2013年4月20日土曜日

ベンガル湾でR級戦艦4隻を雷撃


昭和18年5月3日、今日はインド洋で愉快な出来事が2つありました。ひとつはオーストラリア西岸のPort Hedlandをめぐってのことです。4月30日、Port hedlandに向けて航行していると思われる連合軍のコンボイを発見したことは、先日のエントリーに書きました。コンボイ発見の報を受けて、チモール島クーパンにいたCA高雄・摩耶をPort Hedlandの艦砲射撃に送り出しました。艦砲射撃によってPort Hedlandの飛行場を破壊するついでに、連合軍の商船を補足できればいいなと考えたわけです。

艦砲射撃を予定していたTFは5月1日にはPort Hedlandの北9ヘクス、5月2日には5ヘクスのところに達しました。艦砲射撃TFというものは、夜間に全速力で目的地に到着し、艦砲射撃を実施して、また全速力で帰投する仕様です。本来なら、艦砲射撃実施の前日に目的地から距離5ヘクスなんてところまで接近しなくてもいいんはずだと思うんですよね。こんなところにまで接近したため、案の定、連合軍の哨戒機に発見され、Beaufighter VIc 2機、Beaufort VIII 4機、PB4Y-1 Liberator 4機による空襲を受けました。さいわい爆撃の被害はありませんでしたが、空襲まで受けるようでは奇襲に失敗したことは明らかです。Port Hedlandのヘクスでは巡洋艦2隻とその他数隻がパトロールしていると偵察機が報告していました。巡洋艦との戦闘で弾薬を消費しダメージを受けると、艦砲射撃が実施できるかどうかも不確実ですし、また帰投時に全速力を発揮できず、明日もまた空襲を受ける可能性があります。また昨日も今日もmoonlight 0%と暗い夜です。暗夜ではレーダーを持つ連合軍の有利さが際立つことを1944年以降の海戦の戦い方というエントリーで書いたばかりですから、ここは空襲で被害がなかったことをWitPの神様に感謝して後退することにしました。貴重な燃料を費やして戦果ゼロで帰るのも残念でしたけど。

しかし捨てる神あれば拾う神あり。今回の行動はまったく無意味だったわけではありませんでした。リプレイをみていると、夜が明けてから連合軍の2つのTFが53, 128のヘクスに上陸を実施したと2回告げられました。地名が表示されないのでどこかなと思いリプレイ終了後に調べてみると、Port Hedlandから西に5ヘクスのなにもないヘクスでした。こんなところに上陸するなんて戦略的にも戦術的にも意味があるとは思えません。ここへの上陸の理由ですが、以下のように推定します。

Port Hedlandで地上部隊を揚陸していた連合軍コンボイが、日本側巡洋艦TFの接近を知り、揚陸を中止して逃げることにして、とりあえず逃げる目的地をこの53. 128のヘクスに設定した。またこれらコンボイはオーストラリア西岸南部のパースからやって来たと思われるので、母港はパースにしたままだったのでしょう。そして、本当なら目的地についた時に搭載している部隊とサプライの揚陸を禁止する指示をすべきだったのに、それをし忘れた。なのでこの何もない仮目的地ヘクス53, 128に到着したコンボイは搭載していた部隊とおそらくサプライを揚陸してしまったということだと思います。このコンボイは前日からPort Hedlandで揚陸を始めていたことは確かなので、載せられていた部隊の大部分はPort Hedlandで降り、揚陸が後回しにされるdevice、つまりEngineer Vechicle(ブルドーザーの類)やレーダーがこっちに降ろされてしまったんではないでしょうか。まあ、いずれにせよ、CA高雄・摩耶の行動も全くの無駄足というわけではなく、連合軍にお馬鹿なことをさせる効果はあったので、良しとしたいと思います。

さて、もうひとつの出来事はベンガル湾でのことです。前日5月2日にアキャブから西方4ヘクスに連合軍のTFの存在が報告されました。雨のせいで視界が悪かったのか、艦種不明の1隻が視認されただけで、どちらに向けて航行しているのかは不明でした。ベンガル湾のこのあたりはラングーンに配備されている九六陸攻が哨戒飛行していますが、この部隊のPrimary MissionはNaval Attackと指示してあるので、なんで攻撃してくれなかったのかなと残念に感じました。艦種不明の1隻のTFというだけでは連合軍の意図は不明ですが、良からぬことを企んでいる可能性もあるので、念のため、バンコクで訓練中だった九六陸攻の部隊もラングーンに移動させ、2個飛行隊でベンガル湾の海上哨戒と艦船攻撃を行うよう指示しておきました。

