M3 Nell) 18機が零戦(A6M5b Zero) 48機をおともにつれて来襲します。CAPはHurricane IIc Trop 3機とKittyhawk IA 3機の合計6機のみ。今回は44分も前に探知しているのに、まったく。やはり護衛の零戦に蹴散らされ、17機の陸攻が雷撃し、戦艦リベンジに魚雷3、ラミリースに魚雷1,リゾルーションに魚雷1が命中です。2月4日のテルナテでの戦艦山城への魚雷1命中の戦果を何倍にもしてお返しされてしまいました。

リプレイ終了後に確認してみると、R級戦艦3隻は防空軽巡アトランタ、マハン級駆逐艦2隻とともにEscort TFに編成されていました。Escort TFというと損傷した主力艦1隻に駆逐艦1隻が分派されたものとばかり思っていましたが、マニュアル92ページの6.2.3.1 AUTOMATIC SHIP SEPARATION FROM TF DUE TO DAMAGE AND LOSS OF SPEEDをみると
戦艦または空母が所属していたTFから離れることになると、コンピュータはその主力艦のためにもう1隻(an additional shipと単数形)を護衛につけようとする。なんらかの対潜能力を持った艦(一般的には駆逐艦)がその護衛艦になる。
とあるので、必ず駆逐艦が護衛につくというわけではないようです。また3隻まとめてのEscort TFなので護衛も3隻派遣してもらえたということなのでしょう。さて、戦艦3隻の状態はというと、リベンジはSys 36, Flt 97(71), Eng 8と沈没寸前。リベンジのインフォメーション画面を開くと退艦を促すブザーの効果音が流れるくらいです。戦艦リベンジには午前と午後の合計で5本もの魚雷が命中しているので、浮いていることの方が不思議なくらいです。Escort TFの目的地は4ヘクス東のWaingapoeになっていますが、速度は1ノットしか出ませんし、Sys 97ではたどり着けるはずがありません。ということで、ビマの港にdisbandすることにしました。ビマの港は規模1ですが、サプライの揚陸などを容易にするためNaval Support deviceが99分隊います。日本側が港への空襲なんていう無慈悲な仕打ちに出ることがなければいいのですが、まあそんなお願いは聞き入れてもらえないでしょう。

他方、戦艦ラミリースはSys 20, Flt 64(44), Eng 4(2)の大破で、リゾルーションはSys 15, Flt 21(16), Eng 2なので中破といったところでしょうか。この2隻はとりあえずWaingapoeに行ってもらうことにしますが、ラミリースは速度7ノットしか出ないのでたどり着けるかどうか微妙なところです。この3隻のR級戦艦のうち、沈没寸前のリベンジはこのまま太平洋で戦ってくれますが、ラミリースはあと315日で、またリゾルーションは239日でwithdrawの予定がはいっています。withdrawの予定のある2艦は修理しているだけで終わってしまいそうな予感です。損傷のひどさとwithdrawまでの期間の関係が逆になってくれていればよかったのに、世の中うまくいきません。

すばしこくかわす駆逐艦と違って低速戦艦が雷撃に弱いのはこのゲームの仕様のようなものですが、陸攻にもそれなりの被害が出ています。午前午後の2波合計36機の九六陸攻のうち、15機が失われています。CAPに撃墜されたのは1機で、またOps lossも1機で、残りの13機は対空砲火によるものでした。防空軽巡アトランタやマハン級駆逐艦の5インチ両用砲の弾薬はかなり減っていましたから、艦隊防空にもそれなりに役立ってくれるようです。これでCAPの数がもう少し多かったら違った結果になっていただろうにと残念です。

しょうもない任務でR級戦艦3隻をダメにしてしまいましたが、現時点で健在な連合軍の戦艦はワシントンとミシシッピがダーウィンにいます。またパールハーバーにメリーランドが、そしてコロラドとアリゾナがパールハーバーに向け航行中と合計で5隻だけ。パールハーバーでアップグレード中のサウスダコタとインディアナはそれぞれあと21日と18日で竣工の予定ですがそれを含めても7隻。日本側の戦艦は大和と武蔵と陸奧を含め、現状これより強力なのは確実ですね。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 93機の空襲があり飛行場にAirbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 14と守備隊にdevice 5個破壊、253個disabledの被害が出ています。重慶の日本軍には移動のアイコンの表示はなく、このまま重慶のヘクスで休養するのかも知れません。

ビルマではペグーとTougooで砲撃戦がありました。ペグーでは日本側が、Tougooでは連合軍側が砲撃戦をしかけたもので相手の戦力を探るのが目的です。ペグーの戦力は日本側が師団2、泰国師団5、歩兵聯隊2、独立歩兵旅団3で素のAVが2575なのに対し、連合軍は歩兵師団2、中国軍軍団1などで1400。ここは開豁地なので、空襲で混乱値や疲労値が上がってしまった状態で陸戦をしかけられるとだめでしょうね。またToungooの方は連合軍のAV 508に対して日本軍485で拮抗していました。このところ日本側はかなり動いているのでもう少し減ったのかと思いましたが、きちんと守備隊を残してありました。

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