2013年4月14日日曜日

ビルマのマンダレーに連合軍戦闘機247機のsweep


昭和18年4月27日、鳥島のすぐ北でトラックにサプライを輸送するコンボイがSS Graybackに襲撃され、xAK Tensin Maru(VP 10, 4875トン)が撃沈されました。ご覧の通り、判明しているだけで本州南方海上には6隻もの米潜が跳梁しています。日本側もASW TF(ここにみえているだけで5つ)と青ヶ島・鳥島・父島に配備したASW用の飛行隊を活動させていますが、この夜の襲撃には本当に無力です。

ようやく夜間空襲の時期が終わってほっとしていたのですが、今日はビルマ中部のマンダレーに連合軍の戦闘機247機(F4U-1 Corsair 18, F6F-3 Hellcat 71, Hurricane IIc Trop 43, P-38G Lightning 40, P-40K Warhawk 75)、13波におよぶsweepがありました。マグエ・メイクテーラ・Taung Gyi配備の二式戦(Ki-44-IIb Tojo) 27機と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick) 2機がCAPしていましたが、多勢に無勢で、二式戦は27機のうち16機、二式複戦は2機とも撃墜される大敗を喫しました。連合軍機には9機(F4U-1 Corsair 3, F6F-3 Hellcat 2, Hurricane IIc Trop 2, P-40K Warhawk 2)の損失が報告されているだけです。

連合軍はマグエ・メイクテーラ・Taung Gyiに日本の戦闘機がいることを偵察で知っていて、それら戦闘機のCAP覆域内でいちばん手薄そうなマンダレーを狙ってきたのだと思います。このように、目的地と隣接したヘクスににじみ出ているCAPにsweepを掛けるのは、多数のCAPがいる敵の飛行場を制圧するうまいやり方です。こっちも昭和17年には何度か使った方法なのですが、攻撃を受ける側にまわるとつらいものがあります。4月10日・11日にもメイクテーラが連合軍のsweepを受けましたが、その時の空戦スコアは日本側の勝利といえるものでした。前回日本側が持ち堪えることのできた理由は、連合軍が戦闘機をまとめて運用しなかったことだと感じました。相手の方も戦力集中の原則の大切さを痛感したからでしょう、今日は247機という多数を一日にまとめて投入してきたというわけです。この感じだと、明日も多数機のsweepがあって、ついでマグエ・メイクテーラ・Taung Gyi飛行場のどれかに今日はなかった爆撃機の空襲があるのだろうと思います。今日の敗北で疲労・意気消沈してしまった飛行隊はラングーンに下げ、CAPには別の飛行隊をあてることにしました。でも、そもそも日本がビルマに配備している戦闘機をすべて合計しても247機には遠く及びませんから、明日もこれほど多数機にsweepされるようだと、ぜんぜんダメそうです。


連合軍が飛行機や地上部隊などの戦力をビルマ・中国戦域に集中的に投入してきているので、このところ南東方面には夜間空襲を除くとめだった動きがありませんでした。しかし今日はニューギニア島東端のミルン湾に連合軍の空挺作戦があり、奪取されました。以前はここにも特別陸戦隊を配備していました。しかし、ブナやラエといったニューギニア東北東岸の根拠地を奪取されてみると、ここへのサプライ補給はきわめて困難ですし、また保持している意味が小さいと考え、輸送機型の九七大艇をつかって全員ラバウルに撤収させてありました。連合軍も個々が無人だったことを承知していたようで、降下したのは3rd USMC Parachute Bnのうちの84人だけだったそうです。

昭和17年4月から改装を始めた伏見丸級特設工作鑑のうち2隻の改装工事が終了しました。またRA mod固有の艦である改翔鶴級空母(RA modでは信濃と大鳳がないかわりに改翔鶴級空母が3隻追加されています)の龍鶴が就役しました。先日アップグレードが済んだ翔鶴・瑞鶴・龍驤などとともにサイパンに移動させようと思うのですが、冒頭でお示しした多数の米潜水艦に魚雷を命中させられないか心配です。


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