すると、哨戒飛行中の九六陸攻が、今日も同じアキャブから西方4ヘクスに4隻の連合軍艦船が存在することを報告し、この情報にもとづいてラングーンから九六陸攻(G3M2 Nell) 27機が零戦(A6M8 Zero) 15機の護衛で雷撃向かいました。みつかったのはイギリスのR級戦艦4隻でした。九六陸攻は4機が対空砲で撃墜されましたが、残り23機が雷撃を敢行して、BB Royal Sovereignに5本(うち、最後に命中した1本は不発でした)の魚雷が命中し、heavy damageで炎上中。また残りの3隻、BB RamilliesとBB RevengeとBB Resolutionには各2本の魚雷が命中して、BB RamilliesとBB Resolutionがheavy damageと表示されました。ともかく、23機の放った魚雷23本のうち11本が命中ですから、開戦時にForce Zを攻撃したときよりもずっと良い命中率に驚いています。九六陸攻の損失は対空砲で4機とOps loss 2機の6機でした。これを少ないというと、電子の搭乗員の方々に怒られるでしょうが、司令官の目から見ると27機中6機でも少ないと感じてしまうほどの戦果でした。

リプレイ中に沈没した艦はありませんでしたが、Trackerによるとこれら4隻のうちBB Royal Sovereign(VP 178, 31160トン)とBB Ramilliesが沈没したと報告されています。魚雷4本の命中爆発したBB Royal Sovereignは沈没かも知れませんが、BB Ramilliesの沈没は疑わしいと思います。空母だって魚雷2本くらいではなかなか沈みませんからね。まあ、沈没しなかったとしても、ダメージの一番少なかった艦でも修理にドックで2ヶ月くらい、BB Royal Sovereignが生き残っていたとしたら半年近くかかるんじゃないでしょうか。3万トン超の戦艦の修理が可能なRepair Shipyardは、コロンボが4万トン、ケープタウンが8万トン、次に近いのはイギリス本国でしょうか。
BB Revenge 1943年9月16日 
BB Resolution 1943年10月7日 
BB Ramillies 1943年12月22日 
BB Royal Sovereign 1944年1月15日
これらR級戦艦はいずれも上記のようにwithdrawの予定があります。withdrawのためにはダメージがある数値以下(いくつだったか、マニュアルの中でみつけられませんでした)になっている必要があります。ドック入りとドックまでの移動にかかる期間を考えると、こちらで活躍する機会はもうほとんどないのかも知れません。日本側としては、今後マレー半島中央やスマトラ北部への上陸が心配で、これら戦艦は旧式とはいえ艦砲射撃や上陸船団の護衛にはとても役立ったはずなので、今日の戦果はとてもラッキーでした。

今日攻撃したのはラングーンから距離8ヘクスのところでした。これら損傷した各艦はどの程度のスピードを発揮できるのか?一日1ヘクスしか移動できない重篤な被害なら、明日も航続距離9ヘクスの零戦(A6M8 Zero)の護衛で空襲が可能です。しかし明日はもっと遠くまで、チッタゴンやカルカッタの近くにまで達している可能性の方が高いと思います。連合軍として2日続けての空襲で沈められたくはないでしょうから、ビルマ国境近くに配備してあるP-38をチッタゴンなど海岸近くの飛行場に移動させ、LRCAPの傘を差し伸べることと思います。雷撃に向かう九六陸攻が散々な目に会う予感もしますが、見逃すのも惜しいので、2個飛行隊のうちの一方は哨戒に専念させ、一方は哨戒と艦船攻撃を指示してみました。どうなることやら。

それにしても、この4隻の戦艦は何しにこんなところまで出てきたのでしょう。速度の遅い旧式戦艦ですから、やはり艦砲射撃でしょうか。ビルマ内陸の戦いは一段落したので、アキャブから海岸線を進行するため、アキャブの南東隣のヘクスの日本側地上部隊の艦砲射撃を意図していたのかなと想像しています。他になにかありますかね?日本のビルマ駐屯部隊が活動するためにはシンガポールから海路でサプライを輸送することがとても重要です。そのコンボイの襲撃も連合軍としてはやってみたいでしょうが、そのためにはもっとベンガル湾の中心からアプローチするものかと思うのです。この位置だとちょっと遠すぎますよね。あとやはり、前日5月2日にみかけたTFも気になります。あれはなんだったんだろう?あのヘクスまで進出しても日本側から航空攻撃がないことを確認するための偵察目的の囮として1隻だけで進出させたものか??

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